JPH069077A - シート材給送装置 - Google Patents

シート材給送装置

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JPH069077A
JPH069077A JP4189971A JP18997192A JPH069077A JP H069077 A JPH069077 A JP H069077A JP 4189971 A JP4189971 A JP 4189971A JP 18997192 A JP18997192 A JP 18997192A JP H069077 A JPH069077 A JP H069077A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シート材給送装置のカセットの台板へのシー
ト材補給を容易にする。 【構成】 カセット50の取出し動作に伴って台板55
が溝カム44により押下げられてロック爪57により底
板付近で保持される。シート材補給時には常に台板55
がカセット50の底板付近に位置しており、台板55と
分離部材との間隔が大きく保持される。従って手動によ
る台板押下動作が必要なく、従来の装置よりも容易かつ
迅速なシート材補給性を、操作者によることなく好適に
実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシート材堆積体からシー
ト材を1枚ずつ分離給送するシート材給送装置に関す
る。
【0002】上記シート材とは、例えば複写機・プリン
タ・印刷機・ファクシミリなどの事務機器、その他の各
種のシート材使用機器において、機器に対して供給する
転写紙・感光紙・感熱紙・静電記録紙・印刷紙・原稿・
カード・封筒などの枚葉紙(カットシート)である。こ
の場合シート材の材質は紙には限らない。
【0003】
【従来の技術】一般に複写機などの事務機器の給紙装置
(シート材給紙装置)において、転写紙・感光紙などの
シート材(用紙)は、カセットもしくはデッキのシート
材受け台板上に多数枚積載されており、給紙ローラ等の
給紙手段によりこのシート材堆積体からシート材を1枚
ずつ次工程にむけて分離給送するようにしている。
【0004】しかしながら、上記例のような装置の場合
シート材収納部としてのカセットにおいては、ばね等で
常時上方へ回動付勢された台板の先端部あるいは台板上
に積載されたシート材の最上部先端辺が最上位に押上げ
られ、分離手段あるいは給紙手段に当接した状態で安定
している。従って、本体ケース内へのシート材の積載補
給は、台板の付勢ばねに抗して押下げながらかつ補給シ
ート材の先端辺を分離手段あるいは給紙手段からかわし
ながら行うもので、シート材のカセット内の補給性が悪
いという不満があった。
【0005】これを解決する手段として、シート材補給
時にあらかじめ台板を付勢力に抗して押しつけたとき、
これを定位置にロックする手段を設け、シート材補給後
にカセットを装置本体に装着するときにこのロックを解
除する手段を装置本体に設けたものが実用新案、昭和5
3−46020号公報に開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】 〈第1の発明の課題〉しかしながら、シート材補給時に
いちいち台板を手動操作により押下げることは煩わしい
ものであった。また、台板をロックする手段を装備して
いることを知らない使用者においては、従来通り方法で
のシート材補給作業をすることが多く、機能が十分に生
かされない虞れがあった。
【0007】そこで、第1の発明は、カセットへのシー
ト材の補給時には、台板を底板付近に保持可能にして、
シート材の補給性を向上させたシート材給送装置を提供
することを目的とするものである。 〈第2の発明の課題〉上述の従来装置の場合、カセット
の装置本体への装着において、台板のロックが解除され
ると台板が激しく跳ね上がり、使用者に無用の不安を与
えるばかりでなく、分離手段や給紙手段との衝突による
シート材の傷みや堆積位置のズレによる紙づまり、装置
本体に与える衝撃によるトラブル等を引き起こし易いと
いう問題が発生することがあり、これはジャム処理時や
使用頻度の少ないシート材を一時的に使用するときなど
のように、シート材のように量がカセットの容量よりも
少ない状態で装着する場合により顕著であった。
【0008】第2の発明は、装置本体へのカセットの装
着によって、底板付近に保持されている台板へのロック
が解除された時に、台板の跳ね上がりを防止したシート
材給送装置を提供することを他の目的とするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】
〈第1の発明の手段〉第1の発明は、上記事情に鑑みな
されたものであって、シート材(P)を堆積するための
可動台板(55)及び該台板(55)をシート材給送手
段側(35)に付勢する手段(62)及び該台板(5
5)が付勢手段(62)に抗して押下げられたときこれ
を定位置に係止する係止手段(57)等を有するシート
材カセット(50)と、前記カセット(50)内に納め
たシート材(P)を装置本体(2)に給送するシート材
フィーダ(30)と、前記シート材カセット(50)を
前記フィーダ(30)へ装着したとき、前記台板(5
5)と前記係止手段(57)との係合を解除する係止解
除手段(33a)とからなるシート材給送装置におい
て、前記シート材カセット(50)の、前記シート材フ
ィーダ(30)からの取出し動作に伴って、前記台板
(55)を前記付勢手段(62)に抗して少なくとも台
板(55)が係止される位置まで下降移動させる台板押
下手段(43)を有することを特徴とする。
【0010】また、少なくともシート材給送動作中は、
前記台板押下手段(43)が前記台板動作に干渉しない
ことを特徴とする。 〈第2の発明の手段〉第2の発明は、シート材(P)を
堆積するための可動台板(55)及び該台板(55)を
シート材給送手段(35)側に付勢する手段(62)及
び該台板(55)が付勢手段(62)に抗して押下げら
れたときこれを定位置に係止する係止手段(57)等を
有するシート材カセット(50)と、該シート材カセッ
ト内(50)に収めたシート材(P)を装置本体内
(2)に給送するシート材フィーダ(30)と、前記シ
ート材カセット(50)を前記シート材フィーダ(3
0)へ装着したとき、前記台板(55)と前記係止手段
(57)との係合を解除する係止解除手段(33a)と
からなるシート材給送装において、前記フィーダ(3
0)からの前記カセット(50)の取り出し動作に伴っ
て、前記台板(55)を前記付勢手段(62)に抗して
少なくとも台板(55)が係止されている位置まで下降
移動させる台板押下手段(43)を有し、前記台板(5
5)と前記係止手段(57)との係合が前記係止解除手
段(33a)により解除された時点で、前記台板(5
5)と前記台板押下手段(43)とが係合状態にあるこ
とを特徴とする。
【0011】また、前記台板(55)の係止解除後、該
台板(55)の上昇が停止するまでの間、前記台板(5
5)と前記押下手段(43)との係合が保たれることを
特徴とする。
【0012】
【作用】
〈第1の発明の作用〉以上構成に基づき、シート材カセ
ット(50)に装着されているシート材フィーダ(3
0)を取り出すと、シート材フィーダ(30)の台板
(55)は台板押下手段(43)によって押し下げら
れ、シート材カセット(50)の底板付近で係止手段
(57)により係止されて保持される。また、シート材
カセット(50)をシート材フィーダ(30)に装着す
ると、係止手段(57)による台板(55)の係止作用
が係止解除手段(33a)により解除され、台板(5
5)は、付勢手段(62)の付勢力によりシート材給送
手段(35)側へ上昇される。
【0013】これにより、シート材フィーダ(30)か
ら引出されたシート材カセット(50)へのシート材
(P)の補給が容易になると共に、シート材フィーダ
(30)へのシート材カセット(50)の装着時には、
台板(55)上のシート材(P)はシート材給送手段
(35)側へ復帰される。 〈第2の発明の作用〉また、シート補給後のシート材カ
セット(50)をシート材フィーダ(30)に装着する
時、台板(55)への係止手段(57)の係止作用は係
止解除手段(33a)により解除され、この解除した時
点では台板(55)は台板押下手段(43)に係合状態
にある。
【0014】これにより、台板(55)に対する係止解
除後に、台板(55)が急激に跳ね上がる現象、及びこ
れによる弊害が解消される。
【0015】なお、上述カッコ内の符号は図面を参照す
るために示すものであって本発明の構成をなんら限定す
るものではない。
【0016】
【実施例】
〈第1の発明の実施例〉以下、第1の発明の第1実施例
を、図1〜図7を用いて説明する。
【0017】図1は本発明のシート材フィーダ30の斜
視図、図2は縦断側面図である。
【0018】図において31はフィーダの上面板、32
L,32Rはその上面板の左辺部と右辺部に互いに並行
に取付けた前後方向に長い台座、33はフィーダの下面
板である。フィーダ下面板33の前端部にはロック解除
片33aが設けてある。フィーダの上面板31の下面、
フィーダ下面板33の上面、左右の台座32L,32R
の内側面でシート材カセット収納空間C(図1)が構成
されている。
【0019】35はシート材の給送ローラ、36はシー
ト材の搬送ローラである。
【0020】本実施例のシート材給送ローラ35は側面
もしくは横断面において欠円形のローラ(D形カットロ
ーラ)にしてある。
【0021】前記の給送ローラ35と搬送ローラ36は
互いにほぼ並行であり、搬送ローラ36はフィーダ上面
板31の先端辺部に位置し、給送ローラ35はそれより
もシート材給送方向上流側に位置している。
【0022】42,42(図2)は左右の台座32L,
32Rの各内面に長手方向に沿って対称的に設けたカセ
ット出し入れ用の案内溝、43,43は同じく左右の台
座32L,32Rの各内面に対称的に設けた台板押下手
段であるカム溝部であり、前方傾斜部43a,43a及
び後方傾斜部43c,43cを有している。
【0023】図3はシート材カセット50の斜視図、図
4は縦断側面図である。
【0024】シート材カセット50において、51は上
面を開放した平面方形の本体ケース、51a,51b,
51c,51d,51eは該ケースの前面壁、左側壁、
右側壁、後面壁、底板である。52は本体ケースの外側
に設けた把手部、54L,54Rは本体ケースの左右側
壁51b,51cの上辺長手に沿って外方に張出されて
設けた細長フランジである。
【0025】55は本体ケース51内に納めた台板であ
り、支軸55aを回動支点にして押圧ばね62により上
方に付勢されている。台板55の前端部には係止部55
bが設けられている。この係止部55bは、本体ケース
の前面壁51aに設けた係止部溝穴53より前面壁51
aの裏側に突出させてある。シート材Pはこの台板55
上に堆積して本体ケース51内に納められる。
【0026】59は上記台板55に係合された押下軸で
あり、本体ケース51の左右側壁51b,51cの面に
それぞれ対称的に設けた斜め上下方向溝孔60に嵌入さ
せその左右両端部59L,59Rを左右両壁51b,5
1cの外側に突出させてある。
【0027】63,63は本体ケースの左右側壁に設け
た分離爪レバーであり、63a,63aは分離爪であ
る。分離爪レバー63は支軸63bを支点にして上下回
動自在であり、その先端部を本体ケースの前面壁51a
に設けた分離爪開口窓65,65に嵌入させてある。
【0028】図5は本発明の実施例におけるロック部断
面図である。
【0029】57は中板55を所定の位置に保持するた
めのロック爪である。61は本体ケース51の前面壁5
1aの裏面に設けたリブであり、該前面壁51aに設け
た係止部溝穴53,53の間に位置している。
【0030】前記ロック爪57は引張りばね58によっ
て、台板55の先端辺側の前方に設けた支軸57aを回
動支点に反時計方向に付勢されており、その先端部57
bがリブ61に下方より当接することでその回動が規制
されている。
【0031】前記台板の係止部55bが、前記ロック爪
の先端部57bに下方より当接することにより、台板5
5は所定の位置に保持される。
【0032】57cはロック解除腕であり、本体ケース
の底板51eより下方に突出している。
【0033】図6、図7は本発明による給紙装置のフィ
ーダ30から、シート材カセット50を着脱する際の要
部の動作を連続的に表したものである。
【0034】シート材カセット50がシート材フィーダ
30に装着されている状態においては、押下軸59はカ
ム溝43,43から離間している。台板55は押圧ばね
62により上方に押上げられ、最上位のシート材あるい
は台板55の先端辺側隅角部が分離爪63aと当接して
いる。一方ロック解除腕57cはシート材フィーダ30
に設けたロック解除片33aに当接し、ロック爪57は
退避位置に保持されている(図6(a) )。
【0035】カセット50のフィーダ30内からの取出
しはカセット前面側の把っ手部52に手指を引っかけて
図6(a) 矢示Xの方向に引張り移動させてフィーダ30
内から抜き外す。
【0036】このカセット50の取出し移動過程の初期
において、カセットの左右側壁51b,51cから外方
に突出している押下軸59の左右両端部59L,59R
がそれぞれ、フィーダの左右台座32L,32Rの内面
側に設けたカム溝43,43の後方傾斜部43c,43
cに係合し(図6(b) )、引続くカセット50の引抜き
移動力により押下軸59の左右両端部59L,59Rが
カム溝43の後方傾斜部43c,43cにより下方へ押
圧力を受け、押下軸59がそれを係合させてある斜め上
下方向溝孔60に沿って上端側始点から下端側終点へ下
降動していく。この押下軸59の下降動に伴い台板55
が後辺部55aを支点として下降回動していく。
【0037】一方ロック爪57は、カセット50の引抜
き動作に伴ってロック解除片33aから離間し、引張り
ばね58の付勢力によって反時計方向に回動して、リブ
61に当接してロック位置に保持される(図7(c) )。
【0038】引続くカセット50の引抜き移動により、
台板55はカム溝43,43によって最下位まで下降
し、台板55の先端に設けた係止部55bはロック爪5
7を押退けつつ乗越えた後これと係合し、これにより、
台板55はカセットの底付近にロックされた状態となり
フィーダ30から抜き外される(図7(d) )。
【0039】シート材カセット50内へのシート材Pの
積載収納はカセット50を前述のようにフィーダ30か
ら抜き外して本体ケース51の上面開口から行う。カセ
ット50はフィーダ30から抜き外された図4の状態に
おいては前述したように、カセット本体ケース51内の
台板55が本体ケース51の底板51e付近にロックさ
れている。また分離爪63a,63aは、それを設けた
レバー63,63の先端部63c,63cが本体ケース
前面壁51aに設けた分離爪開口窓65,65の一辺の
上に乗って受けとめられていてそれよりも下方への回動
が阻止されているので、本体ケース51内の上面開口寄
りの上位に保持されている。従って台板55の先端辺側
と分離爪63a,63aとの間隔が大きく保持されてい
てカセット本体ケース51内へのシート材の積載収納操
作を容易迅速に行うことができる。
【0040】フィーダ30に対するシート材カセット5
0の装着は、フィーダ上面板31の下面、フィーダ下面
板33の上面、左右の台座32L,32Rの内側面で構
成されるカセット収納空間C(図1)に対してフィーダ
の正面からカセット50の後面壁51d側を先にして、
かつカセット左右側の外方張出し細長フランジ54L,
54Rをそれぞれフィーダ左右の台座32L,32Rの
内面に長手に沿って設けてある前後方向案内溝42,4
2に嵌入係合させて押込む(図7(d) 矢示Y方向)。
【0041】このとき、台板55がカセット50の底付
近にロックされた状態では、押下軸左右両端部59L,
59Rは、カム溝の最下点43b,43bよりもやや上
方に位置しているが、カム溝43の前方傾斜部43a,
43aによってカム溝43の最下点43b,43bを乗
越えるため、カセット50の装着になんら支障をきたさ
ない。
【0042】カセット50が装着位置まで押込まれる直
前において、フィーダ30に設けたロック解除片33a
がロック爪57のロック解除腕57cに当接し、引続く
カセットの押込み移動に伴ってロック爪57は時計方向
に回動し、台板55のロックが解除される。
【0043】これにより、台板55は押圧ばね62の付
勢力によって上方に回動し、最上位のシート材あるいは
台板55の先端辺側隅角部が分離爪63a,63aに当
接した時点で、該台板のそれ以上の回動が停止する。
【0044】カセット50を十分に押し込み正規の装着
状態になると、少なくとも台板55の回動に伴う押下軸
59の移動範囲において、押下軸の左右両端部59L,
59Rは、カム溝43,43から離間しており、装置本
体2への給紙に伴う台板55の回動動作に干渉しない。
また、カセット50側のシート材搬送ローラ68はフィ
ーダ30側のシート材搬送ローラ36の前面に接触した
状態となる。
【0045】カセット50がフィーダ30に対して十分
に押込み移動されて正規に装着されるに至る直前時点ま
では、台板55はロック爪57によってカセット本体ケ
ース51の底板51e付近に保持され、この台板51上
の積載シート材Pも水平姿勢でカセット本体ケース51
内に納っている。またフィーダ上面板31側に配設した
シート材給送ローラ35は前述したように欠円形ローラ
(D形カットローラ)であり、常時は欠円側35aが下
向きの回転角姿勢で回転停止状態にある。そのためカセ
ット50の着脱に伴う移動過程において、カセット本体
ケース51内の収納積載シート材の最上位シート材Pの
上面は前記シート材給送ローラ35の下向き欠円側35
aから下方に十分に離間した関係にあり、フィーダ30
側の給送ローラ35との干渉はない。
【0046】カセット50がフィーダ30の正規の位置
に装着された状態において、本体装置1側の給紙スター
ト信号が入力されると、シート材給送ローラ35、ギヤ
トレインG、不図示のクラッチ及び不図示の電磁ソレノ
イドの作用により給送ローラ35が1回転回動し、最上
位シート材が分離爪63a,63aにより1枚分離され
てカセット50の前面壁51a方向へ繰り出される。前
記方向に繰り出されたシート材Pは、フィーダ30側の
搬送ローラ36とカセット側の搬送ローラ68とで形成
されるニップ部に下側から導入されてくわえ込まれて上
方へ搬送され、装置本体2内へ給送される。カセット5
0内の積載収納シート材Pの消費減少に伴い、台板55
は押圧ばね62の付勢力により逐次に持ち上げ回動され
る。
【0047】かくしてフィーダ30のシート材給送ロー
ラ35の1回転駆動がなされる毎にフィーダ30に装着
されているカセット50内の積載収納シート材が1枚宛
装置本体側へ給送され、この給送シート材Pに対する画
像形成が順次に実行される。
【0048】本第1の発明の第1実施例は以上のように
構成しており、シート材カセットを取出す操作によって
台板55が押下げられて所定の位置に保持されるため、
従来の容易かつ迅速なシート材補給性を、操作者によら
ずより快適に実現することができる。
【0049】本発明の第2の実施例について、図8を用
いて説明する。
【0050】図8において、台板押下手段であるカム溝
43,43の前方傾斜部43a,43aは、カセット5
0の台板押下軸59の動作範囲の最上位まで延長されて
いる。本実施例におけるその他の構成、及び通常時の各
部の動作は第1実施例と同様である。
【0051】シート材補給時あるいはカセット50の着
脱時において、何らかの原因によって誤ってロックが解
除されると、台板55が上昇して最上位のシート材ある
いは台板55の先端辺側角隅部が分離爪63aと当接し
た状態となる。この状態でカセット50をフィーダ30
に装着すると、装着の途中において台板押下軸の両端部
59L,59Rはカム溝の前方傾斜部43a,43aと
係合する。引続くカセット50の押込み移動により、押
下軸の両端部59L,59Rがカム溝の最下点43b,
43bまで押下げられロックがかかった状態となり、そ
の後は第1実施例と同様にしてカセット50は正規の位
置に装着される。
【0052】本第2実施例は以上のように構成されてお
り、台板55の位置によらず台板押下軸59はカム溝4
3の前方傾斜部43aにより該カム溝43を乗越える。
そのため、シート材カセット50を取出した状態におい
て不要に中板の係止が解除され台板55が上昇していて
も、台板押下手段43がカセット50の装着に支障を来
すことはない。
【0053】本発明の第3の実施例について、図9及び
図10を用いて説明する。
【0054】図9は本実施例における台板押下手段であ
るカム43の構成図である。32a,32aはフィーダ
台座32L,32Rの内側面に形成された凹部、32
b,32bは該凹部32aの内部であってカム溝の最下
点43b,43bよりも前方下位に設けたカム支軸であ
る。カム溝43は該カム支軸32b,32bを回動支点
にして、ねじりコイルばね44,44により反時計方向
に付勢されており、その前方辺43d,43dが前記凹
部の内壁32c,32cに当接することでその回動が規
制されている。
【0055】本実施例によれば、カセット50のフィー
ダ30からの取出し時においては、カム溝43,43は
反時計回りの回動が規制されているため、上記第1実施
例と同様に台板押下手段として働く。
【0056】そして前記カセット50の前記フィーダ3
0への装着時においては、台板押下軸59の両端部59
L,59Rがカム溝43の前方辺43d,43dに当接
した後、さらなる押込み移動によってカム溝43,43
は時計方向に回動して押下軸両端部59L,59Rを逃
す。押下軸両端部59L,59Rがカム溝43,43を
乗越えると、カム溝43,43はねじりコイルばね4
4,44の付勢力により所定の位置に戻る。
【0057】図10は本実施例における台板押下手段で
あるカム43のさらに別の実施例の要部斜視図である。
32b,32bはカム溝の前方辺側であってフィーダ台
座の内部に設けたカム支軸、32d,32dはフィーダ
台座の内側面に設けた切欠き窓、43e,43eはカム
溝に一体に設けたフランジである。カム溝43,43
は、圧縮ばね45,45の付勢力により切欠き窓32
d,32dよりカセット収納空間Cに突出し、カム溝の
フランジ43e,43eがフィーダ台座の内壁32c,
32cに当接することでその回動が規制されている。一
方カム溝の前方辺側には傾斜面43f,43fが設けら
れ、カム溝43の前方辺43d,43dはフィーダ台座
32Lの内側面より台座内部に引込んだ位置にある。
【0058】本実施例によれば、カセット50のフィー
ダ30からの取出し時においては、カセットの台板押下
軸の両端部59L,59Rによってカム溝43の後方傾
斜部43c,43cに作用する力はカム溝43,43を
カセット収納空間の内部に突出させる方向に働くが、該
方向へのカム43,43の回動が規制されているため
に、カム43,43は前記第1実施例と同様に台板押下
手段として働く。
【0059】そして前記カセット50の前記フィーダ3
0への装着時においては、台板押下軸59の両端部59
L,59Rがカム溝43の傾斜面43f,43fに当接
した後、さらなる押込み移動力によってカム溝43,4
3はフィーダ台座内部に退避して押下軸両端部59L,
59Rを逃す。押下軸両端部59L,59Rがカム溝4
3,43を乗越えると、カム溝43,43は圧縮コイル
ばね45,45により所定の位置に戻る。
【0060】本第3実施例は以上のように構成されてお
り、カセット50の装着において、台板押下軸59がカ
ム溝43と当接することで該カム溝43が退避する。そ
のためシート材カセット50を取出した状態において不
要に中板の係止が解除され台板55が上昇していても、
台板押下手段43がカセットの装着に支障を来すことは
ない。 〈第2の発明の実施例〉図11は第2の発明の実施例に
おけるロック部断面図である。なお、第1の発明の図1
〜図4及び図7は本第2の発明にも適用するものとす
る。
【0061】57は台板55を所定の位置に保持するた
めのロック爪である。61は本体ケースの前面壁51a
の裏面に設けたリブであり、前面壁51aに設けた係止
部溝穴53,53の間に位置している。
【0062】前記ロック爪57は引張りコイルばね58
によって、台板55の先端辺側の前方に設けた支軸57
aを中心に反時計方向に付勢されており、ロック爪の先
端部57bがリブ61に下方より当接することでその回
動が規制されている。
【0063】本体ケース前面壁の裏面に突出している係
止部55bが、前記ロック爪の先端部57bに下方より
当接することにより、台板55は所定の位置に保持され
る。
【0064】一方、ロック解除腕57cは、本体ケース
の底板51eに設けたロック解除腕開口窓56より下方
外部に突出している。
【0065】図12〜図14は本発明による給紙装置の
フィーダ30からシート材カセット50を着脱する際の
要部の動作を連続的に表わした説明図である。
【0066】シート材カセット50がシート材フィーダ
30に装着されている状態においては、押下軸59はカ
ム溝43,43と離間している。台板55は押圧ばね6
2により上方に押上げられ、最上位のシート材あるいは
台板55の先端辺側隅角部が分離爪63aと当接してい
る。一方、ロック解除腕57cはシート材フィーダ30
のフィーダ下面板に設けたロック解除片33aに当接
し、ロック爪57は退避位置に保持されている(図12
(a) )。
【0067】カセット50のフィーダ30内からの取り
出しはカセット前面側の把っ手部52に手指を引っかけ
て図12(a) 矢示Xの方向に引張り移動させてフィーダ
30内から抜き外す。
【0068】このカセット50の取出し移動過程の初期
において、カセット50の左右側壁51b,51cから
突出している押下軸59の左右両端部59L,59Rが
それぞれ、フィーダ30の左右台座32L,32Rの内
面側に設けたカム溝43の後方傾斜部43c,43cに
係合し(図12(b) )、引続くカセット50の引抜き移
動力で押下軸の左右両端部59L,59Rがカム溝の後
方傾斜部43c,43cにより下方へ押圧力を受け、押
下軸59がそれを係合させてある斜め上下方向溝孔6
0,60に沿って上端側始点から下端側終点へ下降動し
ていく。この押下軸59の下降動に伴い台板55が後辺
部55aを支点として下降回動していく(図13(c)
)。
【0069】押下軸の両端部59L,59Rがカム溝の
最下位に設けた略水平部43b,43bにかかった後、
ロック解除片33aがロック解除腕57cから離れはじ
め(図13(d) )、それに伴いロック爪57は反時計方
向に回動してカセット50のリブ61に当接し、ロック
位置に保持される(図14(e) )。押下軸の両端部59
L,59Rがカム溝の略水平部43b,43bを通過し
ている間押下軸59は最下位に保持され、台板55の係
止部55bはロック爪の先端部57bより下位にあるた
めロック爪の動作に干渉しない。ロック爪57が完全に
ロック位置に保持された後に押下軸の両端部59L,5
9Rはカム溝の略水平部43b,43bを通過して、押
圧ばね62の付勢力によってカム溝の前方傾斜部43
a,43aに沿って上昇する。それに伴い台板55は上
昇し、係止部55bがロック爪の先端部57bと当接し
て保持され、これにより、台板55はカセットの底付近
にロックされた状態となる(図14(f) )。
【0070】シート材カセット50内へのシート材Pの
積載収納はカセット50を前述のようにフィーダ30か
ら取出して本体ケース51の上面開口から行う。カセッ
ト50はフィーダ30から取出された図11の状態にお
いては前述したように、カセット本体ケース内の台板5
5が本体ケースの底板付近にロックされている。また分
離爪63a,63aは、ソレノイドを設けたレバー6
3,63の先端部63c,63cが本体ケースの前面壁
51aに設けた分離爪開口窓65,65の一辺の上に乗
って受けとめられていてそれよりも下方への回動が規制
されているので、本体ケース51内の上面開口寄りの上
位に保持されている。従って台板55の先端辺側と分離
爪63a,63aとの間隔が大きく保持されていてカセ
ット本体ケース51内へのシート材Pの積載収納操作を
容易迅速に行うことができる。
【0071】フィーダ30に対するシート材カセット5
0の装着は、フィーダ30の上面板31の下面、フィー
ダ下面板33の上面、左右の台座32L,32Rの内側
面で構成されるシート材カセット収納空間C(図1)に
対してフィーダ30の正面からカセット50の後面壁5
1dを先にして、かつカセット左右側の外方張出し細長
フランジ54L,54Rをそれぞれフィーダ左右の台座
32L,32Rの内面に長手に沿って設けてある前後方
向案内溝42,42に嵌入係合させて押込む(図14
(f) 矢示Y方向)。
【0072】カセット装着時の各部の動作はカセット引
抜き時とは逆の動作に従う。即ち、カセット50がフィ
ーダ30に対して十分に押込み移動されて正規に装着さ
れる直前時点で、カセット50の左右側壁51b,51
cから外方に突出している押下軸59の左右両端部59
L,59Rがそれぞれ、フィーダ30の左右台座32
L,32Rの内面側に設けたカム溝の前方傾斜部43
a,43aに係合する。引続くカセット50の押込み移
動により、押下軸の左右両端部59L,59Rがカム溝
の略水平部43b,43bまで押下げられ、中板55が
最下位に下降してロック爪の先端部57bから離間す
る。
【0073】そして、押下軸の左右両端部59L,59
Rがカム溝の略水平部43b,43bを通過する間に、
ロック爪のロック解除腕57cがロック解除片33aに
当接し、ロック爪が時計方向に回動してロックが解除さ
れる。その後、押下軸の左右両端部59L,59Rはカ
ム溝の後方傾斜部43c,43cにかかり、押圧ばね6
2の付勢力によって該押下軸の左右両端部59L,59
Rがカム溝の後方傾斜部43c,43cに沿ってそれを
係合させてある斜め上下方向溝孔60,60の下端側か
ら上端側へ回動していく。
【0074】これに伴いシート材Pが積載されている台
板55が、後辺部55aを支点として先端辺側が持ち上
げられ前上がり傾斜姿勢に回動し、最上位のシート材あ
るいは台板55の先端辺側隅角部が分離爪と当接した時
点で、台板のそれ以上の回動が停止し、押下軸の両端部
59L,59Rとフィーダ台座のカム溝43,43から
離間する。
【0075】そしてカセット50を十分に押込み正規の
装着状態になると、カセット50側のシート材搬送ロー
ラ68はフィーダ30側のシート材搬送ローラ35の前
面に接触した状態になる。
【0076】以上の装着過程において、台板55のロッ
クが解除されたときにはすでに押下軸の左右両端部59
L,59Rがカム溝43,43に係合しているため、押
下軸の上昇はカセット50のフィーダ30への装着抵抗
を受け、カセットの押込みに伴ってカム溝に沿って緩や
かに行われる。そのためロックが外れたときに中板55
が急激に跳ね上がることはなく、良好な装着感を得るこ
とができる。また、中板の上昇力がカセットの装着を助
勢する方向に働くため、カセットの装着抵抗を軽減する
ことができる。一般に容量の大きなカセットほど摩擦な
どによる装着抵抗が大きくなる傾向にあるが、押圧ばね
62の弾性力も容量の増加に伴って大きくなるため、上
記助勢効果も大きなものとなる。
【0077】カセット50がフィーダ30に対して十分
に押込み移動されて正規に装着されるに至る直前時点ま
では、台板55はロック爪47によってカセット本体ケ
ースの底板41e付近に保持され、該台板55上の積載
シート材Pも水平姿勢でカセット本体ケース51内に納
っている。またフィーダ30の上面板31側に配設した
シート材給送ローラ35は前述したように欠円形ローラ
(D形カットローラ)であり、常時は欠円側35aが下
向きの回転角姿勢で回転停止状態にある。そのためカセ
ット50の着脱に伴う移動過程において、カセット本体
ケース51内の収納積載シート材Pの最上位シート材の
上面は前記シート材給送ローラの下向き欠円側35aか
ら下方に十分に離間した関係にあり、フィーダ30側の
給送ローラ35との干渉はない。
【0078】カセット50がフィーダ30の正規の位置
に装着された状態において、本体装置側の給紙スタート
信号が入力されると、ギヤトレインG、不図示のクラッ
チ及び不図示の電磁ソレノイドの作用によりシート材給
送ローラ35が1回転し、最上位シート材が分離爪63
a,63aにより1枚分離されてカセット50の前面壁
51a方向へ繰り出され、フィーダ30側のシート材搬
送ローラ36とカセット50側のシート材搬送ローラ6
8とで形成されるニップ部に下側から導入されてくわえ
込まれて上方へ搬送され、装置本体内へ給送される。カ
セット50内の積載収納シート材Pの消費減少に伴い、
台板55は押圧ばね62の付勢力により逐次に持ち上げ
回動される。
【0079】かくしてフィーダ30側のシート材給送ロ
ーラ36の1回転駆動がなされる毎にフィーダ30に装
着されているカセット50内の積載収納シート材が1枚
宛装置本体側へ給送され、その給送シート材に対する画
像形成が順次に実行される。
【0080】図15は第2の発明の実施例2におけるロ
ック部の斜視図、図16は縦断面図である。
【0081】図15において67は、ロック爪のロック
解除腕57cの直上であってカセット着脱方向に移動可
能に設けたセーフティーバーであり、カセットの本体ケ
ース左右側壁51b,51cの面にそれぞれ対称的に設
けたセーフティーバー開口窓69,69に嵌入させその
左右両端部67L,67Rを左右側壁51b,51cの
外側に露出させてある。該セーフティーバー67は引張
りコイルばね70,70によって、本体ケース前面壁5
1aの方向に付勢されている。
【0082】カセット50をフィーダ30から取出した
状態では、図16に示したように台板55がロック爪5
7によって係止位置に保持されている。一方セーフティ
ーバー67は引張りコイルばね70,70の付勢力によ
ってロック解除腕57cの直上に位置している。このた
めロック爪57のロック解除方向(図中時計方向)の回
動は、ロック解除腕57cがセーフティーバー67に当
接することで阻止され、従って台板55のロックが不要
に解除されるのを防止する。
【0083】カセット50をフィーダ30に装着する
と、セーフティーバーの左右両端部67L,67Rがフ
ィーダの左右台座32L,32Rに当接し、さらなるカ
セットの押込み移動により、セーフティーバー67は引
張りコイルばね70,70の付勢力に逆らって図9に示
した矢指方向に移動し、ロック解除片33aがロック解
除腕57cに当接する直前において図8に一点鎖線で示
した退避位置に移動する。さらなるカセットの押込み移
動により、ロック爪57は時計方向に回動して台板のロ
ックが解除される。その際セーフティーバー67は退避
位置にあるためロック爪57の動作に干渉しない。本発
明のその他の構成及び各部の動作は上記第1実施例と同
様である。
【0084】本発明は上記のように構成しており、カセ
ット50がフィーダ30から取出された状態ではロック
の解除を防止する安全手段が働き、カセット50のフィ
ーダ30への装着によって該安全手段が解除される。こ
のため上記実施例と同様に、通常のシート材補給操作に
おいては操作中不要にロックが解除されることはない。
【0085】第2の発明の第3の実施例について、図1
7及び図12〜図13を用いて説明する。
【0086】図17はロック爪57が退避位置に保持さ
れ、一方台板55が台板押下手段によって最下位に押下
げられた状態における係止機構の要部縦断面図である。
【0087】図17において、退避位置に保持されたロ
ック爪の先端部57bは台板の係止部55bの昇降動作
に干渉しない位置にある。一方最下位に位置する台板の
係止部55bはロック爪先端部57bの回動動作に干渉
しない位置にある。
【0088】図12〜図14は本発明による給紙装置
の、フィーダ30からシート材カセット50を取出す際
の要部の動作を連続的に表した説明図である。
【0089】図12〜図13における台板55の下降移
動過程を通じて、ロック爪57のロック解除腕57cは
ロック解除片33aと常に当接しており、ロック爪57
は退避位置に保たれている。そのため台板55とロック
爪57とが干渉することはない。
【0090】図13(d) は、ロック解除腕57cがロッ
ク解除片33aから離間してロック爪57が退避位置か
ら係止位置への回動を開始する直前の状態を表した図で
ある。
【0091】一方図14(e) は、ロック爪57が退避位
置から係止位置への回動を完了した直後の状態を表した
図である。
【0092】図13(d) 〜図14(e) におけるロック爪
の回動過程を通じて、台板押下軸59は台板押下手段で
あるカム溝43,43の略水平部43b,43bと係合
しており、その結果台板55は最下位に保持されてい
る。そのため台板55とロック爪57とが干渉すること
はない。
【0093】さらなるカセットの引抜き移動により、押
下軸59はカム溝の略水平部43b,43bを通過し台
板55は上昇して、係止位置に移動を完了したロック爪
の先端部57bに台板の係止部55bが下方より当接
し、台板55は本体ケースの底板51e付近に係止保持
される(図14(f) )。
【0094】カセット50のフィーダ30への装着にお
ける要部の動作は取出し時と逆となる。即ち台板55が
あらかじめ最下位に移動した後ロック爪57の退避位置
への回動が開始し、該ロック爪の退避位置への回動が完
了した後台板55の上昇回動が開始する。本発明のその
他の構成及び各部の動作は上記第1実施例と同様であ
る。
【0095】本発明は上記のように構成しており、台板
の係止及びその解除において、台板がロック爪を押退け
つつこれを乗越える。あるいは逆にロック爪が台板を押
退けつつこれを乗越えることはない。このため台板とロ
ック爪との摺動による摩耗がなく、係止機構の良好な耐
久性を備えつつ従来の容易迅速なシート材補給性を実現
することができる。
【0096】
【発明の効果】
〈第1の発明の効果〉本発明によれば、本発明のシート
材給送装置は、カセットの取出し動作に伴って台板が押
下げられて底板付近に保持されるため、シート材補給時
には常に台板がカセットの底板付近に位置しており、台
板と分離部材との間隔が大きく保持される。従って手動
による台板押下動作が必要なく、従来の容易かつ迅速な
シート材補給性を、操作者によらずより好適に実現でき
る。 〈第2の発明の効果〉本発明によれば、本発明のシート
材給送装置は、カセットの取りはずし動作に伴って中板
が押し下げられて底板付近で保持されるため、装置本体
より取り外してあるときには、中板とシート材分離部材
との間を大きく確保することができる。従って、シート
材収納部に対するシート材補給時は、シート材の積載補
給を中板による押し上げ抵抗や分離部材との干渉がなく
シート材を容易かつ迅速に行うことができる。
【0097】また、カセットの装着に伴って台板へのロ
ックが解除されたときには、台板と押し下げ手段が係合
しており、その後のカセットの装着動作おいて台板ある
いは最上位のシート材が分離手段と当接して安定するま
で前記の係合が解除される。このため、台板が急激に跳
ね上がることはなく、カセット装着時にシート材や装置
本体になんら支障をきたすことなく、容易迅速なシート
材補給を実現すると共に良好な操作感を得ることができ
る。
【0098】さらに、台板の上昇力がカセットの装着を
助勢するため、カセットの装着抵抗を低減し、快適な操
作性を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の第1の実施例に係るシート材給送
装置の斜視図。
【図2】同じくシート材フィーダの縦断側面図。
【図3】同じくシート材カセットの斜視図。
【図4】同じくシート材給送装置の動作図。
【図5】同じくロック爪部の縦断側面図。
【図6】同じく台板の動作図。
【図7】同じく台板の動作図。
【図8】同じく本発明の第2の実施例に係るカム溝部の
側面図。
【図9】本発明の第3の実施例に係るカム溝部の斜視
図。
【図10】同じくカム溝部の斜視図。
【図11】第2の発明に係るロック爪部の縦断側面図。
【図12】同じく台板の動作図。
【図13】同じく台板の動作図。
【図14】同じく台板の動作図。
【図15】第2の発明の実施例2に係るロック爪部の斜
視図。
【図16】同じく第3の実施例に係るロック爪部の縦断
側面図。
【図17】同じくロック爪部の動作図。
【図18】従来のシート材給送装置の縦断側面図。
【図19】従来の他のシート材給送装置の縦断側面図。
【符号の説明】
P シート材 2 画像形成の装置本体 30 シート材フィーダ 33a ロック解除片(係止解除手段) 35 給送ローラ(シート材給送手段) 43 カム溝(台板押下手段) 50 シート材カセット 55 台板 57 ロック爪(係止手段) 62 押圧ばね(付勢手段)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート材を堆積するための可動台板及び
    該台板をシート材給送手段側に付勢する手段及び該台板
    が付勢手段に抗して押下げられたときこれを定位置に係
    止する係止手段等を有するシート材カセットと、前記カ
    セット内に納めたシート材を装置本体に給送するシート
    材フィーダと、前記シート材カセットを前記フィーダへ
    装着したとき、前記台板と前記係止手段との係合を解除
    する係止解除手段とからなるシート材給送装置におい
    て、 前記シート材カセットの、前記シート材フィーダからの
    取出し動作に伴って、前記台板を前記付勢手段に抗して
    少なくとも台板が係止される位置まで下降移動させる台
    板押下手段を有することを特徴とするシート材給送装
    置。
  2. 【請求項2】 少なくともシート材給送動作中は、前記
    台板押下手段が前記台板動作に干渉しないことを特徴と
    する請求項1記載のシート材給送装置。
  3. 【請求項3】 シート材を堆積するための可動台板及び
    該台板をシート材給送手段側に付勢する手段及び該台板
    が付勢手段に抗して押下げられたときこれを定位置に係
    止する係止手段等を有するシート材カセットと、該シー
    ト材カセット内に収めたシート材を装置本体内に給送す
    るシート材フィーダと、前記シート材カセットを前記シ
    ート材フィーダへ装着したとき、前記台板と前記係止手
    段との係合を解除する係止解除手段とからなるシート材
    給送装置において、 前記フィーダからの前記カセットの取り出し動作に伴っ
    て、前記台板を前記付勢手段に抗して少なくとも台板が
    係止されている位置まで下降移動させる台板押下手段を
    有し、 前記台板と前記係止手段との係合が前記係止解除手段に
    より解除された時点で、前記台板と前記台板押下手段と
    が係合状態にあることを特徴とするシート材給送装。
  4. 【請求項4】 前記台板の係止解除後、該台板の上昇が
    停止するまでの間、前記台板と前記押下手段との係合が
    保たれることを特徴とする請求項3記載のシート材給送
    装置。
  5. 【請求項5】 少なくともシート材送動作中は、前記押
    下手段は前記台板に干渉しないことを特徴とする請求項
    3記載のシート材給送装置。
  6. 【請求項6】 前記台板押下手段は、前記台板と前記係
    止手段との係合解除後における前記台板の上昇力を、前
    記フィーダへの前記カセットの装着方向に変換する変換
    機構を果たすことを特徴とする請求項3記載のシート材
    給送装置。
  7. 【請求項7】 前記押下手段としてカムを用いたことを
    特徴とする請求項3記載のシート材給送装置。
  8. 【請求項8】 シート材を堆積するための可動台板と、
    該台板をシート材給送手段側に付勢する手段と、該台板
    が付勢手段に抗して押下げられたときこれを定位置に係
    止する係止手段とを有するシート材カセットと、前記カ
    セット内に納めたシート材を装置本体に給送するシート
    材フィーダと、前記シート材カセットを前記フィーダへ
    装着したとき、前記台板と前記係止手段との係合を解除
    する係止解除手段とからなるシート材給送装置におい
    て、 少なくとも前記カセットが前記フィーダから取り出され
    た状態では、前記係止手段が外部から容易に触れられな
    い位置にあることを特徴とするシート材給送装置。
  9. 【請求項9】 シート材を堆積するための可動台板と、
    該台板をシート材給送手段側に付勢する手段と、該台板
    が付勢手段に抗して押下げられたときこれを定位置に係
    止する係止手段とを有するシート材カセットと、前記カ
    セット内に納めたシート材を装置本体に給送するシート
    材フィーダと、前記シート材カセットを前記フィーダへ
    装着したとき、前記台板と前記係止手段との係合を解除
    する係止解除手段とからなるシート材給送装置におい
    て、 少なくとも前記カセットが前記フィーダから取り出され
    た状態では、前記台板と前記係止手段との係合の解除を
    防止する安全手段を有することを特徴とする請求項7記
    載のシート材給送装置。
  10. 【請求項10】 前記フィーダへの前記カセットの装着
    において、前記台板と前記係止手段との係合が解除され
    る前に、あらかじめ前記安全手段を解除する安全解除手
    段を有することを特徴とする請求項7記載のシート材給
    送装置。
  11. 【請求項11】 シート材を堆積するための可動台板
    と、該台板をシート材給送手段側に付勢する手段と、該
    台板が付勢手段に抗して押下げられたときこれを定位置
    に係止する係止手段とを有するシート材カセットと、前
    記カセット内に納めたシート材を装置本体に給送するシ
    ート材フィーダと、前記シート材カセットを前記フィー
    ダへ装着したとき、前記台板と前記係止手段との係合を
    解除する係止解除手段とからなるシート材給送装置にお
    いて、 前記台板が付勢手段に抗して押し下げられたとき、前部
    台板が前記係止手段に当接する以前に、あらかじめ前記
    係止手段が前記台板に干渉しない位置に退避しているこ
    とを特徴とするシート材給送装置。
  12. 【請求項12】 シート材を堆積するための可動台板
    と、該台板をシート材給送手段側に付勢する手段と、該
    台板が付勢手段に抗して押下げられたときこれを定位置
    に係止する係止手段とを有するシート材カセットと、前
    記カセット内に納めたシート材を装置本体に給送するシ
    ート材フィーダと、前記シート材カセットを前記フィー
    ダへ装着したとき、前記台板と前記係止手段との係合を
    解除する係止解除手段とからなるシート材給送装置にお
    いて、 前記係止手段が係止位置と係止解除位置との間を移動す
    る際に、あらかじめ前記台板が前記係止手段と干渉しな
    い位置に退避していることを特徴とする請求項10記載
    のシート材給送装置。
  13. 【請求項13】 シート材を堆積するための可動台板
    と、該台板をシート材給送手段側に付勢する手段と、該
    台板が付勢手段に抗して押下げられたときこれを定位置
    に係止する係止手段とを有するシート材カセットと、前
    記カセット内に納めたシート材を装置本体に給送するシ
    ート材フィーダと、前記シート材カセットを前記フィー
    ダへ装着したとき、前記台板と前記係止手段との係合を
    解除する係止解除手段とからなるシート材給送装置にお
    いて、 前記フィーダからの前記カセットの取り出し動作に伴っ
    て、前記台板を前記付勢手段に抗して少なくとも台板が
    係止されている位置まで下降移動させる台板押下手段を
    有し、 前記カセットの装着において、該カセットの装着を妨げ
    ない位置に前記台板を導くガイド部を前記カムの前記カ
    セットの装置側に設けたことを特徴とするシート材給送
    装置。
  14. 【請求項14】 前記ガイド部は、少なくとも前記台板
    の前記カムと係合する部分の動作範囲全体にわたってい
    ることを特徴とする請求項12記載のシート材給送装
    置。
  15. 【請求項15】 シート材を堆積するための可動台板
    と、該台板をシート材給送手段側に付勢する手段と、該
    台板が付勢手段に抗して押下げられたときこれを定位置
    に係止する係止手段とを有するシート材カセットと、前
    記カセット内に納めたシート材を装置本体に給送するシ
    ート材フィーダと、前記シート材カセットを前記フィー
    ダへ装着したとき、前記台板と前記係止手段との係合を
    解除する係止解除手段とからなるシート材給送装置にお
    いて、 前記フィーダからの前記カセットの取り出し動作に伴っ
    て、前記台板を前記付勢手段に抗して少なくとも台板が
    係止されている位置まで下降移動させる台板押下手段を
    有し、 前記台板押下手段は、前記カセットの装着方向の力に対
    して、該カセットの装着を妨げない位置に退避可能であ
    ることを特徴とするシート材給送装置。
  16. 【請求項16】 前記台板押下手段は、前記カセットの
    装着方向の力がなくなると共に、所定の位置に復元する
    ことを特徴とする請求項14記載のシート材給送装置。
  17. 【請求項17】 シート材を堆積するための可動台板
    と、該台板をシート材給送手段側に付勢する手段と、該
    台板が付勢手段に抗して押下げられたときこれを定位置
    に係止する係止手段とを有するシート材カセットと、前
    記カセット内に納めたシート材を装置本体に給送するシ
    ート材フィーダと、前記シート材カセットを前記フィー
    ダへ装着したとき、前記台板と前記係止手段との係合を
    解除する係止解除手段とからなるシート材給送装置にお
    いて、 前記フィーダからの前記カセットの取り出し動作に伴っ
    て、前記台板を前記付勢手段に抗して少なくとも台板が
    係止されている位置まで下降移動させる台板押下手段を
    有し、 前記台板の前記台板押下手段と係合する部分は、前記カ
    セットの装着方向と逆向きに対して、前記カセットの装
    着を妨げない位置に退避可能であるシート材給送装置。
  18. 【請求項18】 前記台板の前記台板押下手段係合する
    部分は、時性カセットの装着方向と逆向きの力がなくな
    ると共に、所定の位置に復元することを特徴とするする
    請求項16記載のシート材給送装置。
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JP2008174331A (ja) * 2007-01-17 2008-07-31 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

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