JPH0692438A - 運搬台車の入替装置 - Google Patents

運搬台車の入替装置

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JPH0692438A
JPH0692438A JP24680792A JP24680792A JPH0692438A JP H0692438 A JPH0692438 A JP H0692438A JP 24680792 A JP24680792 A JP 24680792A JP 24680792 A JP24680792 A JP 24680792A JP H0692438 A JPH0692438 A JP H0692438A
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JP
Japan
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carriage
wheel
pair
transport
carrier
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Application number
JP24680792A
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English (en)
Inventor
Kanji Fujii
寛治 藤井
Hideki Fujiwara
英樹 藤原
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】固定輪及びキャスタ輪が夫々前輪及び後輪とさ
れる状態で搬送機構部に載置された運搬台車が、搬送機
構部から離脱される際、前輪となるキャスタ輪の向きを
適正な方向に向かせる。 【構成】固定輪(65)及びキャスタ輪(66)が取り
付けられた運搬台車(60)が、搬送機構部(5)によ
って台車搬出位置に搬送されたとき、運搬台車(60)
に固定輪(65)がキャスタ輪(66)より上方に位置
せしめられる傾斜状態をとらせて、キャスタ輪(66)
の向きを変更させるリフト機構(50)、及び、キャス
タ輪(66)の向きが変更せしめられた運搬台車(6
0)を台車搬出位置からキャスタ輪(66)を前輪とし
て離脱させる台車駆動手段(33)を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一端部側及び他端部側
に夫々固定輪及びキャスタ輪が取り付けられた運搬台車
を、搬送手段により台車搬入位置から台車搬出位置へと
搬送して、それにより、運搬台車の入れ替えを行う入替
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一端部側及び他端部側に夫々車輪が取り
付けられた複数の運搬台車が、夫々部品が搭載された状
態で順次間歇的に搬入されて、組立部品の供給が行われ
るようにされた自動車の組立ラインにあっては、一般
に、スラットコンベア等の台車載置部及びモータ等の移
送機構を有し、運搬台車を台車搬入位置から台車搬出位
置へと搬送する搬送手段が設置される。斯かる搬送手段
は、運搬台車の入れ替えを行う入替装置の一部を構成す
るものとされ、台車搬入位置において、組立部品が搭載
された運搬台車が台車載置部に載置される。台車載置部
に載置された運搬台車はそれに搭載された組立部品の取
出しが行われて空状態となると、移送機構の作動によ
り、台車搬入位置から台車搬出位置へと搬送される。台
車搬出位置においては、空状態とされた運搬台車が、例
えば、実開昭61-41123号公報にも示される如くに作業者
により押圧されることによって搬送手段から離脱され、
台車搬出位置から搬出される。また、台車搬入位置にお
いては、部品が搭載された新たな運搬台車が搬出手段の
台車載置部に載置され、それにより、運搬台車の入替え
が行われる。
【0003】運搬台車の台車搬入位置への搬入及び台車
搬出位置からの搬出は、運搬台車がその重量が比較的大
なるものとされた場合には、運搬台車が走行せしめられ
る状態をもって行われるようにされる。斯かる運搬台車
にあっては、例えば、一端部側に取り付けられた車輪が
前輪とされるとともに、他端部側に取り付けられた車輪
が後輪とされる状態で部品が搭載されて走行せしめら
れ、台車搬入位置において、車輪を含む全体が搬送手段
の搬送方向に直交する方向に向く状態をもって搬送手段
の台車載置部に載置され、部品の取り出しが行われる。
そして、全体の向きが維持されたまま、台車搬入位置か
ら台車搬出位置へと搬送される。台車搬出位置に搬送さ
れた運搬台車は、例えば、一端部側に取り付けられた車
輪が後輪とされるとともに、他端部側に取り付けられた
車輪が前輪とされる状態をもって、搬送手段の搬送方向
に直交する方向にけて搬送手段から離脱され、台車搬出
位置から搬出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
如くに比較的大なる重量とされた運搬台車にあっては、
それに部品が搭載された状態にあるもとでは、さらに重
量が増大せしめられたものとされるので、走行状態にお
かれたとき、所望の方向への進行が容易とされることが
必要となる。それゆえ、斯かる比較的大なる重量とされ
た運搬台車が、部品が搭載されたもとで前輪及び後輪と
される、一端部側及び他端部側に夫々取り付けられた車
輪が固定輪及びキャスタ輪とされて、台車搬入位置への
走行時においての所望の方向への進行が容易に行われる
ようにされた場合には、台車搬出位置において搬送手段
から離脱されるとき、キャスタ輪が前輪とされてしまう
状態が生じる。斯かるキャスタ輪はその向きが、運搬台
車が搬送手段から離脱せしめられる際の移動に伴って、
搬送手段の搬送方向に直交する方向から搬送手段の搬送
方向に沿う方向に向けて変化する。それにより、キャス
タ輪が、運搬台車を搬送手段の搬送方向に直交する方向
に走行させる向きが得られないものとなる虞がある。
【0005】斯かる点に鑑み、本発明は、一端部側及び
他端部側に夫々固定輪及びキャスタ輪が取り付けられ
て、搬送手段により台車搬入位置から台車搬出位置へと
搬送される運搬台車を搬送手段から離脱させるにあた
り、キャスタ輪を、運搬台車が搬送手段の搬送方向に直
交する方向に走行することになる向きを自動的にとるも
のとなすことができるようにされた運搬台車の入替装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべ
く、本発明に係る運搬台車の入替装置は、一端部側及び
他端部側に固定輪及びキャスタ輪が夫々取り付けられた
運搬台車が載置される台車載置部が設けられるととも
に、台車載置部を移動させて、それに載置された運搬台
車を台車搬入位置から台車搬出位置へと搬送する移送機
構を有した搬送手段と、台車搬出位置に設けられて、キ
ャスタ輪の向きを変更させるリフト手段と、キャスタ輪
の向きが変更せしめられた運搬台車を、その他端部側を
前方側にして搬送手段から離脱させる台車駆動手段とが
備えられ、リフト手段が、台車搬出位置に移送機構によ
って運搬台車が搬送された後、移送機構が作動状態にあ
り、かつ、キャスタ輪が台車載置部上に配されたもと
で、運搬台車に、固定輪がキャスタ輪より上方に位置せ
しめられる傾斜状態をとらせるものとされて、構成され
る。
【0007】
【作用】このような構成とされる本発明に係る運搬台車
の入替装置にあっては、台車搬出位置に搬送された運搬
台車が、リフト手段によって固定輪が台車載置部上に配
されたキャスタ輪より上方に位置せしめられる傾斜状態
におかれると、作動状態にある移送機構によって、キャ
スタ輪が、自動的に搬送手段の搬送方向に沿う方向に向
くものとなる。そして、斯かるキャスタ輪が前輪とされ
る状態をもって、運搬台車の搬送手段からの離脱が行わ
れる。従って、搬送手段の搬送方向に沿う方向に向くも
のとされたキャスタ輪はその向きが、運搬台車が搬送手
段から離脱される際の移動に伴って、搬送手段の搬送方
向に直交する方向に向けて変化せしめられる。その結
果、キャスタ輪が、運搬台車を搬送手段の搬送方向に直
交する方向に走行させる適正な向きをもった状態が得ら
れる。
【0008】
【実施例】図2は、本発明に係る運搬台車の入替装置の
一例が、自動車の組立ラインに設置された状態を示す。
【0009】図2においては、夫々多数のスラット部材
1が並行配列されて形成されて搬送機構部5を構成する
スラットコンベア5A及び5Bが、相互に並行に配され
るとともに、搬送機構部5の伸びる方向に直交する方向
に伸びる一対の搬入用レール状部材20及び一対の搬出
用レール状部材30が配されており、それら搬送機構部
5,搬入用レール状部材20及び搬出用レール状部材3
0は、自動車の組立ラインに設置されたものとされてい
る。搬送機構部5のスラットコンベア5A及び5Bは、
駆動軸6を介して連結されている。駆動軸6は、スプロ
ケット及びチェーンを介してモータ7に連結されてお
り、モータ7が作動せしめられると、スラットコンベア
5A及び5Bは、図2において矢印Aにより示される方
向(A方向)に移動される。斯かる駆動軸6,モータ7
及び駆動軸6とモータ7とを連結するチェーン等によ
り、搬送機構部5における移送機構が構成されている。
【0010】搬送機構部5の一端部側には、所定の相互
間隔を置いてA方向に直交する方向に伸び、夫々、スラ
ットコンベア5Aとスラットコンベア5Bとの間に配さ
れた一対の通路部材41を有した第1のリフト機構40
が配置されており、それら通路部材41はU字状断面を
有している。また、搬送機構部5の他端部側には、所定
の相互間隔を置いてA方向に直交する方向に伸び、夫
々、スラットコンベア5Aとスラットコンベア5Bとの
間に配された一対の通路部材51を有した第2のリフト
機構50が配置されており、それら通路部材51はU字
状断面を有している。第1のリフト機構40における通
路部材41の夫々のスラットコンベア5B側に位置する
端部、及び、第2のリフト機構50における通路部材5
1の夫々のスラットコンベア5A側に位置する端部は、
拡幅部とされている。そして、搬送機構部5における第
1のリフト機構40を含む部分が、組立ラインにおける
台車搬入位置AIに配され、また、搬送機構部5におけ
る第2のリフト機構50を含む部分が、組立ラインにお
ける台車搬出位置AOに配されたものとされている。
【0011】一対の搬入用レール状部材20と一対の搬
出用レール状部材30とは、所定の相互間隔を置いて配
され、夫々、U字状断面を有するものとされている。搬
入用レール状部材20は、それらの一端部がスラットコ
ンベア5Bを介して第1のリフト機構40における一対
の通路部材41に夫々対向せしめられる位置におかれて
いる。また、搬出用レール状部材30は、それらの一端
部がスラットコンベア5Bを介して第2のリフト機構5
0における一対の通路部材51に夫々対向せしめられる
位置に配されている。斯かる搬入用レール状部材20と
搬出用レール状部材30とは、夫々における他端部及び
一端部が拡幅部とされている。
【0012】また、一対の搬入用レール状部材20の一
方の側方には、減速機付のモータ21が配されている。
さらに、一対の搬入用レール状部材20の間には、それ
らに沿って伸びる一対のガイド部材22A及び22Bが
配されており、ガイド部材22A及び22Bの間には、
図3及び図4に示される如くに、キャリア23が配され
ている。キャリア23は、それに取り付けられた複数の
回転ローラ24によりガイド部材22A及び22Bに沿
う移動が可能なものとされており、一対のプレート2
5,回動部材26、及び、一対のプレート25から上方
に突出する突出部材27を有している。回動部材26及
び突出部材27は、一対のプレート25の間に所定の相
互間隔を置いて配されている。回動部材26は、一対の
プレート25を貫通する軸部材28に回動可能に支持さ
れており、軸部材28は、回動部材26をその重心から
ずれた位置において支持するものとされている。軸部材
28の下方には、一対のプレート25により支持され
て、回動部材26の回動を規制するストッパピン29が
配されている。また、一対のプレート25の一方には、
モータ21の作動により駆動せしめられるチェーン21
Aに取り付けられた連結部23Aが設けられており、キ
ャリア23は、モータ21の作動に応じて、一対のガイ
ド部材22A及び22Bに沿う往復動を行うものとさ
れ、図2に示される如くに、一対の搬入用レール状部材
20の他端部側に配された位置が待機位置とされてい
る。
【0013】一対の搬入用レール状部材20は、図5及
び図6に示される如くの運搬台車60が走行せしめられ
る。運搬台車60は、U字状断面を有した基台フレーム
61と、基台フレーム61に立設された複数の支柱62
と、それら支柱62に支持された一対のハンガー支持部
材63とを有している。運搬台車60の基台フレーム6
1はその一端部側及び他端部側に、夫々、一対の固定輪
65及び一対のキャスタ輪66が取り付けられている。
さらに、運搬台車60の基台フレーム61は、他端部側
における一対のキャスタ輪66の間となる部分に連結バ
ー67が取り付けられた牽引部68が設けられるととも
に、一対の固定輪65の一方と一対のキャスタ輪66の
一方との間における一端部側及び他端部側にプレートが
夫々取り付けられており、それらプレートには環状係合
部69及び70が夫々設けられている。また、一対の固
定輪65の他方と一対のキャスタ輪66の他方との間に
おける一端部側及び他端部側にもプレートが夫々取り付
けられており、それらプレートには環状係合部71及び
72が夫々設けられている。
【0014】ハンガー支持部材63の夫々における周縁
部には、ガイド溝63aが設けられており、ガイド溝6
3aには、フック73を有した複数のハンガーバー74
の両端部が係合せしめられている。複数のハンガーバー
74は、図示が省略された駆動部に連結されて、ガイド
溝63aに沿って移動せしめられるものとされている。
そして、組立ラインに供給される所定数の組立部品80
の夫々が、ハンガーバー74にそのフック73を介して
支持された状態をもって、運搬台車60に搭載される。
斯かる組立部品80は、例えば、トップシーリングとさ
れる。
【0015】組立部品80が搭載された運搬台車60
は、一端部側に取り付けられた一対の固定輪65が前輪
とされるとともに、他端部側に取り付けられた一対のキ
ャスタ輪66が後輪とされる状態をもって、例えば、牽
引されて一対の搬入用レール状部材20の他端部に近接
した位置まで移動せしめられる。そして、図示が省略さ
れた移載手段により、一対の搬入用レール状部材20の
他端部に、前輪とされた固定輪65が夫々係合せしめら
れる状態をもって、図2において矢印Bにより示され
る、A方向に対して直交する方向(B方向)に押圧され
る。斯かる際、運搬台車60は、一対の搬入用レール状
部材20に対して若干浮いた状態でB方向に押圧され
る。それにより、運搬台車60は、牽引部68に取り付
けられた連結バー67が、待機位置をとるキャリア23
の回動部材26及び突出部材27に当接することなく、
図2において一点鎖線により示される如くに、キャリア
23より搬送機構部5側に位置せしめられて、固定輪6
5及びキャスタ輪66が、搬入用レール状部材20に係
合する状態が得られる。
【0016】斯かるもとで、モータ21がキャリア23
をB方向に移動させる作動状態におかれる。それによ
り、図4において一点鎖線により示される如くに、キャ
リア23の回動部材26が、運搬台車60の連結バー6
7に当接して、矢印aにより示される方向に回動せしめ
られる。そして、連結バー67が、図4において実線に
より示される如くに、回動部材26と突出部材27との
間に位置せしめられると、回動部材26は、連結バー6
7との当接から解除されてその自重により、実線により
示される位置に復帰する。運搬台車60は、回動部材2
6と突出部材27との間に位置した連結バー67が突出
部材27に当接する状態をもってキャリア23に連結さ
れ、キャリア23のB方向への移動に伴って、一対の搬
入用レール状部材20上をB方向に向けて走行せしめら
れる。
【0017】運搬台車60は、キャリア23のB方向へ
の移動により、台車搬入位置AIにおいて、一対の固定
輪65が、一対の搬入用レール状部材20の一端部から
搬送機構部5に配された第1のリフト機構40の一対の
通路部材41を通じる状態をもって、搬送機構部5上に
載置される。搬送機構部5上に載置された運搬台車60
は、一対の固定輪65がスラットコンベア5A上に配さ
れるとともに、一対のキャスタ輪66がスラットコンベ
ア5B上に配され、それら固定輪65及びキャスタ輪6
6を含む全体の向きが、A方向に直交するB方向とされ
る。なお、スラットコンベア5Aにおける多数のスラッ
ト部材1の夫々には、運搬台車60における一対の固定
輪65の位置を規制する位置規制ピン1aが設けられて
いる。
【0018】搬送機構部5に配置された第1のリフト機
構40は、一対の通路部材41を支持して、運搬台車6
0の基台フレーム61にその下方から対向する支持フレ
ーム42、及び、支持フレーム42に連結されたエアシ
リンダ43を備えている。支持フレーム42における、
運搬台車60の基台フレーム61に設けられた環状係合
部69及び72に夫々対向する部分には、位置決めピン
44及び45が設けられている。エアシリンダ43は、
運搬台車60の固定輪65及びキャスタ輪66が、夫
々、スラットコンベア5A及び5B上に配されると、支
持フレーム42を上昇させる作動状態におかれる。それ
により、支持フレーム42がそれに設けられた位置決め
ピン44及び45を、運搬台車60の基台フレーム61
に設けられた環状係合部69及び72に夫々係合させる
状態をもって、運搬台車60を所定位置まで上昇させ
る。
【0019】このような第1のリフト機構40による運
搬台車60の上昇によって、キャリア23は運搬台車6
0から離脱せしめられ、また、モータ21がキャリア2
3をB方向とは逆の方向に移動させる作動状態におか
れ、それにより、キャリア23は再び待機位置をとるも
のとされる。また、第1のリフト機構40により上昇せ
しめられた運搬台車60にあっては、複数のハンガーバ
ー74が一対のハンガー支持部材63の夫々におけるガ
イド溝63aに沿って移動せしめられる状態におかれ
る。そして、組立部品80を支持するハンガーバー74
が、図示が省略されたロボットによって、順次、運搬台
車60から組立部品80ごと取り出される。このように
してロボットによる組立部品80の取り出しが完了する
と、第1のリフト機構40のエアシリンダ43が、支持
フレーム42を下降させる作動状態におかれる。それに
より、空状態となった運搬台車60が下降せしめられ
て、固定輪65及びキャスタ輪66が、スラットコンベ
ア5A及び5B上に夫々配されたもとで全体がB方向に
向く元の状態に戻される。また、運搬台車60の基台フ
レーム61に設けられた環状係合部69及び72から、
第1のリフト機構40の支持フレーム42に設けられた
位置決めピン44及び45が夫々離脱せしめられる。
【0020】斯かるもとで、モータ7がスラットコンベ
ア5A及び5BをA方向に移動させる作動状態におか
れ、運搬台車60が、台車搬入位置AIから台車搬出位
置AOへと搬送される。運搬台車60は、台車搬出位置
AOに達すると、第2のリフト機構50の近傍に配され
た位置規制部52により、A方向への移動が阻止され
る。位置規制部52は、A方向に直交する方向に伸び、
運搬台車60に当接する複数の緩衝部材52aが設けら
れたものとされている。A方向への移動が阻止された運
搬台車60は、一対の固定輪65が、第2のリフト機構
50の一対の通路部材51における一端部に夫々対向せ
しめられるとともに、一対のキャスタ輪66が、第2の
リフト機構50の一対の通路部材51における他端部に
夫々対向せしめられて、それら固定輪65及びキャスタ
輪66を含む全体が、第2のリフト機構50上において
A方向に直交する方向に向くものとされる。
【0021】第2のリフト機構50は、図2及び図7に
示される如く、一対の通路部材51を支持して、運搬台
車60の基台フレーム61にその下方から対向する支持
台53,スラットコンベア5Aの近傍において一対の通
路部材51を挟んで対向配置された一対のエアシリンダ
54及び55、及び、スラットコンベア5Bの近傍にお
いてエアシリンダ54に対向するエアシリンダ56を備
えている。エアシリンダ54及びエアシリンダ56は、
台車搬出位置AOに達した運搬台車60の一端部側及び
他端部側に夫々近接する位置をとるものとされている。
エアシリンダ56は、運搬台車60の基台フレーム61
に設けられた環状係合部72に対向する位置決めピン5
6aが備えられたロッドを有し、運搬台車60が台車搬
出位置AOに達すると、ロッドを上昇させて、位置決め
ピン56aを運搬台車60の基台フレーム61に設けら
れた環状係合部72に係合させる作動状態に所定期間、
例えば、5秒間おかれる。
【0022】また、エアシリンダ54は、運搬台車60
の基台フレーム61に設けられた環状係合部71に対向
する半球状のガイド部材54aと押上げ部材54bとが
備えられたロッドを有している。斯かるエアシリンダ5
4は、運搬台車60が台車搬出位置AOに達するとロッ
ドを上昇させて、運搬台車60の基台フレーム61に設
けられた環状係合部71にガイド部材54aを係合させ
るとともに、基台フレーム61のU字状断面に押上げ部
材54bを係合させ、押し上げ部材54bにより運搬台
車60をその下方から押圧する作動状態に、例えば、5
秒間おかれる。エアシリンダ55もエアシリンダ54と
略同様のものとされ、台車搬出位置AOに達した運搬台
車60の一端部側に近接する位置をとるものとされてお
り、運搬台車60の基台フレーム61に設けられた環状
係合部69に対向する半球状のガイド部材55aと押上
げ部材55bとが備えられたロッドを有している。斯か
るエアシリンダ55は、運搬台車60が台車搬出位置A
Oに達するとロッドを上昇させて、運搬台車60の基台
フレーム61に設けられた環状係合部69にガイド部材
55aを係合させるとともに、基台フレーム61のU字
状断面に押上げ部材55bを係合させ、押し上げ部材5
5bにより運搬台車60をその下方から押圧する作動状
態に、例えば、5秒間おかれる。
【0023】台車搬出位置AOにおいて位置規制部52
によりA方向への移動が阻止された状態にある運搬台車
60は、エアシリンダ54及び55の作動によって、図
8に示される如くに、スラットコンベア5B上に配され
た一対のキャスタ輪66に対して一対の固定輪65が上
方に位置せしめられる傾斜状態におかれる。このように
運搬台車60が傾斜状態におかれると、スラットコンベ
ア5B上にA方向に直交する方向を向いた状態で配され
ている一対のキャスタ輪66が、スラットコンベア5B
のA方向への移動により、図1に示される如くに、A方
向(図2)に沿う方向に向けて向きが変更される。
【0024】それにより、エアシリンダ54及び55の
作動が夫々停止されて、運搬台車60が傾斜状態をとる
状態から解除されると、運搬台車60は、固定輪65が
夫々A方向に直交する方向に向く状態でスラットコンベ
ア5A上に配されるとともに、キャスタ輪66が夫々A
方向に沿う方向に向く状態でスラットコンベア5B上に
配されたものとなる。また、エアシリンダ54,55及
び56の作動が夫々停止されたとき、モータ7の作動も
停止されて、スラットコンベア5A及び5Bの移動が停
止される。斯かる傾斜状態から解除された運搬台車60
における一対のキャスタ輪66は、A方向に直交する方
向に伸びる一対の搬出用レール状部材30が夫々対向せ
しめられたものとされる。
【0025】一対の搬出用レール状部材30一方の側方
には、図2に示される如く、減速機付のモータ31が配
されている。さらに、一対の搬出用レール状部材30の
間には、それらに沿って伸びる一対のガイド部材32A
及び32Bが配されており、それらガイド部材32A及
び32Bの間には、モータ31にチェーン31Aを介し
て連結されたキャリア33が配されている。キャリア3
3は、キャリア23と略同様の構成を有するものとされ
ており、モータ31の作動に応じてガイド部材32A及
び32Bに沿って往復動せしめられ、一対の搬出用レー
ル状部材30の一端部側に配された位置が待機位置とさ
れている。
【0026】モータ31は、モータ7の作動が停止され
ると、待機位置にあるキャリア33を、図2において矢
印Cにより示される如くの、A方向に直交する方向(C
方向)に移動させる作動状態におかれる。キャリア33
はC方向への移動が開始されると、キャリア23と同様
にして、運搬台車60にその連結バー67を介して連結
せしめられ、運搬台車60をその他端部側を前方側にし
てC方向に移動させるものとされる。それにより、運搬
台車60は、他端部側に取り付けられた一対のキャスタ
輪66が前輪とされるとともに、一端部側に取り付けら
れた一対の固定輪65が後輪とされ、それら固定輪65
が第2のリフト機構50の一対の通路部材51を夫々通
じる状態をもって、キャリア33によるC方向への移動
により搬送機構部5から離脱する。
【0027】斯かる運搬台車60の搬送機構部5からの
離脱の際における移動に伴って、A方向に沿う方向に向
く状態でスラットコンベア5B上に配されていた一対の
キャスタ輪66が、その向きがA方向に直交する方向に
向けて変化し、それにより、A方向に直交する方向に伸
びる一対の搬出用レール状部材30にそれらの拡幅部と
された一端部を通じて係合せしめられる。その結果、C
方向に移動するキャリア33に連結された運搬台車60
は、図2において一点鎖線により示される如くに、A方
向に直交するC方向に向けて搬送機構部5から離脱し、
一対の搬出用レール状部材30上をキャリア33により
走行せしめられて台車搬出位置AOから搬出される。な
お、このように台車搬入位置AIにおいて搭載された複
数の組立部品80の取り出しが行われて空状態とされた
運搬台車60が、台車搬出位置AOにおいて搬送機構部
5から離脱せしめられると、一対の搬入用レール状部材
20上には、複数の組立部品が搭載された新たな運搬台
車が配される。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如くに、本発明
に係る運搬台車の入替装置にあっては、台車搬出位置に
搬送された運搬台車が、リフト手段によって固定輪が台
車載置部上に配されたキャスタ輪より上方に位置せしめ
られる傾斜状態におかれると、作動状態にある移送機構
によって、キャスタ輪が、自動的に搬送手段の搬送方向
に沿う方向に向くものとなり、斯かるキャスタ輪が前輪
とされる状態をもって、運搬台車の搬送手段からの離脱
が行われるので、搬送手段の搬送方向に沿う方向に向く
ものとされたキャスタ輪はその向きが、運搬台車が搬送
手段から離脱される際の移動に伴って、搬送手段の搬送
方向に直交する方向に向けて変化する。その結果、キャ
スタ輪が、運搬台車を搬送手段の搬送方向に直交する方
向に走行させる適正な向きをもった状態が得られ、それ
により、運搬台車が台車搬出位置から容易かつ適正に搬
出されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る運搬台車の入替装置の一例におけ
る要部の側面図である。
【図2】本発明に係る運搬台車の入替装置の一例が自動
車の組立ラインに設置された状態を示す平面図である。
【図3】図2に示される例における部分の拡大平面図で
ある。
【図4】図3に示される部分の側面図である。
【図5】図2に示される例により形成される移動経路上
を移動せしめられる運搬台車の平面図である。
【図6】図5に示される運搬台車の側面図である。
【図7】図1に示される要部の動作説明に供される側面
図である。
【図8】図1に示される要部の動作説明に供される側面
図である。
【符号の説明】
5 搬送機構部 5A,5B スラットコンベア 7,31 モータ 20 搬入用レール状部材 30 搬出用レール状部材 33 キャリア 50 第2のリフト機構 54,55 エアシリンダ 60 運搬台車 65 固定輪 66 キャスタ輪 AI 台車搬入位置 AO 台車搬出位置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端部側及び他端部側に固定輪及びキャス
    タ輪が夫々取り付けられた運搬台車が載置される台車載
    置部が設けられるとともに、上記台車載置部を移動させ
    て、該台車載置部に載置された上記運搬台車を台車搬入
    位置から台車搬出位置へと搬送する移送機構を有した搬
    送手段と、 上記台車搬出位置に設けられ、該台車搬出位置に上記移
    送機構によって上記運搬台車が搬送された後、上記移送
    機構が作動状態にあり、かつ、上記キャスタ輪が上記台
    車載置部上に配されたもとで、上記運搬台車に上記固定
    輪が上記キャスタ輪より上方に位置せしめられる傾斜状
    態をとらせて、上記キャスタ輪の向きを変更させるリフ
    ト手段と、 上記キャスタ輪の向きが変更せしめられた上記運搬台車
    を上記搬送手段から上記他端部を前方側にして離脱させ
    る台車駆動手段と、を備えて構成される運搬台車の入替
    装置。
JP24680792A 1992-09-16 1992-09-16 運搬台車の入替装置 Pending JPH0692438A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103922128A (zh) * 2014-04-14 2014-07-16 江苏安盛科技有限公司 砖坯90度转向输送装置
CN119457754A (zh) * 2023-08-11 2025-02-18 浙江极氪智能科技有限公司 一种装配工装快速切换系统

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CN103922128A (zh) * 2014-04-14 2014-07-16 江苏安盛科技有限公司 砖坯90度转向输送装置
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