JPH068601B2 - 回転子及びバケット集成体 - Google Patents
回転子及びバケット集成体Info
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- JPH068601B2 JPH068601B2 JP59082104A JP8210484A JPH068601B2 JP H068601 B2 JPH068601 B2 JP H068601B2 JP 59082104 A JP59082104 A JP 59082104A JP 8210484 A JP8210484 A JP 8210484A JP H068601 B2 JPH068601 B2 JP H068601B2
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- JP
- Japan
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- rotor
- bucket
- ribs
- cover
- turbine
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D5/00—Blades; Blade-carrying members; Heating, heat-insulating, cooling or antivibration means on the blades or the members
- F01D5/12—Blades
- F01D5/22—Blade-to-blade connections, e.g. for damping vibrations
- F01D5/225—Blade-to-blade connections, e.g. for damping vibrations by shrouding
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D11/00—Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages
- F01D11/08—Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages for sealing space between rotor blade tips and stator
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05D—INDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
- F05D2250/00—Geometry
- F05D2250/10—Two-dimensional
- F05D2250/18—Two-dimensional patterned
- F05D2250/181—Two-dimensional patterned ridged
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T50/00—Aeronautics or air transport
- Y02T50/60—Efficient propulsion technologies, e.g. for aircraft
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
- Centrifugal Separators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 発明の背景 この発明は軸流蒸気タービンの回転子及びバケット集成
体の一部分としての、蒸気タービンのバケットに対する
カバー部材、更に具体的に云えば、バケットの半径方向
に伸びる先端部分の周りの蒸気の流れに対する封じをす
るリブつきカバーに関する。
体の一部分としての、蒸気タービンのバケットに対する
カバー部材、更に具体的に云えば、バケットの半径方向
に伸びる先端部分の周りの蒸気の流れに対する封じをす
るリブつきカバーに関する。
蒸気タービンの回転子及びバケット集成体には、作業流
体、普通は蒸気によってエネルギが与えられるのが基本
的である。この蒸気はタービン・ハウジングの内側殻体
によって構成された全体的に円筒形の室の中に送込まれ
る。複数個の回転子バケットが軸の円周方向に整合して
いてその軸の或る軸方向の位置に固定されている。軸が
室内で同軸に且つ回転自在に装着されている。大形蒸気
タービンは、軸に固定された何組もの回転子バケットを
持っつているのが普通であり、回転子軸上で各組が軸方
向に相隔たっている。蒸気タービンの各組又は各段が、
蒸気のエネルギを回転子バケット及び軸の回転となって
現われる機械的なエネルギに変えることにより、このエ
ネルギの一部分を抽出する。蒸気はこの室の所望の軸方
向の位置に送込まれ、作業通路内を少なくとも一方の軸
方向に流れる。作業通路は全体的に、タービンの軸方向
にずれた各段と、各段でタービンの動翼によって囲まれ
た円周方向の作業区域とによって構成される。
体、普通は蒸気によってエネルギが与えられるのが基本
的である。この蒸気はタービン・ハウジングの内側殻体
によって構成された全体的に円筒形の室の中に送込まれ
る。複数個の回転子バケットが軸の円周方向に整合して
いてその軸の或る軸方向の位置に固定されている。軸が
室内で同軸に且つ回転自在に装着されている。大形蒸気
タービンは、軸に固定された何組もの回転子バケットを
持っつているのが普通であり、回転子軸上で各組が軸方
向に相隔たっている。蒸気タービンの各組又は各段が、
蒸気のエネルギを回転子バケット及び軸の回転となって
現われる機械的なエネルギに変えることにより、このエ
ネルギの一部分を抽出する。蒸気はこの室の所望の軸方
向の位置に送込まれ、作業通路内を少なくとも一方の軸
方向に流れる。作業通路は全体的に、タービンの軸方向
にずれた各段と、各段でタービンの動翼によって囲まれ
た円周方向の作業区域とによって構成される。
蒸気がこの軸方向の作業通路に局限される時、蒸気がこ
の作業通路に局限されない時よりも、タービンは動作効
率が一層良い。1対のバケットの外側の先端部分をカバ
ー又はカバー部材が接続する。タービンの各段にある複
数個の回転子バケットに対応する複数個のカバーが、バ
ケットの半径方向に伸びる先端部分の周りの円周方向の
帯を形成する。カバーで構成されたこの円周方向の帯
は、蒸気がバケットの外側の先端部分を通越して半径方
向に流れるのを制限することにより、蒸気が軸方向の作
業通路から脱出するのを防止する。回転子及びバケット
集成体はタービンの殻体内で比較的自由に回転すること
が出来なければならない。従つて、回転子バケットの半
径方向に伸びる先端又はカバーの外面と殻体の内面との
間に、半径方向のすき間が存在する。
の作業通路に局限されない時よりも、タービンは動作効
率が一層良い。1対のバケットの外側の先端部分をカバ
ー又はカバー部材が接続する。タービンの各段にある複
数個の回転子バケットに対応する複数個のカバーが、バ
ケットの半径方向に伸びる先端部分の周りの円周方向の
帯を形成する。カバーで構成されたこの円周方向の帯
は、蒸気がバケットの外側の先端部分を通越して半径方
向に流れるのを制限することにより、蒸気が軸方向の作
業通路から脱出するのを防止する。回転子及びバケット
集成体はタービンの殻体内で比較的自由に回転すること
が出来なければならない。従つて、回転子バケットの半
径方向に伸びる先端又はカバーの外面と殻体の内面との
間に、半径方向のすき間が存在する。
上に述べた様に、蒸気は数段の回転子バケットの中を少
なくとも軸方向の一方向に流れる。バケットは、蒸気取
込み部の近くの点から、タービンの排気導管又はフード
に近接したタービン回転子の最終段まで、半径が次第に
大きくなる。こういう後段では、回転子バケットの前後
の圧力降下が最大である。
なくとも軸方向の一方向に流れる。バケットは、蒸気取
込み部の近くの点から、タービンの排気導管又はフード
に近接したタービン回転子の最終段まで、半径が次第に
大きくなる。こういう後段では、回転子バケットの前後
の圧力降下が最大である。
低圧蒸気タービンの最後の方の段では、蒸気が飽和し、
従つてタービンのこの部分では水滴が形成され易い。一
般的に水滴が、遠心力により、並びに/又は蒸気の流れ
の圧力により、そのタービン段を取囲む殻体の内面にた
ゝきつけられる。一般的に水滴の絶対的な速度は小さい
が、動翼の半径方向外側の先端部分に対する相対速度は
大きい。最終段のバケットの有効長が33.5吋である
低圧タービンのバケットの先端近くに於ける水滴の相対
速度は、約2,000フィート/秒である。水滴がバケ
ットの羽根にぶつかる時の力は、この特定の水滴の寸法
又は質量と、バケットに対する水滴の相対速度に関係す
る。タービンの速度は他のパラメータによって本質的に
定まるの、タービンの軸方向の作業通路に於ける水滴の
量及び寸法を実効的に制限する様なタービンの回転子及
びバケット集成体を用いることにより、侵食、低トルク
及び効率の低下という様な水滴が原因となって起る潜在
的な問題を最小限に抑えることが出来る。更に、タービ
ンの最後の数段で凝縮する蒸気が形成する水膜が、殻体
の内面に沿つて軸方向に流れる。
従つてタービンのこの部分では水滴が形成され易い。一
般的に水滴が、遠心力により、並びに/又は蒸気の流れ
の圧力により、そのタービン段を取囲む殻体の内面にた
ゝきつけられる。一般的に水滴の絶対的な速度は小さい
が、動翼の半径方向外側の先端部分に対する相対速度は
大きい。最終段のバケットの有効長が33.5吋である
低圧タービンのバケットの先端近くに於ける水滴の相対
速度は、約2,000フィート/秒である。水滴がバケ
ットの羽根にぶつかる時の力は、この特定の水滴の寸法
又は質量と、バケットに対する水滴の相対速度に関係す
る。タービンの速度は他のパラメータによって本質的に
定まるの、タービンの軸方向の作業通路に於ける水滴の
量及び寸法を実効的に制限する様なタービンの回転子及
びバケット集成体を用いることにより、侵食、低トルク
及び効率の低下という様な水滴が原因となって起る潜在
的な問題を最小限に抑えることが出来る。更に、タービ
ンの最後の数段で凝縮する蒸気が形成する水膜が、殻体
の内面に沿つて軸方向に流れる。
前に述べた様に、タービンの最後の数段の前後に於ける
圧力降下は、上流側の他の段に較べて最大である。羽根
の根元又は半径方向内側部分に較べて、回転する羽根の
半径方向外側部分の近くでは、差圧も一層大きい。従っ
て、バケットの先端のカバーと殻体の内面の間の半径方
向のすき間が大きければ大きい程、バケットの半径方向
外側の先端の周りを軸方向に流れる蒸気の損失が一層大
きく、タービンのこの特定の段の効率が一層低くなる。
圧力降下は、上流側の他の段に較べて最大である。羽根
の根元又は半径方向内側部分に較べて、回転する羽根の
半径方向外側部分の近くでは、差圧も一層大きい。従っ
て、バケットの先端のカバーと殻体の内面の間の半径方
向のすき間が大きければ大きい程、バケットの半径方向
外側の先端の周りを軸方向に流れる蒸気の損失が一層大
きく、タービンのこの特定の段の効率が一層低くなる。
バケットの先端部分の周りを通る蒸気の損失を最小限に
抑える為、従来の装置では、先端部分及びカバーと半径
方向に向い合つているタービンの殻体の内面に封じ条片
を配置していた。一般的に封じ条片がタービン段の周り
にリングを形成して、バケットの先端部分に向つて半径
方向内向きに伸び、その間の半径方向のすき間を狭めて
いる。封じ条片の断面形、1段あたりに使われる条片の
数及び殻体の内面に対する条片の軸方向の配置は、蒸気
タービンに於ける流体力学の研究に基づいている。封じ
条片が回転するバケットの定常状態の中心線と大体向い
合う様に、封じ条片を軸方向に配置すべきである。
抑える為、従来の装置では、先端部分及びカバーと半径
方向に向い合つているタービンの殻体の内面に封じ条片
を配置していた。一般的に封じ条片がタービン段の周り
にリングを形成して、バケットの先端部分に向つて半径
方向内向きに伸び、その間の半径方向のすき間を狭めて
いる。封じ条片の断面形、1段あたりに使われる条片の
数及び殻体の内面に対する条片の軸方向の配置は、蒸気
タービンに於ける流体力学の研究に基づいている。封じ
条片が回転するバケットの定常状態の中心線と大体向い
合う様に、封じ条片を軸方向に配置すべきである。
定常状態の中心線は、タービンが定格速度で正常の運転
をしている時のバケットの中心線である。然し、バケッ
トを取付けた回転子軸は蒸気に対する熱反応によって膨
脹するので、封じ条片の最適の軸方向の配置、即ち定常
状態の中心線に配置することは容易に確められない。更
にタービンの運転中、特にタービンがそれに取付けた機
械的な負荷の過渡的な変化や、タービンに供給される蒸
気の変化を受ける時、回転する羽根の軸方向の位置が変
化する。この動きが、回転するバケットの先端と半径方
向で向い合っていなければならない条片の配置に関する
問題を招く。
をしている時のバケットの中心線である。然し、バケッ
トを取付けた回転子軸は蒸気に対する熱反応によって膨
脹するので、封じ条片の最適の軸方向の配置、即ち定常
状態の中心線に配置することは容易に確められない。更
にタービンの運転中、特にタービンがそれに取付けた機
械的な負荷の過渡的な変化や、タービンに供給される蒸
気の変化を受ける時、回転する羽根の軸方向の位置が変
化する。この動きが、回転するバケットの先端と半径方
向で向い合っていなければならない条片の配置に関する
問題を招く。
封じ条片が半径方向内向きに突出しているから、殻体の
内面に沿つて軸方向に流れる水膜は、回転子バケットの
回転する先端部分並びにそれに付設されたカバーに向っ
て反らされる。水膜が水滴の状態で殻体の内面から離れ
る。こういう水滴が、バケットの先端部分の速度と組合
さって、前に述べた様に装置に有害な影響を持つ。ター
ビンの作業通路に水滴が入り込むのを制限する為、従来
の装置では、封じ条片の直ぐ上流側に水分除去溝孔を設
けている。水分除去溝孔は、水膜を除くのに必要なので
あるが、蒸気の流れの一部分が脱出出来る様にする。従
って、封じ条片によって、回転子バケットの外側先端部
分の周りの蒸気の流れは最小限に抑えられるが、半径方
向の水分除去溝孔を介して幾らかの蒸気の流れが失われ
る。
内面に沿つて軸方向に流れる水膜は、回転子バケットの
回転する先端部分並びにそれに付設されたカバーに向っ
て反らされる。水膜が水滴の状態で殻体の内面から離れ
る。こういう水滴が、バケットの先端部分の速度と組合
さって、前に述べた様に装置に有害な影響を持つ。ター
ビンの作業通路に水滴が入り込むのを制限する為、従来
の装置では、封じ条片の直ぐ上流側に水分除去溝孔を設
けている。水分除去溝孔は、水膜を除くのに必要なので
あるが、蒸気の流れの一部分が脱出出来る様にする。従
って、封じ条片によって、回転子バケットの外側先端部
分の周りの蒸気の流れは最小限に抑えられるが、半径方
向の水分除去溝孔を介して幾らかの蒸気の流れが失われ
る。
米国特許第3,575,523号に記載された従来の或
る装置は、カバーの面から半径方向に伸びる翼部と組合
せて内向きに伸びる2つのフランジを用いている。1つ
のフランジはタービン段の直ぐ上流側にあり、他方は直
ぐ下流側にある。翼部はカバーの外面の上を半径方向に
伸びる斜めのリブである。この翼部がフランジと組合さ
って、その間に捕捉された蒸気の流れをタービンの作業
通路へ圧送する様に作用する。殻体の内面に沿つて軸方
向に流れる水が作業通路に入らない様にしなければなら
ない場合、最初のフランジの直ぐ上流側にある半径方向
の水分除去溝孔が必要である。従つて、幾らかの蒸気の
流れが犠性になる。フランジがあっても、斜めの翼部に
よつて発生される圧送作用が軸方向の作業通路を通る蒸
気の本流の滑らかな流線を乱し、タービン段の効率が低
下する。この効率低下は、翼部の圧送作用が原因で蒸気
が逆流する結果である。更にこの圧送作用は内面に沿つ
た水の滑らかな流れに影響して、水がこの面から離れて
タービンのバケットにぶつかることがある。
る装置は、カバーの面から半径方向に伸びる翼部と組合
せて内向きに伸びる2つのフランジを用いている。1つ
のフランジはタービン段の直ぐ上流側にあり、他方は直
ぐ下流側にある。翼部はカバーの外面の上を半径方向に
伸びる斜めのリブである。この翼部がフランジと組合さ
って、その間に捕捉された蒸気の流れをタービンの作業
通路へ圧送する様に作用する。殻体の内面に沿つて軸方
向に流れる水が作業通路に入らない様にしなければなら
ない場合、最初のフランジの直ぐ上流側にある半径方向
の水分除去溝孔が必要である。従つて、幾らかの蒸気の
流れが犠性になる。フランジがあっても、斜めの翼部に
よつて発生される圧送作用が軸方向の作業通路を通る蒸
気の本流の滑らかな流線を乱し、タービン段の効率が低
下する。この効率低下は、翼部の圧送作用が原因で蒸気
が逆流する結果である。更にこの圧送作用は内面に沿つ
た水の滑らかな流れに影響して、水がこの面から離れて
タービンのバケットにぶつかることがある。
従来の他の装置は半径方向のすき間に普通のラビリンス
封じを用いている。こういう装置では、カバーが半径方
向に伸びる幾つかのリブを持ち、これらのリブが殻体の
内面に設けた内向きに突出するフランジと協働して、こ
のタービン段に対するラビリンス封じとなる。前に述べ
た様に、内向きに突出するフランジは、フランジの直ぐ
上流側に半径方向の水分除去溝孔を必要とする。
封じを用いている。こういう装置では、カバーが半径方
向に伸びる幾つかのリブを持ち、これらのリブが殻体の
内面に設けた内向きに突出するフランジと協働して、こ
のタービン段に対するラビリンス封じとなる。前に述べ
た様に、内向きに突出するフランジは、フランジの直ぐ
上流側に半径方向の水分除去溝孔を必要とする。
発明の目的 この発明の目的は、回転子バケットの外側の先端部分又
はそれに付設されたカバーとタービンの殻体の内面との
間の半径方向のすき間を円周方向に密封する更に効率の
よい手段を提供することである。
はそれに付設されたカバーとタービンの殻体の内面との
間の半径方向のすき間を円周方向に密封する更に効率の
よい手段を提供することである。
この発明の別の目的は、水分除去溝孔をなくし、こうし
て各段で蒸気の流れを温存することにより、タービンの
各段の動作効率を更によくすることである。
て各段で蒸気の流れを温存することにより、タービンの
各段の動作効率を更によくすることである。
この発明の別の目的は、バケット集成体の先端部分から
半径方向外向きに伸びる1個のリブを持ったリブつきカ
バー又はカバー部材を提供して、封じ条片及び水分除去
溝孔をなくし、封じ条片とバケット集成体の先端又はカ
バーとの間で起る惧れのあった軸方向の整合外れを最小
限に抑えることである。
半径方向外向きに伸びる1個のリブを持ったリブつきカ
バー又はカバー部材を提供して、封じ条片及び水分除去
溝孔をなくし、封じ条片とバケット集成体の先端又はカ
バーとの間で起る惧れのあった軸方向の整合外れを最小
限に抑えることである。
この発明のその他の目的並びに利点は、この発明の作用
によって示される原理を理解すれば明らかになろう。こ
の作用は以下この発明の好ましい実施例を詳しく説明す
る所から理解されよう。
によって示される原理を理解すれば明らかになろう。こ
の作用は以下この発明の好ましい実施例を詳しく説明す
る所から理解されよう。
発明の概要 好ましい実施態様では、蒸気タービンが、円周方向に整
合して軸に固定された複数個の回転子バケットを持つ回
転子及びバケット集成体を含む。複数個のカバーがバケ
ットの半径方向外側の先端部分に付設されて、各々のカ
バーが1対の隣接したバケットの先端を接続する様にす
る。リブがカバーの円周方向又は半径方向外側の面から
半径方向外向きに伸びる。カバーに対応する複数個のリ
ブは互いに接線方向に整合している。リブの半径方向に
伸びる縁が、回転子及びバケット集成体を取囲む殻体の
内面と密に接近していて、それが、カバーの外面と殻体
の内面の間の半径方向のすき間を通る蒸気の流れに対す
る唯一の障害物となる。リブは略連続的な、半径方向に
伸びるリングを形成する様に作用し、このリングが回転
子バケットの各組の間の封じとなる。
合して軸に固定された複数個の回転子バケットを持つ回
転子及びバケット集成体を含む。複数個のカバーがバケ
ットの半径方向外側の先端部分に付設されて、各々のカ
バーが1対の隣接したバケットの先端を接続する様にす
る。リブがカバーの円周方向又は半径方向外側の面から
半径方向外向きに伸びる。カバーに対応する複数個のリ
ブは互いに接線方向に整合している。リブの半径方向に
伸びる縁が、回転子及びバケット集成体を取囲む殻体の
内面と密に接近していて、それが、カバーの外面と殻体
の内面の間の半径方向のすき間を通る蒸気の流れに対す
る唯一の障害物となる。リブは略連続的な、半径方向に
伸びるリングを形成する様に作用し、このリングが回転
子バケットの各組の間の封じとなる。
この発明の要旨は特許請求の範囲に具体的に且つ明確に
記載してあるが、この発明は以下図面について説明する
所から、更によく理解されよう。
記載してあるが、この発明は以下図面について説明する
所から、更によく理解されよう。
発明の詳細な記載 第1図は従来の考えに従って構成された装置を示す。第
1図及び第2図で蒸気の流れが矢印で示されている。米
国特許第4,335,600号の第1図には蒸気タービ
ンを切欠いた図が示されており、この明細書でもこれを
引用することにする。第1図及び第2図には部分的に切
欠いた半径方向の側面図しか示してないが、タービンは
回転子及びバケット集成体を含んでいる。この集成体の
内の半径方向外側部分だけが図面に示されている。ター
ビン段は第3図を見れば更によく理解されよう。第3図
は回転子軸15にバケット13を固定した回転子11を
示している。第3図は回転子軸15の周りを360゜に
わたって伸びるタービン段の一扇形部分の部分的な軸方
向の図である。この明細書では、この図がタービン段の
正面図を表わす。この出願の全ての図面はこの図を基準
とする。普通のタービンは多数の段を持ち、図面には1
段しか示してないが、この発明の考えがタービンの大抵
の段に用い得ることを承知されたい。
1図及び第2図で蒸気の流れが矢印で示されている。米
国特許第4,335,600号の第1図には蒸気タービ
ンを切欠いた図が示されており、この明細書でもこれを
引用することにする。第1図及び第2図には部分的に切
欠いた半径方向の側面図しか示してないが、タービンは
回転子及びバケット集成体を含んでいる。この集成体の
内の半径方向外側部分だけが図面に示されている。ター
ビン段は第3図を見れば更によく理解されよう。第3図
は回転子軸15にバケット13を固定した回転子11を
示している。第3図は回転子軸15の周りを360゜に
わたって伸びるタービン段の一扇形部分の部分的な軸方
向の図である。この明細書では、この図がタービン段の
正面図を表わす。この出願の全ての図面はこの図を基準
とする。普通のタービンは多数の段を持ち、図面には1
段しか示してないが、この発明の考えがタービンの大抵
の段に用い得ることを承知されたい。
第1図で、バケット12を含む段が同軸の殻体14に囲
まれている。ノズル隔壁10がバケット12の上流側に
あって、タービン段の一部分である。ノズル隔壁10が
蒸気の流れをバケット12の羽根に差し向ける。殻体1
4は半径方向内面16及びそれを通抜ける半径方向の水
分除去溝孔18を持っている。面16に沿って軸方向に
流れる水膜の水が、封じ条片20によって回転するバケ
ット12にそらされる前に、溝孔がこの水膜を取去る。
前に述べた様に、封じ条片20は、バケット12の半径
方向に伸びる先端部分の周りの半径方向のすき間22を
蒸気が軸方向に流れるのを制限する様に作用するが、溝
孔18がこの条片の直ぐ上流側になければ、水滴をバケ
ット12の高速の先端部分にそらす。すき間22は封じ
条片20と、バケット12がその一員である複数個のバ
ケットの先端部分との間の半径方向の距離であることに
注意されたい。すき間22が回転子及びバケット集成体
を円周方向に同軸に取囲んでいる。封じ条片20はすき
間22の空間に流れる蒸気を減少する助けになるが、幾
分かの蒸気の流れが蒸気の復水と共に除去溝孔18から
脱出する。溝孔18は、流れがタービンの軸方向の作業
通路にそらされる前に、水膜を取去る点で必要であり、
この為、この段のバケットの侵食を制限して、回転子及
びバケットが出来るだけ自由に回転出来る様にする。
まれている。ノズル隔壁10がバケット12の上流側に
あって、タービン段の一部分である。ノズル隔壁10が
蒸気の流れをバケット12の羽根に差し向ける。殻体1
4は半径方向内面16及びそれを通抜ける半径方向の水
分除去溝孔18を持っている。面16に沿って軸方向に
流れる水膜の水が、封じ条片20によって回転するバケ
ット12にそらされる前に、溝孔がこの水膜を取去る。
前に述べた様に、封じ条片20は、バケット12の半径
方向に伸びる先端部分の周りの半径方向のすき間22を
蒸気が軸方向に流れるのを制限する様に作用するが、溝
孔18がこの条片の直ぐ上流側になければ、水滴をバケ
ット12の高速の先端部分にそらす。すき間22は封じ
条片20と、バケット12がその一員である複数個のバ
ケットの先端部分との間の半径方向の距離であることに
注意されたい。すき間22が回転子及びバケット集成体
を円周方向に同軸に取囲んでいる。封じ条片20はすき
間22の空間に流れる蒸気を減少する助けになるが、幾
分かの蒸気の流れが蒸気の復水と共に除去溝孔18から
脱出する。溝孔18は、流れがタービンの軸方向の作業
通路にそらされる前に、水膜を取去る点で必要であり、
この為、この段のバケットの侵食を制限して、回転子及
びバケットが出来るだけ自由に回転出来る様にする。
第2図は第1図に示したタービン段と略同じ図である、
即ち、切欠いた側面図である。然し、第2図はこの発明
の考えに従って構成された装置を示している。バケット
32の上流側にあるノズル隔壁30が、バケット32が
その一部分である段のバケットに蒸気を差し向ける。殻
体34が回転子及びバケット集成体を同軸に取囲んでい
て、内面35を持っている。バケット32の半径方向に
伸びる先端部分の周りを通る蒸気を制限する為に、1つ
のリブ36だけがカバー(このカバーは第2図では見え
ない)の半径方向外面から半径方向外向きに伸びてい
る。リブが半径方向に伸びることが第3図に示されてお
り、この図でリブ17がバケット13の半径方向に伸び
る部分19を越えて伸びている。第2図に戻って説明す
ると、リブ36の半径方向に伸びる縁は内面35と密に
接近している。半径方向のすき間38は第1図に示した
すき間22と略同じ寸法である。例として云うと、この
半径方向のすき間の寸法は、バケットの有効長が33.
5吋である低圧タービンの最終段では、3/10吋程度
である。
即ち、切欠いた側面図である。然し、第2図はこの発明
の考えに従って構成された装置を示している。バケット
32の上流側にあるノズル隔壁30が、バケット32が
その一部分である段のバケットに蒸気を差し向ける。殻
体34が回転子及びバケット集成体を同軸に取囲んでい
て、内面35を持っている。バケット32の半径方向に
伸びる先端部分の周りを通る蒸気を制限する為に、1つ
のリブ36だけがカバー(このカバーは第2図では見え
ない)の半径方向外面から半径方向外向きに伸びてい
る。リブが半径方向に伸びることが第3図に示されてお
り、この図でリブ17がバケット13の半径方向に伸び
る部分19を越えて伸びている。第2図に戻って説明す
ると、リブ36の半径方向に伸びる縁は内面35と密に
接近している。半径方向のすき間38は第1図に示した
すき間22と略同じ寸法である。例として云うと、この
半径方向のすき間の寸法は、バケットの有効長が33.
5吋である低圧タービンの最終段では、3/10吋程度
である。
低圧タービンの最終段の運転中、第2図の内面35の上
を軸方向に流れる水膜は事実上障害がない。これは封じ
条片をなくしたからである。更に、すき間を通る蒸気の
流れに対する唯一の障害物は、カバーの外面を半径方向
に越えて伸びるリブである。すき間38は、タービン段
の通常の運転中、水が正常に面35に沿って流れられる
様にする位に大きい。第1図及び第2図に示した両方の
構造で、最終的には蒸気の復水が何等かの手段によって
タービンの排気フードの内部空間に送込まれる。このフ
ードは図面には示してないが、タービンの最終段の下流
側、即ち、第1図及び第2図の右側にある。
を軸方向に流れる水膜は事実上障害がない。これは封じ
条片をなくしたからである。更に、すき間を通る蒸気の
流れに対する唯一の障害物は、カバーの外面を半径方向
に越えて伸びるリブである。すき間38は、タービン段
の通常の運転中、水が正常に面35に沿って流れられる
様にする位に大きい。第1図及び第2図に示した両方の
構造で、最終的には蒸気の復水が何等かの手段によって
タービンの排気フードの内部空間に送込まれる。このフ
ードは図面には示してないが、タービンの最終段の下流
側、即ち、第1図及び第2図の右側にある。
第4図は1対のバケット40、42の夫々の半径方向外
側の先端をカバー44で接続した状態を示す半径方向の
平面図である。カバー44の細部の説明、バケットの先
端との関係、及びタービン全体に対するこのカバーの動
作特性は、米国特許第3,302,925号に記載され
ている。
側の先端をカバー44で接続した状態を示す半径方向の
平面図である。カバー44の細部の説明、バケットの先
端との関係、及びタービン全体に対するこのカバーの動
作特性は、米国特許第3,302,925号に記載され
ている。
カバー44はその半径方向外面45から伸びるリブ46
を持っている。このリブは夫々第2図及び第3図に示し
たリブ36及びリブ17と同様である。リブ46が、タ
ービンの1段で複数個のバケットの先端を接続する対応
する複数個のカバーによって定められた円周方向の面か
ら半径方向外向きに伸びる。第4図に示す様に、リブ4
6は隣りのカバー50に設けたリブ48と接線方向に整
合している。同様にリブ46が隣りのカバー54の一部
分であるリブ52と接線方向に整合している。
を持っている。このリブは夫々第2図及び第3図に示し
たリブ36及びリブ17と同様である。リブ46が、タ
ービンの1段で複数個のバケットの先端を接続する対応
する複数個のカバーによって定められた円周方向の面か
ら半径方向外向きに伸びる。第4図に示す様に、リブ4
6は隣りのカバー50に設けたリブ48と接線方向に整
合している。同様にリブ46が隣りのカバー54の一部
分であるリブ52と接線方向に整合している。
この発明の好ましい実施例では、リブ46の前端60は
リブ48の後端62に密に接近している。前端及び後端
とは、第4図に矢印で示した回転方向に対して云う。同
様に、リブ46の後端がリブ52の前端に密に接近して
いる。
リブ48の後端62に密に接近している。前端及び後端
とは、第4図に矢印で示した回転方向に対して云う。同
様に、リブ46の後端がリブ52の前端に密に接近して
いる。
リブ46が、リブ52、48及び複数個のカバーに対応
する他のリブと組合さって、タービンの夫々の段の間の
封じとして作用する、略連続的な半径方向に伸びるリン
グを形成する。殻体の内面上にある水膜が、排気フード
に向って流れる間、実質的に影響を受けないので、この
封じは独特である。リブが、タービン段の周りに第3図
に示す様な略円周方向のリング21を形成する。これは
丁度カバーの半径方向外面がこの段の周りに円周方向の
帯又は面を形成するのと同じである。低圧タービン装置
の最後の方の段にリブつきカバーを使う時、リブが半径
方向のすき間を通る蒸気の流れに対する唯一の障害物で
あるから、タービンの殻体の内面に溜まって、それに沿
って軸方向に流れる復水の膜を除去することは必要では
ない。従って、水分除去溝孔は不要であり、省略するこ
とが出来る。半径方向のすき間38の寸法が従来の集成
体(第1図及び第2図に示す)の半径方向のすき間22
の寸法と同様であるから、タービン段の効率の改善とし
て、この段を通る全体的な蒸気流量が0.6%節約され
ると評価される。0.6%は、半径方向の水分除去溝孔
18(第1図に示す)を通過する蒸気流量の損失評価分
である。蒸気流量の0.6%が保存されることにより、
このタービン段並びにタービン全体の効率が高くなる。
する他のリブと組合さって、タービンの夫々の段の間の
封じとして作用する、略連続的な半径方向に伸びるリン
グを形成する。殻体の内面上にある水膜が、排気フード
に向って流れる間、実質的に影響を受けないので、この
封じは独特である。リブが、タービン段の周りに第3図
に示す様な略円周方向のリング21を形成する。これは
丁度カバーの半径方向外面がこの段の周りに円周方向の
帯又は面を形成するのと同じである。低圧タービン装置
の最後の方の段にリブつきカバーを使う時、リブが半径
方向のすき間を通る蒸気の流れに対する唯一の障害物で
あるから、タービンの殻体の内面に溜まって、それに沿
って軸方向に流れる復水の膜を除去することは必要では
ない。従って、水分除去溝孔は不要であり、省略するこ
とが出来る。半径方向のすき間38の寸法が従来の集成
体(第1図及び第2図に示す)の半径方向のすき間22
の寸法と同様であるから、タービン段の効率の改善とし
て、この段を通る全体的な蒸気流量が0.6%節約され
ると評価される。0.6%は、半径方向の水分除去溝孔
18(第1図に示す)を通過する蒸気流量の損失評価分
である。蒸気流量の0.6%が保存されることにより、
このタービン段並びにタービン全体の効率が高くなる。
好ましい実施例では、リブ46はカバー44の一体の一
部分である。このタービン段のバケットは熱膨脹によつ
て半径方向に膨脹したり、或いはタービンの運転中に起
ることのある機械的な反作用の為に半径方向に動くこと
があるから、回転子及びバケット集成体の回転が正常な
軸線から若干ずれて、殻体を「擦る」場合、「擦り落ち
る」様な比較的磨耗性の材料でリブを作ることが出来
る。この観点から、リブは殻体の材料に較べて磨耗し得
る材料にすることが出来る。前に述べた様に、運転中、
タービン段の中心線は回転子の熱膨脹の為に動く。こゝ
に説明した1個のリブつきのカバー装置はその段の中心
線の軸方向の移動によって影響を受けない。複数個のリ
ブが、そのタービン段を取囲む殻体の内面に沿って水が
流れている様な任意のタービン段に対する封じとして作
用する。
部分である。このタービン段のバケットは熱膨脹によつ
て半径方向に膨脹したり、或いはタービンの運転中に起
ることのある機械的な反作用の為に半径方向に動くこと
があるから、回転子及びバケット集成体の回転が正常な
軸線から若干ずれて、殻体を「擦る」場合、「擦り落ち
る」様な比較的磨耗性の材料でリブを作ることが出来
る。この観点から、リブは殻体の材料に較べて磨耗し得
る材料にすることが出来る。前に述べた様に、運転中、
タービン段の中心線は回転子の熱膨脹の為に動く。こゝ
に説明した1個のリブつきのカバー装置はその段の中心
線の軸方向の移動によって影響を受けない。複数個のリ
ブが、そのタービン段を取囲む殻体の内面に沿って水が
流れている様な任意のタービン段に対する封じとして作
用する。
第5図はこの発明の考えに従って構成されたリブの幾つ
かの断面図を示す。
かの断面図を示す。
リブの幾何学的な形は、半径方向のすき間を通る蒸気の
流量がリブの形に関係しているから、重要なことであ
る。リブの半径方向に伸びる縁は、カバーに接近したリ
ブの基部に較べて比較的狭いことが好ましい。他の特徴
は、リブの基部の幅に対する高さ、定常状態に於ける半
径方向のすき間の距離に対する高さ、及び定常状態に於
ける半径方向のすき間の距離に対するリブの半径方向に
伸びる縁の幅である。バケットの有効長が33.5吋の
タービンでは、リブが封じ手段として最適の性能を持つ
為には、夫々2.0、1.7及び0.10の比が理論的
に提唱されている。タービン段の運転中、1個のリブの
こういう幾何学的な特徴により、半径方向のすき間を流
れる蒸気は、物理的に存在するよりも一層小さい半径方
向の空間に押込まれる。この現象は縮流理論の1つであ
って、流体機構の分野では比較的よく知られている。1
個のリブが半径方向のすき間を通る蒸気の流れを少なく
する。最適の作用をするリブの断面形は、流体機構の考
えに従って、オリフィス及びその他の封じ装置を通る流
体の流れの研究に基づいており、従つて上に挙げた比は
或る範囲の値の例にすぎない。具体的に云うと、高さと
基部の幅との比は、バケット自体の他の構造的なパラメ
ータによって変わり得るが、この発明では1.7乃至
2.0の比が適切であることが判った。高さとすき間の
距離との比は1.7より大きくするか或いはそれに等し
くすることが出来、2.0が公称の目標である。縁の幅
とすき間の距離との比は0.1より小さいか或いはそれ
に等しくすることが出来る。より多くの数のリブは、カ
バー1個あたり1個のリブに較べ、半径方向のすき間を
通る蒸気の流量をそれ程押えないので、各々のカバーの
上を1個のリブが伸びることが重要である。バケットの
半径方向外側の先端部分を越えて半径方向に伸びない1
個のリブは、こゝで説明した様な蒸気の流れを押えるこ
とが出来ない。
流量がリブの形に関係しているから、重要なことであ
る。リブの半径方向に伸びる縁は、カバーに接近したリ
ブの基部に較べて比較的狭いことが好ましい。他の特徴
は、リブの基部の幅に対する高さ、定常状態に於ける半
径方向のすき間の距離に対する高さ、及び定常状態に於
ける半径方向のすき間の距離に対するリブの半径方向に
伸びる縁の幅である。バケットの有効長が33.5吋の
タービンでは、リブが封じ手段として最適の性能を持つ
為には、夫々2.0、1.7及び0.10の比が理論的
に提唱されている。タービン段の運転中、1個のリブの
こういう幾何学的な特徴により、半径方向のすき間を流
れる蒸気は、物理的に存在するよりも一層小さい半径方
向の空間に押込まれる。この現象は縮流理論の1つであ
って、流体機構の分野では比較的よく知られている。1
個のリブが半径方向のすき間を通る蒸気の流れを少なく
する。最適の作用をするリブの断面形は、流体機構の考
えに従って、オリフィス及びその他の封じ装置を通る流
体の流れの研究に基づいており、従つて上に挙げた比は
或る範囲の値の例にすぎない。具体的に云うと、高さと
基部の幅との比は、バケット自体の他の構造的なパラメ
ータによって変わり得るが、この発明では1.7乃至
2.0の比が適切であることが判った。高さとすき間の
距離との比は1.7より大きくするか或いはそれに等し
くすることが出来、2.0が公称の目標である。縁の幅
とすき間の距離との比は0.1より小さいか或いはそれ
に等しくすることが出来る。より多くの数のリブは、カ
バー1個あたり1個のリブに較べ、半径方向のすき間を
通る蒸気の流量をそれ程押えないので、各々のカバーの
上を1個のリブが伸びることが重要である。バケットの
半径方向外側の先端部分を越えて半径方向に伸びない1
個のリブは、こゝで説明した様な蒸気の流れを押えるこ
とが出来ない。
この発明の考えに従って用いることが出来るリブの3つ
の半径方向の断面図が第5図に示されている。図示のリ
ブだけが、上に述べた考えに従って構成し得るリブでは
なく、これらの例は、この明細書で説明した状況で効率
よく動作する様な種類のリブを例示するものである。リ
ブ65a、65b、65cが、夫々第5a図、第5b図
及び第5c図に示す様に、カバーの半径方向外面64
a、64b、64cの上を伸びている。蒸気の流れが第
5図の矢印によって示されており、これは第5a図、第
5b図及び第5c図に於ける流れの方向を表わす。第5
a図では、リブ65aは梯形断面の形をしていて、下流
側の面は水平の基準平面に対して約40゜の角度になっ
ている。この例の設定では傾斜角が40゜を越えること
が好ましいことが判った。第5b図のリブ65bは面6
4bの近くに比較的幅の広い断面形の基部を持ち、それ
が比較的幅の広い基部から半径方向に伸びる縁まで次第
に狭くなっている。リブ65a、65b、65cの上縁
は切取ってある。第5c図に示すリブ65cは、蒸気の
流れの方向に対して法線方向比較的真直ぐな壁面、頭を
切った半径方向に伸びる縁、及び比較的幅の広い、面6
4cに接近した基部を持っており、従って、その断面形
は、基部から半径方向に伸びる縁まで比較的徐々に狭く
なっている。リブのこういう3種類の断面形だけが、こ
の発明の考えによるものではないことに注意されたい。
当業者であれば、カバーの外面から半径方向に伸びるリ
ブの形として、上に述べた様に作用するこの他の異なる
いろいろな形を考えることが出来よう。
の半径方向の断面図が第5図に示されている。図示のリ
ブだけが、上に述べた考えに従って構成し得るリブでは
なく、これらの例は、この明細書で説明した状況で効率
よく動作する様な種類のリブを例示するものである。リ
ブ65a、65b、65cが、夫々第5a図、第5b図
及び第5c図に示す様に、カバーの半径方向外面64
a、64b、64cの上を伸びている。蒸気の流れが第
5図の矢印によって示されており、これは第5a図、第
5b図及び第5c図に於ける流れの方向を表わす。第5
a図では、リブ65aは梯形断面の形をしていて、下流
側の面は水平の基準平面に対して約40゜の角度になっ
ている。この例の設定では傾斜角が40゜を越えること
が好ましいことが判った。第5b図のリブ65bは面6
4bの近くに比較的幅の広い断面形の基部を持ち、それ
が比較的幅の広い基部から半径方向に伸びる縁まで次第
に狭くなっている。リブ65a、65b、65cの上縁
は切取ってある。第5c図に示すリブ65cは、蒸気の
流れの方向に対して法線方向比較的真直ぐな壁面、頭を
切った半径方向に伸びる縁、及び比較的幅の広い、面6
4cに接近した基部を持っており、従って、その断面形
は、基部から半径方向に伸びる縁まで比較的徐々に狭く
なっている。リブのこういう3種類の断面形だけが、こ
の発明の考えによるものではないことに注意されたい。
当業者であれば、カバーの外面から半径方向に伸びるリ
ブの形として、上に述べた様に作用するこの他の異なる
いろいろな形を考えることが出来よう。
第6図はこの発明の別の実施例を示す。カバー70が回
転子バケット72の先端を回転子バケット74の先端と
接続する。カバー76及びカバー77が隣接したバケッ
トを夫々バケット74、72に接続する。半径方向に伸
びるリブ78がカバー70の外面の上方に突出してい
て、カバー76と一体のリブ80及びカバー77の一体
の一部分であるリブ81に対して、接線方向に整合して
いる。第6図に示す様に、リブ80の後端はリブ78の
前端に接近していない。即ち、リブの後端は回転子バケ
ットの外側先端部分の近くで終端する。空間82がリブ
80の後端をリブ78の前端から隔てゝいる。従って、
リブ78はバケット74の先端部分の上に突出せず、そ
の近くで終端する。同様にリブ80が隣りのバケット7
4の先端部分の近くで終端する。図示の様に、隣接した
カバーに設けられた対応するリブの間に同様な空間があ
ってもよい。この別の実施例では、空間82及び段の外
周に沿った同様な空間が、タービン段に設けられた複数
個のカバーに付設された複数個のリブによって形成され
る略連続的な半径方向に伸びるリングの比較的小さな部
分を構成するので、回転子バケットの半径方向に伸びる
先端部分の周り及びこの空間を通る蒸気の流れは比較的
少ない。回転子及びバケット集成体が動作している時、
空間82を通る蒸気の流れは実質的に制限される。
転子バケット72の先端を回転子バケット74の先端と
接続する。カバー76及びカバー77が隣接したバケッ
トを夫々バケット74、72に接続する。半径方向に伸
びるリブ78がカバー70の外面の上方に突出してい
て、カバー76と一体のリブ80及びカバー77の一体
の一部分であるリブ81に対して、接線方向に整合して
いる。第6図に示す様に、リブ80の後端はリブ78の
前端に接近していない。即ち、リブの後端は回転子バケ
ットの外側先端部分の近くで終端する。空間82がリブ
80の後端をリブ78の前端から隔てゝいる。従って、
リブ78はバケット74の先端部分の上に突出せず、そ
の近くで終端する。同様にリブ80が隣りのバケット7
4の先端部分の近くで終端する。図示の様に、隣接した
カバーに設けられた対応するリブの間に同様な空間があ
ってもよい。この別の実施例では、空間82及び段の外
周に沿った同様な空間が、タービン段に設けられた複数
個のカバーに付設された複数個のリブによって形成され
る略連続的な半径方向に伸びるリングの比較的小さな部
分を構成するので、回転子バケットの半径方向に伸びる
先端部分の周り及びこの空間を通る蒸気の流れは比較的
少ない。回転子及びバケット集成体が動作している時、
空間82を通る蒸気の流れは実質的に制限される。
この発明は、バケットの外側先端に設けた横方向の孔と
合される横方向に伸びるほぞによってバケットと接触さ
れるカバー、即ち、図示の特定のカバーに用いることが
出来る。図示のカバーは典型的には横入りカバーと呼ば
れ、米国特許第3,302,925号に詳しく説明され
ている。他の種類のカバーにも以上説明したリブを用い
ることが出来る。この発明は、タービンの1段で、限ら
れた数のバケットを1群として一緒に接続するが、この
1群にした全てのバケットを一緒に接続しないことによ
って実施することも出来る。リブによつて形成された比
較的連続している半径方向に伸びるリングに切れ目又は
すき間があるが、この切れ目が回転する速度では、切れ
目を通る蒸気の軸方向の流れは割合少ない。この発明
は、リブとカバーだけをバケットに付設することによっ
て実施することも出来る。こうすると、カバーとリブが
バケットの一体の一部分となる。
合される横方向に伸びるほぞによってバケットと接触さ
れるカバー、即ち、図示の特定のカバーに用いることが
出来る。図示のカバーは典型的には横入りカバーと呼ば
れ、米国特許第3,302,925号に詳しく説明され
ている。他の種類のカバーにも以上説明したリブを用い
ることが出来る。この発明は、タービンの1段で、限ら
れた数のバケットを1群として一緒に接続するが、この
1群にした全てのバケットを一緒に接続しないことによ
って実施することも出来る。リブによつて形成された比
較的連続している半径方向に伸びるリングに切れ目又は
すき間があるが、この切れ目が回転する速度では、切れ
目を通る蒸気の軸方向の流れは割合少ない。この発明
は、リブとカバーだけをバケットに付設することによっ
て実施することも出来る。こうすると、カバーとリブが
バケットの一体の一部分となる。
この発明に従って構成された装置は、以上詳しく説明し
たカバー及びリブを、蒸気が飽和していて、現存のター
ビンの殻体に水分除去溝孔を取付けることが出来ない様
な、低圧タービンの段に追加することが出来るので、大
形蒸気タービンの改造に役立つ。特許請求の範囲の記載
は、この発明の範囲内で可能な全ての変更を包括するも
のであることを承知されたい。
たカバー及びリブを、蒸気が飽和していて、現存のター
ビンの殻体に水分除去溝孔を取付けることが出来ない様
な、低圧タービンの段に追加することが出来るので、大
形蒸気タービンの改造に役立つ。特許請求の範囲の記載
は、この発明の範囲内で可能な全ての変更を包括するも
のであることを承知されたい。
第1図は従来の装置の一部分を切欠いた半径方向側面図
で、逃し条片及び半径方向水分除去溝孔を示している。
第2図はこの発明の考えに従って構成された装置の一部
分を切欠いた側面図で、リブつきカバーを示している。
第3図は多数のバケット及びこのバケットに付設された
カバーを持つタービンの1段の部分的な軸方向の図、第
4図はバケット、カバー及びリブの一部分を断面で示し
た半径方向の内側平面図、第5図は3つのリブの半径方
向断面図、第6図はリブがバケットの半径方向外側の先
端部分の上を伸びない別の実施例を示す図である。 主な符号の説明 32:バケット 34:殻体 35:内面 36:リブ 38:すき間
で、逃し条片及び半径方向水分除去溝孔を示している。
第2図はこの発明の考えに従って構成された装置の一部
分を切欠いた側面図で、リブつきカバーを示している。
第3図は多数のバケット及びこのバケットに付設された
カバーを持つタービンの1段の部分的な軸方向の図、第
4図はバケット、カバー及びリブの一部分を断面で示し
た半径方向の内側平面図、第5図は3つのリブの半径方
向断面図、第6図はリブがバケットの半径方向外側の先
端部分の上を伸びない別の実施例を示す図である。 主な符号の説明 32:バケット 34:殻体 35:内面 36:リブ 38:すき間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭58−12602(JP,U) 特公 昭54−20601(JP,B2) 特公 昭56−41801(JP,B2) 実公 昭39−3401(JP,Y1) 米国特許3377050(US,A)
Claims (3)
- 【請求項1】殻体に囲まれていて、回転子の円周方向に
整合して、該回転子に固定された複数個の回転子バケッ
ト及び該バケットの半径方向外側の先端にある対応する
複数個のバケット・カバーを持っていて、各々のカバー
が1対の隣接したバケットの半径方向外側の先端を接続
している、蒸気タービンに用いられる回転子及びバケッ
ト集成体に於て、各々のカバーが、 半径方向外面が前記殻体と同軸であり、前記バケットの
周りに略連続した円周方向の帯を形成しており、 前記カバーと一体であり、且つ各々のカバーの半径方向
外面から半径方向外向きに伸びていて前記バケットの半
径方向外側の先端を越えて伸びる単一の磨耗し得る材料
製のリブで構成されており、該リブの半径方向に伸びる
縁は前記殻体の内面と密に接近しており、該リブが前記
外面及び前記殻体の内面の間の半径方向のすき間を通る
蒸気の流れに対する唯一の障害物となり、前記リブが隣
接したカバーに設けられた隣接したリブに対して円周方
向に整合しており、 該リブは前記カバーの外面からの唯一の突出物であり、
蒸気の流れに対し略均一な半径方向整合面となり、 前記リブが前記複数個のカバーに設けられたリブと組合
さって、タービンの各段の間の封じとなる様に作用する
略連続的な半径方向に伸びるリングを形成している回転
子及びバケット集成体。 - 【請求項2】特許請求の範囲1)に記載した回転子及び
バケット集成体に於て、前記リブがそれに対応するカバ
ーの前記半径方向外面の近くに幅の広い断面の基部を持
ち、該リブの断面は前記基部から半径方向に伸びる縁ま
で次第に狭くなる回転子及びバケット集成体。 - 【請求項3】特許請求の範囲1)または2)に記載した
回転子及びバケット集成体に於て、前記複数個のリブ
が、集成体の動作時、前記回転子バケットの各組の間の
封じを形成する様に作用する回転子及びバケット集成
体。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US48815883A | 1983-04-25 | 1983-04-25 | |
| US488158 | 1983-04-25 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS601303A JPS601303A (ja) | 1985-01-07 |
| JPH068601B2 true JPH068601B2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=23938544
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