JPH0687738B2 - 茶生葉の萎凋発酵方法とその装置 - Google Patents
茶生葉の萎凋発酵方法とその装置Info
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- JPH0687738B2 JPH0687738B2 JP22742785A JP22742785A JPH0687738B2 JP H0687738 B2 JPH0687738 B2 JP H0687738B2 JP 22742785 A JP22742785 A JP 22742785A JP 22742785 A JP22742785 A JP 22742785A JP H0687738 B2 JPH0687738 B2 JP H0687738B2
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- hot air
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Description
【発明の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 この発明は、主としてウーロン茶を製造するときの茶生
葉の萎凋発酵方法とその装置に関する。
葉の萎凋発酵方法とその装置に関する。
b.従来の技術 ウーロン茶は、半発酵茶の総称であって、完全に発酵さ
せた紅茶と全く発酵させない緑茶の中間にあり、通常、
次のような順序で製造される。
せた紅茶と全く発酵させない緑茶の中間にあり、通常、
次のような順序で製造される。
1)茶生葉を直接日光にさらし、ときどき茶生葉を反転
しつつ、日干萎凋し、 2)室内に取り入れ、通気の激しくない場所に広げ、と
きどき茶生葉を反転して、室内萎凋し、 3)茶生葉の周縁が紅褐色に変化したところで、高熱の
釜へ投入して数分間「釜炒り」を行ない、 4)数10分間揉捻し、 5)塊をほぐして、十分に乾燥させる。
しつつ、日干萎凋し、 2)室内に取り入れ、通気の激しくない場所に広げ、と
きどき茶生葉を反転して、室内萎凋し、 3)茶生葉の周縁が紅褐色に変化したところで、高熱の
釜へ投入して数分間「釜炒り」を行ない、 4)数10分間揉捻し、 5)塊をほぐして、十分に乾燥させる。
c.発明が解決しようとする問題点 上記の製造法のうち1)、2)の萎凋は、天候によりそ
の度合を加減しつつ、人手によって長時間行なうもので
ある。従って、少人数で大量処理を目指す日本の製茶業
の実状にそぐわない上、萎凋や発酵の程度がその日の天
候に大きく左右されて、均一な品質に茶を製造すること
が難しい。
の度合を加減しつつ、人手によって長時間行なうもので
ある。従って、少人数で大量処理を目指す日本の製茶業
の実状にそぐわない上、萎凋や発酵の程度がその日の天
候に大きく左右されて、均一な品質に茶を製造すること
が難しい。
この発明は、上記のような従来の萎凋・発酵方法の欠点
を補う、すなわち、天候に左右されず短時間のうちに大
量の茶生葉を均質に萎凋させ発酵させる方法及びその装
置を提供することを目的とする。
を補う、すなわち、天候に左右されず短時間のうちに大
量の茶生葉を均質に萎凋させ発酵させる方法及びその装
置を提供することを目的とする。
d.問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために、第1の発明は、少量の熱風
を供給しつつ他方からこれを排気するようにして35〜65
℃ぐらいの室温に保持し空間内に、茶生葉をうすく広
げ、この茶生葉面に対して均等な放射を行ない得るよう
にした遠赤外線ヒータによりその品温が30〜50℃前後に
なるように茶生葉を加熱して茶生葉の萎凋及び発酵を促
し、次にこうした茶生葉を所定量集め、一度に回転撹拌
することにより更に発酵を進めるようにしたものであ
る。
を供給しつつ他方からこれを排気するようにして35〜65
℃ぐらいの室温に保持し空間内に、茶生葉をうすく広
げ、この茶生葉面に対して均等な放射を行ない得るよう
にした遠赤外線ヒータによりその品温が30〜50℃前後に
なるように茶生葉を加熱して茶生葉の萎凋及び発酵を促
し、次にこうした茶生葉を所定量集め、一度に回転撹拌
することにより更に発酵を進めるようにしたものであ
る。
同様に、第2の発明は、一方に茶生葉投入口他方に取出
口を備え、茶葉をうすく広げたまま移送する移送手段を
内設し、その移送手段上にはその面に均等な放射を行な
い得る遠赤外線ヒータを装着し、また少量の熱風を供給
しうる熱風発生装置を備えた茶生葉の萎凋・発酵手段
と、該萎凋手段から取出される茶葉を所定量になるまで
滞溜させるプールと、該プールで所定量となった茶葉を
収容する円筒形の回転胴を横架し、また該回転胴内には
撹拌用の桟を備えた発酵手段とからなるもである。
口を備え、茶葉をうすく広げたまま移送する移送手段を
内設し、その移送手段上にはその面に均等な放射を行な
い得る遠赤外線ヒータを装着し、また少量の熱風を供給
しうる熱風発生装置を備えた茶生葉の萎凋・発酵手段
と、該萎凋手段から取出される茶葉を所定量になるまで
滞溜させるプールと、該プールで所定量となった茶葉を
収容する円筒形の回転胴を横架し、また該回転胴内には
撹拌用の桟を備えた発酵手段とからなるもである。
e.作用 この発明は、茶生葉を、換気がよくその品質応じて35〜
65℃ぐらいに保持した室内にうすく広げ、しかも茶生葉
面に対して均等に放射し得るようにした遠赤外線ヒータ
によりその品温が30〜50℃前後になるように加熱するの
で、茶生葉は、次第に水分が少しずつ減少するようにな
るが、換気がよいから蒸れることがなく、また遠赤外線
ヒータにより均等に加熱されることから茎も葉部も均等
に加熱され、強に日光を受けたときのように急速に萎れ
て行く。茎は、葉部に比べ水分が多くまた表面積が小さ
いことから、熱風を受けても葉部に比べて乾燥が進みに
くいが、遠赤外線は水分の多いところにより吸収される
特徴があるので、結局茶生葉は、茎も葉部も均等に萎凋
が進む。
65℃ぐらいに保持した室内にうすく広げ、しかも茶生葉
面に対して均等に放射し得るようにした遠赤外線ヒータ
によりその品温が30〜50℃前後になるように加熱するの
で、茶生葉は、次第に水分が少しずつ減少するようにな
るが、換気がよいから蒸れることがなく、また遠赤外線
ヒータにより均等に加熱されることから茎も葉部も均等
に加熱され、強に日光を受けたときのように急速に萎れ
て行く。茎は、葉部に比べ水分が多くまた表面積が小さ
いことから、熱風を受けても葉部に比べて乾燥が進みに
くいが、遠赤外線は水分の多いところにより吸収される
特徴があるので、結局茶生葉は、茎も葉部も均等に萎凋
が進む。
ところで、茶生葉は、熱風を透気させるだけて遠赤外線
の照射を行なわないと、その表面のみ水分の減少が進み
やすく、ひどいときには青枯れ化するなど、萎凋が進み
にくく、ひいては発酵が生じにくい。逆に、遠赤外線ヒ
ータで加熱するだけで熱風を透気させないと、茶生葉か
ら蒸発する水分などが停滞し、急速な萎凋作用を行なう
ことができない。
の照射を行なわないと、その表面のみ水分の減少が進み
やすく、ひどいときには青枯れ化するなど、萎凋が進み
にくく、ひいては発酵が生じにくい。逆に、遠赤外線ヒ
ータで加熱するだけで熱風を透気させないと、茶生葉か
ら蒸発する水分などが停滞し、急速な萎凋作用を行なう
ことができない。
茶生葉は、萎凋が進むに従って萎凋香が強くなりその表
面の光沢がなくなって軟らかくなり、次第にカテキン類
の酸化(発酵)を促すようになる。そして、茶生葉の発
酵は、発酵香を生じつつ、葉の周縁や葉脈から始まる。
この間、茶生葉が傷つけられることもなく遠赤外線の照
射により均等に加熱されることから、均質な発酵とな
る。
面の光沢がなくなって軟らかくなり、次第にカテキン類
の酸化(発酵)を促すようになる。そして、茶生葉の発
酵は、発酵香を生じつつ、葉の周縁や葉脈から始まる。
この間、茶生葉が傷つけられることもなく遠赤外線の照
射により均等に加熱されることから、均質な発酵とな
る。
ところで、上記茶生葉の品温は、茶生葉がみる芽のとき
は35℃前後、普通葉で40℃前後、硬葉で45℃前後を目安
とする。これは、硬葉ほど酸化酵素が少なくて発酵が進
みにくく、また品温がある程度高いほど発酵が進みやす
いからである。そこで、茶生葉の品温を上記の値に保つ
ように遠赤外線ヒータ及び熱風温度を調節する。また、
上記の遠赤外線ヒータは、単なる赤外線ヒータでもそれ
に準じた作用効果を上げることができる。
は35℃前後、普通葉で40℃前後、硬葉で45℃前後を目安
とする。これは、硬葉ほど酸化酵素が少なくて発酵が進
みにくく、また品温がある程度高いほど発酵が進みやす
いからである。そこで、茶生葉の品温を上記の値に保つ
ように遠赤外線ヒータ及び熱風温度を調節する。また、
上記の遠赤外線ヒータは、単なる赤外線ヒータでもそれ
に準じた作用効果を上げることができる。
上記の萎凋及び発酵の操作は、30〜60分間ぐらい行な
い、茶葉の水分が15〜25℃ぐらい減少し、また茶葉の周
縁や葉脈が発酵して茶色っぽくなったところで終了す
る。
い、茶葉の水分が15〜25℃ぐらい減少し、また茶葉の周
縁や葉脈が発酵して茶色っぽくなったところで終了す
る。
次に、このように萎凋・発酵させた茶葉を所定量溜め
て、回分的な回転撹拌の操作を加える。所定量とは、茶
葉の容積が回転撹拌手段の容積1/5〜1/2程度となるもの
であって、茶生葉のみかけ比重により変化する。
て、回分的な回転撹拌の操作を加える。所定量とは、茶
葉の容積が回転撹拌手段の容積1/5〜1/2程度となるもの
であって、茶生葉のみかけ比重により変化する。
回転胴中の茶葉は、ゆっくりと回転撹拌される度に、落
下するときの互いの重量により軽い打圧作用を与え合
い、それによって均等に発酵が促進され、発酵香も益し
て行く。
下するときの互いの重量により軽い打圧作用を与え合
い、それによって均等に発酵が促進され、発酵香も益し
て行く。
回転胴では、その排気温度[茶葉温度に略等しい]が40
℃ぐらいになるように温風(熱風)を供給して加熱する
と、茶葉の発酵が進みやすいことから、その工程時間は
10〜30分ぐらいと短くてよい。冷風を供給する場合に
は、その工程時間は30〜80分ぐらい必要である。しか
し、萎凋・発酵香は、一般に温風の場合より冷風の場合
のほうが優れる。また、前の萎凋及び発酵の操作で発酵
が進みすぎる場合には、この工程時間を短かくし、逆に
進まない場合には長くする。
℃ぐらいになるように温風(熱風)を供給して加熱する
と、茶葉の発酵が進みやすいことから、その工程時間は
10〜30分ぐらいと短くてよい。冷風を供給する場合に
は、その工程時間は30〜80分ぐらい必要である。しか
し、萎凋・発酵香は、一般に温風の場合より冷風の場合
のほうが優れる。また、前の萎凋及び発酵の操作で発酵
が進みすぎる場合には、この工程時間を短かくし、逆に
進まない場合には長くする。
茶葉の発酵は、葉の周縁が葉脈から次第にその周りに広
がるが、外観的には葉の中央部の葉脈間に若干緑が残る
程度、内質的にはカテキン類の半分ぐらいが酸化する程
度で停止させる必要がある。そこで、茶葉を回転胴から
取出し、次の炒葉工程へ送る。200〜400℃ぐらいに加熱
された鉄板上で炒葉され加熱されると、茶葉中の酸化酵
素の活性が止まり、これ以上発酵が進まなくなる。
がるが、外観的には葉の中央部の葉脈間に若干緑が残る
程度、内質的にはカテキン類の半分ぐらいが酸化する程
度で停止させる必要がある。そこで、茶葉を回転胴から
取出し、次の炒葉工程へ送る。200〜400℃ぐらいに加熱
された鉄板上で炒葉され加熱されると、茶葉中の酸化酵
素の活性が止まり、これ以上発酵が進まなくなる。
上記の回転撹拌の操作は、回分的に行なわれるので、ま
た撹拌されて落下するときの互いの重量による均等な打
圧作用により発酵が促進されるので、茶葉は、その発酵
が均等にかつ急速に進み、優れた萎凋発酵香を有するも
のとなる。
た撹拌されて落下するときの互いの重量による均等な打
圧作用により発酵が促進されるので、茶葉は、その発酵
が均等にかつ急速に進み、優れた萎凋発酵香を有するも
のとなる。
ところで、第2の発明では、まず茶生葉をうすく広げた
まま遠赤外線ヒータにより加熱しつつ、移送手段により
順次移送するから、茶生葉の萎凋及び発酵が少しずつ確
実に連続的に実施される。次に、少しずつ取出される茶
葉をプールに所定量になるまで溜め、これを回転胴に収
容して一度に処理することから、先の連続的な萎凋及び
発酵の操作で若干ムラが生じてもそのムラが解消され均
質に萎凋・発酵された茶葉が得られる。
まま遠赤外線ヒータにより加熱しつつ、移送手段により
順次移送するから、茶生葉の萎凋及び発酵が少しずつ確
実に連続的に実施される。次に、少しずつ取出される茶
葉をプールに所定量になるまで溜め、これを回転胴に収
容して一度に処理することから、先の連続的な萎凋及び
発酵の操作で若干ムラが生じてもそのムラが解消され均
質に萎凋・発酵された茶葉が得られる。
また、上記移送手段、プール、回転胴の投入・取出を自
動化することにより、茶生葉の萎凋及び発酵の操作を無
人化することが容易である。
動化することにより、茶生葉の萎凋及び発酵の操作を無
人化することが容易である。
f.実施例 第1図にこの発明の実施例を示し、図面に従って説明す
る。萎凋装置A、計量プールB、発酵装置Cからなり、
それぞれ投入取出のコンベヤで接続され、また制御装置
ににより茶生葉の投入から発酵葉の取出まで自動的に行
なわれる。
る。萎凋装置A、計量プールB、発酵装置Cからなり、
それぞれ投入取出のコンベヤで接続され、また制御装置
ににより茶生葉の投入から発酵葉の取出まで自動的に行
なわれる。
萎凋装置Aは、幅約1mのキャタピラ型の4段の無端輸送
帯(1)と、1段目と3段目の無端輸送帯(1)上にそ
れぞれ装着した700Wの遠赤外線ヒータ(2)3本からな
る均一加熱装置(3)と、各無端輸送帯(1)間に40〜
80℃ぐらいの熱風を合計10m3/分ぐらい供給し得る熱風
発生装置(4)と、これら(1)、(2)、(3)、
(4)を囲んだ機体(5)と、機体(5)内の換気を行
なう換気ファン(6)などからなる。各無端輸送帯
(1)は、第1図のように他端でそのキャタピラが垂直
になって載置している茶生葉をその下に落下させる構造
であるから、投入された茶生葉は8段階に移送される。
また、加熱装置(3)は、単に遠赤外線ヒータ(2)を
並べただけではうすく広げて移送される茶生葉が均等に
加熱されずひいては良好な萎凋・発酵が期待できないの
で、各遠赤外線ヒータ(2)の上部、下部に反射板
(7)、(8)を配置し、該茶生葉のどの部分にも均等
な遠赤外線が照射されるようにしている。(9)、(1
0)はそれぞれ茶生葉投入口、取出口である。(11)は
該投入口(9)に茶生葉をうすく広げて投入する投入コ
ンベヤである。(12)、(13)、(14)はそれぞれ取出
口(10)から取出された茶葉を計量プールBまで搬送す
るコンベヤであり、コンベヤ(14)のみ計量プールBが
満杯になると停止す。
帯(1)と、1段目と3段目の無端輸送帯(1)上にそ
れぞれ装着した700Wの遠赤外線ヒータ(2)3本からな
る均一加熱装置(3)と、各無端輸送帯(1)間に40〜
80℃ぐらいの熱風を合計10m3/分ぐらい供給し得る熱風
発生装置(4)と、これら(1)、(2)、(3)、
(4)を囲んだ機体(5)と、機体(5)内の換気を行
なう換気ファン(6)などからなる。各無端輸送帯
(1)は、第1図のように他端でそのキャタピラが垂直
になって載置している茶生葉をその下に落下させる構造
であるから、投入された茶生葉は8段階に移送される。
また、加熱装置(3)は、単に遠赤外線ヒータ(2)を
並べただけではうすく広げて移送される茶生葉が均等に
加熱されずひいては良好な萎凋・発酵が期待できないの
で、各遠赤外線ヒータ(2)の上部、下部に反射板
(7)、(8)を配置し、該茶生葉のどの部分にも均等
な遠赤外線が照射されるようにしている。(9)、(1
0)はそれぞれ茶生葉投入口、取出口である。(11)は
該投入口(9)に茶生葉をうすく広げて投入する投入コ
ンベヤである。(12)、(13)、(14)はそれぞれ取出
口(10)から取出された茶葉を計量プールBまで搬送す
るコンベヤであり、コンベヤ(14)のみ計量プールBが
満杯になると停止す。
計量プールBは、30〜60Kgの茶葉を計量し得る計量機構
を備える。(16)は、計量プールBの茶葉を受け次の発
酵装置Cに投入するコンベヤである。
を備える。(16)は、計量プールBの茶葉を受け次の発
酵装置Cに投入するコンベヤである。
発酵装置Cは、直径約1.2m長さ1.2mぐらいの円筒状で内
部に高さ15cmぐらいの桟(25)を設けた回転胴(20)
と、該回転胴(20)内に必要に応じて40〜80℃ぐらいの
熱風を発生させ得るガス火炉(21)と、該回転胴(20)
内の排気を行なう排気羽根(22)と、該回転胴(20)及
び排気羽根(22)を回転させる駆動部(23)とからな
る。(24)は、回転胴(20)から取出された茶葉を次工
程へ搬送する取出コンベヤである。
部に高さ15cmぐらいの桟(25)を設けた回転胴(20)
と、該回転胴(20)内に必要に応じて40〜80℃ぐらいの
熱風を発生させ得るガス火炉(21)と、該回転胴(20)
内の排気を行なう排気羽根(22)と、該回転胴(20)及
び排気羽根(22)を回転させる駆動部(23)とからな
る。(24)は、回転胴(20)から取出された茶葉を次工
程へ搬送する取出コンベヤである。
そこで、8月初旬の茶生葉を製造した場合について述べ
る。この頃の茶生葉は、5、6月頃の茶生葉に比べると
発酵しにくいが、9月以降のものよりずっと発酵しやす
い。
る。この頃の茶生葉は、5、6月頃の茶生葉に比べると
発酵しにくいが、9月以降のものよりずっと発酵しやす
い。
萎凋装置Aでは、茶生葉が投入されてから取出されるま
でが30分となるように無端輸送帯(1)の移送速度を調
節し、茶生葉の厚さを25mm、室温を45〜50℃にそれぞれ
調節した。すると、茶生葉は、投入直後より取出される
までその品温が略40℃に保たれ、萎凋及び発酵が良好に
進んだ。取出時の重量減は25%で、茶葉の周縁や葉脈が
茶色っぽくなり、萎凋香及び発酵香が生じた。
でが30分となるように無端輸送帯(1)の移送速度を調
節し、茶生葉の厚さを25mm、室温を45〜50℃にそれぞれ
調節した。すると、茶生葉は、投入直後より取出される
までその品温が略40℃に保たれ、萎凋及び発酵が良好に
進んだ。取出時の重量減は25%で、茶葉の周縁や葉脈が
茶色っぽくなり、萎凋香及び発酵香が生じた。
萎凋装置Aから少しずつ連続して取出される該茶葉をそ
れが38Kgに達するまで計量プールBに溜めるが、この静
置する間にも他にまして萎凋香及び発酵香が強くなる。
れが38Kgに達するまで計量プールBに溜めるが、この静
置する間にも他にまして萎凋香及び発酵香が強くなる。
発酵装置Cでは、38Kgの茶葉を一度に処理する。茶葉投
入中の排気温度が30〜35℃ぐらいになるようにガス火炉
の燃焼を調節する。回転胴(20)の回転数は14rpmとす
る。茶葉の処理時間はは20〜30分とした。すると、茶葉
は更に萎凋及び発酵が進みその香も強くなった。取出時
の茶葉は、その重量減が茶生葉時より35%減で、葉の中
央部の葉脈間に若干緑色が残る程度まで進んだ。均質に
萎凋及び発酵が進み軟らかな良好な茶葉が得られた。
入中の排気温度が30〜35℃ぐらいになるようにガス火炉
の燃焼を調節する。回転胴(20)の回転数は14rpmとす
る。茶葉の処理時間はは20〜30分とした。すると、茶葉
は更に萎凋及び発酵が進みその香も強くなった。取出時
の茶葉は、その重量減が茶生葉時より35%減で、葉の中
央部の葉脈間に若干緑色が残る程度まで進んだ。均質に
萎凋及び発酵が進み軟らかな良好な茶葉が得られた。
g.効果 以上述べたように、この発明は、うすく広げた茶生葉に
少量の熱風を通気させると共に遠赤外線を均等に照射
し、その品温を30〜50℃ぐらいに保持するので、各茶生
葉はムレることなく茎も葉も均等に加熱され、強い日光
を受けたときのように急速に萎凋及び発酵が進む。
少量の熱風を通気させると共に遠赤外線を均等に照射
し、その品温を30〜50℃ぐらいに保持するので、各茶生
葉はムレることなく茎も葉も均等に加熱され、強い日光
を受けたときのように急速に萎凋及び発酵が進む。
また、こうして萎凋及び発酵させた茶葉を所定量集めて
一度に回転撹拌するので、茶葉は互いの重量により軽い
打圧作用を受けてその発酵が更に均質にかつ急速に進
む。
一度に回転撹拌するので、茶葉は互いの重量により軽い
打圧作用を受けてその発酵が更に均質にかつ急速に進
む。
したがって、この発明は、天候に左右されつつ人手によ
って行なわれる従来の萎凋及び発酵の操作に比べ、1/3
〜1/4の短時間で同程度の萎凋及び発酵を行ない得るも
のであり、しかもこれらの操作を機械的に行なえば、ほ
とんど人手を必要としない。また、天候に左右されず常
に均質な萎凋及び発酵を行ない得る。
って行なわれる従来の萎凋及び発酵の操作に比べ、1/3
〜1/4の短時間で同程度の萎凋及び発酵を行ない得るも
のであり、しかもこれらの操作を機械的に行なえば、ほ
とんど人手を必要としない。また、天候に左右されず常
に均質な萎凋及び発酵を行ない得る。
第1図は、この発明の実施例を示す正面一部切欠図、第
2図はM−M線断面図である。 A……萎凋装置 B……計量プール C……発酵装置 (1)……無端輸送帯 (2)……遠赤外線ヒータ (3)……加熱装置 (4)……熱風発生装置 (20)……回転胴 (25)……桟
2図はM−M線断面図である。 A……萎凋装置 B……計量プール C……発酵装置 (1)……無端輸送帯 (2)……遠赤外線ヒータ (3)……加熱装置 (4)……熱風発生装置 (20)……回転胴 (25)……桟
Claims (2)
- 【請求項1】少量の熱風を供給しつつ他方からこれを排
気するようにして35〜65℃ぐらいの室温に保持した空間
内に、茶生葉をうすく広げ、この茶生葉面に対して均等
な放射を行ない得るようにした遠赤外線ヒータによりそ
の品温が30〜50℃前後になるように茶生葉を加熱して茶
生葉の萎凋及び発酵を促し、次にこうした茶生葉を所定
量集め、一度に回転撹拌することにより更に発酵を進め
るようにした茶生葉の萎凋発酵方法。 - 【請求項2】一方に茶生葉投入口他方に取出口を備え、
茶葉をうすく広げたまま移送する移送手段を内設し、そ
の移送手段上にはその面に均等な放射を行ない得る遠赤
外線ヒータを装着し、また少量の熱風を供給しうる熱風
発生装置を備えた茶生葉の萎凋・発酵手段と、該萎凋手
段から取出される茶葉を所定量になるまで滞溜させるプ
ールと、該プールで所定量となった茶葉を収容する円筒
形の回転胴を横架し、また該回転胴内には撹拌用の桟を
備えた発酵手段とからなる茶生葉の萎凋発酵装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22742785A JPH0687738B2 (ja) | 1985-10-12 | 1985-10-12 | 茶生葉の萎凋発酵方法とその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22742785A JPH0687738B2 (ja) | 1985-10-12 | 1985-10-12 | 茶生葉の萎凋発酵方法とその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6287047A JPS6287047A (ja) | 1987-04-21 |
| JPH0687738B2 true JPH0687738B2 (ja) | 1994-11-09 |
Family
ID=16860677
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22742785A Expired - Lifetime JPH0687738B2 (ja) | 1985-10-12 | 1985-10-12 | 茶生葉の萎凋発酵方法とその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0687738B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63309159A (ja) * | 1987-06-09 | 1988-12-16 | Hikari Miso Kk | 味噌の製造方法 |
| JP5189452B2 (ja) * | 2008-10-02 | 2013-04-24 | カワサキ機工株式会社 | 生葉の自動萎凋システム |
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-
1985
- 1985-10-12 JP JP22742785A patent/JPH0687738B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| 日本農業新聞昭和60年5月28日号 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6287047A (ja) | 1987-04-21 |
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