JPH0688558A - 電磁式燃料噴射弁 - Google Patents

電磁式燃料噴射弁

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JPH0688558A
JPH0688558A JP1492091A JP1492091A JPH0688558A JP H0688558 A JPH0688558 A JP H0688558A JP 1492091 A JP1492091 A JP 1492091A JP 1492091 A JP1492091 A JP 1492091A JP H0688558 A JPH0688558 A JP H0688558A
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JP
Japan
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valve
magnetic field
housing
movable core
magnetic
Prior art date
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Pending
Application number
JP1492091A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuzo Obara
靖三 小原
Tomoyasu Yano
智康 谷野
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内燃機関用燃料噴射弁の組立を容易にする。 【構成】 ニードルバルブ10aおよびそれを収容する
弁座体14、ならびに磁力で変位する可動コア9でバル
ブ部Aを構成する。一方、コイル4を巻いたボビン3な
らびにボビン3の中心に差込まれたスリーブ2で磁界発
生部Bを構成する。これらバルブ部Aおよび磁界発生部
Bは磁性固定リング23を間に挟んだ状態でハウジング
1a内に組付けられる。すなわち、磁性固定リング23
は可動コア9およびコイル4の中間部に配置され、コイ
ル4で発生された磁路を確保するのに寄与する。このよ
うに磁性固定リング23を設けたことにより、ハウジン
グ1aの内壁には磁路確保のための張出部を形成する必
要がなくなった。また、磁界発生部Bに対してカプラ部
24が一体的にモールド成型され単一のスリーブ組立体
を構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関における電磁式
燃料噴射弁に関するものであり、特に、組立てを容易に
する構造を有する電磁式燃料噴射弁に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の電磁式燃料噴射弁の一例を
示す断面図である。
【0003】同図において、軟磁性材料によって筒状に
形成されたハウジング1の内部には、同じく磁性材料よ
りなる中空パイプ状のスリーブ2が嵌挿される。前記ハ
ウジング1とスリーブ2との間に形成された空間には、
ボビン3に巻かれたソレノイドコイル(以下、単にコイ
ルという)4が、前記スリーブ2を包囲するように配置
される。
【0004】ハウジング1に前記スリーブ2を嵌挿した
状態で、ハウジング1が前記スリーブ2のフランジ部2
aにかしめ付けられる。その結果、Oリング8はボビン
3の端面によってハウジング1の内壁に押圧され、圧縮
状態で挟持される。前記ハウジング1の、燃料取入口1
1側の端部には蓋体5が固定される。
【0005】コイル4と電気的に接続されるリード線6
はボビン3の接続部7によって前記スリーブ2のフラン
ジ部2aを貫通し、さらに前記蓋体5を貫通してカプラ
部に引出される。スリーブ2の噴射口15側の端部に
は、該スリーブ2に対して予定の小間隔をおいて可動コ
ア9が配置される。該可動コア9はニードルバルブ10
と一体になるよう、該ニードルバルブ10の一端にかし
め付けられる。
【0006】スリーブ2の中空孔内には圧縮ばね12が
挿入され、その一端はスリーブ2の内筒13に当接さ
れ、他端は前記可動コア9に当接される。該圧縮ばね1
2によって、常時(コイル4が付勢されていない時)
は、可動コア9つまりこれと一体のニードルバルブ10
は弁座体14の弁座16に押圧され、噴射口15から燃
料が噴射されるのが阻止される。図3はコイル4が付勢
されていない状態を示している。
【0007】ニードルバルブ10の先端に設けられたピ
ントル17は、噴射口15から噴出される燃料を理想的
な拡がりで霧散させるために設けられる。燃料取入口1
1にはろ過網18を有するフィルタ19が装着される。
【0008】なお、弁座体14とハウジング1の内部張
出部22との間には、すきま調整用のプレート20が配
設されている。また、ピントル17は保護カバー21に
よって保護されている。
【0009】図3において、フィルタ19でろ過された
燃料は、スリーブ2の中空部を通過して可動コア9の周
囲およびニードルバルブ10と弁座体14とで形成され
る空間に導かれる。
【0010】コイル4に電流が供給されると、ハウジン
グ1、可動コア9ならびにスリーブ2を経由する磁路が
形成され、可動コア9がスプリング12の反発力に抗し
てスリーブ2に吸引される。その結果、ニードルバルブ
10が弁座16から離れ、燃料が噴射口15から噴射さ
れる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の噴射弁
は、その組立工程が複雑であるという問題点を有してい
た。上記の噴射弁では、ハウジング1が内側張出部22
で2つに仕切られている。そして、仕切られた一方の部
分つまり噴射口15方向の部分にはニードルバルブ10
や弁座体14を含むバルブ部Aが収容され、他方の部分
つまり燃料取入口11方向の部分には、このニードルバ
ルブ10を駆動するためのコイル4やスリーブ2を含む
磁界発生部Bが収容されている。
【0012】したがって、前記バルブ部Aおよび磁界発
生部Bを相反する二方向からハウジング1に挿入する組
立工程となり、このことが組立作業の能率向上の1つの
障害となっていた。
【0013】上記の噴射弁の組立工程は次のようにな
る。まず、ニードルバルブ10を調整プレート20に挿
通させた後、端部を可動コア9に嵌挿してかしめる。こ
れを弁座体14の中空部に収納し、保護カバー21を被
せてバルブ部Aを完成させる。
【0014】一方、磁界発生部Bは次のように組立てら
れる。まず、スリーブ2の内部に内筒13およびフィル
タ19を配設する。そして、このスリーブ2を、外周に
コイル4が巻回されたボビン3の中心に挿通させる。
【0015】次の段階として、この磁界発生部Bをハウ
ジング1の一方から挿入し、フランジ部2aに対してハ
ウジング1の一端部をかしめて一体とする。
【0016】その後、ブチレン系樹脂などの素材をハウ
ジング1およびスリーブ2の周りにモールドして蓋5お
よびカプラ部を形成する。さらに、モールド後には洗浄
工程が加わる。
【0017】そして、最後にスリーブ2の凹部と可動コ
ア9との間に圧縮ばね12を介在させてハウジング1の
他方から前記バルブ部を嵌挿し、保護カバー21の周囲
に対してハウジング1の他端部をかしめて固定する。
【0018】このように、従来の噴射弁は前記バルブ部
Aと磁界発生部Bとをハウジング1に対して一方向から
組付けることができないし、組立ての途中で樹脂モール
ド部分の洗浄作業が加わるなど、工程が複雑なものとな
っていた。
【0019】本発明は、前述の問題点を解決するために
なされたものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】前記の問題点を解決する
ために、本発明は、コイルで発生された磁界に配置さ
れ、その外周はハウジングに内接し、かつその内周は所
定の小間隔を維持して可動コアの外周の少なくとも一部
分と対向するように設けられた磁性固定リングを具備
し、前記コイルを含む磁界発生部およびバルブ部が前記
磁性固定リングで仕切られた状態で前記ハウジング内に
装着されている点に第1の特徴がある。
【0021】また、本発明は、前記コイルへの給電用リ
ード線を収容するカプラ部を具備すると共に、該カプラ
部は、前記磁界発生部に対して樹脂モールド成型で結合
され、該磁界発生部およびカプラ部によって単一の組立
体が構成されている点に第2の特徴がある。
【0022】
【作用】従来、ハウジング内面の張出部によって可動コ
アに連続する磁路が形成されていたが、上記第1の特徴
を有する本発明では、磁性固定リングによって磁路を確
保できる。このように、可動コアを変位させる磁界発生
部の磁路を従来通り維持しながら、ハウジングの内面の
張出部を排除することができた。したがって、ニードル
バルブを含むバルブ部と磁界発生部とが、この張出部に
よって分離されることがなくなり、ハウジングに対し、
バルブ部および磁界発生部を一方向から挿入して組付け
ることができる。
【0023】また、第2の特徴によって、あらかじめカ
プラ部と一体的にモールド成型した組立体を構成でき
る。したがって、バルブ部および磁界発生部をハウジン
グに組込む工程の中間にモールド成型後の洗浄工程が入
ることがなくなり、工程の簡素化が図れる。
【0024】
【実施例】以下に図面を参照して、本発明を詳細に説明
する。
【0025】図1は本発明の一実施例を示す噴射弁の全
体断面図であり、図2は該噴射弁の要部断面図である。
同図において、図3と同符号は、同一または同等部分を
示す。
【0026】図1において、ハウジング1aは図3に示
したハウジング1と異なり、ハウジング1aを2つの部
分に仕切る張出部は形成されていない。その代わりに、
ボビン3と調整プレート20との間に磁性材料からなる
磁性固定リング(以下、単に固定リングという)23が
設けられる。この固定リング23は、その外周がハウジ
ング1aの細径部に内接し、内周は可動コア9と適当な
小間隔を保持するように寸法が決定される。この小間隔
は固定リング23が可動コア9と接触してその変位を妨
げることがない範囲で小さい方が望ましい。
【0027】ニードルバルブ10aは、弁座体14の内
壁との接触部分つまりニードルバルブ10aの太径部1
0b,10cの耐磨耗性を向上させるため、この太径部
10b,10cの外形は円形とし、全周が弁座体14の
内壁と接触するようにした。したがって、このニードル
バルブ10aの中心には孔10d,10eにつながる連
絡通路10fが穿設されている。
【0028】弁座体14にはその先端に環状突出部14
aを設け、これによってピントル17を保護するように
した。
【0029】可動コア9にその反発力を作用させ、ニー
ドルバルブ10aを弁座体14の弁座16に押圧するた
めの圧縮ばね12aは、スリーブ2の内壁と干渉しない
ように、端部よりも中央部のコイル径を小さくした鼓形
状としている。
【0030】なお、コイル4、ボビン3、およびスリー
ブ2などで構成される磁界発生部Bは、ハウジング1a
に挿入される前にカプラ部24と共に樹脂でモールド形
成されて一体化される。この一体化されたものをスリー
ブ組立体と呼ぶ。
【0031】このスリーブ組立体は図2に示したよう
に、まず、コイル4を巻回したボビン3の孔にスリーブ
2を嵌挿して一次組立体を形成する。その後、この一次
組立体をカプラ部24の成型と同時に、全体を包むよう
に樹脂5aでモールドして単一のスリーブ組立体を構成
する。
【0032】次に本実施例の噴射弁の組立工程について
説明する。まず、ハウジング1aの細径部に弁座体14
を挿入する。次に、ニードルバルブ10a、調整プレー
ト20、ならびに可動コア9からなる組立体のうち、ニ
ードルバルブ10a部分を前記弁座体14の中空部に挿
入する。こうしてバルブ部Aが形成される。続いて、固
定リング23をハウジング1aの、調整プレート20に
当接する位置に挿入する。
【0033】その後、鼓形状の圧縮ばね12aを可動コ
ア9と内筒13との間に介在させた状態で、コイル4,
ボビン3およびスリーブ2(磁界発生部B)、ならびに
カプラ部24からなる前記スリーブ組立体をハウジング
1aの太径部に嵌込む。最後に、ろ過網18を取付けた
口金18aをスリーブ2に嵌込む。
【0034】Oリング25は、噴射弁と結合される連結
管(図示せず)との間での漏れ防止のため配設されてい
るものである。同様に、噴射弁の要所に、Oリング2
6,27,8が配置されている。
【0035】本実施例における、燃料の噴射動作は図3
に関して説明したのと同様であるので説明は省略する。
但し、スリーブ2を通過してきた燃料は、ニードルバル
ブ10の外側ではなく、前記連絡通路10fを通り、孔
10d,10eから弁座体14の中空部に供給される。
【0036】なお、本実施例では、ニードルバルブ10
aの太径部10b,10cの外周が均等に弁座体14の
内壁に接触するようなニードルバルブ10aの形状を設
定した。これは、アルコールを含有したいわゆる新組成
ガソリンを使用した場合の耐磨耗性の向上に大きく寄与
するものであるが、図3に示したような形状のニードル
バルブ10を適用しても本発明の目的を達成できること
はいうまでもない。
【0037】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、次のような効果が達成される。 (1) ハウジング内部の張出部を排除し、ハウジングから
分離した固定リングによって磁路を確保するようにし
た。その結果、ハウジングに対してバルブ部および磁界
発生部を一方向から挿入でき組立工程が大幅に簡素化で
きる。 (2) 磁界発生部と給電用カプラ部とを共に樹脂モールド
したスリーブ組立体を構成した。その結果、従来のよう
に磁界発生部をハウジングに組付けた後、モールド作業
およびその後処理としての洗浄工程を経た後、再びバル
ブ部を組付ける工程に戻るというような組立の複雑さを
回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す噴射弁の断面図である。
【図2】噴射弁のスリーブ組立体の断面図である。
【図3】従来技術を示す噴射弁の断面図である。
【符号の説明】
1,1a…ハウジング、 2…スリーブ、 3…ボビ
ン、 4…コイル、 9…可動コア、 10,10a…
ニードルバルブ、 14…弁座体、 15…噴射口、1
6…弁座、 23…磁性固定リング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端が可動コアと嵌合され、他端が噴出
    口を取囲む弁座と対向するように配置されたニードルバ
    ルブを有し、前記可動コアの周囲に配置されたコイルで
    発生された磁力によって可動コアを変位させ、これによ
    って前記ニードルバルブで噴射口を開閉するようにした
    電磁式燃料噴射弁において、前記コイルが巻回されたボ
    ビンおよび該ボビンの中心に挿通されたスリーブからな
    る磁界発生部と、前記ニードルバルブおよび弁座体から
    なるバルブ部と、前記磁界発生部およびバルブ部を収容
    するハウジングと、前記コイルで発生される磁界に配置
    され、その外周は前記ハウジングに内接し、かつその内
    周は所定の小間隔を維持して前記可動コアの外周の少な
    くとも一部分と対向するように設けられた磁性固定リン
    グとを具備し、前記磁界発生部およびバルブ部が前記磁
    性固定リングで仕切られた状態で前記ハウジング内に装
    着されたことを特徴とする電磁式燃料噴射弁。
  2. 【請求項2】 前記コイルへの給電用リード線を収容す
    るカプラ部を具備すると共に、該カプラ部は、前記磁界
    発生部に対して樹脂モールド成型で結合され、該磁界発
    生部およびカプラ部によって単一の組立体が構成されて
    いることを特徴とする請求項1記載の電磁式燃料噴射
    弁。
JP1492091A 1991-01-16 1991-01-16 電磁式燃料噴射弁 Pending JPH0688558A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2708670A1 (fr) * 1993-07-31 1995-02-10 Bosch Gmbh Robert Injecteur de carburant réalisé d'un seul tenant vers l'extérieur au-delà de la tubulure d'admission du carburant.
JP2022135698A (ja) * 2021-03-05 2022-09-15 日立Astemo株式会社 電磁式燃料噴射弁

Cited By (2)

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