JPH0690796B2 - 光学式情報記録装置およびトラック間隔測定装置 - Google Patents

光学式情報記録装置およびトラック間隔測定装置

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JPH0690796B2
JPH0690796B2 JP63163424A JP16342488A JPH0690796B2 JP H0690796 B2 JPH0690796 B2 JP H0690796B2 JP 63163424 A JP63163424 A JP 63163424A JP 16342488 A JP16342488 A JP 16342488A JP H0690796 B2 JPH0690796 B2 JP H0690796B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、光学式情報記録装置に関し、特に2本の記録
ビームを用いて記録媒体上に異なる信号を同時に記録す
ることによって2種の記録信号トラックを形成する記録
装置および記録形成された2種の記録信号トラックの間
隔を測定する測定装置に関する。
背景技術 2本の記録ビームを用いて異なる信号を同時に記録する
ことによって2種の記録信号トラックを形成する一例と
して、いわゆるランド記録方式と称される案内溝間記録
方式光ディスクのプリフォーマット情報を記録する場合
を例にとって説明する。
2本の記録ビームを用いた案内溝間記録方式光ディスク
のマスタリング工程における記録装置としては、従来、
第6図に示すものが知られている。図において、記録用
レーザ光源1から出射されたレーザビームはビームスプ
リッタ2で2分割され、分割された一方のビームは直接
光変調器3に入射し、他方のビームはミラー4で反射さ
れた後光変調器5に入射する。光変調器3,5は入射ビー
ムに対してそれぞれ入力信号により光変調を行なう。光
変調器3で光変調されたビームは可動式ミラー6で反射
され、可動式ハーフミラー7により光変調器5で光変調
されたビームと1本のビームに合成された後、ミラー8
およびビーム整形レンズ18,19を経てミラー9により記
録レンズ10に導かれ、この記録レンズ10によってフォト
レジスト等を塗布したガラス原盤等の記録媒体11の記録
面上に微小間隔の2つのビームスポットとして同時に集
光される。
かかる構成において、例えば光変調器3ではプリピット
信号に応じた光変調を行なうと共に、光変調器5では案
内溝信号に応じた光変調を行ない、さらに可動式ミラー
6,7の一方又は両方のあおりを機械的に調整して案内溝
と案内溝との中間にプリピットが位置するように2本の
記録ビームの集光位置、すなわち2本の記録ビームによ
る各ビームスポットの間隔を設定すれば、第2図に示す
ようなプリフォーマットパターンが得られることにな
る。
第7図に他の従来装置を示す。本装置も第6図に示した
装置とほぼ同様な構成となっており、異なる点はミラー
6およびハーフミラー7として固定式ミラーが用いら
れ、これらミラー6,7と光変調器3,5との間にビームの光
軸に垂直な面内で移動可能なビーム整形レンズ12,13お
よび固定(又は半固定)ビーム整形レンズ14,15が挿入
されている点である。この従来装置においては、ビーム
整形レンズ12,13をビームの光軸に垂直な面内で平行に
機械的に動かすことにより、案内溝と案内溝との中間に
プリピットが位置するように2本の記録ビームの集光位
置の設定が行なわれる。
以上のように、従来装置ではいずれも、2本の記録ビー
ムの集光位置の調整を機械的に行なう構成となっている
ため、位置決め精度および再現性がさほど良くないとい
う欠点があった。
また、記録形成されたプリピットと案内溝との実際の相
対位置関係は、光学顕微鏡や電子顕微鏡などを使用して
検査・測定し、目標値からずれていた場合には、上述し
た機械的調整を繰り返して所望の位置関係を得るように
していたが、光学顕微鏡や電子顕微鏡を用いても相対位
置関係が必要な精度および分解能で測定することは難し
く、さらに電子顕微鏡を使用する場合には破壊検査とな
り、記録媒体は使用不可能となってしまうなどの欠点が
あった。
発明の概要 そこで、本発明は、2本の記録ビームの集光位置を高精
度にかつ再現性良く設定し得る光学式情報記録装置を提
供することを目的とする。
本発明はさらに、記録形成された2種の記録信号トラッ
クの間隔を記録媒体を使用可能な状態で高精度に測定し
得るトラック間隔測定装置を提供することを目的とす
る。
本発明による光学式情報記録装置は、2本の記録ビーム
によって記録媒体上に2種の記録信号トラックをそれぞ
れ平行にかつトラック直交方向において交互に配列する
ように記録形成する装置であって、2本の記録ビームの
少なくとも一方の光路中に光偏向手段を設け、この光偏
向手段によって2本の記録ビームによる記録媒体上の各
ビームスポットのトラック直交方向における相対位置の
調整をなす構成となっている。
また、本発明によるトラック間隔測定装置は、2本の記
録ビームによって記録媒体上に互いに平行にかつトラッ
ク直交方向において交互に配列するように記録形成され
た2種の記録信号トラックの一方の2本のトラックに跨
るスポット径の測定ビームスポットを記録媒体の記録面
上に照射し、この測定ビームスポットに基づく記録媒体
の記録面を経たビームに基づいて測定ビームスポットの
2本のトラック間中心線に対する偏倚方向および偏倚量
に応じた極性およびレベルのエラー信号を生成し、この
エラー信号の直流成分の極性およびレベルを2種の記録
信号トラックの間隔情報として導出する構成となってい
る。
実施例 以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説明する。
第1図は本発明による光学式情報記録装置の一実施例を
示すブロック図である。図において、記録用レーザ光源
1から出射されたレーザビームはビームスプリッタ2で
2分割され、分割された一方のビームは直接光変調器3
に入射して例えばプリピット信号に応じて光変調され、
他方のビームはミラー4で反射された後光変調器5に入
射して例えば案内溝信号により光変調される。光変調器
3,5で光変調された各ビームは光偏向器16,17にそれぞれ
入射する。
光偏向器16,17は入射ビームの進行方向を変える作用を
なし、これら光偏向器16,17としては、物質中の超音波
による屈折率の周期的変化を形成させ、超音波の周波数
を変えてビームの回折角度を変える音響光学(A/O)効
果を用いたもの、あるいは電界印加による物質の屈折率
変化を利用した電気光学(E/O)効果を用いたものが用
いられる。
光偏向器16で偏向されたビームはミラー6で反射され、
ハーフミラー7において光偏向器17で偏向されたビーム
と1本のビームに合成された後、ミラー8およびビーム
整形レンズ18,19を経てミラー9により記録レンズ10に
導かれ、この記録レンズ10によってフォトレジスト等を
塗布したガラス原盤等の記録媒体11の記録面上に微小間
隔の2つのビームスポットとして同時に集光される。
かかる構成において、記録媒体11の記録面上の2つのビ
ームスポットの相対位置関係すなわち間隔を任意に設定
するには、光偏向器16,17によるビームの偏向角度の微
小な変化を利用する。ビーム整形レンズ18,19は記録レ
ンズ10に入射するビーム断面の大きさを調整するための
ものである。この構成によれば、光偏向器16,17の一方
又は両方を電気的(周波数や電圧など)にコントロール
することにより、記録媒体11の記録面上の2つのビーム
スポットの間隔を高精度にかつ再現性良く設定できるこ
とになる。この2つのビームスポットにより、第2図に
示すようなプリフォーマットパターンが得られるのであ
る。なお、第2図において、21は一方の記録ビームを用
いて記録されたプリピット、22は他方の記録ビームを用
いて記録された案内溝、23はランド部である。
次に、記録形成されたプリピット21と案内溝22との相対
位置関係すなわち間隔の測定について説明する。この測
定は第3図に示す測定装置によって行なわれ、この測定
装置としては一般的に良く知られている再生装置を用い
得る。
第3図において、レーザ光源31から出射されるレーザビ
ームは拡大光学系32を経てビームスプリッタ33を通過
し、対物レンズ34によって第1図の記録装置で作製され
た記録原盤(又はその複製)35の記録面上に、第4図に
示す如く2本の案内溝22,22に跨るスポット径のビーム
スポットSとして集光される。記録原盤(又はその複
製)35には、必要に応じて金属反射膜付けなどの処理が
施されているものとする。照射ビームスポットSによる
反射ビームはビームスプリッタ33で反射され、その一部
は、ビームスプリッタ36を通過し光学系37を経てフォト
ディテクタ38に入射し、残りはビームスプリッタ36で反
射され光学系39を経てフォトディテクタ40に入射する。
光学系37およびフォトディテクタ38はフォーカス制御お
よび再生信号検出のためのものであり、光学系39および
フォトディテクタ40はエラー生成方式として例えばプッ
シュプル法を用いたトラッキング制御のためのものであ
る。プッシュプル法においては、第5図に示すように、
フォトディテクタ40として分割線がトラック接線方向に
一致するように配された2分割ディテクタが用いられ、
差動アンプ51で得られる両ディテクタの受光量の差であ
るプッシュプル信号をトラッキングエラー信号として導
出できるのである。
かかる構成の再生装置を用いたトラック間隔測定装置に
おいて、フォーカスサーボをかけかつトラッキングサー
ボをクローズした状態で、プッシュプル信号を観測すれ
ば、プリピット21と案内溝22との相対位置関係(間隔)
を知ることができるのである。第4図に測定の一例を示
す。第4図(a)は案内溝22,22間の真中よりもずれて
プリピット21が位置する場合のプッシュプル(PP)信号
の波形を示す。この場合、プリピット21の存在する区間
では、プリピット21の案内溝22,22間の中心に対する偏
倚方向および偏倚量に対応した極性およびレベルの直流
電圧がオフセットとして発生することになる。第4図
(b)はプリピット21が案内溝22,22間の真中に位置す
る場合のブッシュプル信号の波形を示しており、この場
合にはオフセットの発生は見られない。
ここで、プリピット21と案内溝22との相対位置関係(間
隔)と、プッシュプル(PP)信号の直流成分であるオフ
セットの極性およびレベルとの対応関係を予め定量的に
調べておけば、このプッシュプル信号の直流成分からプ
リピット21と案内溝22との相対位置関係(間隔)を求め
ることができるのである。
このようにして、プッシュプル信号の直流成分からプリ
ピット21と案内溝22との相対位置関係(間隔)を求め、
プッシュプル信号にオフセットの発生がなくなるよう
に、第1図の記録装置において光偏向器16,17により2
つの記録ビームの集光位置(2つのビームスポットの間
隔)を調整することにより、信頼性の高い集光位置の調
整を実現でき、第4図(b)に示す如くプリピット21を
案内溝22,22間の真中に位置させることができるのであ
る。
発明の効果 以上説明したように、本発明による光学式記録装置にお
いては、2本の記録ビームの少なくとも一方の光路中に
光偏向手段を設け、この光偏向手段によって2本の記録
ビームによる記録媒体上の各ビームスポットのトラック
直交方向における相対位置の調整をなす構成となってい
るので、従来の機械的調整に比して2本の記録ビームの
集光位置を高精度にかつ再現性良く設定できる。
また、本発明によるトラック間隔測定装置においては、
2種の記録信号トラックの一方の2本のトラックに跨る
スポット径の測定ビームスポットを記録媒体の記録面上
に照射し、この測定ビームスポットに基づく記録媒体の
記録面を経たビームに基づいて測定ビームスポットの2
本のトラック間中心線に対する偏倚方向および偏倚量に
応じた極性およびレベルのエラー信号を生成し、このエ
ラー信号の直流成分の極性およびレベルを2種の記録信
号トラックの間隔情報として導出する構成となっている
ので、記録形成された2種の記録信号トラックの間隔を
記録媒体にダメージを与えることなく高精度に測定でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による光学式情報記録装置の一実施例を
示すブロック図、第2図は記録形成されたプリピットと
案内溝との相対位置関係を示す図、第3図は本発明によ
るトラック間隔測定装置の一実施例を示すブロック図、
第4図はプリピットと案内溝との相対位置関係とプッシ
ュプル信号波形との対応関係を示す図、第5図はプッシ
ュプル法によるエラー生成の概念を示す構成図、第6図
および第7図は情報記録装置の従来例を示すブロック図
である。 主要部分の符号の説明 1……記録用レーザ光源 2……ビームスプリッタ 3,5……光変調器、7……ハーフミラー 11……記録媒体、16,17……光偏向器 18,19……ビーム整形レンズ 21……プリピット、22……案内溝 23……ランド部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2本の記録ビームによって記録媒体上に2
    種の記録信号トラックをそれぞれ平行にかつトラック直
    交方向において交互に配列するように記録形成する光学
    式情報記録装置であって、前記2本の記録ビームの少な
    くとも一方の光路中に光偏向手段を設け、この光偏向手
    段によって前記2本の記録ビームによる前記記録媒体上
    の各ビームスポットのトラック直交方向における相対位
    置の調整をなすことを特徴とする光学式情報記録装置。
  2. 【請求項2】前記光偏向手段は、音響光学効果又は電気
    光学効果を利用した光偏向器であることを特徴とする請
    求項1記載の光学式情報記録装置。
  3. 【請求項3】2本の記録ビームによって記録媒体上に互
    いに平行にかつトラック直交方向において交互に配列す
    るように記録形成された2種の記録信号トラックの間隔
    を測定する測定装置であって、前記2種の記録信号トラ
    ックの一方の2本のトラックに跨るスポット径の測定ビ
    ームスポットを前記記録媒体の記録面上に照射する照射
    系と、前記測定ビームスポットに基づく前記記録媒体の
    記録面を経たビームを受光する受光系と、この受光系の
    受光ビームに基づいて前記測定ビームスポットの前記2
    本のトラック間中心線に対する偏倚方向および偏倚量に
    応じた極性およびレベルのエラー信号を生成するエラー
    信号生成手段とを備え、前記エラー信号の直流成分の極
    性およびレベルを前記2種の記録信号トラックの間隔情
    報として導出することを特徴とするトラック間隔測定装
    置。
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