JPH0688526A - 内燃機関の冷却装置 - Google Patents
内燃機関の冷却装置Info
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- JPH0688526A JPH0688526A JP23853392A JP23853392A JPH0688526A JP H0688526 A JPH0688526 A JP H0688526A JP 23853392 A JP23853392 A JP 23853392A JP 23853392 A JP23853392 A JP 23853392A JP H0688526 A JPH0688526 A JP H0688526A
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- pipe body
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Abstract
(57)【要約】
【目的】冷却水から水垢等の異物を取り除き、サーモス
タット3等の機器へ異物が侵入するのを抑制する内燃機
関の冷却装置を提供すること。 【構成】内燃機関の冷却水が通過する通路を形成する第
1管体1及び第2管体2にサーモスタット3の取付フラ
ンジ部32a、シール部材6のシールフランジ部60が
挟装されている。シール部材6では、サーモスタット3
の上流側に向けて形成したシール筒部61の内周部に、
リング溝からなる異物堆積部62が形成されている。冷
却水に含まれている異物は異物堆積部62に付着され、
次第に堆積する。
タット3等の機器へ異物が侵入するのを抑制する内燃機
関の冷却装置を提供すること。 【構成】内燃機関の冷却水が通過する通路を形成する第
1管体1及び第2管体2にサーモスタット3の取付フラ
ンジ部32a、シール部材6のシールフランジ部60が
挟装されている。シール部材6では、サーモスタット3
の上流側に向けて形成したシール筒部61の内周部に、
リング溝からなる異物堆積部62が形成されている。冷
却水に含まれている異物は異物堆積部62に付着され、
次第に堆積する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関の冷却装置に関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関は過熱し過ぎても冷却し過ぎて
も、内燃機関の能力を充分に発揮するのに不利であり、
従って、内燃機関を冷却する冷却水の水温は適温域(一
般的には80〜90°C)に維持されることが好まし
い。そこで、従来より、内燃機関の冷却装置として、内
燃機関の冷却水が通過する通路にサーモスタット等の感
温弁装置を設置し、冷却水の温度に応じて感温弁装置を
作動させ、これにより冷却水の経路を調整し、水温を適
温域に維持するものが知られている(実公平2−272
66号公報等)。
も、内燃機関の能力を充分に発揮するのに不利であり、
従って、内燃機関を冷却する冷却水の水温は適温域(一
般的には80〜90°C)に維持されることが好まし
い。そこで、従来より、内燃機関の冷却装置として、内
燃機関の冷却水が通過する通路にサーモスタット等の感
温弁装置を設置し、冷却水の温度に応じて感温弁装置を
作動させ、これにより冷却水の経路を調整し、水温を適
温域に維持するものが知られている(実公平2−272
66号公報等)。
【0003】ところで、使用期間が長期化するにつれ
て、冷却水には水垢、鉄分等の異物が含まれる様にな
る。また、シール剤として液状ガスケットが使用されて
いる場合には、液状ガスケットの一部も冷却水に混入す
ることがある。更に、内燃機関の製造の際に使用した鋳
物砂が取り残されている場合には、この鋳物砂が冷却水
に混入することもある。この様な異物が、冷却装置に装
備されているサーモスタット等の機器に侵入すると、そ
の機器の機能低下を招くおそれがある。
て、冷却水には水垢、鉄分等の異物が含まれる様にな
る。また、シール剤として液状ガスケットが使用されて
いる場合には、液状ガスケットの一部も冷却水に混入す
ることがある。更に、内燃機関の製造の際に使用した鋳
物砂が取り残されている場合には、この鋳物砂が冷却水
に混入することもある。この様な異物が、冷却装置に装
備されているサーモスタット等の機器に侵入すると、そ
の機器の機能低下を招くおそれがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した実情
に鑑みなされたものであり、その目的は、冷却液から異
物を取り除き、異物の機器への侵入を抑制するのに有利
な内燃機関の冷却装置を提供することにある。
に鑑みなされたものであり、その目的は、冷却液から異
物を取り除き、異物の機器への侵入を抑制するのに有利
な内燃機関の冷却装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の内燃機関の冷却
装置は、内燃機関の冷却液が通過する通路を形成する直
列に連設された第1管体及び第2管体と、第1管体と第
2管体とに挟装された取付フランジ部をもち冷却液の温
度に応じて冷却液の経路を調整する感温弁装置と、第1
管体と第2管体との境界域をシールするシール部材とを
有し、シール部材は、感温弁装置の取付フランジ部と共
に第1管体と第2管体とに挟装されたシールフランジ部
と、感温弁装置の上流側あるいは下流側に向けてシール
フランジ部と一体的に延在され第1管体及び第2管体の
少なくとも一方の内周部を覆うシール筒部と、シール筒
部の内周部に形成された凹及び凸の少なくとも一方から
なる異物捕獲部とで構成されていることを特徴とするも
のである。
装置は、内燃機関の冷却液が通過する通路を形成する直
列に連設された第1管体及び第2管体と、第1管体と第
2管体とに挟装された取付フランジ部をもち冷却液の温
度に応じて冷却液の経路を調整する感温弁装置と、第1
管体と第2管体との境界域をシールするシール部材とを
有し、シール部材は、感温弁装置の取付フランジ部と共
に第1管体と第2管体とに挟装されたシールフランジ部
と、感温弁装置の上流側あるいは下流側に向けてシール
フランジ部と一体的に延在され第1管体及び第2管体の
少なくとも一方の内周部を覆うシール筒部と、シール筒
部の内周部に形成された凹及び凸の少なくとも一方から
なる異物捕獲部とで構成されていることを特徴とするも
のである。
【0006】シール部材は、第1管体と第2管体との境
界域をシールするものである。シール部材は、感温弁装
置の取付フランジ部と共に第1管体と第2管体とに挟装
されたシールフランジ部と、感温弁装置の上流側あるい
は下流側に向けてシールフランジ部と一体的に延在され
たシール筒部と、シール筒部の内周部に形成された異物
捕獲部とで構成されている。異物捕獲部は、凹及び凸の
少なくとも一方で形成されており、冷却液中の異物を捕
獲するものである。凹の窪み量、凸の突出量の程度は適
宜選択できる。異物捕獲部は、シール筒部の内周部の全
域に形成されていても良く、あるいは、シール筒部の内
周部の一部に形成されていても良い。
界域をシールするものである。シール部材は、感温弁装
置の取付フランジ部と共に第1管体と第2管体とに挟装
されたシールフランジ部と、感温弁装置の上流側あるい
は下流側に向けてシールフランジ部と一体的に延在され
たシール筒部と、シール筒部の内周部に形成された異物
捕獲部とで構成されている。異物捕獲部は、凹及び凸の
少なくとも一方で形成されており、冷却液中の異物を捕
獲するものである。凹の窪み量、凸の突出量の程度は適
宜選択できる。異物捕獲部は、シール筒部の内周部の全
域に形成されていても良く、あるいは、シール筒部の内
周部の一部に形成されていても良い。
【0007】異物捕獲部は例えば溝、突起、植毛部、
孔、微細気孔、粗面化処理等で形成できる。なお、シー
ル部材は、一般的にはゴム、樹脂等の高分子系材料で形
成でき、場合によっては軟質金属、アスベスト系、黒鉛
系でも形成できる。なお、芯金を埋設する形態でもよ
い。
孔、微細気孔、粗面化処理等で形成できる。なお、シー
ル部材は、一般的にはゴム、樹脂等の高分子系材料で形
成でき、場合によっては軟質金属、アスベスト系、黒鉛
系でも形成できる。なお、芯金を埋設する形態でもよ
い。
【0008】
【作用】冷却液の温度に応じて、感温弁装置が作動して
冷却液の経路が調整され、これにより内燃機関は適温域
に維持される。冷却液がシール部材のシール筒部内を流
れる際、冷却液に含まれている異物は異物捕獲部に付着
し、捕獲される。
冷却液の経路が調整され、これにより内燃機関は適温域
に維持される。冷却液がシール部材のシール筒部内を流
れる際、冷却液に含まれている異物は異物捕獲部に付着
し、捕獲される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1を参照して説明
する。この例は車両の内燃機関の冷却装置に適用した場
合である。この例では、冷却装置の一部を構成する第1
管体1と第2管体2とが連設されている。第1管体1の
第1通路10は内燃機関のウォータジャケット102に
連通している。第1管体1の第2通路11はウォータポ
ンプ107の吸込側に連通している。第2管体2の通路
20はラジエータ105に連通している。
する。この例は車両の内燃機関の冷却装置に適用した場
合である。この例では、冷却装置の一部を構成する第1
管体1と第2管体2とが連設されている。第1管体1の
第1通路10は内燃機関のウォータジャケット102に
連通している。第1管体1の第2通路11はウォータポ
ンプ107の吸込側に連通している。第2管体2の通路
20はラジエータ105に連通している。
【0010】感温弁装置としてのサーモスタット3は第
1管体1と第2管体2とに挟装されている。サーモスタ
ット3は、第1フレーム部31及び第2フレーム部32
からなる弁フレーム33と、弁フレーム33に保持され
たステーロッド34と、ステーロッド34に嵌合された
ケース35と、ケース35内に装填されたワックス36
及びゴム体37と、ケース35に圧縮コイルバネ35a
により保持された盤状の第1弁部38と、弁フレーム3
3に圧縮コイルバネ39により保持されたリング状の第
2弁部40とで構成されている。
1管体1と第2管体2とに挟装されている。サーモスタ
ット3は、第1フレーム部31及び第2フレーム部32
からなる弁フレーム33と、弁フレーム33に保持され
たステーロッド34と、ステーロッド34に嵌合された
ケース35と、ケース35内に装填されたワックス36
及びゴム体37と、ケース35に圧縮コイルバネ35a
により保持された盤状の第1弁部38と、弁フレーム3
3に圧縮コイルバネ39により保持されたリング状の第
2弁部40とで構成されている。
【0011】弁フレーム33の第2フレーム部32には
鍔状の取付フランジ部32aが形成されている。第2フ
レーム部32とケース35との間には、リング状の第2
ポート32kが形成されている。第2弁部40は圧縮コ
イルバネ39によって矢印A1方向つまり閉弁方向に付
勢され、弁座32cに着座している。ここで、冷却水の
温度が低い場合には、図1に示す様に、第1弁部38が
弁座1cから離れて通路10の第1ポート1kが開放し
ていると共に、圧縮コイルバネ39で付勢された第2弁
部40が弁座32cに着座して第2ポート32kが閉塞
されている。この状態では、内燃機関のウォータジャケ
ット102からの冷却水は、通路10、第1ポート1k
を経て通路11に矢印B1方向に流れるものである。こ
の場合には、第2ポート32kが閉塞されているので、
ラジエータ105の水は通路20から通路11には進入
しない様にされ、これにより内燃機関のウォータジャケ
ット102の水温の上昇を図る。
鍔状の取付フランジ部32aが形成されている。第2フ
レーム部32とケース35との間には、リング状の第2
ポート32kが形成されている。第2弁部40は圧縮コ
イルバネ39によって矢印A1方向つまり閉弁方向に付
勢され、弁座32cに着座している。ここで、冷却水の
温度が低い場合には、図1に示す様に、第1弁部38が
弁座1cから離れて通路10の第1ポート1kが開放し
ていると共に、圧縮コイルバネ39で付勢された第2弁
部40が弁座32cに着座して第2ポート32kが閉塞
されている。この状態では、内燃機関のウォータジャケ
ット102からの冷却水は、通路10、第1ポート1k
を経て通路11に矢印B1方向に流れるものである。こ
の場合には、第2ポート32kが閉塞されているので、
ラジエータ105の水は通路20から通路11には進入
しない様にされ、これにより内燃機関のウォータジャケ
ット102の水温の上昇を図る。
【0012】一方、冷却水の温度が高い場合には、この
熱を受けたワックス36が熱膨張してケース35がステ
ーロッド34に対して矢印A2方向に移動し、第1弁部
38が弁座1cに近づき閉弁方向に移動する。同時に、
第2弁部40が弁座32cから離れて開弁し、第2ポー
ト32kの開口量が増す。これによりラジエータ105
で冷却された冷却水が通路20から第2ポート32kを
経て矢印D1方向に流れ、通路11に進入する。この場
合には、内燃機関のウォータジャケット102内の冷却
水が、放熱面積の大きなラジエータ105内を流れるの
で、冷却水の水温は下がる。これにより内燃機関の冷却
が適切になされる。
熱を受けたワックス36が熱膨張してケース35がステ
ーロッド34に対して矢印A2方向に移動し、第1弁部
38が弁座1cに近づき閉弁方向に移動する。同時に、
第2弁部40が弁座32cから離れて開弁し、第2ポー
ト32kの開口量が増す。これによりラジエータ105
で冷却された冷却水が通路20から第2ポート32kを
経て矢印D1方向に流れ、通路11に進入する。この場
合には、内燃機関のウォータジャケット102内の冷却
水が、放熱面積の大きなラジエータ105内を流れるの
で、冷却水の水温は下がる。これにより内燃機関の冷却
が適切になされる。
【0013】さて本実施例を特徴づけるシール部材6
は、ゴムで形成されており、シールフランジ部60とシ
ール筒部61と異物捕獲部62とを備えている。シール
フランジ部60は、リング状をなし、サーモスタット3
の取付フランジ部32aと共に、第1管体1の端面1i
と第2管体2の端面2iとで挟装されている。シールフ
ランジ部60により、第1管体1の端面1iと第2管体
2の端面2iの境界域が液密状態にシールされている。
シール筒部61は、シールフランジ部60と一体的に形
成されており、サーモスタット3のラジエータ105側
の上流側に向けて、即ち通路20に向けて延在されてい
る。シール筒部61の外径は通路20の内径に対応する
様に設定されており、従ってシール筒部61は通路20
に嵌合している。シール筒部61の内周部61aは円錐
面状をなし、先端61bに向かうにつれて内径が拡径し
ている。
は、ゴムで形成されており、シールフランジ部60とシ
ール筒部61と異物捕獲部62とを備えている。シール
フランジ部60は、リング状をなし、サーモスタット3
の取付フランジ部32aと共に、第1管体1の端面1i
と第2管体2の端面2iとで挟装されている。シールフ
ランジ部60により、第1管体1の端面1iと第2管体
2の端面2iの境界域が液密状態にシールされている。
シール筒部61は、シールフランジ部60と一体的に形
成されており、サーモスタット3のラジエータ105側
の上流側に向けて、即ち通路20に向けて延在されてい
る。シール筒部61の外径は通路20の内径に対応する
様に設定されており、従ってシール筒部61は通路20
に嵌合している。シール筒部61の内周部61aは円錐
面状をなし、先端61bに向かうにつれて内径が拡径し
ている。
【0014】異物捕獲部62は、リング溝状であり、シ
ール筒部61の内周部61aにシール筒部61の軸芯に
そって直列に複数個形成されている。なお、異物捕獲部
62の型抜きは、例えば、シール部材6の弾性を利用し
た成形型の強制抜きにより可能である。ところで、前述
した様にサーモスタット3が作動して、ラジエータ10
5からの冷却水が通路20、第2ポート31kを経て通
路11に流れる際には、図1から理解できる様に、冷却
水はシール部材6のシール筒部61内を流れる。このと
き、冷却水に含まれている異物は異物捕獲部62に捕獲
され、次第に堆積する。従って、冷却水から異物を除去
するのに有利である。よって、冷却水の循環につれて冷
却水の清浄化が進み、異物がサーモスタット3やウォー
タポンプ107等の機器に侵入することを抑制できる。
従って、異物進入に起因するサーモスタット3やウォー
タポンプ107等の機器の不具合を防止するのに有利で
ある。
ール筒部61の内周部61aにシール筒部61の軸芯に
そって直列に複数個形成されている。なお、異物捕獲部
62の型抜きは、例えば、シール部材6の弾性を利用し
た成形型の強制抜きにより可能である。ところで、前述
した様にサーモスタット3が作動して、ラジエータ10
5からの冷却水が通路20、第2ポート31kを経て通
路11に流れる際には、図1から理解できる様に、冷却
水はシール部材6のシール筒部61内を流れる。このと
き、冷却水に含まれている異物は異物捕獲部62に捕獲
され、次第に堆積する。従って、冷却水から異物を除去
するのに有利である。よって、冷却水の循環につれて冷
却水の清浄化が進み、異物がサーモスタット3やウォー
タポンプ107等の機器に侵入することを抑制できる。
従って、異物進入に起因するサーモスタット3やウォー
タポンプ107等の機器の不具合を防止するのに有利で
ある。
【0015】殊に本実施例では、図1から理解できる様
に、サーモスタット3のケース35等が通路20の横断
方向の中央域Nに配置されているため、通路20から第
2ポート32kへ流れる冷却水は、通路20の内壁面2
0c寄りに流れる。即ち、通路20の内壁面20cを覆
うシール筒部61寄りに流れるので、冷却水に含まれて
いる異物を異物捕獲部62に捕獲するのに有利である。
に、サーモスタット3のケース35等が通路20の横断
方向の中央域Nに配置されているため、通路20から第
2ポート32kへ流れる冷却水は、通路20の内壁面2
0c寄りに流れる。即ち、通路20の内壁面20cを覆
うシール筒部61寄りに流れるので、冷却水に含まれて
いる異物を異物捕獲部62に捕獲するのに有利である。
【0016】ところで、前述した液状ガスケットの様に
冷却水には化学物質等の異物が含まれている場合があ
る。一般的には、化学物質等の異物は、水の昇温に伴い
水への溶解度が増し、水の降温に伴い凝結する。従っ
て、化学物質等の異物は凝結直後に捕獲することが好ま
しい。この点本実施例では図1から理解できる様にシー
ル部材6の異物堆積部62はラジエータ105側の通路
20に配置されている。そのため、放熱面積の大きなラ
ジエータ105で冷却され通路20を通過する冷却水と
異物堆積部62とが触れることになり、従って凝結直後
の異物を捕獲するのに有効である。
冷却水には化学物質等の異物が含まれている場合があ
る。一般的には、化学物質等の異物は、水の昇温に伴い
水への溶解度が増し、水の降温に伴い凝結する。従っ
て、化学物質等の異物は凝結直後に捕獲することが好ま
しい。この点本実施例では図1から理解できる様にシー
ル部材6の異物堆積部62はラジエータ105側の通路
20に配置されている。そのため、放熱面積の大きなラ
ジエータ105で冷却され通路20を通過する冷却水と
異物堆積部62とが触れることになり、従って凝結直後
の異物を捕獲するのに有効である。
【0017】また本実施例では、サーモスタット3の取
付フランジ部32aを液密状態に保持するシール部材6
を利用して、異物を捕獲できるので、部品点数の増加と
いう不具合もない。なお、異物を堆積したシール部材6
は定期点検等の際に、新しいものと交換できる。
付フランジ部32aを液密状態に保持するシール部材6
を利用して、異物を捕獲できるので、部品点数の増加と
いう不具合もない。なお、異物を堆積したシール部材6
は定期点検等の際に、新しいものと交換できる。
【0018】(適用例)図2は本装置の適用例を示す。
100、101は内燃機関を構成するシリンダヘッド及
びシリンダブロック、102は内燃機関のウォータジャ
ケット、103はクランクシャフト、104はピスト
ン、105はウォータジャケット102に連通する放熱
面積の大きなラジエータ、106はラジエータ105を
冷却するファン、107は冷却水を強制循環させるウォ
ータポンプであり、サーモスタット3はラジエータ10
5とウォータジャケット102との間に配置されてい
る。
100、101は内燃機関を構成するシリンダヘッド及
びシリンダブロック、102は内燃機関のウォータジャ
ケット、103はクランクシャフト、104はピスト
ン、105はウォータジャケット102に連通する放熱
面積の大きなラジエータ、106はラジエータ105を
冷却するファン、107は冷却水を強制循環させるウォ
ータポンプであり、サーモスタット3はラジエータ10
5とウォータジャケット102との間に配置されてい
る。
【0019】そして、前述した様にウォータジャケット
102の水温が低い場合には、サーモスタット3が閉弁
しており、ウォータジャケット102の冷却水はラジエ
ータ105に送られない。一方、ウォータジャケット1
02の水温が高い場合には、サーモスタット3が感温し
て開弁し、ウォータジャケット102の冷却水はラジエ
ータ105に送られ、ここで放熱して冷却される。
102の水温が低い場合には、サーモスタット3が閉弁
しており、ウォータジャケット102の冷却水はラジエ
ータ105に送られない。一方、ウォータジャケット1
02の水温が高い場合には、サーモスタット3が感温し
て開弁し、ウォータジャケット102の冷却水はラジエ
ータ105に送られ、ここで放熱して冷却される。
【0020】(他の例)図3は本発明の他の実施例を示
す。図3(A)に示す例では、異物捕獲部70は、断面
三角形状をなすリング状の溝であり、シール筒部61の
軸芯P1にそって直列に多数個形成されている。このシ
ール部材6には、溝6sを備えたリング状の取付部6t
が一体的に延設されている。溝6sにはサーモスタット
3の取付フランジ部32aが嵌まる。
す。図3(A)に示す例では、異物捕獲部70は、断面
三角形状をなすリング状の溝であり、シール筒部61の
軸芯P1にそって直列に多数個形成されている。このシ
ール部材6には、溝6sを備えたリング状の取付部6t
が一体的に延設されている。溝6sにはサーモスタット
3の取付フランジ部32aが嵌まる。
【0021】また、図3(B)に示す例では、シール部
材6のシール筒部61の内周部61aには植毛状の異物
捕獲部71が設けられている。植毛状の異物捕獲部71
は、シール筒部61の内部に配置される成形型の外周部
に、植毛を形成する微細孔群を設けてシール筒部61と
一体成形しても良く、或いは、後工程でシール筒部61
に接着しても良い。また、図3(C)に示す例では、植
毛状の異物捕獲部72は、捕獲性を一層確保すべく、そ
の先端72aが上流に向く様に傾斜して配置されてい
る。図3(D)に示す例では、シール部材6には磁石粉
末が埋設されており、冷却水に含まれている鉄分の捕獲
に有利である。この場合、磁石粉末に代えて永久磁石部
材を埋め込んでも良い。
材6のシール筒部61の内周部61aには植毛状の異物
捕獲部71が設けられている。植毛状の異物捕獲部71
は、シール筒部61の内部に配置される成形型の外周部
に、植毛を形成する微細孔群を設けてシール筒部61と
一体成形しても良く、或いは、後工程でシール筒部61
に接着しても良い。また、図3(C)に示す例では、植
毛状の異物捕獲部72は、捕獲性を一層確保すべく、そ
の先端72aが上流に向く様に傾斜して配置されてい
る。図3(D)に示す例では、シール部材6には磁石粉
末が埋設されており、冷却水に含まれている鉄分の捕獲
に有利である。この場合、磁石粉末に代えて永久磁石部
材を埋め込んでも良い。
【0022】また、図3(E)に示す例では、シール部
材6のシール筒部61の異物捕獲部74の突出量Lは比
較的大きく設定されている。この異物捕獲部74はシー
ル筒部61の内周部61aにそって螺旋状に形成されて
いる。また成形型の中型80の外周部には、異物捕獲部
74を成形する溝81が螺旋状に形成されている。この
場合には、中型80をその軸芯P2回りで回しつつ型抜
きすれば、螺旋状の異物捕獲部74を離型できる。よっ
て、異物捕獲部74の突出量Lが大きな場合に適する。
材6のシール筒部61の異物捕獲部74の突出量Lは比
較的大きく設定されている。この異物捕獲部74はシー
ル筒部61の内周部61aにそって螺旋状に形成されて
いる。また成形型の中型80の外周部には、異物捕獲部
74を成形する溝81が螺旋状に形成されている。この
場合には、中型80をその軸芯P2回りで回しつつ型抜
きすれば、螺旋状の異物捕獲部74を離型できる。よっ
て、異物捕獲部74の突出量Lが大きな場合に適する。
【0023】図3(F)に示す例では、シール部材6の
シール筒部61の内周部61aには発泡材料(例えばウ
レタンフォーム)や不織布や織物等からなる多孔質体7
5が一体的に保持され、多孔質体75には溝状の異物捕
獲部76が形成されている。多孔質体75は、微細気孔
に富み表出面積も大きく、かつ摩擦抵抗も確保できるの
で、異物の捕獲に有利である。
シール筒部61の内周部61aには発泡材料(例えばウ
レタンフォーム)や不織布や織物等からなる多孔質体7
5が一体的に保持され、多孔質体75には溝状の異物捕
獲部76が形成されている。多孔質体75は、微細気孔
に富み表出面積も大きく、かつ摩擦抵抗も確保できるの
で、異物の捕獲に有利である。
【0024】その他、本発明は上記しかつ図面に示した
実施例のみに限定されるものではなく、例えば、第1管
体及び第2管体は冷却液が通過する通路をもつものであ
れば良く、形状や構造は特に限定されず、また、感温弁
装置はワックス膨張方式のものに限らず、他の方式でも
良い等、要旨を逸脱しない範囲で適宜変更して実施し得
るものである。
実施例のみに限定されるものではなく、例えば、第1管
体及び第2管体は冷却液が通過する通路をもつものであ
れば良く、形状や構造は特に限定されず、また、感温弁
装置はワックス膨張方式のものに限らず、他の方式でも
良い等、要旨を逸脱しない範囲で適宜変更して実施し得
るものである。
【0025】
【発明の効果】本発明に係る内燃機関の冷却装置によれ
ば、冷却液から異物を除去できるので、冷却液の清浄化
に貢献でき、異物の侵入に起因する機器の作動不良防止
に有利である。
ば、冷却液から異物を除去できるので、冷却液の清浄化
に貢献でき、異物の侵入に起因する機器の作動不良防止
に有利である。
【図1】冷却装置の主要部を示す断面図である。
【図2】内燃機関の冷却装置の全体を模式的に示す断面
図である。
図である。
【図3】(A)〜(F)は他の例に係るシール部材の要
部を示す断面図である。
部を示す断面図である。
図中、1は第1管体、2は第2管体、10、11、20
は通路、3はサーモスタット(感温弁装置)、6はシー
ル部材、60はシールフランジ部、61はシール筒部、
62は異物捕獲部を示す。
は通路、3はサーモスタット(感温弁装置)、6はシー
ル部材、60はシールフランジ部、61はシール筒部、
62は異物捕獲部を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】内燃機関の冷却液が通過する通路を形成す
る直列に連設された第1管体及び第2管体と、 該第1管体と該第2管体とに挟装された取付フランジ部
をもち冷却液の温度に応じて冷却液の経路を調整する感
温弁装置と、 該第1管体と該第2管体との境界域をシールするシール
部材とを有し、 該シール部材は、 該感温弁装置の取付フランジ部と共に該第1管体と該第
2管体とに挟装されたシールフランジ部と、 該感温弁装置の上流側あるいは下流側に向けて該シール
フランジ部と一体的に延在され該第1管体及び該第2管
体の少なくとも一方の内周部を覆うシール筒部と、 該シール筒部の内周部に形成された凹及び凸の少なくと
も一方からなる異物捕獲部とで構成されていることを特
徴とする内燃機関の冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23853392A JPH0688526A (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | 内燃機関の冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23853392A JPH0688526A (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | 内燃機関の冷却装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0688526A true JPH0688526A (ja) | 1994-03-29 |
Family
ID=17031668
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23853392A Pending JPH0688526A (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | 内燃機関の冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0688526A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20090037772A (ko) * | 2007-10-13 | 2009-04-16 | 베어코리아 주식회사 | 차량용 커버 일체형 써모스탯 |
| KR20160032459A (ko) * | 2014-09-16 | 2016-03-24 | 주식회사 포스코 | 소재 터닝이 가능한 사이드가이드 장치 |
-
1992
- 1992-09-07 JP JP23853392A patent/JPH0688526A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20090037772A (ko) * | 2007-10-13 | 2009-04-16 | 베어코리아 주식회사 | 차량용 커버 일체형 써모스탯 |
| KR20160032459A (ko) * | 2014-09-16 | 2016-03-24 | 주식회사 포스코 | 소재 터닝이 가능한 사이드가이드 장치 |
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