JPH0684504B2 - 水溶性切削油剤の消泡方法 - Google Patents
水溶性切削油剤の消泡方法Info
- Publication number
- JPH0684504B2 JPH0684504B2 JP62318582A JP31858287A JPH0684504B2 JP H0684504 B2 JPH0684504 B2 JP H0684504B2 JP 62318582 A JP62318582 A JP 62318582A JP 31858287 A JP31858287 A JP 31858287A JP H0684504 B2 JPH0684504 B2 JP H0684504B2
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- Japan
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- water
- coolant
- defoaming
- cutting fluid
- soluble cutting
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- Lubricants (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は水溶性切削油剤の消泡方法に関する。
従来の技術 切削・研削加工においては、水溶性切削油剤を水で希釈
して循環使用することが多い(このようにして使用する
切削油剤水希釈液をクーラントと呼ぶ)。
して循環使用することが多い(このようにして使用する
切削油剤水希釈液をクーラントと呼ぶ)。
クーラントは使用中にしばしば発泡の問題が生起する。
たとえば、発泡のために、クーラントがクーラントタン
クあるいは循環系統内のピットからオーバーフローし、
作業環境を悪化することがあり、さらに発泡が激しい場
合には加工ラインを一時停止しなければならないなどの
大トラブルとなることもある。
たとえば、発泡のために、クーラントがクーラントタン
クあるいは循環系統内のピットからオーバーフローし、
作業環境を悪化することがあり、さらに発泡が激しい場
合には加工ラインを一時停止しなければならないなどの
大トラブルとなることもある。
したがって、クーラントを長期にわたり安定に使用する
ためには、その発泡を抑制することが極めて重要であ
る。
ためには、その発泡を抑制することが極めて重要であ
る。
クーラントの発泡を抑制するためには、消泡剤特にシリ
コーン系消泡剤を使用することは周知の通りである。シ
リコーン系消泡剤の使用方法としては、水溶性切削油剤
の原液にあらかじめこれを添加しておく方法があるが、
この方法には、つぎに示す(a)〜(c)の問題がある
ため、クーラントに消泡剤を絶えず補給的に添加しなけ
ればならない。そのために、かなり大きな労力を費さな
ければならない。
コーン系消泡剤を使用することは周知の通りである。シ
リコーン系消泡剤の使用方法としては、水溶性切削油剤
の原液にあらかじめこれを添加しておく方法があるが、
この方法には、つぎに示す(a)〜(c)の問題がある
ため、クーラントに消泡剤を絶えず補給的に添加しなけ
ればならない。そのために、かなり大きな労力を費さな
ければならない。
(a)シリコーン系消泡剤は、一般に水溶性切削油剤原
液中では分散状態にあるため、その添加量が限定され
る。すなわち、多量に添加すると、原液中に均一に分散
することが困難である。
液中では分散状態にあるため、その添加量が限定され
る。すなわち、多量に添加すると、原液中に均一に分散
することが困難である。
(b)シリコーン系消泡剤は、クーラント中においては
不溶解物としてクーラント中で浮遊しているため、切屑
への吸着およびオイルスキマーによる除去などにより、
クーラント中の水溶性切削油剤成分に比較し、優先的に
系外に除去される。
不溶解物としてクーラント中で浮遊しているため、切屑
への吸着およびオイルスキマーによる除去などにより、
クーラント中の水溶性切削油剤成分に比較し、優先的に
系外に除去される。
(c)新液においては良好な消泡性を示すように考慮さ
れたクーラントであっても、使用過程においてはバクテ
リアなどによる変質により発泡の問題がしばしば生じ
る。
れたクーラントであっても、使用過程においてはバクテ
リアなどによる変質により発泡の問題がしばしば生じ
る。
また、使用過程においては、クーラント濃度が高くなり
すぎて発泡の問題が生じることがある。
すぎて発泡の問題が生じることがある。
発明が解決しようとする問題点 クーラントの消泡のための管理の労力を軽減し、少量の
消泡剤の消費で大きな消泡効果をあげる方法を提供する
ことが本発明の目的である。
消泡剤の消費で大きな消泡効果をあげる方法を提供する
ことが本発明の目的である。
問題点を解決するための手段 本発明は融点が30℃以上でかつ特定の溶解速度をもつ固
形シリコーン系消泡剤を選択し、これを細隙を有する容
器に入れてクーラント内に浸漬することにより、前記目
的を達成しようとするものである。
形シリコーン系消泡剤を選択し、これを細隙を有する容
器に入れてクーラント内に浸漬することにより、前記目
的を達成しようとするものである。
すなわち、本発明は、融点が30℃以上であり、かつ水に
対する溶解速度0.1〜100g/日である固形シリコーン系消
泡剤を水が自由に通過し得る細隙を有する容器に入れて
クーラント内に浸漬することを特徴とする水溶性切削油
剤の消泡方法である。
対する溶解速度0.1〜100g/日である固形シリコーン系消
泡剤を水が自由に通過し得る細隙を有する容器に入れて
クーラント内に浸漬することを特徴とする水溶性切削油
剤の消泡方法である。
なお、本発明において使用する「溶解速度」という表現
は、「自己乳化速度」および(または)「分散速度」を
意味する。
は、「自己乳化速度」および(または)「分散速度」を
意味する。
すなわち、本発明で用いる固形シリコーン系消泡剤はシ
リコーンオイルおよび(または)変形シリコーンオイル
に固形化剤(融点調整剤)、乳化剤およびカップリング
剤などを添加したものであるがために、水に完全に溶解
するものではないからである。
リコーンオイルおよび(または)変形シリコーンオイル
に固形化剤(融点調整剤)、乳化剤およびカップリング
剤などを添加したものであるがために、水に完全に溶解
するものではないからである。
つぎに構成要件を詳細に説明する。
(固形シリコーン系消泡剤) 本発明に用いる固形シリコーン系消泡剤は、融点が30℃
以上であり、かつ水に対する溶解速度が0.1〜100g/日で
あればなんでもよい。溶解速度が100g/日よりも大きい
と容器中の消泡剤の消失速度が速くなり好ましくない。
以上であり、かつ水に対する溶解速度が0.1〜100g/日で
あればなんでもよい。溶解速度が100g/日よりも大きい
と容器中の消泡剤の消失速度が速くなり好ましくない。
一方、溶解速度が0.1g/日よりも小さいと好ましい消泡
効果は得られない。また、融点が30℃に満たない場合に
は、クーラント温度の上昇時(特に夏期)において直ち
に溶解し、消泡剤は消失されてしまう。
効果は得られない。また、融点が30℃に満たない場合に
は、クーラント温度の上昇時(特に夏期)において直ち
に溶解し、消泡剤は消失されてしまう。
したがって、融点が30℃以上であり、かつ水に対する溶
解速度が0.1〜100g/日の固形消泡剤を用いるのが望まし
い。
解速度が0.1〜100g/日の固形消泡剤を用いるのが望まし
い。
この発明に用いるのに適した消泡剤の処方例を下記に示
す。
す。
温度25℃での粘度が1,000cst.のジメチルポリシロキサ
ン90%に、湿式法シリカ8%と、MQレジン((CH3)SiO
1/2単位とSiO1/2単位とよりなり、その比が0.4:1〜1.2:
1の範囲内にあるシロキサン樹脂の固形分が75%のキシ
レン溶液)2%とを加え、均一に分散させた後、温度18
0〜200度に加熱処理して消泡剤コンパウンドを得た。
ン90%に、湿式法シリカ8%と、MQレジン((CH3)SiO
1/2単位とSiO1/2単位とよりなり、その比が0.4:1〜1.2:
1の範囲内にあるシロキサン樹脂の固形分が75%のキシ
レン溶液)2%とを加え、均一に分散させた後、温度18
0〜200度に加熱処理して消泡剤コンパウンドを得た。
つぎに、MQレジンとポリオキシエチレン、ポリオキシプ
ロピレン(分子量約6,000)とを反応させて得たポリオ
キシアルキレン−ポリシロキサン共重合体10%と、ポリ
オキシエチレンアルキルフェニルエーテル「トライトン
X100」(ローム アンド ハース社製)5%とを、分
子量2,000のポリプロピレングリコール45%に加えて均
一分散液を得、この分散液に上記コンパウンド40%を
加えて均一に攪拌して自己乳化型消泡剤コンパウンド
を調製した。
ロピレン(分子量約6,000)とを反応させて得たポリオ
キシアルキレン−ポリシロキサン共重合体10%と、ポリ
オキシエチレンアルキルフェニルエーテル「トライトン
X100」(ローム アンド ハース社製)5%とを、分
子量2,000のポリプロピレングリコール45%に加えて均
一分散液を得、この分散液に上記コンパウンド40%を
加えて均一に攪拌して自己乳化型消泡剤コンパウンド
を調製した。
上記調製したコンパウンドは、水に加えて攪拌すると
容易に分散(自己乳化)して乳白色のエマルジョンを与
えるものである。この自己乳化型消泡剤コンパウンド
にその他の添加剤を加え、シリコーン系固形消泡剤を調
製した。その処方例を第1表に示す。
容易に分散(自己乳化)して乳白色のエマルジョンを与
えるものである。この自己乳化型消泡剤コンパウンド
にその他の添加剤を加え、シリコーン系固形消泡剤を調
製した。その処方例を第1表に示す。
第1表において、数値は重量%を示す。また、シリコー
ン系固形消泡剤AおよびBについてはその形態および重
量は任意にできるがここでは約65mmφの円筒形とし、重
量は約100g/1個とした。
ン系固形消泡剤AおよびBについてはその形態および重
量は任意にできるがここでは約65mmφの円筒形とし、重
量は約100g/1個とした。
(容器) この発明に用いる容器は、水が自由に通過しうる細隙を
有することを要件とするが、細隙の大きさと消泡剤の効
果とは本質的に無関係である。ただし、望ましい細隙の
大きさは1mm以上20mm以下である。1mm未満であると、溶
出した固形消泡剤により目詰りを起こしやすく、消泡剤
のクーラントへの溶出が円滑に進行しにくい。また、20
mmを越すと、固形消泡剤が十分消費される以前に容器外
に出ることがあるためである。
有することを要件とするが、細隙の大きさと消泡剤の効
果とは本質的に無関係である。ただし、望ましい細隙の
大きさは1mm以上20mm以下である。1mm未満であると、溶
出した固形消泡剤により目詰りを起こしやすく、消泡剤
のクーラントへの溶出が円滑に進行しにくい。また、20
mmを越すと、固形消泡剤が十分消費される以前に容器外
に出ることがあるためである。
具体的には、繊維材料でつくった布や、金属やプラスチ
ック材料でつくった網で消泡剤を包んだり、これを袋状
にしてその中に消泡剤を入れたり、各種材料でつくった
箱に多数の孔をあけてその中に消泡剤を入れるなどの方
法がある。
ック材料でつくった網で消泡剤を包んだり、これを袋状
にしてその中に消泡剤を入れたり、各種材料でつくった
箱に多数の孔をあけてその中に消泡剤を入れるなどの方
法がある。
実施例 つぎに実施例によって本発明を具体的に説明する。ただ
し、本発明はこれらによってなんら制約されるものでは
ない。
し、本発明はこれらによってなんら制約されるものでは
ない。
以下に述べるように、実機の平面研削盤およびマシニン
グセンターに付随するタンク中で本発明の方法を適用し
て、その効果を試験した。すなわち、本発明の固形シリ
コーン系消泡剤AおよびBを約5mmの細隙を有する金網
で包み、クーラント中に懸垂浸漬し、その効果を試験し
た。
グセンターに付随するタンク中で本発明の方法を適用し
て、その効果を試験した。すなわち、本発明の固形シリ
コーン系消泡剤AおよびBを約5mmの細隙を有する金網
で包み、クーラント中に懸垂浸漬し、その効果を試験し
た。
なお、休日(土、日曜日)には消泡剤をクーラント外に
ひきあげたが、それ以外は終日クーラント中に懸垂浸漬
しておいた。第2表に試験結果を示す。
ひきあげたが、それ以外は終日クーラント中に懸垂浸漬
しておいた。第2表に試験結果を示す。
これらの実機に付随するタンクにおいては、本発明の方
法を適用する以前は、毎日20ppm以上の消泡用市販シリ
コーンオイルを作業者がタンク中に投入しなければなら
なかった。すなわち、消泡用市販シリコーン油の投入を
行なわない場合には、クーラントの発泡が厳しいために
クーラントがタンクからオーバーフローし、作業が困難
となるからである。
法を適用する以前は、毎日20ppm以上の消泡用市販シリ
コーンオイルを作業者がタンク中に投入しなければなら
なかった。すなわち、消泡用市販シリコーン油の投入を
行なわない場合には、クーラントの発泡が厳しいために
クーラントがタンクからオーバーフローし、作業が困難
となるからである。
本発明の方法を適用することにより、実施例からも明ら
かなように、クーラントの発泡は良好に抑えられた 発明の効果 本発明の方法により、消泡剤は徐々にクーラント中に溶
出し、クーラント中の消泡剤の濃度は長期にわたり適度
に保たれるので、消泡剤を頻繁にクーラントに添加する
労力を省くことができる。
かなように、クーラントの発泡は良好に抑えられた 発明の効果 本発明の方法により、消泡剤は徐々にクーラント中に溶
出し、クーラント中の消泡剤の濃度は長期にわたり適度
に保たれるので、消泡剤を頻繁にクーラントに添加する
労力を省くことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C10N 40:22 (56)参考文献 特開 昭47−14084(JP,A) 特公 昭46−9803(JP,B1) 特公 昭31−1309(JP,B1)
Claims (1)
- 【請求項1】融点が30℃以上であり、かつ、水に対する
溶解又は分散速度が0.1〜100g/日である固形シリコーン
系消泡剤をクーラント内に浸漬することを特徴とする水
溶性切削油剤の消泡方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62318582A JPH0684504B2 (ja) | 1987-12-18 | 1987-12-18 | 水溶性切削油剤の消泡方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62318582A JPH0684504B2 (ja) | 1987-12-18 | 1987-12-18 | 水溶性切削油剤の消泡方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01161091A JPH01161091A (ja) | 1989-06-23 |
| JPH0684504B2 true JPH0684504B2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=18100745
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62318582A Expired - Fee Related JPH0684504B2 (ja) | 1987-12-18 | 1987-12-18 | 水溶性切削油剤の消泡方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0684504B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6207722B1 (en) | 1998-12-31 | 2001-03-27 | Dow Corning Corporation | Foam control compositions having resin-fillers |
-
1987
- 1987-12-18 JP JP62318582A patent/JPH0684504B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01161091A (ja) | 1989-06-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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