JPH0686745B2 - 構造物の剛性可変装置 - Google Patents
構造物の剛性可変装置Info
- Publication number
- JPH0686745B2 JPH0686745B2 JP26197888A JP26197888A JPH0686745B2 JP H0686745 B2 JPH0686745 B2 JP H0686745B2 JP 26197888 A JP26197888 A JP 26197888A JP 26197888 A JP26197888 A JP 26197888A JP H0686745 B2 JPH0686745 B2 JP H0686745B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brace
- frame
- rigidity
- actuator
- gripping block
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- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はブレースの引張力作用時のフレームに対する接
続状態を切り替えることによりフレームの剛性を変え、
構造物を制震構造化するための剛性可変装置に関するも
のである。
続状態を切り替えることによりフレームの剛性を変え、
構造物を制震構造化するための剛性可変装置に関するも
のである。
構造物を制震構造化する方法として、出願人はエネルギ
ーの変換による振動の吸収方法とは別に、ブレース等の
架構、すなわちフレームに対する接続状態を制御するこ
とによりフレームの剛性、そして建物自身の固有振動数
を変えて各種の振動数で入力する地震動に対処する方法
をこれまで種々提案している。
ーの変換による振動の吸収方法とは別に、ブレース等の
架構、すなわちフレームに対する接続状態を制御するこ
とによりフレームの剛性、そして建物自身の固有振動数
を変えて各種の振動数で入力する地震動に対処する方法
をこれまで種々提案している。
本発明はこうした一連の剛性可変の一手段としてなされ
たもので、フレームの剛性を変化させる装置を新たに提
案しようとするものである。
たもので、フレームの剛性を変化させる装置を新たに提
案しようとするものである。
本発明の剛性可変装置は、フレーム内に架設されるブレ
ースの一端においてブレースの接続部とフレームとの間
に介在し、ブレースの引張力に対する抵抗力を制御して
フレームの剛性を変える装置であり、それによって構造
物の固有周期を変化させることができる。
ースの一端においてブレースの接続部とフレームとの間
に介在し、ブレースの引張力に対する抵抗力を制御して
フレームの剛性を変える装置であり、それによって構造
物の固有周期を変化させることができる。
この剛性可変装置は、装置本体、把持ブロック、把持ブ
ロックを移動させるためのアクチュエータとからなる。
ロックを移動させるためのアクチュエータとからなる。
装置本体はその基部がフレームに取り付けられ、内側に
凹部が形成されている。この凹部は接続部であるブレー
スの端部を受け入れるためのものであり、ブレース軸方
向に所定のクリアランスがあくように設計される。
凹部が形成されている。この凹部は接続部であるブレー
スの端部を受け入れるためのものであり、ブレース軸方
向に所定のクリアランスがあくように設計される。
把持ブロックは装置本体に内向きに設けられたアクチュ
エータによりブレース軸方向と直角方向に伸縮するよう
になっており、ブレースの接続部の基部側から他端側へ
かけて広がるテーパ面を、この把持ブロックで両側から
把持することができる。すなわち、ブレースは把持ブロ
ックの突出時に引張方向にのみ拘束され、フレームの剛
性を上げる。また、把持ブロックの収縮時はブレースの
拘束が解除され、引張、圧縮のいずれにも効かず、フレ
ームの剛性は低下する。
エータによりブレース軸方向と直角方向に伸縮するよう
になっており、ブレースの接続部の基部側から他端側へ
かけて広がるテーパ面を、この把持ブロックで両側から
把持することができる。すなわち、ブレースは把持ブロ
ックの突出時に引張方向にのみ拘束され、フレームの剛
性を上げる。また、把持ブロックの収縮時はブレースの
拘束が解除され、引張、圧縮のいずれにも効かず、フレ
ームの剛性は低下する。
従って、地震等に応じてブレースの引張に対する効き
を、アクチュエータによる把持ブロックの伸縮により制
御することで、構造物を制震構造化し、地震等に対する
応答を低減することができる。
を、アクチュエータによる把持ブロックの伸縮により制
御することで、構造物を制震構造化し、地震等に対する
応答を低減することができる。
以下本発明を一実施例を示す図面に基づいて説明する。
本発明の剛性可変装置Aは、フレームF内に架設される
ブレースBの一方の接続部において、第1図に示すよう
にブレースBの接続部とフレームFとの間に介在し、基
部がフレームFに取り付けられた装置本体2aに、ブレー
スBの端部を把持する把持ブロック1と把持ブロック1
の伸縮を操作するアクチュエータ2(第3図,第4図参
照)を設けたものであり、ブレースBの引張力に対する
抵抗状態を制御することによりフレームFの剛性を調整
するものである。
ブレースBの一方の接続部において、第1図に示すよう
にブレースBの接続部とフレームFとの間に介在し、基
部がフレームFに取り付けられた装置本体2aに、ブレー
スBの端部を把持する把持ブロック1と把持ブロック1
の伸縮を操作するアクチュエータ2(第3図,第4図参
照)を設けたものであり、ブレースBの引張力に対する
抵抗状態を制御することによりフレームFの剛性を調整
するものである。
図示するようにブレースBの他方の接続部はフレームF
に固定され、フレームFに取り付けた剛性可変装置A側
の接続部が装置本体2aの凹部a内に侵入し、フレームF
から切り離された形になっており、この切り離された側
のブレースBの端部はその部分の詳細を示す第1図‐II
のように把持ブロック1,1の把持による拘束効果のため
接続部の基端側から他端側へかけてテーパ状に広がって
いる。
に固定され、フレームFに取り付けた剛性可変装置A側
の接続部が装置本体2aの凹部a内に侵入し、フレームF
から切り離された形になっており、この切り離された側
のブレースBの端部はその部分の詳細を示す第1図‐II
のように把持ブロック1,1の把持による拘束効果のため
接続部の基端側から他端側へかけてテーパ状に広がって
いる。
一方、把持ブロック1,1はブレースB端部の両テーパ面
b,b側に位置し、その把持面にはブレースBのテーパ面
b,bと等しい傾斜が付けられる。
b,b側に位置し、その把持面にはブレースBのテーパ面
b,bと等しい傾斜が付けられる。
ブレースB端部の先端と内向きにアクチュエータを備え
た装置本体2a間には第1図‐II、第2図に示すように常
に圧縮方向にはブレースBが効かないようブレース軸方
向にクリアランスcが設けられ、更にブレースB先端の
外周には軸方向に円滑な相対移動が可能なようにベアリ
ング3が配列されている。
た装置本体2a間には第1図‐II、第2図に示すように常
に圧縮方向にはブレースBが効かないようブレース軸方
向にクリアランスcが設けられ、更にブレースB先端の
外周には軸方向に円滑な相対移動が可能なようにベアリ
ング3が配列されている。
把持ブロック1,1の出入りを操作するアクチュエータ2
は、例えば油圧シリンダ、空気圧シリンダ、もしくはモ
ータとボールねじとの組み合わせにより把持ブロック1,
1に連結されるロッド1a,1aを往復動させる機構、または
ステッピングモータとカムやクランクとの組み合わせに
より同様にロッド1a,1aを伸縮させる機構等であり、こ
のアクチュエータ2によるロッド1a,1a、すなわち把持
ブロック1,1の伸縮操作は地震感知装置で感知された地
震動の卓越周期に基づいて構造物の最適剛性を選択する
コンピュータの指令により制御される。
は、例えば油圧シリンダ、空気圧シリンダ、もしくはモ
ータとボールねじとの組み合わせにより把持ブロック1,
1に連結されるロッド1a,1aを往復動させる機構、または
ステッピングモータとカムやクランクとの組み合わせに
より同様にロッド1a,1aを伸縮させる機構等であり、こ
のアクチュエータ2によるロッド1a,1a、すなわち把持
ブロック1,1の伸縮操作は地震感知装置で感知された地
震動の卓越周期に基づいて構造物の最適剛性を選択する
コンピュータの指令により制御される。
第3図‐I,IIは把持ブロック1,1を突出させ、両側より
ブレースBの端部を把持し、ブレースBの引張側への移
動を拘束した場合で、フレームFの剛性、そして構造物
全体の剛性を上げ、固有周期を短くした場合である。こ
のときブレースBは圧縮側へは拘束されず、前記したク
リアランスcによって圧縮方向には移動が自由であり、
圧縮力を負担しない構造となっている。
ブレースBの端部を把持し、ブレースBの引張側への移
動を拘束した場合で、フレームFの剛性、そして構造物
全体の剛性を上げ、固有周期を短くした場合である。こ
のときブレースBは圧縮側へは拘束されず、前記したク
リアランスcによって圧縮方向には移動が自由であり、
圧縮力を負担しない構造となっている。
IIIは把持ブロック1,1を収縮させてブレースBの拘束を
解除し、ブレースBを引張り、圧縮のいずれにも効かせ
ない場合で、フレームFの剛性を下げ、構造物の固有周
期を長くした場合である。
解除し、ブレースBを引張り、圧縮のいずれにも効かせ
ない場合で、フレームFの剛性を下げ、構造物の固有周
期を長くした場合である。
第4図の実施例はブレースBのテーパ面b,bの傾斜をき
つくし、把持ブロック1,1によるブレースB端部の把持
に要する力を小さくした場合である。
つくし、把持ブロック1,1によるブレースB端部の把持
に要する力を小さくした場合である。
本発明は以上の通りであり、ブレース端部を把持する把
持ブロックのアクチュエータによる伸縮操作によってフ
レームの剛性を可変設定できるため構造物の剛性、すな
わち固有周期を入力する地震動に応じて調整することが
できる。
持ブロックのアクチュエータによる伸縮操作によってフ
レームの剛性を可変設定できるため構造物の剛性、すな
わち固有周期を入力する地震動に応じて調整することが
できる。
第1図‐I,IIはそれぞれ本発明の装置の設置状況を示し
た立面図とその一部拡大図、第2図は第1図‐IIの詳細
図、第3図‐I,IIはそれぞれ把持ブロックを突出させた
状態を示した側面図と正面図、IIIは収縮させた状態を
示した側面図、第4図は他の実施例を示した側面図であ
る。 A……剛性可変装置、1……把持ブロック、1a……ロッ
ド、2a……装置本体、2……アクチュエータ、3……ベ
アリング、F……フレーム、B……ブレース、a……凹
部、b……テーパ面、c……クリアランス
た立面図とその一部拡大図、第2図は第1図‐IIの詳細
図、第3図‐I,IIはそれぞれ把持ブロックを突出させた
状態を示した側面図と正面図、IIIは収縮させた状態を
示した側面図、第4図は他の実施例を示した側面図であ
る。 A……剛性可変装置、1……把持ブロック、1a……ロッ
ド、2a……装置本体、2……アクチュエータ、3……ベ
アリング、F……フレーム、B……ブレース、a……凹
部、b……テーパ面、c……クリアランス
Claims (1)
- 【請求項1】フレーム内に架設されるブレースの一端に
おいてブレースの接続部と前記フレームとの間に介在
し、前記ブレースの引張力に対する抵抗力を制御してフ
レームの剛性を変える装置であり、基部が前記フレーム
に取り付けられ、内側に前記ブレースの端部をブレース
軸方向に所定のクリアランスを設けて受け入れるための
凹部を形成してなる装置本体と、前記ブレースの接続部
の基部側から他端側へかけて広がるテーパ面を両側から
把持する把持ブロックと、前記装置本体に内向きに設け
られ、前記把持ブロックをブレース軸方向と直角方向に
伸縮させるアクチュエータとからなり、前記ブレースは
前記把持ブロックの突出時に引張力に対して拘束され、
収縮時に拘束が解除され、その引張に対する効きが前記
アクチュエータによる把持ブロックの伸縮により制御さ
れていることを特徴とする構造物の剛性可変装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26197888A JPH0686745B2 (ja) | 1988-10-18 | 1988-10-18 | 構造物の剛性可変装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26197888A JPH0686745B2 (ja) | 1988-10-18 | 1988-10-18 | 構造物の剛性可変装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02108740A JPH02108740A (ja) | 1990-04-20 |
| JPH0686745B2 true JPH0686745B2 (ja) | 1994-11-02 |
Family
ID=17369303
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26197888A Expired - Lifetime JPH0686745B2 (ja) | 1988-10-18 | 1988-10-18 | 構造物の剛性可変装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0686745B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11350422A (ja) * | 1998-06-08 | 1999-12-21 | Kajima Corp | 振動エネルギー変換・供給型橋梁制振構造物 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5375382A (en) * | 1992-01-21 | 1994-12-27 | Weidlinger; Paul | Lateral force resisting structures and connections therefor |
| US6837010B2 (en) * | 2002-12-05 | 2005-01-04 | Star Seismic, Llc | Pin and collar connection apparatus for use with seismic braces, seismic braces including the pin and collar connection, and methods |
-
1988
- 1988-10-18 JP JP26197888A patent/JPH0686745B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11350422A (ja) * | 1998-06-08 | 1999-12-21 | Kajima Corp | 振動エネルギー変換・供給型橋梁制振構造物 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02108740A (ja) | 1990-04-20 |
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