JPH0689773A - シリーズギャップ付き点火装置 - Google Patents
シリーズギャップ付き点火装置Info
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- JPH0689773A JPH0689773A JP24049392A JP24049392A JPH0689773A JP H0689773 A JPH0689773 A JP H0689773A JP 24049392 A JP24049392 A JP 24049392A JP 24049392 A JP24049392 A JP 24049392A JP H0689773 A JPH0689773 A JP H0689773A
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- discharge tube
- casing
- series gap
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 長期間の使用によってもケーシング外面のコ
ロナ劣下の影響がでず点火のくすぶりに対する効果の低
減しないシリーズギャップ付き点火装置の提供を目的と
する。 【構成】 絶縁性の剛性部材からなる筒状ケーシング5
内部にシリーズギャップを形成する放電管10を配置す
る。該放電管を介して高圧ケーブル3からの高電圧を点
火プラグに供給する。放電管10が位置するところに該
当するケーシング5の外面に一周にわたった所定幅でか
つ深さがケーシング5の厚さの半分程度の凹溝を設け
て、該凹溝にシリコンゴム16を嵌合させる。
ロナ劣下の影響がでず点火のくすぶりに対する効果の低
減しないシリーズギャップ付き点火装置の提供を目的と
する。 【構成】 絶縁性の剛性部材からなる筒状ケーシング5
内部にシリーズギャップを形成する放電管10を配置す
る。該放電管を介して高圧ケーブル3からの高電圧を点
火プラグに供給する。放電管10が位置するところに該
当するケーシング5の外面に一周にわたった所定幅でか
つ深さがケーシング5の厚さの半分程度の凹溝を設け
て、該凹溝にシリコンゴム16を嵌合させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車エンジン等の点
火装置に使用するシリーズギャップ付き点火装置に関す
る。
火装置に使用するシリーズギャップ付き点火装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車エンジン等における点火装置は点
火プラグに高電圧を印加して火花を発生させるようにな
っているが、点火プラグのくすぶりによる、失火を防止
するために、点火プラグと直列に放電間隙を設けた所謂
シリーズギャップ付き点火装置が提案されている。
火プラグに高電圧を印加して火花を発生させるようにな
っているが、点火プラグのくすぶりによる、失火を防止
するために、点火プラグと直列に放電間隙を設けた所謂
シリーズギャップ付き点火装置が提案されている。
【0003】例えば、特願平2−325388号に示さ
れるシリーズギャップ付き点火装置は、図11に示すよ
うに、不飽和ポリエステル樹脂またはPBT等から形成
された筒状のケーシング5を有しており、該ケーシング
5の先端内部に点火プラグに対する接続端子2が設けら
れていて、該接続端子2の後端部には放電管10の放電
電極端子7′を嵌合するための雌端子2′が配置されて
いる。また、該放電管10の他方の放電電極端子8′に
は両端雌型の中間接続端子11を介して抵抗体12が接
続されており、該抵抗体12の後端には高圧ケーブル3
の端部に結合されたケーブル端子4が嵌合接続されて構
成されている。
れるシリーズギャップ付き点火装置は、図11に示すよ
うに、不飽和ポリエステル樹脂またはPBT等から形成
された筒状のケーシング5を有しており、該ケーシング
5の先端内部に点火プラグに対する接続端子2が設けら
れていて、該接続端子2の後端部には放電管10の放電
電極端子7′を嵌合するための雌端子2′が配置されて
いる。また、該放電管10の他方の放電電極端子8′に
は両端雌型の中間接続端子11を介して抵抗体12が接
続されており、該抵抗体12の後端には高圧ケーブル3
の端部に結合されたケーブル端子4が嵌合接続されて構
成されている。
【0004】また、接続端子2、放電管10、中間接続
端子11、及び抵抗体12などは接着性シリコンゴムで
モールド形成された被覆層13によって覆われており、
導電部分が絶縁されている。なお、高圧ケーブル3の端
子4をケーシング5の軸位置に保つために位置決めクラ
ンプ14が取り付けられていて、被覆層13の外面側と
ケーシング5内面側との間に空気間隙15が形成されて
いる。
端子11、及び抵抗体12などは接着性シリコンゴムで
モールド形成された被覆層13によって覆われており、
導電部分が絶縁されている。なお、高圧ケーブル3の端
子4をケーシング5の軸位置に保つために位置決めクラ
ンプ14が取り付けられていて、被覆層13の外面側と
ケーシング5内面側との間に空気間隙15が形成されて
いる。
【0005】このシリーズギャップ付き点火装置は、上
述の点火時のくすぶりの発生を防ぐのみならず、放電管
10等のまわりが被覆層13によって覆われているの
で、放電管10まわりでの沿面放電が発生することがな
く、かつ繰り返し熱衝撃や外力等による機能の劣下が起
こりにくいため、信頼性が高いという特徴を備えてい
る。
述の点火時のくすぶりの発生を防ぐのみならず、放電管
10等のまわりが被覆層13によって覆われているの
で、放電管10まわりでの沿面放電が発生することがな
く、かつ繰り返し熱衝撃や外力等による機能の劣下が起
こりにくいため、信頼性が高いという特徴を備えてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たシリーズギャップ付き点火装置でも長期間の使用によ
り、ケーシング外面のコロナ放電によるコロナ劣下によ
って、外面の絶縁抵抗の低下や表面撥水性の劣下が起こ
り、放電管の陰極と陽極との間の静電容量が初期の設定
値より増加してプラグ電位が上昇し、点火のくすぶりに
対する効果を低減させる恐れがある。
たシリーズギャップ付き点火装置でも長期間の使用によ
り、ケーシング外面のコロナ放電によるコロナ劣下によ
って、外面の絶縁抵抗の低下や表面撥水性の劣下が起こ
り、放電管の陰極と陽極との間の静電容量が初期の設定
値より増加してプラグ電位が上昇し、点火のくすぶりに
対する効果を低減させる恐れがある。
【0007】本発明は、長期間の使用によってもケーシ
ング外面のコロナ劣下の影響がでず点火のくすぶりに対
する効果の低減しないシリーズギャップ付き点火装置の
提供を目的としている。
ング外面のコロナ劣下の影響がでず点火のくすぶりに対
する効果の低減しないシリーズギャップ付き点火装置の
提供を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、絶縁性の剛性
部材からなる筒状ケーシング内部にシリーズギャップを
形成する放電管が配置され、該放電管を介して高圧ケー
ブルからの高電圧を点火プラグに供給するシリーズギャ
ップ付き点火装置において、前記放電管の両電極が位置
する幅内の前記ケーシングの外面部分に一周にわたって
凹溝を設け、かつ該凹溝全体にシリコンゴムを嵌合させ
たことを特徴としている。
部材からなる筒状ケーシング内部にシリーズギャップを
形成する放電管が配置され、該放電管を介して高圧ケー
ブルからの高電圧を点火プラグに供給するシリーズギャ
ップ付き点火装置において、前記放電管の両電極が位置
する幅内の前記ケーシングの外面部分に一周にわたって
凹溝を設け、かつ該凹溝全体にシリコンゴムを嵌合させ
たことを特徴としている。
【0009】また、本発明に係るシリーズギャップ付き
点火装置は、前記凹溝の幅を少なくとも 0.5mm以上と
したことを特徴としている。
点火装置は、前記凹溝の幅を少なくとも 0.5mm以上と
したことを特徴としている。
【0010】また、本発明は、絶縁性の剛性部材からな
る筒状ケーシング内部にシリーズギャップを形成する放
電管が配置され、該放電管を介して高圧ケーブルからの
高電圧を点火プラグに供給するシリーズギャップ付き点
火装置において、前記ケーシングの一端から前記放電管
の該一端に近い電極の位置するところを越えた所まで、
前記ケーシングの外面をシリコンゴムで被ったことを特
徴としている。
る筒状ケーシング内部にシリーズギャップを形成する放
電管が配置され、該放電管を介して高圧ケーブルからの
高電圧を点火プラグに供給するシリーズギャップ付き点
火装置において、前記ケーシングの一端から前記放電管
の該一端に近い電極の位置するところを越えた所まで、
前記ケーシングの外面をシリコンゴムで被ったことを特
徴としている。
【0011】また更に、本発明に係るシリーズギャップ
付き点火装置は、前記電極の位置するところを越えた部
分を少なくとも1mm以上としたことを特徴としてい
る。
付き点火装置は、前記電極の位置するところを越えた部
分を少なくとも1mm以上としたことを特徴としてい
る。
【0012】
【作用】上述構成によるシリーズギャップ付き点火装置
を長年使用すると、放電管の両電極の周囲のケーシング
外表面がコロナ放電によってコロナ劣下をして、表面の
絶縁抵抗が低下する。ところが、放電管の両電極が位置
する幅内に前記ケーシングの外面部分一周にわたって凹
溝を設け、かつ該凹溝全体に長期にわたって絶縁性能の
劣下しないシリコンゴムを嵌合させているので、ケーシ
ング外面の絶縁抵抗が低下しても、ケーシング外面を介
した放電管の両電極間の静電容量は該シリコンゴムが直
列に入るために初期の状態と変わらず、放電管の両電極
間全体の静電容量は増加しない。このため、本発明に係
るシリーズギャップ付き点火装置は長期にわたる使用に
よっても点火のくすぶりを発生させない。
を長年使用すると、放電管の両電極の周囲のケーシング
外表面がコロナ放電によってコロナ劣下をして、表面の
絶縁抵抗が低下する。ところが、放電管の両電極が位置
する幅内に前記ケーシングの外面部分一周にわたって凹
溝を設け、かつ該凹溝全体に長期にわたって絶縁性能の
劣下しないシリコンゴムを嵌合させているので、ケーシ
ング外面の絶縁抵抗が低下しても、ケーシング外面を介
した放電管の両電極間の静電容量は該シリコンゴムが直
列に入るために初期の状態と変わらず、放電管の両電極
間全体の静電容量は増加しない。このため、本発明に係
るシリーズギャップ付き点火装置は長期にわたる使用に
よっても点火のくすぶりを発生させない。
【0013】また、ケーシングの外面を、前記ケーシン
グの一端から前記放電管の該一端から近い電極の位置す
るところを越えた位置までシリコンゴムで被ったもの
は、放電管の両電極の周囲のケーシング外表面にコロナ
放電が起こりにくく、かつシリコンゴムの撥水性が水分
の付着を妨げ電気導通路を形成しにくいので、上記同様
に両電極間の静電容量の増加を妨げ、点火のくすぶりを
発生させない。
グの一端から前記放電管の該一端から近い電極の位置す
るところを越えた位置までシリコンゴムで被ったもの
は、放電管の両電極の周囲のケーシング外表面にコロナ
放電が起こりにくく、かつシリコンゴムの撥水性が水分
の付着を妨げ電気導通路を形成しにくいので、上記同様
に両電極間の静電容量の増加を妨げ、点火のくすぶりを
発生させない。
【0014】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の実施例について
説明する。なお、従来の技術のところで説明したものと
同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
説明する。なお、従来の技術のところで説明したものと
同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0015】図1には、本発明の第1の実施例が示され
ている。図に示すように、本実施例に係るシリーズギャ
ップ付き点火装置1は、従来の技術のところで示したシ
リーズギャップ付き点火装置と略同一であって、異なる
ところは放電管10が位置するところに該当するケーシ
ング5の外面に一周にわたった所定幅でかつ深さがケー
シング5の厚さの半分程度の凹溝を設けて、該凹溝にシ
リコンゴム16を嵌合させたところにある。
ている。図に示すように、本実施例に係るシリーズギャ
ップ付き点火装置1は、従来の技術のところで示したシ
リーズギャップ付き点火装置と略同一であって、異なる
ところは放電管10が位置するところに該当するケーシ
ング5の外面に一周にわたった所定幅でかつ深さがケー
シング5の厚さの半分程度の凹溝を設けて、該凹溝にシ
リコンゴム16を嵌合させたところにある。
【0016】図11で示した従来のシリーズギャップ付
き点火装置の新品状態における放電管10の両電極間
(陰陽両電極間)の静電容量C1 は、図6に示すよう
に、放電管10の静電容量CH と放電間10外部の回り
込みの静電容量CA の合計、すなわち、 C1 =CH +CA ・・・・、 となる。
き点火装置の新品状態における放電管10の両電極間
(陰陽両電極間)の静電容量C1 は、図6に示すよう
に、放電管10の静電容量CH と放電間10外部の回り
込みの静電容量CA の合計、すなわち、 C1 =CH +CA ・・・・、 となる。
【0017】次に、このシリーズギャップ付き点火装置
を長期間使用して、放電管10が位置するところのケー
シング5外面にコロナ劣下による導電性部位ができて電
気導通路となり、あるいは表面が荒れて撥水性がなくな
った場合、両電極間の静電容量C2 は、図7に示すよう
に、放電管10の静電容量CH と放電間10外部の回り
込みの静電容量CA の合計の他に、両電極と導電性部位
間との間にある二つの静電容量Cαが該導電性部位を介
して直列になった静電容量Cα/2が加わる。すなわ
ち、 C2 =CH +CA +Cα/2・・・・、 となって静電容量が増加する。
を長期間使用して、放電管10が位置するところのケー
シング5外面にコロナ劣下による導電性部位ができて電
気導通路となり、あるいは表面が荒れて撥水性がなくな
った場合、両電極間の静電容量C2 は、図7に示すよう
に、放電管10の静電容量CH と放電間10外部の回り
込みの静電容量CA の合計の他に、両電極と導電性部位
間との間にある二つの静電容量Cαが該導電性部位を介
して直列になった静電容量Cα/2が加わる。すなわ
ち、 C2 =CH +CA +Cα/2・・・・、 となって静電容量が増加する。
【0018】そこで、長期間劣下しないシリコンゴム1
6により、ケーシング5外面に発生した導電性部位を遮
断した場合の両電極間の静電容量C3 は、図8に示すよ
うに、 C3 =CH +CA +1/(2/Cα+1/Cβ)・・・
・、 となる。なお、Cβはシリコンゴム16によって遮断さ
れたケーシング5外面の導電性部位の静電容量を示す。
6により、ケーシング5外面に発生した導電性部位を遮
断した場合の両電極間の静電容量C3 は、図8に示すよ
うに、 C3 =CH +CA +1/(2/Cα+1/Cβ)・・・
・、 となる。なお、Cβはシリコンゴム16によって遮断さ
れたケーシング5外面の導電性部位の静電容量を示す。
【0019】式、を比較して、Cα/2>1/(2
/Cα+1/Cβ)は常に成り立つため、式における
静電容量は式の静電容量よりも増加が少ないことがわ
かる。また、例えばCβ→0にすると1/(2/Cα+
1/Cβ)→0となって、長期間使用により放電管10
が位置するところのケーシング5外面にコロナ劣下によ
る導電性部位ができても、放電管10の両電極間の静電
容量は初期のC1 =C H +CA が保たれることになり、
Cβが小さいほど、すなわちシリコンゴム16で遮断し
て形成した不導電部が長いほど効果の大きいことが判
る。
/Cα+1/Cβ)は常に成り立つため、式における
静電容量は式の静電容量よりも増加が少ないことがわ
かる。また、例えばCβ→0にすると1/(2/Cα+
1/Cβ)→0となって、長期間使用により放電管10
が位置するところのケーシング5外面にコロナ劣下によ
る導電性部位ができても、放電管10の両電極間の静電
容量は初期のC1 =C H +CA が保たれることになり、
Cβが小さいほど、すなわちシリコンゴム16で遮断し
て形成した不導電部が長いほど効果の大きいことが判
る。
【0020】図9には、この不導電部の長さに対する放
電管10の両電極間の静電容量およびプラグ電位の関係
が示されている。図に示すように、不導電部の長さを増
していくと最初の段階で急激に静電容量が減少し、ある
長さ以上からは変化の割合が少なくなり恰も飽和したよ
うになる。このことは、上述した式からも明らかであ
る。また、プラグ電位についても同様な結果となり、急
激な変化の分岐点は不導電部の長さが約0.5mmのとこ
ろとなる。
電管10の両電極間の静電容量およびプラグ電位の関係
が示されている。図に示すように、不導電部の長さを増
していくと最初の段階で急激に静電容量が減少し、ある
長さ以上からは変化の割合が少なくなり恰も飽和したよ
うになる。このことは、上述した式からも明らかであ
る。また、プラグ電位についても同様な結果となり、急
激な変化の分岐点は不導電部の長さが約0.5mmのとこ
ろとなる。
【0021】プラグ電位と異常火花発生確率との関係
は、プラグ電位を上昇させていくと、ある電位までは異
常火花の発生確率は零であるが、プラグ電位をその電位
以上に上昇させるに従い異常火花の発生確率が上昇して
いき、アイドリング不調およびドライビリティが悪くな
る。実験的には、異常火花の発生確率が零である最高電
位は1.3kV程度であることが判明している。したがっ
て、プラグ電位を1.3kV以下にする必要があり、これ
を図9のグラフに適用すると、急激な変化の分岐点に相
当する。このため、ケーシング5外面の不導通部の長さ
は0.5mm以上とする必要がある。
は、プラグ電位を上昇させていくと、ある電位までは異
常火花の発生確率は零であるが、プラグ電位をその電位
以上に上昇させるに従い異常火花の発生確率が上昇して
いき、アイドリング不調およびドライビリティが悪くな
る。実験的には、異常火花の発生確率が零である最高電
位は1.3kV程度であることが判明している。したがっ
て、プラグ電位を1.3kV以下にする必要があり、これ
を図9のグラフに適用すると、急激な変化の分岐点に相
当する。このため、ケーシング5外面の不導通部の長さ
は0.5mm以上とする必要がある。
【0022】続いて、本発明の第2〜第5の実施例につ
いて説明する。なお、従来の技術の項または第1の実施
例で説明したものと同じ部分には同符号を付し説明は省
略する。
いて説明する。なお、従来の技術の項または第1の実施
例で説明したものと同じ部分には同符号を付し説明は省
略する。
【0023】図2には、第2の実施例が示されている。
図に示すように、放電管10の両電極(陰陽電極)が位
置する幅内のケーシング5の外面部分に一周にわたって
断面略半円形の凹溝を設け、かつ該凹溝にシリコンゴム
からなるOリング17を嵌合させたものである。これに
より、実施例1の場合と同様にコロナ劣下で出来た導電
性部位を遮断する効果が得られ、かつ作業性を向上させ
ることができる。
図に示すように、放電管10の両電極(陰陽電極)が位
置する幅内のケーシング5の外面部分に一周にわたって
断面略半円形の凹溝を設け、かつ該凹溝にシリコンゴム
からなるOリング17を嵌合させたものである。これに
より、実施例1の場合と同様にコロナ劣下で出来た導電
性部位を遮断する効果が得られ、かつ作業性を向上させ
ることができる。
【0024】図3には、第3の実施例が示されており、
放電管10の両電極(陰陽電極)が位置する所のケーシ
ング5の外面部分に一周にわたってそれぞれ断面略半円
形の凹溝を設け、かつ該凹溝にそれぞれシリコンゴムか
らなるOリング17を嵌合させたものであり、第2の実
施例と同様の効果が得られる。
放電管10の両電極(陰陽電極)が位置する所のケーシ
ング5の外面部分に一周にわたってそれぞれ断面略半円
形の凹溝を設け、かつ該凹溝にそれぞれシリコンゴムか
らなるOリング17を嵌合させたものであり、第2の実
施例と同様の効果が得られる。
【0025】図4には、第4の実施例が示されている。
図に示すように、放電管10の下側の電極位置より上側
に5mm以上、ケーシング5の外面をシリコンゴムから
なる下側キャップ18で覆っている。これにより、ケー
シング5の表面のコロナ劣下を防止できるとともに、撥
水性を維持することができるので水分の付着による電気
導通路の形成を防止でき、かつ作業性を向上することが
できる。
図に示すように、放電管10の下側の電極位置より上側
に5mm以上、ケーシング5の外面をシリコンゴムから
なる下側キャップ18で覆っている。これにより、ケー
シング5の表面のコロナ劣下を防止できるとともに、撥
水性を維持することができるので水分の付着による電気
導通路の形成を防止でき、かつ作業性を向上することが
できる。
【0026】図5には、第5の実施例が示されている。
図に示すように、放電管10の上側の電極位置より下側
に5mm以上、ケーシング5の外面をシリコンゴムから
なる上側キャップ19で覆っている。これにより、ケー
シング5の表面のコロナ劣下を防止でき撥水性を維持す
ることができるとともに作業性を向上することができ
る。
図に示すように、放電管10の上側の電極位置より下側
に5mm以上、ケーシング5の外面をシリコンゴムから
なる上側キャップ19で覆っている。これにより、ケー
シング5の表面のコロナ劣下を防止でき撥水性を維持す
ることができるとともに作業性を向上することができ
る。
【0027】図10には、図4および図5に示した下側
キャップ18と上側キャップ19がケーシング5の表面
を覆う位置とプラグ電位との関係が示されており、図か
ら明らかなように、どちらの場合でもプラグ電位を1.
3kV以内に納めるためには、下側キャップ18、上側
キャップ19を放電管10の電極位置より1mm以上覆
う必要がある。
キャップ18と上側キャップ19がケーシング5の表面
を覆う位置とプラグ電位との関係が示されており、図か
ら明らかなように、どちらの場合でもプラグ電位を1.
3kV以内に納めるためには、下側キャップ18、上側
キャップ19を放電管10の電極位置より1mm以上覆
う必要がある。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
ケーシング外面のコロナ劣下により生じる導電性部位の
電気導通路をシリコンゴムで遮断しているので、放電管
の両電極間の静電容量が増加せず、長期の使用によって
も点火プラグの点火時のくすぶりの発生を起こすことが
ない。また、ケーシング外面の所定位置までシリコンゴ
ムからなる下側キャップあるいは上側キャップで覆って
いるものは、該シリコンゴムの撥水性により水の付着を
防止でき電気導通路の形成を防止することができる。
ケーシング外面のコロナ劣下により生じる導電性部位の
電気導通路をシリコンゴムで遮断しているので、放電管
の両電極間の静電容量が増加せず、長期の使用によって
も点火プラグの点火時のくすぶりの発生を起こすことが
ない。また、ケーシング外面の所定位置までシリコンゴ
ムからなる下側キャップあるいは上側キャップで覆って
いるものは、該シリコンゴムの撥水性により水の付着を
防止でき電気導通路の形成を防止することができる。
【図1】本発明の第1の実施例の断面図である。
【図2】本発明の第2の実施例の断面図である。
【図3】本発明の第3の実施例の断面図である。
【図4】本発明の第4の実施例の断面図である。
【図5】本発明の第5の実施例の断面図である。
【図6】新品状態における放電管の両電極間の静電容量
を説明する図である。
を説明する図である。
【図7】長期使用時の放電管の両電極間の静電容量を説
明する図である。
明する図である。
【図8】本実施例における放電管の両電極間の静電容量
を説明する図である。
を説明する図である。
【図9】形成された不導電部の長さと放電管の両電極間
の静電容量との関係等を説明する図である。
の静電容量との関係等を説明する図である。
【図10】ケーシングの外面を覆う上側キャップあるい
は下側キャップの先端位置とプラグ電位との関係を示す
図である。
は下側キャップの先端位置とプラグ電位との関係を示す
図である。
【図11】従来のシリーズギャップ付き点火装置の断面
図である。
図である。
1 シリーズギャップ付き点火装置 3 高圧ケーブル 5 ケーシング 10 放電管 16 シリコンゴム 17 Oリング(シリコンゴム) 18 下側キャップ(シリコンゴム) 19 上側キャップ(シリコンゴム)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 洋司 静岡県御殿場市川島田252 矢崎部品株式 会社内 (72)発明者 芦沢 敏和 静岡県御殿場市川島田252 矢崎部品株式 会社内 (72)発明者 茂木 和久 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 絶縁性の剛性部材からなる筒状ケーシン
グ内部にシリーズギャップを形成する放電管が配置さ
れ、該放電管を介して高圧ケーブルからの高電圧を点火
プラグに供給するシリーズギャップ付き点火装置におい
て、 前記放電管の両電極が位置する幅内の前記ケーシングの
外面部分に一周にわたって凹溝を設け、かつ該凹溝全体
にシリコンゴムを嵌合させたことを特徴とするシリーズ
ギャップ付き点火装置。 - 【請求項2】 前記凹溝の幅を少なくとも0.5mm以
上としたことを特徴とする請求項1記載のシリーズギャ
ップ付き点火装置。 - 【請求項3】 絶縁性の剛性部材からなる筒状ケーシン
グ内部にシリーズギャップを形成する放電管が配置さ
れ、該放電管を介して高圧ケーブルからの高電圧を点火
プラグに供給するシリーズギャップ付き点火装置におい
て、 前記ケーシングの一端から前記放電管の該一端に近い電
極の位置するところを越えた所まで、前記ケーシングの
外面をシリコンゴムで被ったことを特徴とするシリーズ
ギャップ付き点火装置。 - 【請求項4】 前記電極の位置するところを越えた部分
を少なくとも1mm以上としたことを特徴とする請求項
3記載のシリーズギャップ付き点火装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24049392A JPH0689773A (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | シリーズギャップ付き点火装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24049392A JPH0689773A (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | シリーズギャップ付き点火装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0689773A true JPH0689773A (ja) | 1994-03-29 |
Family
ID=17060338
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24049392A Pending JPH0689773A (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | シリーズギャップ付き点火装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0689773A (ja) |
-
1992
- 1992-09-09 JP JP24049392A patent/JPH0689773A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000425 |