JPH068846U - スリップ制限差動歯車装置 - Google Patents
スリップ制限差動歯車装置Info
- Publication number
- JPH068846U JPH068846U JP4838592U JP4838592U JPH068846U JP H068846 U JPH068846 U JP H068846U JP 4838592 U JP4838592 U JP 4838592U JP 4838592 U JP4838592 U JP 4838592U JP H068846 U JPH068846 U JP H068846U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- gears
- gear
- pinion
- side gears
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 claims abstract description 15
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 11
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 3
- 229910000760 Hardened steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000007788 roughening Methods 0.000 description 1
- 230000003746 surface roughness Effects 0.000 description 1
- 238000001890 transfection Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
- Motor Power Transmission Devices (AREA)
- Retarders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 トランスファレショをより大きくすることを
可能とする。 【構成】 回転入力を受けるケースと、前記ケースと同
軸で該ケース内に形成された内孔に可動嵌合された左右
一対のサイドギヤと、前記ケースに形成された互いに交
差すると共に一側に開口する複数対の収容孔に歯先円に
おいて可動に嵌合された第1、第2ピニオンギヤとを有
し、第1、第2ピニオンギヤは互いに噛合うと共に、第
1ピニオンギヤは左サイドギヤと噛合い第2ピニオンギ
ヤは右サイドギヤと噛合い、左右のサイドギヤをそれぞ
れ左右の駆動軸に連結してなるスリップ制限差動歯車装
置において、前記第1、第2ピニオンギヤの一端をそれ
ぞれ収容孔の壁に係合させ、他端をそれぞれ左右のサイ
ドギヤとケースとの間に設けたフリクションプレートに
より軸方向の位置決めをし、前記フリクションプレート
を収容孔で回り止めしたことを特徴とする。
可能とする。 【構成】 回転入力を受けるケースと、前記ケースと同
軸で該ケース内に形成された内孔に可動嵌合された左右
一対のサイドギヤと、前記ケースに形成された互いに交
差すると共に一側に開口する複数対の収容孔に歯先円に
おいて可動に嵌合された第1、第2ピニオンギヤとを有
し、第1、第2ピニオンギヤは互いに噛合うと共に、第
1ピニオンギヤは左サイドギヤと噛合い第2ピニオンギ
ヤは右サイドギヤと噛合い、左右のサイドギヤをそれぞ
れ左右の駆動軸に連結してなるスリップ制限差動歯車装
置において、前記第1、第2ピニオンギヤの一端をそれ
ぞれ収容孔の壁に係合させ、他端をそれぞれ左右のサイ
ドギヤとケースとの間に設けたフリクションプレートに
より軸方向の位置決めをし、前記フリクションプレート
を収容孔で回り止めしたことを特徴とする。
Description
【0001】
この考案は、車両の駆動系に使用されるスリップ制限差動歯車装置に関する。
【0002】
従来のスリップ制限差動歯車装置としては、例えば特公昭47−4648号公 報に記載されたようなものがある。
【0003】 これは、回転入力を受けるケースと、前記ケースと同軸で該ケース内に並設さ れた一対のサイドキヤと、一方のサイドギヤと噛合う複数個の第1ピニオンギヤ と、他方のサイドギヤと噛合い、かつ、前記第1ピニオンギヤの1個と噛合って 対をなす複数個の第2ピニオンギヤと、前記第1ピニオンギヤの歯先円と周面と 半径方向摩擦係合して配置された複数個の第1支持部材および前記第2ピニオン ギヤの歯先円周面と半径方向摩擦係合して配置された複数個の第2支持部材とか ら構成され、前記一方のサイドギヤを一方の駆動軸例えば左車軸に連結し、他方 のサイドギヤを他方の駆動軸例えば右車軸に連結してなるものである。
【0004】 そして、例えば路面状態等に起因して一方の車輪がスリップして左右の車軸間 に駆動抵抗差が生じると、各対の第1、第2ピニオンギヤの歯先円周面と第1、 第2支持部材との半径方向摩擦係合によって生じる摩擦トルクによりスリップ側 のサイドギヤが制動され、差動制限が行われる。
【0005】
しかしながら、このような従来の装置にあっては、第1、第2ピニオンギヤと 第1、第2支持部材との摩擦トルクで差動制限が行われるため、トランスファレ ショを大きくするには限界があった。
【0006】 そこでこの考案は、トランスファレショをより大きくすることができるスリッ プ制限差動歯車装置の提供を目的とする。
【0007】
上記課題を解決するために、この考案は、回転入力を受けるケースと、前記ケ ースと同軸で該ケース内に形成された内孔に可動嵌合された左右一対のサイドギ ヤと、前記ケースに形成された互いに交差すると共に一側に開口する複数対の収 容孔に歯先円において可動に嵌合された第1、第2ピニオンギヤとを有し、第1 、第2ピニオンギヤは互いに噛合うと共に、第1ピニオンギヤは左サイドギヤと 噛合い第2ピニオンギヤは右サイドギヤと噛合い、左右のサイドギヤをそれぞれ 左右の駆動軸に連結してなるスリップ制限差動歯車装置において、前記第1、第 2ピニオンギヤの一端をそれぞれ収容孔の壁に係合させ、他端をそれぞれ左右の サイドギヤとケースとの間に設けたフリクションプレートにより軸方向の位置決 めをし、前記フリクションプレートを収容孔で回り止めしたことを特徴とする。
【0008】
車両走行中、例えば路面状態等に起因して左の車輪がスリップして左右の車軸 間に駆動抵抗差が生じると、各対の第1、第2ピニオンギヤの歯先円周面と収容 孔の内周面との摩擦トルクと、各対のピニオンギヤの端面とフリクションプレー トとの摩擦力とにより左のサイドギヤが制動され、左右車軸の差動制限が行われ る。
【0009】 従って、より大きい制限力を得ることができ、トランスファレショをより大き くすることができる。
【0010】
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0011】 図1はこの考案の一実施例に係るスリップ制限差動歯車装置1の図2における I −I 線矢視断面図、図2は図1の右側面図、図3は図1のIII-III 線矢視断面 図、図4は要部の分解斜視説明図を示すものである。なお、左右の方向は図1で の左右の方向であり、符号を付していない部材等は図示されていない。
【0012】 デフケース3(ケース)は、左右両側のボス部5,7がベアリングを介してデ フキャリヤに回転自在に支持されている。デフケース3にはフランジ部9にリン グギヤがボルト等により固定されている。このリングギヤはプロプラシャト側の ドライブピニオンと噛合っており、デフケース3は変速機とプロペラシャフトを 介してエンジンの駆動力により回転駆動される。
【0013】 デフケース3は、円筒状の中間部11と、左右両端部のカバー13,15とか らなり、これらが複数のボルト17により締結され一体となっている。
【0014】 図1に示すように、デフケース3の内部には左右のサイドギヤ19,21がデ フケース3の回転軸線と同軸に配置されている。左右のサイドギヤ19,21は それぞれデフケース3内に形成された内孔23内に歯先円において可動嵌合され 、左右のボス部25,27を介して左右の支持孔29,31に回転自在に支持さ れている。さらに、左右サイドギヤ19,21はデフケース3内の中央部におい て、それぞれのスペーサ用ボス33,35により互いに回転自在に係合されてい る。この実施例では左サイドギヤ19のスペーサ用ボス33の外周を右サイドギ ヤ21のスペーサ用ボス35に形成した円筒状凹部35aの内周に係合させてい る。
【0015】 左のサイドギヤ19は左車輪側の駆動車軸にスプライン連結され、右のサイド ギヤ21は右車輪側の駆動車軸にスプライン連結されている。
【0016】 デフケース3の内部には、前記左右のサイドギヤ19,21間で互いに噛合っ た複数対(この実施例では4対)の第1ピニオンギヤ37及び第2ピニオンギヤ 39が所定の間隔をおいて配置されており、第1ピニオンギヤ37は左サイドギ ヤ19と噛合い、第2ピニオンギヤ39は右サイドギヤ21と噛合っている。
【0017】 第1ピニオンギヤ37は、デフケース3に形成された左側壁側に開口する円筒 状の収容孔41にジャーナル受けされ、その歯先円において回転自在に嵌合され ている。また、第2ピニオンギヤ39は、前記収容孔41に隣接して形成された 右側壁側に開口する円筒状の収容孔43にジャーナル受けされ、その歯先円にお いて回転自在に嵌合されている。
【0018】 前記収容孔41,43の軸線は左右のサイドギヤ19,21の回転軸線に平行 している。収容孔41,43はそれぞれ前記内孔23と通じており、この区域で 第1ピニオンギヤ37が左サイドギヤ19に噛合されると共に、第2ピニオンギ ヤ39が右サイドギヤ21に噛合されている。さらに、収容孔41,43はデフ ケース3の中央部で交差しており、この交差区域で第1ピニオンギヤ37と第2 ビニオンギヤ39とが互いに噛合されている。
【0019】 左右のサイドギヤ19,21及び第1、第2ピニオンギヤ37,39は、いづ れもはすば歯車によって形成されている。この実施例では、左サイドギヤ19は 左ねじれ角のはすば歯車であり、右サイドギヤ21は右ねじれ角のはすば歯車で ある。また、第1ピニオンギヤ37は、右ねじれ角のはすば歯車であり、第2ピ ニオンギヤ39は左ねじれ角のはすば歯車である。
【0020】 第1、第2ピニオンギヤ37,39の歯先円における収容孔41,43との嵌 合度合は、摩擦トルクを生じさせる目的で密に設定されている。上記嵌合部の材 料としては耐摩耗性の高い材料、例えば表面硬化された鋼材等を使用するのが良 い。
【0021】 なお、第1、第2ピニオンギヤ37,39の歯先外周面及び収容孔41,43 の内周面の表面粗度を粗くすることによっても摩擦トルクを増大させることがで きる。
【0022】 図1に示すように、第1ピニオンギヤ37は、右端を収容孔41の壁41aで 位置決めされ、左端は左側カバー13との間に介装された内側と外側のフリクシ ョンプレート45,47によって位置決めされている。また、第2ピニオンギヤ 39は、左端を収容孔43の壁43aで位置決めされ、右端は右側カバー15と の間に介装された内側と外側のフリクションプレート45,47によって位置決 めされている。
【0023】 内側のフリクションプレート45は、図4に示すように、左右のサイドギヤ1 9,21のボス部25,27の外周に形成されたスプライン49,51に係合す るスプライン孔53を有すると共に、デフケース3の中間部11の左右両端に形 成された環状凹部55,57に係合する係合外周部59を有する。そして、内側 のフリクションプレート45は、左右のサイドギヤ19,21のスプライン49 ,51にスプライン孔53を係合すると共に、環状凹部55,57に係合外周部 59を係合して取付けられている。
【0024】 また、外側のフリクションプレート47は、図4に示すように、内周は左右の サイドギヤ19,21が自由に回転する大径孔61に形成され、前記デフケース 3の環状凹部55,57に係合する係合外周部63を有すると共に、この係合外 周部63より突出され前記収容孔41,43に係合する係合突起65を有してい る。そして、外側のフリクションプレート47は、環状凹部55,57に係合外 周部63を係合すると共に、収容孔41,43に係合突起65を係合して取付け られると共に、第1、第2ピニオンギヤ37,39の抜け止めを成している。
【0025】 こうして、スリップ制限差動歯車装置1が構成されている。
【0026】 エンジンの駆動力によってデフケース3が回転駆動されると、例えば良好な路 面での走行時にはデフケース3と各対の第1、第2ピニオンギヤ37,39及び 左右のサイドギヤ15,17とが殆んど一体となって回転駆動され、左右のサイ ドギヤ15,17に連結された左右の駆動車軸を介して左右の両車輪を回転駆動 する。
【0027】 そして、例えば路面状態等に起因して一方の車輪がスリップして左右の車輪間 に駆動抵抗差が生じると、各対の第1、第2ピニオンギヤ37,39の歯先円周 面と収容孔41,43の内周面との摩擦トルクにより、スリップ側のサイドギヤ が制動され、差動制限が行われる。
【0028】 この実施例では、上記の制動に加えて、第1、第2ピニオンギヤ37,39の 端面と左右のサイドギヤ19,21にスプラインに係合されたフリクションプレ ート45および収容孔41,43に係合され回り止めされたフリクションプレー ト47とのそれぞれの摩擦力によってスリップ側のサイドギヤが制動されること になる。又はすば歯車を用いているので各歯車の噛み合いによるスラスト力によ りフリクションプレートが押圧され、より高いトランスファレショが得られる。
【0029】
以上の説明より明らかなように、この考案の構成によれば、トランスファレシ ョを大きくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係るスリップ制限差動歯
車装置の図2におけるI −I 線矢視断面図である。
車装置の図2におけるI −I 線矢視断面図である。
【図2】図1の右側面図である。
【図3】図1のIII −III 線矢視断面図である。
【図4】要部の分解斜視説明図である。
1 スリップ制限差動歯車装置 3 デフケース(ケース) 19,21 サイドギヤ 23 内孔 37 第1ピニオンギヤ 39 第2ピニオンギヤ 41,43 収容孔 41a,43a 壁 45 内側フリクションプレート 47 外側フリクションプレート 65 係合突起
Claims (1)
- 【請求項1】 回転入力を受けるケースと、前記ケース
と同軸で該ケース内に形成された内孔に可動嵌合された
左右一対のサイドギヤと、前記ケースに形成された互い
に交差すると共に一側に開口する複数対の収容孔に歯先
円において可動に嵌合された第1、第2ピニオンギヤと
を有し、第1、第2ピニオンギヤは互いに噛合うと共
に、第1ピニオンギヤは左サイドギヤと噛合い第2ピニ
オンギヤは右サイドギヤと噛合い、左右のサイドギヤを
それぞれ左右の駆動軸に連結してなるスリップ制限差動
歯車装置において、前記第1、第2ピニオンギヤの一端
をそれぞれ収容孔の壁に係合させ、他端をそれぞれ左右
のサイドギヤとケースとの間に設けたフリクションプレ
ートにより軸方向の位置決めをし、前記フリクションプ
レートを収容孔で回り止めしたことを特徴とするスリッ
プ制限差動歯車装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4838592U JPH068846U (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | スリップ制限差動歯車装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4838592U JPH068846U (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | スリップ制限差動歯車装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH068846U true JPH068846U (ja) | 1994-02-04 |
Family
ID=12801842
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4838592U Pending JPH068846U (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | スリップ制限差動歯車装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH068846U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61175884A (ja) * | 1985-01-31 | 1986-08-07 | アマノ株式会社 | ベルト活字式タイムレコ−ダ |
| CN109555830A (zh) * | 2018-12-11 | 2019-04-02 | 贵州大学 | 一种派生力敏感式限滑差速器 |
-
1992
- 1992-07-10 JP JP4838592U patent/JPH068846U/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61175884A (ja) * | 1985-01-31 | 1986-08-07 | アマノ株式会社 | ベルト活字式タイムレコ−ダ |
| CN109555830A (zh) * | 2018-12-11 | 2019-04-02 | 贵州大学 | 一种派生力敏感式限滑差速器 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2747165B2 (ja) | デファレンシャル装置 | |
| US6863634B2 (en) | Tandem axle power divider assembly with inboard slip driveshaft connection | |
| JP2737853B2 (ja) | 差動ギアユニットおよびこのユニットを用いた駆動力分配方法 | |
| US3706239A (en) | Pinion differential mechanism having internal bias torque | |
| JP3462496B2 (ja) | 差動装置 | |
| JP2009173261A (ja) | 駆動力配分装置 | |
| US6692398B1 (en) | Simplified differential assembly | |
| JPH08240257A (ja) | ピニオンメートスラストワッシャー | |
| JP2615087B2 (ja) | センターデフ付4輪駆動車 | |
| US5070745A (en) | Asymmetrical differential drive | |
| JPH0861464A (ja) | 差動歯車装置 | |
| JP3641519B2 (ja) | デファレンシャル装置 | |
| JP3844532B2 (ja) | デファレンシャル装置 | |
| US4815338A (en) | Single gear-pair vehicle differential | |
| JPH0266343A (ja) | ウォームギア式差動歯車装置 | |
| US5127889A (en) | Differential device for vehicle | |
| WO2005115791A1 (en) | Limited slip differential device suitable for downsizing | |
| US5662544A (en) | Side gear retention of pinion mates | |
| JP3641607B2 (ja) | デファレンシャル装置 | |
| JPH0610997A (ja) | スリップ制限差動歯車装置 | |
| JP3262844B2 (ja) | スリップ制限差動歯車装置 | |
| JP3650359B2 (ja) | 4輪駆動車の動力系 | |
| JPH0658378A (ja) | デファレンシャル装置 | |
| KR102609059B1 (ko) | 사륜구동 차량용 리어액슬 | |
| JPH06137386A (ja) | 差動制限型差動装置 |