JPH0691647A - 発泡スチロ−ル樹脂廃材の処理方法及び装置 - Google Patents

発泡スチロ−ル樹脂廃材の処理方法及び装置

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JPH0691647A
JPH0691647A JP23560091A JP23560091A JPH0691647A JP H0691647 A JPH0691647 A JP H0691647A JP 23560091 A JP23560091 A JP 23560091A JP 23560091 A JP23560091 A JP 23560091A JP H0691647 A JPH0691647 A JP H0691647A
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heating oil
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 産業用又は生活用廃棄物としての発泡スチロ
−ル樹脂廃材14、15を、75℃ないし160C°の
加熱用オイル2にジャブ漬けし、加熱、溶融して、約1
/10の体積のスチロ−ル樹脂ペレット14C、15C
にする。 【構成】 ボイラ8のスチ−ムにより、加熱装置5をし
てオイルパン1内の植物性、動物性又は鉱物性の加熱用
オイル2を75℃ないし160℃に加熱し、発泡スチロ
−ル樹脂廃材14、15をジャブ漬けして加熱、溶融
し、約1/10の体積のスチロ−ル樹脂ペレット14
C、15Cに縮少、処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、発泡スチロ−ル樹脂
廃材の処理方法及び装置、とりわけ、包装材又は緩衝材
等として使用後の、産業用ないし生活用廃棄物としての
発泡スチロ−ル樹脂廃材を、植物性、動物性又は鉱物性
オイルで加熱することにより、約1/10の体積のスチ
ロ−ル樹脂ペレットとして回収する、発泡スチロ−ル樹
脂廃材の処理方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の発泡スチロ−ル樹脂廃材の処理方
法及び装置としては、例えば、包装材ないし緩衝材とし
て使用後の、産業用ない生活用廃棄物としての発泡スチ
ロ−ル樹脂廃材を適宜手段で収集した後、その専用処理
工場において燃焼させる燃焼処理手法、溶剤等の薬品に
より容解させる薬品処理手法、当該発泡スチロ−ル樹脂
廃材をプレスにより圧縮するプレス処理手法等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ような従来の発泡スチロ−ル樹脂廃材の燃焼処理手法に
あっては、その燃焼により高温が発生して燃焼装置の損
傷を招く外、有毒ガスが発生し、また、発泡スチロ−ル
樹脂廃材を薬品により容解させる薬品処理手法にあって
は、発泡スチ−ル廃材溶解後の容解溶液の処理を要する
等、環境汚染問題を招く恐れがある。
【0004】また、発泡スチロ−ル樹脂廃材のプレス処
理手法にあっては、発泡スチロ−ル樹脂廃材の圧縮効率
の点に着目すれば、そのプレスが大型化すると共に広い
設置面積を要し、ひいては、その設備費が嵩んでコスト
高を招き、逆に、その設備費等、コスト面に着目して小
型のプレスを設置すれば、収集した発泡スチロ−ル樹脂
廃材の圧縮に先立って、大径の発泡スチロ−ル樹脂廃材
を小径に裁断ないし分割する必要がある外、小径の発泡
スチロ−ル樹脂廃材の圧縮を小量ずつ多数回繰返す必要
があるためその圧縮効率が悪く、しかも、何れの場合に
も体積の大きな発泡スチロ−ル樹脂廃材を収集して、そ
の処理場まで輸送するので容易でなく、その上、発泡ス
チロ−ル樹脂廃材の裁断、分割及び圧縮等に当り、発泡
スチロ−ル樹脂廃材の微粉粒等が多量に発生して飛散
し、前記と同様な環境汚染問題を招く恐れがある。
【0005】発泡スチロ−ル樹脂材の常温における耐油
性については、後掲の「表1」が知られている。この
「表1」よれば、発泡スチロ−ル樹脂材は常温の鉱物性
油中では膨潤するが、常温の植物性油又は動物性油中で
は安定する。
【0006】ところで、本発明者の実験によれば、前記
のように、常温では膨潤する鉱物性油(新製油の外、各
種鉱物性の廃油でも全く同様)中に、発泡スチロ−ル樹
脂材を浸漬した後、この鉱物油を加熱すると、約60℃
付近になると、当該発泡スチロ−ル樹脂材内の空気が放
出され始め、その温度が約80℃に達するとその体積が
約1/10に収縮することが検出された。この鉱物油の
温度を90℃ないし130℃に上昇させると、一層急速
にその体積が収縮する。
【0007】(発泡スチロ−ル樹脂の耐油性)
【表1】
【0008】また、本発明者の実験によれば、常温では
安定する植物性油(新製油の外、例えば、天麩羅挙げ
用、その他の用途に使用後の各種の植物性廃油も同様)
中に、発泡スチロ−ル樹脂材を浸漬した後、この植物油
を加熱すると、その温度が約80℃近傍で、当該発泡ス
チロ−ル樹脂材内の空気が放出され始め、温度が100
℃に達すると、その体積が約1/10に収縮することが
検出された。この植物油の温度を120℃ないし160
℃に上昇させると、一層急速にその体積が縮少する。
【0009】この発明は、前記のような従来例における
課題に着目すると共に、前記のような本発明者の知見に
基づいてなされたもので、適宜形状のオイルパン1に植
物性、動物性又は鉱物性の加熱用オイル2を収容すると
共に、該加熱用オイル2を約75℃ないし160℃に加
熱する一方、この加熱用オイル2に発泡スチロ−ル樹脂
廃材14、15を浸漬、加熱して、約1/10の体積の
スチロ−ル樹脂ペレット14C、15Cとし、また、必
要に応じて、このスチロ−ル樹脂ペレット14C、15
Cを、60℃ないし100℃の加熱水36に浸漬して再
加熱することにより、スチロ−ル樹脂ペレット14C、
15Cに付着する加熱用オイル2を分離し、加熱用オイ
ルの付着しないスチロ−ル樹脂ペレット14E、15E
を得ることにより、前記のような課題を解決できる発泡
スチロ−ル樹脂廃材の処理方法及び装置を提供しようと
するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記のよう
な従来例の課題を解決するため、適宜形状のオイルパン
1に収容した植物性、動物性又は鉱物性の加熱用オイル
2を、約75℃ないし160℃に加熱する一方、該加熱
用オイル2に発泡スチロ−ル樹脂廃材14、15を浸
漬、加熱して、約1/10の体積のスチロ−ル樹脂ペレ
ット14C、15Cとし、また、このスチロ−ル樹脂ペ
レット14C、15Cを、60℃ないし100℃の加熱
水36で再加熱することにより、当該スチロ−ル樹脂ペ
レット14C、15Cに付着する加熱用オイル2を分離
する発泡スチロ−ル樹脂廃材の処理方法であり、また、
植物性、動物性又は鉱物性の加熱用オイル2を収容した
適宜形状のオイルパン1の下位に、ボイラ10等からス
チ−ムの供給される加熱室5Aを設ける一方、該オイル
パン1の開口部1Aに、発泡スチロ−ル樹脂廃材14、
15の、前記加熱用オイル2への投入手段12を設けた
ものであり、また、前記オイルパン1の加熱用オイル2
中を進行し、該加熱用オイル2の加熱により収縮した、
スチロ−ル樹脂ペレット14C、15Cを搬送するネッ
トコンベヤ20を設け、または、前記オイルパン1の開
口部1Aに発泡スチロ−ル樹脂廃材14、15を、前記
加熱用オイル2に加圧、浸漬させる加圧コンベヤ9を設
けたものであり、さらに、必要に応じて、前記オイルパ
ン1の開口部1Aに、発泡スチロ−ル樹脂廃材14、1
5を、前記加熱用オイル2に加圧、浸漬させる加圧コン
ベヤ9を設けると共に、その下位に該加圧コンベヤ9と
協動して、前記発泡スチロ−ル樹脂廃材14、15を、
前記加熱用オイル2中へ搬送するネットコンベヤ20を
設け、また、必要に応じて、前記ネットコンベヤ20の
導出部20Eの下位に、同導出部20Eから排出される
スチロ−ル樹脂ペレット14C、15Cを受け入れて再
加熱する、加熱水槽30を設けた発泡スチロ−ル樹脂廃
材の処理装置である。
【0011】(作用)この発明は、前記のような構成を
有するから、適宜形状のオイルパン1に収容した植物
性、動物性又は鉱物性の加熱用オイル2を、約75℃な
いし160℃に加熱し、この加熱用オイル2に、発泡ス
チロ−ル樹脂廃材14C、15をホッパ12を介して直
接、又は加圧コンベヤ9等の加圧供給手段を介して加
圧、浸漬させて加熱することにより、約1/10の体積
のスチロ−ル樹脂ペレット14C、15Cとし、また、
このスチロ−ル樹脂ペレット14C、15Cを、必要に
応じて、加熱水槽30の60℃ないし100℃に加熱さ
れた加熱水36に浸漬、再加熱することにより、前記ス
チロ−ル樹脂ペレット14C、15Cから、それに付着
する加熱用オイル2を分離し、加熱用オイル2の付着し
ないスチロ−ル樹脂ペレット14E、15Eとして回収
する。
【0012】
【実施例】以下、この発明に係る発泡スチロ−ル樹脂廃
材の処理方法及び装置の実施例を、図面を参照して説明
する。
【0013】(第1実施例)図1は、この発明に係る発
泡スチロ−ル樹脂廃材の処理方法を実施する、処理装置
の第1実施例の模式側面説明図である。
【0014】図1において、1は平面視長方形状(ただ
し、他の形状に構成することもできる)をなすオイルパ
ン、1Aはオイルパン1の上部の開口部、1B及び1C
はオイルパン1の底壁及び側壁、1Dはその傾斜側壁、
2はオイルパン1内に収容された植物性、動物性又は鉱
物性の加熱用オイル、3はオイルパン1の開口部1Aと
略々等高に形成したテ−ブル、5はオイルパン1の加熱
装置(図1では、その外側壁部のみを破断面で示す)
で、この加熱装置5はオイルパン1の底壁1Bの下側ま
わりに、それと略々同形に形成される。5Aは加熱装置
5の加熱室で、この加熱室5Aにはボイラ8からパイプ
6を介してスチ−ムが供給される。なお、加熱室5Aで
の放熱によりオイルパン1を加熱した後のスチ−ム及び
その凝縮水は、パイプ6、吸水ポンプ7等を介して前記
ボイラ6へ給送される。
【0015】9は、例えば、スチ−ルネットにより構成
した加圧コンベヤで、この加圧コンベヤ9はオイルパン
1の開口部1Aに設けられ、その中央下部9Aが加熱用
オイル2内に張設され、その一側の傾斜して下降する導
入部9Bと、他側の傾斜して上昇する導出部9Cにより
構成され、反時計(同図の矢印)方向に駆動される。1
2はホッパで、このホッパ12はテ−ブル3上に形成さ
れ、前記加圧コンベヤ9の導入部9Bの端部を包含す
る。
【0016】14及び15は充填材又は緩衝材及び包装
材として使用後の、産業用又は生活用廃棄物としての発
泡スチロ−ル樹脂廃材、16は包装材としての(この例
では立方体状の)発泡スチロ−ル樹脂廃材15に貼付さ
れた紙ラベル、紙テ−プ、ガムテ−プ等の異物、14
C、15Cは加熱用オイル2により加熱され、体積が約
1/10に収縮したスチロ−ル樹脂ペレット、16Cは
発泡スチロ−ル樹脂廃材15の収縮により、それから分
離した紙ラベル等の異物である。
【0017】なお、この発明に係る発泡スチロ−ル樹脂
廃材の処理方法及び装置による処理の対象となる、発泡
スチロ−ル樹脂廃材14、15等の形状としては、図1
に例示した、波状の充填材(又は緩衝材)14、直方体
状の包装材15等の外、図示しないが、柱状、中空柱
状、球状、中空球状、三角錐状、棒状、板状、波板状、
箱状、紐状、綱状、その他、如何なる形状のものでも差
支えない。
【0018】18は加圧コンベヤ9の導出部により導出
されたスチロ−ル樹脂ペレット14C、15Cの収集ボ
ックスで、この収集ボックス18は、加圧コンベヤ9の
導出部9Cの端部下側に設置される。
【0019】(第1実施例の作用)まず、ボイラ8から
パイプ6を介してスチ−ムを加熱装置5の加熱室5Aに
送り、オイルパン1を介して加熱用オイル2を75℃な
いし160℃に加熱する。なお、鉱物性の加熱用オイル
2は、約75℃ないし約120℃に加熱し、植物性の加
熱用オイル2は100℃ないし160℃に加熱し、何れ
の加熱用オイル2も、それぞれの温度範囲に維持され
る。
【0020】適宜手段により回収された発泡スチロ−ル
樹脂廃材14、15を、ホッパ12へ投入すると、加圧
コンベヤ9の傾斜する導入部9Bにより、オイルパン2
内の加熱オイル2中へ加圧給送され、同加熱用オイル2
にジャブ漬け状に押込まれ、浸漬、加熱される。
【0021】加圧コンベヤ9の進行に伴ない、加熱用オ
イル2に浸漬さた発泡スチロ−ル樹脂廃材14、15
が、同加圧コンベヤ9の水平底部9Aとの摩擦により、
加熱用オイル2中を進行し、この間に加熱用オイル2に
より継続して加熱される。加熱用オイル2は、常時、約
75℃ないし160℃に維持されるから、発泡スチロ−
ル樹脂廃材14、15をこの加熱用オイル2にジャブ漬
けされることにより、また、加圧コンベヤ9により加圧
用オイル2中を進行する間に加熱され、発泡スチロ−ル
樹脂廃材14、15中の空気が放出され、その体積が約
1/10に縮少して、スチロ−ル樹脂ペレット14C、
15Cとなる。
【0022】このスチロ−ル樹脂ペレット14C、15
Cが、加熱用オイル2の浮力で加圧コンベヤ9の水平状
底部9Aの下面(図1)に当接しても、同加圧コンベヤ
9との摩擦により、加熱用オイル2中を進行し、その傾
斜する導出部9C側から、収集ボックス18へ排出され
る。
【0023】仮に、収縮前の発泡スチロ−ル樹脂廃材1
5に紙ラベル、紙テ−プ、ガムテ−プ等の異物16の貼
付があれば、同発泡スチロ−ル樹脂廃材15の加熱、収
縮により、同紙ラベル等の異物16が自動的に分離し、
遊離した異物16Cとなる。
【0024】また、図示しないが、前記加圧コンベヤ9
は、ネットコンベヤとして構成する外、多数の並行バ−
又は板をチェンで連結したバ−コンベヤ又は板コンベヤ
としてもよく、さらに、このバ−又は板の外側に無数の
ピンを直立状に立設すれば、発泡スチロ−ル樹脂廃材1
4、15の加熱用オイル2への送り込みを一層効果的に
行なえる。
【0025】(第2実施例)図2は、この発明に係る発
泡スチロ−ル樹脂廃材の処理装置の、第2実施例を示す
模式側面説明図である。なお、図1に示した第1実施例
と共通する部分には、同一名称及び同一符号を用いる。
【0026】図2において、1は上部の開口部1Aが、
平面視長方形状をなすオイルパン、1B及び1Cはオイ
ルパン1の底壁及び側壁、1Dはその傾斜側壁、2はオ
イルパン1内に収容された植物性、動物性又は鉱物性の
加熱用オイル、3はオイルパン1頂部の開口1A部と略
々等高に形成されたテ−ブル、5はオイルパン1の加熱
装置で、この加熱装置5はオイルパン1の底壁1B部の
下側まわりに、同底壁1B部と略々同形に形成される。
5Aは加熱室で、この加熱室5Aにはボイラ8からパイ
プ6を介してスチ−ムが供給される。加熱、放熱後のス
チ−ム及びその凝縮水は、パイプ6及び吸込みポンプ7
等を介して、前記ボイラ6に送られる。
【0027】9はスチ−ルネット等製の加圧コンベヤ
で、この加圧コンベヤ9はオイルパン1の開口部1A
に、その中央下部の水平部9Aが加熱用オイル2中に張
設され、その一側の傾斜して下降する導入部9Bと、他
側の傾斜して上昇する導出部9Cとからなり、同図の矢
印方向(時計方向)へ駆動される。12はホッパで、こ
のホッパ12はテ−ブル3上に形成され、加圧コンベヤ
9の導入部9Bの端部を包含する。
【0028】14及び15は発泡スチロ−ル樹脂廃材、
16はボックス状の発泡スチロ−ル樹脂廃材15に貼付
された紙ラベル、紙テ−プ、ガムテ−プ等の異物、14
C及び15Cは加熱用オイル2により加熱され、体積が
約1/10に収縮したスチロ−ル樹脂ペレット、16C
はボックス状の発泡スチロ−ル樹脂廃材15から、その
収縮により分離した紙ラベル等の異物である。なお、以
上の構造は、図1の第1実施例と略々同様である。
【0029】20はオイルパン1まわりを循環するネッ
トコンベヤで、このネットコンベヤ20の上部中央の水
平状部20Aは、オイルパン1の中央部に、前記加圧コ
ンベヤ9の水平状底部9Aと略々平行するように張架さ
れる。20B、20Cはネットコンベヤ20の導入側の
傾斜部及び導出側の傾斜部、20Dは導入側傾斜部20
Bから外側(図2では左側)へ水平状に延びる導入部
で、この導入部20Dはポッパ12内に設けられる。2
0Eは導出側の傾斜部20Cから外側(同図では右側)
へ水平状に延びる導出部である。21はネットコンベヤ
20を時計方向(図2の矢印方向))に駆動するスプロ
ケットである。
【0030】なお、このネットコンベヤ20のオイルパ
ン1内に張架される水平部20Aと、前記加圧コンベヤ
9の下水平底部9Aとは、共に前記加熱オイル2中に略
々水平状に張架され、両水平部20Aと9A間には間隔
1が設けられ、この間隔H1にスチ−ル樹脂ペレット1
4C、15Cが挾圧され、加熱用オイル2中を進行して
オイルパン1外へ導出される。
【0031】(第2実施例の作用)ボイラ8のスチ−ム
を加熱装置5送り、オイルパン1内の植物性、動物性又
は鉱物性の加熱用オイル2を約75℃ないし160℃に
加熱し、この温度範囲が維持される。
【0032】収集された発泡スチロ−ル樹脂廃材14、
15をホッパ12へ投入すると、ネットコンベヤ20の
導入部20Dにより搬送されると共に、圧加コンベヤ9
の導入部Bとの協働により、発泡スチロ−ル樹脂廃材1
4、15を加熱用オイル2内に積極的に加圧、供給し
て、ジャブ漬けすると共に、加圧コンベヤ9の水平底部
9Aとその下位のネットコンベヤ20の水平部20Aの
間隔H1部に、発泡スチロ−ル樹脂廃材14、15が挾
持されて加熱用オイル2中を進行し、該加熱用オイル2
により発泡スチロ−ル樹脂廃材14、15がその融点を
越えて加熱され、この間に同発泡スチロ−ル樹脂廃材1
4、15中の空気が放出され、体積が約1/10に収縮
して、スチロ−ル樹脂ペレツト14C、15Cとなる。
【0033】このスチロ−ル樹脂ペレツト14C、15
Cは引続いてネットコンベヤ20の傾斜する立上り部9
Cと加圧コンベヤ9の傾斜する立上り部9Cとに挾持さ
れてオイルパン1外へ導出され、その導出部20Eから
収集ボックス18へ排出される。
【0034】なお、ボックス状の発泡スチロ−ル樹脂廃
材15に紙ラベル、紙テ−プ、ガムテ−プ等の異物16
の貼付があれば、同ボックス状の発泡スチロ−ル樹脂廃
材15の収縮により、同紙ラベル等の異物16が分離
し、遊離ラベル等の異物16Cとなる。
【0035】このネットコンベヤ20は、図示しない
が、適宜間隔で、並行する多数のバ−材の両端部を、互
いに平行して同方向に進行する等長のエンドレスチエン
により連結したバ−コンベヤとして構成できる。また、
このバ−コンベヤの各バ−に、それから外方へ直立する
無数のピンを設ければ、発泡スチロ−ル樹脂廃材14、
15の加熱オイル2への掻き込みによる加圧供給が促進
され、また、スチロ−ル樹脂ピレット14C、15Cの
加熱オイル2中における送り作用が促進される。
【0036】(第3実施例)図3は、この発明に係る発
泡スチロ−ル樹脂廃材の処理装置の、第3実施例を示す
模式側面説明図である。なお、この第3実施例は図3と
図2との対比により明らかなように、この第3実施例は
図2に示したこの発明の第2実施例から、概ね、その加
圧コンベヤ9を除去したものに当るといえ、その構造は
かなり共通する点があるので、第2実施例(図2)と共
通する部分には、同一名称及び同一符号を用い、また、
その構造についての説明は省略し、その作用のみについ
て説明する。
【0037】(第3実施例の作用)ボイラ8のスチ−ム
を加熱装置5送り、オイルパン1内の植物性、動物性又
は鉱物性の加熱用オイル2を約75℃ないし160℃に
加熱し、この温度範囲を維持する。
【0038】収集された発泡スチロ−ル樹脂廃材14、
15をホッパ12へ投入すると、ネットコンベヤ20の
導入部20D及び傾斜導入部20Bにより、加熱用オイ
ル2中に送り込まれてジャブ漬けされ、ネットコンベヤ
ヤ20の水平部20Aと共に、加熱オイル2中を右側
(図3)へ進行し、該加熱用オイル2により発泡スチロ
−ル樹脂廃材14、15がその融点を越えて加熱され、
同発泡スチロ−ル樹脂廃材14、15中の空気が放出さ
れ、その体積が約1/10に収縮して、スチロ−ル樹脂
ペレツト14C、15Cとなる。
【0039】このネットコンベヤ20の水平部20Aの
右方(図3)への進行に伴ない、加熱用オイル2が図2
の破線矢印のように時計方向に循環し、その上層部、す
なわち、スチロ−ル樹脂ペレット14C、15Cの浮遊
する加熱用オイル2層が、同ネットコンベヤ20の水平
部20Aの進行方向(右向実線矢印)と略々同方向の右
向破線矢印方向に進行し、引続いてオイルパン1の左側
(図3)に発泡スチロ−ル樹脂廃材14、15が供給さ
れることと相まって、体積の縮少したスチロ−ル樹脂ペ
レット14C、15Cの大半が、オイルパン1の右側
(図3)、すなわち、ネットコンベヤ20の導出側傾斜
部20Cへ向って流動し、同導出側傾斜部20Cにより
掻き挙げないし掬い挙げられ、その導出部20Eを介し
て収集ボックス18へ放出される。
【0040】なお、ボックス状の発泡スチロ−ル樹脂廃
材15等に紙ラベル、紙テ−プ、ガムテ−プ等の異物1
6の貼付があれば、その加熱用オイル2による収縮によ
り、紙ラベル等の異物16が分離し、遊離した異物16
Cとなる。
【0041】なお、このネットコンベヤ20は、図示し
ないが、適宜間隔で、並行する多数のバ−材の両端部
を、互いに平行して同方向に進行する等長のエンドレス
チエンにより連結したバ−コンベヤとして構成できる。
また、このバ−コンベヤの各バ−に、それらから外方へ
直立する無数のピンを設ければ、発泡スチロ−ル樹脂廃
材14、15の加熱オイル2中への掻き込みによる送り
込み作用と、スチロ−ル樹脂ペレット14C、15Cの
加熱オイル2中における送りないし移送作用と、スチロ
−ル樹脂ペレット14C、15Cの加熱用オイル2中か
らの掻き上げ作用等が促進される。
【0042】(第4実施例)図4は、この発明に係る発
泡スチロ−ル樹脂の処理装置の、第4実施例要部の模式
側面説明図である。ただし、図5では加熱水槽35の加
熱水36による洗浄で加熱用オイル2を分離した、スチ
ロ−ル樹脂ペレット14E、15Eを、第2ネットコン
ベヤ40により掬出して排出する収集ボックス45を、
その実際の装着位置とは異る場所に一点鎖で略示した。
図5はその加熱水槽35部の模式拡大説明図である。な
お、図2に示した第2施例と共通する部分には、同一名
称及び同一符号を用いる。
【0043】図4及び図5において、1は平面視長方形
状をなすオイルパンオイルパン、1Aはオイルパン1上
部の開口部、1B及び1Cはオイルパン1の底壁及び側
壁、1Dは側壁1Cの上部から外側へ傾斜して立上る傾
斜側壁、2はオイルパン1内の植物性、動物性又は鉱物
性の加熱用オイル、3はオイルパン1頂部の開口部1A
と略々等高に形成されたテ−ブル、5はオイルパン1の
加熱装置、5Aはその加熱室、6はパイプ、7は吸込み
ポンプ、8はボイラである。
【0044】14及び15は発泡スチロ−ル樹脂廃材、
16はボックス状の発泡スチロ−ル樹脂廃材15に貼付
された紙ラベル、紙テ−プ、ガムテ−プ等の異物、14
C及び15Cは加熱用オイル2により加熱され、体積が
約1/10に収縮したスチロ−ル樹脂ペレット、16C
はボックス状発泡スチロ−ル樹脂廃材15の収縮によ
り、それから分離した紙ラベル等の遊離した異物であ
る。
【0045】20はオイルパン1まわりを循環するネッ
トコンベヤ、20Aはこのネットコンベヤ20の上部中
央の上水平状部で、この上水平部20Aはオイルパン1
の略々中央部に水平状に張架され、前記加圧コンベヤ9
の水平底部9Aと略々平行する。20B及び20Cはネ
ットコンベヤ20の傾斜部、20D及び20Eは傾斜部
20B及び20Cの頂部から、略々水平状に外側へ延び
る導入部及び導出部である。21はネットコンベヤ20
の駆動用スプロケットで、このネットコンベヤ20を時
計(図2の矢印)方向に駆動する。
【0046】このネットコンベヤ20の上水平状部20
Aと、前記加圧コンベヤ9の水平底部9Aとの間には間
隔H1が設けられ、この間隔H1内にスチロ−ル樹脂ペレ
ット14C、15Cが挾圧されて、加熱用オイル2中を
移送された後、オイルパン1の一側(図4では右側)か
ら積極的に導出される。なお、以上の構造は、オイルパ
ン1と収集ボックス45(図2の第2実施例では18)
との間に加熱水槽35及びその付帯設備を設けた点を除
き、その他の構造は図2の第2実施例と略々同様であ
る。
【0047】30はネットコンベヤ20の導出部20E
の端部下側の設けた加熱水槽、30Aは加熱水槽30の
底壁、30B及び30Cは加熱水槽30の側壁で、側壁
30Cは上開きに傾斜する。31は加熱水槽30の上部
に設けた第2加圧コンベヤ、33は仕切板、34はオ−
バ−フロ−口、35は加熱水槽30の底壁31A及び側
壁30B、30Cと略々同形に形成された加熱装置、3
5Aはその加熱室、36は加熱水槽30内の加熱水で、
この加熱水36は、ボイラ8のスチ−ムを加熱装置35
の加熱室35Aに供給するにより、常時60℃ないし1
00℃に加熱される。
【0048】2AAは加熱用オイル層で、この加熱用オ
イル層2AAは、オイルパン1からネットコンベヤ20
により掬出されたスチロ−ル樹脂ペレット14C、15
Cを、加熱水槽30の60℃ないし100℃の加熱水3
6で再加熱することにより、同スチロ−ル樹脂ペレット
14C、15Cに付着する加熱用オイル2が分離されて
加熱水36中に流出し、加熱水36との比重差によりそ
の上部に浮上することにより形成される。なお、この加
熱用オイル層2AAはオ−バ−フロ−口34から適所へ
排出する。
【0049】前記加熱用オイル層2AAは仕切板33と
オバ−フロ−口34側(図5では左側)との間に浮上し
て形成され、そのオバ−フロ−口54の高さを適当に設
定することにより、第2加圧コンベヤ31の搬出側(図
4では右側)への浮上が阻止される。40は第2ネット
コンベヤで、この第2ネットコンベヤ40は、その水平
状底部40Aが加熱水槽30の略々中央部に水平状に張
架され、その傾斜する立上り40Bを介して、前記加熱
水槽30の傾斜側壁30Cの頂部を越えて、その外側へ
延び、水平導出部40Cとなる。
【0050】第2ネットコンベヤ40の水平状底部40
Aと前記第2加圧コンベヤ31の水平状底部30Aとの
間には間隔H2が設けられ、スチロ−ル樹脂ペレット1
4C、15Cを挾持して、加熱水36により再加熱しな
がら同加熱水36中を搬送して、スチロ−ル樹脂ペレッ
ト14C、15Cに付着する加熱用オイル2を分離し、
この加熱用オイル2が分離されたスチロ−ル樹脂ペレッ
ト14E、15Eを、その導出部40Cから収集ボック
ス45へ排出する。
【0051】(第4実施例の作用)ボイラ6のスチ−ム
により加熱装置5、加熱室5A、オイルパン1等を介し
て植物性、動物性又は鉱物性の加熱用オイル2を、約7
5℃ないし160℃に加熱した後、発泡スチロ−ル樹脂
廃材14、15をホッパ12へ投入すると、ネットコン
ベヤ20の導入部20D及び傾斜部20Bと加圧コンベ
ヤ9の導入部9Bとの協働により、オイルパン1の加熱
用オイル2内に送り込まれて、ジャブ漬け、加熱され、
また、ネットコンベヤ20の上水平部20Aと加圧コン
ベヤ9の水平底部9Aとの間隔H1部に挾持されて、加
熱用オイル2中を移送されると共に、この間に加熱用オ
イル2により加熱され、その体積が約1/10に収縮
し、スチロ−ル樹脂ペレット14C、15Cなる。
【0052】体積の縮少したスチロ−ル樹脂ペレット1
4C、15Cは、加圧コンベヤ9の傾斜する立上り部9
Cとネットコンベヤ20の傾斜する立上り部20Cとに
よりオイルパン1の外へ導出され、ネットコンベヤ20
の水平状導出部20Eから加熱水槽30へ排出される。
【0053】ボックス状発泡スチロ−ル樹脂廃材15に
紙ラベル、紙テ−プ、ガムテ−プ等の異物16の貼付が
あれば、その加熱による収縮で自動的に分離し、紙ラベ
ル等の遊離した異物16Cとなる。
【0054】この第4実施例では、ネットコンベヤ20
の水平導出部20Eから落下するスチロ−ル樹脂ペレッ
ト14C、15Cが、収集ボックス18に排出されるこ
となく加熱水槽30へ排出され、この加熱水槽30にお
ける再加熱により、後述のような加熱用オイル2の洗浄
がなされるが、その他の作用は前記第2実施例と略々同
様である。
【0055】まず、第4実施例ではネットコンベヤ20
によりオイルパン1から搬出したスチロ−ル樹脂ペレッ
ト14C、15Cが、ネットコンベヤ20の水平導出部
20Eの下位に設けた加熱水槽30に排出(投入)され
ると同時に、第2加圧コンベヤ31により、同スチロ−
ル樹脂ペレット14C、15Cが加熱水36中に積極的
に押込まれてジャブ漬けされ、加熱水36により再加熱
される。
【0056】加熱水36中に押込まれたスチロ−ル樹脂
ペレット14C、15Cは、第2加圧コンベヤ31の水
平部31Aと、第2ネットコンベヤ40の水平部40A
との間隔H2部に挾まれて、加熱水36中を進行して加
熱された後、その傾斜する立上り部40Bにより掻き挙
げ又は掬い挙げられ、導出部40Cを介して収集ボック
ス45へ排出される。
【0057】加熱水36はボイラ8のスチ−ムの加熱装
置35の加熱室35Aへの供給により60℃ないし10
0℃に加熱され、この加熱水36によりスチロ−ル樹脂
ペレット14C、15Cが再加熱されると、それに付着
する加熱用オイル2が加熱水36中に流出するが、スチ
ロ−ル樹脂ペレット14C、15Cから分離した加熱用
オイル2と加熱水36との比重差により、流出した加熱
用オイル2が加熱水36上部へ浮上して加熱用オイル層
2AAを形成し、オ−バ−フロ−口34から適所へ排出
つれる。
【0058】オバ−フロ−口34の高さを、加熱水層3
0内の加熱水36の高さより若干高くすることにより、
この加熱水層30のオ−バ−フロ−口34からの加熱水
36の流出を阻止し、同加熱水36上位の加熱用オイル
層2AAの加熱用オイル2のみを、同オバ−フロ−口3
4から流出させることができる。
【0059】なお、図示しないが、この加熱水槽30、
殊に、そのオバ−フロ−口34を、前記オイルパン1の
頂部より若干高い位置に設ければ、同オバ−フロ−口3
4から流出する前記加熱用オイル層2AAの加熱用オイ
ル2が、直ちに前記オイルパン1へ流出し、そのまま再
利用できる。
【0060】また、図示しないが、加熱水槽35をやや
大きめ構成することにより、第2加熱コンベヤ31及び
第2ネットコンベヤ40の何れか一方を省略することも
でき、その際、加熱水槽35の仕切板33より後位(図
5では右側)の加熱水36中に浮遊する、加熱用オイル
2分離後のスチロ−ル樹脂ペレット14E、15Eを、
適宜の掬出具(例えば、図6に示す後述の「掬出具5
0」参照)等により掬出す構成にすることもできる。
【0061】(第5実施例)図6は、この発明に係る発
泡スチロ−ル樹脂廃材の処理方法を実施する処理装置
の、第5実施例要部の模式側面説明図である。なお、こ
の第5実施例は、図1に示したこの発明の第1実施例に
おける加圧コンベヤ9を廃したもの、又は、図3に示す
した第3実施例におけるネットコンベヤ20を廃したも
のと略々一致し、それらのホッパ12をオイルパン1の
開口部1A上の適所に開口させたものといえるので、そ
れらと共通する部分には同一名称及び同一符号を用いて
略説する。
【0062】図6において、1は上部の開口部1Aが平
面視長方形状をなすオイルパン、1B及び1Cはオイル
パン1の底壁及び側壁、1Dは側壁1Cの上部から外側
へ傾斜して立上がる傾斜側壁、2はオイルパン1内の植
物性、動物性又は鉱物性の加熱用オイル、3はオイルパ
ン1頂部の開口部1Aと略々等高に形成されたテ−ブ
ル、5はオイルパン1の加熱装置、5Aはその加熱室、
6はパイプ、7は吸込みポンプ、8はボイラ、50はオ
イルパン1内のスチロ−ル樹脂ペレット14C、15C
の掬出具である。
【0063】(第5実施例の作用)ボイラ8のスチ−ム
を加熱装置5の加熱室5Aに送り、オイルパン1内の植
物性、動物性又は鉱物性の加熱用オイル2を約75℃な
いし160℃に加熱し、この温度範囲を維持する。
【0064】収集された発泡スチロ−ル樹脂廃材14、
15をホッパ12へ投入すると、その下部開口から加熱
用オイル2中に落下してジャブ漬けされ、直ちに、同加
熱用オイル2によりその融点を越えるように加熱され、
同発泡スチロ−ル樹脂廃材14、15中の空気が放出さ
れてその体積が約1/10に収縮して、スチロ−ル樹脂
ペレツト14C、15Cとなる。
【0065】このスチロ−ル樹脂ペレツト14C、15
Cを、例えば、図5に示すような端部にネットを備える
掬出具50で掬出し、適所に設置された収集ボックス1
8へ収集する。
【0066】なお、ボックス状の発泡スチロ−ル樹脂廃
材15に紙ラベル、紙テ−プ、ガムテ−プ等の異物16
の貼付があれば、同ボックス状の発泡スチロ−ル樹脂廃
材15の加熱用オイル2の加熱による収縮で、同紙ラベ
ル等の異物16が分離し、紙ラベル等の遊離した異物1
6Cとなる。
【0067】(発明の効果)この発明は、前記のような
構成を有し、作用をするから、次のような効果が得られ
る。
【0068】(1) 発泡スチロ−ル樹脂廃材14、1
5を、オイルパン1内で約75℃ないし160℃に加熱
した、植物性、動物性又は鉱物性の熱加用オイル2で加
熱することにより、その体積を約1/10に収縮させて
スチロ−ル樹脂ペレット14C、15Cとするものであ
るから、産業用及び産活用の廃棄物として大量に発生
し、嵩ばる発泡スチロ−ル樹脂廃材14、15の処理を
容易に行なえる。
【0069】(2) 発泡スチロ−ル樹脂廃物材14、
15を、約75℃ないし160℃に加熱した、植物性、
動物性又は鉱物性の加熱用オイル2により加熱して、そ
の体積を約1/10に縮少させるから、その燃焼処理手
法等の従来の処理手法のような、発火、燃焼等に基づく
有毒ガスの発生を招く恐れがない。
【0070】(3) オイルパン1の加熱装置5の加熱
室5Aの加熱雰囲気をスチ−ムとすることにより、大量
に発生し、嵩張る発泡スチロ−ル樹脂廃材14、15の
加熱に当り、仮に、その熱源としてのスチ−ムが、発泡
スチロ−ル樹脂廃材14、15側に流出しても、当該発
泡スチロ−ル樹脂廃材14、15に引火する恐れがな
く、しかも、加熱用オイル2の温度を上昇させることに
より、その処理効率の促進を計れる。
【0071】(4) 加熱収縮処理される発泡スチロ−
ル樹脂廃材14、15の種類が特定される場合(例え
ば、カップヌ−ドル用容器等の比較的溶融温度の高い発
泡スチロ−ル樹脂廃材)には、ボイラ10からスチ−ム
の供給されるオイルパン1まわりの加熱装置5の加熱室
5Aの温度を適切に(前示例では高温に)設定すること
により、その処理方法及び装置の作業能率向上と、その
熱効率向上とを計れる。
【0072】(5) 発泡スチロ−ル樹脂廃材14、1
5を、75℃ないし160℃に加熱した加熱用オイル2
に投入することにより、溶融、収縮させるもので、当該
発泡スチロ−ル樹脂廃材14、15の加熱温度が75℃
ないし160℃を越えないから、加熱雰囲気がスチ−ム
であることと併せて、その加熱、溶融時に当該発泡スチ
ロ−ル樹脂廃材14、15への引火を招く恐れがない。
【0073】(6) 仮に、当該発泡スチロ−ル樹脂廃
材15としての容器類等に紙ラベル、紙テ−プ、ガムテ
−プ等の異物16の貼着があっても、植物性、動物性又
は鉱物性の加熱用オイル2による、当該発泡スチロ−ル
樹脂廃材15の加熱、溶融に基づく体積の縮少により、
紙ラベル、紙テ−プ、ガムテ−プ等の異物16が発泡ス
チロ−ル樹脂廃材14、15から自動的に分離して遊離
した異物16Cとなり、その後処理が容易となる。
【0074】(7) オイルパン1の開口部1Aに加圧
コンベヤ9を設ければ、同加圧コンベヤ9により、発泡
スチロ−ル樹脂廃材14、15を加熱用オイル2中へ積
極的に押込んでジャブ漬けして加熱させることができ、
その処理効率が向上する。
【0075】(8) オイルパン1の開口部1Aに設け
た加圧コンベヤ9に併せて、その水平状低部9Aの下位
を走行するネットコンベヤ20を設ければ、両利ンベヤ
9、20の協働により、発泡スチロ−ル樹脂廃材14、
15を加熱用オイル2中への積極的な押込みと、発泡ス
チロ−ル樹脂廃材14、15の加熱用オイル2中の移送
による、同加熱用オイル2による加熱が促進され、発泡
スチロ−ル樹脂廃材14、15の加熱、収縮効率の向上
を計れるので、格別コスト高を招かない小規模装置で、
大量の発泡スチロ−ル樹脂廃材14、15の収縮処理を
行なえる。
【0076】(9) 前記加圧コンベヤ9とネットコン
ベヤ20との並設により、両コンベヤ9、20間に発泡
スチロ−ル樹脂廃材14、15を挾持して加熱用オイル
2中を進行させ、加熱用オイル2による加熱が継続され
るので、比較的大径で、大きな浮力を受け易い発泡スチ
ロ−ル樹脂廃材14、15の中心部まで、加熱用オイル
2で充分な加熱をしてその体積の効率的な縮少を計れ
る。
【0077】(10) オイルパン1の上部に、加圧コ
ンベヤ9とネットコンベヤ20とを並設すれば、両コン
ベヤ9、20の傾斜する立上り部9C、20C間でスチ
ロ−ル樹脂ペレット14C、15Cの積極的な挾持し、
オイルパン1外へ述率的な搬出を行なえる。
【0078】(11) オイルパン1の上部に、加圧コ
ンベヤ9とネットコンベヤ20との並設により、発泡ス
チロ−ル樹脂廃材14、15を挾持して、植物性、動物
性又は鉱物性の加熱用オイル2中を挾持して移行させて
能率的な加熱を行なえるから、狭いスペ−スでこの発明
を実施でき、ひいては、嵩張る発泡スチロ−ル樹脂廃材
14、15の発生箇所近傍への設置が容易となり、ひい
ては、発泡スチロ−ル樹脂廃材14、15の収集コスト
の低減を計れる。
【0079】(11) オイルパン1へ収容する植物
性、動物性又は鉱物性の加熱用オイル2として、例え
ば、天麩羅等用として使用後の植物性又は動物性オイ
ル、又は、例えば、各種の機械、器具等の洗浄後の鉱物
性オイルを用いることができるから、それらの廃材の有
効利用を計れると共に、この発明を低ラニングコストに
より実施できる。
【0080】(12) ボイラ8と加熱装置5とを備え
る適宜形状及び大きさのオイルパン1に植物性、動物性
又は鉱物性の加熱用オイル2を収容して75℃ないし1
60℃に加熱すると共に、スチロ−ル樹脂ペレツト14
C、15Cの掬出具50を備えることにより、換言すれ
ば、オイルパン1まわりに加圧コンベヤ9や、ネットコ
ンベヤ20等の給送手段を設けることなく、オイルパン
1とその加熱装置5と、植物性、動物性又は鉱物性の加
熱用オイル2だけの簡易な構成により、発泡スチロ−ル
樹脂廃材14、15の処理装置を構成でき、コスト高を
招くことなくこの発明を実施できる。
【0081】(13) オイルパン1内の加熱用オイル
2による加熱により収縮したスチロ−ル樹脂ペレット1
4C、15Cを、加圧コンベヤ9及びネットコンベヤ2
0等により搬出した後、加熱水槽30の60℃ないし1
00℃の加熱水36で再加熱することにより、当該スチ
ロ−ル樹脂ペレット14C、15Cに付着する加熱用オ
イル2を分離し、加熱用オイル2の付着しないスチロ−
ル樹脂ペレットペレット14E、15Eとして回収し、
例えば、コンクリ−トの骨材等として好適なものを提供
でき、しかも、スチロ−ル樹脂ペレット14C、15C
から分離した加熱用オイル2を、そのまま再利用でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係かる発泡スチロ−ル樹脂廃材の処
理方法を実施する装置の、第1実施例の模式側面説明図
である。
【図2】この発明に係かる発泡スチロ−ル樹脂廃材の処
理方法の実装置を、そのオイルパン1にネットコンベヤ
20を設けた第2実施例の模式側面説明図である。
【図3】この発明に係かる発泡スチロ−ル樹脂廃材の処
理方法を実施する装置の、第3実施例の模式側面説明図
である。
【図4】この発明に係かる発泡スチロ−ル樹脂廃材の処
理方法を実施する装置の、第4実施例の模式側面説明図
である。
【図5】その加熱水槽部まわりの拡大縦断説明図であ
る。
【図6】この発明に係かる発泡スチロ−ル樹脂廃材の処
理方法を実施する装置の、第5実施例の模式側面説明図
である。
【符号の説明】
1……オイルパン 1A……開口部 1B……底壁 1D……傾斜側壁 2……加熱用オイル 5、35……加熱装置 5A、35A……加熱室 6……パイプ 7……吸い込みポンプ 8……ボイラ 9……加圧コンベヤ 12……ホッパ 14、15……発泡スチロ−ル樹脂廃材 14C、15C……スチロ−ル樹脂ペレット 14E、15E……脱油スチロ−ル樹脂ペレット 16……異物(紙ラベル) 16C……遊離異物(紙ラベル) 18……収集ボックス 20……ネットコンベヤ 20D……ネットコンベヤの導入部 20E……ネットコンベヤの導出部 30……加熱水槽 31……第2加圧コンベヤ 33……仕切板 34……オバフロ−口 36……加熱水 40……第2ネットコンベヤ 45……収集ボックス(脱油スチロ−ル樹脂ペレット
用) 50……掬出具

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適宜形状のオイルパン1に収容した植物
    性、動物性又は鉱物性の加熱用オイル2を、約75℃な
    いし160℃に加熱する一方、該加熱用オイル2に発泡
    スチロ−ル樹脂廃材14、15を浸漬、加熱して、約1
    /10の体積のスチロ−ル樹脂ペレット14C、15C
    とすることを特徴とする発泡スチロ−ル樹脂廃材の処理
    方法。
  2. 【請求項2】 適宜形状のオイルパン1に収容した植物
    性、動物性又は鉱物性の加熱用オイル2を、スチ−ムに
    より75℃ないし160℃に加熱する一方、前記加熱用
    オイル2に発泡スチロ−ル樹脂廃材14、15を浸漬、
    加熱して、約1/10の体積のスチロ−ル樹脂ペレット
    14C、15Cとした後、該スチロ−ル樹脂ペレット1
    4C、15Cを、60℃ないし100℃の加熱水36で
    再加熱することにより、当該スチロ−ル樹脂ペレット1
    4C、15Cに付着する加熱用オイル2を分離すること
    を特徴とする発泡スチロ−ル樹脂廃材の処理方法。
  3. 【請求項3】 植物性、動物性又は鉱物性の加熱用オイ
    ル2を収容した適宜形状のオイルパン1の下位に、ボイ
    ラ10等からスチ−ムの供給される加熱室5Aを設ける
    一方、該オイルパン1の開口部1Aに、発泡スチロ−ル
    樹脂廃材14、15の、前記加熱用オイル2への投入手
    段12を設けたことを特徴とする発泡スチロ−ル樹脂廃
    材の処理装置。
  4. 【請求項4】 植物性、動物性又は鉱物性の加熱用オイ
    ル2を収容した適宜形状のオイルパン1の下位に、ボイ
    ラ10等からスチ−ムの供給される加熱室5Aを設ける
    一方、前記オイルパン1の加熱用オイル2中を進行し、
    該加熱用オイルにより加熱収縮した、スチロ−ル樹脂ペ
    レット14C、15Cを搬送するネットコンベヤ20を
    設けたことを特徴とする発泡スチロ−ル樹脂廃材の処理
    装置。
  5. 【請求項5】 植物性、動物性又は鉱物性の加熱用オイ
    ル2を収容した適宜形状のオイルパン1の下位に、ボイ
    ラ10等からスチ−ムの供給される加熱室5Aを設ける
    一方、該オイルパン1の開口部1Aに発泡スチロ−ル樹
    脂廃材14、15を、前記加熱用オイル2に加圧、浸漬
    させる加圧コンベヤ9を設けたことを特徴とする発泡ス
    チロ−ル樹脂廃材の処理装置。
  6. 【請求項6】 植物性、動物性又は鉱物性の加熱用オイ
    ル2を収容した適宜形状のオイルパン1の下位に、ボイ
    ラ10等からスチ−ムの供給される加熱装置5を設け、
    その上位の開口部1Aに、発泡スチロ−ル樹脂廃材1
    4、15を、前記加熱用オイル2に加圧、浸漬させる加
    圧コンベヤ9を設けると共に、その下位に該加圧コンベ
    ヤ9と協動して、前記発泡スチロ−ル樹脂廃材14、1
    5を、前記加熱用オイル2中へ搬送するネットコンベヤ
    20を設け、かつ、該ネットコンベヤ20の導出部20
    Eの下位に、同導出部20Eから排出されるスチロ−ル
    樹脂ペレット14C、15Cを受け入れて再加熱する、
    加熱水槽30を設けたことを特徴とする発泡スチロ−ル
    樹脂廃材の処理装置。
JP23560091A 1991-08-23 1991-08-23 発泡スチロール樹脂廃材の処理方法及び装置 Expired - Lifetime JPH07121527B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002332374A (ja) * 2001-03-08 2002-11-22 Masao Umemoto 廃材の回収方法及び回収装置並びに廃材の回収システム

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JPS5666345A (en) * 1979-11-02 1981-06-04 Hitachi Chem Co Ltd Mold binder material for carbon dioxide hardening
JPH03214A (ja) * 1989-05-26 1991-01-07 Ricoh Kiki Kk 発泡スチロールの処理方法及び装置

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