JPH0687288A - 真偽チエツク可能な書類 - Google Patents
真偽チエツク可能な書類Info
- Publication number
- JPH0687288A JPH0687288A JP4239563A JP23956392A JPH0687288A JP H0687288 A JPH0687288 A JP H0687288A JP 4239563 A JP4239563 A JP 4239563A JP 23956392 A JP23956392 A JP 23956392A JP H0687288 A JPH0687288 A JP H0687288A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 紙幣、クレジツトカードなどの書類の真偽を
チエツク可能とする。 【構成】 非導電性材料で形成された書類の少なくとも
一部に、マイクロ波に対し前記非導電性材料とは異なる
電磁特性を有する導電材料を分布させた真偽チエツク領
域を有する書類であって、その導電材料として、チエツ
ク領域の多くのサブエリアにわたってランダムに分布し
た連続網目状のホツトメルト接着剤の網目上に金属薄膜
を形成したものを用いる。 【効果】 マイクロ波により真偽をチエツクする際に測
定感度がよい書類が得られ、またチエツク時の走査位置
がずれても誤判定がなく正確に真偽を判定することがで
きる。また、網目状導電層の作成、書類への組み込みが
容易になる。
チエツク可能とする。 【構成】 非導電性材料で形成された書類の少なくとも
一部に、マイクロ波に対し前記非導電性材料とは異なる
電磁特性を有する導電材料を分布させた真偽チエツク領
域を有する書類であって、その導電材料として、チエツ
ク領域の多くのサブエリアにわたってランダムに分布し
た連続網目状のホツトメルト接着剤の網目上に金属薄膜
を形成したものを用いる。 【効果】 マイクロ波により真偽をチエツクする際に測
定感度がよい書類が得られ、またチエツク時の走査位置
がずれても誤判定がなく正確に真偽を判定することがで
きる。また、網目状導電層の作成、書類への組み込みが
容易になる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙、プラスチツクのよ
うな非導電性材料からなる書類の真偽をチエツクする技
術に関する。
うな非導電性材料からなる書類の真偽をチエツクする技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、紙幣、パスポート、クレジツトカ
ード、債券、免許証などの各種書類の偽造や変造が問題
となっており、書類の真正さをチエツクする手段が社会
的に要求されている。
ード、債券、免許証などの各種書類の偽造や変造が問題
となっており、書類の真正さをチエツクする手段が社会
的に要求されている。
【0003】その一つの方法として、マイクロ波手段を
用いる真正さのチエツク方法が提案されている(特表昭
63−501250)。この方法は、光電的方法や磁気
的方法の有する問題点、すなわち前者では書類の輝度や
色が失われていたり、書類が損傷していたりすると光電
子走査システムの反復性に影響が出るなどの問題があ
り、後者は磁気の前歴、磁気の外乱、あるいは書類の変
形などにより磁気走査システムの繰り返しに確実性がな
いなどの問題があったのを解消し得るとされている。
用いる真正さのチエツク方法が提案されている(特表昭
63−501250)。この方法は、光電的方法や磁気
的方法の有する問題点、すなわち前者では書類の輝度や
色が失われていたり、書類が損傷していたりすると光電
子走査システムの反復性に影響が出るなどの問題があ
り、後者は磁気の前歴、磁気の外乱、あるいは書類の変
形などにより磁気走査システムの繰り返しに確実性がな
いなどの問題があったのを解消し得るとされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところがこのマイクロ
波手段を用いる方法では、反面次のような問題が生じ
る。すなわち、この方法では紙、プラスチツクなどの非
導電材料に導電性フアイバなどの導電性粒子を混入し
て、マイクロ波に対してランダムに変化する物理的特性
を付与しているが、導電性粒子の形状、混入量などが正
確性に大きく影響し、製造が極めて難しい。
波手段を用いる方法では、反面次のような問題が生じ
る。すなわち、この方法では紙、プラスチツクなどの非
導電材料に導電性フアイバなどの導電性粒子を混入し
て、マイクロ波に対してランダムに変化する物理的特性
を付与しているが、導電性粒子の形状、混入量などが正
確性に大きく影響し、製造が極めて難しい。
【0005】さらに、導電性粒子の分散状態が悪い場合
にも、また良すぎる場合にも測定感度が落ちて真正さを
チエツクできない欠点があり、実用上書類の製造が極め
て難しいものである。
にも、また良すぎる場合にも測定感度が落ちて真正さを
チエツクできない欠点があり、実用上書類の製造が極め
て難しいものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、非導電材料か
らなる書類に、書類への組み込みが容易で、マイクロ波
による測定感度がよく、またランダム分布をもった導電
層を容易に形成し得るものであって、その要旨とすると
ころは、非導電性材料で形成された書類の中間層に、マ
イクロ波に対し前記非導電性材料とは異なる電磁特性を
有する導電性材料を分布させた真偽チエツク領域を有す
る書類であって、その導電性材料が、チエツク領域の多
くのサブエリアにわたってランダムに分布した連続網目
状のホツトメルト接着剤の網目上に金属薄膜を形成した
ものであることを特徴とする。
らなる書類に、書類への組み込みが容易で、マイクロ波
による測定感度がよく、またランダム分布をもった導電
層を容易に形成し得るものであって、その要旨とすると
ころは、非導電性材料で形成された書類の中間層に、マ
イクロ波に対し前記非導電性材料とは異なる電磁特性を
有する導電性材料を分布させた真偽チエツク領域を有す
る書類であって、その導電性材料が、チエツク領域の多
くのサブエリアにわたってランダムに分布した連続網目
状のホツトメルト接着剤の網目上に金属薄膜を形成した
ものであることを特徴とする。
【0007】以下本発明を、図面を参照して詳しく説明
する。図1は本発明書類をマイクロ波によりチエツクし
た結果得られる出力信号(透過マイクロ波強度)の例、
図2は従来法による書類をマイクロ波によりチエツクし
た結果得られる出力信号の例である。
する。図1は本発明書類をマイクロ波によりチエツクし
た結果得られる出力信号(透過マイクロ波強度)の例、
図2は従来法による書類をマイクロ波によりチエツクし
た結果得られる出力信号の例である。
【0008】本発明書類は、紙、プラスチツクなどの非
導電材料からなり、その書類の中間層に真偽チエツクの
ためのチエツク領域を有する。チエツク領域には、マイ
クロ波に対し非導電材料とは異なる電磁特性を有する材
料、具体的にはAl、Niなどの導電性金属がランダム
に分布している。
導電材料からなり、その書類の中間層に真偽チエツクの
ためのチエツク領域を有する。チエツク領域には、マイ
クロ波に対し非導電材料とは異なる電磁特性を有する材
料、具体的にはAl、Niなどの導電性金属がランダム
に分布している。
【0009】この書類の所定位置をチエツクのためマイ
クロ波により走査すると、非導電材料と導電性金属とで
は比誘電率ε、透磁率μ、抵抗率ρなどが異なるので、
応答マイクロ波束、すなわち反射束あるいは透過束に変
化が生じるのでこの変化を測定する。この変化は図示の
ように、走査方向の書類位置により変化するアナログ信
号として得られる。
クロ波により走査すると、非導電材料と導電性金属とで
は比誘電率ε、透磁率μ、抵抗率ρなどが異なるので、
応答マイクロ波束、すなわち反射束あるいは透過束に変
化が生じるのでこの変化を測定する。この変化は図示の
ように、走査方向の書類位置により変化するアナログ信
号として得られる。
【0010】マイクロ波はある面積をもって照射される
ので、応答マイクロ波束の変化はその面積内の平均値と
して得られる。導電性金属の分布はランダムで、書類ご
とに異なるので、応答マイクロ波束の変化も書類ごとに
異なる。
ので、応答マイクロ波束の変化はその面積内の平均値と
して得られる。導電性金属の分布はランダムで、書類ご
とに異なるので、応答マイクロ波束の変化も書類ごとに
異なる。
【0011】一方書類には、予め前記の応答マイクロ波
束の変化を測定し、それを一定の秘密の規則で変換した
デジタルマークが記録されている。このマークは、書類
のチエツク領域を多数のサブエリアに分割した際の各サ
ブエリアごとの応答信号を、あるスライスレベルで二値
化したり、あるいはいくつかの階層値に変換するなどし
て、バーコード、印刷文字、あるいは磁気ヘツドで読み
取る磁気ストライプなどとして記録される。サブエリア
の幅は、マイクロ波による分解能などに応じて設定され
る。
束の変化を測定し、それを一定の秘密の規則で変換した
デジタルマークが記録されている。このマークは、書類
のチエツク領域を多数のサブエリアに分割した際の各サ
ブエリアごとの応答信号を、あるスライスレベルで二値
化したり、あるいはいくつかの階層値に変換するなどし
て、バーコード、印刷文字、あるいは磁気ヘツドで読み
取る磁気ストライプなどとして記録される。サブエリア
の幅は、マイクロ波による分解能などに応じて設定され
る。
【0012】書類の真偽のチエツクは、応答マイクロ波
束の変化を測定してそれを変換したデジタル信号と前記
デジタルマークとを照合して、両者の同一性ないし近似
性を判定して行うことができる。
束の変化を測定してそれを変換したデジタル信号と前記
デジタルマークとを照合して、両者の同一性ないし近似
性を判定して行うことができる。
【0013】ここで重要なことは、感度、すなわち導電
性金属の分布に対応した明確な応答マイクロ波束の変化
が得られることと、走査線がわずかにずれた場合にも誤
判定が生じにくいことである。
性金属の分布に対応した明確な応答マイクロ波束の変化
が得られることと、走査線がわずかにずれた場合にも誤
判定が生じにくいことである。
【0014】本発明の書類においては、チエツク領域に
形成する導電性材料として、連続網目状のホツトメルト
接着剤の網目上に金属薄膜を形成したものを用いること
を特徴とする。
形成する導電性材料として、連続網目状のホツトメルト
接着剤の網目上に金属薄膜を形成したものを用いること
を特徴とする。
【0015】すなわち、従来は導電性のフアイバを混入
していたため導電材料同士は連続していなかったが、こ
れを網目状に連続させることにより、チエツク精度を大
幅に向上させるものである。マイクロ波はその進行方向
を横切って導電体が設置されると、その導電体の電磁特
性により反射あるいは屈曲などが起こるが、これらの現
象は、線状の導電体よりもループ状導電体の方が顕著で
あることは、電波工学上明白であり、従って導電材料を
連続網目状とすることにより、感度を大幅に向上させる
ことができる。
していたため導電材料同士は連続していなかったが、こ
れを網目状に連続させることにより、チエツク精度を大
幅に向上させるものである。マイクロ波はその進行方向
を横切って導電体が設置されると、その導電体の電磁特
性により反射あるいは屈曲などが起こるが、これらの現
象は、線状の導電体よりもループ状導電体の方が顕著で
あることは、電波工学上明白であり、従って導電材料を
連続網目状とすることにより、感度を大幅に向上させる
ことができる。
【0016】また、書類の寸法精度などの関係でマイク
ロ波で走査する位置がわずかに変動する可能性がある
が、従来法では導電性フアイバが一部に凝集したり逆に
分散していない箇所が生じたりするので、走査線が変動
した場合に応答が大きく変わるおそれがある。ところが
導電材料が連続網目状となっていると、走査線がわずか
に変動してもほぼ近似したマイクロ波束の変化が得ら
れ、誤判定の可能性が極めて低くなる。
ロ波で走査する位置がわずかに変動する可能性がある
が、従来法では導電性フアイバが一部に凝集したり逆に
分散していない箇所が生じたりするので、走査線が変動
した場合に応答が大きく変わるおそれがある。ところが
導電材料が連続網目状となっていると、走査線がわずか
に変動してもほぼ近似したマイクロ波束の変化が得ら
れ、誤判定の可能性が極めて低くなる。
【0017】さらに、連続網目状のホツトメルト接着剤
を使用することにより、後述のように網目状導電層を作
成しやすいという利点がある。
を使用することにより、後述のように網目状導電層を作
成しやすいという利点がある。
【0018】次に、本発明書類の好ましい例とその製造
方法について具体的に説明する。連続網目状のホツトメ
ルト接着剤は、多数のノズルからホツトメルト接着剤を
糸状に押し出して、それを移動する支持体上に集積する
方法を用い、ノズル(または支持体)を押出方向にほぼ
直交する方向にランダムに変位させることにより得るこ
とができる。また、商品名ダイナックシート(東洋紡績
社製)として市販されているくもの巣状ホツトメルト接
着剤を用いてもよい。糸の太さは10〜100デニー
ル、目付けは10〜100g/m2 程度が好適である。
方法について具体的に説明する。連続網目状のホツトメ
ルト接着剤は、多数のノズルからホツトメルト接着剤を
糸状に押し出して、それを移動する支持体上に集積する
方法を用い、ノズル(または支持体)を押出方向にほぼ
直交する方向にランダムに変位させることにより得るこ
とができる。また、商品名ダイナックシート(東洋紡績
社製)として市販されているくもの巣状ホツトメルト接
着剤を用いてもよい。糸の太さは10〜100デニー
ル、目付けは10〜100g/m2 程度が好適である。
【0019】連続網目状のホツトメルト接着剤の網目上
に金属薄膜を形成する方法としては各種の方法を採るこ
とができるが、好適なのは、真空蒸着、スパツタリン
グ、低温プラズマ法など、金属を気相にして薄く付着さ
せる方法(いわゆる物理的気相成長法)である。金属と
しては、Al、Ni、Ag、Au、Cu、Pb、Sn、
あるいはこれらの合金を用いることができる。
に金属薄膜を形成する方法としては各種の方法を採るこ
とができるが、好適なのは、真空蒸着、スパツタリン
グ、低温プラズマ法など、金属を気相にして薄く付着さ
せる方法(いわゆる物理的気相成長法)である。金属と
しては、Al、Ni、Ag、Au、Cu、Pb、Sn、
あるいはこれらの合金を用いることができる。
【0020】連続網目状シートとしてホツトメルト接着
剤を用いる理由は次の通りである。網目状シートに蒸着
などを例えば冷却金属ロール上で行う場合、網目を抜け
た蒸着金属が金属ロールを汚さないように保護シートを
介在させる必要があるが、蒸着時には網目状シートと保
護シートとを密着させて蒸着金属が網目の裏側に回り込
まないようにするとともに、蒸着後には網目状シートを
保護シートから変形などなく容易に剥離できることが望
ましい。
剤を用いる理由は次の通りである。網目状シートに蒸着
などを例えば冷却金属ロール上で行う場合、網目を抜け
た蒸着金属が金属ロールを汚さないように保護シートを
介在させる必要があるが、蒸着時には網目状シートと保
護シートとを密着させて蒸着金属が網目の裏側に回り込
まないようにするとともに、蒸着後には網目状シートを
保護シートから変形などなく容易に剥離できることが望
ましい。
【0021】そこで網目状シートをホツトメルト接着剤
により形成すると、網目状シートと保護シートとを圧着
することにより両者は密着し、良好な蒸着処理を行うこ
とができる。そして剥離時には、ホツトメルト接着剤が
溶融しない程度の温度に加温すればホツトメルト接着剤
の接着力が低下して容易に剥離することができる。
により形成すると、網目状シートと保護シートとを圧着
することにより両者は密着し、良好な蒸着処理を行うこ
とができる。そして剥離時には、ホツトメルト接着剤が
溶融しない程度の温度に加温すればホツトメルト接着剤
の接着力が低下して容易に剥離することができる。
【0022】また、ホツトメルト接着剤は前述の方法に
より、網目構造が一定していないランダム構造のものを
容易に製造でき、製法上網目の太さ(幅)がほぼ一定し
ているので、走査線がずれた場合にも安定した応答を得
る上で有利である。
より、網目構造が一定していないランダム構造のものを
容易に製造でき、製法上網目の太さ(幅)がほぼ一定し
ているので、走査線がずれた場合にも安定した応答を得
る上で有利である。
【0023】ホツトメルト接着剤としては、ポリアミド
系、ポリエステル系、ポリオレフイン系などのものを例
示することができ、融点が80〜150℃程度のものが
使用しやすい。
系、ポリエステル系、ポリオレフイン系などのものを例
示することができ、融点が80〜150℃程度のものが
使用しやすい。
【0024】このホツトメルト接着剤は、蒸着などを行
う際に保護シートに密着する程度の接着力を有していれ
ば良く、特に強固な接着力は必要としないので樹脂に少
量の粘着付与剤を添加した組成物などを使用することが
できるが、ホツトメルト接着剤として市販されているも
のも支障なく使用することができる。
う際に保護シートに密着する程度の接着力を有していれ
ば良く、特に強固な接着力は必要としないので樹脂に少
量の粘着付与剤を添加した組成物などを使用することが
できるが、ホツトメルト接着剤として市販されているも
のも支障なく使用することができる。
【0025】金属薄膜を形成した連続網目状ホツトメル
ト接着剤は、書類を構成する非導電性層と積層して、中
間層として書類に組み込むことができるが、書類の表裏
層は前記ホツトメルト接着剤とは別に接着剤を適用して
貼り合わせるのが好ましい。すなわち、前記ホツトメル
ト接着剤は溶融状態となると流動変形して網目構造が変
化するので、貼り合わせは別の接着剤により、ホツトメ
ルト接着剤の融点よりも十分低い温度で行うのがよい。
ト接着剤は、書類を構成する非導電性層と積層して、中
間層として書類に組み込むことができるが、書類の表裏
層は前記ホツトメルト接着剤とは別に接着剤を適用して
貼り合わせるのが好ましい。すなわち、前記ホツトメル
ト接着剤は溶融状態となると流動変形して網目構造が変
化するので、貼り合わせは別の接着剤により、ホツトメ
ルト接着剤の融点よりも十分低い温度で行うのがよい。
【0026】このようにして得られた書類は、所定位置
をマイクロ波束で走査して前述の応答マイクロ波束を測
定するとともに、デジタルマーク付与装置により一定の
規則で変換したデジタルマークを書類に付する。真正か
否かのチエツクに当たっては、チエツク装置により書類
にマイクロ波束を走査して応答マイクロ波束を測定する
とともに、それを所定の規則によりデジタル信号に変換
する。
をマイクロ波束で走査して前述の応答マイクロ波束を測
定するとともに、デジタルマーク付与装置により一定の
規則で変換したデジタルマークを書類に付する。真正か
否かのチエツクに当たっては、チエツク装置により書類
にマイクロ波束を走査して応答マイクロ波束を測定する
とともに、それを所定の規則によりデジタル信号に変換
する。
【0027】一方チエツク装置では同時に書類のデジタ
ルマークを読み取り、デジタル信号と照合して予め設定
した近似性の範囲にあれば、その書類は真正であると判
定することができる。以下、実施例により本発明をさら
に具体的に説明する。
ルマークを読み取り、デジタル信号と照合して予め設定
した近似性の範囲にあれば、その書類は真正であると判
定することができる。以下、実施例により本発明をさら
に具体的に説明する。
【0028】
(実施例)厚さ50μmのポリエチレンテレフタレート
(PET)フイルム(保護シート)と、ポリエステル系
網目状ホツトメルト接着剤(東洋紡績社製ダイナックシ
ートG0020、融点120℃、20g/m2 )とを、
100℃に加熱した金属ロールでニツプして貼り合わせ
た。そして網目状ホツトメルト接着剤の上に、Alを真
空蒸着し、次いで100℃に加熱した金属ロールに通し
て保護シート側から加熱し、蒸着した網目状ホツトメル
ト接着剤をPETフイルムから剥離した。
(PET)フイルム(保護シート)と、ポリエステル系
網目状ホツトメルト接着剤(東洋紡績社製ダイナックシ
ートG0020、融点120℃、20g/m2 )とを、
100℃に加熱した金属ロールでニツプして貼り合わせ
た。そして網目状ホツトメルト接着剤の上に、Alを真
空蒸着し、次いで100℃に加熱した金属ロールに通し
て保護シート側から加熱し、蒸着した網目状ホツトメル
ト接着剤をPETフイルムから剥離した。
【0029】そして、蒸着した網目状ホツトメルト接着
剤の両面に、2枚のPETフイルム(厚さ75μm)を
エポキシ系接着剤で温度90℃で貼り合わせた。
剤の両面に、2枚のPETフイルム(厚さ75μm)を
エポキシ系接着剤で温度90℃で貼り合わせた。
【0030】この積層体の基準走査位置と、基準走査位
置から2.0mmずれた位置をマイクロ波束で走査して
透過マイクロ波束の強度を測定した。マイクロ波の周波
数は24.15GHz,導波管径は10mm×4mmで
あった。得られた透過マイクロ波束の強度を図1に示
す。図1で実線は基準走査位置、破線は基準走査位置か
ら2.0mmずれた位置についての結果である。
置から2.0mmずれた位置をマイクロ波束で走査して
透過マイクロ波束の強度を測定した。マイクロ波の周波
数は24.15GHz,導波管径は10mm×4mmで
あった。得られた透過マイクロ波束の強度を図1に示
す。図1で実線は基準走査位置、破線は基準走査位置か
ら2.0mmずれた位置についての結果である。
【0031】(比較例)ステンレススチールフアイバ
(平均直径8μm×平均長さ5mm)を0.2重量%混
入したエポキシ接着剤により、2枚のPETフイルム
(厚さ75μm)を貼り合わせ、実施例1と同様の評価
を行った。その結果を図2に示す。図2で実線は基準走
査位置、破線は基準走査位置から1.0mmずれた位置
についての結果である。
(平均直径8μm×平均長さ5mm)を0.2重量%混
入したエポキシ接着剤により、2枚のPETフイルム
(厚さ75μm)を貼り合わせ、実施例1と同様の評価
を行った。その結果を図2に示す。図2で実線は基準走
査位置、破線は基準走査位置から1.0mmずれた位置
についての結果である。
【0032】従来の書類では図2に示すように、ピーク
数が少なく、またピークの分布の偏りが大きい。これ
は、導電材料が存在する部分とほとんど存在しない部分
とがあることを意味し、その結果、走査線がずれた場合
に応答が大きく変わった。
数が少なく、またピークの分布の偏りが大きい。これ
は、導電材料が存在する部分とほとんど存在しない部分
とがあることを意味し、その結果、走査線がずれた場合
に応答が大きく変わった。
【0033】これに対し本発明書類では、図1に示すよ
うに、多数のピークがランダムにかつ明確に現れる。ま
た各々ピークの分布はランダムではあるが急激な変化や
偏りが少なく、走査線がずれた場合にも応答が安定して
いることが判明した。
うに、多数のピークがランダムにかつ明確に現れる。ま
た各々ピークの分布はランダムではあるが急激な変化や
偏りが少なく、走査線がずれた場合にも応答が安定して
いることが判明した。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、書類の少なくとも一部
に、連続網目状のホツトメルト接着剤の網目上に金属薄
膜を形成した導電層を組み込んだことにより、マイクロ
波による測定感度がよい書類が得られ、正確に真偽を判
定することができる。また連続網目状の導電層を容易に
作成することができ、また書類への組み込みが容易で、
ランダム分布を調整しやすいという利点がある。
に、連続網目状のホツトメルト接着剤の網目上に金属薄
膜を形成した導電層を組み込んだことにより、マイクロ
波による測定感度がよい書類が得られ、正確に真偽を判
定することができる。また連続網目状の導電層を容易に
作成することができ、また書類への組み込みが容易で、
ランダム分布を調整しやすいという利点がある。
【図1】本発明書類をマイクロ波によりチエツクした結
果得られる出力信号の例を示す図。
果得られる出力信号の例を示す図。
【図2】従来法による書類をマイクロ波によりチエツク
した結果得られる出力信号の例を示す図。
した結果得られる出力信号の例を示す図。
Claims (1)
- 【請求項1】 非導電性材料で形成された書類の中間層
に、マイクロ波に対し前記非導電性材料とは異なる電磁
特性を有する導電性材料を分布させた真偽チエツク領域
を有する書類であって、その導電性材料が、チエツク領
域の多くのサブエリアにわたってランダムに分布した連
続網目状のホツトメルト接着剤の網目上に金属薄膜を形
成したものであることを特徴とする真偽チエツク可能な
書類。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4239563A JPH0687288A (ja) | 1992-09-08 | 1992-09-08 | 真偽チエツク可能な書類 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4239563A JPH0687288A (ja) | 1992-09-08 | 1992-09-08 | 真偽チエツク可能な書類 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0687288A true JPH0687288A (ja) | 1994-03-29 |
Family
ID=17046664
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4239563A Pending JPH0687288A (ja) | 1992-09-08 | 1992-09-08 | 真偽チエツク可能な書類 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0687288A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0712091A2 (en) | 1994-11-10 | 1996-05-15 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Forgery-preventing document reading device based on microwave reflection |
| EP0716387A2 (en) | 1994-12-09 | 1996-06-12 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Device for ascertaining the authenticity of an article |
-
1992
- 1992-09-08 JP JP4239563A patent/JPH0687288A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0712091A2 (en) | 1994-11-10 | 1996-05-15 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Forgery-preventing document reading device based on microwave reflection |
| EP0712091A3 (en) * | 1994-11-10 | 1997-07-02 | Fuji Xerox Co Ltd | Document reading device working with the reflection of microwaves to prevent counterfeiting |
| US5661552A (en) * | 1994-11-10 | 1997-08-26 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Forgery-preventing document reading device based on microwave reflection |
| EP0716387A2 (en) | 1994-12-09 | 1996-06-12 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Device for ascertaining the authenticity of an article |
| US5825911A (en) * | 1994-12-09 | 1998-10-20 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Device for ascertaining the authenticity of an article and image forming apparatus used for preventing bank bills, securities and the like from being, forged |
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