JPH0688832A - 自動秤量方法 - Google Patents
自動秤量方法Info
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- JPH0688832A JPH0688832A JP26312292A JP26312292A JPH0688832A JP H0688832 A JPH0688832 A JP H0688832A JP 26312292 A JP26312292 A JP 26312292A JP 26312292 A JP26312292 A JP 26312292A JP H0688832 A JPH0688832 A JP H0688832A
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- liquid
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Abstract
(57)【要約】
【構成】任意の体積を採取しうる採取手段により目標重
量の液体を秤量するに際し、 a)目標重量を越えない範囲内で液体から一定体積を予
め採取し、採取した液体の重量を測定する工程、 b)採取した液体の体積と重量の関係を見かけ密度とし
て算出し、それに基づき目標重量に必要な追加の採取体
積を算出する工程、並びに、 d)算出した追加の採取体積分を再び液体から採取して
a工程採取分に添加する工程により目標重量の液体を秤
量することを特徴とする自動秤量方法。 【効果】任意の目標重量の液体を簡易な操作により高精
度かつ迅速に秤量することができる。これにより、秤量
システムの低コスト化、省スペース化が可能となり、秤
量が高精度かつ迅速であることとあわせて、秤量操作を
必要とする各種自動分析装置等に好適に採用することが
できる。
量の液体を秤量するに際し、 a)目標重量を越えない範囲内で液体から一定体積を予
め採取し、採取した液体の重量を測定する工程、 b)採取した液体の体積と重量の関係を見かけ密度とし
て算出し、それに基づき目標重量に必要な追加の採取体
積を算出する工程、並びに、 d)算出した追加の採取体積分を再び液体から採取して
a工程採取分に添加する工程により目標重量の液体を秤
量することを特徴とする自動秤量方法。 【効果】任意の目標重量の液体を簡易な操作により高精
度かつ迅速に秤量することができる。これにより、秤量
システムの低コスト化、省スペース化が可能となり、秤
量が高精度かつ迅速であることとあわせて、秤量操作を
必要とする各種自動分析装置等に好適に採用することが
できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動分析装置等におけ
る液体試料の自動秤量方法に関し、更に詳しくは任意の
目標重量の液体を簡易な操作により高精度に秤量するこ
とができる自動秤量方法に関するものである。
る液体試料の自動秤量方法に関し、更に詳しくは任意の
目標重量の液体を簡易な操作により高精度に秤量するこ
とができる自動秤量方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術・発明が解決しようとする課題】化学分析
等の分野において、従来より分析に関する操作を自動化
する要望は強く、これまで種々の分析に対し多くの自動
化装置が提案されてきた。近年では更に自動化が進み、
数多くの一連の操作をすべて自動化した自動分析装置も
市販されるようになった。このような複数の操作を自動
で行う自動分析装置は、液体試料を所定量採取するとい
う操作を含むことが多く、例えば現在実用化されている
自動滴定装置では、体積を検知してその採取量を制御す
る方式が採用されている。しかしながらこのような方式
では、以下のような欠点を有するため、当業界では以前
からその改良が求められてきた。
等の分野において、従来より分析に関する操作を自動化
する要望は強く、これまで種々の分析に対し多くの自動
化装置が提案されてきた。近年では更に自動化が進み、
数多くの一連の操作をすべて自動化した自動分析装置も
市販されるようになった。このような複数の操作を自動
で行う自動分析装置は、液体試料を所定量採取するとい
う操作を含むことが多く、例えば現在実用化されている
自動滴定装置では、体積を検知してその採取量を制御す
る方式が採用されている。しかしながらこのような方式
では、以下のような欠点を有するため、当業界では以前
からその改良が求められてきた。
【0003】自動分析装置において、目標量の試料液体
を採取する場合には、一般的には自動ビュレット等を用
いて前記のような体積の検知による制御により所定体積
の採取が行なわれている。しかしながら、分析に関する
操作を自動化する場合に、全操作のうち目標重量を正確
に採取する操作を必須とする場合も多く、このため所定
体積を採取する方法では分析対象が限られたものとな
り、自動分析装置に適用できる所定重量が採取可能な自
動秤量方法が従来より望まれてきた。
を採取する場合には、一般的には自動ビュレット等を用
いて前記のような体積の検知による制御により所定体積
の採取が行なわれている。しかしながら、分析に関する
操作を自動化する場合に、全操作のうち目標重量を正確
に採取する操作を必須とする場合も多く、このため所定
体積を採取する方法では分析対象が限られたものとな
り、自動分析装置に適用できる所定重量が採取可能な自
動秤量方法が従来より望まれてきた。
【0004】一方、所定重量を採取しようとする試みも
存在し、一般的な方法として、電子天秤等の上部に容器
を置き、その中に液体を滴下しながら秤量し、秤量値が
目標値に達するまで滴下を続ける方式がある。しかしな
がら、この方法では正確な採取を行なうには採取速度が
遅くなるという欠点を有する。また、滴下速度を適宜変
化させる方法、複数回に別けて採取する方法も考えられ
るが装置、操作等が複雑になりコストも高くなるという
欠点を有する。そこで、本発明はかかる課題を解決すべ
く、任意の目標重量の液体を簡易な操作により高精度に
秤量することができる自動秤量方法を提供することを目
的とする。
存在し、一般的な方法として、電子天秤等の上部に容器
を置き、その中に液体を滴下しながら秤量し、秤量値が
目標値に達するまで滴下を続ける方式がある。しかしな
がら、この方法では正確な採取を行なうには採取速度が
遅くなるという欠点を有する。また、滴下速度を適宜変
化させる方法、複数回に別けて採取する方法も考えられ
るが装置、操作等が複雑になりコストも高くなるという
欠点を有する。そこで、本発明はかかる課題を解決すべ
く、任意の目標重量の液体を簡易な操作により高精度に
秤量することができる自動秤量方法を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、前記の課
題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成す
るに至った。即ち、本発明の要旨は、 (1)任意の体積を採取しうる採取手段により目標重量
の液体を秤量するに際し、 a)目標重量を越えない範囲内で液体から一定体積を予
め採取し、採取した液体の重量を測定する工程(a工
程)、 b)採取した液体の体積と重量の関係を見かけ密度とし
て算出し、それに基づき目標重量に必要な追加の採取体
積を算出する工程(b工程)、並びに、 d)算出した追加の採取体積分を再び液体から採取して
a工程採取分に添加する工程(d工程)の3工程により
目標重量の液体を秤量することを特徴とする自動秤量方
法、 (2)任意の体積を採取しうる採取手段により目標重量
の液体を秤量するに際し、 a)目標重量を越えない範囲内で液体から一定体積を予
め採取し、採取した液体の重量を測定する工程(a工
程)、 b)採取した液体の体積と重量の関係を見かけ密度とし
て算出し、それに基づき目標重量に必要な追加の採取体
積を算出する工程(b工程)、 c)全採取量が目標重量を越えない範囲内で、b工程で
算出した追加の採取体積分の一部を再び採取してa工程
採取分に添加し、添加後の全重量を測定し、該重量と見
かけ密度から目標重量に必要な追加の採取体積を再び算
出する工程(c工程)、並びに、 d)c工程で算出した追加の採取体積分を再び液体から
採取してc工程までの採取分に添加する工程(d工程)
の4工程により、又は要すればc工程を複数回繰り返す
工程を加えた一連の工程により目標重量の液体を秤量す
ることを特徴とする自動秤量方法に関する。
題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成す
るに至った。即ち、本発明の要旨は、 (1)任意の体積を採取しうる採取手段により目標重量
の液体を秤量するに際し、 a)目標重量を越えない範囲内で液体から一定体積を予
め採取し、採取した液体の重量を測定する工程(a工
程)、 b)採取した液体の体積と重量の関係を見かけ密度とし
て算出し、それに基づき目標重量に必要な追加の採取体
積を算出する工程(b工程)、並びに、 d)算出した追加の採取体積分を再び液体から採取して
a工程採取分に添加する工程(d工程)の3工程により
目標重量の液体を秤量することを特徴とする自動秤量方
法、 (2)任意の体積を採取しうる採取手段により目標重量
の液体を秤量するに際し、 a)目標重量を越えない範囲内で液体から一定体積を予
め採取し、採取した液体の重量を測定する工程(a工
程)、 b)採取した液体の体積と重量の関係を見かけ密度とし
て算出し、それに基づき目標重量に必要な追加の採取体
積を算出する工程(b工程)、 c)全採取量が目標重量を越えない範囲内で、b工程で
算出した追加の採取体積分の一部を再び採取してa工程
採取分に添加し、添加後の全重量を測定し、該重量と見
かけ密度から目標重量に必要な追加の採取体積を再び算
出する工程(c工程)、並びに、 d)c工程で算出した追加の採取体積分を再び液体から
採取してc工程までの採取分に添加する工程(d工程)
の4工程により、又は要すればc工程を複数回繰り返す
工程を加えた一連の工程により目標重量の液体を秤量す
ることを特徴とする自動秤量方法に関する。
【0006】本発明の自動秤量方法は、後述のような手
順により合計2回または3回以上の採取操作により所定
の目標重量の液体を高精度に秤量するものであり、上記
の2種の態様を採ることができるが、第1の態様(上記
の(1))は操作の簡便性により優れ、第2の態様(上
記の(2))は秤量の精度により優れる。まず本発明の
自動秤量方法の第1の態様について、以下にその操作、
手順等を説明する。 1回目の操作では、試料液体の見かけ密度を1(g/
ml)と仮定し、目標重量W(g)に対し予め決定した
比率R1 (通常の液体ではR1 =0.5)により次式で
決定される体積V1 (ml)を採取する。 V1 (ml)=W×R1 採取した液体の重量を測定し、その重量W1 (g)を
求める。 試料の体積V1 (ml)と重量W1 (g)から次式に
より見かけ密度D(g/ml)を求める。 D(g/ml)=W1 /V1 求めた見かけ密度D(g/ml)等を用いて次式によ
り2回目(追加分)の採取体積V2 (ml)を決定す
る。 V2 (ml)=W/D−V1 2回目の採取操作により体積V2 (ml)を採取して
1回目の採取分に加えると、所定の目標重量の液体を秤
量することができる。
順により合計2回または3回以上の採取操作により所定
の目標重量の液体を高精度に秤量するものであり、上記
の2種の態様を採ることができるが、第1の態様(上記
の(1))は操作の簡便性により優れ、第2の態様(上
記の(2))は秤量の精度により優れる。まず本発明の
自動秤量方法の第1の態様について、以下にその操作、
手順等を説明する。 1回目の操作では、試料液体の見かけ密度を1(g/
ml)と仮定し、目標重量W(g)に対し予め決定した
比率R1 (通常の液体ではR1 =0.5)により次式で
決定される体積V1 (ml)を採取する。 V1 (ml)=W×R1 採取した液体の重量を測定し、その重量W1 (g)を
求める。 試料の体積V1 (ml)と重量W1 (g)から次式に
より見かけ密度D(g/ml)を求める。 D(g/ml)=W1 /V1 求めた見かけ密度D(g/ml)等を用いて次式によ
り2回目(追加分)の採取体積V2 (ml)を決定す
る。 V2 (ml)=W/D−V1 2回目の採取操作により体積V2 (ml)を採取して
1回目の採取分に加えると、所定の目標重量の液体を秤
量することができる。
【0007】ここで、本発明では秤量精度をより高める
ために上記のにおいて採取量の比率R1 を試料の密度
の大小により変化させてもよい。例えば密度が1より大
きいことがわかっている場合は、比率R1 を0.5より
小さくし、密度が1より小さいことがわかっている場合
は、比率R1 を0.5より大きくして、第1回目の採取
量を目標量の約半分に調整するのが好ましい。そうすれ
ば、第1回目と第2回目の採取量がほぼ同量となり、全
採取量の精度が高くなる。この方法により任意の密度の
液体試料をより精度よく秤量することができる。
ために上記のにおいて採取量の比率R1 を試料の密度
の大小により変化させてもよい。例えば密度が1より大
きいことがわかっている場合は、比率R1 を0.5より
小さくし、密度が1より小さいことがわかっている場合
は、比率R1 を0.5より大きくして、第1回目の採取
量を目標量の約半分に調整するのが好ましい。そうすれ
ば、第1回目と第2回目の採取量がほぼ同量となり、全
採取量の精度が高くなる。この方法により任意の密度の
液体試料をより精度よく秤量することができる。
【0008】本発明の自動秤量方法では、以上の手順に
より任意の重量の液体の採取が、2回の採取操作で迅速
かつ精度よく行なえる。即ち、従来のように液体を秤量
しながら滴下する方法では、秤量精度を高めようとする
と頻繁に天秤をモニターする必要があり、操作時間が長
くなるのに対し、本発明ではこの様な煩雑な操作が不要
となる。また、この様な従来法では滴下停止後にビュレ
ット内に残った試料を廃棄等する必要があるが、本発明
の方法では、そのような必要がないという長所を有す
る。
より任意の重量の液体の採取が、2回の採取操作で迅速
かつ精度よく行なえる。即ち、従来のように液体を秤量
しながら滴下する方法では、秤量精度を高めようとする
と頻繁に天秤をモニターする必要があり、操作時間が長
くなるのに対し、本発明ではこの様な煩雑な操作が不要
となる。また、この様な従来法では滴下停止後にビュレ
ット内に残った試料を廃棄等する必要があるが、本発明
の方法では、そのような必要がないという長所を有す
る。
【0009】一方、本発明では第1回採取分の重量を測
定して体積と重量の関係を「見かけ密度」として算出す
ることにより、秤量精度において以下の長所を有する。
即ち、試料液体の密度が既知であっても、周囲温度によ
り密度に多少の変化が生じ、また蒸気圧が比較的高い液
体や気泡の発生し易い液体(溶存ガスによるもの)では
気体混入により、粘性液体では液残留により、精度よく
液体採取が行えず、既知の密度をそのまま試料採取体積
に適用することができない。しかし、「見かけ密度」と
して採取体積と重量の関係を算出することにより、この
ような誤差がこの関係中(見かけ密度値)に取り込まれ
るため、誤差が採取体積に比例関係で生じる限りにおい
てその発生を防止することができる。
定して体積と重量の関係を「見かけ密度」として算出す
ることにより、秤量精度において以下の長所を有する。
即ち、試料液体の密度が既知であっても、周囲温度によ
り密度に多少の変化が生じ、また蒸気圧が比較的高い液
体や気泡の発生し易い液体(溶存ガスによるもの)では
気体混入により、粘性液体では液残留により、精度よく
液体採取が行えず、既知の密度をそのまま試料採取体積
に適用することができない。しかし、「見かけ密度」と
して採取体積と重量の関係を算出することにより、この
ような誤差がこの関係中(見かけ密度値)に取り込まれ
るため、誤差が採取体積に比例関係で生じる限りにおい
てその発生を防止することができる。
【0010】次に、本発明の自動秤量方法の第2の態様
について、その操作、手順等を説明する。前記の第1の
態様の説明中、2回目(追加分)の採取体積V2 の決定
までは(前記の〜)、第1の態様と同様に行う。 全採取量が目標重量を越えない範囲内で、V2 (m
l)の一部(通常50%〜99%)にあたる体積V
3 (ml)を次式より計算し、その体積分を採取して第
1回採取分に添加する。 V3 (ml)=R2 V2 (ml) (R2 =0.5〜
0.99) 添加後の液体の全重量を測定し、その重量をW
2 (g)とする。 前記で求めた見かけ密度D(g/ml)等を用いて
次式により3回目(追加分)の採取体積V4 (ml)を
決定する。 V4 (ml)=(W−W2 )/D 3回目の採取操作により体積V4 (ml)を採取して
の採取分に加えると、所定の目標重量の流体を秤量す
ることができる。以上の操作のうち、〜の操作は必
要に応じて複数回繰り返してもよい。
について、その操作、手順等を説明する。前記の第1の
態様の説明中、2回目(追加分)の採取体積V2 の決定
までは(前記の〜)、第1の態様と同様に行う。 全採取量が目標重量を越えない範囲内で、V2 (m
l)の一部(通常50%〜99%)にあたる体積V
3 (ml)を次式より計算し、その体積分を採取して第
1回採取分に添加する。 V3 (ml)=R2 V2 (ml) (R2 =0.5〜
0.99) 添加後の液体の全重量を測定し、その重量をW
2 (g)とする。 前記で求めた見かけ密度D(g/ml)等を用いて
次式により3回目(追加分)の採取体積V4 (ml)を
決定する。 V4 (ml)=(W−W2 )/D 3回目の採取操作により体積V4 (ml)を採取して
の採取分に加えると、所定の目標重量の流体を秤量す
ることができる。以上の操作のうち、〜の操作は必
要に応じて複数回繰り返してもよい。
【0011】ここで、R2 は液体の密度等を考慮して
0.5〜0.99の範囲内で適宜選択するのが好ましい
が、秤量の精度をより高めるためには0.85〜0.9
5の範囲内とするのがより好ましい。以上の〜まで
の操作により、本発明の自動秤量方法の第2の態様を実
施することができるが、第2の態様では最終添加の量が
第1の態様より少量となるため、全体としての誤差が小
さくなり、その結果、秤量の精度が第1の態様より優れ
たものとなる。
0.5〜0.99の範囲内で適宜選択するのが好ましい
が、秤量の精度をより高めるためには0.85〜0.9
5の範囲内とするのがより好ましい。以上の〜まで
の操作により、本発明の自動秤量方法の第2の態様を実
施することができるが、第2の態様では最終添加の量が
第1の態様より少量となるため、全体としての誤差が小
さくなり、その結果、秤量の精度が第1の態様より優れ
たものとなる。
【0012】本発明の自動秤量方法を実施するにあたっ
ては、手動で行うこともできるが、例えば所定体積が採
取可能な自動ビュレット、測定値が出力可能な電子天
秤、並びに測定値のオンライン入力、計算および自動ビ
ュレットの制御が可能なコンピューター等を用いて自動
で行なうことも可能である。この場合、本発明における
一連の操作等をプログラム化等すればよい。
ては、手動で行うこともできるが、例えば所定体積が採
取可能な自動ビュレット、測定値が出力可能な電子天
秤、並びに測定値のオンライン入力、計算および自動ビ
ュレットの制御が可能なコンピューター等を用いて自動
で行なうことも可能である。この場合、本発明における
一連の操作等をプログラム化等すればよい。
【0013】本発明の自動秤量方法は、例えば溶液の希
釈、溶液の調製、溶液の混合、反応原料の秤量、分析対
象の秤量等に使用できる。特に本発明の自動秤量方法
は、コンピューターの制御による自動分析装置において
所定重量を正確に採取・秤量する操作を含む場合に有効
である。
釈、溶液の調製、溶液の混合、反応原料の秤量、分析対
象の秤量等に使用できる。特に本発明の自動秤量方法
は、コンピューターの制御による自動分析装置において
所定重量を正確に採取・秤量する操作を含む場合に有効
である。
【0014】
【実施例】以下、実施例、比較例を挙げて本発明を具体
的に説明するが、本発明はこれらの実施例により何ら限
定されるものではない。
的に説明するが、本発明はこれらの実施例により何ら限
定されるものではない。
【0015】実施例1 本発明の秤量には、所定体積が採取可能な自動ビュレッ
ト(京都電子工業(株)製、APB−118)、測定値
が出力可能な電子天秤(ザルトリウス社製、A200
S)、並びに測定値のオンライン入力、計算および自動
ビュレットの制御が可能なコンピューター(日本電気
(株)製)を用いた。採取の対象となる試料液体とし
て、水、10重量%グリセリン水溶液、70重量%グリ
セリン水溶液、80重量%グリセリン水溶液及び90重
量%グリセリン水溶液を用いた(密度は1.0g/ml
〜1.23g/ml)。
ト(京都電子工業(株)製、APB−118)、測定値
が出力可能な電子天秤(ザルトリウス社製、A200
S)、並びに測定値のオンライン入力、計算および自動
ビュレットの制御が可能なコンピューター(日本電気
(株)製)を用いた。採取の対象となる試料液体とし
て、水、10重量%グリセリン水溶液、70重量%グリ
セリン水溶液、80重量%グリセリン水溶液及び90重
量%グリセリン水溶液を用いた(密度は1.0g/ml
〜1.23g/ml)。
【0016】目標採取量は、0.50g,1.00g,
2.00g,3.00g,4.00g,5.00gの6
種とした。以上により行った本発明の秤量について、試
料液体が水であり、目標採取量が5.00gの場合につ
いて説明する。 1)予め入力された目標重量=5.00g、及び予め決
定した比率R1 =0.5からコンピューターが採取体積
=2.50mlを算出し、制御信号により自動ビュレッ
トが、その体積を吸引吐出して1回目の採取を行った。 2)採取した液体を電子天秤で秤量したところ2.42
25gであった。 3)このデータがコンピューターに送られ、その重量と
試料の体積2.50mlから見かけ密度が0.969
(g/ml)であると計算された。 4)更にコンピューターは、求めた見かけ密度と1回目
の採取体積および目標採取量から次式により2回目の採
取体積V2 (ml)を算出した。 V2 (ml)=5.00/0.969−2.50=2.
66 5)自動ビュレットによる2回目の操作で、算出した体
積2.66mlを採取して1回目に採取したものに加え
た。それを秤量すると5.0072gであり、目標重量
の液体試料を高精度で採取することができた。他の試料
液体を用いた場合も前記と同様の自動秤量方法により、
それぞれ各目標採取量となるように採取を行った。得ら
れた結果について表1に示した。
2.00g,3.00g,4.00g,5.00gの6
種とした。以上により行った本発明の秤量について、試
料液体が水であり、目標採取量が5.00gの場合につ
いて説明する。 1)予め入力された目標重量=5.00g、及び予め決
定した比率R1 =0.5からコンピューターが採取体積
=2.50mlを算出し、制御信号により自動ビュレッ
トが、その体積を吸引吐出して1回目の採取を行った。 2)採取した液体を電子天秤で秤量したところ2.42
25gであった。 3)このデータがコンピューターに送られ、その重量と
試料の体積2.50mlから見かけ密度が0.969
(g/ml)であると計算された。 4)更にコンピューターは、求めた見かけ密度と1回目
の採取体積および目標採取量から次式により2回目の採
取体積V2 (ml)を算出した。 V2 (ml)=5.00/0.969−2.50=2.
66 5)自動ビュレットによる2回目の操作で、算出した体
積2.66mlを採取して1回目に採取したものに加え
た。それを秤量すると5.0072gであり、目標重量
の液体試料を高精度で採取することができた。他の試料
液体を用いた場合も前記と同様の自動秤量方法により、
それぞれ各目標採取量となるように採取を行った。得ら
れた結果について表1に示した。
【0017】
【表1】
【0018】実施例2 目標採取量を5.00g、試料液体としてエタノールお
よび四塩化炭素を用いる以外は、実施例1と同様にして
採取を行った。得られた結果について、採取量から求め
た採取率、試料の密度、粘度とともに表2に示した。
よび四塩化炭素を用いる以外は、実施例1と同様にして
採取を行った。得られた結果について、採取量から求め
た採取率、試料の密度、粘度とともに表2に示した。
【0019】比較例1 試料液体として、エタノール、四塩化炭素、水、10重
量%グリセリン水溶液、70重量%グリセリン水溶液、
80重量%グリセリン水溶液、および90重量%グリセ
リン水溶液を用い、目標採取量5.00gに対し表2記
載の密度により計算した採取体積量(ml)を自動ビュ
レットより採取した。これを電子天秤で秤量し、その結
果を実施例1,2の結果とともに表2に示した。
量%グリセリン水溶液、70重量%グリセリン水溶液、
80重量%グリセリン水溶液、および90重量%グリセ
リン水溶液を用い、目標採取量5.00gに対し表2記
載の密度により計算した採取体積量(ml)を自動ビュ
レットより採取した。これを電子天秤で秤量し、その結
果を実施例1,2の結果とともに表2に示した。
【0020】
【表2】
【0021】以上の結果が示すように、本発明の自動秤
量方法によると目標採取量に対して精度良く秤量するこ
とができ、特に目標採取量が3.00g以上の場合のよ
うに大きいときには、誤差範囲が2%以内という高精度
であった。これに対して比較例の方法のように一定条件
下で液体の密度を基に採取体積量を決定した場合、採取
液体の温度や溶存ガス量の変化、更には液残留等による
みかけ密度の変化に対応出来ず、理想状態下のものだけ
にしか適用することができなかった。
量方法によると目標採取量に対して精度良く秤量するこ
とができ、特に目標採取量が3.00g以上の場合のよ
うに大きいときには、誤差範囲が2%以内という高精度
であった。これに対して比較例の方法のように一定条件
下で液体の密度を基に採取体積量を決定した場合、採取
液体の温度や溶存ガス量の変化、更には液残留等による
みかけ密度の変化に対応出来ず、理想状態下のものだけ
にしか適用することができなかった。
【0022】
【発明の効果】本発明の自動秤量方法により、任意の目
標重量の液体を簡易な操作により高精度かつ迅速に秤量
することができる。このような操作の簡易化により、秤
量システムの低コスト化、省スペース化が可能となり、
秤量が高精度かつ迅速であることとあわせて、秤量操作
を必要とする各種自動分析装置等に好適に採用すること
ができる。
標重量の液体を簡易な操作により高精度かつ迅速に秤量
することができる。このような操作の簡易化により、秤
量システムの低コスト化、省スペース化が可能となり、
秤量が高精度かつ迅速であることとあわせて、秤量操作
を必要とする各種自動分析装置等に好適に採用すること
ができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 拔井 正三 和歌山県和歌山市栄谷423−34 (72)発明者 鈴木 雄二 埼玉県草加市栄町3−4−24 ライオンズ プラザ松原団地304号室
Claims (2)
- 【請求項1】 任意の体積を採取しうる採取手段により
目標重量の液体を秤量するに際し、 a)目標重量を越えない範囲内で液体から一定体積を予
め採取し、採取した液体の重量を測定する工程(a工
程)、 b)採取した液体の体積と重量の関係を見かけ密度とし
て算出し、それに基づき目標重量に必要な追加の採取体
積を算出する工程(b工程)、並びに、 d)算出した追加の採取体積分を再び液体から採取して
a工程採取分に添加する工程(d工程)の3工程により
目標重量の液体を秤量することを特徴とする自動秤量方
法。 - 【請求項2】 任意の体積を採取しうる採取手段により
目標重量の液体を秤量するに際し、 a)目標重量を越えない範囲内で液体から一定体積を予
め採取し、採取した液体の重量を測定する工程(a工
程)、 b)採取した液体の体積と重量の関係を見かけ密度とし
て算出し、それに基づき目標重量に必要な追加の採取体
積を算出する工程(b工程)、 c)全採取量が目標重量を越えない範囲内で、b工程で
算出した追加の採取体積分の一部を再び採取してa工程
採取分に添加し、添加後の全重量を測定し、該重量と見
かけ密度から目標重量に必要な追加の採取体積を再び算
出する工程(c工程)、並びに、 d)c工程で算出した追加の採取体積分を再び液体から
採取してc工程までの採取分に添加する工程(d工程)
の4工程により、又は要すればc工程を複数回繰り返す
工程を加えた一連の工程により目標重量の液体を秤量す
ることを特徴とする自動秤量方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26312292A JPH0688832A (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | 自動秤量方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26312292A JPH0688832A (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | 自動秤量方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0688832A true JPH0688832A (ja) | 1994-03-29 |
Family
ID=17385133
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26312292A Pending JPH0688832A (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | 自動秤量方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0688832A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007101366A (ja) * | 2005-10-04 | 2007-04-19 | Moritex Corp | 液体自動注入装置及び液体自動注入装置における液体自動注入方法 |
| CN111693397A (zh) * | 2020-05-25 | 2020-09-22 | 广东省测试分析研究所(中国广州分析测试中心) | 一种新型自动定容装置及自动定容方法 |
| CN116105837A (zh) * | 2023-02-20 | 2023-05-12 | 上海捷氢科技股份有限公司 | 一种催化剂粉末的添加方法、装置、存储介质及设备 |
-
1992
- 1992-09-04 JP JP26312292A patent/JPH0688832A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007101366A (ja) * | 2005-10-04 | 2007-04-19 | Moritex Corp | 液体自動注入装置及び液体自動注入装置における液体自動注入方法 |
| CN111693397A (zh) * | 2020-05-25 | 2020-09-22 | 广东省测试分析研究所(中国广州分析测试中心) | 一种新型自动定容装置及自动定容方法 |
| CN116105837A (zh) * | 2023-02-20 | 2023-05-12 | 上海捷氢科技股份有限公司 | 一种催化剂粉末的添加方法、装置、存储介质及设备 |
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