JPH068484A - 画像形成用露光装置及び方法 - Google Patents

画像形成用露光装置及び方法

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JPH068484A
JPH068484A JP17067792A JP17067792A JPH068484A JP H068484 A JPH068484 A JP H068484A JP 17067792 A JP17067792 A JP 17067792A JP 17067792 A JP17067792 A JP 17067792A JP H068484 A JPH068484 A JP H068484A
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JP
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light
fixing
recording material
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image
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JP17067792A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Sawano
充 沢野
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光量の安定した状態で露光定着を行うことが
でき、かつ処理時間を短縮する画像形成用露光装置及び
方法を得る。 【構成】 光源は必要時のみ点灯させ、それ以外は消灯
するように制御されている。光源の点灯開始時は蛍光灯
の表面温度が低いため、必要な光量を得ることができな
い。従って、感熱記録材料が各光源に到達した時点で点
灯したのでは、安定した定着が行えないことになる。こ
のため、光源が点灯を開始してから定着可能な光量が得
られる(表面温度としては30℃〜50℃となる)まで
の時間(t R )を予め検出すると共に、支持ドラムの回
転速度に基づいて感熱記録材料の所定位置(例えば先
端)がサーマルヘッドから各光源へ至るまでの時間(t
S )が予め記憶され、これらの差(tR −tS )から、
光源を点灯時期Sを定めている。これにより、光源が定
着可能な光量を出力し始めた時点から定着処理が行える
ことになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光定着型感熱記録材料
へ画像を記録した後に発光させて露光定着を行う画像形
成用露光装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光定着型感熱記録材料を用いて画像を記
録する場合、発熱体による画像記録後に定着用蛍光灯を
照射することによって定着するようにしている。光定着
型感熱記録材料として、本出願人は透明支持体に、実質
的に透明で相異なる色相に発色する発色層を設けること
により、従来になく良好な感熱発色画像を得ることがで
きる多色感熱記録材料を提案している(特願昭61−8
0787号、特願昭62−88196号、特願昭62−
75409号)。この感熱記録材料へは、主走査方向に
配列された感熱ヘッドを副走査方向へ走査して画像を記
録するようになっている。ここで、一方の面に多重に発
色層が設けられている場合は、最上層(最も表面に近い
層)を他の層が加熱されない程度の熱量で加熱発色さ
せ、この発色層を定着して他の発色層の加熱処理を行う
必要がある。
【0003】例えば、ドラムの周面の一部に軸線方向に
沿って感熱ヘッド及び定着用蛍光灯を裸のまま或いは反
射フードが具備された状態で配設し、前記ドラムに多色
感熱記録材料を巻き付けて回転させ感熱ヘッドの発熱に
よって各色毎の画像データに基づいて画像を記録した後
に定着用蛍光灯を照射することを繰り返す。
【0004】これによれば、感熱記録方式によっては従
来得ることのできなかった優れた色相、優れた色分離性
及び画像保存性も良好な多色画像を得ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記定
着用蛍光灯の光量は定着用蛍光灯の温度によって変動
し、定着むらが発生することがある。特に、点灯直後で
は、定着用蛍光灯の表面温度の立ち上がりが遅く、光量
不足で安定した定着を行うことができない。また、連続
して点灯させておくと、表面温度が上がり過ぎて光量が
低下する。すなわち、図6に示される如く、定着用蛍光
灯の表面温度の最適値(光量が最大となる温度)はピー
ク値(極大値)を有する二次関数的な特性を有してい
る。一般に最適な表面温度は40℃であり、その前後1
0℃(30℃〜50℃)の範囲内であれば、定着不良は
発生しないことは、実験の結果判っている。なお、この
実験は、蛍光灯の最冷点に温度センサを取付けて測定
し、紫外光を検出することが可能な紫外線検出センサに
よって光量を検出したものである。
【0006】このため、定着用蛍光灯は必要な時間だけ
点灯させておき、それ以外は消灯させておくことによ
り、温度の過上昇を抑える必要があるが、このように、
定着用蛍光灯の点灯及び消灯を繰り返すと、点灯開始の
度に所定温度となるまで画像の記録を待機する必要があ
るため、処理時間が長くなるという問題点があった。
【0007】本発明は上記事実を考慮し、光量の安定し
た状態で露光定着を行うことができ、かつ処理時間を短
縮することができる画像形成用露光装置及び方法を得る
ことが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、光定着型感熱記録材料へ画像を加熱記録する加熱記
録部と、前記加熱記録部の前記光定着型感熱記録材料の
搬送方向下流側に配設され画像を露光定着するための光
源を備えた定着部と、前記光源を点灯及び消灯させる光
源駆動手段と、前記光定着型感熱記録材料を繰り返して
露光定着する場合に前記光定着型感熱記録材料が定着部
へ到達するまでに前記光源の光量が所定の光量となるよ
うに前記光源の点灯開始時期を演算する演算手段と、前
記演算手段で演算された点灯開始時期に基づいて前記光
源駆動手段を制御し光源を点灯させる点灯時期制御手段
と、を有している。
【0009】請求項2に記載の発明は、光定着型感熱記
録材料へ画像を加熱記録した後に画像定着用の光源を点
灯させて露光定着する画像形成用露光方法であって、前
記光源が点灯開始されてから所定の光量となるまでの準
備時間と前記光定着型感熱記録材料の加熱記録開始位置
から露光定着開始位置までの搬送時間とを予め求め、こ
の準備時間と搬送時間とに基づいて前記光源の点灯開始
を基準とする前記光定着型感熱記録材料の加熱記録を開
始するスタート時間を逆算することを特徴としている。
【0010】請求項3に記載の発明は、前記請求項2に
記載の発明において、前記光定着型感熱記録材料の所定
速度での搬送中において、前記光源の点灯開始時に搬送
速度を遅くし、前記光定着型感熱記録材料の先端が加熱
記録位置へ至るまでの間に所定速度に復帰させることを
特徴としている。
【0011】請求項4に記載の発明は、前記請求項2に
記載の発明において、前記光定着型感熱記録材料の所定
速度での搬送中において、前記光源の点灯開始時に搬送
速度を遅くし、この搬送速度遅延中は、加熱記録位置を
前記光定着型感熱記録材料の先端に設けられた非画像部
が通過することを特徴としている。
【0012】請求項5に記載の発明は、複数の発色層を
有する光定着型感熱記録材料の各発色層を最上層から順
次加熱記録及び露光定着を繰り返すことにより画像を得
る場合に、下層の発色層を加熱記録するにつれて前記光
定着型感熱記録材料の搬送速度を遅くすることにより、
下層の発色層の加熱記録のための熱量を上げる画像形成
装置に用いられ、前記各発色層の露光定着のための光量
を制御する画像形成用露光方法であって、各発色層にお
ける前記露光定着によって受ける光量が一定となるよう
に前記速度変化に応じて光量を変化させることを特徴と
している。
【0013】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、定着部の光源
は点灯開始時から所定時間警戒した後に所定の光量が得
られる。このため、点灯開始直後から定着処理を行うこ
とはできない。そこで、演算手段では光定着型感熱記録
材料が定着部へ到達するまでに前記光源の光量が所定の
光量となるための点灯開始時期を逆算する。点灯時期制
御手段では、逆算された点灯時期に光源駆動手段を制御
して光源を点灯させる。これにより、光定着型感熱記録
材料が定着部へ到達した時点で光源から所定の光量が得
られ、確実に定着処理を行うことができる。
【0014】従って、光源による光量が所定の光量とな
るまで待機する必要がなく、処理時間を短縮することが
できる。
【0015】請求項2に記載の発明によれば、光源の点
灯開始から所定の光量となるまでの時間(準備時間)は
光源によって多少異なる。また、光定着型感熱記録材料
の加熱記録開始位置から露光定着位置までの搬送距離及
び搬送速度に応じてこの間の搬送時間が異なる。このた
め、これら準備時間と搬送時間とを予め求めておき、最
適な加熱記録開始のスタート時間を逆算する。これによ
り、光源による光量が所定の光量となった時点で加熱記
録された部位が露光定着されるように同期がとられ、ロ
スがなくなり、処理時間を短縮することができる。
【0016】光定着型感熱記録材料の所定速度での搬送
中において、予め定めた光源点灯時期に点灯を開始でき
ない構成も有り得る。このような場合、請求項3に記載
の発明によれば、光源の点灯開始時に光定着型感熱記録
材料の搬送速度を遅くし、光定着型感熱記録材料の先端
が加熱記録位置へ至るまでの間に所定速度に復帰させる
ようにすれば、加熱記録に影響なく露光定着までの間に
所定の光量を得ることができる。
【0017】また、請求項4に記載の発明によれば、光
定着型感熱記録材料の搬送速度が所定速度よりも遅い間
は、加熱記録位置を前記光定着型感熱記録材料の先端部
の非画像部が通過するようにすれば、加熱記録に影響が
ない。
【0018】請求項5に記載の発明によれば、光定着型
感熱記録材料が複数の発色層を有する場合、各発色層に
よって搬送速度を異ならせることにより、それぞれに適
正な熱量を得ているため、この搬送速度の変化に拘らず
露光定着すると、画像途中で受ける光量が異なり、定着
むらが生じることがある。このため、露光定着によって
受ける光量が一定となるように、前搬送速度変化に応じ
て光量を変化させることにより、各発色層毎に一定の光
量で露光定着することができ、定着むらを防止すること
ができる。
【0019】
【実施例】図1には本実施例に係る画像記録装置の概略
構造が示されている。
【0020】画像記録装置の前面にはスリツト孔状の感
熱記録材料10の搬入・排出口112が設けられ、作業
員の手によって未処理の感熱記録材料10が挿入される
ようになっている。搬入・排出口112から紙面手前側
にはトレイ114が延長され、感熱記録材料10をこの
トレイ114上へ載置して搬入・排出口112へ平面的
に挿入することができるようになっている。また、感熱
処理が終了した感熱記録材料10は、この搬入・排出口
112から排出されるようになっており、前記トレイ1
14はこの排出される既処理感熱記録材料の受け台とし
ても役目も有している。また、このトレイ114は、搬
入・排出口112方向へ挿入することにより装置内部へ
収納可能となっている。
【0021】画像記録装置には、例えばVTR116が
接続されており、このVTR116からの画像信号に基
づいて後述するサーマルヘツド32(図3参照)による
画像記録時の画像記録信号が作成されるようになってい
る。なお、他に画像記録装置に接続される画像信号源と
して、CCDカメラ等が挙げられる。
【0022】前記搬入・排出口112が設けられた前面
パネル117には、電源スイツチ120、プリント枚数
等が表示される表示装置122、プリントボタン124
が設けられている。また、プリントボタン124の下方
には、開閉可能なサブカバー126が設けられ、図示し
ない画質等の微調整ツマミが取り付けられている。
【0023】図2に示される如く、感熱記録材料10に
は紙支持体であるコート紙102の一方に最下層から順
にシアン色素層(以下C色素層という)108、マゼン
タ色素層(以下M色素層という)104、イエロー色素
層(以下Y色素層という)106が設けられ、全て透明
となっている。なお、Y色素層106及びM色素層10
4は光定着型であり、波長420nm及び波長365nmの
光を照射することにより、以後は加熱しても変化しなく
なる性質の層である。
【0024】図3乃至図5に示される如く、感熱記録材
料10は、その先端部が搬入・排出口112から装置内
部へ挿入されると、リミツトスイツチ118でこれを検
知し、これによってドライバ74の駆動力で駆動する一
対の搬送ローラ72に挟持されて、ガイド板70に案内
されて搬送され、加熱処理部28へと案内されるように
なっている。
【0025】加熱処理部28は、回転体である支持ドラ
ム30と、記録ヘツドであるライン型のサーマルヘツド
32とを備えており、感熱記録材料10はこの支持ドラ
ム30に巻き付けられた状態でサーマルヘツド32によ
って、加熱されるようになっている。支持ドラム30は
金属性の円筒体34で形成され、その外周に弾性体36
が巻き付けられている。支持ドラム30は、ドライバ3
8の駆動力で図3乃至図5矢印B方向へ等速度回転され
るようになっており、この支持ドラム30に巻き付けら
れた感熱記録材料10を順次サーマルヘツド32に対応
させる役目を有している。
【0026】サーマルヘツド32はその一方が軸40を
介して装置枠体へ軸支されており、ドライバ41の駆動
力でこの軸40を中心に図3乃至図5矢印C方向及びそ
の反対方向へ回転され、他方に配設された発熱体42が
支持ドラム30に巻き付けられた感熱記録材料10と接
触及び離間されるようになっている。発熱体42へは感
熱記録材料10との接触時に、制御装置45から画像信
号が出力され、感熱記録材料10へ画像信号100に応
じた発熱により画像を形成するようになっている。
【0027】搬送ローラ26によって加熱処理部28へ
搬送された感熱記録材料10はガイド板70により、そ
の搬送方向が案内され、支持ドラム30の外周に設けら
れた保持部46の一部を構成する凹陥部48へと至るよ
うになっている。凹陥部48には、支持ドラム30の回
転軸と平行に配設された軸50を介して凹陥部48と共
に保持部を構成するラツチ爪52が軸支されている。こ
のラツチ爪52は、ガイド板44によって案内された感
熱記録材料10の一端が凹陥部48へ収容された時点で
ドライバ49の駆動力で軸50を介して図3乃至図5矢
印D方向へ回転することにより、感熱記録材料の一端部
を保持する役目を有している。感熱記録材料10は、こ
のラツチ爪52に保持されると、支持ドラム30の回転
により順次支持ドラム30の外周に巻き付けられること
になる。
【0028】ラツチ爪52が感熱記録材料10を保持す
るタイミングは、感熱記録材料10の搬送経路途中に設
けられたリミツトスイツチ54によってなされている。
すなわち、感熱記録材料10がこのリミツトスイツチ5
4の位置に至ると、リミツトスイツチ54のアクチユエ
ータ56が感熱記録材料10と干渉し、接点を切り換え
るようになっている(本実施例では、リミツトスイツチ
54はノーマリーオープン型が適用され、感熱記録材料
10との接触時にはオン状態とされる)。リミツトスイ
ツチ54からのオン(ハイレベル)・オフ(ローレベ
ル)信号は制御装置45へと供給され、制御装置45で
は、感熱記録材料10の搬送速度に応じて予め定められ
た時間(少なくとも感熱記録材料10の先端が凹陥部4
8の奥に突き当たった)後にラツチ爪52を動作(図3
矢印D方向回転)させるようにしている。これにより、
ラツチ爪52による保持状態では感熱記録材料10と支
持ドラム30との相対位置が常に一定とされ、正確に位
置決めされることになる。
【0029】支持ドラム30の外周には複数箇所(本実
施例では3か所)にアイドルローラ58、60、62が
配設され、支持ドラム30とこのアイドルローラ58、
60、62とにより、感熱記録材料10を支持ドラム3
0の外周へ密着した状態で巻き付けるようにしている。
また、サーマルヘツド32による感熱記録材料10の加
熱位置における支持ドラム30の回転方向下流側にはド
ライバ63A、63Bを介して制御装置45へ接続され
た光源64A、64Bが配設されている。
【0030】光源64A、64Bはそれぞれ紫外光を発
光する定着用蛍光灯150と、支持ドラム30に向けら
れた面が開口された反射フード152とで構成されてい
る。光源64A、64Bでは、感熱記録材料10へ光を
照射するようになっている。この光の波長はそれぞれ4
20nm、365nmとされ、光源64Aが感熱記録材料1
0のY色素層106の定着用、光源64BがM色素層1
08の定着用とされている。すなわち、本実施例では、
支持ドラム30は回転を開始してから連続して3回転さ
れるようになっており、感熱記録材料10の1回転目で
は、サーマルヘツド32によりY色素層106の加熱処
理がなされ、この処理後直ちに定着がなされるようにな
っている。
【0031】ここで、定着に必要な光量は、図6に示さ
れる如く、蛍光灯150の表面温度(最冷点)が30℃
〜50℃の間が好ましい。
【0032】支持ドラム30の次の回転時、すなわち2
回転目ではY色素層106の下に設けられたM色素層1
04(図2参照)が加熱処理されて定着され、次いで3
回転目でC色素層が加熱処理されるようになっている。
【0033】なお、支持ドラム30は、感熱記録材料1
0が受ける発熱体42からのエネルギー(熱量)が、支
持ドラム30の1回目の回転時は”弱”となるように最
も高速で回転され(高速回転)、下層のM色素層104
及びC色素層108には何ら影響がなく、2回目の回転
時は”中”となるように若干遅く回転され(中速回
転)、3回目の回転時は”強”となるように最も遅く回
転(低速回転)されるように回転速度が制御装置45に
よって制御されている(図7のタイムチャート参照)。
【0034】すなわち、この強中弱の制御は、支持ドラ
ム30の回転速度とサーマルヘッド32の出力エネルギ
ーによって定められるが、本実施例ではこの両方を制御
することによって行っている。
【0035】C色素層108の加熱処理が終了した後
は、前記アイドルローラ62の位置で感熱記録材料10
の保持部46による保持を解除させることにより、感熱
記録材料10はガイド板66とガイド板68との間に案
内され、搬入・排出口112へと至るようになってい
る。
【0036】制御装置45は、CPU82、RAM8
4、ROM86、入力ポート88、出力ポート90及び
これらを接続するデータバスやコントロールバス等のバ
ス92で構成されるマイクロコンピユータ94を備えて
いる。入力ポート88には、プリントボタン124とリ
ミツトスイツチ118とが接続され、このプリントボタ
ン124の操作とリミツトスイツチ118による感熱記
録材料10の検出により、一連の加熱処理がなされるよ
うになっている。また、入力ポート88には前記リミツ
トスイツチ54からの信号線98が接続されている。
【0037】出力ポート90には、支持ドラム30、サ
ーマルヘツド32、ラツチ爪52、光源64A、64
B、搬送ローラ72がそれぞれドライバ38、41、4
9、63A、63B、74を介して接続され、それぞれ
の駆動が制御されるようになっている。また、出力ポー
ト90には、サーマルヘツド32へ前記画像信号を供給
する信号線100も接続されている。
【0038】ここで、光源64A、64Bは、常に点灯
しているのではなく、制御装置45によって必要時のみ
点灯させ、それ以外は消灯するように制御されている。
ところで、図6に示される如く、光源64A、64Bの
点灯開始時は蛍光灯150の表面温度が低いため、必要
な光量を得ることができない。従って、感熱記録材料1
0が各光源64A、64Bに到達した時点で点灯したの
では、安定した定着が行えないことになる。
【0039】このため、本実施例では、光源64A、6
4Bが点灯を開始してから定着可能な光量が得られる
(表面温度としては30℃〜50℃となる)までの時間
(tR)を予め検出している。また、支持ドラム30の
回転速度に基づいて感熱記録材料10の所定位置(例え
ば先端)がサーマルヘッド32から各光源64A、64
Bへ至るまでの時間(tS )が予め記憶され、これらの
差(tR −tS )から、光源64A、64Bを点灯時期
を定めている。これにより、光源64A、64Bが定着
可能な光量を出力し始めた時点から定着処理が行えるこ
とになる。
【0040】また、本実施例では、サーマルヘッド32
の出力エネルギーの変更の他、各発色層によって支持ド
ラム30の回転速度を変化させているが、この速度変更
時(高速から中速への変更、中速から低速への変更)に
は光源64A、64Bの駆動電流をハイレベルからロー
レベルに下げ、速度変化による光量変化を防止してい
る。
【0041】以下に本実施例の作用を説明する。プリン
トボタン124が操作され、感熱記録材料10が搬入・
排出口112から挿入され、ガイド板70に案内されて
移動する。リミツトスイツチ118がオンすると、搬送
ローラ72が駆動を開始し所定量搬送される。なお、プ
リントボタ124の操作がなされていない場合は、リミ
ツトスイツチ118がオンしても搬送ローラ72は駆動
されず、プリントボタン124の操作を待って駆動が開
始される。
【0042】感熱記録材料10が、さらに搬送される
と、リミツトスイツチ54のアクチユエータ56と接触
する。ここで、リミツトスイツチ54がオンとなるとハ
イレベルの信号が入力ポート88へ入力され、所定時間
経過後、ラツチ爪52が、矢印D方向へ回転されること
になるが、この所定時間の間に感熱記録材料10は支持
ドラム30の凹陥部48へと収容されその先端部が係止
部49へ当接されており、このラツチ爪52によってそ
の先端部が保持される。
【0043】感熱記録材料10の先端部がラツチ爪52
によって保持されると、支持ドラム30は矢印B方向へ
回転を開始する(1回目の回転)。第1の加熱処理制御
がなされる。すなわち、保持部46がサーマルヘツド3
2の発熱体42を通過すると、出力ポート90からドラ
イバ41を介して駆動信号が出力され、サーマルヘツド
32は軸40を中心に矢印C方向へ回転され、発熱体4
2が感熱記録材料10へ接触する。これにより、支持ド
ラム30は発熱体42が感熱記録材料10に接触した状
態で回転され、この回転に応じて発熱体42へは画像信
号が出力される。
【0044】ここで、1回転目では支持ドラム30が高
速で回転され、発熱体42の接触時間が短く、通電時間
が短いため、最大熱量が”弱”となって感熱記録材料1
0を加熱し、Y色素層106のみを発色させる。なお、
発熱体42による加熱処理が終了すると、サーマルヘツ
ド32は軸40を中心に反矢印C方向へ回転され、発熱
体42は感熱記録材料10から離間される。
【0045】次に感光材料10の画像面へは、波長42
0nmの光が光源64Aから照射される。これにより、Y
色素層106は定着され、以後加熱されても変化はな
い。
【0046】支持ドラム30の1回転目が終了すると、
連続して2回転目へ移り、M色素層104の加熱処理が
行われる。このとき、支持ドラム30が中速回転に切り
換わり、発熱体42の接触時間が1回転目よりも長く通
電時間も長くなるため、加熱処理のための最大熱量が”
中”となり、上記Y色素層106の加熱と同様の処理が
行われ、画像信号によりに応じて感熱記録材料10を加
熱し、M色素層104のみを発色させる。この場合、上
層のY色素は定着されているので、変化することはな
い。また、感熱記録材料10は支持ドラム30との相対
位置に変化がないので、Y色素とM色素の画像が色ずれ
を起こすことなく正確に発色させることができる。
【0047】M色素層の加熱処理が終了した感熱記録材
料10は、光源64Bによって波長365nmの光が照射
され、これによりM色素層104が定着される。
【0048】続いて、3回転目へ移り、C色素層108
の加熱処理が行われる。ここで、支持ドラム30は低速
で回転され、発熱体42の接触時間が最も長く、通電時
間も最も長くなるため、加熱処理のための最大熱量が”
強”となり、画像信号によりに応じて感熱記録材料10
を加熱し、C色素層108を発色させる。このとき、C
色素層108よりも上層の発色層は既に定着されている
ため、この加熱処理による影響はない。
【0049】サーマルヘツド32の発熱体42が感熱記
録材料10から離間されてから所定時間経過すると、保
持部46がアイドルローラ62を通過し、この時点で保
持部46による感熱記録材料10の挟持が解除され、支
持ドラム30の回転に応じてガイド板66とガイド板6
8との間へと搬送される。
【0050】ガイド板66とガイド板68との間の感熱
記録材料10は、ガイド板70に案内されて逆回転する
搬送ローラ72に挟持され、この搬送ローラ72で所定
量搬送することにより、搬入・排出口112へと送り出
され、トレイ114上に配置される。これにより、一枚
の感熱記録材料の加熱処理が終了する。
【0051】以上が1枚のカラー画像の記録手順であ
り、複数枚の画像記録処理を行う場合には、上記手順が
繰り返されることになるが、光源64A、64Bは常時
点灯しているのでなく、定着処理時のみ点灯させるよう
にしている。これは、常時点灯による蛍光灯150の表
面温度の上昇を防止するためであるが、その反面、点灯
直後は温度が低いため、所定温度(30℃〜50℃)に
立ち上がるまで、一連の処理を待機する必要があった。
【0052】しかし、本実施例では光源64A、64B
の点灯時期をこの光源64A、64Bの点灯開始から所
定の光量が得られるまでの準備時間(tR )を予め測定
等で検出しておき、感熱記録材料10上の定着処理を行
う位置が光源64A、64Bに到達するまでの間に所定
光量が得られる時期に点灯させるようにしている。
【0053】すなわち、図7に示される如く、支持ドラ
ム30の回転速度は1周期毎に一定速度で回転されるた
め、感熱記録材料10の搬送速度は1回(各発色層)の
画像記録中は一定となっている。このため、感熱記録材
料10がサーマルヘッド32から定着位置(光源64
A、64B)までの搬送時間(tS )はサーマルヘッド
32と光源64A、64Bとの相対位置によって定ま
る。
【0054】ここで、前記準備時間(tR )から搬送時
間(tS )を差し引くことにより、点灯開始時期を逆算
することができる。言い換えれば、例えば光源64Aが
点灯開始(図7の矢印S参照)されてから時間tR が経
過すると、光源64Aは定着可能な光量を得、これと同
時に支持ドラム30の回転で搬送される感熱記録材料1
0の画像記録領域先端が光源64A位置に到達すること
になる。
【0055】すなわち、光源64Aの光量を得るための
立ち上げ時間分、画像記録を待機させる必要がなく、処
理時間を短縮することができる。
【0056】ところで、支持ドラム30は1回転すると
次層への発熱量を得るために回転速度が遅くなるが、こ
のとき、上層側の定着処理が依然として行われているた
め、このまま、光量を一定としておくと、速度変化分感
熱記録材料10が受ける光量が変化することになる。そ
こで、本実施例では、支持ドラム30の回転速度が高速
から中速、及び中速から低速に切り換わった時点で、光
源64A及び光源64Bを点灯させるための電流をハイ
レベルからローレベルに下げる(図7の矢印C参照)。
【0057】これにより、支持ドラム30の回転が変化
しても光量と露光時間との積算値を一定とすることがで
き、感熱記録材料10が受ける光量の変化を防止するこ
とができる。
【0058】このように、本実施例では、光源64A、
64Bの点灯開始時からこの光源64A、64Bが所定
の光量を得るまで(図6に示される如く、最大光量の9
0%以上)の準備時間、感熱記録材料10の搬送速度及
び光源64A、64Bの配置位置から点灯開始時期を定
め、適正な時期に光源64A、64Bの点灯を開始させ
ることにより、処理時間を短縮することができ、長時間
点灯による蛍光灯150の表面温度増加による光量低下
の影響を受けることなく、各発色層の定着処理を行うこ
とができる。
【0059】また、支持ドラム30の速度変更による光
量変化を光源64A、64Bを点灯させるための電流を
制御することにより、光量と露光時間の積算値を一定に
保つことができ、定着むら等を防止することができる。
【0060】なお、本実施例では、2回転目の定着処理
のための光源64Bの点灯開始時期を支持ドラム30の
速度に基づいて定めるようにしたが、支持ドラム30の
速度が遅ければ遅いほど露光時間をかせぐことができる
ため、図8に示される如く、サーマルヘッド32と光源
64A、64Bの相対位置を1回転目に画像が記録され
た発色層の定着を2回転目の直前に行うように配設して
もよい。
【0061】この場合、図9に示される如く、感熱記録
材料10の先端が光源64Aに到達してから点灯を開始
し、この時点で支持ドラム30の回転速度を遅くし、感
熱記録材料10の先端がサーマルヘッド32に到達する
までの間に徐々に速度を速めて所定の速度とする。これ
により、点灯直後は搬送速度が遅いが露光時間が長いた
め所定の光量を得ることができ、光量が高まるにつれて
露光時間が短くなるため、光量と露光時間との積算値が
常に一定となり、定着むらが生じない。
【0062】感熱記録材料10の搬送速度(支持ドラム
30の回転速度)が所定速度となった時点から、次層の
記録が開始されるため、この次層の画像記録に影響を及
ぼすことはない。
【0063】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る画像形成
用露光装置及び方法は、光量の安定した状態で露光定着
を行うことができ、かつ処理時間を短縮することができ
るという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る画像記録装置の外観を示す斜視
図である。
【図2】本実施例に適用される多色感熱記録材料を示す
断面図である。
【図3】本実施例に係る画像記録装置の内部構成を示す
断面図である。
【図4】制御ブロック図である。
【図5】支持ドラムの拡大図である。
【図6】定着用蛍光灯の温度−光量特性図である。
【図7】本実施例に係る画像記録手順を示すタイムチャ
ートである。
【図8】サーマルヘッドと光源の相対位置を変更した変
形例を示す支持ドラム周辺の概略図である。
【図9】図8の構成に基づくタイムチャートである。
【符号の説明】
10 感熱記録材料 28 加熱処理部 45 制御装置 64A、64B 光源
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年7月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】光定着型感熱記録材料を用いて画像を記
録する場合、発熱体による画像記録後に定着用蛍光灯を
照射することによって定着するようにしている。光定着
型感熱記録材料として、本出願人は透明支持体に、実質
的に透明で相異なる色相に発色する発色層を設けること
により、従来になく良好な感熱発色画像を得ることがで
きる多色感熱記録材料を提案している(特開平3−28
8688号、特開平4−28585号)。この感熱記録
材料へは、主走査方向に配列された感熱ヘッドを副走査
方向へ走査して画像を記録するようになっている。ここ
で、一方の面に多重に発色層が設けられている場合は、
最上層(最も表面に近い層)を他の層が加熱されない程
度の熱量で加熱発色させ、この発色層を定着して他の発
色層の加熱処理を行う必要がある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03D 13/00 7810−2H

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光定着型感熱記録材料へ画像を加熱記録
    する加熱記録部と、前記加熱記録部の前記光定着型感熱
    記録材料の搬送方向下流側に配設され画像を露光定着す
    るための光源を備えた定着部と、前記光源を点灯及び消
    灯させる光源駆動手段と、前記光定着型感熱記録材料を
    繰り返して露光定着する場合に前記光定着型感熱記録材
    料が定着部へ到達するまでに前記光源の光量が所定の光
    量となるように前記光源の点灯開始時期を演算する演算
    手段と、前記演算手段で演算された点灯開始時期に基づ
    いて前記光源駆動手段を制御し光源を点灯させる点灯時
    期制御手段と、を有する画像形成用露光装置。
  2. 【請求項2】 光定着型感熱記録材料へ画像を加熱記録
    した後に画像定着用の光源を点灯させて露光定着する画
    像形成用露光方法であって、前記光源が点灯開始されて
    から所定の光量となるまでの準備時間と前記光定着型感
    熱記録材料の加熱記録開始位置から露光定着開始位置ま
    での搬送時間とを予め求め、この準備時間と搬送時間と
    に基づいて前記光源の点灯開始を基準とする前記光定着
    型感熱記録材料の加熱記録を開始するスタート時間を逆
    算することを特徴とする画像形成用露光方法。
  3. 【請求項3】 前記光定着型感熱記録材料の所定速度で
    の搬送中において、前記光源の点灯開始時に搬送速度を
    遅くし、前記光定着型感熱記録材料の先端が加熱記録位
    置へ至るまでの間に所定速度に復帰させることを特徴と
    する請求項2記載の画像形成用露光方法。
  4. 【請求項4】 前記光定着型感熱記録材料の所定速度で
    の搬送中において、前記光源の点灯開始時に搬送速度を
    遅くし、この搬送速度遅延中は、加熱記録位置を前記光
    定着型感熱記録材料の先端に設けられた非画像部が通過
    することを特徴とする請求項2に記載の画像形成露光方
    法。
  5. 【請求項5】 複数の発色層を有する光定着型感熱記録
    材料の各発色層を最上層から順次加熱記録及び露光定着
    を繰り返すことにより画像を得る場合に、下層の発色層
    を加熱記録するにつれて前記光定着型感熱記録材料の搬
    送速度を遅くすることにより、下層の発色層の加熱記録
    のための熱量を上げる画像形成装置に用いられ、前記各
    発色層の露光定着のための光量を制御する画像形成用露
    光方法であって、各発色層における前記露光定着によっ
    て受ける光量が一定となるように前記速度変化に応じて
    光量を変化させることを特徴とする画像形成用露光方
    法。
JP17067792A 1992-06-29 1992-06-29 画像形成用露光装置及び方法 Pending JPH068484A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112462578A (zh) * 2020-12-16 2021-03-09 广东思沃激光科技有限公司 曝光方法、曝光机及计算机可读存储介质

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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