JPH0692425B2 - N−ホスホノメチルグリシンの製造方法 - Google Patents

N−ホスホノメチルグリシンの製造方法

Info

Publication number
JPH0692425B2
JPH0692425B2 JP3006990A JP699091A JPH0692425B2 JP H0692425 B2 JPH0692425 B2 JP H0692425B2 JP 3006990 A JP3006990 A JP 3006990A JP 699091 A JP699091 A JP 699091A JP H0692425 B2 JPH0692425 B2 JP H0692425B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phosphonomethyliminodiacetic acid
weight
phosphonomethylglycine
compound
pyrosulfite
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3006990A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04210992A (ja
Inventor
ジョージ グロウカ ヨゼフ
キン ラウ カイ
クロウクジック ヘンリック
リー フィールズ,ジュニア ドナルド
Original Assignee
モンサント カンパニー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US07/543,002 external-priority patent/US5047579A/en
Application filed by モンサント カンパニー filed Critical モンサント カンパニー
Publication of JPH04210992A publication Critical patent/JPH04210992A/ja
Publication of JPH0692425B2 publication Critical patent/JPH0692425B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F9/00Compounds containing elements of Groups 5 or 15 of the Periodic Table
    • C07F9/02Phosphorus compounds
    • C07F9/28Phosphorus compounds with one or more P—C bonds
    • C07F9/38Phosphonic acids [RP(=O)(OH)2]; Thiophosphonic acids ; [RP(=X1)(X2H)2(X1, X2 are each independently O, S or Se)]
    • C07F9/3804Phosphonic acids [RP(=O)(OH)2]; Thiophosphonic acids ; [RP(=X1)(X2H)2(X1, X2 are each independently O, S or Se)] not used, see subgroups
    • C07F9/3808Acyclic saturated acids which can have further substituents on alkyl
    • C07F9/3813N-Phosphonomethylglycine; Salts or complexes thereof

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、N- ホスホノメチルグ
リシンの製造方法に関し、特にN- ホスホノメチルイミ
ノジ酢酸を過酸化物を用いてN-ホスホノメチルグリシ
ンへ転化することによりN- ホスホノメチルグリシンを
製造することに関する。
【0002】
【従来の技術】グリホセート(glyphosate)の一般的な名
前でも知られているN- ホスホノメチルグリシンは、種
々の雑草を防除するのに有用な非常に効果的で商業的に
重要な植物性毒素(phytotoxicant) である。極めて多種
類の多年性及び一年生のイネ科及び広葉雑草の葉に適用
される。工業的用途には、倉庫地区及び他の非農耕地の
道路際、水路及び送電線に沿った雑草の防除が含まれ
る。通常N- ホスホノメチルグリシンは、溶液、好まし
くは水中の種々の塩の形で除草剤組成物中に配合され
る。
【0003】フランツ(Franz)による米国特許第
3,950,402号明細書には、N−ホスホノメチル
イミノジ酢酸、水、及び貴金属から選択された金属触媒
からなる混合物を形成し、その混合物を上昇させた温度
(低収率を避けるため70℃より高い)へ加熱し、前記
混合物を遊離酸素含有ガスと接触させることによりN−
ホスホノメチルグリシンを製造する方法が記載されてい
る。
【0004】フランツによる米国特許第3,954,8
48号明細書には、N−ホスホノメチルイミノジ酢酸を
過酸化水素の如き酸化剤と酸性水性媒体中で強酸の存在
下で約70℃〜約100℃の温度で反応させることによ
りN−ホスホノメチルグリシンを製造する方法が記載さ
れている。N−ホスホノメチルイミノジ酢酸1モル当た
り過酸化水素を少なくとも2モル、好ましくはそれより
多く用いるべきであることが記載されている。
【0005】ハンガリア特許出願第187,347号明
細書には、銀、鉄、錫、鉛、マンガン又はモリブデンの
化合物から選択された金属化合物を、触媒として有効な
量(catalytic amount)用いて、N−
ホスホノメチルイミノジ酢酸を過酸化水素で酸化するこ
とによりN−ホスホノメチルグリシンを製造する方法が
記載されている。モリブデン酸塩が好ましい。80℃よ
り低い温度では通常汚染された最終生成物が得られる。
典型的には、反応は80℃より高く、好ましくは100
℃より高い温度で大気圧を越えた圧力で行われる。
【0006】N−ホスホノメチルグリシンを製造する上
記方法によって満足な結果が得られているが、それらは
全て、過剰の量の過酸化物の使用、強鉱酸の使用、及び
(又は)上昇させた温度及び圧力での反応といった一つ
以上の欠点を有する。従って、塩酸又は硫酸の如き強鉱
酸を用いることなく、N−ホスホノメチルイミノジ酢酸
を希望のN−ホスホノメチルグリシンへ酸化するのに実
質的に化学量論的な量の過酸化物を用いて、穏やかな温
度及び大気圧でN−ホスホノメチルグリシンを高収率で
与える方法に対する必要性が存在する。
【0007】〔本発明の要約〕N−ホスホノメチルイミ
ノジ酢酸を過酸化物で酸化して中間体N−ホスホノメチ
ルイミノジ酢酸−N−オキシドを形成することによりN
−ホスホノメチルグリシンを製造する方法において、触
媒として有効な量の水溶性モリブデン化合物の存在下
で、触媒として有効な量のピロ亜硫酸塩(metabi
sulfite)化合物を添加して前記中間体をN−ホ
スホノメチルグリシンへ添加する、ことを含む改良され
たN−ホスホノメチルグリシン製造方法によって上記必
要性が満足され、他の利点が達成される。
【0008】〔本発明の詳細な記述〕本発明の方法によ
れば、水溶液としてのN−ホスホノメチルイミノジ酢酸
を過酸化水素と接触させ、約70℃より低い温度で中間
体化合物、N−ホスホノメチルイミノジ酢酸−N−オキ
シドを形成させる。然る後、触媒として有効な量の水溶
性モリブデン化合物の存在下で(もし前の工程から既に
存在しているのでなければ)触媒として有効な量のピロ
亜硫酸塩化合物を反応混合物へ添加し、中間体N−ホス
ホノメチルイミノジ酢酸−N−オキシドをN−ホスホノ
メチルグリシンへ転化させる。
【0009】本発明の方法で当業者に知られた多くの種
類の過酸化物を用いることができる。適当な過酸化物に
は、過酸化水素、過蟻酸、過酢酸、過安息香酸、ペルオ
キシトリフルオロ酢酸、過酸化ベンゾイル、ベンゼン
ペルスルホン酸等が含まれる。過酸化水素が好ましく、
濃厚な溶液(即ち、約30%〜60%)の形の過酸化水
素を用いるのが有利である。
【0010】中間体、N−ホスホノメチルイミノジ酢酸
−N−オキシドは当業者に知られており、多くの方法に
よって製造することができる。例えば、その中間体はフ
ランツによる米国特許第3,950,402号、又は米
国特許第3,954,848号の教示によって製造する
ことができる。ハンガリア特許出願第187,347号
明細書では、中間体は、銀、鉄、錫、鉛、マンガン又は
モリブデンの化合物の存在下で過酸化物を用いることに
よりN−ホスホノメチルイミノジ酢酸から形成されてい
る。フランツによる米国特許第4,062,669号明
細書では、N−オルガノ−N−ホスホノメチルグリシン
を酸性又は塩基性の条件下で過酸化物で酸化している。
他の方法も当業者には知られているであろう。
【0011】本発明の方法では、モリブデン塩の如き水
溶性モリブデン化合物を触媒として有効な量存在させ
て、約20℃〜約70℃の温度でN−ホスホノメチルイ
ミノジ酢酸を過酸化物と接触させて中間体N−ホスホノ
メチルイミノジ酢酸−N−オキシドを形成させるのが好
ましい。
【0012】N−ホスホノメチルイミノジ酢酸をN−ホ
スホノメチルイミノジ酢酸−N−オキシドへ酸化し、ま
たN−ホスホノメチルイミノジ酢酸−N−オキシドをN
−ホスホノメチルグリシンへ転化する触媒として有用な
モリブデンの塩が当業者に知られている。モリブデン塩
は反応媒体に可溶性であることが必要なだけである。適
当なモリブデン化合物には三塩化モリブデニル等の如き
モリブデンハロゲン化物;モリブデン酸ナトリウムの如
きアルカリ金属モリブデン酸塩;又はモリブデン酸アン
モニウム又はアルカリ金属モリブデン酸塩の如き一層複
雑な塩が含まれる。モリブデン酸ナトリウム及びモリブ
デン酸アンモニウムが特に好ましい。
【0013】N−ホスホノメチルイミノジ酢酸を中間体
N−ホスホノメチルイミノジ酢酸−N−オキシドへ転化
するための触媒の量は広い範囲内で変えることができ
る。N−ホスホノメチルイミノジ酢酸の重量に基づいて
約0.01〜約5重量%の触媒濃度が満足な結果を与え
る。約0.01重量%より少ない触媒濃度では、反応は
遅く、5重量%より大きい濃度では、そのような高い濃
度でも特に害はないが、利点は見られない。N−ホスホ
ノメチルイミノジ酢酸の量に対し約0.01〜約1.0
重量%の触媒を用いるのが好ましい。
【0014】N−ホスホノメチルイミノジ酢酸をN−オ
キシド中間体へ転化する本発明の方法の温度は、約20
℃程度の低さから約70℃の範囲にすることができる。
20℃より低い温度を使用することもできるが、そのよ
うな温度は冷却する必要があるであろうし、得られる利
点はない。約70℃より高い温度では、N−ホスホノメ
チルイミノジ酢酸−N−オキシドの劣化が観察され、そ
れは希望のN−ホスホノメチルグリシンの最終的収率に
影響を与える。約20℃〜約65℃の温度が好ましい。
【0015】中間体、N−ホスホノメチルイミノジ酢酸
−N−オキシドを製造する方法とは無関係に、中間体
を、ピロ亜硫酸ナトリウム又はピロ亜硫酸カリウムの如
きアルカリ金属ピロ亜硫酸塩、又はピロ亜硫酸アンモニ
ウムの如きピロ亜硫酸塩化合物と接触させる。ピロ亜硫
酸ナトリウムが好ましい。しかし、触媒として有効な量
の水溶性モリブデン化合物が存在しないと、得られるN
−ホスホノメチルグリシンの収率は悪くなることが見出
されている。
【0016】例えば、もしN−ホスホノメチルイミノジ
酢酸をその中間体へ転化する反応がモリブデン以外の化
合物を触媒として行われたならば、希望のN−ホスホノ
メチルグリシンの収率を確実に高くするためには、その
ピロ亜硫酸塩化合物と共に少量の水溶性モリブデン化合
物を添加しなければならない。本発明の好ましい態様と
して、モリブデン化合物、好ましくはモリブデン酸ナト
リウム又はモリブデン酸アンモニウムを用いて中間体を
形成させ、然る後、ピロ亜硫酸ナトリウムを添加して希
望のN−ホスホノメチルグリシンを与える。
【0017】中間体、N−ホスホノメチルイミノジ酢酸
−N−オキシドを転化するのに必要な温度は広い範囲内
で変えることができる。一般にガスの発生が起きるの
で、室温(約20℃)又は室温に近い温度でピロ亜硫酸
塩化合物を添加し、然る後、混合物を少なくとも50℃
へ加熱するのが好ましい。100℃を越える温度を用い
ることができるが、圧力は当業者の考えに従って必要に
なることもあるであろう。満足な結果は、混合物を約5
0℃〜100℃に加熱した時に得られている。
【0018】本発明の方法では、過酸化物の量は、N−
ホスホノメチルイミノジ酢酸を中間体N−ホスホノメチ
ルイミノジ酢酸−N−オキシドへ転化するのに必要な化
学量論的量にするのがよい。当業者には分かるように、
化学量論的量より少ない量の過酸化物を用いると収率は
低くなる。僅かに過剰の過酸化物を用いることはできる
が、一層多くの量は避けた方がよい。なぜなら、過剰の
過酸化物がピロ亜硫酸塩化合物と反応し、N−ホスホノ
メチルイミノジ酢酸−N−オキシドから希望のN−ホス
ホノメチルグリシンへの転化に影響を与えることがある
からである。
【0019】N−ホスホノメチルイミノジ酢酸−N−オ
キシドを希望のN−ホスホノメチルグリシンへ転化する
ためのピロ亜硫酸塩化合物の量は、N−ホスホノメチル
イミノジ酢酸からその中間体を生成させるのに必要な量
を越えた過酸化物の量に依存する。なぜなら、過酸化物
がピロ亜硫酸塩化合物と反応するからである。過剰の過
酸化物と反応するのに必要なピロ亜硫酸塩化合物の量の
外に、N−ホスホノメチルイミノジ酢酸−N−オキシド
からN−ホスホノメチルグリシンへの反応に触媒作用を
及ぼすのに充分なピロ亜硫酸塩が存在すべきである。
【0020】触媒として働くために、過酸化物との反応
後に残っているピロ亜硫酸塩化合物の量は、N−ホスホ
ノメチルイミノジ酢酸−N−オキシドの量に基づいて少
なくとも0.01重量%であるべきである。1%位の高
い、或はそれ以上に高い過剰のピロ亜硫酸塩化合物の用
いることもできるが、中間体からN−ホスホノメチルグ
リシンへの転化にとって一層高い濃度を用いることには
利点はないように見える。N−ホスホノメチルイミノジ
酢酸−N−オキシドの重量に基づき約0.01重量%〜
約1重量%用いるのが好ましい。
【0021】更に、希望のN−ホスホノメチルグリシン
への高い転化率を得るためには、水溶性モリブデン酸塩
化合物も存在しなければならならず、N−ホスホノメチ
ルイミノジ酢酸−N−オキシドの重量に基づき約0.0
1重量%〜約5重量%の濃度が好ましい。水溶性モリブ
デン酸塩化合物が、N−ホスホノメチルイミノジ酢酸を
その中間体へ転化する触媒として用いられ、反応媒体か
ら除去されないならば、ピロ亜硫酸塩化合物が添加され
た時、反応混合物中に充分な量のモリブデン酸塩化合物
が存在するであろう。そのようにすることが好ましいや
り方である。
【0022】出発材料としてのN−ホスホノメチルイミ
ノジ酢酸の濃度は、本発明の好ましい方法で広い範囲内
で変えることができる。例えば、50重量%までのN−
ホスホノメチルイミノジ酢酸を含有する水性懸濁物を用
いることができる。一層高い濃度でN−ホスホノメチル
イミノジ酢酸を用いることもできるが、それはスラリー
の濃さのため処理しにくくなることがある。一方、約5
重量%のN−ホスホノメチルイミノジ酢酸を含むN−ホ
スホノメチルイミノジ酢酸水溶液を用いることもでき
る。一層低い濃度でも用いることはできるが、本発明の
方法で多量の液体を処理しなければならなくなる。約2
0重量%〜約40重量%のN−ホスホノメチルイミノジ
酢酸を含む水性スラリーを用いるのが好ましい。
【0023】N−ホスホノメチルイミノジ酢酸出発材料
は、当業者に知られた方法により製造することができ
る。例えば、この材料は、硫酸の存在下でホルムアルデ
ヒド、イミノジ酢酸、及びオルト亜燐酸の反応により製
造することができる。この反応から得られるN−ホスホ
ノメチルイミノジ酢酸混合物は本発明の方法で直接用い
ることができるが、N−ホスホノメチルイミノジ酢酸を
単離し、次にそれを本発明の方法で用いるのが好まし
い。
【0024】
【実施例】本発明を更に次の実施例により例示するが、
それに限定されるものではない。転化率は、出発N−ホ
スホノメチルイミノジ酢酸のモル数で他の生成化合物の
モル数を割り、100倍することにより計算されてい
る。選択性は、生成したN−ホスホノメチルグリシンの
モル数を転化されたN−ホスホノメチルイミノジ酢酸の
モル数で割り、100倍することにより計算されてい
る。
【0025】 実施例1 この実施例は、27.5%のN−ホスホノメチルイミノ
ジ酢酸を含有するスラリーを用いた本発明の方法を例示
する。
【0026】100mlの丸底ガラスフラスコに、水
(37ml)、N−ホスホノメチルイミノジ酢酸(1
4.0g)、30%過酸化水素(7.2g)、及び二モ
リブデン酸アンモニウム四水和物(0.32g)を入れ
た。混合物を65℃に加熱し、N−オキシドが形成され
たことを示す溶液が得られるまで(約30分)この温度
に維持した。次にこの溶液を45℃へ冷却し、50分間
撹拌した。室温へ冷却した後、ピロ亜硫酸塩ナトリウム
(0.25g)を水(5ml)中へ入れたものをその溶
液へ添加した。ガスの発生が観察され、溶液の温度は6
5℃へ上昇した。反応混合物を室温へ冷却し、固形物を
濾過し、濾液及び固形物をHPLCにより分析した。N
−ホスホノメチルイミノジ酢酸の転化率は97.1%で
あり、N−ホスホノメチルグリシンへの選択性は93.
3%であった。
【0027】 実施例2 この実施例は、N−ホスホノメチルイミノジ酢酸の濃度
を50重量%へ増大させた時の本発明の方法を例示す
る。
【0028】100mlの丸底ガラスフラスコに、水
(14ml)、N−ホスホノメチルイミノジ酢酸(1
4.0g)、30%過酸化水素(7.2g)、及び二モ
リブデン酸アンモニウム四水和物(0.32g)を入れ
た。混合物を65℃に加熱し、N−オキシドが形成され
たことを示す溶液が得られるまで(約50分)この温度
に維持した。この溶液を45℃へ冷却し、50分間撹拌
した。室温へ冷却した後、ピロ亜硫酸塩ナトリウム
(0.25g)を水(5ml)中へ入れたものをその溶
液へ添加した。ガスの発生が観察され、溶液の温度は6
5℃へ上昇した。反応混合物を室温へ冷却し、固形物を
濾過し、固形物及び濾液をHPLCにより分析した。N
−ホスホノメチルイミノジ酢酸の転化率は93.0%で
あり、N−ホスホノメチルグリシンへの選択性は91.
8%であった。
【0029】 実施例3 この実施例は本発明の方法でのピロ亜硫酸塩の効果を例
示する。
【0030】 A.100mlの丸底フラスコに、水(37.2m
l)、二モリブデン酸アンモニウム四水和物(0.08
g)を入れた。混合物を、溶液が得られるまで(約20
秒)撹拌した。次にN−ホスホノメチルイミノジ酢酸
(3.5g)を30%過酸化水素(1.6g)と共に添
加した。混合物を溶液が得られるまで(約50分)撹拌
しながら45℃へ加熱した。ピロ亜硫酸塩ナトリウムは
添加しなかった。溶液を一晩加熱して還流させた。HP
LCによる分析で、N−ホスホノメチルイミノジ酢酸の
転化率は81.3%であり、N−ホスホノメチルグリシ
ンへの選択性は74.6%であることが示された。
【0031】 B.A部の手順を繰り返した。但し溶液が得られた後、
溶液を45℃で更に1.5時間加熱した。次に溶液を4
0℃へ冷却し、ピロ亜硫酸塩ナトリウム(2.0g)を
水(3.5ml)中へ入れたものを15秒間に亙って添
加した。温度は50℃へ上昇した。溶液を一晩加熱して
還流させた。HPLCによる分析で、N−ホスホノメチ
ルイミノジ酢酸の転化率は94.1%であり、N−ホス
ホノメチルグリシンへの選択性は94.5%であること
が示された。
【0032】参考例 この参考例は、中間体、N−ホスホノメチルイミノジ酢
酸−N−オキシドをピロ亜硫酸塩でN−ホスホノメチル
グリシンへ転化することに対するモリブデン化合物が存
在することによる効果を例示する。
【0033】実施例3Bの手順を繰り返した。但しタン
グステン酸ナトリウム二水和物(0.16g)を二モリ
ブデン酸アンモニウムの代わりに、N−ホスホノメチル
イミノジ酢酸をN−ホスホノメチルイミノジ酢酸−N−
オキシドへ転化する触媒として用いた。HPLC分析で
決定して、N−ホスホノメチルイミノジ酢酸−N−オキ
シドのその重亜燐酸塩分解は、N−ホスホノメチルグリ
シンへの選択性が僅か78.4%であり、N−ホスホノ
メチルイミノジ酢酸の転化率が僅か33.6%であった
ことを示していた。
【0034】かなり詳細に記載した特定の態様に関連し
て本発明を記述してきたが、これは単に例示のためであ
り、本記載を考慮することにより別の態様及び操作方法
が当業者には明らかになることが分かるであろう。従っ
て、本発明の本質から離れることなく種々の変更を行う
ことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヘンリック クロウクジック ポーランド国オルゼスズコウエユ,10,ロ ドズ,91−473 (72)発明者 ドナルド リー フィールズ,ジュニア アメリカ合衆国ミズーリ州マンチェスタ ー,ステファニー レーン 406

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 N−ホスホノメチルイミノジ酢酸を過酸
    化物で酸化して中間体N−ホスホノメチルイミノジ酢酸
    −N−オキシドを形成することによりN−ホスホノメチ
    ルグリシンを製造する方法において、触媒としてN−ホ
    スホノメチルイミノジ酢酸の重量にもとづき約0.01
    〜約5重量%の量の水溶性モリブデン化合物の存在下
    で、触媒としてのピロ亜硫酸塩化合物を過剰の過化物と
    反応させるのに必要な量を越えた量が存在する中間体の
    重量にもとづき約0.01〜約1.0重量%の量となる
    よう添加して前記中間体をN−ホスホノメチルグリシン
    へ転化する、ことを特徴とするN−ホスホノメチルグリ
    シンの製造方法。
  2. 【請求項2】 N−ホスホノメチルイミノジ酢酸を、触
    媒として水溶性モリブデン酸塩化合物の存在下で酸化す
    る請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 モリブデン酸塩化合物がモリブデン酸ア
    ンモニウムである請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 モリブデン酸塩化合物がモリブデン酸ナ
    トリウムである請求項2に記載の方法。
  5. 【請求項5】 中間体を形成する温度が約20℃〜65
    ℃の間に維持される請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 ピロ亜硫酸塩化合物がアルカリ金属ピロ
    亜硫酸塩である請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 アルカリ金属ピロ亜硫酸塩がピロ亜硫酸
    ナトリウムである請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 触媒としての水溶性モリブデン化合物の
    量が約0.01〜約1.0重量%である請求項1に記載
    の方法。
  9. 【請求項9】 過剰の過酸化物と反応させるのに必要な
    量を越えたピロ亜硫酸塩化合物の量が、存在する中間体
    の重量に基づき少なくとも0.01重量%である請求項
    1に記載の方法。
  10. 【請求項10】 ピロ亜硫酸塩化合物と共に存在するモ
    リブデン化合物の量が、N−ホスホノメチルイミノジ酢
    酸−N−オキシドの重量に基づき約0.01重量%〜約
    1.0重量%である請求項1に記載の方法。
  11. 【請求項11】 過酸化物が過酸化水素である請求項1
    に記載の方法。
  12. 【請求項12】 N−ホスホノメチルイミノジ酢酸をモ
    リブデン酸アンモニウム触媒の存在下で約20℃〜約7
    0℃の温度で過酸化水素と接触させて中間体を形成さ
    せ、然る後、触媒として有効な量のピロ亜硫酸塩ナトリ
    ウムを添加して前記中間体をN−ホスホノメチルグリシ
    ンへ転化する請求項1に記載の方法。
  13. 【請求項13】 モリブデン酸アンモニウムの量が、N
    −ホスホノメチルイミノジ酢酸の量に基づき約0.01
    重量%〜約5重量%である請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 過剰の過酸化水素と反応させるのに必
    要な量を越えたピロ亜硫酸ナトリウムの量が、存在する
    N−ホスホノメチルイミノジ酢酸−N−オキシドの重量
    に基づき約0.01重量%〜約1.0重量%である請求
    項13に記載の方法。
JP3006990A 1990-01-26 1991-01-24 N−ホスホノメチルグリシンの製造方法 Expired - Lifetime JPH0692425B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
AU8339 1990-01-26
AUPJ833990 1990-01-26
US543002 1990-06-25
US07/543,002 US5047579A (en) 1990-01-26 1990-06-25 Process for producing n-phosphonomethylglycine
US8339 1998-01-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04210992A JPH04210992A (ja) 1992-08-03
JPH0692425B2 true JPH0692425B2 (ja) 1994-11-16

Family

ID=25643807

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3006990A Expired - Lifetime JPH0692425B2 (ja) 1990-01-26 1991-01-24 N−ホスホノメチルグリシンの製造方法

Country Status (13)

Country Link
EP (1) EP0439445B1 (ja)
JP (1) JPH0692425B2 (ja)
AT (1) ATE126519T1 (ja)
CA (1) CA2034901C (ja)
DE (1) DE69112088T2 (ja)
DK (1) DK0439445T3 (ja)
ES (1) ES2027199T3 (ja)
HK (1) HK1007147A1 (ja)
HU (1) HU208700B (ja)
IE (1) IE74198B1 (ja)
IL (1) IL97046A (ja)
MY (1) MY104616A (ja)
NZ (1) NZ236894A (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5023369A (en) * 1990-06-25 1991-06-11 Monsanto Company Process for producing N-phosphonomethylglycine
PL361841A1 (en) * 1999-08-11 2004-10-04 Basf Aktiengesellschaft Method for the production of phosphonomethylglycin
JP2003507386A (ja) * 1999-08-11 2003-02-25 ビーエーエスエフ アクチェンゲゼルシャフト ホスホノメチルグリシンの製造方法
US7390920B2 (en) 2002-02-14 2008-06-24 Monsanto Technology Llc Oxidation catalyst and process
ES2407031T3 (es) 2003-08-14 2013-06-11 Monsanto Technology Llc Procedimiento para la oxidación del ácido N-(fosfonometil)iminodiacético o de una de sus sales
CA2598013C (en) 2005-02-17 2014-11-25 Monsanto Technology Llc Transition metal-containing catalysts and catalyst combinations including transition metal-containing catalysts and processes for their preparation and use as oxidation catalysts

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3954848A (en) * 1972-05-31 1976-05-04 Monsanto Company Process for producing N-phosphonomethyl glycine
HU187347B (en) * 1981-07-31 1985-12-28 Mta Koezponti Kemiai Kutato In Process for preparing n-phosphonomethyl-glycine by means of the catalytic oxidation of n-phosphonomethyl-imino-diacetic acid
US4853159A (en) * 1987-10-26 1989-08-01 Monsanto Company Process for producing N-phosphonomethylglycine

Also Published As

Publication number Publication date
HU208700B (en) 1993-12-28
IE910247A1 (en) 1991-07-31
DK0439445T3 (da) 1995-12-27
JPH04210992A (ja) 1992-08-03
NZ236894A (en) 1992-12-23
CA2034901C (en) 1996-07-02
EP0439445B1 (en) 1995-08-16
DE69112088D1 (de) 1995-09-21
ATE126519T1 (de) 1995-09-15
ES2027199T3 (es) 1995-12-01
IL97046A (en) 1995-10-31
ES2027199T1 (es) 1992-06-01
EP0439445A1 (en) 1991-07-31
DE69112088T2 (de) 1996-02-29
CA2034901A1 (en) 1991-07-27
HU910261D0 (en) 1991-08-28
HK1007147A1 (en) 1999-04-01
IE74198B1 (en) 1997-07-16
MY104616A (en) 1994-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU633678B2 (en) Process for producing n-phosphonomethylglycine
US5043475A (en) Peroxide process for producing N-phosphonomethylglycine
US5095140A (en) Peroxide process for producing N-phosphonomethylglycine
US5077431A (en) Peroxide process for producing n-phosphonomethylglycine
JPH0692425B2 (ja) N−ホスホノメチルグリシンの製造方法
US5047579A (en) Process for producing n-phosphonomethylglycine
HK1007147B (en) Process for producing n-phosphonomethylglycine
US5077430A (en) Peroxide process for producing N-phosphonomethylglycine
EP0483098B1 (en) Processs for producing N-phosphonomethylglycine
NZ240922A (en) A process for the preparation of n-phosphonomethylglycine from n-phosphonomethyliminodiacetic acid
HK1007145B (en) Peroxide process for producing n-phosphonomethylglycine
HK1007146B (en) Process for producing n-phosphonomethylglycine
HK1007144B (en) Process for producing n-phosphonomethylglycine