JPH0687725A - 毛髪用化粧料 - Google Patents

毛髪用化粧料

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JPH0687725A
JPH0687725A JP18127593A JP18127593A JPH0687725A JP H0687725 A JPH0687725 A JP H0687725A JP 18127593 A JP18127593 A JP 18127593A JP 18127593 A JP18127593 A JP 18127593A JP H0687725 A JPH0687725 A JP H0687725A
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JP
Japan
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hair
silicone
formula
copolymer
group
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JP18127593A
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English (en)
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Akio Maekawa
明男 前川
Hiroko Nagamatsu
裕子 永松
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Sunstar Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 セット効果が優れ、かつ塗布時の髪への延び
および滑りが良好な毛髪用化粧料およびしっとり感、ツ
ヤの持続性に優れた毛髪用化粧料の提供。 【構成】 ビニルピロリドンとジアルキルアミノアルキ
ルメタクリレートとの共重合体と、カチオン性界面活性
剤、シリコーンオイルないし明細書に記載のシリコーン
誘導体から選ばれる少なくとも1種の化合物とを配合し
たことを特徴とする毛髪用化粧料。 【効果】 セット効果が優れ、かつ塗布時の髪への延び
および滑りが良好な毛髪用化粧料およびしっとり感、ツ
ヤの持続性に優れた毛髪用化粧料が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は毛髪用化粧料、さらに詳
しくは、塗布時の髪への延び、滑りが良好なうえ、効率
のよいセット性を有する毛髪化粧料、さらには毛髪にし
っとり感とツヤを長時間付与し、かつ、べたつき感を与
えない毛髪化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】毛髪用化粧料にセット性を持たせるため
に、従来より高分子化合物が用いられており、そのよう
な高分子化合物には、そのイオン特性から種々のタイ
プ、例えば、カチオン性、アニオン性などの高分子化合
物が存在する。とりわけ、カチオン性高分子は塗布時の
延びや、仕上がり風合を良くする目的で主にコンディシ
ョニング化粧料によく使われている。しかし、良い風合
を付与する一方で強いセット性が得られないという欠点
がある。そこで、毛髪用化粧料に高いセット性を持たせ
たい場合には、通常、主としてアニオン性高分子化合物
や、両イオン性高分子化合物が用いられる。しかし、こ
のようなタイプの高分子化合物では高いセット性は得ら
れるものの塗布時の延びや滑りが悪く、使用感を損ねる
という欠点がある。これらの欠点を改善するために、延
びや滑りの良いカチオン性高分子化合物を高濃度で配合
して高いセット性を得ようとしても、その効果は充分で
ないばかりか、原液粘性が増加して化粧料の外観を変化
させたり、該高分子由来の悪臭が発生するなどの問題が
ある。また、高いセット性を有するアニオン性高分子化
合物や両イオン性高分子化合物からなる処方に、延びや
滑りを良くする目的でカチオン性高分子化合物やその他
のカチオン性物質、オイル成分を配合しても、イオン性
の違いから反応が起こり、沈澱が生じたり、高分子化合
物が可塑化されて塗布から乾燥までの間に粘着性が出た
り、肝心のセット性が低下するなどの問題がある。さら
に、これらの問題を防ぐためカチオン性高分子化合物を
少量だけ配合すると、延びおよび滑りの効果が得られな
いなどの問題がある。
【0003】また、毛髪化粧料にしっとり感とツヤを与
えるために、従来よりシリコーン誘導体や多価アルコー
ル等が用いられてきたが、シリコーン誘導体を配合した
毛髪用化粧料ではしっとり感とツヤを与えるものの、長
時間持続するものではない。多価アルコールを配合する
と長時間持続するが、非常に不快なべたつき感を与え
る。セット用ポリマーを用いても、毛髪にツヤは与えら
れるが、セット用ポリマー由来のゴワツキ感を生じる欠
点がある。すなわち、毛髪にべたつき感を与えることな
く、しっとり感とツヤが長時間持続する毛髪化粧料はな
かった。このような状況をふまえ、改善をはかるべく毛
髪化粧料が種々検討されており、ビニルピロリドンとジ
アルキルアミノアルキルメタクリレートの共重合体の配
合検討もそのうちの一つである。この共重合体の毛髪用
化粧料への配合に関しては特開昭54−8730号公
報、特開昭63−130517号公報、特開昭63−1
30518号公報などに開示されている。しかし、特開
昭54−8730号公報のヘアーセッテングおよびコン
ディショニング組成物ではスタイリング性、コンディシ
ョニング性に優れているが、しっとり感やツヤを持続さ
せる効果は乏しく、また特開昭63−130517号公
報および特開昭63−130518号公報の整髪料組成
物では高湿度下でのセット性を向上させ、クシ通り性も
良くなるが、反面、しっとり感とツヤの持続性は得られ
ず、べたつき感を与える。いずれにしても、毛髪にべた
つき感を与えることなく、毛髪のしっとり感とツヤを長
時間持続させる毛髪化粧料ではない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、このよ
うな事情に鑑み、高いセット効果を有し、塗布時の延び
および滑りに優れた毛髪用化粧料を得るべく鋭意研究を
重ねた結果、意外にも、上記の共重合体と、カチオン性
界面活性剤およびシリコーンオイルから選ばれる少なく
とも1種の化合物とを配合することでセット効率を損な
うことなく、毛髪への塗布時に髪への延び、滑りが良好
な毛髪用化粧料が得られることを見いだした。
【0005】また、意外にも、当該共重合体と、ジメチ
ルシリコーンガム、有機シリコーン樹脂および変性シリ
コーンから選ばれる少なくとも1種以上のシリコーン誘
導体を配合することで、毛髪にべたつき感を与えること
なく、しっとり感とツヤが長時間持続する毛髪用化粧料
が得られ、さらに、第4級アンモニウム塩型カチオン性
界面活性剤、シリコーンオイル、多価アルコールおよび
多価アルコール誘導体から選ばれる少なくとも1種以上
を組合せると、よりしっとり感とツヤの持続性に優れた
毛髪用化粧料が得られることを見出した。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の知見に
基づいて完成されたものであって、ビニルピロリドンと
ジアルキルアミノアルキルメタクリレートの共重合体
と、カチオン性界面活性剤およびシリコーンオイルから
なる群から選ばれる少なくとも1種の化合物とを配合し
てなる、塗布時の毛髪への延び、滑りの良好な、かつ、
効率のよいセット性を有する毛髪用化粧料を提供するも
のである。
【0007】また、本発明は、該共重合体と、式
(1):
【0008】
【化5】
【0009】[式中、R1およびR2は、同一または異な
って、各々、メチル基、フェニル基または水酸基、nは
3000〜9000の整数を意味する]で示される高分
子量シリコーンガム、式(2):
【0010】
【化6】
【0011】を末端基とし、n1個の該末端を持ち、か
つ繰り返し単位が式(3):
【0012】
【化7】
【0013】の構造を有する式(4):
【0014】
【化8】
【0015】[式中、n1およびn2は、各々、5〜20
の整数でn1/n2が1以上を意味する]で示される有機
シリコーン樹脂および変性シリコーンからなる群から選
ばれる少なくとも1種以上のシリコーンオイル、所望に
より、さらに、第4級アンモニウム塩型カチオン性界面
活性剤、シリコーン油、多価アルコールおよび多価アル
コール誘導体からなる群から選ばれる少なくとも1種以
上を配合した、しっとり感とツヤの持続性に優れた毛髪
用化粧料を提供するものである。
【0016】本発明の毛髪用化粧料に用いるビニルピロ
リドンとジアルキルアミノアルキルメタクリレートとの
共重合体は、常法に従って、ビニルピロリドンとジアル
キルアミノアルキルメタクリレートを共重合することに
より製造することができ、ランダム共重合体、ブロック
共重合体などいずれの重合体であってもよい。ジアルキ
ルアミノアルキルメタクリレートとしては、その2つの
アルキル部が炭素数1〜4、好ましくは炭素数1〜2の
ものが挙げられる。例えば、ジメチルアミノメチルメタ
クリレート、ジエチルアミノメチルメタクリレート、ジ
メチルアミノプロピルメタクリレート、またはジメチル
アミノエチルメタクリレートを用いることが好ましく、
コポリマー845、コポリマー937、コポリマー95
8(ISP製)として商業的に入手できる。
【0017】しっとり感、ツヤの持続のためには、該共
重合体は分子量が5万以上、好ましくは10万以上であ
ることが望ましく、該分子量が5万未満ではしっとり感
あるいはツヤが持続せず使用に適さない。また、効率の
よいセット性の付与には、分子量が20万以上、好まし
くは50万以上であることが望ましい。該共重合体は、
化粧料全量にもとづいて0.01〜20重量%、好まし
くは0.1〜10重量%配合でき、配合量が0.01重
量%に満たないとしっとり感やツヤの効果が持続せず、
20重量%を超えると毛髪にべたつき感が生じ、使用感
が損なわれる。
【0018】塗布時の毛髪への延び、滑りが良好な、効
率のよいセット性を有する本発明の毛髪用化粧料で用い
るカチオン性界面活性剤としては、例えば、塩化アルキ
ルトリメチルアンモニウム、塩化ジアルキルジメチルア
ンモニウム、塩化アルキルジメチルベンジルアンモニウ
ムなどが挙げられる。カチオン性界面活性剤のアルキル
鎖長が炭素数16〜22のものを用いることが好まし
い。また、シリコーンオイルとして、例えば、ジメチル
ポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサンが挙げ
られる。該シリコーンオイルは、例えば、その粘度が2
0センチストークス以上、好ましくは200センチスト
ークス以上であるものを用いる。これらのカチオン性界
面活性剤およびシリコーンオイルから選ばれる少なくと
も1種の化合物の配合量は、合計で、化粧料全量に対し
て0.05〜5重量%、好ましくは0.1〜3重量%で
ある。
【0019】本発明の、しっとり感、ツヤの持続性の良
好な毛髪用化粧料で用いるシリコーン誘導体のうちの、
式(1)で示される高分子量シリコーンガムとしては、
特にnが4000〜6000のものが好適である。該高
分子量シリコーンガムは、例えば、TSE200A、T
SE200(東芝シリコーン製)などとして商業的に入
手できる。また、式(2)で示される有機シリコーン樹
脂としては、例えば、シリコンKFー9001、シリコ
ンKFー9002(信越化学製)などとして商業的に入
手できる。さらに、変性シリコーンとしては、ポリオキ
シアルキレン変性シリコーン、アミノ変性シリコーン、
ステアリン酸変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、
アルコール変性シリコーン、アルキル変性シリコーン、
アクリル変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン等が
挙げられる。とりわけ、高分子量シリコーンガム、式
(5):
【0020】
【化9】
【0021】[式中、R1は炭素数1〜3のアルキル基
またはフェニル基、R2は水素または炭素数1〜6のア
ルキル基、aは1〜5の整数、bは0〜50の整数、c
は1〜100の整数、mは0〜100の整数、nは1〜
100の整数を意味する]で示されるポリオキシアルキ
レン変性シリコーンおよび式(6):
【0022】
【化10】
【0023】[式中、xは50〜150の整数、yは1
〜3の整数を意味する]で示されるアミノ変性シリコー
ンが好ましい。これらのシリコーン誘導体は単独あるい
は2種以上を任意に組合せて用いることができ、その配
合量は化粧料全量にもとづいて0.05〜20重量%、
好ましくは0.1〜15重量%である。0.05重量%
に満たない場合は、ツヤ、しっとり感が共に持続せず、
20重量%を超えると毛髪にべたつき感を生じ好ましく
ない。
【0024】また、しっとり感、ツヤの持続性をより向
上させるため、本発明では、さらに、第4級アンモニウ
ム塩型カチオン性界面活性剤、シリコーンオイル、多価
アルコールおよび多価アルコール誘導体からなる群から
選ばれる少なくとも1種以上を配合してもよい。ここで
用いられる第4級アンモニウム塩型カチオン性界面活性
剤としては、塩化アルキルトリメチルアンモニウム、塩
化ジアルキルジメチルアンモニウム、塩化アルキルジメ
チルベンジルアンモニウムなどが例示でき、特に塩化ス
テアリルトリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチ
ルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウ
ムが好ましい。
【0025】シリコーンオイルは環状あるいは鎖状のポ
リジメチルシロキサンであって、粘度10000センチ
ストークス以下であればよい。多価アルコールにあって
は常温で液状のものであればよく、プロピレングリコー
ル、1,3−ブチレングリコール、グリセリン、ポリエ
チレングリコール、ソルビットなどが好適である。多価
アルコール誘導体は、例えば、脂肪酸のグリセリンエス
テル、多価アルコールのエチレンオキサイド付加物ある
いはプロピレンオキサイド付加物などであり、特に、ポ
リオキシプロピレンジグリセリンエーテル、ポリオキシ
エチレングリセリルエーテルが好ましい。これらの成分
の少なくとも1種以上を追加的に配合すると、特に、毛
髪のしっとり感およびツヤの持続性がさらに向上する。
これらの成分の配合量は0.01〜30重量%であり、
特に0.05〜20重量%が好ましく、配合量が0.0
5重量%に満たないと効果のさらなる向上が認められ
ず、30重量%を超えてもそれ以上の効果の向上は認め
られない。
【0026】本発明の毛髪用化粧料は常法により、所望
の成分を混合することにより製造でき、ヘアムース、ヘ
アジェル、ヘアスプレー、ヘアトリートメント、ヘアリ
キッド、ヘアクリーム、ヘアミルク、ヘアリンス、シャ
ンプー、ヘアブローなどの形態とすることができる。他
の配合成分は特に限定するものではなく、例えば、各種
界面活性剤、油剤、保湿剤、キレート剤、アルコール
類、中和剤、pH調整剤、防腐剤、香料、色素、エキス
類、液化石油ガス(LPG)やジメチルエーテル(DM
E)等の噴射剤等を本発明の効果を損なわない範囲で適
宜配合できる。
【0027】
【実施例】つぎに、実施例および比較例を挙げて本発明
をさらに詳しく説明する。以下の実施例および比較例に
おいて、配合量はいずれも重量%を意味する。
【0028】実施例1〜5 ビニルピロリドンおよびジアルキルアミノアルキルメタ
クリレートの共重合体、および種々のカチオン界面活性
剤、シリコーンオイルを下記表1に示す種々の配合量で
調製して試料とし、以下に示す方法で塗布時の延び易さ
およびセット性を評価した。結果を表1に示す。
【0029】塗布時の延び易さの評価方法 専門パネルにより約2gの試料を頭髪に塗布し、下記の
基準で塗布時の延び易さを評価した。 評価基準: ○:延び易い △:やや延びにくい
×:延びにくい
【0030】セット性の評価方法 専門パネルにより約2gの試料を頭髪に塗布し、下記の
基準でセット性を評価した。 評価基準: ○:強い △:やや強い
×:弱い
【0031】比較例1〜5 実施例1〜5と同様にして下記表1に示す各配合量で調
製して試料とし、同様の評価を行った。
【0032】
【表1】
【0033】表1から明らかなごとく、本発明のビニル
ピロリドンとジアルキルアミノアルキルメタクリレート
との共重合体と、カチオン界面活性剤およびシリコーン
オイルから選ばれる少なくとも1種とからなる毛髪用化
粧料では塗布時の延び易い、かつ高いセット性の化粧料
が得られるのに対し、比較例1〜5では、塗布時の延び
易さと高いセット性を共に満足するものは得られなかっ
た。
【0034】実施例6 ヘアジェル 成 分 配合量% カルボキシビニルポリマー 0.50 水 71.35 エタノール 20.00 トリエタノールアミン 0.30 エデト酸塩 0.10 1,3−ブチレングリコール 1.20 香料 0.05 ポリビニルピロリドンとジアルキルアミノアルキル メタクリレートの共重合体 6.00 メチルフェニルポリシロキサン 0.50 計 100.00 カルボキシビニルポリマー、エタノール、エデト酸塩、
1,3−ブチレングリコール、香料、ビニルピロリドン
とジアルキルアミノアルキルメタクリレートとの共重合
体およびメチルフェニルポリシロキサンを水に加え、撹
拌して均一化した後、混合物にトリエタノールアミンを
加え、撹拌してヘアジェルを製造した。本実施例によ
り、ビニルピロリドンとジアルキルアミノアルキルメタ
クリレートとの共重合体と、シリコーンオイルとを配合
することで、高いセット性を有し、かつ塗布時の延びが
良好なヘアジェルが得られた。
【0035】実施例7 ヘアスプレイ 成 分 配合量% ユカフォーマーR205 3.90 エタノール 92.25 香料 0.05 ジブチルヒドロキシトルエン 0.10 ポリオキシエチレン(10E.O.)ノニル 0.10 フェニルエーテル 水 3.00 塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.10 ポリビニルピロリドンとジアルキルアミノアルキル メタクリレートの共重合体 0.50 計 100.00 ユカフォーマーR205、香料、ジブチルヒドロキシト
ルエン、ポリオキシエチレン(10E.O.)ノニルフェ
ニルエーテル、水、塩化ステアリルトリメチルアンモニ
ウム、およびビニルピロリドンとジアルキルアミノアル
キルメタクリレートとの共重合体をエタノールに加えて
撹拌し、均一化して原液とし、該原液70重量%にDM
E/LPG(50/50)30重量%を充填してヘアス
プレイを製造した。本実施例により、ビニルピロリドン
とジアルキルアミノアルキルメタクリレートとの共重合
体と、カチオン界面活性剤とを配合することで、高いセ
ット性を有し、かつ塗布時の延びが良好なヘアスプレイ
が得られた。
【0036】常法により、表2および表3に示す実施例
8〜16および比較例6〜11を調製して試料とし、毛
髪のしっとり感の持続性、ツヤの持続性およびべたつき
感を評価した。評価方法を以下に示す。 評価方法 1.しっとり感の持続性 約2gの試料を約10gの毛束に塗布し、室温放置8時
間後のしっとり感を専門パネル10名で官能評価した。
評価基準は次の通りである。 評価基準: ◎:10名がしっとり感を認める。 ○:7〜9名がしっとり感を認める。 △:3〜6名がしっとり感を認める。 ×:2名以下がしっとり感を認める。
【0037】2.ツヤの持続性 約2gの試料を約10gの毛束に塗布し、室温放置8時
間後のつやを専門パネル10名で肉眼評価した。評価基
準は次の通りである。 評価基準: ◎:10名がツヤを認める。 ○:7〜9名がツヤを認める。 △:3〜6名がツヤを認める。 ×:2名以下がツヤを認める。
【0038】3.べたつき感 約2gの試料を約10gの毛束に塗布し、室温放置30
分後のべたつき感を専門パネル10名で官能評価した。
評価基準は次の通りである。 評価基準: ◎:2名以下がべたつき感を認め
る。 ○:3〜6名がべたつき感を認める。 △:7〜9名がべたつき感を認める。 ×:10名がべたつき感を認める。
【0039】4.総合評価 「しっとり感の持続性」、「ツヤの持続性」および「べ
たつき感」の各項目を総して ◎:評価項目のうち1項目以上に◎がある ○:3項目とも○ △:1〜2項目が○ ×:○の項目がない の基準で判定した。表2および表3に結果を示す。
【0040】
【表2】
【0041】
【表3】
【0042】表2および表3から明らかなごとく、本発
明の試料ではしっとり感とツヤの持続性が良好で、か
つ、べたつき感のない毛髪用化粧料が得られるのに対
し、比較例では、しっとり感とツヤの持続性、べたつき
感のなさを共に満足するものは得られなかった。すなわ
ち、ビニルピロリドンとジアルキルアミノアルキルメタ
クリレートとの共重合体とシリコーンガム、有機シリコ
ーン樹脂などとの相乗的な効果が示され、さらに実施例
13〜16では第4級アンモニウム型カチオン性界面活
性剤などを追加的に配合することでより優れた効果が発
揮されることを示している。
【0043】実施例17 ヘアジェル 成分 配合量% カルボキシビニルポリマー 0.50 水 残量 エタノール 20.00 トリエタノールアミン 0.30 香料 0.05 ビニルピロリドン/ジメチルアミノプロピル メタクリレート共重合体 6.00 高分子量シリコーンガム(n=5000) 1.00 ポリオキシエチレン(20)ラウリルエーテル 0.50 ポリオキシプロピレン(14) ジグリセリンエーテルジグリセリン 2.00 合計 100.00
【0044】実施例18 ヘアスプレイ 成分 配合量% 水 残量 エタノール 20.00 香料 0.05 ビニルピロリドン/ジメチルアミノメチル メタクリレート共重合体 6.00 高分子量シリコーンガム(n=8000) 1.00 液化石油ガス 32.00 ジメチルエーテル 8.00 合計 100.00
【0045】実施例19 シャンプー 成分 配合量% ラウリル硫酸トリエタノールアミン 10.00 2−アルキル−N−カルボキシメチル −N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン 10.00 ミリスチン酸イソトリデシル 3.00 ビニルピロリドン/ジメチルアミノメチル メタクリレート共重合体 0.50 ポリオキシアルキレン変性シリコーン ( a=2、b=0、c=14、m=3、n=2 ) 1.00 プロピレングリコール 3.00 パラオキシ安息香酸メチル 0.10 香料 0.10 水 残量 合計 100.00
【0046】実施例20 ヘアトリートメント 成分 配合量% 塩化ジステアリルジメチルアンモニウム 1.00 セタノール 3.00 ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノラウレート 0.50 パルミチン酸イソプロピル 0.50 ミリスチン酸イソトリデシル 3.00 ビニルピロリドン/ジメチルアミノプロピル メタクリレート共重合体 2.50 アミノ変性シリコーン (x=100、y=2) 0.50 1,3−ブチレングリコール 3.00 パラオキシ安息香酸メチル 0.10 香料 0.10 水 残量 合計 100.00
【0047】実施例21 ヘアムース 成分 配合量% エタノール 10.00 ポリオキシエチレン(20)ラウリルエーテル 0.50 有機シリコーン樹脂 0.50 ビニルピロリドン/ジメチルアミノメチル メタクリレート共重合体 8.00 1,3−ブチレングリコール 3.00 パラオキシ安息香酸メチル 0.10 香料 0.10 水 残量 液化石油ガス 10.00 合計 100.00
【0048】実施例22 ヘアブロー 成分 配合量% エタノール 20.00 グリセリン 0.50 ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノラウレート 0.30 パルミチン酸イソプロピル 0.50 ミリスチン酸イソトリデシル 0.50 ビニルピロリドン/ジメチルアミノプロピル メタクリレート共重合体 0.50 高分子量シリコーンガム(n=5000) 1.00 デカメチルシクロペンタシロキサン 0.20 水 残量 合計 100.00
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、ビニルピロリドンとジ
アルキルアミノアルキルメタクリレートとの共重合体
と、カチオン界面活性剤およびシリコーンオイルから選
ばれる少なくとも1種とを配合することで、高いセット
性を有し、かつ塗布時の延びが良好な毛髪用化粧料が得
られる。また、ビニルピロリドンとジアルキルアミノア
ルキルメタクリレートとの共重合体と第4級アンモニウ
ム塩型カチオン性界面活性剤、重合度3000〜900
0の高重合メチルポリシロキサン、有機シリコーン樹脂
及び変性シリコーンから選ばれる少なくとも1種化合物
を配合することでしっとり感とつやを持続性を有し、か
つベタツキ感のない毛髪用化粧料が得られる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビニルピロリドンとジアルキルアミノア
    ルキルメタクリレートとの共重合体と、 カチオン性界面活性剤およびシリコーンオイルからなる
    群から選ばれる少なくとも1種の化合物とを配合したこ
    とを特徴とする毛髪用化粧料。
  2. 【請求項2】 ビニルピロリドンとジアルキルアミノア
    ルキルメタクリレートの共重合体と、 式(1): 【化1】 [式中、R1およびR2は、同一または異なって、各々、
    メチル基、フェニル基または水酸基、nは3000〜9
    000の整数を意味する]で示される高分子量シリコー
    ンガム、式(2): 【化2】 を末端基とし、n1個の該末端を持ち、かつ繰り返し単
    位が式(3): 【化3】 の構造を有する式(4): 【化4】 [式中、n1およびn2は、各々、5〜20の整数で、n
    1/n2が1以上を意味する]で示される有機シリコーン
    樹脂および変性シリコーンからなる群から選ばれる少な
    くとも1種以上のシリコーン誘導体とを配合したことを
    特徴とする毛髪用化粧料。
  3. 【請求項3】 さらに、第4級アンモニウム塩型カチオ
    ン性界面活性剤、シリコーンオイル、多価アルコールお
    よび多価アルコール誘導体からなる群から選ばれる少な
    くとも1種以上を配合した請求項2記載の毛髪用化粧
    料。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002053444A (ja) * 2000-08-11 2002-02-19 Kao Corp コンディショニング剤組成物
JP2002363045A (ja) * 2001-06-01 2002-12-18 Osaka Organic Chem Ind Ltd 整髪剤用基剤およびそれからなる整髪用化粧料
JP2007119476A (ja) * 2005-10-28 2007-05-17 L'oreal Sa カチオン、液体脂肪物質、及びソルビタンエステルを含む化粧品組成物、並びに美容処理方法
JP2022149414A (ja) * 2021-03-25 2022-10-06 信越化学工業株式会社 電子部品マスク用ポリビニルピロリドン含有組成物および電子部品マスク

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