JPH069090U - 面状発熱体 - Google Patents
面状発熱体Info
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- Resistance Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】発熱体層と電極との間ならびに発熱体層の内部
に空気ないしはガスの気泡が形成されることを抑制し、
発熱分布を均一化する。 【構成】発熱体層の表裏両面にそれぞれ配設された電極
(12A,12B) を網状金属箔あるいは有孔金属箔によって形
成する。 【効果】発熱体層と電極との間ならびに発熱体層の内部
に空気ないしはガスの気泡が形成されることを抑制で
き、発熱分布を均一化できる。
に空気ないしはガスの気泡が形成されることを抑制し、
発熱分布を均一化する。 【構成】発熱体層の表裏両面にそれぞれ配設された電極
(12A,12B) を網状金属箔あるいは有孔金属箔によって形
成する。 【効果】発熱体層と電極との間ならびに発熱体層の内部
に空気ないしはガスの気泡が形成されることを抑制で
き、発熱分布を均一化できる。
Description
【0001】
【0002】
本考案は、発熱体層の表裏両面に対してそれぞれ電極が配設されてなる面状発 熱体に関し、特に、電極が網状金属箔あるいは有孔金属箔によって形成されてな る面状発熱体に関するものである。
【0003】
従来、この種の面状発熱体としては、発熱体層の表裏両面に対してそれぞれ無 孔金属箔が電極として配設されてなるものが提案されていた。
【0004】
しかしながら、従来の面状発熱体では、発熱体層の表裏両面に対してそれぞれ 無孔金属箔が電極として配設されていたので、(i) 発熱体層の表裏両面に対し熱 溶着によって電極を配設するに際し発熱体層の内部に混入した空気あるいは発熱 体層中の高分子材料などから発生されるガスなどによって発熱体層と電極との間 ならびに発熱体層の内部に空気ないしはガスの気泡が形成されてしまう欠点があ り、ひいては(ii)発熱分布が不均一となってしまう欠点があり、結果的に(iii) 品質を改善できない欠点があった。
【0005】 そこで、本考案は、これらの欠点を除去する目的で、電極が網状金属箔あるい は有孔金属箔を発熱体層に熱溶着することによって形成されてなる面状発熱体を 提供せんとするものである。
【0006】
【0007】
【問題点の解決手段】 本考案により提供される問題点の解決手段は、 「発熱体層の表裏両面に対してそれぞれ電極が配設されてなる面状発熱体に おいて、電極が網状金属箔(12A,12B;32A,32B) あるいは有孔金属箔(22A,22B ;42A,42B) によって形成されていることを特徴とする面状発熱体」 である。
【0008】
本考案にかかる面状発熱体は、発熱体層の表裏両面に対してそれぞれ電極が配 設されてなる面状発熱体であって、特に、上述の[問題点の解決手段]の欄に明 示したごとく構成されており、網状金属箔あるいは有孔金属箔によって電極が形 成されているので、 (i) 発熱体層と電極との間ならびに発熱体層の内部に空気ないしはガス の気泡が形成されることを抑制する作用 をなし、ひいては (ii) 発熱分布を均一化する作用 をなし、結果的に (iii) 品質を改善する作用 をなす。
【0009】
次に、本考案にかかる面状発熱体について、その好ましい実施例を挙げ、添付 図面を参照しつつ、具体的に説明する。
【0010】 しかしながら、以下に説明する実施例は、本考案の理解を容易化ないし促進化 するために記載されるものであって、本考案を限定するために記載されるもので はない。
【0011】 換言すれば、以下に説明する実施例において開示される各要素は、本考案の精 神ならびに技術的範囲に属する全ての設計変更ならびに均等物置換を含むもので ある。
【0012】 (添付図面の説明)
【0013】 図1は、本考案にかかる面状発熱体の第1の実施例を示すための斜視図であっ て、特に、発熱体層11の表裏両面に対してそれぞれ網状金属箔が電極12A,12B と して配設されている場合を示している。
【0014】 図2は、本考案にかかる面状発熱体の第2の実施例を示すための斜視図であっ て、特に、発熱体層21の表裏両面に対してそれぞれ有孔金属箔が電極22A,22B と して配設されている場合を示している。
【0015】 図3は、本考案にかかる面状発熱体の第3の実施例を示すための斜視図であっ て、特に、発熱体層31の表裏両面に対してそれぞれ配設された網状金属箔を櫛歯 状にエッチング加工することにより電極32A,32B とされている場合を示している 。
【0016】 図4は、本考案にかかる面状発熱体の第4の実施例を示すための斜視図であっ て、特に、発熱体層41の表裏両面に対してそれぞれ配設された有孔金属箔を櫛歯 状にエッチング加工することにより電極42A,42B とされている場合を示している 。
【0017】 (第1の実施例の構成)
【0018】 まず、図1を参照しつつ、本考案にかかる面状発熱体の第1の実施例について 、その構成を詳細に説明する。
【0019】 10は、本考案にかかる面状発熱体であって、PTC特性をもつ発熱体層11と、 発熱体層11の表裏両面に対してそれぞれ配設された一対の電極12A,12B とを、備 えている。発熱体層11および電極12A,12B の周面には、周辺部材との間の電気絶 縁を確保するために適宜の材料 (たとえばポリエチレンテレフタレート) で形成 された絶縁フィルム(図示せず)が配置されていることが、好ましい。ちなみに 、PTC特性とは、温度が上昇するにつれ電気抵抗が増大し、かつ温度が低下す るにつれ電気抵抗が減少する特性をいい、高分子材料が温度の上昇に伴なって膨 張するにつれその高分子材料中の導電性物質間の距離が増加することに起因して 電気抵抗が増大し、かつ高分子材料が温度の低下に伴なって収縮するにつれその 高分子材料中の導電性物質間の距離が減少することに起因して電気抵抗が減少す ることを根拠としている。
【0020】 発熱体層11は、高分子材料(たとえばエチレンビニルアセテートコポリマ,エ チレンアクリレートコポリマ,ポリオレフィンあるいはこれらの配合物などの樹 脂、もしくはエチレンプロピレンジエンターポリマあるいはシリコンゴムなどの 合成ゴム)に対して導電性炭素粒子(カーボンブラックあるいはグラファイト) もしくは金属粒子などを導電性物質として適宜の割合で含有ないし分散せしめて なる導電性エラストマを適宜の肉厚(たとえば50〜 300μm)のシートに成形し たのち適宜の形状 (たとえば矩形状) に裁断することにより、作成されている。 発熱体層11は、使用場所ないしは使用態様を考慮すれば、十分の可撓性を有して いることが、好ましい。発熱体層11には、その内部もしくは表面に対し、織布あ るいは不織布で形成された布基材(図示せず)が補強のために配設されていても よい。ちなみに、導電性炭素粒子は、(i) 折曲もしくは引張に際して電気抵抗の 変化を抑制できるので、ローストラクチャーであることが好ましく、また(ii)粒 径が比較的に大きいことが好ましい。ローストラクチャーの導電性炭素粒子とし ては、たとえば、ギャボット社製の“スターリングV”あるいは中部カーボン社 製の“HTCs”などを採用すればよい。
【0021】 電極12A,12B は、発熱体層11と同一形状の網状金属箔(たとえば肉厚が18〜50 μm程度の銅箔あるいはニッケル箔など)によって形成されており、発熱体層11 の表裏両面に対しそれぞれ熱溶着することによって配設されている。ここで、電 極12A,12B が網状金属箔によって形成されている根拠は、発熱体層11の表裏両面 に対してそれぞれ熱溶着するに際し発熱体層11の内部ないしは発熱体層11との間 に混入した空気あるいは発熱体層11中の高分子材料などから発生されたガスなど を外部へ案内して解放することにより、発熱体層11と電極12A,12B との間ならび に発熱体層11の内部に空気ないしはガスの気泡が形成されることを抑制すること にある。
【0022】 電極12A,12B には、それぞれ、電源に接続するための接続端子(図示せず)が 一般に配設されている。
【0023】 (第1の実施例の作用)
【0024】 また、図1を参照しつつ、本考案にかかる面状発熱体の第1の実施例について 、その作用を詳細に説明する。
【0025】 本考案にかかる面状発熱体10は、電極12A,12B が網状金属箔によって形成され ているので、発熱体層11の表裏両面に対してそれぞれ熱溶着するに際し発熱体層 11の内部ないしは発熱体層11との間に混入した空気あるいは発熱体層11中の高分 子材料などから発生されたガスなどを外部へ案内して解放することにより、発熱 体層11と電極12A,12B との間ならびに発熱体層11の内部に空気ないしはガスの気 泡が形成されることを抑制している。
【0026】 これにより、本考案にかかる面状発熱体10は、(i) 発熱体層11と電極12A,12B との間の接触状態ならびに発熱体層11の内部の電路を確保でき、併せて(ii)発熱 分布を均一化でき、結果的に(iii) 品質を改善できる。
【0027】 (第2の実施例)
【0028】 更に、図2を参照しつつ、本考案にかかる面状発熱体の第2の実施例について 、その構成および作用を詳細に説明する。
【0029】 第2の実施例は、電極22A,22B が網状金属箔に代え複数の通気孔22a を有する 有孔金属箔を発熱体層21の表裏両面にそれぞれ配設することによって形成されて いることを除き、第1の実施例と実質的に同一の構成を有している。ここで、通 気孔22a は、その径が発熱体層21の表裏両面に対してそれぞれ熱溶着するに際し 発熱体層21の内部ないしは発熱体層21との間に混入した空気あるいは発熱体層21 中の高分子材料などから発生されたガスなどを外部へ案内して解放するために十 分な大きさとされ、かつその数が面状発熱体20の発熱分布に影響を与えることの ないように決定されている。
【0030】 したがって、第2の実施例は、電極22A,22B を発熱体層21の表裏両面に対しそ れぞれ熱溶着するに際し、発熱体層21と電極22A,22B との間ないしは発熱体層21 との間の空気ならびに発熱体層21から発生されたガスなどを通気孔22a を介して 外部に放出することを除き、第1の実施例と実質的に同一の作用効果をなす。
【0031】 それ故、第2の実施例では、説明の煩雑化を回避する目的で、第1の実施例に 包有された部材に対応する部材に対し、第1の実施例で付された参照符号より“ 10”だけ大きい参照符号を付すことにより、その他の説明を省略する。
【0032】 (第3の実施例)
【0033】 加えて、図3を参照しつつ、本考案にかかる面状発熱体の第3の実施例につい て、その構成および作用を詳細に説明する。
【0034】 第3の実施例は、電極32A,32B が発熱体層31の表裏両面に対してそれぞれ熱溶 着された網状金属箔を更にエッチング加工して櫛歯状とすることによって形成さ れていることを除き、第1の実施例と実質的に同一の構成を有している。
【0035】 それ故、第3の実施例では、説明の煩雑化を回避する目的で、第1の実施例に 包有された部材に対応する部材に対し、第1の実施例で付された参照符号より“ 20”だけ大きい参照符号を付すことにより、その他の説明を省略する。
【0036】 (第4の実施例)
【0037】 併せて、図4を参照しつつ、本考案にかかる面状発熱体の第4の実施例につい て、その構成および作用を詳細に説明する。
【0038】 第4の実施例は、電極42A,42B が発熱体層41の表裏両面に対しそれぞれ熱溶着 された有孔金属箔を更にエッチング加工して櫛歯状とすることによって形成され ていることを除き、第2の実施例と実質的に同一の構成を有している。
【0039】 それ故、第4の実施例では、説明の煩雑化を回避する目的で、第2の実施例に 包有された部材に対応する部材に対し、第2の実施例で付された参照符号より“ 20”だけ大きい参照符号を付すことにより、その他の説明を省略する。
【0040】
上述より明らかなように、本考案にかかる面状発熱体は、発熱体層の表裏両面 に対してそれぞれ電極が配設されてなる面状発熱体であって、特に、[問題点の 解決手段]の欄に明示したごとく構成されており、網状金属箔あるいは有孔金属 箔によって電極が形成されているので、 (i) 発熱体層と電極との間ならびに発熱体層の内部に空気ないしはガス の気泡が形成されることを抑制できる効果 を有し、ひいては (ii) 発熱分布を均一化できる効果 を有し、結果的に (iii) 品質を改善できる効果 を有する。
【図1】本考案にかかる面状発熱体の第1の実施例を示
すための斜視図である。
すための斜視図である。
【図2】本考案にかかる面状発熱体の第2の実施例を示
すための斜視図である。
すための斜視図である。
【図3】本考案にかかる面状発熱体の第3の実施例を示
すための斜視図である。
すための斜視図である。
【図4】本考案にかかる面状発熱体の第4の実施例を示
すための斜視図である。
すための斜視図である。
【符号の説明】10 ,20,30,40 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・面状発熱体 11,21,31,41 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・発熱体 12A,12B;22A,22B;32A,32B;42A,42B ・・・・・・電極 22a,42a ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・通気孔
Claims (1)
- 【請求項1】発熱体層の表裏両面に対してそれぞれ電極
が配設されてなる面状発熱体において、電極が網状金属
箔(12A,12B;32A,32B) あるいは有孔金属箔(22A,22B;42
A,42B) によって形成されていることを特徴とする面状
発熱体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5288992U JPH069090U (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 面状発熱体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5288992U JPH069090U (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 面状発熱体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH069090U true JPH069090U (ja) | 1994-02-04 |
Family
ID=12927439
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5288992U Withdrawn JPH069090U (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 面状発熱体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH069090U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6213842U (ja) * | 1975-11-10 | 1987-01-27 | ||
| JP2009252675A (ja) * | 2008-04-10 | 2009-10-29 | Panasonic Corp | 面状発熱体 |
-
1992
- 1992-07-03 JP JP5288992U patent/JPH069090U/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6213842U (ja) * | 1975-11-10 | 1987-01-27 | ||
| JP2009252675A (ja) * | 2008-04-10 | 2009-10-29 | Panasonic Corp | 面状発熱体 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19961003 |