JPH0688202A - 溶融金属を噴霧するノズル及び溶融金属を噴霧する方法 - Google Patents
溶融金属を噴霧するノズル及び溶融金属を噴霧する方法Info
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Abstract
を形成するノズルを提供する。 【構成】 本発明に係る溶融金属を噴霧するノズル10
は、ガスプレナム12と、溶融物送り管14と、ガスプ
レナム12内に設けられており、噴霧用ガスを溶融物送
り管14の出口オリフィス26に送り出す環状内壁手段
16とを備えている。溶融物送り管14の出口オリフィ
ス26は、噴霧の際に溶融物送り管14に流れる液体の
流れを減少させる内径対外径比を有している。
Description
属粉末を形成する方法及び装置に関し、特に、粒度(粒
子の大きさ)の細かい金属粉末を製造するノズル及びそ
の操作方法に関する。
ロンよりも小さい粉末に対する工業的な要求が増大して
いる。従って、このような微細な粉末の収量を増大する
ことができると共に、その粒度分布を狭くすることので
きる金属噴霧ノズル及び方法を開発する必要がある。米
国特許番号第4619845号及び同第4778516
号に、このような金属粉末を形成するための送り制限ノ
ズル及びノズルの操作方法が開示されている。この送り
制限ノズルは、クローズカップルド(組み込み)ノズル
としても知られており、市販されている。ノズルは、ガ
スジェットの環状配列内に配置されている出口オリフィ
スを有している溶融物送り管から構成されている。ガス
ジェットは超音速で流れ、オリフィスから出てくる溶融
金属の流れに衝突し、その流れを噴霧(微粒化)して、
金属粉末を形成する。
4778516号に開示されたクローズカップルドノズ
ルは、その動作に当たって、溶融物送り管の出口オリフ
ィスでの圧力が降下するまで、ガスジェットの入口圧力
を上げることができる。ガスジェット圧力は、溶融物送
り管の出口端に真空、いわゆる吸引真空が生じるまで、
増加することができる。言い換えると、ノズルは、噴霧
用ガスジェットによって形成される吸引真空の作用で、
溶融物送り管に流れる溶融金属の流量を増加させる圧力
で動作される。吸引真空は、噴霧用ガス圧力を約8MP
a〜19MPaの範囲とすることにより形成され得る。
4801412号に開示されたクローズカップルドノズ
ルは、環状にガスジェットを送り出すガスプレナムか
ら、溶融物送り管の先端まで連続な表面を有しており、
溶融物送り管の先端は凹形状を有している。このため、
噴霧用ガスは先端で所定の方向に反らされる。米国特許
番号第4631013号に開示された同様のノズルは、
溶融物送り管の出口オリフィスが溶融金属の噴霧(微粒
化)を改良する種々の形状を有している。
属粉末を形成すべく、溶融金属を噴霧するノズルを提供
することにある。本発明の他の目的は、溶融金属を噴霧
するノズルであって、溶融物送り管の出口オリフィスで
の内径対外径比が予め選定されているノズルを提供する
ことにある。
は、円筒形ハウジングを含んでいるプレナム手段を備え
ており、円筒形ハウジングは、プレナム頂部と、調節自
在に装着されているプレナム底部とを有しており、内部
に円筒形チャンネルを画定している。溶融物送り管が、
プレナム頂部及びプレナム底部を軸線方向に貫通して、
出口オリフィスを有している出口端部まで延在してい
る。出口オリフィスは内径と、外径とを有している。プ
レナム頂部は、溶融物送り管を支持するリム支持手段に
よって画定されている軸線方向ボアを有している。
リフィスまで溶融物送り管と同軸に延在している。内壁
手段は台形状外面を有しており、台形状外面は、出口オ
リフィスで狭くなっており、円筒形チャンネルを第1の
環状チャンネルに分割している。出口端部は、内壁手段
の第1の台形部を形成している外面を有している。プレ
ナム底部は、内壁手段と同軸であると共に内壁手段から
離間している噴霧ガスオリフィスを有しており、噴霧ガ
スオリフィスは、内壁手段との間に第2の環状チャンネ
ルを画定している。円筒形ハウジングは、円筒形ハウジ
ングを貫通しているガス供給管を有している。出口オリ
フィスは、噴霧する際に溶融物送り管に流れる液体の流
量を減少させるように予め選定されている内径対外径比
を有している。
体と噴霧用ガスとの両方がノズルから流れていることを
意味し、用語「単相流れ」は、液体のみがノズルから流
れている、即ち噴霧用ガスがノズルから流れていないこ
とを意味する。言い換えると、二相流れ時には、液体は
出口オリフィスから流れ、噴霧用ガスは噴霧ガスオリフ
ィスから流れている。単相流れ時には、液体は出口オリ
フィスから流れているが、噴霧用ガスは噴霧ガスオリフ
ィスから流れていない。
従って溶融金属を噴霧するノズル10が縦断面図にて示
されている。ノズル10は、プレナム手段12と、溶融
物送り管14と、環状内壁手段16とを備えている。プ
レナム手段12は適当な鋼製とすることが好ましく、円
筒形ハウジング17と、プレナム頂部18と、調節自在
に装着されているプレナム底部20とを有しており、円
筒形ハウジング17と、プレナム頂部18と、プレナム
底部20とは、内部に円筒形チャンネル22を形成して
いる。プレナム頂部18には、溶融物送り管14を軸線
方向に支持するためのリム支持手段、例えば棚部24に
よって画定されている軸線方向ボア23が形成されてい
る。
びプレナム底部20を貫通して、出口オリフィス26ま
で軸線方向に延在している。液体金属が、セラミックる
つぼのような溶融金属貯蔵容器から、溶融物送り管14
の上端11に導入され、管14内を出口オリフィス26
まで流れ、出口オリフィス26から外に出て噴霧化され
る。溶融物送り管14は、溶融金属と反応せず、熱衝撃
に強いセラミック材料、例えば窒化ホウ素やジルコニア
から形成されている。出口オリフィス26は内径と、外
径とを有している。
第2のオリフィス34から流れているときに管14から
の液体の流れを減少させるように、予め選定されてい
る。従来のノズルでは、ノズルの出口端に吸引用真空が
形成されるまで、噴霧用ガス圧力を増加することができ
るが、こうすると、溶融物送り管からの液体の流量を増
加させる。驚くべきことには、本発明のノズルにおける
溶融物送り管の出口オリフィスの内径対外径比を予め選
定することにより、噴霧用ガスが流れているときの溶融
物送り管からの液体の流量を減少させることができるこ
とを見出した。ノズルの噴霧用ガスの圧力が増加するに
つれて、溶融物送り管からの液体の流量は最大値まで増
加してから、減少する。しかしながら、単相流れの際の
ノズルからの液体の流量は常に、2相流れの際のノズル
からの液体の流量よりも大きい。言い換えると、本発明
のノズルは吸引しない。
リフィスを有している本発明のノズルでは又、噴霧の際
の微粒子の収率が増大することも見出した。例えば、粒
度約37ミクロン以下のニッケル基超合金粉末を、本発
明のノズルでは約70%までの収率で形成することがで
きる。予め選定した内径対外径比は、溶融物送り管の外
径に依存している。外径が増加するにつれて、この比は
減少し得る。例えば、外径約4.7mmの出口オリフィ
スを有している溶融物送り管では、比を約90%まで低
下させ得る、即ち内径を約4.2mmとすることができ
る。外径約9.5mmの出口オリフィスを有している溶
融物送り管では、比を約65%まで低下させ得る、即ち
内径を約6.2mmとすることができる。本発明のノズ
ルは、溶融物送り管の内径約3mm〜26mmの範囲で
使用することができる。
らオリフィス26まで延在しており、円筒形チャンネル
22を環状チャンネルに分割する台形部を形成している
外面を有している。内壁手段16は、適当な鋼又はセラ
ミックから形成することができ、溶融物送り管14の一
部とすることが好ましい。内壁手段16はフランジ25
によって、棚部24から支持されている。内壁手段16
の台形形状の外面はオリフィス26で最も狭くなってい
るので、この台形の頂点はオリフィス26よりも下方に
ある。台形の頂角は約20°〜60°の範囲となり、好
ましくは42°〜46°である。
上に支持されている中間フランジ36を有しており、ノ
ズル10及び内壁16における管14の予め選定した鉛
直位置を規定している。上部環状リング38が内側に下
向きの突起40を有しており、突起40は、ノズルの管
と内壁とを正確な心合わせ関係に保持するように、フラ
ンジ36を押圧している。溶融金属を噴霧する関連装置
にノズルアセンブリを保持する手段は従来のものであ
り、本発明の構成要件ではない。
いねじ部30によって、円筒形ハウジング17に調節自
在に装着されている。プレナム底部20には、内壁手段
16と同軸であると共に内壁手段16から離間している
オリフィス32が形成されており、内壁手段16とオリ
フィス32との間に第2の環状チャンネル34が形成さ
れている。環状オリフィス32の表面を斜切形状とし
て、内壁16とほぼ合致させることができる。第2のチ
ャンネル34の寸法は、ねじ部30を介してプレナム底
部20を内壁手段16に近付くか又は離れる方向に回す
ことにより、調節できる。第2のチャンネル34の幅
は、「噴霧用ガスチャンネル間隙」とも言い、約0.6
4mm〜2.8mmの範囲とすることができ、好ましく
は約1.3mm〜2.2mm、特に好ましくは約1.5
mmである。
2に噴霧用ガスを供給するガス供給管28が貫通してい
る。溶融物送り管14のオリフィス26から出てくる溶
融金属は、ガスジェットで吹き飛ばされる。環状プレナ
ム室22から下向きに、内壁手段16とガスオリフィス
32との間に形成されている第2の環状チャンネル34
を通って流れるガスによって、環状ガスジェットが形成
される。溶融物送り管14を通して下向きに進んで、出
口オリフィス26から外に出る溶融金属の流れに、ガス
ジェットは衝突し、溶融金属の流れを霧状に散布して、
金属の粉末を形成する。本発明のノズルは、粉末粒子、
例えば37ミクロン以下の微粒子を高い収率で形成する
ことができる。
る。ノズル50は、プレナム手段52と、環状内壁手段
54と、溶融物送り管56とを備えており、プレナム手
段52と、環状内壁手段54と、溶融物送り管56と
は、前述したような適当な鋼又はセラミック材料からそ
れぞれ形成されている。プレナム手段52は、環状ブラ
ケット58と、プレナム底部57とを備えており、環状
ブラケット58と、プレナム底部57とは、内部室53
を画定している。ブラケット58は円筒形ハウジング5
9と、プレナム頂部60とを形成している。溶融物送り
管56は、プレナム頂部60及びプレナム底部57を通
って、出口オリフィス65まで軸線方向に延在してい
る。内壁手段54の円錐部61は、プレナム頂部60か
ら出口オリフィス65まで延在していると共に、プレナ
ム手段52に同軸な台形部を形成しており、台形部は、
内部チャンネル53を第1の環状チャンネルに分割して
いる。フランジ63が円錐部61の末広端から延在して
おり、通常の締め付け具68によってプレナム頂部60
にしっかり取り付けられている。
おり、出口端部70は、円錐部61の内面71に嵌まる
ように、外面がテーパされている。円錐部61の内面7
1は、管56をプレナム手段52内に同軸的に支持して
いるリム支持手段である。溶融物送り管56の出口端部
70の先端部78は、円錐部61を越えて突出してお
り、内壁手段54の第1の台形部を形成している。プレ
ナム頂部60から第1の台形部まで延在している円錐部
61の外面は、内壁手段54の第2の台形部を形成して
いる。
の頂角と実質的に同じか、それよりも約15°以下小さ
い。第1の台形部の頂角を約20°〜60°とし、第2
の台形部の頂角を約40°〜60°とすることができ
る。第1の台形部の頂角を約24°〜31°とすること
が好ましく、約29°とすることが特に好ましい。第2
の台形部の頂角を約42°〜46°とすることが好まし
く、約44°とすることが特に好ましい。
じ切り内面66と嵌まり合うねじ切り外面64を有して
いる環状ディスク62から形成されている。第2の環状
ブラケット72が通常の締め付け具74によって、環状
ディスク62にしっかり取り付けられている。環状ブラ
ケット72は、内壁54に面する表面を有しているガス
オリフィス74を有しており、内壁54とオリフィス7
4の表面との間に第2の環状チャンネル76を画定して
いる。ガスオリフィス74の表面を斜切形状として、内
壁手段54とほぼ合致させることができる。第2のチャ
ンネル76の寸法は、ねじ部66を介してプレナム底部
57を内壁手段54に近付くか又は離れる方向に回すこ
とにより、調節できる。
底部、即ちガスオリフィス74を越えて突出することが
可能である。第2の台形部は、そこから延在している溶
融物送り管の先端部78に、噴霧用ガスからの追加の保
護をもたらしている。高圧の噴霧用ガスは、膨張するガ
スの力から先端部78に応力を加えると共に、膨張する
ガスの温度の低下からの熱衝撃を与える。例えば第2の
台形部は、プレナム底部を越えて約6mmまで突出する
ことができる。先端部78の第1の台形部は、第2の台
形部から約1mm〜7mm、好ましくはこの範囲の低い
値だけ突出することができ、出口オリフィス65に所望
の噴霧用ガス流を付与する。
貫通している。アルゴン、ヘリウム又は窒素等の噴霧用
ガスが、普通のガス輸送装置(図示せず)によってガス
供給管80に導入される。噴霧用ガスは、矢印Bの方向
に沿って圧力約0.7MPa〜7MPaで環状内部チャ
ンネル53に進み、そして第2のチャンネル76を通過
する。溶融流れ82が溶融物送り管56を通過する際
に、流れ82は出口オリフィス65の下方で噴霧用ガス
と相互作用し、霧状に散布されて、金属粉末を形成す
る。
4619845号及び同第4778516号に示されて
いるような従来のノズルよりも、著しく低い噴霧用ガス
圧力で使用できることが確かめられた。更に、本発明の
ノズルは、低い圧力で使用できるのみでなく、細かい金
属粉末、例えば37ミクロン以下の金属粉末を、従来の
ノズルよりも高い収率で生成できることが確かめられ
た。言い換えると、本発明のノズルは、従来のノズルと
比較して、低い噴霧用ガス圧力で微細金属粉末を高い収
率で生成することができる。
ない、即ち、溶融物送り管からの液体金属の流量は、噴
霧の際には増加しない。対照的に、本発明のノズルは、
溶融物送り管を通しての溶融金属の流量が噴霧の際に減
少するように動作する。本発明のノズル及びノズルの操
作方法の上述した以外の特徴及び利点は、以下の実施例
から明らかになるであろう。以下の実施例では、ほぼ図
2に示す構成を有しているノズルを、出口オリフィスで
の内径及び外径を種々の値として形成された溶融物送り
管と組み合わせて使用した。噴霧用ガスはアルゴンであ
り、溶融物送り管は窒化ホウ素から形成されていた。
有しているノズルを、種々のガス流量で動作させて、溶
融物送り管の出口オリフィスでの圧力を測定した。ノズ
ルの形状は、次の通りである。噴霧用ガスチャンネル間
隙0.76mm、ガスオリフィス9.8mm、第1の台
形部の頂角29.4°、第2の台形部の頂角44°、プ
レナム底部からの第2の台形部の突出0.85mm、第
2の台形部からの第1の台形部の突出3.58mm。
ランスジューサに連結されているサンプリング管を溶融
物送り管に挿入した。アルゴンの噴霧用ガスをノズルに
種々の流量で送り、その結果として溶融物送り管内で得
られる圧力を記録した。図3は、縦軸にキロパスカル
(KPa)で表示した出口オリフィス圧力をプロット
し、横軸にキログラム/分(Kg/min)で表示した
ガス流量をプロットしたグラフである。ゲージ圧は大気
圧と測定圧力との差である。
貯水器に連結し、アルゴン噴霧ガスを種々の流量で供給
することにより、実施例1のノズルを動作させた。溶融
物送り管を通る水の流量を、種々の噴霧ガス流量に対し
て測定した。図5は、縦軸にプロットしたキログラム/
秒(Kg/sec)表示の水の流量を、横軸にプロット
したキログラム/分(Kg/min)表示の噴霧ガスの
流量の関数として示すグラフである。縦軸の一番左にプ
ロットしたデータ点は、溶融物送り管を流れる水の単相
流量を示している。
する溶融物送り管を有しているノズルを、種々のガス流
量で動作させて、溶融物送り管の出口オリフィスでの圧
力を測定した。ノズルの形状は、次の通りである。噴霧
用ガスチャンネル間隙2mm、ガスオリフィス17.3
mm、第1の台形部の頂角29°、第2の台形部の頂角
44°、プレナム底部からの第2の台形部の突出3.3
mm、第2の台形部からの第1の台形部の突出3.3m
m。実施例1及び2と同様に、9.5mmの出口オリフ
ィスノズルについて試験を行った。図4及び図6は、図
3及び図5に対応しており、溶融物送り管の圧力及び水
の流量を噴霧ガスの流量の関数として示している。
の流量が増加するにつれて、溶融物送り管内の圧力は、
ガスが流れていないときの管内の1気圧よりも下がっ
て、最小値に達し、次いで上昇するが、大気圧以下に留
まる。図3及び図4は、噴霧ガスがノズルから流れると
きに溶融物送り管内の圧力が下がることを示している
が、図5及び図6は、液体が噴霧化されているときに、
噴霧ガスが溶融物送り管における液体流量の低下をもた
らす、即ちノズルが従来のノズルのように吸引しないこ
とを示している。図5及び図6に示すように、噴霧ガス
の流量が増加するにつれて、水の流量が最大値まで上昇
し、ゆっくり減少するが、その最大値は、噴霧ガスが流
れていないときの水の流量よりも低い。
生成しないことがわかる。噴霧ガスは、溶融物送り管を
通る液体の流量を、噴霧ガスが供給されないときの流量
と比較して、低下させる。 実施例5 内径対外径比を種々に変えた出口オリフィスを有してい
る溶融物送り管でノズルを動作させた。出口オリフィス
からの水の流れを測定しながら、ノズルを単相流れ及び
二相流れにて、種々のプレナム圧力で動作させた。図
7、図8及び図9は、外径4.7mm、6.35mm及
び9.5mmをそれぞれ有する溶融物送り管について、
縦軸にプロットしたキログラム/分(Kg/min)表
示の水の流量を、横軸にプロットしたメガパスカル(M
Pa)表示のプレナム圧力の関数として示している。
いるノズルの形状は、次の通りである。噴霧用ガスチャ
ンネル間隙1.5mm、ガスオリフィス12mm、第1
の台形部の頂角29.2°、第2の台形部の頂角44
°、プレナム底部からの第2の台形部の突出1.8m
m、第2の台形部からの第1の台形部の突出4.6m
m。外径6.35mmの出口オリフィスを有しているノ
ズルの形状は、次の通りである。噴霧用ガスチャンネル
間隙1.5mm、ガスオリフィス14mm、第1の台形
部の頂角29°、第2の台形部の頂角44°、プレナム
底部からの第2の台形部の突出2.1mm、第2の台形
部からの第1の台形部の突出4.3mm。外径9.5m
mの出口オリフィスを有しているノズルの形状は、次の
通りである。噴霧用ガスチャンネル間隙1.55mm、
ガスオリフィス17mm、第1の台形部の頂角29°、
第2の台形部の頂角44°、プレナム底部からの第2の
台形部の突出2.5mm、第2の台形部からの第1の台
形部の突出4.1mm。
2mmの出口オリフィスを有している溶融物送り管で
は、二相流量が単相流量よりも少ないことがわかる。図
8から、外径6.35mm及び内径6.25mmの出口
オリフィスを有している溶融物送り管では、二相流量が
単相流量よりも少ないことがわかる。図9から、外径
9.5mm、並びに内径9.5mm、8.7mm及び
7.3mmの出口オリフィスを有している溶融物送り管
では、二相流量が単相流量よりも少ないことがわかる。
の比を、各溶融物送り管について、出口オリフィスでの
内径対外径比の関数として、図10に示す。単相流量対
最大二相流量の比が1よりも小さいときに、溶融物送り
管内の液体の流れが噴霧の際に減少した。単相流量対最
大二相流量の比が1よりも大きいときに、溶融物送り管
内の液体の流れが噴霧の際に増加した、即ちノズルは吸
引作用をした。
比を1未満とする本発明のノズルでは、金属噴霧(微粒
化)の際の微粒子の収率上昇が達成された。本発明の金
属噴霧ノズルを構成している溶融物送り管は、噴霧の際
に溶融物送り管に流れる液体の流れを減少させる内径対
外径比を有する出口オリフィスを有している。噴霧の際
に溶融物送り管に流れる液体の流量が減少することは、
図10に、比1よりも下方のデータ点で示されている。
らの最高液体流量を与える噴霧ガス圧力又は流量よりも
大きい噴霧ガス圧力又は流量で動作させることにより、
微細粉末の収率が増加することが確かめられた。例え
ば、図7を参照すると、内径4.52mmの4.7mm
溶融物送り管を有しているノズルは、噴霧ガス圧力約
1.6MPaで管に流れる液体流量が最高になることが
わかる。従って、内径4.52mmの溶融物送り管を有
しているノズルは、約1.6MPaよりも大きい、例え
ば約2MPa〜2.5MPaの噴霧ガス圧力で動作させ
れば、微細粉末を高い収率で得ることができる。これに
対して、従来技術の教示するところでは、従来のクロー
ズカップルドノズルは、吸引作用をなす圧力で、即ち溶
融物送り管からの液体の流れを最大にする圧力で噴霧ガ
スを供給することにより、微細金属粉末の収率向上を達
成するように動作する。
有する溶融物送り管を有しているノズルを、溶融物送り
管に溶融したニッケル基超合金の流れを約18KPaの
一定圧力で流しながら、種々の噴霧ガス圧力で動作させ
た。ノズルの形状は、実施例5の外径9.5mmのノズ
ルと同じであった。外径4.7mm及び内径4.6mm
の出口オリフィスを有する溶融物送り管を有している第
2のノズルを、溶融物送り管に溶融したニッケル基超合
金の流れを約18KPaの一定圧力で流しながら、種々
の噴霧ガス圧力で動作させた。ノズルの形状は、実施例
5の外径4.7mmのノズルと同じであった。更に種々
のノズル形状で追加の噴霧化実験を行った。
流れていないとき、噴霧ガスは溶融物送り管の出口オリ
フィスでの圧力を低下させることがわかる。従って、液
体を溶融物送り管から強制的に流れさせる「全ゲージ
圧」は、実施例1におけるように種々の内径対外径比を
有している種々の出口オリフィスについて、圧力の低下
を測定し、液体を管に強制的に流す静水頭圧を付加する
ことにより、決定することができる。ここで用いる用語
「計算した単相液体流束」は、所定の内径対外径比を有
する出口オリフィスを有した溶融物送り管を有している
ノズルでの圧力降下について修正されたベルヌーイの定
理に、全ゲージ圧を用いることにより求められる、管を
通しての液体流束を意味する。この計算は、全ゲージ圧
に等しい静水頭圧を加え、所定の内径対外径比を有する
出口オリフィスを有している溶融物送り管に液体を強制
的に流すことにより、経験的に確認することができる。
するものを、液体を溶融物送り管から強制的に流す全ゲ
ージ圧の関数として示すグラフである。噴霧質量流束比
は、二相液体流束対計算した単相液体流束の比である。
実施例5の9.5mm出口オリフィスのノズル形状を有
しているノズルにおける溶融金属の噴霧化についての噴
霧質量流束比を、図11に黒丸(●)のデータ点として
プロットした。比較のために、実施例5の9.5mm出
口オリフィスのノズルにおける水の噴霧化についての噴
霧質量流束比を、図11に実線でプロットした。
ズル形状を有しているノズルにおける溶融金属の噴霧化
についての噴霧質量流束比を、図11に白丸(○)のデ
ータ点としてプロットした。比較のために、実施例5の
4.7mm出口オリフィスのノズルにおける水の噴霧化
についての噴霧質量流束比を、図11に実線でプロット
した。4.7mm出口オリフィスを有しているノズル、
及び種々のノズル形状における溶融金属の噴霧化につい
ての噴霧質量流束比を、図11に四角(□)のデータ点
としてプロットした。
噴霧は、溶融物送り管に流れる液体としての溶融金属の
噴霧を表すことがわかる。図11から、本発明のノズル
の噴霧質量流束比は、約0.4未満であることがわか
る。他方、内径対外径比が本発明の限度内にない出口オ
リフィスを有する溶融物送り管を有しているノズルから
得られる最高質量流束比は、0.4を超え、例えば約
0.82以下である。本発明のノズルを質量流束比が約
0.4未満となるように動作させると、微粒子、例えば
37ミクロン未満の微粒子を高い収量で含有する高融点
金属、例えば、ニッケル基超合金の粉末が形成されるこ
とが確かめられた。
mである溶融物送り管を有している4.7mmの出口オ
リフィスノズルで、約0.4以下の噴霧質量流束比を有
するものを図11に示す。微細金属粉末の収量を増加さ
せる噴霧ガス圧力は、噴霧質量流束比を0.4未満とす
る圧力である。例えば、約0.225の質量流束比で、
出口オリフィスでの全圧は約55KPaである。静水頭
圧18KPaを引くと、出口オリフィスでのゲージ圧は
約37KPaである。図3を参照すると、37KPaの
出口オリフィスゲージ圧は、ガス流量約17Kg/mi
nに対応する。ノズルのガス間隙が0.76mmである
ので、17Kg/minの流量は、ガス圧が約4MPa
である。
法の溶融物送り管を有している本発明のノズルを、上述
した実施例1〜6に示すような数回の簡単な実験を行う
ことにより、作製し、使用することができよう。
ある。
図である。
リフィスでの圧力を噴霧ガス流量の関数として示すグラ
フである。
リフィスでの圧力を噴霧ガス流量の関数として示すグラ
フである。
の流量を噴霧ガス流量の関数として示すグラフである。
の流量を噴霧ガス流量の関数として示すグラフである。
いる溶融物送り管からの水の流量を示すグラフである。
いる溶融物送り管からの水の流量を示すグラフである。
いる溶融物送り管からの水の流量を示すグラフである。
ている溶融物送り管からの単相液体流量対二相液体流量
比を示すグラフである。
関数として示すグラフである。
Claims (13)
- 【請求項1】 プレナム頂部と、調節自在に装着されて
いるプレナム底部とを有していると共に内部に円筒形チ
ャンネルを画定している円筒形ハウジングを含んでいる
プレナム手段と、 前記プレナム頂部及び前記プレナム底部を軸線方向に貫
通して、出口オリフィスを有している出口端部まで延在
している溶融物送り管と、 前記プレナム頂部から前記出口オリフィスまで前記溶融
物送り管と同軸に延在している環状内壁手段とを備えて
おり、 前記出口オリフィスは、内径と、外径とを有しており、 前記プレナム頂部は、前記溶融物送り管を支持するリム
支持手段により画定されている軸線方向ボアを有してお
り、 前記内壁手段は、前記出口オリフィスで狭くなっている
と共に前記円筒形チャンネルを第1の環状チャンネルに
分割している台形状外面を有しており、 前記出口端部は、前記内壁手段の第1の台形部を形成し
ている外面を有しており、 前記プレナム底部は、前記内壁手段と同軸であると共に
該内壁手段から離間している噴霧ガスオリフィスを有し
ており、該噴霧ガスオリフィスは、前記内壁手段との間
に第2の環状チャンネルを画定しており、 前記円筒形ハウジングは、該円筒形ハウジングを貫通し
ているガス供給管を有しており、 前記出口オリフィスは、噴霧の際に前記溶融物送り管に
流れる液体の流量を減少させるように予め選定された前
記内径の前記外径に対する比を有している、溶融金属を
噴霧するノズル。 - 【請求項2】 前記出口オリフィスの前記内径の前記外
径に対する比は、二相流れ時に前記管に流れる液体流束
の単相流れ時に前記管に流れる液体流束に対する比が1
未満になるように予め選定されている請求項1に記載の
ノズル。 - 【請求項3】 前記内壁手段は、前記第1の台形部から
前記プレナム頂部まで延在している第2の台形部を有し
ており、該第2の台形部は、約40°〜60°の頂角を
有している請求項1に記載のノズル。 - 【請求項4】 前記第1の台形部は、約20°〜46°
の頂角を有している請求項3に記載のノズル。 - 【請求項5】 前記第1の台形部は、約24°〜31°
の頂角を有しており、前記第2の台形部は、約42°〜
46°の頂角を有している請求項4に記載のノズル。 - 【請求項6】 前記オリフィスの内径は、前記外径の少
なくとも約65%である請求項1に記載のノズル。 - 【請求項7】 前記オリフィスの内径は、約3mm〜2
6mmの範囲にある請求項6に記載のノズル。 - 【請求項8】 前記第2の台形部は、前記プレナム底部
を越えて約6mm以下突出している請求項1に記載のノ
ズル。 - 【請求項9】 前記第1の台形部は、前記第2の台形部
を越えて約1mm〜7mm突出している請求項8に記載
のノズル。 - 【請求項10】 プレナム頂部と、調節自在に装着され
ているプレナム底部とを有していると共に内部に円筒形
チャンネルを画定している円筒形ハウジングを含んでい
るプレナム手段と、 前記プレナム頂部及び前記プレナム底部を軸線方向に貫
通して、出口オリフィスを有している出口端部まで延在
している溶融物送り管と、 前記プレナム頂部から前記出口オリフィスまで前記溶融
物送り管と同軸に延在している環状内壁手段とを設け、 この際、前記出口オリフィスは、内径と、外径とを有し
ており、 前記プレナム頂部は、前記溶融物送り管を支持するリム
支持手段により画定されている軸線方向ボアを有してお
り、 前記内壁手段は、前記出口オリフィスで狭くなっている
と共に前記円筒形チャンネルを第1の環状チャンネルに
分割している台形状外面を有しており、 前記出口端部は、前記内壁手段の第1の台形部を形成し
ている外面を有しており、 前記プレナム底部は、前記内壁手段と同軸であると共に
該内壁手段から離間している噴霧ガスオリフィスを有し
ており、該噴霧ガスオリフィスは、前記内壁手段との間
に第2の環状チャンネルを画定しており、 前記円筒形ハウジングは、該円筒形ハウジングを貫通し
ているガス供給管を有しており、 前記出口オリフィスは、室中の噴霧ガスの任意の圧力に
対して前記管に流れる液体流量を減少させる前記内径の
前記外径に対する比を有しており、 二相流れの単相流れに対する比を1未満とするように、
前記ガス供給管に第1の予め選定した圧力の噴霧ガスを
供給すると共に、前記溶融物送り管に第2の予め選定し
た圧力の液体を供給し、 この際、前記第1の予め選定した圧力は、最高二相流れ
をもたらす噴霧ガスの第3の圧力よりも大きい、溶融金
属を噴霧する方法。 - 【請求項11】 前記第1の予め選定した圧力は、約
1.5MPa〜7MPaである請求項10に記載の方
法。 - 【請求項12】 前記出口オリフィスでの前記内径の前
記外径に対する比と、前記第1の予め選定した圧力と
は、最大噴霧質量流束比を約0.4未満とするように選
ばれている請求項10に記載の方法。 - 【請求項13】 前記第1の予め選定した圧力は、噴霧
質量流束比をノズルの最大質量流束比よりも小さくする
ように選ばれている請求項12に記載の方法。
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- 1993-06-15 JP JP5143138A patent/JP2635909B2/ja not_active Expired - Fee Related
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