JPH069004Y2 - シンクロールの軸受構造 - Google Patents
シンクロールの軸受構造Info
- Publication number
- JPH069004Y2 JPH069004Y2 JP19558087U JP19558087U JPH069004Y2 JP H069004 Y2 JPH069004 Y2 JP H069004Y2 JP 19558087 U JP19558087 U JP 19558087U JP 19558087 U JP19558087 U JP 19558087U JP H069004 Y2 JPH069004 Y2 JP H069004Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing member
- roll
- bearing
- support shaft
- bearing structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Coating With Molten Metal (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、溶融メッキ浴内に浸漬される例えばシンクロ
ールを回転自在に支承するための軸受構造の改良に関す
るものである。
ールを回転自在に支承するための軸受構造の改良に関す
るものである。
(従来の技術) 連続式溶融メッキラインにおいては表面を清浄活性化さ
れた鋼板はメッキ浴中に浸漬され、浴中のシンクロール
(以下単にロールと略する)により進行方向が変えられ
て、上方に引き上げられる。
れた鋼板はメッキ浴中に浸漬され、浴中のシンクロール
(以下単にロールと略する)により進行方向が変えられ
て、上方に引き上げられる。
ところで、前記ロールを回転自在に支承する軸受部は、
第2図(イ)、(ロ)に示すように、その内周面を半円
弧状とした、例えば耐熱鋼、又はステンレス鋼製の軸受
部材10をハウジング11で保持し、前記軸受部材10
の半円弧状部でロール12の両端の支軸部13を、前記
上方へ引き上げ力に抗して支承する構造と成されてい
る。
第2図(イ)、(ロ)に示すように、その内周面を半円
弧状とした、例えば耐熱鋼、又はステンレス鋼製の軸受
部材10をハウジング11で保持し、前記軸受部材10
の半円弧状部でロール12の両端の支軸部13を、前記
上方へ引き上げ力に抗して支承する構造と成されてい
る。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら第2図(イ)、(ロ)に示す従来の軸受構
造では、軸受部材10と、これに回転接触するロール1
2の支軸部13との接触面に生じる荷重が、矢印の示す
方向に集中しており、前記接触面の摩擦抵抗は、前記荷
重の集中する部分において特に大きくなる為、耐熱鋼、
又はステンレス鋼製の従来軸受部材10では、この摩擦
抵抗によって生じる摩耗の進行が著しくなり、軸受部材
10の寿命が短いという問題点があった。
造では、軸受部材10と、これに回転接触するロール1
2の支軸部13との接触面に生じる荷重が、矢印の示す
方向に集中しており、前記接触面の摩擦抵抗は、前記荷
重の集中する部分において特に大きくなる為、耐熱鋼、
又はステンレス鋼製の従来軸受部材10では、この摩擦
抵抗によって生じる摩耗の進行が著しくなり、軸受部材
10の寿命が短いという問題点があった。
また、この摩耗が第2図(ロ)に示すa寸法で20〜3
0mmまで達すると、前記接触面へ潤滑剤を供給すること
が不可能となる為ロールはその支軸部で焼き付けをおこ
し、回転不能となってしまう。
0mmまで達すると、前記接触面へ潤滑剤を供給すること
が不可能となる為ロールはその支軸部で焼き付けをおこ
し、回転不能となってしまう。
この場合、一旦操業を停止して軸受部材の交換をしなけ
ればならないのであるが、従来軸受部材は前記材質の為
摩耗による消耗が激しく、交換サイクルも早いので、結
果的には部品交換に多くの時間を費やし、稼動時間が短
くなるという問題があった。
ればならないのであるが、従来軸受部材は前記材質の為
摩耗による消耗が激しく、交換サイクルも早いので、結
果的には部品交換に多くの時間を費やし、稼動時間が短
くなるという問題があった。
本考案は以上のように、集中荷重の作用による軸受部材
の摩耗に起因して発生する様々な問題点を解決できるロ
ールの軸受構造を提供せんとするものである。
の摩耗に起因して発生する様々な問題点を解決できるロ
ールの軸受構造を提供せんとするものである。
(問題点を解決するための手段) 前述した問題点を解決するにあたって本考案ではまず、
軸受部材を優れた耐摩耗性を有する材質に変更すると共
に、これに集中して作用する荷重を分散させることとし
た。
軸受部材を優れた耐摩耗性を有する材質に変更すると共
に、これに集中して作用する荷重を分散させることとし
た。
しかし、軸受部材を耐摩耗性の優れた材質に変更するこ
とにより、これと接触するロールの両端支軸部にのみ摩
耗が集中する虞れがあるので、前記軸受部材と、ロール
の両端支軸部との直接接触を避けることにした。
とにより、これと接触するロールの両端支軸部にのみ摩
耗が集中する虞れがあるので、前記軸受部材と、ロール
の両端支軸部との直接接触を避けることにした。
すなわち本考案は、ロールの両端支軸部に、夫々外周面
を凸彎曲面状と成したセラミックス製の軸受部材を、そ
の両側面にパッキング材を介装して嵌着し、これらを抜
け止め部材を用いて位置固定すると共に、前記軸受部材
を、荷重線方向を挟む複数点に配設した。セラミックス
製の軸受部材で支承して成ることを要旨とするロールの
軸受構造である。
を凸彎曲面状と成したセラミックス製の軸受部材を、そ
の両側面にパッキング材を介装して嵌着し、これらを抜
け止め部材を用いて位置固定すると共に、前記軸受部材
を、荷重線方向を挟む複数点に配設した。セラミックス
製の軸受部材で支承して成ることを要旨とするロールの
軸受構造である。
(作用) 本考案では、ロールの両端支軸部と、これに嵌着するセ
ラミックス製軸受部材、さらにはこれらを位置固定する
抜け止め部材におけるこれらの熱膨張差による隙間の発
生及び、これに起因して生じる前記軸受部材の割れ等の
問題を、前記軸受部材の両側面にパッキング材を介装し
て解消しており、その為軸受構造を構成する軸受部材を
全てセラミックス製にすることが可能となり、しかもハ
ウジングに固定されるセラミックス製軸受部材を、荷重
作用線方向を挟む複数点に配設することにより、荷重を
分散して支承することができる為、必然的に摩擦抵抗が
小さくなり、軸受部材の磨耗による消耗期間を可及的に
伸ばすことができる。更に、ロールの両端支軸部に嵌着
したセラミックス製軸受部材は外周面が凸彎曲面状とな
っているので、フレームやロールの熱膨張等の変形によ
る歪を吸収することができ、安定したロールの回転を行
うことができる調芯作用がある。
ラミックス製軸受部材、さらにはこれらを位置固定する
抜け止め部材におけるこれらの熱膨張差による隙間の発
生及び、これに起因して生じる前記軸受部材の割れ等の
問題を、前記軸受部材の両側面にパッキング材を介装し
て解消しており、その為軸受構造を構成する軸受部材を
全てセラミックス製にすることが可能となり、しかもハ
ウジングに固定されるセラミックス製軸受部材を、荷重
作用線方向を挟む複数点に配設することにより、荷重を
分散して支承することができる為、必然的に摩擦抵抗が
小さくなり、軸受部材の磨耗による消耗期間を可及的に
伸ばすことができる。更に、ロールの両端支軸部に嵌着
したセラミックス製軸受部材は外周面が凸彎曲面状とな
っているので、フレームやロールの熱膨張等の変形によ
る歪を吸収することができ、安定したロールの回転を行
うことができる調芯作用がある。
(実施例) 以下本考案を第1図(イ)、(ロ)に示す一実施例に基
づいて説明する。
づいて説明する。
第1図は本考案に係るロールの軸受構造の一実施例を示
し、(イ)は一部断面した正面図、(ロ)は側面図であ
る。第1図において、1はメッキ浴内に浸漬されたロー
ルであり、2はこのロール1の一方端支軸部である。3
は本考案に係るロール1の軸受構造を構成する、例えば
窒化系セラミックス製の軸受部材であり、前記ロール1
の支軸部2と同調回転すべくこれに嵌着している。ま
た、この軸受部材3は、外周面が凸彎曲面状となってお
り、調芯性を有している。4は前記ロール1の支軸部2
と、これに嵌着された軸受部材3を位置固定させて、前
記支軸部2から抜け出すのを防止する抜け止め部材であ
り、本実施例では例えばボルト5によって前記支軸部2
の端面に設置したものを示しているが、設置手段はこれ
に限らず、適宜設計変更が可能である。6は前記軸受部
材3の両側面に介装された例えばグラファイトパッキン
等の耐熱性及び難ぬれ性を有するパッキング材であり、
前記ロール1の支軸部2と、これに嵌着する軸受部材3
及びこれらを位置固定する抜け止め部材4における、こ
れらの熱膨張差により発生する隙間からのメッキ液侵入
を防いでいる。
し、(イ)は一部断面した正面図、(ロ)は側面図であ
る。第1図において、1はメッキ浴内に浸漬されたロー
ルであり、2はこのロール1の一方端支軸部である。3
は本考案に係るロール1の軸受構造を構成する、例えば
窒化系セラミックス製の軸受部材であり、前記ロール1
の支軸部2と同調回転すべくこれに嵌着している。ま
た、この軸受部材3は、外周面が凸彎曲面状となってお
り、調芯性を有している。4は前記ロール1の支軸部2
と、これに嵌着された軸受部材3を位置固定させて、前
記支軸部2から抜け出すのを防止する抜け止め部材であ
り、本実施例では例えばボルト5によって前記支軸部2
の端面に設置したものを示しているが、設置手段はこれ
に限らず、適宜設計変更が可能である。6は前記軸受部
材3の両側面に介装された例えばグラファイトパッキン
等の耐熱性及び難ぬれ性を有するパッキング材であり、
前記ロール1の支軸部2と、これに嵌着する軸受部材3
及びこれらを位置固定する抜け止め部材4における、こ
れらの熱膨張差により発生する隙間からのメッキ液侵入
を防いでいる。
また本実施例では、前記ロール1の支軸部2端面と、こ
の支軸部2に冠着したキャップ状抜け止め部材4の奥部
間にもパッキング材6′を挟み込んだものを示している
が、これは抜け止め部材4をボルト5によって取り付け
た構成とした為熱膨張によって抜け止め部材4のボルト
孔7からメッキ液が侵入しても支軸部2の端面にメッキ
液が侵入できないようにしたものであり、前記支軸部2
に例えば螺着により抜け止め部材4を取り付ければ、こ
の端面のパッキング材6′は必要がない。従って、抜け
止め部材4の設置手段により、パッキング材6′の有無
は任意に定められる。8はハウジング9に固定された例
えばセラミックス製の軸受部材であり、前記ロール1の
支軸部2に嵌着した軸受部材3の凸彎曲面状の外周面と
接触して、これらに作用する引き上げ力に抗して、これ
らを支承している。また、本考案では第1図(ロ)に示
すように、この軸受部材8を荷重作用線方向を挟む垂直
位置及び水平位置に配設しており、これに作用する荷重
を分散させている。
の支軸部2に冠着したキャップ状抜け止め部材4の奥部
間にもパッキング材6′を挟み込んだものを示している
が、これは抜け止め部材4をボルト5によって取り付け
た構成とした為熱膨張によって抜け止め部材4のボルト
孔7からメッキ液が侵入しても支軸部2の端面にメッキ
液が侵入できないようにしたものであり、前記支軸部2
に例えば螺着により抜け止め部材4を取り付ければ、こ
の端面のパッキング材6′は必要がない。従って、抜け
止め部材4の設置手段により、パッキング材6′の有無
は任意に定められる。8はハウジング9に固定された例
えばセラミックス製の軸受部材であり、前記ロール1の
支軸部2に嵌着した軸受部材3の凸彎曲面状の外周面と
接触して、これらに作用する引き上げ力に抗して、これ
らを支承している。また、本考案では第1図(ロ)に示
すように、この軸受部材8を荷重作用線方向を挟む垂直
位置及び水平位置に配設しており、これに作用する荷重
を分散させている。
本考案によるロールの軸受構造は以上説明したような構
成であり、軸受部材に集中作用する荷重を分散すると共
に、これら軸受部材を全てセラミックス製としたもので
ある。
成であり、軸受部材に集中作用する荷重を分散すると共
に、これら軸受部材を全てセラミックス製としたもので
ある。
(考案の効果) 本考案は以上説明したように、ロールの両端支軸部に、
夫々外周面を凸彎曲面状と成したセラミックス製の軸受
部材を、その両側面にパッキング材を介装して嵌着し、
これらを抜け止め部材を用いて位置固定すると共に、前
記軸受部材を、荷重作用線方向を挟む複数点に配設した
セラミックス製の軸受部材で支承する構成である為、軸
受部材に作用する荷重を分散させることが可能になり、
摩擦抵抗を小さくすることができる。従って軸受部材の
摩耗量は減少し、必然的に長期間使用することが可能と
なり、頻繁に交換をする必要がなく、ランニングコスト
の低減を図ることができる。さらに、ロールの両端支軸
部に嵌着された軸受部材は、外周面が凸彎曲面状となっ
ているので調芯作用があり、据付け時に芯ずれがおきて
も前記摩擦抵抗を変化させることがないので、ロールに
良好なかつ確実な回転を与えることができる等、絶大な
る効果を発揮することができる。
夫々外周面を凸彎曲面状と成したセラミックス製の軸受
部材を、その両側面にパッキング材を介装して嵌着し、
これらを抜け止め部材を用いて位置固定すると共に、前
記軸受部材を、荷重作用線方向を挟む複数点に配設した
セラミックス製の軸受部材で支承する構成である為、軸
受部材に作用する荷重を分散させることが可能になり、
摩擦抵抗を小さくすることができる。従って軸受部材の
摩耗量は減少し、必然的に長期間使用することが可能と
なり、頻繁に交換をする必要がなく、ランニングコスト
の低減を図ることができる。さらに、ロールの両端支軸
部に嵌着された軸受部材は、外周面が凸彎曲面状となっ
ているので調芯作用があり、据付け時に芯ずれがおきて
も前記摩擦抵抗を変化させることがないので、ロールに
良好なかつ確実な回転を与えることができる等、絶大な
る効果を発揮することができる。
第1図は本考案に係るロールの軸受構造を示し、(イ)
は一部断面した正面図、(ロ)は側面図、第2図は従来
のロールの軸受構造を示し、(イ)は一部断面した正面
図、(ロ)は側面図である。 1はロール、2は支軸部、3は軸受部材、4は抜け止め
部材、6、6′はパッキング材、8は軸受部材である。
は一部断面した正面図、(ロ)は側面図、第2図は従来
のロールの軸受構造を示し、(イ)は一部断面した正面
図、(ロ)は側面図である。 1はロール、2は支軸部、3は軸受部材、4は抜け止め
部材、6、6′はパッキング材、8は軸受部材である。
Claims (1)
- 【請求項1】ロールの両端支軸部に、夫々外周面を凸彎
曲面状と成したセラミックス製の軸受部材を、その両側
面にパッキング材を介装して嵌着し、これらを抜け止め
部材を用いて位置固定すると共に、前記軸受部材を、荷
重作用線方向を挟む複数点に配設したセラミックス製の
軸受部材で支承して成ることを特徴とするシンクロール
の軸受構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19558087U JPH069004Y2 (ja) | 1987-12-22 | 1987-12-22 | シンクロールの軸受構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19558087U JPH069004Y2 (ja) | 1987-12-22 | 1987-12-22 | シンクロールの軸受構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0198156U JPH0198156U (ja) | 1989-06-30 |
| JPH069004Y2 true JPH069004Y2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=31486253
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19558087U Expired - Lifetime JPH069004Y2 (ja) | 1987-12-22 | 1987-12-22 | シンクロールの軸受構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH069004Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9737921B2 (en) | 2012-04-12 | 2017-08-22 | Thyssenkrupp Steel Europe Ag | Device for strip guidance in a hot medium (II) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0621330B2 (ja) * | 1988-06-15 | 1994-03-23 | 株式会社日立製作所 | 連続溶融金属めっき装置及びその使用方法 |
| JPH0742562B2 (ja) * | 1989-08-22 | 1995-05-10 | 株式会社日立製作所 | 連続溶融金属めっき用ロール及びそれを用いた装置 |
-
1987
- 1987-12-22 JP JP19558087U patent/JPH069004Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9737921B2 (en) | 2012-04-12 | 2017-08-22 | Thyssenkrupp Steel Europe Ag | Device for strip guidance in a hot medium (II) |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0198156U (ja) | 1989-06-30 |
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