JPH069216U - アンテナスタビライザ - Google Patents
アンテナスタビライザInfo
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- JPH069216U JPH069216U JP4539792U JP4539792U JPH069216U JP H069216 U JPH069216 U JP H069216U JP 4539792 U JP4539792 U JP 4539792U JP 4539792 U JP4539792 U JP 4539792U JP H069216 U JPH069216 U JP H069216U
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- Japan
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- antenna
- azimuth
- axis
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Landscapes
- Support Of Aerials (AREA)
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- Details Of Aerials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は、俯仰するアンテナの仰角の下限を
拡張させて仰角の角範囲を拡大し、しかも小型でコンパ
クトなアンテナスタビライザを実現することを目的にす
るものである。 【構成】 本考案は、レドームを球殻と球殻より小径の
筒殻とからなるほぼ気球状に形成したアンテナスタビラ
イザを構成した。また、方位ジンバルにアンテナの介入
する介入部を設けたアンテナスタビライザを構成した。
拡張させて仰角の角範囲を拡大し、しかも小型でコンパ
クトなアンテナスタビライザを実現することを目的にす
るものである。 【構成】 本考案は、レドームを球殻と球殻より小径の
筒殻とからなるほぼ気球状に形成したアンテナスタビラ
イザを構成した。また、方位ジンバルにアンテナの介入
する介入部を設けたアンテナスタビライザを構成した。
Description
【0001】
本考案は、海事衛星通信用等の小形アンテナのアンテナスタビライザに関する ものである。
【0002】
一般に、海事衛星通信の船舶局用のアンテナシステムは、船舶のローリングや ピッチング等の動揺に無関係に常時アンテンナビームを衛星の方向に追尾させて 指向させることが必要である。アンテナを衛星に追尾させるアンテナマウントの 1つに、仰角軸(El 軸)と方位軸(Az 軸)とを駆動する所謂ゆるEl /Az 2軸マウント方式がある。El /Az 2軸マウント方式は天頂付近の追随遅れに より3軸型等より指向精度は劣るが、多軸マウント方式に比較して小型で軽量に 構成できる特徴がある。
【0003】 図9は従来のこの種のマウント方式のアンテナスタビライザの構成説明図、図 10はアンテナの俯仰動作の説明図である。 図9と図10において、1は基盤、2は取付台、3は方位軸、4は方位ジンバ ル(gimbal)である。5は仰角軸、6はアンテナ、7はレドーム(radome)であ る。レドーム7は、半球殻71と同径の筒殻72で構成するドーム形に作られて いる。Sは船体、θは仰角軸5に取付けられたアンテナ6が一体に回動して俯仰 する角範囲(仮に、俯仰角と呼ぶ)である。
【0004】 このような構成の従来のアンテナスタビライザにおいて、方位ジンバル上に取 付けられたアンテナ6は、図示のように仰角軸5を中心に俯仰角θの角範囲内を 回動する。そして、アンテナ6は海上に浮んで動揺する船体S上でアンテナビー ムを衛星に追尾させて、衛星を利用した通信が行えるようになっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 従来のアンテナスタビライザは上述のように、レドーム7がドーム形に構成さ れている。このため、アンテナ6で送受信するアンテナビームが基盤1や取付台 2の周辺部で影響を受けて、俯仰角θの下限θmin の俯角が狭められることにな る。一方、船体S上に設置されたアンテナスタビライザは、海上に浮んだ船体S と一体に常時動揺している。船体Sの動揺角αに比較して下限θmin の俯角が小 さい場合は、図11に示すように船体Sの動揺でアンテナビームが水平線Hを越 して追尾不能な死角δが生じる恐れがある。
【0006】 追尾不能な死角δを小さくするために仰角軸5の高さhを高くしたり、アンテ ナ6のアーム長a(アンテナ6と仰角軸5の距離)を長くして俯仰角θを拡大す ることも考えられる。しかしながら、仰角軸5の高さhを高くしたりアーム長a を長くすると、方位ジンバル4やレドーム7がそれに対応して大きくなる。この ため、システムの全体が大形で搭載用の占有面積が広くなり、当然重量も重くな って取付工事に手間も掛かることになる。特に、アンテナシステムが大形になる と、国内で船数比率の高い100頓未満の小形船舶に適用できなくなる等の問題 点があった。
【0007】 この考案は、従来のアンテナスタビライザのこのような問題点を解消するため になされたもので、回動するアンテナの俯仰角θの下限θmin を延長させて俯角 を拡大し、しかも小型でコンパクトなアンテナスタビライザを実現することを目 的にするものである。
【0008】
この考案は、基盤上に軸受けされた方位軸と一体に水平面内を回転する方位ジ ンバルと、方位ジンバルに設けられた仰角軸を支点に垂直面内を回動するアンテ ナと、アンテナ及び方位ジンバルを覆うレドームとを備えたアンテナスタビライ ザにおいて、レドームを球殻とこの球殻より小径の筒殻とからなるほぼ気球状に 形成したアンテナスタビライザを構成したものである。 また、方位ジンバルにアンテナの介入する介入部を設けたアンテナスタビライ ザを構成したものである。
【0009】
アンテナを包囲するレドームは筒殻側が小径の気球状に作られており、俯仰角 の下限が延長されてアンテナの回動する角範囲が拡大される。また、基盤上に軸 受けされ上部に仰角軸を支持した方位ジンバルには、仰角軸を支点に回動するア ンテナが介入できる介入部が設けられている。
【0010】 したがって、アンテナが衛星を追尾しながら下降してアンテナビームが俯仰角 の下限に到達しても、送受信する電波の伝播が基盤や取付台の周辺部で妨害され ないので俯仰角が拡げられる。また、アンテナビームが俯仰角の下限の位置にあ って船舶が動揺した場合でも、アンテナが介入部に介入するのでアンテナビーム の衛星追尾を不能にする死角をなくすことができる。さらに、仰角軸の高さが低 くアンテナのアーム長も短くなるので、アンテナシステムの構造を小型でコンパ クトに構成することもできる。
【0011】
実施例1 図1は本考案実施例1の構成説明図、図2は本考案実施例1の俯仰角の説明図 である。本考案実施例の図面で従来のアンテナスタビライザと同一の部分に同じ 符号を付したが、構造や機能が若干異なるものもあるので一部説明が重複するが やや詳しく説明する。
【0012】 図1と図2において、1は円板形の基盤である。2は基盤1上に固定された同 形の取付台、3は方位軸、4は方位ジンバル、5は仰角軸である。図示されてい ないが取付台2には軸受けが設けられ、方位軸3が方位ジンバル4と一体に方位 軸3の軸心Z−Zを中心にして水平方向に回転可能に軸受けされている。方位軸 3と仰角軸5は歯車列やベルト等のトルク伝達機構を介して、ACサーボモータ 等の駆動源に連結されている。
【0013】 6はアーム61を介して仰角軸5に取付られたアンテナ、7はレドームである 。アンテナ6には、例えば改良型のショートバックファイヤが用いられ、大反射 板(図示せず)を囲むリム62や2つの小反射板63を備える。また、レドーム 7は本考案では図示のように、上部の球殻73と、この球殻73の半径Rより小 さい半径rの筒殻74とからなるほぼ気球状に形成されている。
【0014】 そして、基盤1が甲板や檣の一部等の船体S上に設置されて、アンテナスタビ ライザを備えた通信用の小形アンテナが海上を航行する船舶に搭載される。この ほか、船内には前述のEl /Az 2軸マウントの駆動源を駆動して、船上のアン テナを追尾制御する制御装置や操舵用のジャイロコンパス等の各種航海用の制御 装置も設けられている。
【0015】 このような構成の本考案のアンテナスタビライザの動作を、図3を併用して次 に説明する。 船体Sに搭載されたアンテナ6は図示のように、仰角軸5を支点に垂直面内を 回動する。俯仰角θの上限θmax と下限θmin は第1象限と第3象限にあって、 アンテナ6の回動する角範囲はほぼ115度以上になっている。一方、方位軸3 上の方位ジンバル4は、方位軸3の軸心Z−Zを中心に水平方向に270度程度 の角範囲を正方向及び逆方向に回転する。垂直面内の回動運動と水平方向の回転 運動が協働的に動作して、仰角軸5上のアンテナ6はレドーム7の球殻73の内 面に沿って三次元的に変位する。
【0016】 一方、衛星測位システムからの船舶の位置情報に基づいて船内の制御装置によ り、El /Az 2軸マウントが三次元的に駆動されて船上のアンテナがプログラ ム制御されて衛星を追尾する。この結果、衛星を介して海岸地球局や別の船舶地 球局等との送受信を行うことができる。この場合、本発明のレドーム7は気球状 に構成されているので、図3の点線で示すようにドーム形レドーム7の従来装置 に比べて俯仰角θの下限θmin が角λだけ反時計方向に拡張される。したがって 、譬えアンテナ6が下限θmin の位置にあって船舶が動揺しても(図11参照) 、アンテナビームが上昇して水平線Hを越えるのを防止することが可能になる。 よって、アンテナビームが水平線Hを越えて生じる死角δがなくなり、少なくと も従来のようなアンテナ6の追尾不能をなくすことができる。
【0017】 実施例2 図4は本考案実施例2の構成説明図、図5は図4の側面図である。 本考案実施例2では、レドーム7は従来と同様にドーム形に形成されている。 その代りに方位ジンバル4が図5にも示されているように、一部を方位軸3から 偏心させた平板部41と、この平板部41上に立設されて二股に別れた音叉状の 保持部42とから構成されている。保持部42の下端は平板部41の偏心部に連 結され、保持部42が軸心Z−Zに対して角β傾斜して上端の軸心Z−Z上に仰 角軸5が保持されている。
【0018】 一方、アンテナ6のアーム長aは、従来に比較して著しく小さく構成されてい る。また、仰角軸5の高さhも低くなり、結果的にレドーム7の全体がが小形に 作られている。この構成の実施例2においてアンテナ6が俯仰角θ内を回動して 下限θmin の位置に達すると、方位ジンバル4のβ傾斜した保持部42の傾斜面 43内に介入する。アンテナ6の介入状態が、図6の点線で示されている。この 結果、レドーム7が小形になり、しかも原理的には俯仰角θが拡大される。
【0019】 また、図7に本考案の実施例2の一部を変形した構成が示されている。 図4と図5の実施例の構成ではアンテナ6がアーム61で両持ち構造になって いたが、図7の場合は片持ち構造が採用されている。この変形例によれば、全体 装置のコンパクト化に伴い、一層構造が簡単で軽量になる利点がある。
【0020】 実施例3 図8は本考案の実施例3の構成説明図である。 本考案の実施例3では実施例1と同様に、方位ジンバル4が取付台2に直立さ れている。直立された方位ジンバル4の側面には、図4,6の傾斜角βと同じ傾 斜面43を持つ介入部44が形成されている。そして、アンテナ6が仰角軸5を 支点に回動して俯仰角θの下限θmin に近付くと、図6のときと同じように方位 ジンバル4の介入部43にアンテナ6が介入する。この結果、この実施例3にお いても上述の実施例2と全く同様の効果が得られる。
【0021】 なお、上述の実施例では基盤1に取付台2を設けて方位軸3を軸受けした場合 を例示して説明したが、取付台2又は基盤1のいずれか一方を省略してもよい。 また、アンテナは実施例で示した改良型のショートバックファイヤの外に、パラ ボラ型等の場合にも本考案を適用することができる。
【0022】
本考案は、基盤上に軸受けされた方位軸と一体に水平面内を回転する方位ジン バルと、方位ジンバルに設けられた仰角軸を支点に垂直面内を俯仰するアンテナ と、アンテナ及び方位ジンバルを覆うレドームとを備えたアンテナスタビライザ において、レドームを球殻とこの球殻より小径の筒殻とからなるほぼ気球状に形 成したアンテナスタビライザを構成した。 また、方位ジンバルにアンテナの介入する介入部を設けたアンテナスタビライ ザを構成した。
【0023】 この結果、ドーム形レドームの従来のアンテナスタビライザのように、船体の 動揺に伴ってアンテナビームが上方に変位しても追尾不能を起すことがない。ま た、仰角軸の高さが低く、アーム長も短いので、方位ジンバルやレドームも小さ くなる。したがって、アンテナシステム全体が小形で設置面積が狭く、重量も軽 くコストの安いアンテナスタビライザを実現することができる。
【0024】 よって、本考案によれば、小形かつ軽量で、小形船舶に好適な海事衛星通信用 のアンテナスタビライザを提供することができる。
【図1】本考案実施例1の構成説明図である。
【図2】本考案実施例1の俯仰角説明図である。
【図3】本考案実施例1の動作説明図である。
【図4】本考案実施例2の構成説明図である。
【図5】図3の側面図である。
【図6】本考案の実施例2の動作説明図である。
【図7】本考案の実施例2の変形例の側面図である。
【図8】本考案の実施例3の構成説明図である。
【図9】従来のアンテナスタビライザの構成説明図であ
る。
る。
【図10】従来のアンテナスタビライザの動作説明図で
ある。
ある。
【図11】従来のアンテナスタビライザの別の動作説明
図である。
図である。
1 基盤 3 方位軸 4 方位ジンバル 5 仰角軸 6 アンテナ 7 レドーム 43 傾斜面 44 介入部 61 アーム 71 半球殻 72 筒殻 73 球殻 74 筒殻 a アーム長 h 仰角軸5の高さ S 船体 β 傾斜角 δ 死角 θ 俯仰角 θmax 俯仰角の上限 θmin 俯仰角の下限 Z−Z 方位軸3の軸心
Claims (2)
- 【請求項1】 基盤上に軸受けされた方位軸と一体に水
平面内を回転する方位ジンバルと、該方位ジンバルに設
けられた仰角軸を支点に垂直面内を回動するアンテナ
と、該アンテナ及び前記方位ジンバルを覆うレドームと
を備えたアンテナスタビライザにおいて、 前記レドームを球殻と該球殻より小径の筒殻とからなる
ほぼ気球状に形成したことを特徴とするアンテナスタビ
ライザ。 - 【請求項2】 基盤上に軸受けされた方位軸と一体に水
平面内を回転する方位ジンバルと、該方位ジンバルに設
けられた仰角軸を支点に垂直面内を回動するアンテナ
と、該アンテナ及び前記方位ジンバルを覆うレドームと
を備えたアンテナスタビライザにおいて、 前記方位ジンバルにアンテナの介入する介入部を設けた
ことを特徴とするアンテナスタビライザ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4539792U JPH069216U (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | アンテナスタビライザ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4539792U JPH069216U (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | アンテナスタビライザ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH069216U true JPH069216U (ja) | 1994-02-04 |
Family
ID=12718130
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4539792U Pending JPH069216U (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | アンテナスタビライザ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH069216U (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996038876A1 (en) * | 1995-05-29 | 1996-12-05 | Nippon Steel Corporation | Satellite communication device mounted on mobile body |
| JP2012080200A (ja) * | 2010-09-30 | 2012-04-19 | Mitsubishi Electric Corp | アンテナ装置 |
| CN109830797A (zh) * | 2019-02-14 | 2019-05-31 | 陕西天翌天线股份有限公司 | 一种天线装置 |
| JP2022120554A (ja) * | 2021-02-05 | 2022-08-18 | 日本電業工作株式会社 | アンテナ装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5136854A (ja) * | 1974-09-25 | 1976-03-27 | Japan Radio Co Ltd | Senjoantenasochi |
| JPS57183102A (en) * | 1981-05-07 | 1982-11-11 | Mitsubishi Electric Corp | Tracking antenna device |
-
1992
- 1992-06-30 JP JP4539792U patent/JPH069216U/ja active Pending
Patent Citations (2)
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