JPH0687548A - カット紙印刷装置 - Google Patents

カット紙印刷装置

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JPH0687548A
JPH0687548A JP4239398A JP23939892A JPH0687548A JP H0687548 A JPH0687548 A JP H0687548A JP 4239398 A JP4239398 A JP 4239398A JP 23939892 A JP23939892 A JP 23939892A JP H0687548 A JPH0687548 A JP H0687548A
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和彦 粕谷
Eiji Ishikawa
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】残存している用紙の枚数を正確に検出し、プリ
ンタを効率良く使用する。 【構成】ワークステーション12とプリンタ16をロー
カルエリアネットワークを介して接続し、該ローカルエ
リアネットワーク全体をファイルサーバ11によって、
各プリンタ16をプリントサーバ19によって管理す
る。各プリンタ16に残量算出手段が配設され、用紙残
量を算出する。用紙残量を含む各プリンタ16のステー
タスが前記ファイルサーバ11に送信され、用紙残量レ
ジスタに格納される。格納された用紙残量は、ワークス
テーション12のディスプレイに表示される。したがっ
て、プリントジョブを実行する前にユーザはプリンタ1
6の状態を確認することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カット紙印刷装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ローカルエリアネットワーク(L
AN)に接続されたLEDプリンタ、レーザプリンタ等
のプリンタにおいては、印刷媒体としてカット紙が利用
されている。また、ファクシミリ装置においても従来か
ら使用されているロール紙に代えてカット紙を使用する
ものが提供されている。
【0003】前記プリンタは、カット紙を格納し、また
給紙(搬送)するための給紙機構が設けられる(特開平
3−243554号公報参照)。図2は従来のローカル
エリアネットワークを利用したカット紙印刷装置のブロ
ック図である。図において、10はローカルエリアネッ
トワークとして構成されたカット紙印刷装置、11はフ
ァイルサーバであり、1台のファイルサーバ11によっ
てローカルエリアネットワーク全体が管理されている。
すなわち、該ファイルサーバ11には、クライアントと
なる複数のワークステーション12、カット紙(以下、
「用紙」という。)に印刷する印刷出力装置としての複
数のプリンタ16、及び該プリンタ16を管理し、ロー
カルエリアネットワークとのインタフェースを行うプリ
ントサーバ19が接続されている。なお、ここでは、前
記ワークステーション12は広義のものであって、狭義
のワークステーションのほかパソコンも含む。
【0004】前記構成のローカルエリアネットワークに
おいては、プリンタ16の給紙機構に関して唯一用紙切
れのみが管理されている。すなわち、プリンタ16が用
紙切れになると、前記プリントサーバ19がそれを検出
し、ファイルサーバ11に通知する。該ファイルサーバ
11は、この用紙切れの情報をあらかじめ設定されてい
るワークステーション12に対して通知するようになっ
ている。したがって、ユーザは該当するプリンタ16の
用紙を補給することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のカット紙印刷装置においては、用紙切れが管理され
ているだけであるので、実際にプリントジョブを実行し
ている間は、用紙切れになるまでプリンタ16の状況を
確認することができない。そのため、ユーザは、印刷開
始から印刷終了までワークステーション12の画面を監
視してプリントジョブのステータスをチェックしていな
ければならない。
【0006】また、プリントジョブの実行中にプリンタ
16が用紙切れになった場合、用紙が残存している有効
なプリンタ16がローカルエリアネットワークの中にあ
っても、そのプリンタ16にプリントジョブの実行を切
り替えることができず、現在使用中のプリンタ16に用
紙を補給するまでプリントジョブが停止された状態にな
る。このように、他の有効なプリンタ16を効率的に使
用することができない。
【0007】本発明は、前記従来のカット紙印刷装置の
問題点を解決して、残存している用紙の枚数(以下、
「用紙残量」という。)を正確に検出し、プリンタを効
率良く使用することができるカット紙印刷装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明のカ
ット紙印刷装置においては、少なくとも一つのワークス
テーションとカット紙に印刷する複数のプリンタをロー
カルエリアネットワークを介して接続し、該ローカルエ
リアネットワーク全体をファイルサーバによって管理す
るとともに、各プリンタをプリントサーバによって管理
し、ローカルエリアネットワークとのインタフェースを
行うようにしている。
【0009】各プリンタに残量算出手段が配設され、残
存している積層状態のカット紙の厚みと1枚のカット紙
の厚みを検出し、両者から用紙残量を算出する。そし
て、少なくとも用紙残量を含む各プリンタのステータス
が前記ファイルサーバに送信され、前記各プリンタごと
の用紙残量は前記ファイルサーバ内に配設された用紙残
量レジスタに格納されるとともに表示される。
【0010】前記構成のローカルエリアネットワークに
おいて、前記ワークステーションからファイルサーバに
送信されたプリントジョブに基づいて、必要な要求枚数
を算出し、各プリントジョブごとの要求枚数は前記ファ
イルサーバ内に配設された要求枚数レジスタに格納する
ことができる。そして、前記用紙残量と要求枚数を比較
するために比較手段が設けられ、前記用紙残量が要求枚
数より少ない場合で、かつ、ローカルエリアネットワー
クに他の有効なプリンタがある場合に、該プリンタに前
記プリントジョブを転送するようになっている。
【0011】また、前記プリントジョブを転送すること
が可能な代替プリンタの一覧を表示し、ユーザによって
代替プリンタを指定するようにしてもよい。さらに、前
記ファイルサーバ内の同じプリントキューに複数のプリ
ントジョブを格納し、該プリントジョブの要求枚数がプ
リンタの用紙残量より多い場合に、要求枚数の少ない他
のプリントジョブを先行させることもできる。
【0012】そして、少なくとも一つのコンピュータ
と、該コンピュータに接続され、かつ、カット紙に印刷
する少なくとも一つのプリンタと、該プリンタに配設さ
れ、用紙残量を検出する用紙残量検出手段と、前記コン
ピュータからの問合せに対応して用紙残量をコンピュー
タに通知する手段を有するようにしてもよい。この場
合、前記コンピュータからプリンタに印刷枚数を通知
し、該用紙残量と印刷枚数を比較して、比較結果をコン
ピュータに通知することもできる。
【0013】また、印刷動作を実行するたびに前記用紙
残量検出手段が検出した用紙残量を用紙残量格納記憶回
路に書き込むようにすることもできる。したがって、印
刷動作中に繰り返し用紙残量を検出する必要がない。さ
らに、前記用紙残量検出手段が検出した用紙残量を用紙
残量格納記憶回路に書き込むとともに、該用紙残量格納
記憶回路に格納された用紙残量を、印刷動作を実行する
たびに1だけ減ずるようにすることもできる。この場
合、印刷動作を実行するたびに用紙残量を検出する必要
がない。
【0014】
【作用】本発明によれば、前記のようにカット紙印刷装
置は少なくとも一つのワークステーションとカット紙に
印刷する複数のプリンタをローカルエリアネットワーク
を介して接続し、該ローカルエリアネットワーク全体を
ファイルサーバによって管理するとともに、各プリンタ
をプリントサーバによって管理し、ローカルエリアネッ
トワークとのインタフェースを行うようにしている。
【0015】各プリンタに残量算出手段が配設され、例
えば用紙トレイに残存している積層状態のカット紙の厚
みと1枚のカット紙の厚みを検出し、両者から用紙残量
を算出する。そして、少なくとも用紙残量を含む各プリ
ンタのステータスが前記ファイルサーバに送信され、前
記各プリンタごとの用紙残量は前記ファイルサーバ内に
配設された用紙残量レジスタに格納される。格納された
各プリンタごとの用紙残量は、ワークステーションのデ
ィスプレイに表示される。
【0016】前記構成のローカルエリアネットワークに
おいては、用紙残量レジスタに格納された用紙残量によ
って、プリントジョブを他のプリンタに転送することが
できる。すなわち、前記ワークステーションからファイ
ルサーバに送信されたプリントジョブに基づいて、必要
な要求枚数が算出され、各プリントジョブごとの要求枚
数は前記ファイルサーバ内に配設された要求枚数レジス
タに格納される。
【0017】そして、前記用紙残量と要求枚数が比較さ
れ、用紙残量が要求枚数より多い場合は、前記プリント
ジョブに対応するプリンタによって印刷が行われ、用紙
残量が要求枚数より少ない場合で、かつ、ローカルエリ
アネットワークに他の有効なプリンタがある場合には、
該プリンタに前記プリントジョブが転送される。この場
合、プリントジョブを転送することが可能な代替プリン
タの一覧が表示され、ユーザは該一覧を見て代替プリン
タを指定することができる。
【0018】さらに、ファイルサーバ内の同じプリント
キューに複数のプリントジョブを格納することができる
が、通常はプライオリティの高い順にプリントジョブが
実行されるようになっている。ところが、プライオリテ
ィの高い順にプリントジョブを実行した時に、プリント
ジョブの要求枚数が対応するプリンタの用紙残量より多
い場合、カット紙が不足してしまう。そこで、プライオ
リティの低い他のプリントジョブであっても要求枚数が
少ない場合に、そのプリントジョブを先行させることも
できる。
【0019】そして、少なくとも一つのコンピュータ
と、該コンピュータに接続され、かつ、カット紙に印刷
する少なくとも一つのプリンタと、該プリンタに配設さ
れ、用紙残量を検出する用紙残量検出手段と、前記コン
ピュータからの問合せに対応して用紙残量をコンピュー
タに通知する手段を有するようにしてもよい。したがっ
て、コンピュータとプリンタ間が離れている場合でも、
プリンタの用紙残量をコンピュータ側で確認することが
できる。
【0020】印刷する文書の印刷枚数があらかじめ分か
っている場合には、前記コンピュータからプリンタに印
刷枚数を通知し、プリンタにおいて用紙残量と印刷枚数
を比較して、比較結果をコンピュータに通知することも
できる。また、印刷動作を実行するたびに、前記用紙残
量検出手段が検出した用紙残量を用紙残量格納記憶回路
に書き込むようにすることもできる。この場合、用紙残
量を検出する回数が減るため、プリンタの応答時間を短
縮することができる。さらに、前記用紙残量検出手段が
検出した用紙残量を用紙残量格納記憶回路に書き込むと
ともに、該用紙残量格納記憶回路に格納された用紙残量
を、印刷動作を実行するたびに1だけ減ずるようにする
こともできる。この場合、印刷動作を実行するたびに用
紙残量を検出する必要がなく、プリンタの応答時間を一
層短縮することができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図3は本発明の第1の実施例を
示すカット紙印刷装置における用紙残量検出装置の概略
図である。図において、23は用紙トレイ24内に積層
された用紙である。前記用紙トレイ24には、スプリン
グ26によって上方に付勢され、上下に可動な底板25
が設けられる。そして、前記用紙23は底板25に載置
された状態でスプリング26によってホッピングローラ
28に押し付けられる。
【0022】前記底板25には基準部材27が取り付け
られ、用紙トレイ24内のスタック量すなわち残存して
いる積層状態の用紙23の厚みを求めるための基準面を
形成する。前記基準部材27は、底板25の上下の移動
に合わせて常に基準面を水平に保つように移動する。一
方、前記ホッピングローラ28に隣接する位置に、前記
基準部材27と対向して精密変位センサ29が設けられ
る。また、用紙搬送路31に沿って、一対の用紙厚検出
用ローラ32,33、1枚の用紙23の厚み(以下、
「用紙厚」という。)を検出するための用紙厚検出用セ
ンサ34、基準面を形成する基準部材36及び用紙搬送
用のレジストローラ37,28が設けられる。
【0023】前記用紙厚検出用ローラ32と用紙厚検出
用センサ34は一つのユニットを構成しており、上下に
移動することができるようになっている。そして、前記
ユニットは自重、スプリング等によって常に用紙厚検出
用ローラ33に押し付けられる。一方、図示しないプリ
ンタのメモリ40内には、用紙切れ時における精密変位
センサ29と基準部材27間の距離情報があらかじめ固
定値として格納されている。そして、前記精密変位セン
サ29及び用紙厚検出用センサ34の各センサ出力は、
前記メモリ40内の距離情報と共に残量算出手段41に
入力される。
【0024】前記用紙トレイ24内に任意の量の用紙2
3を積層し、これをプリンタ本体にセットすると、スプ
リング26が用紙トレイ24の底板25を持ち上げ、ホ
ッピングローラ28に押し当てる。その際、積層状態の
用紙23の厚みを検出するための基準部材27も底板2
5と共に上昇する。次に、プリンタ内部のファームウェ
アの制御によって用紙23が自動的にプリホッピングさ
れ、用紙厚検出用ローラ32,33に送られて停止す
る。この状態で、精密変位センサ29は積層状態の用紙
23の厚みを基準面までの距離によって検出し、一方、
用紙厚検出用センサ34は用紙厚を検出する。これらの
情報とメモリ40内に格納された用紙切れ時の距離情報
に基づいて、残量算出手段41が次式によって用紙残量
Rem を算出する。
【0025】〔用紙残量RRem 〕=〔(精密変位センサ
29が検出した距離)−(用紙切れ時の距離情報)〕÷
〔用紙厚〕 前記プリホッピングは各用紙23ごとに行われる。ま
た、この時、用紙厚の検出精度を高くするために、プリ
ホッピング直後の検出値をそのまま使用するのではな
く、印刷動作中すなわちレジストローラ37,38の先
に用紙23が搬送されて、用紙23の後端が用紙厚検出
用ローラ32,33に至るまでの間、該用紙厚検出用セ
ンサ34は用紙厚を複数回検出(サンプリング)するよ
うになっている。
【0026】図4は用紙厚の1枚当たりの平均値を算出
する動作を示すフローチャートである。 ステップT1 プリホッピング時において前記用紙厚検
出用センサ34(図3)の検出値すなわち用紙厚をレジ
スタR0 に格納する。 ステップT2 印刷動作を開始する。 ステップT3 2回目に用紙厚検出用センサ34が検出
した用紙厚をレジスタR 1 に格納する。 ステップT4 3回目に用紙厚検出用センサ34が検出
した用紙厚をレジスタR 2 に格納する。 ステップT5 n回目に用紙厚検出用センサ34が検出
した用紙厚をレジスタR n-1 に格納する。2回目からn
回目までの用紙厚の検出は、用紙23が用紙厚検出用ロ
ーラ32,33に至るまでの間に行う。 ステップT6 ステップT3〜T5で検出した各用紙厚
の平均値を算出する。
【0027】このようにして、用紙厚の1枚当たりの平
均値を得ることができるが、更に検出精度を高くするた
め、用紙トレイ24のすべての用紙23について1枚当
たりの平均値を算出し、全用紙当たりの平均値を算出す
るようになっている。図5は用紙厚の全用紙当たりの平
均値を算出する平均値算出装置のブロック図である。
【0028】図において、32,33は用紙厚検出用ロ
ーラ、34は用紙厚検出用センサ、42は現在までの用
紙厚の平均値を格納するための平均値格納レジスタ、4
3は用紙厚を検出した用紙23が何枚目のものであるか
の情報、すなわちページ数の情報を格納するページ数カ
ウントレジスタ、44は用紙厚の1枚当たりの平均値を
算出するページ内平均値算出部である。該ページ内平均
値算出部44内においては、図4に示すような処理が行
われる。
【0029】また、45は用紙厚の全用紙当たりの平均
値を算出する全ページ平均値算出部である。該全ページ
平均値算出部45で算出された平均値は、図3の残量算
出手段41に対して出力される。このように、用紙トレ
イ24をプリンタ本体にセットしてから次の用紙切れに
なるまでの間、各用紙23の用紙厚を現在までの用紙厚
の平均値に加え、現在の平均値を算出する。この時、単
に現在までの用紙厚の平均値と、新たに検出した用紙厚
を加えて2で割っても正確な平均値にはならない。そこ
で、前記ページ数カウントレジスタ43を設け、全ペー
ジ平均値算出部45において正確な平均値を算出するよ
うになっている。
【0030】このように、全ページ平均値算出部45で
算出された平均値は、次段の残量算出手段41に対して
出力される。そして、前記ページ数カウントレジスタ4
3は各ページの印刷を開始するたびにインクリメントコ
マンドによってインクリメントされる。次に、このよう
にして算出した用紙残量RRem を、プリンタからプリン
トサーバに通知する方法について説明する。
【0031】ローカルエリアネットワークへのプリンタ
の接続形態にはいくつかの種類がある。この接続形態の
差によって、プリントジョブを制御するプリントサーバ
にプリンタのステータスを送信する手段が異なる。図6
はプリンタがネットワークインタフェースを内蔵する場
合の接続例を示す図である。
【0032】図において、11はファイルサーバ、12
はワークステーション、16はプリンタ、51は該プリ
ンタ16に内蔵されたネットワークインタフェースであ
る。この場合、図示しないプリントサーバがプリンタ1
6のネットワークインタフェース51の内部にある場合
と、ファイルサーバ11の内部にあってプリンタ16を
リモートコントロールする場合がある。前記プリンタ1
6とネットワークインタフェース51は、内部のデータ
/アドレスバスを介して接続されている。したがって、
プリントサーバがネットワークインタフェース51の内
部にある場合は、ネットワークインタフェース51に対
して用紙残量RRem を通知するのに特別な手段を必要と
しない。すなわち、前記用紙残量RRem を含むステータ
スを、ローカルエリアネットワークのプロトコルに合う
パケットに組んで一定間隔で定期的にファイルサーバ1
1に送信すればよい。
【0033】また、プリントサーバがファイルサーバ1
1の内部にある場合は、プリントサーバ11がステータ
スの送信を要求するコマンド(以下、「ステータス送信
要求コマンド」という。)を一定間隔でプリンタ16に
送信し、これに対しプリンタ16のネットワークインタ
フェース51は用紙残量RRem を含むステータスをプロ
トコルに合うパケットに組んでプリントサーバに送信す
る。そして、プリントサーバは、受信したステータスを
ファイルサーバ11に転送する。この時、ファイルサー
バ11とプリントサーバは同じマシンの中にあるので、
ステータスの転送はソフト上で行われる。
【0034】図6の接続例においては、プリンタ16が
ネットワークインタフェース51を内蔵しているため、
プリンタ16をローカルエリアネットワークに直接接続
することができる。この接続形態のほか、シリアルポー
トやパラレルポートを使用してプリンタ16をローカル
エリアネットワークに接続する接続形態もある。この場
合、プリンタ16はローカルエリアネットワークに直接
接続することはできず、ワークステーション12、イン
タフェースアダプタ、ファイルサーバ11等のノードの
シリアルポートやパラレルポートに接続する。
【0035】図7はプリンタをワークステーションのシ
リアルポートを介してローカルエリアネットワークに接
続した接続例を示す図である。図において、11はファ
イルサーバ、12はワークステーション、16はプリン
タである。該プリンタ16はシリアルインタフェース
(I/F)を介してワークステーション12のシリアル
ポートに接続され、ワークステーション12の内部に図
示しないプリントサーバが設けられる。
【0036】そして、コマンド、ステータス等の送受信
は双方向通信で行う。すなわち、プリントサーバはステ
ータス送信要求コマンドを一定間隔でプリンタ16に送
信する。これを受けてプリンタ16は、あらかじめ決め
られたコード体系に基づいて、用紙残量RRem を含む各
ステータスをシリアルにプリントサーバに対して送信す
る。そして、該プリントサーバはステータスをローカル
エリアネットワークを介してファイルサーバ11に送信
する。
【0037】また、該ファイルサーバ11の内部にプリ
ントサーバが設けられ、該プリントサーバによってプリ
ンタ16がリモートコントロールされる場合も同様に、
コマンド、ステータス等の送受信は双方向通信で行う。
ただし、プリンタ16が接続されたノード、すなわちワ
ークステーション12にプリントサーバはないが、ロー
カルエリアネットワークとのインタフェースを行うため
の処理はバックグラウンドで実行される。
【0038】そして、ファイルサーバ11の内部のプリ
ントサーバは、ステータス送信要求コマンドを送信す
る。該ステータス送信要求コマンドは、プリンタ16が
接続されたノードすなわちワークステーション12に対
して送信される。そして、前記ステータス送信要求コマ
ンドは、前記ワークステーション12においてあらかじ
め決められたコマンドに置き換えられ、シリアルポート
からプリンタ16に送信される。
【0039】これに対して、プリンタ16はあらかじめ
決められたコード体系に基づいて、用紙残量RRem を含
む各ステータスをシリアルでワークステーション12に
送信する。該ワークステーション12は、ステータスを
ローカルエリアネットワークのプロトコルに合うパケッ
トに組んで、ファイルサーバ11の内部のプリントサー
バに送信する。
【0040】そして、該プリントサーバは同じマシンの
中のファイルサーバ11に対してステータスを転送す
る。図8はプリンタをインタフェースアダプタのシリア
ルポートを介してローカルエリアネットワークに接続し
た接続例を示す図である。図において、11はファイル
サーバ、53はインタフェース(I/F)アダプタ、1
6はプリンタである。該プリンタ16はシリアルインタ
フェースを介してインタフェースアダプタ53のシリア
ルポートに接続され、インタフェースアダプタ53の内
部に図示しないプリントサーバが設けられる。
【0041】この場合も、プリントサーバはステータス
送信要求コマンドを一定間隔でプリンタ16に送る。こ
れを受けてプリンタ16は、あらかじめ決められたコー
ド体系に基づいて、用紙残量RRem を含む各ステータス
をシリアルにインタフェースアダプタ53の内部のプリ
ントサーバに対して送信する。そして、該プリントサー
バはステータスをローカルエリアネットワークを介して
ファイルサーバ11に送信する。
【0042】図9はプリンタをファイルサーバのシリア
ルポートを介してローカルエリアネットワークに接続し
た接続例を示す図である。図において、11はファイル
サーバ、12はワークステーション、16はプリンタで
ある。該プリンタ16はシリアルインタフェースを介し
てファイルサーバ11のシリアルポートに接続され、フ
ァイルサーバ11の内部に図示しないプリントサーバが
設けられる。
【0043】この場合、図7の接続例と同様に、コマン
ド、ステータス等の送受信は双方向通信で行う。そし
て、前記ファイルサーバ11の内部のプリントサーバ
は、ステータス送信要求コマンドを一定間隔でプリンタ
16に対し送信する。これに対して、プリンタ16はあ
らかじめ決められたコード体系に基づいて、用紙残量R
Rem を含む各ステータスをシリアルでファイルサーバ1
1の内部のプリントサーバに送信する。該プリントサー
バは同じマシンの中のファイルサーバ11に対してステ
ータスを転送する。
【0044】図10はプリンタをワークステーションの
パラレルポートを介してローカルエリアネットワークに
接続した接続例を示す図、図11はプリンタをインタフ
ェースアダプタのパラレルポートを介してローカルエリ
アネットワークに接続した接続例を示す図、図12はプ
リンタをファイルサーバのパラレルポートを介してロー
カルエリアネットワークに接続した接続例を示す図であ
る。
【0045】図において、11はファイルサーバ、12
はワークステーション、16はプリンタ、53はインタ
フェースアダプタである。パラレルポートによる接続も
基本的にはシリアルポートの接続と同じである。ただ
し、現在多く使用されているパラレルインタフェースで
あるセントロニクスの仕様では、双方向通信を行うこと
ができない。ところが、プリンタ16の用紙残量RRem
を含むステータスをファイルサーバ11に送信するため
には、双方向通信は必要不可欠である。そこで、本実施
例においては、「Parallel Port Extended Mode 」(I
BM社)という双方向パラレルポートの仕様を使用した
(IBMPS/2 Model 80 Technical Reference Manual 4-171
参照)。この仕様によって、パラレルインタフェース
においてもシリアルインタフェースと同様に双方向通信
が可能となる。
【0046】以上のように各接続形態ごとに異なる方法
でファイルサーバ11に送信された各ステータスのうち
用紙残量RRem は、ファイルサーバ11内に各プリンタ
16ごとに設けられた図示しないプリンタステータスフ
ァイル内の用紙残量レジスタに書き込まれる。また、そ
の他のステータス(用紙サイズやプリンタ16のタイプ
など)もこのプリンタステータスファイル内の該当する
レジスタに書き込まれる。
【0047】次に、ファイルサーバ11内の各プリンタ
ステータスファイルに格納された用紙残量RRem 等の情
報を確認するための手段について説明する。ユーザがプ
リントジョブの実行前に、あらかじめ各プリンタ16の
用紙サイズ、用紙残量RRem を得ようとする場合、ユー
ザは、ワークステーション12において用紙残量RRem
を表示させるコマンドをローカルエリアネットワークの
プロトコルに合うパケットに組み、ファイルサーバ11
に対して送信する。これを受けたファイルサーバ11
は、該当するプリンタ16のプリンタステータスファイ
ル内の用紙残量レジスタから用紙残量RRem を読み出
し、ローカルエリアネットワークを介して使用中のワー
クステーション12に送信して表示させる。これによっ
て、ユーザはいつでもプリンタ16の状況を確認するこ
とができる。
【0048】次に、ワークステーション12から送信し
たプリントジョブをチェックし、該プリントジョブを実
行するのに何枚の用紙23(図3)が必要となるかを調
べるための処理について説明する。ここでは、データフ
ォーマットがポストスクリプトタイプのもの、PCLタ
イプのもの、テキストファイルタイプのものである場合
について説明する。
【0049】図1は本発明の第1の実施例を示すカット
紙印刷装置のローカルエリアネットワークにおけるプリ
ントジョブの取扱いを説明する図である。図において、
11はファイルサーバ、12はワークステーション、1
1aはプリントキュー、16はプリンタ、19はプリン
トサーバである。各ワークステーション12において印
刷命令を実行すると、各プリントジョブはファイルサー
バ11内のプリントキュー11aに転送される。該プリ
ントキュー11aはいくつ設定してもよく、またいずれ
のプリントキュー11aにプリントジョブを格納するか
も、ユーザが自由に設定することができる。これらのプ
リントキュー11aはプリントジョブを実行するための
待ち行列であり、各プリントジョブは、このプリントキ
ュー11aに転送された順に、又はある特定のユーザに
高いプライオリティがついている場合は、プライオリテ
ィの設定の順に実行される。各プリントキュー11aと
各プリントサーバ19とは、その接続する相手をあらか
じめ設定しておく。また、プリントキュー11aとプリ
ントサーバ19の接続は1対1である必要はなく、1対
多数又は多数対1でも構わない。前記プリントキュー1
1aへのプリントジョブの転送が終わると、対応するプ
リントサーバ19は、プリントキュー11aからプリン
トジョブを引き出しプリンタ16に転送することが可能
になる。
【0050】このように、すべてのプリントジョブは、
ファイルサーバ11内のプリントキュー11aに転送さ
れ、プリントジョブファイルとして格納される。本実施
例においては、ファイルサーバ11が格納されているプ
リントジョブを調べ、該プリントジョブが何ページ分の
ものであるかを算出し、その結果と対応するプリンタ1
6についての用紙残量レジスタの値を比較し、用紙23
(図3)が足りない場合はワークステーション12に通
知し、足りる場合はプリントジョブをプリンタ16に転
送する。
【0051】図13は本発明の第1の実施例を示すカッ
ト紙プリンタ装置におけるファイルサーバの動作を示す
第1のフローチャート、図14は本発明の第1の実施例
を示すカット紙プリンタ装置におけるファイルサーバの
動作を示す第2のフローチャートである。 ステップS1 使用中のワークステーション12(図
1)からファイルサーバ11に対してプリントジョブの
転送を開始する。 ステップS2 ファイルサーバ11はあらかじめ各ワー
クステーション12ごとに設定されているプリントコン
フィギュレーションファイルの内容から、指定されたプ
リンタ16すなわちディスティネーションプリンタがい
ずれのものかを調べる。前記プリントコンフィギュレー
ションファイルには、ユーザが設定したプリントジョブ
に関する諸情報、すなわち印刷枚数、バナーの有無、プ
リントキュー11a、プリントサーバ19、プリンタ1
6のタイプ等の情報が書き込まれている。 ステップS3,S4 ディスティネーションプリンタが
ポストスクリプトタイプのプリンタであるか、PCLタ
イプのプリンタであるかを判断する。 ステップS5 いずれのタイプのプリンタでもない場
合、従来通りそのままプリントキュー11aの中にプリ
ントジョブファイルとしてキューイングする。 ステップS6 ワークステーション12は、プリントサ
ーバ19に対しプリントジョブの転送を許可する。 ステップS7 プリントサーバ19はディスティネーシ
ョンプリンタにプリントジョブを転送する。 ステップS8 ディスティネーションプリンタが印刷動
作を行う。 ステップS9 ディスティネーションプリンタがポスト
スクリプトタイプのプリンタである場合は、すべてのプ
リントジョブをプリントキュー11aの中にプリントジ
ョブファイルとしてキューイングする。 ステップS10 ファイルサーバ11は、キューイング
したプリントジョブファイルの中の文字列を検索して
“SHOWPAGE”又は“COPYPAGE”コマンドの数をカウント
する。 ステップS11 カウント値を要求枚数レジスタに要求
枚数RReq として書き込む。 ステップS12 ディスティネーションプリンタがPC
Lタイプのプリンタである場合は、すべてのプリントジ
ョブをプリントキュー11aの中にプリントジョブファ
イルとしてキューイングする。 ステップS13 キューイングしたプリントジョブファ
イルの中の文字列を検索して“Form Feed ”(改ページ
コマンド)のコマンドの数を“0Ch”のコードの数で
カウントする。 ステップS14 “Form Feed ”のコマンドの数が0で
あるか否かを判断する。0である場合はステップS16
に、0でない場合はステップS15に進む。 ステップS15 カウント値を要求枚数レジスタに要求
枚数RReq として書き込む。 ステップS16 プリントジョブファイルが、“Form F
eed ”コマンドを使用しないテキストデータであると判
断し、まず“Line Feed ”のコマンドの数を“0Ah”
のコードの数でカウントする。 ステップS17 “Line Feed ”のコマンドの数とディ
スティネーションプリンタのステータスの中にある1ペ
ージ内の行数と比較し、次式によって要求枚数R Req
算出する。
【0052】 〔要求枚数RReq 〕=〔カウントしたコマンドの数〕÷
〔1ページ内の行数〕 算出によって余りが出た場合は、要求枚数RReq の1の
桁(けた)を繰り上げる。 ステップS18 計算結果を要求枚数レジスタに要求枚
数RReq として書き込む。 ステップS19 ユーザのプリントジョブに必要な要求
枚数RReq と、現在ディスティネーションプリンタが残
存している用紙残量RRem を比較するため、要求枚数レ
ジスタから要求枚数RReq を、用紙残量レジスタから用
紙残量RRem を読み出す。 ステップS20 要求枚数RReq が用紙残量RRem より
多いか否かを判断する。多い場合はステップS21に、
少ない場合はステップS6に進む。 ステップS21 ローカルエリアネットワークに同じス
テータス(用紙サイズ、プリンタ16のタイプ等)の有
効なプリンタ16が有るか否かを判断する。有る場合は
ステップS22に、無い場合はステップS28に進む。 ステップS22 ユーザのプリントコンフィギュレーシ
ョンファイルのディスティネーションプリンタやプリン
トサーバ19の設定値を一時的に変更する。この変更
は、当該プリントジョブのみに対して行われる。 ステップS23 一時的に出力先のディスティネーショ
ンプリンタを変更した旨のメッセージを、使用中のワー
クステーション12のディスプレイに表示するため、プ
リントサーバ19はコマンド及びデータをローカルエリ
アネットワークのワークステーション12に送信する。 ステップS24 プリントサーバ19に対してプリント
ジョブの転送を許可する。 ステップS25 プリントサーバ19は新しいディステ
ィネーションプリンタにプリントジョブを転送する。 ステップS26 ディスティネーションプリンタが印刷
動作を行う。 ステップS27 印刷終了後、ユーザのプリントコンフ
ィギュレーションファイルの設定値を元に戻す。 ステップS28 他の有効なプリンタ16が無い場合に
は、ファイルサーバ11は用紙23(図3)の補給を要
求するコマンドをワークステーション12に対して送信
する。 ステップS29 ワークステーション12はディスプレ
イにディスティネーションプリンタが用紙切れであるこ
とを表示する。 ステップS30 ユーザはディスプレイの表示に従いデ
ィスティネーションプリンタの用紙23の補給を行う。 ステップS31 ディスティネーションプリンタは新た
な用紙残量RRem を含む各ステータスをファイルサーバ
11に送信し、ファイルサーバ11内にあるステータス
を更新し、再びステップS19に戻る。
【0053】このようにして、プリントジョブを実行す
る前にあらかじめプリンタ16の状況を知ることができ
る。また、プリントジョブが終了するまでワークステー
ション12のディスプレイによってステータスを監視す
る必要がない。しかも、ローカルエリアネットワークに
ある他の有効なプリンタ16を効率的に使用することが
できる。
【0054】ところで、特定のフォーマットの用紙23
に印刷したい時で、該用紙23が本来のディスティネー
ションプリンタのみに入っている場合や、他の有効なプ
リンタ16がユーザのワークステーション12から非常
に遠く離れている場合には、本来のディスティネーショ
ンプリンタによってプリントジョブを継続して実行する
のが好ましい。ところが、用紙残量RRem が足りず、そ
の時他の有効なプリンタ16があると、他のプリンタ1
6にプリントジョブを自動的に転送してしまう。
【0055】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図15は本発明の第2の実施例におけるカット紙
印刷装置の動作を示すフローチャート、図16は代替プ
リンタの一覧の表示例を示す図である。この場合、転送
先のディスティネーションプリンタを決定するのに当た
りユーザの判断を仰ぐようにしている。 ステップS21−1 ファイルサーバ11が、他の有効
なプリンタ16が有るか否かを判断する。有効なプリン
タ16が有る場合はステップS21−2に、無い場合は
ステップS28に進む。 ステップS21−2 図16に示すような他の有効なプ
リンタ16の一覧、すなわちユーザによる選択メニュー
を、各プリンタ16のステータスと共にワークステーシ
ョン12のディスプレイに表示する。 ステップS21−3 ユーザはディスプレイを見て他の
有効なプリンタ16が有るか否かを判断する。有効なプ
リンタ16が有る場合はステップS21−4に、無い場
合はステップS28に進む。 ステップS21−4 ユーザは代替プリンタを選択して
指定する。この場合、ステップS22でファイルサーバ
11は、ユーザのプリントコンフィギュレーションファ
イルのプリントサーバ19の設定を変更し、代替プリン
タをサポートしているプリントサーバ19にする。
【0056】このように、特定のフォーマットの用紙2
3に印刷したい時で、該用紙23が本来のディスティネ
ーションプリンタのみに入っている場合や、他の有効な
プリンタ16がユーザのワークステーション12から非
常に遠く離れている場合には、本来のディスティネーシ
ョンプリンタでプリントジョブを継続して実行すること
ができる。
【0057】次に、プリントジョブの管理システムにつ
いて説明する。前述したように、第1の実施例において
は、プリンタ16の用紙残量RRem に対応して、ローカ
ルエリアネットワーク内でプリントジョブを転送するこ
とができるようになっている。この場合、各プリントジ
ョブはファイルサーバ11内に待ち行列として形成され
たプリントキュー11aに格納され、格納された順に実
行される。
【0058】したがって、プリントジョブの要求枚数R
Req によっては用紙残量RRem が十分であるにもかかわ
らず、用紙切れの通知が行われることがある。そこで、
ディスティネーションプリンタの用紙残量RRem に対応
した順でプリントジョブを実行することができるように
した第3の実施例について説明する。図17はカット紙
印刷装置における用紙切れ管理方法の概念図、図18は
本発明の第3の実施例を示すカット紙印刷装置における
用紙切れ管理方法の概念図である。
【0059】図において、11aはファイルサーバ11
(図1)に形成されたプリントキュー、16aはディス
ティネーションプリンタである。前記第1の実施例にお
いては、例えば、一つのプリントキュー11aにプリン
トジョブA(要求枚数RReq が5枚)、プリントジョブ
B(要求枚数RReq が20枚)、プリントジョブC(要
求枚数RReq が10枚)が格納されていて、他の有効な
プリンタ16がローカルエリアネットワークに無い場合
には、通常プリントジョブA,B,Cの順序で処理され
る。
【0060】ところが、ディスティネーションプリンタ
16aの用紙残量RRem が20枚である場合、要求枚数
Req が5枚のプリントジョブAの処理を終了した後、
用紙残量RRem は15枚になる。したがって、要求枚数
Req が20枚のプリントジョブBについては用紙残量
Rem が足りないため、ファイルサーバ11はワークス
テーション12に対して用紙23の補給を要求する。
【0061】この場合、プリントジョブBを実行しよう
とするユーザは用紙23の補給を行わなければならない
が、プリントジョブCを実行しようとする他のユーザも
要求枚数RReq がわずか10枚であるにもかかわらず待
機しなければならない。そこで、本実施例は、キューイ
ングされている各プリントジョブの要求枚数R Req を調
べ、先に実行することができるプリントジョブが有る場
合にはキューイングの順番を変えることができるように
なっている。
【0062】例えば、図18に示すように、一つのプリ
ントキュー11aにプリントジョブA(要求枚数RReq
が5枚)、プリントジョブB(要求枚数RReq が20
枚)、プリントジョブC(要求枚数RReq が10枚)が
格納されていて、他の有効なプリンタ16がローカルエ
リアネットワークに無い場合に、ディスティネーション
プリンタ16aの用紙残量RRem が20枚であると、要
求枚数RReq が5枚のプリントジョブAの実行を終了し
た後、用紙残量RRem は15枚になる。
【0063】そこで、プリントジョブBの要求枚数R
Req とプリンタ16の用紙残量RRemを比較する。前記
プリントジョブBの要求枚数RReq は20枚であり、用
紙残量RRem が15枚であるからプリントジョブBを実
行することはできない。したがって、プリントジョブC
の要求枚数RReq とプリンタ16の用紙残量RRem を比
較する。この場合、プリントジョブCの要求枚数RReq
は10枚であり、用紙残量RRem は15枚であるからプ
リントジョブCを実行することができる。そこで、プリ
ントサーバ19はファイルサーバ11からプリントジョ
ブCを引き出し、ディスティネーションプリンタ16a
に転送する。
【0064】このようにして、プリントジョブCを先行
して実行することができる。図19は本発明の第3の実
施例におけるカット紙印刷装置の動作を示す第1のフロ
ーチャート、図20は本発明の第3の実施例におけるカ
ット紙印刷装置の動作を示す第2のフローチャートであ
る。 ステップS40 プリントジョブの実行を開始する。各
プリントジョブがプリントキュー11a(図18)内に
格納され、キューイングしたプリントジョブファイルを
調べ、プリントジョブの要求枚数RReq を算出する。 ステップS41 1番目のプリントジョブの要求枚数
Req1をディスティネーションプリンタ16aの用紙残量
Rem と比較する。 ステップS42 要求枚数RReq1が用紙残量RRem より
多いか否かを判断する。多い場合はステップS46に、
少ない場合はステップS43に進む。すなわち、1番目
のプリントジョブの要求枚数RReq1に対してディスティ
ネーションプリンタ16aの用紙残量RRem が足りてい
るか否かを判断する。 ステップS43 プリントサーバ19に対してプリント
ジョブの転送を許可する。 ステップS44 プリントサーバ19はディスティネー
ションプリンタ16aにプリントジョブを転送する。 ステップS45 ディスティネーションプリンタ16a
が印刷動作を行う。 ステップS46 プリントジョブの番号Nを1とする。 ステップS47 同じプリントキュー11a内に、他の
プリントジョブが有るか否かを判断する。有る場合はス
テップS51に、無い場合はステップS48に進む。 ステップS48 1番目のプリントジョブを実行しよう
としているディスティネーションプリンタ16aのワー
クステーション12に用紙23の補給を要求するコマン
ドを送信する。 ステップS49 ワークステーション12はディスティ
ネーションプリンタ16aが用紙切れであることをディ
スプレイに表示する。 ステップS50 ユーザはディスプレイの表示に従いデ
ィスティネーションプリンタ16aの用紙23の補給を
行う。 ステップS51 他のプリントジョブが有る場合は、プ
リントジョブの番号Nをインクリメントして(N+1)
とする。 ステップS52 N番目のプリントジョブの要求枚数R
ReqNとディスティネーションプリンタ16aの用紙残量
Rem を比較する。 ステップS53 N番目のプリントジョブの要求枚数R
ReqNが用紙残量RRem より多いか否かを判断する。多い
場合はステップS47に戻り、少ない場合はステップS
54に進む。すなわち、N番目のプリントジョブの要求
枚数RReqNに対してディスティネーションプリンタ16
aの用紙残量RRem が足りているか否かを判断する。 ステップS54 プリントサーバ19に対してプリント
ジョブの転送を許可する。 ステップS55 プリントサーバ19はディスティネー
ションプリンタ16aにプリントジョブを転送する。 ステップS56 ディスティネーションプリンタ16a
が印刷動作を行う。 ステップS57 N番目のプリントジョブをプリントキ
ュー11a内から削除する。
【0065】このように、同じプリントキュー11a内
で要求枚数RReq がディスティネーションプリンタ16
aの用紙残量RRem より多いプリントジョブが前に有
り、それが原因でディスプレイに用紙23の補給が表示
されてディスティネーションプリンタ16aが一時的に
停止している場合、後の要求枚数RReq の少ないプリン
トジョブを先行させて実行することができる。
【0066】次に、複数台のワークステーション12で
1台のプリンタを共用する場合のカット紙印刷装置につ
いて説明する。図21は本発明の第4の実施例を示すカ
ット紙印刷装置におけるプリンタのブロック図、図22
は本発明の第4の実施例を示すカット紙印刷装置に使用
されるディスプレイの表示例を示す図、図23は本発明
の第4の実施例を示すカット紙印刷装置のブロック図、
図24は本発明の第4の実施例におけるカット紙印刷装
置のワークステーション側の動作を示すフローチャー
ト、図25は本発明の第4の実施例におけるカット紙印
刷装置のプリンタ側の動作を示すフローチャートであ
る。
【0067】図において、12はワークステーション、
12aはディスプレイ、16はプリンタ、41は残量算
出手段、60はCPU、61は制御プログラムを格納し
たROM、62はRAM、63は前記ワークステーショ
ン12とのインタフェースを行うインタフェース制御
部、64はI/O制御部、65は前記プリンタ16の操
作を行う操作部、66は印刷部、68は図3で説明した
用紙残量検出装置である。
【0068】また、図22のaはモニタ画面、bはアプ
リケーション表示領域、cは印刷制御ウィンド、dは該
印刷制御ウィンドcにおけるプリンタ16のステータス
表示領域を示す。この場合、ワークステーション12が
プリンタ16に用紙残量RRem を問い合わせる命令(以
下、「用紙残量問合せ命令」という。)を送信すると、
プリンタ16は用紙残量検出装置68を起動し用紙残量
Rem を算出する。この動作は、アプリケーションプロ
グラム上で作業をしている間でも、ワークステーション
12の印刷装置制御プログラムを起動させることによっ
て、印刷制御ウィンドcをオープンさせて実行すること
ができる。
【0069】そして、算出された用紙残量RRem はワー
クステーション12に送信され、ディスプレイ12aに
表示される。 ステップS61 ワークステーション12からプリンタ
16に用紙残量問合せ命令を送信する。 ステップS62 プリンタ16からの応答を待機する。 ステップS63 ワークステーション12のディスプレ
イ12aにおいて、更に制御ウィンドcの中にステータ
ス表示領域dを設け、該ステータス表示領域dにプリン
タ16から送信された用紙23(図3)の用紙残量R
Rem を表示する。 ステップS64 プリンタ16が用紙残量問合せ命令を
受信する。 ステップS65 用紙残量検出装置68を起動する。プ
リンタ16のCPU60はインタフェース制御部63を
介して用紙残量問合せ命令を受けると、I/O制御部6
4を介して印刷部66に対して用紙残量検出命令を出力
する。 ステップS66 用紙残量RRem の検出が終了するまで
待機する。 ステップS67 前記印刷部66の残量算出手段41は
用紙残量検出装置68を起動させ、印刷部66の用紙残
量RRem を算出する。算出された用紙残量RRemは、I
/O制御部64を介してCPU60に通知され、該CP
U60はインタフェース制御部63を介してワークステ
ーション12に用紙残量RRem を送信する。
【0070】このように、ディスプレイ12aに用紙残
量RRem が表示されることによって、ユーザは用紙残量
Rem を確認するためにプリンタ16が設置されている
場所まで行く必要がなくなる。なお、印刷制御ウィンド
cをクローズすれば、アプリケーション表示領域bでの
作業を継続して行うことができる。次に、単にワークス
テーション12のディスプレイ12aに用紙残量RRem
を表示するだけでなく、用紙不足枚数又は用紙余裕枚数
を表示することができるようにした第5の実施例につい
て説明する。
【0071】図26は本発明の第5の実施例におけるカ
ット紙印刷装置のワークステーション側の動作を示すフ
ローチャート、図27は本発明の第5の実施例における
カット紙印刷装置のプリンタ側の動作を示すフローチャ
ートである。この場合、第1の実施例に示すようなファ
イルサーバ11(図1)は使用されず、印刷枚数はワー
クステーション12(図22)において直接設定され、
プリンタ16(図21)に通知される。したがって、本
実施例はあらかじめ印刷枚数が分かる文書の印刷に適し
ている。
【0072】前記ワークステーション12から印刷枚数
が通知されると、プリンタ16の残量算出手段41は用
紙残量検出装置68を起動し、用紙残量RRem を算出し
て印刷枚数と比較する。そして、比較結果はワークステ
ーション12に通知される。そして、該ワークステーシ
ョン12は、用紙残量RRem が印刷枚数より多い場合は
印刷を行い、用紙余裕枚数をディスプレイ12aのステ
ータス表示領域dに表示する。また、用紙残量RRem
印刷枚数より少ない場合は印刷動作を中止し、用紙不足
枚数をディスプレイ12aのステータス表示領域dに表
示する。
【0073】ユーザは、用紙不足枚数の情報によって、
印刷枚数を再調整して印刷を開始するか、プリンタ16
に用紙23を補給する。このようにして、ワークステー
ション12がプリンタ16を共有する場合、プリンタ1
6の用紙切れをあらかじめ防止することが可能となる。 ステップS71 ワークステーション12からプリンタ
16に印刷枚数を通知する。 ステップS72 プリンタ16からの応答を待機する。 ステップS73 プリンタ16からの応答が用紙切れの
通知であるか否かを判断する。用紙切れの通知である場
合はステップS75に、用紙切れの通知でない場合はス
テップS74に進む。 ステップS74 プリンタ16は印刷動作を行う。 ステップS75 印刷データをプリンタ16に送信する
のを中止して、印刷動作を中止する。 ステップS76 用紙不足枚数をワークステーション1
2のディスプレイ12aに表示する。 ステップS77 プリンタ16のCPU60はインタフ
ェース制御部63を介して印刷枚数を受信する。 ステップS78 受信した印刷枚数をRAM62に格納
する。その後、I/O制御部64を介して印刷部66に
用紙残量RRem を算出するための命令を出す。 ステップS79 用紙残量検出装置79を起動する。前
記印刷部66は、残量算出手段41か算出した用紙残量
Rem をCPU60に通知する。 ステップS80 検出動作が終了するのを待機する。 ステップS81 CPU20は前記用紙残量RRem を算
出し、該用紙残量RRemをRAM62に格納した後、ワ
ークステーション12から通知された印刷枚数と比較す
る。 ステップS82 用紙残量RRem が印刷枚数より多いか
否かを判断する。多い場合はステップS84に、少ない
場合はステップS83に進む。 ステップS83 用紙切れをワークステーション12に
通知する。 ステップS84 用紙残量RRem と印刷枚数の差、すな
わち用紙不足枚数又は印刷余裕枚数をワークステーショ
ン12に通知する。
【0074】なお、前記実施例においては、印刷枚数の
通知だけでなく、用紙残量RRem と印刷枚数を比較し、
その結果に対応して選択的に印刷を行うようになってい
るが、印刷を行うことなく、用紙不足枚数又は用紙余裕
枚数をワークステーション12に通知するだけでもよ
い。次に、プリンタ16の制御部に用紙残量検出済フラ
グと用紙残量格納記憶回路を設け、ワークステーション
12からの用紙残量RRem の問合せに対して、用紙残量
格納記憶回路に格納している用紙残量RRem を使用し、
用紙残量RRem を検出するために必要な時間を短縮する
ことができる実施例について説明する。
【0075】図28は本発明の第6の実施例におけるカ
ット紙印刷装置の動作を示す第1のフローチャート、図
29は本発明の第6の実施例におけるカット紙印刷装置
の動作を示す第2のフローチャート、図30は本発明の
第6の実施例におけるカット紙印刷装置の動作を示す第
3のフローチャートである。この場合、プリンタ16は
電源が投入されると、用紙残量検出装置68(図21)
を起動して用紙残量RRem を検出し、図示しない用紙残
量格納記憶回路に書き込むとともに図示しない用紙残量
検出済フラグをセットする。該用紙残量検出済フラグ
は、用紙23(図3)が補給されるとクリアされるよう
になっている。
【0076】そして、ワークステーション12から用紙
残量RRem の問合せがあると、用紙残量検出済フラグを
調べ、セットされている場合には用紙残量格納記憶回路
に格納された用紙残量RRem を読み出し、ワークステー
ション12に通知する。 ステップS91 プリンタ16のCPU60は電源投入
時に用紙残量検出装置68を起動させる。 ステップS92 検出動作が終了するのを待機する。 ステップS93 検出された用紙残量RRem をRAM6
2内の用紙残量格納記憶回路に書き込む。 ステップS94 用紙残量検出済フラグをセットする。 ステップS95 用紙トレイ24から用紙23が吸入さ
れたか否かを判断する。吸入された場合はステップS9
7に、吸入されない場合はステップS96に進む。 ステップS96 用紙23の補給が行われたか否かを判
断する。用紙23の補給が行われた場合はステップS9
7に、用紙23の補給が行われていない場合には終了す
る。なお、用紙トレイ24がセットされていないことを
検出した場合もステップS97に進む。 ステップS97 用紙残量検出済フラグをクリアする。 ステップS98 プリンタ16はワークステーション1
2から用紙残量RRem の問合せを受信する。 ステップS99 用紙残量検出済フラグがセットされて
いるか否かを判断する。セットされている場合はステッ
プS100に、セットされていない場合はステップS1
01に進む。 ステップS100 用紙残量格納記憶回路から用紙残量
Rem を読み出し、ワークステーション12に送信す
る。 ステップS101 用紙残量検出装置68を起動する。 ステップS102 検出動作が終了するのを待機する。 ステップS103 用紙残量RRem を用紙残量格納記憶
回路に再び書き込む。 ステップS104 用紙残量検出済フラグをセットす
る。 ステップS105 用紙残量RRem をワークステーショ
ン12に通知する。
【0077】この場合、印刷を行うたびに用紙残量R
Rem が検出されるため、用紙残量RRe m の検出精度が高
くなる。ところが、ワークステーション12からの用紙
残量R Rem の問合せが頻繁に行われると、用紙残量R
Rem の検出に必要な時間が長くなってしまう。そこで、
用紙残量RRem の検出に必要な時間を前記第6の実施例
より短縮することができるようにした本発明の第7の実
施例について説明する。
【0078】図31は本発明の第7の実施例におけるカ
ット紙印刷装置の動作を示すフローチャートである。な
お、本実施例において、プリンタ16による用紙残量R
Remの検出、用紙残量RRem の用紙残量格納記憶回路へ
の書込み、用紙残量検出済フラグのセット、ワークステ
ーション12(図22)への用紙残量RRem の通知等の
動作については第6の実施例と同じであるので、図28
及び30を援用する。 ステップS111 プリンタ16(図21)において用
紙切れの検出又は用紙23の補給が行われたか否かを判
断する。用紙切れの検出又は用紙23の補給が行われた
場合はステップS112に、行われない場合はステップ
S113に進む。 ステップS112 用紙残量検出済フラグをクリアす
る。 ステップS113 用紙トレイ24(図3)から用紙2
3が吸入されたか否かを判断する。用紙23が吸入され
た場合はステップS114に進み、吸入されない場合は
終了する。 ステップS114 用紙23が1枚吸入されるごとに、
RAM22内の用紙残量格納記憶回路に格納された用紙
残量RRem の値をデクリメント(−1)する。
【0079】このように、検出した用紙残量RRem を用
紙残量格納記憶回路に格納しておくことによって、ワー
クステーション12から用紙残量RRem の問合せがあっ
た場合、用紙残量検出装置68を繰り返し起動する必要
がなくなるため、プリンタ16の応答時間を短縮するこ
とができる。なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させるこ
とが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するも
のではない。
【0080】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、カット紙印刷装置は少なくとも一つのワークステ
ーションとカット紙に印刷する複数のプリンタをローカ
ルエリアネットワークを介して接続し、該ローカルエリ
アネットワーク全体をファイルサーバによって管理する
とともに、各プリンタをプリントサーバによって管理
し、ローカルエリアネットワークとのインタフェースを
行うようにしている。
【0081】各プリンタに残量算出手段が配設され、例
えば用紙トレイに残存している積層状態のカット紙の厚
みと1枚のカット紙の厚みを検出し、両者から用紙残量
を算出する。そして、少なくとも用紙残量を含む各プリ
ンタのステータスが前記ファイルサーバに送信され、前
記各プリンタごとの用紙残量は前記ファイルサーバ内に
配設された用紙残量レジスタに格納される。格納された
用紙残量は、ワークステーションのディスプレイに表示
される。したがって、プリントジョブを実行する前にユ
ーザはプリンタの状態を確認することができる。
【0082】前記構成のローカルエリアネットワークに
おいては、用紙残量レジスタに格納された用紙残量によ
って、プリントジョブを他のプリンタに転送することが
できる。すなわち、前記ワークステーションからファイ
ルサーバに送信されたプリントジョブに基づいて、必要
な要求枚数が算出され、各プリントジョブごとの要求枚
数は前記ファイルサーバ内に配設された要求枚数レジス
タに格納される。
【0083】そして、前記用紙残量と要求枚数が比較さ
れ、用紙残量が要求枚数より多い場合は、前記プリント
ジョブに対応するプリンタによって印刷が行われ、用紙
残量が要求枚数より少ない場合で、かつ、ローカルエリ
アネットワークに他の有効なプリンタがある場合には、
該プリンタに前記プリントジョブが転送される。したが
って、プリントジョブが終了するまでユーザはプリンタ
の状態を監視する必要がなくなる。
【0084】この場合、プリントジョブを転送すること
が可能な代替プリンタの一覧が表示され、ユーザは該一
覧を見て代替プリンタを指定することができる。したが
って、特定のフォーマットのカット紙に印刷したい時
で、該カット紙が本来のプリンタのみに入っている場合
や他の有効なプリンタがユーザのワークステーションか
ら非常に遠く離れている場合には、本来のプリンタでプ
リントジョブを継続して実行することができる。
【0085】さらに、ファイルサーバ内の同じプリント
キューに複数のプリントジョブを格納することができる
が、通常はプライオリティの高い順にプリントジョブが
実行されるようになっている。ところが、プライオリテ
ィの高い順にプリントジョブを実行した時に、プリント
ジョブの要求枚数が対応するプリンタの用紙残量より多
い場合、カット紙が不足してしまう。そこで、プライオ
リティの低い他のプリントジョブで要求枚数の少ないも
のがあれば、そのプリントジョブを先行させることもで
きる。したがって、用紙残量を有効に利用することがで
きる。
【0086】そして、少なくとも一つのコンピュータ
と、該コンピュータに接続され、かつ、カット紙に印刷
する少なくとも一つのプリンタと、該プリンタに配設さ
れ、用紙残量を検出する用紙残量検出手段と、前記コン
ピュータからの問合せに対応して用紙残量をコンピュー
タに通知する手段を有するようにしてもよい。したがっ
て、コンピュータとプリンタ間が離れている場合に、プ
リンタの用紙残量をコンピュータ側で確認することがで
き、ユーザの作業性を向上させることができる。
【0087】この場合、前記コンピュータからプリンタ
に印刷枚数を通知し、プリンタにおいて用紙残量と印刷
枚数を比較して、比較結果をコンピュータに通知するこ
ともできる。したがって、コンピュータ側でプリンタに
対応する印刷枚数のプリントジョブをあらかじめ選択す
ることができる。また、前記用紙残量検出手段が検出し
た用紙残量を次の印刷動作が実行されるまで用紙残量格
納記憶回路に書き込むようにすることもできる。この場
合、用紙残量を検出する回数が減るため、プリンタの応
答時間を短縮することができる。さらに、前記用紙残量
検出手段が検出した用紙残量を用紙残量格納記憶回路に
書き込むとともに、該用紙残量格納記憶回路に格納され
た用紙残量を、印刷動作を実行するたびに1だけ減ずる
ようにすることもできる。この場合、印刷動作を実行す
るたびに用紙残量を検出する必要がなく、プリンタの応
答時間を一層短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すカット紙印刷装置
のローカルエリアネットワークにおけるプリントジョブ
の取扱いを説明する図である。
【図2】従来のローカルエリアネットワークを利用した
カット紙印刷装置のブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施例を示すカット紙印刷装置
における用紙残量検出装置の概略図である。
【図4】用紙厚の1枚当たりの平均値を算出する動作を
示すフローチャートである。
【図5】用紙厚の全用紙当たりの平均値を算出する平均
値算出装置のブロック図である。
【図6】プリンタがネットワークインタフェースを内蔵
する場合の接続例を示す図である。
【図7】プリンタをワークステーションのシリアルポー
トを介してローカルエリアネットワークに接続した接続
例を示す図である。
【図8】プリンタをインタフェースアダプタのシリアル
ポートを介してローカルエリアネットワークに接続した
接続例を示す図である。
【図9】プリンタをファイルサーバのシリアルポートを
介してローカルエリアネットワークに接続した接続例を
示す図である。
【図10】プリンタをワークステーションのパラレルポ
ートを介してローカルエリアネットワークに接続した接
続例を示す図である。
【図11】プリンタをインタフェースアダプタのパラレ
ルポートを介してローカルエリアネットワークに接続し
た接続例を示す図である。
【図12】プリンタをファイルサーバのパラレルポート
を介してローカルエリアネットワークに接続した接続例
を示す図である。
【図13】本発明の第1の実施例を示すカット紙プリン
タ装置におけるファイルサーバの動作を示す第1のフロ
ーチャートである。
【図14】本発明の第1の実施例を示すカット紙プリン
タ装置におけるファイルサーバの動作を示す第2のフロ
ーチャートである。
【図15】本発明の第2の実施例におけるカット紙印刷
装置の動作を示すフローチャートである。
【図16】代替プリンタの一覧の表示例を示す図であ
る。
【図17】カット紙印刷装置における用紙切れ管理方法
の概念図である。
【図18】本発明の第3の実施例を示すカット紙印刷装
置における用紙切れ管理方法の概念図である。
【図19】本発明の第3の実施例におけるカット紙印刷
装置の動作を示す第1のフローチャートである。
【図20】本発明の第3の実施例におけるカット紙印刷
装置の動作を示す第2のフローチャートである。
【図21】本発明の第4の実施例を示すカット紙印刷装
置におけるプリンタのブロック図である。
【図22】本発明の第4の実施例を示すカット紙印刷装
置に使用されるディスプレイの表示例を示す図である。
【図23】本発明の第4の実施例を示すカット紙印刷装
置のブロック図である。
【図24】本発明の第4の実施例におけるカット紙印刷
装置のワークステーション側の動作を示すフローチャー
トである。
【図25】本発明の第4の実施例におけるカット紙印刷
装置のプリンタ側の動作を示すフローチャートである。
【図26】本発明の第5の実施例におけるカット紙印刷
装置のワークステーション側の動作を示すフローチャー
トである。
【図27】本発明の第5の実施例におけるカット紙印刷
装置のプリンタ側の動作を示すフローチャートである。
【図28】本発明の第6の実施例におけるカット紙印刷
装置の動作を示す第1のフローチャートである。
【図29】本発明の第6の実施例におけるカット紙印刷
装置の動作を示す第2のフローチャートである。
【図30】本発明の第6の実施例におけるカット紙印刷
装置の動作を示す第3のフローチャートである。
【図31】本発明の第7の実施例におけるカット紙印刷
装置の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11 ファイルサーバ 11a プリントキュー 12 ワークステーション 12a ディスプレイ 16 プリンタ 19 プリントサーバ 23 用紙 41 残留算出手段 51 ネットワークインタフェース 60 CPU 68 用紙残量検出手段 RRem 用紙残量 RReq , RReq1, RReqN 要求枚数 A,B,C プリントジョブ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)少なくとも一つのワークステーシ
    ョンと、(b)該ワークステーションにローカルエリア
    ネットワークを介して接続され、かつ、カット紙に印刷
    する複数のプリンタと、(c)前記ローカルエリアネッ
    トワーク全体を管理するファイルサーバと、(d)各プ
    リンタを管理し、前記ローカルエリアネットワークとの
    インタフェースを行うプリントサーバと、(e)各プリ
    ンタに配設され、残存している積層状態のカット紙の厚
    みと1枚のカット紙の厚みを検出し、両者から用紙残量
    を算出する残量算出手段と、(f)少なくとも用紙残量
    を含む各プリンタのステータスを前記ファイルサーバに
    送信する手段と、(g)前記ファイルサーバ内に配設さ
    れ、各プリンタごとの用紙残量を格納する用紙残量レジ
    スタと、(h)格納された用紙残量を表示する手段を有
    することを特徴とするカット紙印刷装置。
  2. 【請求項2】 (a)少なくとも一つのワークステーシ
    ョンと、(b)該ワークステーションにローカルエリア
    ネットワークを介して接続され、かつ、カット紙に印刷
    する複数のプリンタと、(c)前記ローカルエリアネッ
    トワーク全体を管理するファイルサーバと、(d)各プ
    リンタを管理し、前記ローカルエリアネットワークとの
    インタフェースを行うプリントサーバと、(e)各プリ
    ンタに配設され、残存している積層状態のカット紙の厚
    みと1枚のカット紙の厚みを検出し、両者から用紙残量
    を算出する残量算出手段と、(f)少なくとも用紙残量
    を含む各プリンタのステータスを前記ファイルサーバに
    送信する手段と、(g)前記ファイルサーバ内に配設さ
    れ、各プリンタごとの用紙残量を格納する用紙残量レジ
    スタと、(h)前記ワークステーションからファイルサ
    ーバに送信されたプリントジョブに基づいて、必要な要
    求枚数を算出する手段と、(i)前記ファイルサーバ内
    に配設され、各プリントジョブごとの要求枚数を格納す
    る要求枚数レジスタと、(j)前記用紙残量と要求枚数
    を比較する比較手段と、(k)前記用紙残量が要求枚数
    より少ない場合で、かつ、ローカルエリアネットワーク
    に他の有効なプリンタがある場合に、該プリンタに前記
    プリントジョブを転送する手段を有することを特徴とす
    るカット紙印刷装置。
  3. 【請求項3】 (a)前記プリントジョブを転送するこ
    とが可能な代替プリンタの一覧を表示する手段と、
    (b)前記代替プリンタを指定する手段を有する請求項
    2に記載のカット紙印刷装置。
  4. 【請求項4】 (a)前記ファイルサーバ内の同じプリ
    ントキューに複数のプリントジョブを格納する手段と、
    (b)前記プリントジョブの要求枚数がプリンタの用紙
    残量より多い場合に、要求枚数の少ない他のプリントジ
    ョブを先行させる手段を有する請求項2に記載のカット
    紙印刷装置。
  5. 【請求項5】 (a)少なくとも一つのコンピュータ
    と、(b)該コンピュータに接続され、かつ、カット紙
    に印刷する少なくとも一つのプリンタと、(c)該プリ
    ンタに配設され、用紙残量を検出する用紙残量検出手段
    と、(d)前記コンピュータからの問合せに対応して用
    紙残量をコンピュータに通知する手段を有することを特
    徴とするカット紙印刷装置。
  6. 【請求項6】 (a)少なくとも一つのコンピュータ
    と、(b)該コンピュータに接続され、かつ、カット紙
    に印刷する少なくとも一つのプリンタと、(c)該プリ
    ンタに配設され、用紙残量を検出する用紙残量検出手段
    と、(d)前記コンピュータからプリンタに印刷枚数を
    通知する手段と、(e)前記プリンタに配設され、前記
    用紙残量と印刷枚数を比較する比較手段と、(f)該比
    較手段の比較結果をコンピュータに通知する手段を有す
    ることを特徴とするカット紙印刷装置。
  7. 【請求項7】 前記プリンタに配設され、印刷動作を実
    行するたびに前記用紙残量検出手段が検出した用紙残量
    を用紙残量格納記憶回路に書き込む手段を有する請求項
    5又は6に記載のカット紙印刷装置。
  8. 【請求項8】 (a)前記プリンタに配設され、前記用
    紙残量検出手段が検出した用紙残量を用紙残量格納記憶
    回路に書き込む手段と、(b)該用紙残量格納記憶回路
    に格納された用紙残量を、印刷動作を実行するたびに1
    だけ減ずる手段を有する請求項5又は6に記載のカット
    紙印刷装置。
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