JPH0687280B2 - 無線通信を利用した布設ケーブル張力測定装置 - Google Patents

無線通信を利用した布設ケーブル張力測定装置

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JPH0687280B2
JPH0687280B2 JP14605489A JP14605489A JPH0687280B2 JP H0687280 B2 JPH0687280 B2 JP H0687280B2 JP 14605489 A JP14605489 A JP 14605489A JP 14605489 A JP14605489 A JP 14605489A JP H0687280 B2 JPH0687280 B2 JP H0687280B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、無線通信を利用した地中送電線などのケー
ブルの布設張力測定装置に関する。
〔従来の技術〕
地中送電線などのケーブルを布設する従来の方法とし
て、布設しようとするケーブル両端位置に設けたマンホ
ールとマンホール間に管路を埋設し、地上のドラムに巻
かれたケーブル先端に所要長さのリードワイヤを結び、
その先端を一方のマンホールから送り込み、他方のマン
ホール内に設けた金車を経て地上のウインチによりけん
引し、これによってケーブルを管路内に挿通させる方法
が知られている。ケーブル張力は金車に連結された張力
計により測定される。
しかし、上記方法では金車を経由するケーブルの張力は
ケーブルとワイヤー張力の合力が張力計で測定されるた
めケーブルの張力を直接測定することは出来ない。そこ
で、このケーブルの張力を直接測定するため管路を通過
し得る大きさでかつ内部に歪ゲージを備えた検出器をケ
ーブルに連結し他端に連結されたリードワイヤをウイン
チで巻き取り、ケーブル張力を直接測定しながらケーブ
ルを布設する方法が特開昭63-70132号公報により提案さ
れている。
この検出器は、円筒状の金属製起歪管の外周面に互いに
中心に対称でかつ位相が90゜異なる位置に2つずつ計4
つの歪ゲージを取付け、これらの歪ゲージを各組ごとに
直列接続し、さらに各組の直列素子を並列接続した直並
列回路を構成し、この直並列回路両端の信号はケーブル
の鋼芯と遮へい層を利用してドラム側に設けた測定金属
へ送られ、これによってケーブル張力を直接測定できる
ように設けられている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述した公報による測定方法では、張力
信号ではケーブルの鋼芯と遮へい層を利用してドラム側
に設けた測定器で測定されるため、測定器はケーブルの
末端に接続しなければならない。従って、布設ケーブル
の距離は長くなるとそれだけドラムに巻かれているケー
ブル長さが長くなり、かつ温度変化による抵抗値の変動
で測定精度が低下する。また、ドラムが回転するため測
定器との接続方法が複雑になる。このため、ケーブル布
設工事において布設ケーブルの品質管理が効率よく行な
えないという問題がある。
この発明は上記のような従来の布設ケーブル張力測定方
法の現状に鑑みてなされたものであり、その目的は測定
精度を高く保持してケーブル布設工事の品質管理を高効
率に行なえるような布設ケーブル張力測定装置を提供す
るにある。
〔課題を解決するための手段〕
そこで、この発明では上記の課題を解決するための手段
として、金属製起歪本体の外周面に取付けた歪検出素
子、この歪検出素子の検出信号を無線信号に変調して出
力する送信器、及びその電源を内蔵して成る張力検出器
と、上記送信器のアンテナ端子を検出器本体ケーシング
に接続し、この本体ケーシングの一端を接続金具を介し
て布設ケーブルの導体及びシースに接続して成る導体ア
ンテナ部と、布設ケーブルの任意の位置でこの布設ケー
ブル外周に取付けたループアンテナと、ループアンテナ
により検出される信号を変調増幅する受信器と、受信器
で受信された検出信号を記録する記録部とを備えた無線
通信を利用した布設ケーブル張力測定装置の構成を採用
したのである。
〔作用〕
上記のように構成したこの発明によると布設ケーブル張
力測定装置では、ウインチでけん引ワイヤーを介してけ
ん引される布設ケーブルに作用する張力は張力検出器の
歪検出素子で検出され、この検出信号は検出器内蔵の送
信器で無線信号に変換されそのアンテナ端子より送信さ
れる。このアンテナ端子は、検出器本体ケーシングに接
続され、さらに張力検出器に接続された連結金物、布設
ケーブルの導体及びシース等から成る導体アンテナ部か
ら無線信号を発信する。この無線信号は、ループアンテ
ナで受信され、受信器で変換増幅されて記録部に記録さ
れる。
したがって、この装置で直接測定記録される張力信号を
見ながらウインチでけん引ワイヤーの張力を調整して布
設ケーブルに作用する張力が過大とならない範囲で布設
ケーブルを管路内へ導設することができる。
〔実施例〕
以下この発明の実施例について添付図を参照して説明す
る。
第1図はこの発明によるケーブル布設張力測定装置の全
体外略図である。ドラム1に巻かれた布設ケーブル2
は、付設しようとするケーブルの前後端位置に設けたマ
ンホール3、4間に導設された管路5内に送りこまれ
る。付設ケーブル2の先端には、けん引ワイヤー6が張
力検出器7、連結金物8、9を介して接続され、けん引
ワイヤー6はマンホール4内に設けた金車10を経由して
ウインチ11によりけん引される。
第2図は張力検出器7とこれに連結される連結金物8、
9、布設ケーブル2の先端部付近の拡大図である。連結
金物8はスウィーベル、8aはシャックル、9は銅製プー
リングアイ、9aは鉛工である。鉛工9aは布設ケーブル2
のシース2bで覆われた導体2aの銅製プーリングアイに固
定している。
張力検出器7は、第3図に示すように、異径段状に形成
された起歪本体71の中間径部72に歪ゲージ73が複数個取
付けられ、本体71の中空部74には上記歪ゲージ73で検出
した張力信号を無線信号に変換して発信する送信器75、
その電源部76が内蔵されている。
起歪本体71の小径部77には本体スリーブ78がナット78
a、座金78bを介して嵌合固定されている。そして、本体
スリーブ78後端の小径部に接続金具79aを有するキャッ
プ79が螺合され、また起歪本体71の前端小径部にも引張
金具80aを有するキャップ80が螺合されている。
送信器75は、そのアンテナ端子75aがリード線75b、ビス
75cにより起歪本体71に接続されている。起歪本体71、
本体スリーブ78、キャップ79等は全て金属製であり、全
体としてアンテナの一部を形成している。さらにこれら
は、第2図の連結金物9等を介して布設ケーブル2の導
体2a及びシース2bに電気的に接続状態に設けられている
から、上記起歪本体71から導体2aまでの全体が導体アン
テナを形成している。
第2図の左側には、第1図では図示しなかったが、マン
ホール3内の位置でループアンテナ12が設けられてい
る。このループアンテナ12は、必ずしも図示の位置でな
くともよく、任意の位置で布設ケーブル2の外周に取付
けることができる。ループアンテナ12の出力信号は受信
器13で検出増幅され、記録部14で記録される。
上記のように構成したこの出力の張力測定装置では、け
ん引ワイヤ6でけん引されるときの布設ケーブル2に作
用する張力が張力検出器7で測定される。張力検出器7
の歪ゲージ73と測定された張力信号は送信器75へ送ら
れ、ここで例えば76.6MH2のFM信号に変換して無線信号
として送信する。その無線信号は、アンテナ端子75aか
ら起歪本体71〜布設ケーブル2までを含む導体アンテナ
部を介してケーブルのマンホール3の位置付近まで伝達
される。
マンホール3の位置に設けたループアンテナでは上記導
体アンテナで発信される信号を受信し、この信号を受信
器13へ送りFM信号に変換して記録計14にて布設ケーブル
2の先端にかかる張力を直接記録する。
〔効果〕
以上詳細に説明したように、この発明では無線信号を発
する送信器に張力測定信号を入力し、無線信号を導体ア
ンテナ部へ導いて送信し、これをループアンテナで受信
して受信器でFM変換し、記録部でケーブルの張力を直接
測定するようにしたから、簡易な無線送信器、受信器、
記録計を取り付けるだけで、ケーブル張力を直接測定で
き、従ってケーブルの布設工事の際、高精度な張力測定
ができ、かつケーブルの品質管理が極めて効率よく行な
えるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による布設ケーブル張力測定装置の全
体概略図、第2図は張力検出器〜記録部までの本装置主
要部の拡大図、第3図は張力検出器の詳細図である。 1……ドラム、2……布設ケーブル、 2a……導体、2b……シース、 3、4……マンホール、 5……管路、6……けん引ワイヤー、 7……張力検出器、8、9……連結金物、 11……ウインチ、12……ループアンテナ、 13……受信器、14……記録計、 71……起歪本体、73……歪ゲージ、 75……送信器、78……本体スリーブ、 79、80……キャップ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属製起歪本体の外周面に取付けた歪検出
    素子、この歪検出素子の検出信号を無線信号に変換して
    出力する送信器、及びその電源を内蔵して成る張力検出
    器と、上記送信器のアンテナ端子を検出器本体ケーシン
    グに接続し、この本体ケーシングの一端を接続金具を介
    して布設ケーブルの導体及びシースに接続して成る導体
    アンテナ部と、布設ケーブルの任意の位置でこの布設ケ
    ーブル外周に取付けたループアンテナと、ループアンテ
    ナにより検出される信号を変換増幅する受信器と、受信
    器で受信された検出信号を記録する記録部とを備えたこ
    とを特徴とする無線通信を利用した布設ケーブル張力測
    定装置。
JP14605489A 1989-06-07 1989-06-07 無線通信を利用した布設ケーブル張力測定装置 Expired - Fee Related JPH0687280B2 (ja)

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