JPH0691173B2 - 集積回路素子用ソケット - Google Patents

集積回路素子用ソケット

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JPH0691173B2
JPH0691173B2 JP61224818A JP22481886A JPH0691173B2 JP H0691173 B2 JPH0691173 B2 JP H0691173B2 JP 61224818 A JP61224818 A JP 61224818A JP 22481886 A JP22481886 A JP 22481886A JP H0691173 B2 JPH0691173 B2 JP H0691173B2
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幸男 秋山
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、集積回路素子、特にチップキャリア形パッケ
ージによる集積回路素子用ソケットに関する。
(従来の技術) 半導体技術の進歩に伴い、当初個別部品としてその利用
が始まったダイオード、トランジスタ等の半導体素子
は、電子機器を始めとする広い分野でその利用範囲を拡
げると共に次第に複数種または/および複数個の半導体
素子を同一チップ上に形成して、小型、軽量、高信頼度
の回路機能を低コストに実現する集積回路素子として市
場に提供されるようになった。
初期における集積回路素子は、デュアルインライン形パ
ッケージによる集積回路素子として提供され、その接続
は、エポキシ樹脂又はセラミックのケースによる本体か
ら突出する2.54mmピッチで2列の入出力端子を、印刷配
線基板に直接又は着脱に便利なソケットを介して接続す
ることにより行なうことは周知である。
近年、多くの機能を単一のパッケージに収容して実現す
る高集積度回路が提供されるに従い、従来のデュアルイ
ンライン形より増加する入出力端子数をより効率的に配
列する小型のパッケージとして、チップキャリヤ形パッ
ケージ等よる集積回路素子(高集積度回路素子)が提供
されるようになった。
第7図はリードレスチップキャリヤ形集積回路素子、第
8図はプラスチックリーデットチップキャリヤ形集積回
路素子をそれぞれ示しており、正方形本体aの四辺に入
出力端子bが1.27mmのピッチ寸法の下に配設されてい
る。
第7図及び第8図示の集積回路素子を第9図示のような
1.27mmのピッチの導体パターンcを有する印刷配線基板
dに接続する場合、保守や試験に際して該素子の着脱を
容易にするために、従来から第10図乃至第12図示のよう
な集積回路素子用ソケットが提供されている。該ソケッ
トeは合成樹脂製ハウジングfと複数個のばね材料から
成る端子gとから成っている。該ハウジングfの枠形部
の内周面から1.27mmピッチで多数個のリブhが突出形成
され、端子gはハウジングfの底部の孔iからリブh間
の凹部に挿入され絶縁分離保持されている。端子gはそ
の1端に、ハウジングfの枠形部内に挿入される集積回
路素子の入出力端子bと接触する接続部mをその他端に
リフロー接続片jをそれぞれ有する。該リフロー接続片
jに端子gとほヾ平行に連結された嵌合片kはハウジン
グfの底部の孔i′から圧入することにより端子gをハ
ウジングfに保持するものである。
(発明が解決しようとする問題点) 上述の従来のソケットによれば、単一のハウジングfと
打抜き加工により作成された端子gだけで構成されるの
で、簡単であるが、端子gはその下端で固定される片持
梁構造であるため、ハウジングfの高さ寸法が大きく、
例えば印刷配線基板上に搭載する電子部品の許容高さ7.
62mmを超える欠点があった。また端子gのリフロー接続
片jの下面のリフロー接続面lで構成される平面度が直
接ハウジングfの底面における平面度に依存するため、
印刷配線基板の反りに追従し難く、印刷配線基板の導体
パターンcとの間に接続不良が起る欠点を有していた。
本発明は、従来のこのような欠点を無い集積回路用ソケ
ットを提供することをその目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 枠形部と底壁部とから成るハウジングと、該枠形部の内
周面に配列された端子とを具備し、該端子の一端は集積
回路素子の入出力端子と接触する接触部であり、他端は
印刷配線基板の導体パターンに接触させて半田付けする
接続部であるソケットにおいて、前記端子の一端には折
返し形状のばね状接触部が形成され、他端には横U字状
に屈曲されて可撓性を有する接続部が形成され、該端子
は、前記接触部と接触部の中間部をハウジングの底壁部
の透孔に嵌合することにより保持され、前記接続部の下
片の先端には上片に微小間隙を介して対向する突出部が
形成され、該接続部はハウジングの底壁部の下面より突
出したことを特徴とする。
(実施例) 本発明の実施例を添付図面につき説明する。第1図乃至
第6図において、(1)は合成樹脂材料で成形されたハ
ウジング、(2)は例えばりん青銅板に錫メッキされた
端子である。該ハウジング(1)は第7図及び第8図示
の集積回路素子を内装しうる枠形部(3)と底壁部
(4)とから成り、該枠形部(3)の内周面には集積回
路素子の入出力端子のピッチ寸法1.27mmと同じピッチ寸
法でリブ(5)が各返につき例えば10個突出成形されて
いる。該端子(2)の1端には折返し形状のばね状接触
部(6)が形成され、他端には横U字状に屈曲されて可
撓性を有する接続部(7)が形成されている。該ばね性
接触部(6)はリブ(5)(5)間の間隔より幅が狭く
形成され該接触部(6)に連なる中間部(8)は広幅に
形成され、圧入用突起(9)を有する。ハウジング
(1)のリブ(5)と枠形部(3)との境界部分には端
子(2)の板厚とほぼ同じ幅の細溝(10)が成形され、
その深さは対向する両細溝(10)(10)の底面間の長さ
が端子(2)の他端部(8)の幅の寸法とほヾ同じなな
るように形成されている。かくして該端子(2)の接触
部(6)をハウジング(1)の底壁部(4)に形成され
た透孔(11)よりリブ(5)(5)間に挿入し、中間部
(8)を細溝(10)中を滑動させながら挿入し、突起
(9)を透孔(11)内に圧入することにより端子(2)
をハウジング(5)(5)間に固定する。この状態で接
続部(7)の上片はハウジング(1)の底壁部(4)の
下面に接触する。該接続部(7)の下片の外面(12)は
印刷配線基板の導体パターンと例えばリフロー半田付け
法による接続する接続面となるもので、該下片の端部は
半円弧状に屈曲して突出部(13)が形成され、該半円弧
状の突出部(13)の頂部は上片に微小間隙を介して対向
している。
尚、ハウジング(1)の底面の4隅に設けられたボス
(14)は、接続部(7)を印刷配線基板の導体パターン
にリフロー半田付けするとき、底壁部(4)下面の印刷
配線基板からの距離を規制する役目を有し、接続部
(7)の接続面の底壁部(4)下面からの自由高さより
僅かに低く、上記微小間隙が零になるハウジング(1)
の下方への押付け時における接続部(7)の接続面の高
さより僅かに高く設定されている。
かくして接続部(7)の下片の端部にU字形の開口部の
間隔を狭める力が加わっても接続部の形状が変化しにく
く、印刷配線基板との密着性が損われにくくなる。ま
た、本案ソケットを印刷配線基板上に載置して端子
(2)の接続部と導体パターンとをリフロー半田付けす
る時、印刷配線基板に反りがあっても、ハウジング
(1)を下方に押圧すると、その反りに対応して接続部
(7)が変形して接続部(7)の下片の接続面が印刷配
線基板の導体パターンと密着する。すなわち、印刷配線
基板が下方に反りがあった場合、ハウジング(1)を下
方に押圧すると、先ず接続部(7)の下片の中間部が印
刷配線基板に接触し、更に押下げると、反りに対応して
接続部(7)のU字状の湾曲の度合が変化すると共に接
続部(7)の上片の下面が前記突出部(13)に接触して
下片の先端を下方に押し下げる。かくして接続部(7)
のU字状の湾曲の度合を著しく増大させることがなく、
反った印刷配線基板の形状に追従して下片は湾曲し、印
刷配線基板に密着する。印刷配線基板が上方に反った場
合でも、同様である。
第5図は、少なくともハウジング(1)の1辺に装着さ
れる数例えば11個の端子(2)(図面では3個のみを示
す)が集積回路素子の入出力端子のピッチ寸法と等しい
間隔で並列し、各接続部(7)の半円弧状部(13)が細
片(15)を介して帯状連結片(16)に連なる端子群(1
7)を示している。
該端子群(17)の各端子(2)における折片し形状のば
ね接触部(6)及び横U字状の接続部(7)は帯状連結
片(16)に対して直角な同一面内になるように逐一曲げ
加工により成形される。同図において、(18)はプレス
加工により両面にV形溝が形成され薄肉になった切断部
を示しており、該切断部(18)は接続部(7)の下片の
外面(12)より上片側で、外面(12)を印刷配線基板の
導体パターンにリフロー半田付けするとき障害にならな
い位置に形成される。
該端子群(17)は、第6図示のように、ハウジング
(1)の底壁部(4)の各透孔(11)に各端子(2)が
臨むように支持し、接触部(6)を各透孔(11)に挿入
し、次いで中間部(8)を細溝(10)に係合させ、該細
溝(10)内を滑動させながら各端子(2)の接触部
(6)をリブ(5)間に挿入し、中間部(8)の突起
(9)を各透孔(11)内に圧入する。接続部(6)の上
片が底壁部(4)の下面に当接した後切断部(18)にお
いて切折して帯状連結片(6)を分離する。この端子
(2)のハウジング(1)への装着作業はハウジング
(1)の各辺について行われる。尚、接続部(7)の下
片の先端に、上片に微小間隙を介して対向する半円弧状
の突出部(13)が形成されているので、中間部(8)の
突起(9)を各透孔(11)内に圧入する際の力が接続部
(7)に加わっても下片の突出部(13)が上片に接触す
るので、接続部(7)の横U字状の形状がほとんど変形
しない。かくして、帯状連結片(9)を分離した後、接
続部(7)の下片を、印刷配線基板に密着するように修
正する手間が不要になる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によるときは、端子の接触
部が折返し形状に形成されるから、ハウジングの高さ寸
法が低いソケットが得られ、端子の接続部が横U字状に
屈曲して可撓性を有するように形成され、該接続片の下
片の先端に、上片に微小間隙を介して対向するように突
出部が設けられているから、接続部の端部にU字形の開
口部の間隔を狭める力が加わっても接続部の形状が変形
しにくく、印刷配線基板との密着性が損われることが少
なくなるという効果があり、また、印刷配線基板が反っ
た場合においても端子の接続部と印刷配線基板の導体パ
ターンはハウジングの押圧により密着されることがで
き、例えばリフロー半田付けによる接続に不良が生じな
いようにすることができる効果がある。また、帯状連結
片にて連結された端子群を、ハウジングに圧入する場合
において、圧入時の力によって接続部が変形しないか
ら、帯状連結片を分離した後、接続部の下片の変形を修
正する必要がなく、作業性がよいという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例の斜視図、第2図は、その1
部の底面斜視図、第3図は第1図のA−A線截断面図、
第4図は端子を取外した状態の底面斜視図、第5図はそ
の端子群の一部の斜視図、第6図は装着前の端子群とハ
ウジングの位置関係を示す要部の斜視図、第7図及び第
8図は、それぞれ異なる集積回路素子の斜視図、第9図
は印刷配線基板の斜視図、第10図は従来のソケットの1
例の斜視図、第11図はその端子の配列状態を示す斜視
図、第12図は第10図のB−B線截断面図である。 (1)……ハウジング、(2)……端子 (3)……枠形部、(4)……底壁部 (5)……リブ、(6)……ばね状接触部 (7)……接続部、(8)……中間部 (11)……透孔、(13)……半円弧状の突出部 (16)……帯状連結片

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】枠形部と底壁部とから成るハウジングと、
    該枠形部の内周面に配列された端子とを具備し、該端子
    の一端は集積回路素子の入出力端子と接触する接触部で
    あり、他端は印刷配線基板の導体パターンに接触させて
    半田付けする接続部であるソケットにおいて、前記端子
    の一端には折返し形状のばね状接触部が形成され、他端
    には横U字状に屈曲されて可撓性を有する接続部が形成
    され、該端子は、前記接触部と接触部の中間部をハウジ
    ングの底壁部の透孔に嵌合することにより保持され、前
    記接続部の下片の先端には上片に微小間隙を介して対向
    する突出部が形成され、該接続部はハウジングの底壁部
    の下面より突出したことを特徴とする集積回路素子用ソ
    ケット。
  2. 【請求項2】同一間隔で並列配置された複数個の端子が
    その1端において帯状連結片により互いに連結され、該
    端子の1端の折返し形状のばね状接触部と他端の横U字
    状に屈曲された接続部とが帯状連結片と直角な同一面内
    になるように逐一曲げ加工により成形された端子群を用
    い、該各端子を枠形部と底壁部とから成るハウジングの
    底壁部の透孔から挿入して該枠形部の内周面に配列し、
    その後帯状連結片を端子から切折して分離することを特
    徴とする集積回路素子用ソケットの製造方法。
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