JPH0686024A - 光電変換装置 - Google Patents
光電変換装置Info
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- JPH0686024A JPH0686024A JP4262847A JP26284792A JPH0686024A JP H0686024 A JPH0686024 A JP H0686024A JP 4262847 A JP4262847 A JP 4262847A JP 26284792 A JP26284792 A JP 26284792A JP H0686024 A JPH0686024 A JP H0686024A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 回路規模の大型化,処理の複雑化を回避し、
オフセット電圧のばらつきを低減可能である。 【構成】 各光電変換回路3−1〜3−nは、入射光量
に応じた光電流を発生する光電変換素子を有し、該光電
変換素子からの光電流に基づく信号出力を出力する。ま
た、各光電変換回路3−1〜3−nの近傍には、それぞ
れ補正用光電変換回路4−1〜4−nが光電変換回路と
対応させて配置されている。各補正用光電変換回路は、
対応した光電変換回路と同じ構成のものとなっている
が、光電変換素子には遮光が施され、オフセット電圧を
信号出力として出力する。従って、補正用光電変換回路
からの信号出力によって光電変換回路からの信号出力を
補正することで、オフセット電圧のばらつきを低減でき
る。
オフセット電圧のばらつきを低減可能である。 【構成】 各光電変換回路3−1〜3−nは、入射光量
に応じた光電流を発生する光電変換素子を有し、該光電
変換素子からの光電流に基づく信号出力を出力する。ま
た、各光電変換回路3−1〜3−nの近傍には、それぞ
れ補正用光電変換回路4−1〜4−nが光電変換回路と
対応させて配置されている。各補正用光電変換回路は、
対応した光電変換回路と同じ構成のものとなっている
が、光電変換素子には遮光が施され、オフセット電圧を
信号出力として出力する。従って、補正用光電変換回路
からの信号出力によって光電変換回路からの信号出力を
補正することで、オフセット電圧のばらつきを低減でき
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル(カラー)複
写機の画像入力装置,デスクトップパブリッシング(D
TP)等のイメージデータ入力装置,ファクシミリ等の
原稿読み取り装置,VDT等の撮像装置などに利用され
る光電変換装置に関する。
写機の画像入力装置,デスクトップパブリッシング(D
TP)等のイメージデータ入力装置,ファクシミリ等の
原稿読み取り装置,VDT等の撮像装置などに利用され
る光電変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の光電変換装置の構成図であ
る。この光電変換装置は、各画素(各ビット)に対応さ
せてアレイ状またはマトリックス状に配置された複数の
光電変換回路51−1乃至51−nと、各光電変換回路
51−1乃至51−nからの光電変換結果を時系列で共
通信号線CMに出力信号として出力させるためのタイミ
ング発生回路52と、共通信号線CMの電位を初期化す
るためのスイッチS19と、共通信号線CMに出力され
た出力信号をインピ−ダンス変換して最終的な信号出力
OUTとするバッファB8とを有している。なお、各光
電変換回路51−1乃至51−nは、互いに同じ構成の
ものとなっており、光電変換素子,増幅素子,リセット
用素子,読出用素子などの素子から構成されている。
る。この光電変換装置は、各画素(各ビット)に対応さ
せてアレイ状またはマトリックス状に配置された複数の
光電変換回路51−1乃至51−nと、各光電変換回路
51−1乃至51−nからの光電変換結果を時系列で共
通信号線CMに出力信号として出力させるためのタイミ
ング発生回路52と、共通信号線CMの電位を初期化す
るためのスイッチS19と、共通信号線CMに出力され
た出力信号をインピ−ダンス変換して最終的な信号出力
OUTとするバッファB8とを有している。なお、各光
電変換回路51−1乃至51−nは、互いに同じ構成の
ものとなっており、光電変換素子,増幅素子,リセット
用素子,読出用素子などの素子から構成されている。
【0003】図9(a),(b)は上記構成の光電変換
装置の動作を説明するためのタイムチャ−トである。な
お、図9(b)は図9(a)の符号PT1で示す部分を
時間軸方向に拡大したものである。図8および図9
(a),(b)を参照して、この光電変換装置の動作を
説明する。先づ、スタ−トパルスSTがタイミング発生
回路52に入力すると、タイミング発生回路52から
は、クロックCLKに同期した制御信号CTL1乃至C
TLnが各光電変換回路51−1乃至51−nに順次に
加わる。これにより、各光電変換回路51−1乃至51
−nは、順次に光電変換を行ない各光電変換結果が時系
列で共通信号線CMに出力され、バッファB8から信号
出力OUTとして最終的に出力される。その後、タイミ
ング発生回路52からの制御信号CTLRによりスイッ
チS19をオンにして共通信号線CMの電位を初期化
し、再びスタ−トパルスSTを入力させて、同様の動作
を繰り返し行なわせ、例えばラインごとの走査を行なう
ことができる。
装置の動作を説明するためのタイムチャ−トである。な
お、図9(b)は図9(a)の符号PT1で示す部分を
時間軸方向に拡大したものである。図8および図9
(a),(b)を参照して、この光電変換装置の動作を
説明する。先づ、スタ−トパルスSTがタイミング発生
回路52に入力すると、タイミング発生回路52から
は、クロックCLKに同期した制御信号CTL1乃至C
TLnが各光電変換回路51−1乃至51−nに順次に
加わる。これにより、各光電変換回路51−1乃至51
−nは、順次に光電変換を行ない各光電変換結果が時系
列で共通信号線CMに出力され、バッファB8から信号
出力OUTとして最終的に出力される。その後、タイミ
ング発生回路52からの制御信号CTLRによりスイッ
チS19をオンにして共通信号線CMの電位を初期化
し、再びスタ−トパルスSTを入力させて、同様の動作
を繰り返し行なわせ、例えばラインごとの走査を行なう
ことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
光電変換装置において、個々の光電変換回路51−1乃
至51−nは、製造上の素子特性の違いや温度勾配に起
因して、オフセット電圧にばらつきがある。なお、図9
(a),図9(b)の信号出力OUTにおいて、オフセ
ット電圧分は破線で示されている。このオフセット電圧
のばらつきを補正するのに、従来では、全ビット,すな
わち全ての光電変換回路51−1乃至51−nのオフセ
ット電圧を出力させ、これらを補正デ−タとしてメモリ
に書き込み、しかる後、各光電変換回路51−1乃至5
1−nにおいて読取りを行なわせ、各光電変換回路51
−1乃至51−nの読取デ−タからそれに対応した補正
デ−タを差し引くようにしていた。しかしながら、この
ような補正処理では、メモリには全ビットの補正デ−タ
を記憶しておかねばならないので、相当のメモリ容量を
必要とし、また、読取デ−タから補正デ−タを差し引く
ための演算処理が必要となる。このため、回路規模が大
きくなり、処理も複雑になるという欠点があった。さら
に、このような演算処理により、製造上の素子特性の違
いに起因するオフセット電圧のばらつきを低減すること
ができるものの、温度変化等によるオフセット電圧のば
らつきについてはこれを低減することができないという
欠点があった。
光電変換装置において、個々の光電変換回路51−1乃
至51−nは、製造上の素子特性の違いや温度勾配に起
因して、オフセット電圧にばらつきがある。なお、図9
(a),図9(b)の信号出力OUTにおいて、オフセ
ット電圧分は破線で示されている。このオフセット電圧
のばらつきを補正するのに、従来では、全ビット,すな
わち全ての光電変換回路51−1乃至51−nのオフセ
ット電圧を出力させ、これらを補正デ−タとしてメモリ
に書き込み、しかる後、各光電変換回路51−1乃至5
1−nにおいて読取りを行なわせ、各光電変換回路51
−1乃至51−nの読取デ−タからそれに対応した補正
デ−タを差し引くようにしていた。しかしながら、この
ような補正処理では、メモリには全ビットの補正デ−タ
を記憶しておかねばならないので、相当のメモリ容量を
必要とし、また、読取デ−タから補正デ−タを差し引く
ための演算処理が必要となる。このため、回路規模が大
きくなり、処理も複雑になるという欠点があった。さら
に、このような演算処理により、製造上の素子特性の違
いに起因するオフセット電圧のばらつきを低減すること
ができるものの、温度変化等によるオフセット電圧のば
らつきについてはこれを低減することができないという
欠点があった。
【0005】本発明は、回路規模の大型化,処理の複雑
化を回避し、かつ、製造上の素子特性の違いに起因した
オフセット電圧のばらつきのみならず、温度変化等に起
因したオフセット電圧のばらつきをも低減させることの
可能な光電変換装置を提供することを目的としている。
化を回避し、かつ、製造上の素子特性の違いに起因した
オフセット電圧のばらつきのみならず、温度変化等に起
因したオフセット電圧のばらつきをも低減させることの
可能な光電変換装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するため、請求項1記載の発明は、少なくとも1つの
光電変換回路を有する光電変換装置において、各光電変
換回路は、入射光量に応じた光電流を発生する光電変換
素子を有し、該光電変換素子からの光電流に基づく信号
出力を出力するようになっており、また、各光電変換回
路の近傍には、それぞれ補正用光電変換回路が光電変換
回路と対応させて配置され、各補正用光電変換回路は、
対応した光電変換回路と同じ構成のものとなっている
が、光電変換素子には遮光が施されており、オフセット
電圧を信号出力として出力するようになっていることを
特徴としている。このように、各光電変換回路の近傍に
それぞれ配置された補正用光電変換回路からの信号出力
によって光電変換回路からの信号出力を補正可能に構成
されているので、回路規模の大型化,処理の複雑化を回
避し、かつ、製造上の素子特性の違いに起因したオフセ
ット電圧のばらつきのみならず、温度変化等に起因した
オフセット電圧のばらつきをも低減させることができ
る。
成するため、請求項1記載の発明は、少なくとも1つの
光電変換回路を有する光電変換装置において、各光電変
換回路は、入射光量に応じた光電流を発生する光電変換
素子を有し、該光電変換素子からの光電流に基づく信号
出力を出力するようになっており、また、各光電変換回
路の近傍には、それぞれ補正用光電変換回路が光電変換
回路と対応させて配置され、各補正用光電変換回路は、
対応した光電変換回路と同じ構成のものとなっている
が、光電変換素子には遮光が施されており、オフセット
電圧を信号出力として出力するようになっていることを
特徴としている。このように、各光電変換回路の近傍に
それぞれ配置された補正用光電変換回路からの信号出力
によって光電変換回路からの信号出力を補正可能に構成
されているので、回路規模の大型化,処理の複雑化を回
避し、かつ、製造上の素子特性の違いに起因したオフセ
ット電圧のばらつきのみならず、温度変化等に起因した
オフセット電圧のばらつきをも低減させることができ
る。
【0007】また、請求項2記載の発明では、請求項1
記載の光電変換装置において、ある1つの光電変換回路
からの信号出力と該光電変換回路に対応した補正用光電
変換回路からの信号出力との差をとり、この差に任意の
一定のオフセット電圧を重畳させた電圧を最終的な出力
信号として出力する補正手段がさらに設けられているこ
とを特徴としている。また、請求項3記載の発明では、
請求項2記載の光電変換装置において、上記補正手段
は、コンデンサを有しており、該コンデンサの一方の端
子には、ある1つの光電変換回路からの信号出力が加わ
り、該コンデンサの他方の端子には、該光電変換回路に
対応した補正用光電変換回路からの信号出力が加わるよ
うになっており、最終的な出力信号の読み出し時には、
上記コンデンサの一方または他方の端子には任意のオフ
セット電圧が加わり、コンデンサの他方または一方の端
子の電圧が最終的な出力信号として読み出されるように
なっていることを特徴としている。このように、ある1
つの光電変換回路からの信号出力と該光電変換回路に対
応した補正用光電変換回路からの信号出力との差をと
り、この差に任意の一定のオフセット電圧を重畳させた
電圧を最終的な出力信号として出力する補正手段がさら
に設けられていることによって、オフセット電圧の補正
をこの装置内で行なうことができ、また、任意の直流電
圧レベルに設定された信号出力を得ることができて、次
段との接続が容易になり、さらには、電源電圧の負担を
軽減させることができる。
記載の光電変換装置において、ある1つの光電変換回路
からの信号出力と該光電変換回路に対応した補正用光電
変換回路からの信号出力との差をとり、この差に任意の
一定のオフセット電圧を重畳させた電圧を最終的な出力
信号として出力する補正手段がさらに設けられているこ
とを特徴としている。また、請求項3記載の発明では、
請求項2記載の光電変換装置において、上記補正手段
は、コンデンサを有しており、該コンデンサの一方の端
子には、ある1つの光電変換回路からの信号出力が加わ
り、該コンデンサの他方の端子には、該光電変換回路に
対応した補正用光電変換回路からの信号出力が加わるよ
うになっており、最終的な出力信号の読み出し時には、
上記コンデンサの一方または他方の端子には任意のオフ
セット電圧が加わり、コンデンサの他方または一方の端
子の電圧が最終的な出力信号として読み出されるように
なっていることを特徴としている。このように、ある1
つの光電変換回路からの信号出力と該光電変換回路に対
応した補正用光電変換回路からの信号出力との差をと
り、この差に任意の一定のオフセット電圧を重畳させた
電圧を最終的な出力信号として出力する補正手段がさら
に設けられていることによって、オフセット電圧の補正
をこの装置内で行なうことができ、また、任意の直流電
圧レベルに設定された信号出力を得ることができて、次
段との接続が容易になり、さらには、電源電圧の負担を
軽減させることができる。
【0008】また、請求項4記載の発明は、複数の光電
変換回路からなる光電変換回路群を有する光電変換装置
において、前記光電変換回路群を構成する複数の光電変
換回路は、順次に動作し、入射光量に応じた光電流に基
づく信号出力を順次に出力するようになっており、ま
た、光電変換回路群の両端部には、第1および第2の補
正用光電変換回路がそれぞれ配置されており、第1およ
び第2の補正用光電変換回路からの信号電圧に基づき、
複数のオフセット電圧を生成し、これを光電変換回路群
を構成する複数の光電変換回路からの信号出力に対する
補正出力として出力するようになっていることを特徴と
している。また、請求項5記載の発明は、請求項4記載
の光電変換装置において、上記複数のオフセット電圧と
しては、第1の補正用光電変換回路から出力される第1
のオフセット電圧と、第2の補正用光電変換回路から出
力される第2のオフセット電圧と、第1のオフセット電
圧と第2のオフセット電圧との平均をとった第3のオフ
セット電圧とが用いられ、上記光電変換回路群を第1の
補正用光電変換回路から第2の補正用光電変換回路に向
けて、第1,第2および第3のブロックに機能分割し、
第1,第2,第3のブロックに属する光電変換回路から
の出力信号に対して、それぞれ、第1,第2,第3のオ
フセット電圧を補正出力として出力するようになってい
ることを特徴としている。これにより、回路規模の大型
化,処理の複雑化を回避し、かつ、製造上の素子特性の
違いに起因したオフセット電圧のばらつきのみならず、
温度変化等に起因したオフセット電圧のばらつきをも低
減させることができる。
変換回路からなる光電変換回路群を有する光電変換装置
において、前記光電変換回路群を構成する複数の光電変
換回路は、順次に動作し、入射光量に応じた光電流に基
づく信号出力を順次に出力するようになっており、ま
た、光電変換回路群の両端部には、第1および第2の補
正用光電変換回路がそれぞれ配置されており、第1およ
び第2の補正用光電変換回路からの信号電圧に基づき、
複数のオフセット電圧を生成し、これを光電変換回路群
を構成する複数の光電変換回路からの信号出力に対する
補正出力として出力するようになっていることを特徴と
している。また、請求項5記載の発明は、請求項4記載
の光電変換装置において、上記複数のオフセット電圧と
しては、第1の補正用光電変換回路から出力される第1
のオフセット電圧と、第2の補正用光電変換回路から出
力される第2のオフセット電圧と、第1のオフセット電
圧と第2のオフセット電圧との平均をとった第3のオフ
セット電圧とが用いられ、上記光電変換回路群を第1の
補正用光電変換回路から第2の補正用光電変換回路に向
けて、第1,第2および第3のブロックに機能分割し、
第1,第2,第3のブロックに属する光電変換回路から
の出力信号に対して、それぞれ、第1,第2,第3のオ
フセット電圧を補正出力として出力するようになってい
ることを特徴としている。これにより、回路規模の大型
化,処理の複雑化を回避し、かつ、製造上の素子特性の
違いに起因したオフセット電圧のばらつきのみならず、
温度変化等に起因したオフセット電圧のばらつきをも低
減させることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明に係る光電変換装置の第1の実施例
を示す図である。この光電変換装置には、各画素(各ビ
ット)に対応させてアレイ状またはマトリックス状に配
置された複数の光電変換ユニットU1乃至Unが設けら
れている。各光電変換ユニットU1乃至Unは、それぞ
れ同じ構成のものとなっており、例えば、n番目(nビ
ット目の画素)の光電変換Unは、光電変換回路3−n
と、光電変換回路3−nに近接した位置に配置された補
正用光電変換回路4−nとから構成されている。
する。図1は本発明に係る光電変換装置の第1の実施例
を示す図である。この光電変換装置には、各画素(各ビ
ット)に対応させてアレイ状またはマトリックス状に配
置された複数の光電変換ユニットU1乃至Unが設けら
れている。各光電変換ユニットU1乃至Unは、それぞ
れ同じ構成のものとなっており、例えば、n番目(nビ
ット目の画素)の光電変換Unは、光電変換回路3−n
と、光電変換回路3−nに近接した位置に配置された補
正用光電変換回路4−nとから構成されている。
【0010】図2は1つの光電変換ユニットU(例えば
Un)の構成例を示す図である。この例では、光電変換
ユニットUの光電変換回路3は、光電変換素子1と、増
幅素子Q1と、増幅素子Q1のゲート電位をVR1に初
期化するためのスイッチS1と、増幅素子Q1のソース
の電位をVR2に初期化するためのスイッチS2と、光
電変換回路3の出力信号(増幅素子Q1のソースの電
位)を信号線12に出力するためのスイッチS3とを有
している。なお、ここで、光電変換素子1の一方の端子
は、スイッチS1および増幅素子Q1のゲートに接続さ
れ、光電変換素子1の他方の端子はスイッチS2,スイ
ッチS3および増幅素子Q1のソースに接続されてお
り、光電変換素子1には、増幅素子Q1のゲ−ト・ソ−
ス間電位が加わるようになっている。また、光電変換素
子1は、例えばフォトダイオードからなり、増幅素子Q
1は、例えばディプレッション型NチャネルMOS・F
ETで構成されている。
Un)の構成例を示す図である。この例では、光電変換
ユニットUの光電変換回路3は、光電変換素子1と、増
幅素子Q1と、増幅素子Q1のゲート電位をVR1に初
期化するためのスイッチS1と、増幅素子Q1のソース
の電位をVR2に初期化するためのスイッチS2と、光
電変換回路3の出力信号(増幅素子Q1のソースの電
位)を信号線12に出力するためのスイッチS3とを有
している。なお、ここで、光電変換素子1の一方の端子
は、スイッチS1および増幅素子Q1のゲートに接続さ
れ、光電変換素子1の他方の端子はスイッチS2,スイ
ッチS3および増幅素子Q1のソースに接続されてお
り、光電変換素子1には、増幅素子Q1のゲ−ト・ソ−
ス間電位が加わるようになっている。また、光電変換素
子1は、例えばフォトダイオードからなり、増幅素子Q
1は、例えばディプレッション型NチャネルMOS・F
ETで構成されている。
【0011】また、補正用光電変換回路4も、光電変換
回路3と同じ構成となっている。すなわち、補正用光電
変換回路4には、光電変換回路3の光電変換素子1,増
幅素子Q1,スイッチS1,スイッチS2,スイッチS
3に対応させて、それぞれ同じ機能を有する光電変換素
子2,増幅素子Q2,スイッチS4,スイッチS5,ス
イッチS6が設けられている。但し、この補正用光電変
換回路4の光電変換素子2は、光電変換回路3の光電変
換素子1と異なり、遮光が施されている。
回路3と同じ構成となっている。すなわち、補正用光電
変換回路4には、光電変換回路3の光電変換素子1,増
幅素子Q1,スイッチS1,スイッチS2,スイッチS
3に対応させて、それぞれ同じ機能を有する光電変換素
子2,増幅素子Q2,スイッチS4,スイッチS5,ス
イッチS6が設けられている。但し、この補正用光電変
換回路4の光電変換素子2は、光電変換回路3の光電変
換素子1と異なり、遮光が施されている。
【0012】また、図1において、各光電変換ユニット
U1乃至Unは、タイミング発生回路11からの制御信
号CTL1乃至CTLnにより制御がなされるようにな
っている。1つの光電変換ユニットU(例えばUn)に
着目すると、この光電変換ユニットUには、タイミング
発生回路11から制御信号CTLn(制御信号5,6,
7)が加わり、そのうち、制御信号5は、光電変換回路
3のスイッチS1,補正用光電変換回路4のスイッチS
4のオン・オフを制御し、制御信号6は、光電変換回路
3のスイッチS2,補正用光電変換回路4のスイッチS
5のオン・オフを制御し、制御信号7は、光電変換回路
3のスイッチS3,補正用光電変換回路4のスイッチS
6のオン・オフを制御するようなっている。換言すれ
ば、光電変換装置3と補正用光電変換回路4とは、タイ
ミング発生回路11からの共通の制御信号CTLn,す
なわち制御信号5,6,7により、動作制御がなされ、
スイッチS3,S6がオンとなるとき、共通信号線CM
1,CM2にそれぞれ出力信号が出力されるようなって
いる。
U1乃至Unは、タイミング発生回路11からの制御信
号CTL1乃至CTLnにより制御がなされるようにな
っている。1つの光電変換ユニットU(例えばUn)に
着目すると、この光電変換ユニットUには、タイミング
発生回路11から制御信号CTLn(制御信号5,6,
7)が加わり、そのうち、制御信号5は、光電変換回路
3のスイッチS1,補正用光電変換回路4のスイッチS
4のオン・オフを制御し、制御信号6は、光電変換回路
3のスイッチS2,補正用光電変換回路4のスイッチS
5のオン・オフを制御し、制御信号7は、光電変換回路
3のスイッチS3,補正用光電変換回路4のスイッチS
6のオン・オフを制御するようなっている。換言すれ
ば、光電変換装置3と補正用光電変換回路4とは、タイ
ミング発生回路11からの共通の制御信号CTLn,す
なわち制御信号5,6,7により、動作制御がなされ、
スイッチS3,S6がオンとなるとき、共通信号線CM
1,CM2にそれぞれ出力信号が出力されるようなって
いる。
【0013】また、図1の光電変換装置において共通信
号線CM1には、この共通信号線CM1の電位を初期化
するためのスイッチS7と、共通信号線CM1に出力さ
れた出力信号をインピ−ダンス変換し増幅するバッファ
B1とが接続され、共通信号線CM2には、この共通信
号線CM2の電位を初期化するためのスイッチS8と、
共通信号線CM2に出力された出力信号をインピ−ダン
ス変換し増幅するバッファB2とが接続されており、ス
イッチS7,スイッチS8は、タイミング発生回路11
からの共通の制御信号CTLRにより、オン・オフ制御
がなされるようになっている。
号線CM1には、この共通信号線CM1の電位を初期化
するためのスイッチS7と、共通信号線CM1に出力さ
れた出力信号をインピ−ダンス変換し増幅するバッファ
B1とが接続され、共通信号線CM2には、この共通信
号線CM2の電位を初期化するためのスイッチS8と、
共通信号線CM2に出力された出力信号をインピ−ダン
ス変換し増幅するバッファB2とが接続されており、ス
イッチS7,スイッチS8は、タイミング発生回路11
からの共通の制御信号CTLRにより、オン・オフ制御
がなされるようになっている。
【0014】次に、図1の光電変換装置の動作を図3
(a),(b)のタイムチャ−トを用いて説明する。な
お、図3(b)は図3(a)の符号PT2で示す部分を
時間軸方向に拡大したものである。この光電変換装置で
は、先づ、スタートパルスSTがタイミング発生回路1
1に入力すると、タイミング発生回路11からは、クロ
ックCLKに同期した制御信号CTL1及びCTLnが
各光電変換ユニットU1乃至Unに順次に加わる。これ
により、各光電変換ユニットU1乃至Unの各光電変換
回路および各補正用光電変換回路は、光電変換を行な
う。いま、1つの光電変換ユニットU(例えばnビット
目の光電変換ユニットUn)の光電変換回路3に着目す
ると、タイミング発生回路11からクロックCLKに同
期した制御信号CTLn(5,6,7)が加わることに
より、先づ、スイッチS1とS2とがオンとなり、増幅
素子Q1のゲートの電位がVR1に、ソースの電位がV
R2となって、この光電変換回路3の初期化がなされ
る。次に、S2がオフになると、増幅素子Q1のソース
の電位は、S2の寄生容量とソースの浮遊容量とを充電
し、VR1+Vthとなる。すなわち、ゲ−ト電位に対
し、ゲート・ソース間電圧Vthだけ高い電位に落ちつ
く。しかる後、S1がオフになると、例えば画像の読取
りが開始し、光電変換素子1には、一定の読み取り期間
中、入射光量に応じた光電流が流れる。光電変換素子1
に光が入射し、光電流が流れると、この光電流は増幅素
子Q1のゲートにつながる容量(蓄積容量)に蓄積され
始める。このようにして、増幅素子Q1のゲ−トにつな
がる容量に光電流に基づく電荷が蓄積されることによ
り、ゲートの電位が上昇し、ゲートの電位が上がると同
時に、ソースの電位もS2の寄生容量とソースの浮遊容
量を充電しながらゲートの電位の上昇分だけ上がる。こ
のように増幅素子Q1は、ゲート電圧に追従してソース
電圧が変化するソースフォロワとして働く。
(a),(b)のタイムチャ−トを用いて説明する。な
お、図3(b)は図3(a)の符号PT2で示す部分を
時間軸方向に拡大したものである。この光電変換装置で
は、先づ、スタートパルスSTがタイミング発生回路1
1に入力すると、タイミング発生回路11からは、クロ
ックCLKに同期した制御信号CTL1及びCTLnが
各光電変換ユニットU1乃至Unに順次に加わる。これ
により、各光電変換ユニットU1乃至Unの各光電変換
回路および各補正用光電変換回路は、光電変換を行な
う。いま、1つの光電変換ユニットU(例えばnビット
目の光電変換ユニットUn)の光電変換回路3に着目す
ると、タイミング発生回路11からクロックCLKに同
期した制御信号CTLn(5,6,7)が加わることに
より、先づ、スイッチS1とS2とがオンとなり、増幅
素子Q1のゲートの電位がVR1に、ソースの電位がV
R2となって、この光電変換回路3の初期化がなされ
る。次に、S2がオフになると、増幅素子Q1のソース
の電位は、S2の寄生容量とソースの浮遊容量とを充電
し、VR1+Vthとなる。すなわち、ゲ−ト電位に対
し、ゲート・ソース間電圧Vthだけ高い電位に落ちつ
く。しかる後、S1がオフになると、例えば画像の読取
りが開始し、光電変換素子1には、一定の読み取り期間
中、入射光量に応じた光電流が流れる。光電変換素子1
に光が入射し、光電流が流れると、この光電流は増幅素
子Q1のゲートにつながる容量(蓄積容量)に蓄積され
始める。このようにして、増幅素子Q1のゲ−トにつな
がる容量に光電流に基づく電荷が蓄積されることによ
り、ゲートの電位が上昇し、ゲートの電位が上がると同
時に、ソースの電位もS2の寄生容量とソースの浮遊容
量を充電しながらゲートの電位の上昇分だけ上がる。こ
のように増幅素子Q1は、ゲート電圧に追従してソース
電圧が変化するソースフォロワとして働く。
【0015】この光電変換回路3は、一定の読み取り時
間(蓄積時間)を経過すると再度初期化されるが、この
初期化の直前のクロックCLKの半周期でS3がオンと
なり、初期化直前のソースの電位が出力信号として共通
信号線CM1に出力される。すなわち、この光電変換回
路3では、光電変換素子1に入射する光量に応じた光信
号が共通信号線CM1に出力され、バッファB1でイン
ピーダンス変換されて、信号出力OUT1として出力さ
れる。しかる後、次のクロックCLKの半周期でS3が
オフになり、S7がオンになって、共通信号線CM1の
電位は、例えば“0”Vに初期化され、またこれと同時
にS1,S2がオンとなって増幅素子Q1の初期化がな
される。光電変換ユニットUの補正用光電変換回路4
も、光電変換回路3と全く同様に制御されて動作し、増
幅素子Q2のソースの電位が初期化直前に出力信号OU
T2として共通信号線CM2に出力されるが、補正用光
電変換回路4は光電変換素子2に遮光が施されているの
で、光電変換素子2には光が入光せず、従って、共通信
号線CM2に出力された出力信号は、光電変換回路4の
オフセット電圧を示すものとなる。
間(蓄積時間)を経過すると再度初期化されるが、この
初期化の直前のクロックCLKの半周期でS3がオンと
なり、初期化直前のソースの電位が出力信号として共通
信号線CM1に出力される。すなわち、この光電変換回
路3では、光電変換素子1に入射する光量に応じた光信
号が共通信号線CM1に出力され、バッファB1でイン
ピーダンス変換されて、信号出力OUT1として出力さ
れる。しかる後、次のクロックCLKの半周期でS3が
オフになり、S7がオンになって、共通信号線CM1の
電位は、例えば“0”Vに初期化され、またこれと同時
にS1,S2がオンとなって増幅素子Q1の初期化がな
される。光電変換ユニットUの補正用光電変換回路4
も、光電変換回路3と全く同様に制御されて動作し、増
幅素子Q2のソースの電位が初期化直前に出力信号OU
T2として共通信号線CM2に出力されるが、補正用光
電変換回路4は光電変換素子2に遮光が施されているの
で、光電変換素子2には光が入光せず、従って、共通信
号線CM2に出力された出力信号は、光電変換回路4の
オフセット電圧を示すものとなる。
【0016】2ビット目,3ビット目…,nビット目の
光電変換ユニットU2乃至Unについても、クロックC
LKに同期した所定周期づつずれて、同様の処理が順次
になされる。すなわち、光電変換回路3からの出力信
号,すなわち光信号が順次に出力信号OUT1として出
力され、また補正用光電変換回路4からの出力信号,す
なわちオフセット電圧が順次に出力信号OUT2として
出力される。
光電変換ユニットU2乃至Unについても、クロックC
LKに同期した所定周期づつずれて、同様の処理が順次
になされる。すなわち、光電変換回路3からの出力信
号,すなわち光信号が順次に出力信号OUT1として出
力され、また補正用光電変換回路4からの出力信号,す
なわちオフセット電圧が順次に出力信号OUT2として
出力される。
【0017】ところで、各光電変換ユニットU1乃至U
nの光電変換回路3は、オフセット電圧(光が入射して
いない状態での出力電圧)を有しており、出力信号OU
T1には、純粋な光信号成分にこのオフセット電圧が重
畳したものとなっているが、このオフセット電圧は、製
造上の素子特性のばらつき,温度勾配,あるいは温度変
化等に起因して、全てのビットで一定のものとはなって
おらず、各ビットごとにばらついている。なお、図3
(a),(b)の信号出力OUT1において、オフセッ
ト電圧分は破線で示されている。光電変換回路3におけ
るこのようなオフセット電圧のビットごとのばらつきを
低減することを目的として、この第1の実施例では、補
正用光電変換回路4において、ビットごとのオフセット
電圧を作り出している。すなわち、近接した位置にある
回路セル間においては、製造上のばらつき,温度勾配,
あるいは温度変化等によるばらつきの要因をほぼ等しく
することができることに着目し、各ビット,すなわち各
光電変換ユニットU1乃至Unにおいては、補正用光電
変換回路4を光電変換回路3と近接した位置に配置して
いる。これにより、ある光電変換ユニット,例えばUn
において、その補正用光電変換回路4から出力される出
力信号OUT2,すなわちオフセット電圧は、このユニ
ットUnの光電変換回路3のオフセット電圧を良好に近
似したものとなり、これを補正信号として用いることが
できる。すなわち、出力信号OUT1と出力信号OUT
2との差動増幅を行ない、出力信号OUT1を差し引け
ば、出力信号OUT1からオフセット電圧をほぼ取り除
くことができ、光信号成分だけを読み出すことができ
る。
nの光電変換回路3は、オフセット電圧(光が入射して
いない状態での出力電圧)を有しており、出力信号OU
T1には、純粋な光信号成分にこのオフセット電圧が重
畳したものとなっているが、このオフセット電圧は、製
造上の素子特性のばらつき,温度勾配,あるいは温度変
化等に起因して、全てのビットで一定のものとはなって
おらず、各ビットごとにばらついている。なお、図3
(a),(b)の信号出力OUT1において、オフセッ
ト電圧分は破線で示されている。光電変換回路3におけ
るこのようなオフセット電圧のビットごとのばらつきを
低減することを目的として、この第1の実施例では、補
正用光電変換回路4において、ビットごとのオフセット
電圧を作り出している。すなわち、近接した位置にある
回路セル間においては、製造上のばらつき,温度勾配,
あるいは温度変化等によるばらつきの要因をほぼ等しく
することができることに着目し、各ビット,すなわち各
光電変換ユニットU1乃至Unにおいては、補正用光電
変換回路4を光電変換回路3と近接した位置に配置して
いる。これにより、ある光電変換ユニット,例えばUn
において、その補正用光電変換回路4から出力される出
力信号OUT2,すなわちオフセット電圧は、このユニ
ットUnの光電変換回路3のオフセット電圧を良好に近
似したものとなり、これを補正信号として用いることが
できる。すなわち、出力信号OUT1と出力信号OUT
2との差動増幅を行ない、出力信号OUT1を差し引け
ば、出力信号OUT1からオフセット電圧をほぼ取り除
くことができ、光信号成分だけを読み出すことができ
る。
【0018】このように光電変換回路3のオフセット電
圧が素子特性の違いのみならず温度変化等に起因して各
ビットごとにばらついている場合でも、各ビットごとに
出力信号OUT1と出力信号OUT2との差動増幅を行
ない、これを差動出力DIFとすれば、オフセット電圧
をほぼ取り除き、光信号成分だけをほぼ抽出することが
でき、オフセット電圧のばらつきの非常に小さな出力を
容易に得ることができる。従って、補正データを書込む
ためのメモリや複雑な演算処理回路等を必要とせず、回
路規模,処理の大型化,複雑化を回避でき、かつ、製造
上の素子特性のみならず温度変化等に起因したオフセッ
ト電圧のばらつきを極めて良好に低減させることができ
る。
圧が素子特性の違いのみならず温度変化等に起因して各
ビットごとにばらついている場合でも、各ビットごとに
出力信号OUT1と出力信号OUT2との差動増幅を行
ない、これを差動出力DIFとすれば、オフセット電圧
をほぼ取り除き、光信号成分だけをほぼ抽出することが
でき、オフセット電圧のばらつきの非常に小さな出力を
容易に得ることができる。従って、補正データを書込む
ためのメモリや複雑な演算処理回路等を必要とせず、回
路規模,処理の大型化,複雑化を回避でき、かつ、製造
上の素子特性のみならず温度変化等に起因したオフセッ
ト電圧のばらつきを極めて良好に低減させることができ
る。
【0019】図4は本発明に係る光電変換装置の第2の
実施例を示す図である。なお、図4において、共通信号
線CM1,CM2には、図1に示したと同様の複数の光
電変換ユニットU1乃至Unが接続されているとする。
この第2の実施例では、バッファB1,B2からの出力
信号OUT1,OUT2に対して演算制御を施す手段が
さらに設けられている。すなわち、スイッチS11,S
12と、コンデンサC1と、スイッチS13,S20
と、バッファB3とがさらに設けられている。ここで、
コンデンサC1の一方の端子18には、スイッチS11
がオンのときにバッファB1からの出力信号OUT1が
加わり、また、スイッチS13がオンのときに所定の電
圧V3が加わるようになっている。また、コンデンサC
1の他方の端子19には、スイッチS12がオンのとき
にバッファB2からの出力信号OUT2が加わり、スイ
ッチS12がオフのときには、コンデンサC1の一方の
端子18との電位差が出力されるようになっている。
実施例を示す図である。なお、図4において、共通信号
線CM1,CM2には、図1に示したと同様の複数の光
電変換ユニットU1乃至Unが接続されているとする。
この第2の実施例では、バッファB1,B2からの出力
信号OUT1,OUT2に対して演算制御を施す手段が
さらに設けられている。すなわち、スイッチS11,S
12と、コンデンサC1と、スイッチS13,S20
と、バッファB3とがさらに設けられている。ここで、
コンデンサC1の一方の端子18には、スイッチS11
がオンのときにバッファB1からの出力信号OUT1が
加わり、また、スイッチS13がオンのときに所定の電
圧V3が加わるようになっている。また、コンデンサC
1の他方の端子19には、スイッチS12がオンのとき
にバッファB2からの出力信号OUT2が加わり、スイ
ッチS12がオフのときには、コンデンサC1の一方の
端子18との電位差が出力されるようになっている。
【0020】このような構成の第2の実施例の動作を図
5(a),(b)のタイムチャートを用いて説明する。
なお、図5(b)は図5(a)の符号PT3で示す部分
を時間軸方向に拡大したものである。また、図5
(a),(b)は、説明の便宜上、光電変換回路3には
光がほとんど入射していないものとして図示されてい
る。この光電変換装置では、例えば1ビット目の光電変
換ユニットU1の光電変換回路3,補正用光電変換回路
4のスイッチS3,S6がオンになるまで、スイッチS
7,S8,S11,S12,S20はオン、スイッチS
13はオフとなっており、バッファB3からの信号出力
OUT3はほぼ“0”Vとなっている。スイッチS3,
S6がオンになると、スイッチS7,S8,S13,S
20がクロックCLKと同相,同周期でオン・オフ動作
し、また、スイッチS11,S12がクロックCLKと
逆相,同周期でオン・オフ動作する。すなわち、スイッ
チS3,スイッチS6がオンになると、光電変換回路
3,補正用光電変換回路4からの出力信号がそれぞれ共
通信号線CM1,CM2に出力され、バッファB1,B
2から信号出力OUT1,OUT2として、すなわち電
圧Va,Vbとして出力される。クロックCLKの最初
の半周期では、スイッチS11,S12がオンとなるの
で、バッファB1からの信号出力OUT1(電圧Va)
はスイッチS11を介しコンデンサC1の一方の端子1
8に加わる。また、バッファB2から出力信号OUT2
(電圧Vb)は、スイッチS12を介してコンデンサC
1の他方の端子19に加わる。従って、スイッチS3,
S6がオン時において、クロックの最初の半周期では、
コンデンサC1には、信号出力OUT1と出力信号OU
T2との差,すなわち電位差Vs(=Vb−Va)が加
わる。
5(a),(b)のタイムチャートを用いて説明する。
なお、図5(b)は図5(a)の符号PT3で示す部分
を時間軸方向に拡大したものである。また、図5
(a),(b)は、説明の便宜上、光電変換回路3には
光がほとんど入射していないものとして図示されてい
る。この光電変換装置では、例えば1ビット目の光電変
換ユニットU1の光電変換回路3,補正用光電変換回路
4のスイッチS3,S6がオンになるまで、スイッチS
7,S8,S11,S12,S20はオン、スイッチS
13はオフとなっており、バッファB3からの信号出力
OUT3はほぼ“0”Vとなっている。スイッチS3,
S6がオンになると、スイッチS7,S8,S13,S
20がクロックCLKと同相,同周期でオン・オフ動作
し、また、スイッチS11,S12がクロックCLKと
逆相,同周期でオン・オフ動作する。すなわち、スイッ
チS3,スイッチS6がオンになると、光電変換回路
3,補正用光電変換回路4からの出力信号がそれぞれ共
通信号線CM1,CM2に出力され、バッファB1,B
2から信号出力OUT1,OUT2として、すなわち電
圧Va,Vbとして出力される。クロックCLKの最初
の半周期では、スイッチS11,S12がオンとなるの
で、バッファB1からの信号出力OUT1(電圧Va)
はスイッチS11を介しコンデンサC1の一方の端子1
8に加わる。また、バッファB2から出力信号OUT2
(電圧Vb)は、スイッチS12を介してコンデンサC
1の他方の端子19に加わる。従って、スイッチS3,
S6がオン時において、クロックの最初の半周期では、
コンデンサC1には、信号出力OUT1と出力信号OU
T2との差,すなわち電位差Vs(=Vb−Va)が加
わる。
【0021】クロックの次の半周期では、スイッチS
3,S6,S11,S12がオフとなり、スイッチS
7,S8,S13,S20がオンになる。この結果、光
電変換回路3,補正用光電変換回路4は、共通信号線C
M1,CM2からそれぞれ切り離され、各共通信号線C
M1,CM2は、スイッチS7,S8により“0”Vに
リセットされる。また、これと同時に、コンデンサC1
も共通信号線CM1,CM2から切り離され、コンデン
サC1の一方の端子18には、スイッチS13を介して
直流電圧V3が印加され、また、コンデンサC1の他方
の端子19は、スイッチS20を介してバッファB3に
接続される。これにより,コンデンサC1の他方の端子
19には、一方の端子18との差分の電圧(V3−V
s)が出力され、この電圧(V3−Vs)は、バッファ
B3によってインピーダンス変換されて、信号出力OU
T3として最終的に出力される。
3,S6,S11,S12がオフとなり、スイッチS
7,S8,S13,S20がオンになる。この結果、光
電変換回路3,補正用光電変換回路4は、共通信号線C
M1,CM2からそれぞれ切り離され、各共通信号線C
M1,CM2は、スイッチS7,S8により“0”Vに
リセットされる。また、これと同時に、コンデンサC1
も共通信号線CM1,CM2から切り離され、コンデン
サC1の一方の端子18には、スイッチS13を介して
直流電圧V3が印加され、また、コンデンサC1の他方
の端子19は、スイッチS20を介してバッファB3に
接続される。これにより,コンデンサC1の他方の端子
19には、一方の端子18との差分の電圧(V3−V
s)が出力され、この電圧(V3−Vs)は、バッファ
B3によってインピーダンス変換されて、信号出力OU
T3として最終的に出力される。
【0022】このようにして、1ビット目の光電変換ユ
ニットU1の動作がなされ、1ビット目の信号出力OU
T3が出力された後、同様の手順によって、2ビット目
乃至nビット目の光電変換ユニットU2乃至Unの動作
が順次になされ、2ビット目乃至nビット目の信号出力
OUT3が順次に出力される。ところで、上記電圧(V
3−Vs)において、電圧差Vsは、信号出力OUT1
と信号出力OUT2との電圧差であり、これは、第1の
実施例で述べたように、純粋な光信号成分にオフセット
電圧の重畳した光電変換回路3からの信号出力OUT1
からオフセット電圧をほぼ取り除き、純粋な光信号成分
だけをほぼ抽出したものとなっている。従って、バッフ
ァB3から出力される最終的な信号出力OUT3は、オ
フセット電圧のばらつきが非常に少なく、ほぼ純粋な光
信号成分に一定のオフセット電圧V3を重畳させたもの
となり、オフセット電圧の各ビットごとのばらつきの非
常に小さな信号出力OUT3を得ることができる。な
お、上記オフセット電圧V3は、任意に設定することが
できて、これにより、次段との接続を容易に行なうこと
ができる。
ニットU1の動作がなされ、1ビット目の信号出力OU
T3が出力された後、同様の手順によって、2ビット目
乃至nビット目の光電変換ユニットU2乃至Unの動作
が順次になされ、2ビット目乃至nビット目の信号出力
OUT3が順次に出力される。ところで、上記電圧(V
3−Vs)において、電圧差Vsは、信号出力OUT1
と信号出力OUT2との電圧差であり、これは、第1の
実施例で述べたように、純粋な光信号成分にオフセット
電圧の重畳した光電変換回路3からの信号出力OUT1
からオフセット電圧をほぼ取り除き、純粋な光信号成分
だけをほぼ抽出したものとなっている。従って、バッフ
ァB3から出力される最終的な信号出力OUT3は、オ
フセット電圧のばらつきが非常に少なく、ほぼ純粋な光
信号成分に一定のオフセット電圧V3を重畳させたもの
となり、オフセット電圧の各ビットごとのばらつきの非
常に小さな信号出力OUT3を得ることができる。な
お、上記オフセット電圧V3は、任意に設定することが
できて、これにより、次段との接続を容易に行なうこと
ができる。
【0023】さらに、光電変換回路3での出力はポジテ
ィブ型(入力光が大きくなるに従って、出力電圧が接地
レベルに対して大きくなる)であるが、信号出力をネガ
ティブ型(出力電圧が接地レベルに対して小さくなる)
に変換することによって、電源電圧などの制約を受けに
くくすることができる。
ィブ型(入力光が大きくなるに従って、出力電圧が接地
レベルに対して大きくなる)であるが、信号出力をネガ
ティブ型(出力電圧が接地レベルに対して小さくなる)
に変換することによって、電源電圧などの制約を受けに
くくすることができる。
【0024】このように第2の実施例の光電変換装置で
は、第1の実施例におけると同様の効果を得ることがで
きるとともに、装置内部で光電変換回路3の信号出力O
UT1に対するオフセット電圧の補正を行なうよう構成
されていることで、外部での差動増幅処理が不要とな
り、また、任意の直流電圧レベルに設定された出力信号
を得ることができて、次段との接続が容易となり、さら
には電源電圧の負担を軽減することができるなどの効果
を得ることができる。
は、第1の実施例におけると同様の効果を得ることがで
きるとともに、装置内部で光電変換回路3の信号出力O
UT1に対するオフセット電圧の補正を行なうよう構成
されていることで、外部での差動増幅処理が不要とな
り、また、任意の直流電圧レベルに設定された出力信号
を得ることができて、次段との接続が容易となり、さら
には電源電圧の負担を軽減することができるなどの効果
を得ることができる。
【0025】図6は本発明に係る光電変換装置の第3の
実施例の構成図である。図6の光電変換装置は、補正用
光電変換回路4aと、第1ビット目乃至第1000ビッ
ト目までの光電変換回路31乃至31000と、第1001
ビット目乃至第2000ビット目までの光電変換回路3
1001乃至32000と、第2001ビット目乃至3000ビ
ット目までの光電変換回路32001乃至33000と、補正用
光電変換回路4bとが、タイミング発生回路11からの
前述したと同様の制御信号CTL(5,6,7)によっ
て順次に制御され、これらの出力信号が共通信号線CM
3に順次に出力されるよう構成されている。
実施例の構成図である。図6の光電変換装置は、補正用
光電変換回路4aと、第1ビット目乃至第1000ビッ
ト目までの光電変換回路31乃至31000と、第1001
ビット目乃至第2000ビット目までの光電変換回路3
1001乃至32000と、第2001ビット目乃至3000ビ
ット目までの光電変換回路32001乃至33000と、補正用
光電変換回路4bとが、タイミング発生回路11からの
前述したと同様の制御信号CTL(5,6,7)によっ
て順次に制御され、これらの出力信号が共通信号線CM
3に順次に出力されるよう構成されている。
【0026】すなわち、各補正用光電変換回路4a,4
bは、図2に示した補正用光電変換回路4と同様の構成
となっており、スイッチS4,S5,S6がタイミング
発生回路11からの制御信号5,6,7によってそれぞ
れオン・オフ制御され、スイッチS6がオンのときに、
出力信号が共通信号線CM3に出力されるようになって
いる。また、各光電変換回路31乃至33000も、図2に
示した光電変換回路3と同様の構成となっており、スイ
ッチS1,S2,S3がタイミング発生回路11からの
制御信号5,6,7によってそれぞれオン・オフ制御さ
れ、スイッチS3がオンのときに、出力信号が共通信号
線CM3に出力されるようになっている。但し、図6の
光電変換装置においては、補正用光電変換回路4a,4
bは光電変換回路群31〜33000の両端部にそれぞれ配
置されている。
bは、図2に示した補正用光電変換回路4と同様の構成
となっており、スイッチS4,S5,S6がタイミング
発生回路11からの制御信号5,6,7によってそれぞ
れオン・オフ制御され、スイッチS6がオンのときに、
出力信号が共通信号線CM3に出力されるようになって
いる。また、各光電変換回路31乃至33000も、図2に
示した光電変換回路3と同様の構成となっており、スイ
ッチS1,S2,S3がタイミング発生回路11からの
制御信号5,6,7によってそれぞれオン・オフ制御さ
れ、スイッチS3がオンのときに、出力信号が共通信号
線CM3に出力されるようになっている。但し、図6の
光電変換装置においては、補正用光電変換回路4a,4
bは光電変換回路群31〜33000の両端部にそれぞれ配
置されている。
【0027】また、共通信号線CM3には、タイミング
発生回路11からの制御信号CTLRによってオン・オ
フ制御されて、共通信号線CM3を初期化するためのス
イッチS18と、スイッチS18がオンのときに共通信
号線CM3に出力された出力信号をインピーダンス変換
して増幅するバッファB4とが設けられており、バッフ
ァB4からの出力信号は、バッファB5によりさらに増
幅されて信号出力OUT5として出力されるようになっ
ている。
発生回路11からの制御信号CTLRによってオン・オ
フ制御されて、共通信号線CM3を初期化するためのス
イッチS18と、スイッチS18がオンのときに共通信
号線CM3に出力された出力信号をインピーダンス変換
して増幅するバッファB4とが設けられており、バッフ
ァB4からの出力信号は、バッファB5によりさらに増
幅されて信号出力OUT5として出力されるようになっ
ている。
【0028】また、バッファB4からの信号線103に
は、第1の充電回路104と、第2の充電回路105と
が接続されている。第1の充電回路104は、スイッチ
S14と、スイッチS14がオンのときに信号線103
上の出力信号を充電するコンデンサC2と、コンデンサ
C2の電圧を増幅するバッファB6と、スイッチS16
とを有し、また、第2の充電回路105は、スイッチS
15と、スイッチS15がオンのときに信号線103上
の出力信号を充電するコンデンサC3と、コンデンサC
3の電圧を増幅するバッファB7と、スイッチS17と
を有している。
は、第1の充電回路104と、第2の充電回路105と
が接続されている。第1の充電回路104は、スイッチ
S14と、スイッチS14がオンのときに信号線103
上の出力信号を充電するコンデンサC2と、コンデンサ
C2の電圧を増幅するバッファB6と、スイッチS16
とを有し、また、第2の充電回路105は、スイッチS
15と、スイッチS15がオンのときに信号線103上
の出力信号を充電するコンデンサC3と、コンデンサC
3の電圧を増幅するバッファB7と、スイッチS17と
を有している。
【0029】ここで、スイッチS14は補正用光電変換
回路4aに加わるタイミング発生回路11からの制御信
号7によってオン・オフ制御されるようになっている。
すなわち、補正用光電変換回路4aからの出力信号が共
通信号線CM3に出力されるときに、スイッチS14は
オンとなるようになっている。また、スイッチS15
は、補正用光電変換回路4bに加わるタイミング発生回
路11からの制御信号7によってオン・オフ制御される
ようになっている。すなわち、補正用光電変換回路4b
からの出力信号が共通信号線CM3に出力されるとき
に、スイッチS15はオンとなるようになっている。
回路4aに加わるタイミング発生回路11からの制御信
号7によってオン・オフ制御されるようになっている。
すなわち、補正用光電変換回路4aからの出力信号が共
通信号線CM3に出力されるときに、スイッチS14は
オンとなるようになっている。また、スイッチS15
は、補正用光電変換回路4bに加わるタイミング発生回
路11からの制御信号7によってオン・オフ制御される
ようになっている。すなわち、補正用光電変換回路4b
からの出力信号が共通信号線CM3に出力されるとき
に、スイッチS15はオンとなるようになっている。
【0030】また、図6の装置では、スイッチS16,
S17をオン・オフ制御するための制御信号27,28
を発生する制御部107が設けられており、スイッチS
16は、第1ビット目乃至第2000ビット目の光電変
換回路31乃至32000から出力信号が出力されていると
きにはオン、第2001ビット目乃至3000ビット目
の光電変換回路32001乃至33000から出力信号が出力さ
れているときにはオフに制御され、スイッチS17は、
第1ビット目乃至第1000ビット目の光電変換回路3
1乃至31000から出力信号が出力されているときにはオ
フ、第1001ビット目乃至3000ビット目の31001
乃至33000から出力信号が出力されているときには、オ
ンに制御されるようになっている。
S17をオン・オフ制御するための制御信号27,28
を発生する制御部107が設けられており、スイッチS
16は、第1ビット目乃至第2000ビット目の光電変
換回路31乃至32000から出力信号が出力されていると
きにはオン、第2001ビット目乃至3000ビット目
の光電変換回路32001乃至33000から出力信号が出力さ
れているときにはオフに制御され、スイッチS17は、
第1ビット目乃至第1000ビット目の光電変換回路3
1乃至31000から出力信号が出力されているときにはオ
フ、第1001ビット目乃至3000ビット目の31001
乃至33000から出力信号が出力されているときには、オ
ンに制御されるようになっている。
【0031】また、第1の充電回路104からの出力電
圧と第2の充電回路105からの出力電圧を平均化し、
これを補正出力OUT6とするための平均化回路108
が設けられている。
圧と第2の充電回路105からの出力電圧を平均化し、
これを補正出力OUT6とするための平均化回路108
が設けられている。
【0032】次にこのような構成の光電変換装置の動作
を図7のタイムチャートを用いて説明する。図6の光電
変換装置では、タイミング発生回路11にスタートパル
スSTが加わると、制御信号CTLRによってスイッチ
S18がオンとなり、共通信号線CM3が初期化され
る。しかる後、スイッチS18がオフとなり、タイミン
グ発生回路11からの制御信号(5,6,7)によっ
て、補正用光電変換回路4a,光電変換回路31乃至3
3000,補正用光電変換回路4bが順次に動作し、これら
の出力信号が共通信号線CM3に順次に出力され、バッ
ファB4,バッファB5でインピーダンス変換され、増
幅されて、出力信号OUT5として出力される。この際
に、バッファB4からの出力信号は、第1の充電回路1
04,第2の充電回路105に加わる。
を図7のタイムチャートを用いて説明する。図6の光電
変換装置では、タイミング発生回路11にスタートパル
スSTが加わると、制御信号CTLRによってスイッチ
S18がオンとなり、共通信号線CM3が初期化され
る。しかる後、スイッチS18がオフとなり、タイミン
グ発生回路11からの制御信号(5,6,7)によっ
て、補正用光電変換回路4a,光電変換回路31乃至3
3000,補正用光電変換回路4bが順次に動作し、これら
の出力信号が共通信号線CM3に順次に出力され、バッ
ファB4,バッファB5でインピーダンス変換され、増
幅されて、出力信号OUT5として出力される。この際
に、バッファB4からの出力信号は、第1の充電回路1
04,第2の充電回路105に加わる。
【0033】すなわち、先づ、スイッチS14,S1
5,S16,S17がオフの状態で、補正用光電変換回
路4aからの出力信号が共通信号線CM3に出力され、
バッファB4によってインピーダンス変換されて出力さ
れると、この出力は、タイミング発生回路11からの制
御信号7によりスイッチS14がオンとなることでコン
デンサC2に充電される。次に、1ビット目(光電変換
回路31)の光電変換結果が共通信号線CM3に出力さ
れると、スイッチS14がオフとなり、コンデンサC2
の電圧が保持される。また、制御部107からの制御信
号27によってスイッチS16がオンとなり、コンデン
サC2のホールド電圧が平均化回路108に出力され
る。続いて、2ビット目(光電変換回路32)以後の光
電変換結果が順に出力されるが、スイッチS16および
S17の状態は1000ビット目(光電変換回路
31000)の光電変換結果が出力されるまで変化しない。
すなわち、スイッチ16はオンの状態のままであり、ま
た、スイッチS17は1000ビット目までオフの状態
のままである。従って、1ビット目から1000ビット
目までの出力がなされるまでは、平均化回路108から
は、コンデンサC2のホールド電圧,すなわち補正用光
電変換回路4aからのオフセット電圧が補正出力OUT
6として出力される。次いで、1001ビット目(光電
変換回路31001)が出力されると同時に、制御部107
からの制御信号28によってスイッチS17がオンにな
る。なお、スイッチS16は引き続きオンのままであ
る。続いて、1002ビット目(光電変換回路31002)
以後の光電変換結果が順次に出力されるが、このとき、
スイッチS16およびS17の状態は2000ビット目
(光電変換回路32000)の光電変換結果が出力されるま
で変化しない。すなわち、スイッチS16は2000ビ
ット目までオンの状態のままであり、スイッチS17も
オンの状態のままである。従って、1001ビット目か
ら2000ビット目までは平均化回路108からはコン
デンサC2とコンデンサC3との平均電圧が補正出力O
UT6として出力される。但し、最初の走査に限りコン
デンサC3の電圧は0Vになっているため、補正出力O
UT6には、コンデンサC2に保持されている電圧の1
/2の電圧が出力されることになる。2001ビット目
(光電変換回路32001)の光電変換結果が出力されると
同時にスイッチS16がオフになるが、スイッチS17
は引き続きオンのままである。続いて、2002ビット
目(光電変換回路32002)以後の光電変換結果が順次に
出力されるが、スイッチS16およびS17の状態は最
終ビットである3000ビット目(光電変換回路
33000)が出力されるまで変化しない。従って、平均化
回路108からはコンデンサC3のホールド電圧が補正
出力OUT6として出力される。但し、前述のように、
最初の走査に限りコンデンサC3の電圧は0Vになって
いるため、補正出力OUT6には0Vが出力される。そ
して、最後に、補正用光電変換回路4bからの出力が共
通信号線CM3に出力される。この際、タイミング発生
回路11からの制御信号7によりスイッチS15がオン
となり、補正用光電変換回路4bからの出力電圧は、バ
ッファB4でインピーダンス変換されてコンデンサC3
に充電される。以上で1回目の走査が終了する。2回目
以降の走査も上述したと同様にしてなされるが、2回目
以後の走査では、コンデンサC3のホールド電圧は1回
目の走査で得られた補正用光電変換回路4bの電圧とな
っている。
5,S16,S17がオフの状態で、補正用光電変換回
路4aからの出力信号が共通信号線CM3に出力され、
バッファB4によってインピーダンス変換されて出力さ
れると、この出力は、タイミング発生回路11からの制
御信号7によりスイッチS14がオンとなることでコン
デンサC2に充電される。次に、1ビット目(光電変換
回路31)の光電変換結果が共通信号線CM3に出力さ
れると、スイッチS14がオフとなり、コンデンサC2
の電圧が保持される。また、制御部107からの制御信
号27によってスイッチS16がオンとなり、コンデン
サC2のホールド電圧が平均化回路108に出力され
る。続いて、2ビット目(光電変換回路32)以後の光
電変換結果が順に出力されるが、スイッチS16および
S17の状態は1000ビット目(光電変換回路
31000)の光電変換結果が出力されるまで変化しない。
すなわち、スイッチ16はオンの状態のままであり、ま
た、スイッチS17は1000ビット目までオフの状態
のままである。従って、1ビット目から1000ビット
目までの出力がなされるまでは、平均化回路108から
は、コンデンサC2のホールド電圧,すなわち補正用光
電変換回路4aからのオフセット電圧が補正出力OUT
6として出力される。次いで、1001ビット目(光電
変換回路31001)が出力されると同時に、制御部107
からの制御信号28によってスイッチS17がオンにな
る。なお、スイッチS16は引き続きオンのままであ
る。続いて、1002ビット目(光電変換回路31002)
以後の光電変換結果が順次に出力されるが、このとき、
スイッチS16およびS17の状態は2000ビット目
(光電変換回路32000)の光電変換結果が出力されるま
で変化しない。すなわち、スイッチS16は2000ビ
ット目までオンの状態のままであり、スイッチS17も
オンの状態のままである。従って、1001ビット目か
ら2000ビット目までは平均化回路108からはコン
デンサC2とコンデンサC3との平均電圧が補正出力O
UT6として出力される。但し、最初の走査に限りコン
デンサC3の電圧は0Vになっているため、補正出力O
UT6には、コンデンサC2に保持されている電圧の1
/2の電圧が出力されることになる。2001ビット目
(光電変換回路32001)の光電変換結果が出力されると
同時にスイッチS16がオフになるが、スイッチS17
は引き続きオンのままである。続いて、2002ビット
目(光電変換回路32002)以後の光電変換結果が順次に
出力されるが、スイッチS16およびS17の状態は最
終ビットである3000ビット目(光電変換回路
33000)が出力されるまで変化しない。従って、平均化
回路108からはコンデンサC3のホールド電圧が補正
出力OUT6として出力される。但し、前述のように、
最初の走査に限りコンデンサC3の電圧は0Vになって
いるため、補正出力OUT6には0Vが出力される。そ
して、最後に、補正用光電変換回路4bからの出力が共
通信号線CM3に出力される。この際、タイミング発生
回路11からの制御信号7によりスイッチS15がオン
となり、補正用光電変換回路4bからの出力電圧は、バ
ッファB4でインピーダンス変換されてコンデンサC3
に充電される。以上で1回目の走査が終了する。2回目
以降の走査も上述したと同様にしてなされるが、2回目
以後の走査では、コンデンサC3のホールド電圧は1回
目の走査で得られた補正用光電変換回路4bの電圧とな
っている。
【0034】これにより、2回目以後の走査において
は、図7に示すように、1〜1000ビット目までは補
正用光電変換回路4aのオフセット電圧、1001〜2
000ビット目までは補正用光電変換回路4aと補正用
光電変換回路4bとの平均オフセット電圧、2001〜
3000ビット目までは補正用光電変換回路4bのオフ
セット電圧、と3ブロック分の補正出力OUT6が得ら
れ、この補正出力OUT6を用いて信号出力との差動増
幅を行ない、これを差動出力DIFとすることによっ
て、オフセット電圧のばらつきを小さくすることができ
る。
は、図7に示すように、1〜1000ビット目までは補
正用光電変換回路4aのオフセット電圧、1001〜2
000ビット目までは補正用光電変換回路4aと補正用
光電変換回路4bとの平均オフセット電圧、2001〜
3000ビット目までは補正用光電変換回路4bのオフ
セット電圧、と3ブロック分の補正出力OUT6が得ら
れ、この補正出力OUT6を用いて信号出力との差動増
幅を行ない、これを差動出力DIFとすることによっ
て、オフセット電圧のばらつきを小さくすることができ
る。
【0035】なお、この際、補正用光電変換回路4a,
4bには、CCDセンサ等の光電変換装置に一般に設け
られている光電変換を行なわない部分(オプティカルブ
ラックと呼ばれ、光電変換回路の前後に設けられてい
る)を利用することができるので、回路規模を大きくす
ることなく(すなわち、補正データを書き込むメモリや
演算処理回路等の後処置の負担を軽減し)、オフセット
電圧のばらつきを低減させることができる。
4bには、CCDセンサ等の光電変換装置に一般に設け
られている光電変換を行なわない部分(オプティカルブ
ラックと呼ばれ、光電変換回路の前後に設けられてい
る)を利用することができるので、回路規模を大きくす
ることなく(すなわち、補正データを書き込むメモリや
演算処理回路等の後処置の負担を軽減し)、オフセット
電圧のばらつきを低減させることができる。
【0036】また、上述の例では、3000ビット分の
光電変換回路を設けた場合について説明したが、任意の
個数の光電変換回路に対しても本発明を同様に適用する
ことができる。
光電変換回路を設けた場合について説明したが、任意の
個数の光電変換回路に対しても本発明を同様に適用する
ことができる。
【0037】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1記載の
発明によれば、各光電変換回路の近傍にそれぞれ配置さ
れた補正用光電変換回路からの信号出力によって光電変
換回路からの信号出力を補正可能に構成されているの
で、回路規模の大型化,処理の複雑化を回避し、かつ、
製造上の素子特性の違いに起因したオフセット電圧のば
らつきのみならず、温度変化等に起因したオフセット電
圧のばらつきをも低減させることができる。
発明によれば、各光電変換回路の近傍にそれぞれ配置さ
れた補正用光電変換回路からの信号出力によって光電変
換回路からの信号出力を補正可能に構成されているの
で、回路規模の大型化,処理の複雑化を回避し、かつ、
製造上の素子特性の違いに起因したオフセット電圧のば
らつきのみならず、温度変化等に起因したオフセット電
圧のばらつきをも低減させることができる。
【0038】また、請求項2,3記載の発明によれば、
請求項1記載の光電変換装置において、ある1つの光電
変換回路からの信号出力と該光電変換回路に対応した補
正用光電変換回路からの信号出力との差をとり、この差
に任意の一定のオフセット電圧を重畳させた電圧を最終
的な出力信号として出力する補正手段がさらに設けられ
ているので、オフセット電圧の補正をこの装置内で行な
うことができ、また、任意の直流電圧レベルに設定され
た信号出力を得ることができて、次段との接続が容易に
なり、さらには、電源電圧の負担を軽減させることがで
きる。
請求項1記載の光電変換装置において、ある1つの光電
変換回路からの信号出力と該光電変換回路に対応した補
正用光電変換回路からの信号出力との差をとり、この差
に任意の一定のオフセット電圧を重畳させた電圧を最終
的な出力信号として出力する補正手段がさらに設けられ
ているので、オフセット電圧の補正をこの装置内で行な
うことができ、また、任意の直流電圧レベルに設定され
た信号出力を得ることができて、次段との接続が容易に
なり、さらには、電源電圧の負担を軽減させることがで
きる。
【0039】また、請求項4,5記載の発明によれば、
光電変換回路群の両端部には、第1および第2の補正用
光電変換回路がそれぞれ配置されており、第1および第
2の補正用光電変換回路からの信号電圧に基づき、複数
のオフセット電圧を生成し、これを前記光電変換回路群
を構成する複数の光電変換回路からの信号出力に対する
補正出力として出力するようになっているので、回路規
模の大型化,処理の複雑化を回避し、かつ、製造上の素
子特性の違いに起因したオフセット電圧のばらつきのみ
ならず、温度変化等に起因したオフセット電圧のばらつ
きをも低減させることができる。
光電変換回路群の両端部には、第1および第2の補正用
光電変換回路がそれぞれ配置されており、第1および第
2の補正用光電変換回路からの信号電圧に基づき、複数
のオフセット電圧を生成し、これを前記光電変換回路群
を構成する複数の光電変換回路からの信号出力に対する
補正出力として出力するようになっているので、回路規
模の大型化,処理の複雑化を回避し、かつ、製造上の素
子特性の違いに起因したオフセット電圧のばらつきのみ
ならず、温度変化等に起因したオフセット電圧のばらつ
きをも低減させることができる。
【図1】本発明に係る光電変換装置の第1の実施例の構
成図である。
成図である。
【図2】図1に示した光電変換装置の1つの光電変換ユ
ニットの構成例を示す図である。
ニットの構成例を示す図である。
【図3】図1の光電変換装置の動作を説明するためのタ
イムチャートである。
イムチャートである。
【図4】本発明に係る光電変換装置の第2の実施例の構
成図である。
成図である。
【図5】図4の光電変換装置の動作を説明するためのタ
イムチャートである。
イムチャートである。
【図6】本発明に係る光電変換装置の第3の実施例を示
す図である。
す図である。
【図7】図6の光電変換装置の動作を説明するためのタ
イムチャートである。
イムチャートである。
【図8】従来の光電変換装置の構成図である。
【図9】図8の光電変換装置の動作を説明するためのタ
イムチャートである。
イムチャートである。
U1乃至Un 光電変換ユニット 3 光電変換回路 4,4a,4b 補正用光電変換回路 11 タイミング発生回路 103 信号線 104 第1の充電回路 105 第2の充電回路 107 制御部 108 平均化回路 CM1,CM2,CM3 共通信号線 C1 コンデンサ
Claims (5)
- 【請求項1】 少なくとも1つの光電変換回路を有する
光電変換装置において、各光電変換回路は、入射光量に
応じた光電流を発生する光電変換素子を有し、該光電変
換素子からの光電流に基づく信号出力を出力するように
なっており、また、各光電変換回路の近傍には、それぞ
れ補正用光電変換回路が光電変換回路と対応させて配置
され、各補正用光電変換回路は、対応した光電変換回路
と同じ構成のものとなっているが、光電変換素子には遮
光が施されており、オフセット電圧を信号出力として出
力するようになっていることを特徴とする光電変換装
置。 - 【請求項2】 請求項1記載の光電変換装置において、
ある1つの光電変換回路からの信号出力と該光電変換回
路に対応した補正用光電変換回路からの信号出力との差
をとり、この差に任意の一定のオフセット電圧を重畳さ
せた電圧を最終的な出力信号として出力する補正手段が
さらに設けられていることを特徴とする光電変換装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の光電変換装置において、
前記補正手段は、コンデンサを有しており、該コンデン
サの一方の端子には、ある1つの光電変換回路からの信
号出力が加わり、該コンデンサの他方の端子には、該光
電変換回路に対応した補正用光電変換回路からの信号出
力が加わるようになっており、最終的な出力信号の読み
出し時には、前記コンデンサの一方または他方の端子に
は任意のオフセット電圧が加わり、コンデンサの他方ま
たは一方の端子の電圧が最終的な出力信号として読み出
されるようになっていることを特徴とする光電変換装
置。 - 【請求項4】 複数の光電変換回路からなる光電変換回
路群を有する光電変換装置において、前記光電変換回路
群を構成する複数の光電変換回路は、順次に動作し、入
射光量に応じた光電流に基づく信号出力を順次に出力す
るようになっており、また、光電変換回路群の両端部に
は、第1および第2の補正用光電変換回路がそれぞれ配
置されており、第1および第2の補正用光電変換回路か
らの信号電圧に基づき、複数のオフセット電圧を生成
し、これを前記光電変換回路群を構成する複数の光電変
換回路からの信号出力に対する補正出力として出力する
ようになっていることを特徴とする光電変換装置。 - 【請求項5】 請求項4記載の光電変換装置において、
前記複数のオフセット電圧としては、第1の補正用光電
変換回路から出力される第1のオフセット電圧と、第2
の補正用光電変換回路から出力される第2のオフセット
電圧と、第1のオフセット電圧と第2のオフセット電圧
との平均をとった第3のオフセット電圧とが用いられ、
前記光電変換回路群を第1の補正用光電変換回路から第
2の補正用光電変換回路に向けて、第1,第2および第
3のブロックに機能分割し、第1,第2,第3のブロッ
クに属する光電変換回路からの出力信号に対して、それ
ぞれ、第1,第2,第3のオフセット電圧を補正出力と
して出力するようになっていることを特徴とする光電変
換装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4262847A JPH0686024A (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | 光電変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4262847A JPH0686024A (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | 光電変換装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0686024A true JPH0686024A (ja) | 1994-03-25 |
Family
ID=17381451
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4262847A Pending JPH0686024A (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | 光電変換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0686024A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4810484A (en) * | 1984-12-28 | 1989-03-07 | Sony Corporation | Method for manufacturing fine lead titanate powders |
-
1992
- 1992-09-04 JP JP4262847A patent/JPH0686024A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4810484A (en) * | 1984-12-28 | 1989-03-07 | Sony Corporation | Method for manufacturing fine lead titanate powders |
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