JPH069064Y2 - 支 線 基 礎 - Google Patents
支 線 基 礎Info
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- JPH069064Y2 JPH069064Y2 JP1987174461U JP17446187U JPH069064Y2 JP H069064 Y2 JPH069064 Y2 JP H069064Y2 JP 1987174461 U JP1987174461 U JP 1987174461U JP 17446187 U JP17446187 U JP 17446187U JP H069064 Y2 JPH069064 Y2 JP H069064Y2
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- Japan
- Prior art keywords
- plate
- substrate
- guide
- resistance
- plates
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、電柱等の支線用として使用する支線基礎の構
造に関する。
造に関する。
[従来の技術] 従来の支線基礎(支線アンカ)としては、例えば本出願
人が先に出願したもので特公昭53−40801号公報
に記載されているようなものがある。
人が先に出願したもので特公昭53−40801号公報
に記載されているようなものがある。
このものは、支杆の下端に固定した1枚の基板と、先端
部を外側に湾曲し且つ基端部を結合して合掌状に形成し
た2枚の抵抗板とを備えており、基板の両肩部には外下
がりの案内斜面を設け、また各抵抗板には上記案内斜面
に係合する縦条を設けている。そして、抵抗板を支杆に
軸方向へ移動可能に外嵌し、縦条を案内斜面に係合した
状態で掘削した穴の底部に配置し、打撃用パイプを介し
て抵抗板を打撃することにより当該抵抗板を拡開させる
ようにしている。
部を外側に湾曲し且つ基端部を結合して合掌状に形成し
た2枚の抵抗板とを備えており、基板の両肩部には外下
がりの案内斜面を設け、また各抵抗板には上記案内斜面
に係合する縦条を設けている。そして、抵抗板を支杆に
軸方向へ移動可能に外嵌し、縦条を案内斜面に係合した
状態で掘削した穴の底部に配置し、打撃用パイプを介し
て抵抗板を打撃することにより当該抵抗板を拡開させる
ようにしている。
[考案が解決しようとする問題点] 上記従来の支線アンカにあっては、第12図に示すよう
に、抵抗板1を拡開した後、穴に土を入れて踏み固める
ことにより抵抗板1の全拡開長さAに渡って均一に単位
土圧力pが作用しているものとすると、基板2の長さB
と、その基板2の左右両端から突出する抵抗板1のオー
バハング長さCとがある比率内の値であるときには、支
線張力Tに基づき基板2が抵抗板1を引き上げようとす
る力と、土圧力pに基づき抵抗板1の引き上げを抑止す
る力とがバランスするため、拡開した抵抗板1は滑り上
ることがなく、当初の耐張力を確保することができる。
に、抵抗板1を拡開した後、穴に土を入れて踏み固める
ことにより抵抗板1の全拡開長さAに渡って均一に単位
土圧力pが作用しているものとすると、基板2の長さB
と、その基板2の左右両端から突出する抵抗板1のオー
バハング長さCとがある比率内の値であるときには、支
線張力Tに基づき基板2が抵抗板1を引き上げようとす
る力と、土圧力pに基づき抵抗板1の引き上げを抑止す
る力とがバランスするため、拡開した抵抗板1は滑り上
ることがなく、当初の耐張力を確保することができる。
ここで、T=p×A×D D:抵抗板1の幅 である。
ところが、上記支線アンカを埋設するための掘削穴は、
穴掘り建柱車による45cm径のものが普及されているた
め、基板の幅を45cm以上に拡大し難いという問題点が
あった。このため、耐張力を増大する手段として第13
図に示すように、抵抗板1の長さのみを長くして上記オ
ーバハング長さをC1(C1>C)とすると、抵抗板1
の引上力とその抑止力とのバランスが崩れ、第14図に
示すように、上記引上力と抑止力とのバランスが保たれ
る位置まで拡開した抵抗板1が滑り上るようになる。そ
のため、抵抗板1の長さを長くしても、土圧力pの作用
する面積があまり変わらない(C2≒C、A2≒A)こ
とから、所望の耐張力が得られないという不十分な点が
あった。
穴掘り建柱車による45cm径のものが普及されているた
め、基板の幅を45cm以上に拡大し難いという問題点が
あった。このため、耐張力を増大する手段として第13
図に示すように、抵抗板1の長さのみを長くして上記オ
ーバハング長さをC1(C1>C)とすると、抵抗板1
の引上力とその抑止力とのバランスが崩れ、第14図に
示すように、上記引上力と抑止力とのバランスが保たれ
る位置まで拡開した抵抗板1が滑り上るようになる。そ
のため、抵抗板1の長さを長くしても、土圧力pの作用
する面積があまり変わらない(C2≒C、A2≒A)こ
とから、所望の耐張力が得られないという不十分な点が
あった。
本考案は、かかる従来の不十分な点に鑑みてなされたも
のであり、当初の基板の長さを長くすることなく、抵抗
板を拡開させる際に転回させて基板の長さを長くするこ
とにより、抵抗板の引上力とその抑止力とのバランスを
確保して耐張力を増大させることを目的としている。
のであり、当初の基板の長さを長くすることなく、抵抗
板を拡開させる際に転回させて基板の長さを長くするこ
とにより、抵抗板の引上力とその抑止力とのバランスを
確保して耐張力を増大させることを目的としている。
なお、支線アンカの他の例としては、例えば特公昭58
−27369号公報や特公昭58−52054号公報等
に記載されているようなものがある。これらのものは、
いずれも抵抗板の中心線部分を膨出加工してリブを形成
し、そのリブの長手方向に側面V字形状をなす切欠きを
複数設け、これにより切欠き部を逐次的に折れ曲げなが
ら抵抗板を拡開させる構造となっている。
−27369号公報や特公昭58−52054号公報等
に記載されているようなものがある。これらのものは、
いずれも抵抗板の中心線部分を膨出加工してリブを形成
し、そのリブの長手方向に側面V字形状をなす切欠きを
複数設け、これにより切欠き部を逐次的に折れ曲げなが
ら抵抗板を拡開させる構造となっている。
従って、これら支線アンカは、抵抗板の基端部の剛性の
みを弱くした本考案に係る支線基礎とは技術思想を異に
するものであり、また剛性を弱くした切欠き部を抵抗板
の全体に設定していて、外に飛び出す部分にも折れ曲り
易い箇所が存在するようになることから、長く突出させ
て広い範囲に渡って拡開することができないという問題
点がある。
みを弱くした本考案に係る支線基礎とは技術思想を異に
するものであり、また剛性を弱くした切欠き部を抵抗板
の全体に設定していて、外に飛び出す部分にも折れ曲り
易い箇所が存在するようになることから、長く突出させ
て広い範囲に渡って拡開することができないという問題
点がある。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、上記目的を達成するため、支杆(3)の下端
に連結されて掘削した穴(55)の底部に配置し且つ底
面を平らにすると共に両肩部に外下がりの案内斜面
(7)を設けた2枚の基板(4,4)と、前記支杆
(3)に基板部を前記支杆(3)の軸方向へ移動可能に
外嵌するとともに該基板部同士の内面側を互いに向合わ
せに結合して合掌状に形成し、基端部近傍に剛性を弱く
して折曲可能とする長孔(20)を設け、先端部を外側
に湾曲し、且つ板面中央部の長手方向に延び前記案内斜
面(7)と係合する外方へ突出させた縦条(19)を設
けた2枚の抵抗板(18,18)と、前記基板(4,
4)の両側端部に転回自在に枢着され且つ前記抵抗板
(18,18)の押圧力により転回して掘削穴底におい
て基板の有効幅を拡大する2枚の誘導板(11,11)
と、前記基板(4,4)の下端に前記支杆(3)の軸方
向に対して略垂直な面を形成するように固着した底板
(5)と、該底板(5)及び前記基板(4,4)の両側
端に下部を前記底板(5)の下方に突出させて設け、且
つ誘導版(11,11)の転回および下方への転回を制
限するスリット(14,14)を設けた枠板(10,1
0)とを備えたことを特徴としている。
に連結されて掘削した穴(55)の底部に配置し且つ底
面を平らにすると共に両肩部に外下がりの案内斜面
(7)を設けた2枚の基板(4,4)と、前記支杆
(3)に基板部を前記支杆(3)の軸方向へ移動可能に
外嵌するとともに該基板部同士の内面側を互いに向合わ
せに結合して合掌状に形成し、基端部近傍に剛性を弱く
して折曲可能とする長孔(20)を設け、先端部を外側
に湾曲し、且つ板面中央部の長手方向に延び前記案内斜
面(7)と係合する外方へ突出させた縦条(19)を設
けた2枚の抵抗板(18,18)と、前記基板(4,
4)の両側端部に転回自在に枢着され且つ前記抵抗板
(18,18)の押圧力により転回して掘削穴底におい
て基板の有効幅を拡大する2枚の誘導板(11,11)
と、前記基板(4,4)の下端に前記支杆(3)の軸方
向に対して略垂直な面を形成するように固着した底板
(5)と、該底板(5)及び前記基板(4,4)の両側
端に下部を前記底板(5)の下方に突出させて設け、且
つ誘導版(11,11)の転回および下方への転回を制
限するスリット(14,14)を設けた枠板(10,1
0)とを備えたことを特徴としている。
[作用] 而して、本考案では、支杆に外嵌した抵抗板を押圧する
と、当該抵抗板が誘導板を転回させながら基板の案内斜
面及び誘導板の誘導斜面にガイドされて拡開し、穴の周
壁に入り込んだ抵抗板を基板と誘導板とで支持するた
め、支線張力による抵抗板の引上力と土圧力による抑止
力とのバランスを保持し、耐張力を増大させることがで
きる。
と、当該抵抗板が誘導板を転回させながら基板の案内斜
面及び誘導板の誘導斜面にガイドされて拡開し、穴の周
壁に入り込んだ抵抗板を基板と誘導板とで支持するた
め、支線張力による抵抗板の引上力と土圧力による抑止
力とのバランスを保持し、耐張力を増大させることがで
きる。
[実施例] 次に、本考案の実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
第1図乃至第5図は本考案の一実施例を示すもので、第
1図は正面図、第2図は側面図、第3図は基板の正面
図、第4図は同側面図、第5図は同平面図である。
1図は正面図、第2図は側面図、第3図は基板の正面
図、第4図は同側面図、第5図は同平面図である。
まず、構成を説明すると、図中3は、丸棒により形成し
た支杆であり、その上端部には拡開工事用の工具が連結
される上ネジ部3aを、また下端部には2枚の基板4,
4を連結するための下ネジ部3bを夫々設けている。
た支杆であり、その上端部には拡開工事用の工具が連結
される上ネジ部3aを、また下端部には2枚の基板4,
4を連結するための下ネジ部3bを夫々設けている。
第3〜5図に拡大して示すように、2枚の基板4,4
は、底面を平らに形成して底板5の上面に所定の隙間を
隔てて互いに平行に立設しており、中央の上部には上記
支杆3の下端部が挿入される切欠き6を、また両肩部に
は外下がりの案内斜面7,7を夫々設けている。そし
て、両基板4,4の各切欠き6の外側には、上記下ネジ
部3bに螺合するナット8を下端に固着したブラケット
9,9を溶接等の固定手段によって夫々固着している。
さらに、基板4及び底板5の両側端部には、下部を底板
5の下方に突出させた枠板10,10を同じく溶接等の
固定手段によって固着している。
は、底面を平らに形成して底板5の上面に所定の隙間を
隔てて互いに平行に立設しており、中央の上部には上記
支杆3の下端部が挿入される切欠き6を、また両肩部に
は外下がりの案内斜面7,7を夫々設けている。そし
て、両基板4,4の各切欠き6の外側には、上記下ネジ
部3bに螺合するナット8を下端に固着したブラケット
9,9を溶接等の固定手段によって夫々固着している。
さらに、基板4及び底板5の両側端部には、下部を底板
5の下方に突出させた枠板10,10を同じく溶接等の
固定手段によって固着している。
11は、基板4,4間の隙間に介在した誘導板であり、
先端部を基板4の側方から外に突出させた状態で枢軸1
2によって上下方向へ転回自在に枢着している。その誘
導板11は、基板4,4間に掛け渡したピン13によっ
て上方ヘの転回を制限しているとともに、上記枠体10
に設けたスリット14によって下方への転回を制限して
おり、これにより各誘導板11は略垂直状態から略水平
状態までの略90度を上下方向に夫々転回することがで
きる。かかる誘導板11には、略水平に転回した状態で
前記案内斜面7に続く誘導斜面15を設けている。
先端部を基板4の側方から外に突出させた状態で枢軸1
2によって上下方向へ転回自在に枢着している。その誘
導板11は、基板4,4間に掛け渡したピン13によっ
て上方ヘの転回を制限しているとともに、上記枠体10
に設けたスリット14によって下方への転回を制限して
おり、これにより各誘導板11は略垂直状態から略水平
状態までの略90度を上下方向に夫々転回することがで
きる。かかる誘導板11には、略水平に転回した状態で
前記案内斜面7に続く誘導斜面15を設けている。
16は、誘導板11の略垂直状態を保持する仮止め板で
あり、折れ曲りの容易な材質により形成されていて、一
端を一方の基板4に固着し且つ他端を他方の基板4に向
けて折り曲げることにより、各誘導板11を側方から支
えて略垂直状態を保持している。
あり、折れ曲りの容易な材質により形成されていて、一
端を一方の基板4に固着し且つ他端を他方の基板4に向
けて折り曲げることにより、各誘導板11を側方から支
えて略垂直状態を保持している。
また、18は、2枚で1組をなす抵抗板であり、各抵抗
板18は先端部を外側に向けてソリ状に湾曲形成してい
るとともに、内面の中央部には縦方向に延びる縦条19
を設けており、この凹条19には前記案内斜面7及び誘
導斜面15が係合される。両抵抗板18の基端部は、例
えばスポット溶接、リベット等で結合して合掌状に形成
しているとともに、その近傍である基端部の下側には横
方向に延びる長孔20を2箇所に設け、これにより長孔
20のある部分の剛性を他の部分の剛性より小さくし、
この部分から両抵抗板18が折曲して夫々外側に拡開す
るようにしている。21は、縦条19の一部の外面に被
着した補強部材であり、抵抗板18のソリが戻るのを防
止する。
板18は先端部を外側に向けてソリ状に湾曲形成してい
るとともに、内面の中央部には縦方向に延びる縦条19
を設けており、この凹条19には前記案内斜面7及び誘
導斜面15が係合される。両抵抗板18の基端部は、例
えばスポット溶接、リベット等で結合して合掌状に形成
しているとともに、その近傍である基端部の下側には横
方向に延びる長孔20を2箇所に設け、これにより長孔
20のある部分の剛性を他の部分の剛性より小さくし、
この部分から両抵抗板18が折曲して夫々外側に拡開す
るようにしている。21は、縦条19の一部の外面に被
着した補強部材であり、抵抗板18のソリが戻るのを防
止する。
さらに、22は、支杆3に対するガイドとなるパイプ部
であり、半円形の凹部をプレス成形した2枚のガイド片
を両側から突き合せて両抵抗板18の基端部にスポット
溶接等の結合手段によって連結している。このパイプ部
22は、別個の短いパイプを溶接等して設けてもよい。
であり、半円形の凹部をプレス成形した2枚のガイド片
を両側から突き合せて両抵抗板18の基端部にスポット
溶接等の結合手段によって連結している。このパイプ部
22は、別個の短いパイプを溶接等して設けてもよい。
次に、本実施例の埋設方法について、特公昭62−36
087号公報に基づいて説明する。
087号公報に基づいて説明する。
第6図(a)〜(d)は本実施例の埋設手順の一例を示す図で
あり、本実施例では第7図乃至第9図に示すような圧入
シリンダ装置30を使用して抵抗板18を拡開させるよ
うにしている。
あり、本実施例では第7図乃至第9図に示すような圧入
シリンダ装置30を使用して抵抗板18を拡開させるよ
うにしている。
上記圧入シリンダ装置30は、次のように構成してい
る。31は、水平把持杆32の下面に取り付けた端面形
状が下向きコ字形をなすイコライザであり、このイコラ
イザ31の内部両側には、2本の油圧シリンダ33,3
4の上端をピン結合している。そして、イコライザ31
の中央部には、両油圧シリンダ33,34のピン結合点
より下位には、前記支杆3の上ネジ部3aが螺合止着さ
れるボス35を設けている。
る。31は、水平把持杆32の下面に取り付けた端面形
状が下向きコ字形をなすイコライザであり、このイコラ
イザ31の内部両側には、2本の油圧シリンダ33,3
4の上端をピン結合している。そして、イコライザ31
の中央部には、両油圧シリンダ33,34のピン結合点
より下位には、前記支杆3の上ネジ部3aが螺合止着さ
れるボス35を設けている。
また、各油圧シリンダ33,34のロッド33a,34
aの下端は、端面形状が上向きコ字形をなすブラケット
36にピン結合しており、そのブラケット36の中央部
には、後述する押しパイプ50のための挿通孔36aを
設けている。さらに、各油圧シリンダ33,34の上端
部には圧油のポート37,38を夫々設け、両ポート3
7,38は油圧ホース39によって連通しているととも
に、一方のポート37には継手40を取り付けている。
そして、各油圧シリンダ33,34の下端部には圧油の
ポート41,42を夫々設け、両ポート41,42は油
圧ホース43によって連通しているとともに、一方のポ
ート41には油圧シリンダ33の側面に沿った油圧案内
管44を接続し、その油圧案内管44の上端には上記継
手に近接して継手45を設けている。
aの下端は、端面形状が上向きコ字形をなすブラケット
36にピン結合しており、そのブラケット36の中央部
には、後述する押しパイプ50のための挿通孔36aを
設けている。さらに、各油圧シリンダ33,34の上端
部には圧油のポート37,38を夫々設け、両ポート3
7,38は油圧ホース39によって連通しているととも
に、一方のポート37には継手40を取り付けている。
そして、各油圧シリンダ33,34の下端部には圧油の
ポート41,42を夫々設け、両ポート41,42は油
圧ホース43によって連通しているとともに、一方のポ
ート41には油圧シリンダ33の側面に沿った油圧案内
管44を接続し、その油圧案内管44の上端には上記継
手に近接して継手45を設けている。
また、上記押しパイプ50の長さは、第7及び10図に
示すように、支杆3に装着した抵抗板18の上端縁の位
置から上端までの支杆3の長さより若干短くし、支杆3
に被嵌した押しパイプ50の下端当座50aが抵抗板1
8の上端に当接した状態で支杆3の上ネジ部3aが露出
する程度の長さに設定する。かかる押しパイプ50の上
部には上記圧入シリンダ装着30が被嵌され、イコライ
ザ31にピン結合したボス35を支杆3の上ネジ部3a
に螺合した状態で、ブラケット36の下面との間に若干
の隙間を生じる位置にフランジ51を設けている。
示すように、支杆3に装着した抵抗板18の上端縁の位
置から上端までの支杆3の長さより若干短くし、支杆3
に被嵌した押しパイプ50の下端当座50aが抵抗板1
8の上端に当接した状態で支杆3の上ネジ部3aが露出
する程度の長さに設定する。かかる押しパイプ50の上
部には上記圧入シリンダ装着30が被嵌され、イコライ
ザ31にピン結合したボス35を支杆3の上ネジ部3a
に螺合した状態で、ブラケット36の下面との間に若干
の隙間を生じる位置にフランジ51を設けている。
上記圧入シリンダ装着30及び押しパイプ50を使用し
て上記支線基礎を埋設する場合は、まず、下端に基板4
を連結した支杆3に抵抗板18のパイプ部22を通し、
当該抵抗板18に形成した凹条19を基板4の案内斜面
7に係合して抵抗板18を基板4に対して直交するよう
に組み合わせ、支線基礎を組み立てる。
て上記支線基礎を埋設する場合は、まず、下端に基板4
を連結した支杆3に抵抗板18のパイプ部22を通し、
当該抵抗板18に形成した凹条19を基板4の案内斜面
7に係合して抵抗板18を基板4に対して直交するよう
に組み合わせ、支線基礎を組み立てる。
しかる後、第6図(a)に示すように、所望の場所に建柱
車のオーガ24等で所定の径及び深さの穴55を掘削
し、その穴55内に、押しパイプ50を被嵌した状態の
上記支線基礎を挿入設置する。
車のオーガ24等で所定の径及び深さの穴55を掘削
し、その穴55内に、押しパイプ50を被嵌した状態の
上記支線基礎を挿入設置する。
次に、同図(b)で示すように、作業者によって圧入シリ
ンダ装置30を押しパイプ50の上部に被嵌させるとと
もに、その圧入シリンダ装着30を回動しながら当該装
置30に設けたボス35を支杆3の上ネジ部3aに螺合
する。そして、圧入シリンダ装置30の継手40,45
に油圧機器(図中略)の油圧ホース39,43を接続し
た後、同図(c)に示すように、矢印方向に油圧を作用さ
せる。
ンダ装置30を押しパイプ50の上部に被嵌させるとと
もに、その圧入シリンダ装着30を回動しながら当該装
置30に設けたボス35を支杆3の上ネジ部3aに螺合
する。そして、圧入シリンダ装置30の継手40,45
に油圧機器(図中略)の油圧ホース39,43を接続し
た後、同図(c)に示すように、矢印方向に油圧を作用さ
せる。
すると、2本の油圧シリンダ33,34の各下端を連結
するブラケット36の中央部と、これが当接する押しパ
イプ50のフランジ51が力点として作用し、押しパイ
プ50を下降方向に作用させる押圧展開力によって抵抗
板18を上方から押圧する。これにより、2枚の抵抗板
18は基端部の近傍に設けた長孔20部分から徐々に屈
曲しながら基板4の案内斜面7に沿って拡開進行しつつ
仮止め板16の係止力に抗して誘導板11を下方へ転回
させる。
するブラケット36の中央部と、これが当接する押しパ
イプ50のフランジ51が力点として作用し、押しパイ
プ50を下降方向に作用させる押圧展開力によって抵抗
板18を上方から押圧する。これにより、2枚の抵抗板
18は基端部の近傍に設けた長孔20部分から徐々に屈
曲しながら基板4の案内斜面7に沿って拡開進行しつつ
仮止め板16の係止力に抗して誘導板11を下方へ転回
させる。
その結果、左右の誘導板11が第3図に示す左半分の略
垂直状態から、右半分に示す二点鎖線の状態を経て実線
で示す略水平状態に転回するとともに、抵抗板18が案
内斜面7から誘導板11の誘導斜面15に沿って拡開進
行して、ソリ状に湾曲した先端部から穴55の外周壁で
ある土中に侵入する。
垂直状態から、右半分に示す二点鎖線の状態を経て実線
で示す略水平状態に転回するとともに、抵抗板18が案
内斜面7から誘導板11の誘導斜面15に沿って拡開進
行して、ソリ状に湾曲した先端部から穴55の外周壁で
ある土中に侵入する。
この際、底面を平らにした基板4の下面には底板5を設
けているため、その底板5によって基板4が穴55の底
部に埋入することを防止することができ、当初の穴55
の底部において抵抗板18を拡開することができる。ま
た、基板4の側面には枠板10を設けているため、その
枠板10によって抵抗板18の押圧時に誘導板11に発
生する強大な下向き荷重を受け止めることができる。
けているため、その底板5によって基板4が穴55の底
部に埋入することを防止することができ、当初の穴55
の底部において抵抗板18を拡開することができる。ま
た、基板4の側面には枠板10を設けているため、その
枠板10によって抵抗板18の押圧時に誘導板11に発
生する強大な下向き荷重を受け止めることができる。
次に、抵抗板18の拡開埋入が完了したら、油圧ホース
39,43と継手40,45との連結を解き、圧入シリ
ンダ装置30を上記とは逆方向に回動して支杆3の上ネ
ジ部3aとボス35とのネジ結合を解除し、作業者によ
って圧入シリンダ装置30を抜去する。続いて、押しパ
イプ50を抜去した後、同図(d)に示すように、支杆3
の上ネジ部3aに支線連結リング56を螺着するととも
に、穴55を土で一杯に埋め戻すことにより、本支線基
礎の埋設作業が完了する。
39,43と継手40,45との連結を解き、圧入シリ
ンダ装置30を上記とは逆方向に回動して支杆3の上ネ
ジ部3aとボス35とのネジ結合を解除し、作業者によ
って圧入シリンダ装置30を抜去する。続いて、押しパ
イプ50を抜去した後、同図(d)に示すように、支杆3
の上ネジ部3aに支線連結リング56を螺着するととも
に、穴55を土で一杯に埋め戻すことにより、本支線基
礎の埋設作業が完了する。
而して、支線基礎を上記実施例のように構成し、第11
図に示すように、基板4側の全長をB2(B2=B+2
B1)、全拡張長さをA3(A3≒A1)、オーバハン
グ長さをC3(C3≒C)として、支線張力に基づき基
板4が抵抗板18を引き上げようとする力と、土圧力p
に基づき抵抗板18の引き上げを抑止する力とをバラン
スさせることにより、拡開した抵抗板1の滑り上りを防
止して、当初設定した耐張力を確保することができる。
ここで、上記B1は、基板4の側部から突出した誘導板
11の突出長さである。
図に示すように、基板4側の全長をB2(B2=B+2
B1)、全拡張長さをA3(A3≒A1)、オーバハン
グ長さをC3(C3≒C)として、支線張力に基づき基
板4が抵抗板18を引き上げようとする力と、土圧力p
に基づき抵抗板18の引き上げを抑止する力とをバラン
スさせることにより、拡開した抵抗板1の滑り上りを防
止して、当初設定した耐張力を確保することができる。
ここで、上記B1は、基板4の側部から突出した誘導板
11の突出長さである。
なお、上記実施例で圧入シリンダ装置30を抜去するに
際し、油圧を第6図(c)の状態とは逆方向に作用させて
2本の油圧シリンダ33,34を元の状態に戻した状態
で行うこともできる。
際し、油圧を第6図(c)の状態とは逆方向に作用させて
2本の油圧シリンダ33,34を元の状態に戻した状態
で行うこともできる。
また、上記実施例では圧入シリンダ装置を使用して抵抗
板を拡開させる例について説明したが、本考案はこれに
限定されるものではなく、例えば支杆にパイプを外嵌
し、これをハンマで打撃して抵抗板を拡開させるように
してもよいことは勿論である。
板を拡開させる例について説明したが、本考案はこれに
限定されるものではなく、例えば支杆にパイプを外嵌
し、これをハンマで打撃して抵抗板を拡開させるように
してもよいことは勿論である。
[考案の効果] 以上説明してきたように、本考案によれば、支杆(3)
の下端に連結されて掘削した穴(55)の底部に配置し
且つ底面を平らにすると共に、前記支杆(3)の下ネジ
部(3b)に螺合するナット(8)を下端に固着したブ
ラケット(9,9)を固着し、且つ両肩部に外下がりの
案内斜面(7)を設けた2枚の基板(4,4)と、前記
支杆(3)に基端部を前記支杆(3)の軸方向へ移動可
能に外嵌するとともに該基端部同士の内面側を互いに向
合わせに結合して合掌状に形成し、基端部近傍に剛性を
弱くして折曲可能とする長穴(20)を設け、先端部を
外側に湾曲し、且つ板面中央部の長手方向に延び前記案
内斜面(7)と係合する外方へ突出させた縦状19)を
設けた2枚の抵抗板(18,18)と、前記基板(4,
4)の両側端部に枢軸(12,12)により転回自在に
枢着され且つ前記抵抗板(18,18)の押圧力により
転回して掘削穴底において基板の有効幅を拡大する2枚
の誘導板(11,11)とを備えたことによって、所定
の深さで大型の抵抗板(18,18)を確実に横方向へ
拡開することができ、その拡開した抵抗板(18,1
8)が中央部に折曲箇所を持たず且つ誘導板(11,1
1)の支持を得ているため、力学的なバランスを崩すこ
となく安定に大容量の耐張力を得ることができる。ま
た、前記基板(4,4)の下端に前記支杆(3)の軸方
向に対して略垂直な面を形成するように固着した底板
(5)と、該底板(5)及び前記基板(4,4)の両側
端に下部を前記底板(5)の下方に突出させて設け、且
つ誘導版(11,11)の転回および下方への転回を制
限するスリット(14,14)を設けた枠板(10,1
0)とを備えたことによって、所定の直径及び深さに掘
削した穴55の底に底板(5)が当接するまで挿入設置
することにより枠板(10,10)が穴55の底に食い
込み、安定良く支杆(3)を略垂直に立設することがで
き、穴55を掘削しないで打ち込む従来の支線基礎材に
比較して、埋設位置及び向きを正確に設定して埋設でき
るとともに、抵抗板(18,18)を拡開する場合に圧
入時の荷重に抗して穴55へのもぐり込みあるいは抵抗
板拡開方向への基板(4,4)の位置ずれを防止させる
ことができ、支線基礎設置後の作業を正確且つ確実に施
工させて支線基礎埋設後における支線の緊張を良く安定
させることができるという効果が得られる。
の下端に連結されて掘削した穴(55)の底部に配置し
且つ底面を平らにすると共に、前記支杆(3)の下ネジ
部(3b)に螺合するナット(8)を下端に固着したブ
ラケット(9,9)を固着し、且つ両肩部に外下がりの
案内斜面(7)を設けた2枚の基板(4,4)と、前記
支杆(3)に基端部を前記支杆(3)の軸方向へ移動可
能に外嵌するとともに該基端部同士の内面側を互いに向
合わせに結合して合掌状に形成し、基端部近傍に剛性を
弱くして折曲可能とする長穴(20)を設け、先端部を
外側に湾曲し、且つ板面中央部の長手方向に延び前記案
内斜面(7)と係合する外方へ突出させた縦状19)を
設けた2枚の抵抗板(18,18)と、前記基板(4,
4)の両側端部に枢軸(12,12)により転回自在に
枢着され且つ前記抵抗板(18,18)の押圧力により
転回して掘削穴底において基板の有効幅を拡大する2枚
の誘導板(11,11)とを備えたことによって、所定
の深さで大型の抵抗板(18,18)を確実に横方向へ
拡開することができ、その拡開した抵抗板(18,1
8)が中央部に折曲箇所を持たず且つ誘導板(11,1
1)の支持を得ているため、力学的なバランスを崩すこ
となく安定に大容量の耐張力を得ることができる。ま
た、前記基板(4,4)の下端に前記支杆(3)の軸方
向に対して略垂直な面を形成するように固着した底板
(5)と、該底板(5)及び前記基板(4,4)の両側
端に下部を前記底板(5)の下方に突出させて設け、且
つ誘導版(11,11)の転回および下方への転回を制
限するスリット(14,14)を設けた枠板(10,1
0)とを備えたことによって、所定の直径及び深さに掘
削した穴55の底に底板(5)が当接するまで挿入設置
することにより枠板(10,10)が穴55の底に食い
込み、安定良く支杆(3)を略垂直に立設することがで
き、穴55を掘削しないで打ち込む従来の支線基礎材に
比較して、埋設位置及び向きを正確に設定して埋設でき
るとともに、抵抗板(18,18)を拡開する場合に圧
入時の荷重に抗して穴55へのもぐり込みあるいは抵抗
板拡開方向への基板(4,4)の位置ずれを防止させる
ことができ、支線基礎設置後の作業を正確且つ確実に施
工させて支線基礎埋設後における支線の緊張を良く安定
させることができるという効果が得られる。
第1図乃至第5図は本考案の一実施例を示すもので、第
1図は正面図、第2図は側面図、第3図は基板の正面
図、第4図は同側面図、第5図は同平面図、第6図(a)
〜(d)は本考案に係る支線基礎の埋設工程の一例を示す
夫々説明図、第7図は第6図(b)の拡大説明図、第8図
は本考案に係る支線基礎の埋設工事に使用する圧入シリ
ンダ装置の正面図、第9図は同側面図、第10図は同じ
く押しパイプの正面図、第11図は抵抗板の拡開状態を
示す説明図、第12図は従来の支線アンカの抵抗板の拡
開状態を示す説明図、第13図は第12図の抵抗板を大
きくした場合の抵抗板の拡開状態を示す説明図、第14
図は第13図に示す支線アンカに大きな支線張力が作用
した場合の抵抗板の拡開状態を示す説明図ある。 3:支杆、4:基板 5:底板、7:案内斜面 10:枠板、11:誘導板 15:誘導斜面、16:仮止め板 18:抵抗板、19:縦条 20:長孔、30:圧入シリンダ装置 50:押しパイプ
1図は正面図、第2図は側面図、第3図は基板の正面
図、第4図は同側面図、第5図は同平面図、第6図(a)
〜(d)は本考案に係る支線基礎の埋設工程の一例を示す
夫々説明図、第7図は第6図(b)の拡大説明図、第8図
は本考案に係る支線基礎の埋設工事に使用する圧入シリ
ンダ装置の正面図、第9図は同側面図、第10図は同じ
く押しパイプの正面図、第11図は抵抗板の拡開状態を
示す説明図、第12図は従来の支線アンカの抵抗板の拡
開状態を示す説明図、第13図は第12図の抵抗板を大
きくした場合の抵抗板の拡開状態を示す説明図、第14
図は第13図に示す支線アンカに大きな支線張力が作用
した場合の抵抗板の拡開状態を示す説明図ある。 3:支杆、4:基板 5:底板、7:案内斜面 10:枠板、11:誘導板 15:誘導斜面、16:仮止め板 18:抵抗板、19:縦条 20:長孔、30:圧入シリンダ装置 50:押しパイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 梶浦 靖弘 東京都大田区大森西1―15―20 和興産業 株式会社大森工場内 (56)参考文献 特公 昭58−27369(JP,B2)
Claims (1)
- 【請求項1】支杆(3)の下端に連結されて掘削した穴
(55)の底部に配置し且つ底面を平らにすると共に、
前記支杆(3)の下ネジ部(3b)に螺合するナット
(8)を下端に固着したブラケット(9,9)を固着
し、且つ両肩部に外下がりの案内斜面(7)を設けた2
枚の基板(4,4)と、 前記支杆(3)に基端部を前記支杆(3)の軸方向へ移
動可能に外嵌するとともに該基端部同士の内面側を互い
に向合わせに結合して合掌状に形成し、基端部近傍に剛
性を弱くして折曲可能とする長孔(20)を設け、先端
部を外側に湾曲し、且つ板面中央部の長手方向に延び前
記案内斜面(7)と係合する外方へ突出させた縦条(1
9)を設けた2枚の抵抗板(18,18)と、 前記基板(4,4)の両側端部に枢軸(12,12)に
より転回自在に枢着され且つ前記抵抗板(18,18)
の押圧力により転回して掘削穴底において基板の有効幅
を拡大する2枚の誘導板(11,11)と、 前記基板(4,4)の下端に前記支杆(3)の軸方向に
対して略垂直な面を形成するように固着した底板(5)
と、 該底板(5)及び前記基板(4,4)の両側端に下部を
前記底板(5)の下方に突出させて設け、且つ誘導版
(11,11)の転回および下方への転回を制限するス
リット(14,14)を設けた枠板(10,10)と を備えたことを特徴とする支線基礎。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987174461U JPH069064Y2 (ja) | 1987-11-17 | 1987-11-17 | 支 線 基 礎 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987174461U JPH069064Y2 (ja) | 1987-11-17 | 1987-11-17 | 支 線 基 礎 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0179631U JPH0179631U (ja) | 1989-05-29 |
| JPH069064Y2 true JPH069064Y2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=31466317
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987174461U Expired - Lifetime JPH069064Y2 (ja) | 1987-11-17 | 1987-11-17 | 支 線 基 礎 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH069064Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0071335B1 (en) * | 1981-07-27 | 1986-10-15 | Xerox Corporation | Field effect transistor |
-
1987
- 1987-11-17 JP JP1987174461U patent/JPH069064Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0179631U (ja) | 1989-05-29 |
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