JPH0692467B2 - 可逆性含水ゲルとその製造方法 - Google Patents
可逆性含水ゲルとその製造方法Info
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- JPH0692467B2 JPH0692467B2 JP61237525A JP23752586A JPH0692467B2 JP H0692467 B2 JPH0692467 B2 JP H0692467B2 JP 61237525 A JP61237525 A JP 61237525A JP 23752586 A JP23752586 A JP 23752586A JP H0692467 B2 JPH0692467 B2 JP H0692467B2
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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- C08F261/00—Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers of oxygen-containing monomers as defined in group C08F16/00
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L29/00—Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by an alcohol, ether, aldehydo, ketonic, acetal or ketal radical; Compositions of hydrolysed polymers of esters of unsaturated alcohols with saturated carboxylic acids; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L29/02—Homopolymers or copolymers of unsaturated alcohols
- C08L29/04—Polyvinyl alcohol; Partially hydrolysed homopolymers or copolymers of esters of unsaturated alcohols with saturated carboxylic acids
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L33/00—Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and only one being terminated by only one carboxyl radical, or of salts, anhydrides, esters, amides, imides or nitriles thereof; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L33/02—Homopolymers or copolymers of acids; Metal or ammonium salts thereof
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、医療材料、衛生材料、土木建築材料、農園芸
材料等として、また冷媒もしくは保冷剤として有用な可
逆性含水ゲルとその製造方法に関するものである。
材料等として、また冷媒もしくは保冷剤として有用な可
逆性含水ゲルとその製造方法に関するものである。
(従来技術とその問題点) 従来のポリビニルアルコール(以下、PVAと略す)の含
水ゲルはPVA水溶液を反覆して凍結、解凍するか、ある
いは凍結状態で減圧下に部分脱水することによって得ら
れる(特開昭57-130542号、特開昭59-56446号、米国特
許第4,472,542号)、すぐれた弾性、引張強度、耐水
性、耐油性などを有するゴム状物質であるが、1)長時
間放置すると水分が失なわれ、PVA含水ゲル本来の特性
が失なわれる、2)いったん水分が失なわれると、再び
水を吸収して含水ゲルにはならない、3)80℃以上の高
温にさらすと、元のPVAの水溶液に戻り、これを放冷し
ても含水ゲルは再生されない、などの欠点があった。
水ゲルはPVA水溶液を反覆して凍結、解凍するか、ある
いは凍結状態で減圧下に部分脱水することによって得ら
れる(特開昭57-130542号、特開昭59-56446号、米国特
許第4,472,542号)、すぐれた弾性、引張強度、耐水
性、耐油性などを有するゴム状物質であるが、1)長時
間放置すると水分が失なわれ、PVA含水ゲル本来の特性
が失なわれる、2)いったん水分が失なわれると、再び
水を吸収して含水ゲルにはならない、3)80℃以上の高
温にさらすと、元のPVAの水溶液に戻り、これを放冷し
ても含水ゲルは再生されない、などの欠点があった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記した含水ゲルの特性を失なっても、再生す
ることのできる可逆性含水ゲルを提供するもので、ポリ
ビニルアルコールの含水ゲルとイオン性かつ付加重合性
の二重結合を有する水溶性モノマーとを重合して成る可
逆性含水ゲルとその製造方法に関するものである。
ることのできる可逆性含水ゲルを提供するもので、ポリ
ビニルアルコールの含水ゲルとイオン性かつ付加重合性
の二重結合を有する水溶性モノマーとを重合して成る可
逆性含水ゲルとその製造方法に関するものである。
これを説明すると、従来のPVA含水ゲルは第1図に示す
ように、PVA分子が3次元網目構造状に結晶し(1)、
その網目構造中に水(2)を取り込んだ状態で存在して
いると考えられる。この網目構造中の水分が蒸発する
と、網目構造を形成するPVA結晶同志がさらに結晶化
し、この網目構造がなくなるため、再び水分を補給して
も水を吸収せず、水を含んだ含水ゲルにはならない。ま
た80℃以上の高温下では網目構造を形成しているPVAの
結晶構造がくずれて再び水に溶解し、PVA水溶液にもど
ってしまうものと考えられる。したがって、これらPVA
含水ゲルの欠点(とくに前述の2)、3))を補うため
には、一度形成されたPVAの網目構造を補強するか、網
目構造から水分が除かれても網目構造を形成するPVA結
晶同志が結晶化しないように工夫すれば良いと考えられ
る。
ように、PVA分子が3次元網目構造状に結晶し(1)、
その網目構造中に水(2)を取り込んだ状態で存在して
いると考えられる。この網目構造中の水分が蒸発する
と、網目構造を形成するPVA結晶同志がさらに結晶化
し、この網目構造がなくなるため、再び水分を補給して
も水を吸収せず、水を含んだ含水ゲルにはならない。ま
た80℃以上の高温下では網目構造を形成しているPVAの
結晶構造がくずれて再び水に溶解し、PVA水溶液にもど
ってしまうものと考えられる。したがって、これらPVA
含水ゲルの欠点(とくに前述の2)、3))を補うため
には、一度形成されたPVAの網目構造を補強するか、網
目構造から水分が除かれても網目構造を形成するPVA結
晶同志が結晶化しないように工夫すれば良いと考えられ
る。
本発明者らは、これらの考察に基づいて鋭意検討した結
果、PVA含水ゲル中でイオン性かつ付加重合性の二重結
合を有する水溶性モノマーを重合させれば、上記した欠
点のない改良されたPVA含水ゲルが得られることを見出
し、本発明を完成させたものである。
果、PVA含水ゲル中でイオン性かつ付加重合性の二重結
合を有する水溶性モノマーを重合させれば、上記した欠
点のない改良されたPVA含水ゲルが得られることを見出
し、本発明を完成させたものである。
本発明によって得られる効果の明確な理由については明
らかではないが、PVA含水ゲル中でイオン性かつ付加重
合性の二重結合を有する水溶性モノマーを重合させた場
合、モノマーはPVAにグラフト重合するか、単独で重合
するか、あるいはこれらの重合が同時に行われるものと
考えられ、PVAにモノマーがグラフト重合した場合には
第2図に示す構造となり、イオン性基の電荷間の反発力
により水が除去されてもPVA結晶同志が結晶化するのを
防ぎ、またモノマーが単独で重合した場合には第3図に
示す構造となってイオン性基間の電荷反発による効果の
みならず、生成した高分子電解質がPVA鎖およびPVA結晶
にからむことによって、PVA網目構造をさらに補強する
ものと考えられる。なおこの場合、架橋剤の存在下で重
合すると高分子電解質自身も架橋し、さらに強力にPVA
網目構造が補強されるものと考えられる。
らかではないが、PVA含水ゲル中でイオン性かつ付加重
合性の二重結合を有する水溶性モノマーを重合させた場
合、モノマーはPVAにグラフト重合するか、単独で重合
するか、あるいはこれらの重合が同時に行われるものと
考えられ、PVAにモノマーがグラフト重合した場合には
第2図に示す構造となり、イオン性基の電荷間の反発力
により水が除去されてもPVA結晶同志が結晶化するのを
防ぎ、またモノマーが単独で重合した場合には第3図に
示す構造となってイオン性基間の電荷反発による効果の
みならず、生成した高分子電解質がPVA鎖およびPVA結晶
にからむことによって、PVA網目構造をさらに補強する
ものと考えられる。なおこの場合、架橋剤の存在下で重
合すると高分子電解質自身も架橋し、さらに強力にPVA
網目構造が補強されるものと考えられる。
本発明は、PVA含水ゲル形成後、ゲル中でイオン性かつ
付加重合性の二重結合を有する水溶性モノマーを重合す
るものであるが、この場合のPVAは水溶性のものであれ
ばよく、けん化度50モル%以上、好ましくは70モル%以
上のものであることが望ましい。一方、イオン性かつ付
加重合性の二重結合を有する水溶性モノマーとしては、
(メタ)アクリル酸ナトリウム、(メタ)アクリル酸ア
ンモニウム、(メタ)アクリル酸トリエタノールアミン
塩、(メタ)アクリル酸トリエタノールアミン塩などの
カルボン酸塩、ビニルスルホン酸ナトリウム、2−(メ
タ)アクリルアミド−2メチルプロパンスルホン酸ナト
リウム、2−(メタ)アクリロイルプロパンスルホン酸
塩などのスルホン酸型、モノ−(2−ヒドロキシエチル
アクリレート)アシッドホスフエート、モノ−(2−ヒ
ドロキシプロピルメタクリレート)アシッドホスフェー
トなどのホスホン酸型などのアニオン性モノマー、N,N,
N−トリメチル−N−(メタ)アクリロイルキシエチル
アンモニウムクロライド、N,N,N−トリエチル−N−
(メタ)アクリロイルキシエチルアンモニウムクロライ
ド、2−ビニルピリジン、4−ビニルピリジン、N−メ
チルビニルピリジニウムクロライドなどのカチオン性モ
ノマーが例示される。
付加重合性の二重結合を有する水溶性モノマーを重合す
るものであるが、この場合のPVAは水溶性のものであれ
ばよく、けん化度50モル%以上、好ましくは70モル%以
上のものであることが望ましい。一方、イオン性かつ付
加重合性の二重結合を有する水溶性モノマーとしては、
(メタ)アクリル酸ナトリウム、(メタ)アクリル酸ア
ンモニウム、(メタ)アクリル酸トリエタノールアミン
塩、(メタ)アクリル酸トリエタノールアミン塩などの
カルボン酸塩、ビニルスルホン酸ナトリウム、2−(メ
タ)アクリルアミド−2メチルプロパンスルホン酸ナト
リウム、2−(メタ)アクリロイルプロパンスルホン酸
塩などのスルホン酸型、モノ−(2−ヒドロキシエチル
アクリレート)アシッドホスフエート、モノ−(2−ヒ
ドロキシプロピルメタクリレート)アシッドホスフェー
トなどのホスホン酸型などのアニオン性モノマー、N,N,
N−トリメチル−N−(メタ)アクリロイルキシエチル
アンモニウムクロライド、N,N,N−トリエチル−N−
(メタ)アクリロイルキシエチルアンモニウムクロライ
ド、2−ビニルピリジン、4−ビニルピリジン、N−メ
チルビニルピリジニウムクロライドなどのカチオン性モ
ノマーが例示される。
モノマーの重合は、従来から知られているいかなる方法
でもよく、例えば、放射線、電子線、紫外線などを照射
する方法、第二セリウム塩、過酸化水素、過酸化ベンゾ
イル、アゾビスイソブチロニトリル、4−t−ブチルア
ゾ−4′−シアノ吉草酸、4,4′−アゾビス(4−シア
ノ吉草酸)、2,2′−アゾビス(2−アミジノプロパ
ン)塩酸塩、あるいは過硫酸アンモン、過硫酸カリと亜
硫酸水素ナトリウム、l−アスコルビン酸第一鉄塩との
組合せによるレドックス系開始剤などのラジカル重合触
媒を用いて重合させる方法などがあげられる。さらに重
合する場合にモノマーとともに、N,N−メチレンビスア
クリルアミド、N,N−メチレンビスメタアクリルアミ
ド、エチレングリコールジメタアクリレート、トリメチ
ロールプロパントリアクリレート、ジエチレングリコー
ルジアクリレート、プロピレングリコールジメタアクリ
レートなど、一般的に使用される架橋剤を共存させるこ
ともできる。
でもよく、例えば、放射線、電子線、紫外線などを照射
する方法、第二セリウム塩、過酸化水素、過酸化ベンゾ
イル、アゾビスイソブチロニトリル、4−t−ブチルア
ゾ−4′−シアノ吉草酸、4,4′−アゾビス(4−シア
ノ吉草酸)、2,2′−アゾビス(2−アミジノプロパ
ン)塩酸塩、あるいは過硫酸アンモン、過硫酸カリと亜
硫酸水素ナトリウム、l−アスコルビン酸第一鉄塩との
組合せによるレドックス系開始剤などのラジカル重合触
媒を用いて重合させる方法などがあげられる。さらに重
合する場合にモノマーとともに、N,N−メチレンビスア
クリルアミド、N,N−メチレンビスメタアクリルアミ
ド、エチレングリコールジメタアクリレート、トリメチ
ロールプロパントリアクリレート、ジエチレングリコー
ルジアクリレート、プロピレングリコールジメタアクリ
レートなど、一般的に使用される架橋剤を共存させるこ
ともできる。
これらのモノマーの量はPVA100部に対し5〜1000部の範
囲が望ましい。また架橋剤あるいはラジカル重合触媒を
使用する場合の量はモノマー100部に対し、架橋剤は0.0
01〜10部、ラジカル重合触媒は0.1〜10部が望ましい。
囲が望ましい。また架橋剤あるいはラジカル重合触媒を
使用する場合の量はモノマー100部に対し、架橋剤は0.0
01〜10部、ラジカル重合触媒は0.1〜10部が望ましい。
PVA含水ゲル形成後、ゲル中でイオン性かつ付加重合性
の二重結合を有する水溶性モノマーを重合する際の具体
的な操作方法としては、まずPVA水溶液を凍結状態のま
ま減圧下に部分脱水して形成したPVA含水ゲルを、イオ
ン性かつ付加重合性の二重結合を有する水溶性モノマー
およびこれに必要に応じて添加する架橋剤、ラジカル重
合触媒などを含有させた水溶液に浸漬した後、引上げ、
放射線、電子線、または紫外線を照射するか、加熱して
重合を開始する方法が挙げられる。なおこの場合、水溶
性モノマー、架橋剤、ラジカル重合触媒などの水溶液を
個々に調製し、PVA含水ゲルを順次これらの水溶液に浸
漬しても良い。またPVAおよびイオン性かつ付加重合性
の二重結合を有する水溶性モノマーおよびこれに必要に
応じて添加する架橋剤、ラジカル重合触媒などを含有し
た水溶液を反復して凍結、解凍するか、あるいは凍結状
態のまま減圧下に部分脱水して形成したPVA含水ゲル
に、放射線、電子線、または紫外線を照射するか、ある
いは加熱して重合させる方法でもよい。
の二重結合を有する水溶性モノマーを重合する際の具体
的な操作方法としては、まずPVA水溶液を凍結状態のま
ま減圧下に部分脱水して形成したPVA含水ゲルを、イオ
ン性かつ付加重合性の二重結合を有する水溶性モノマー
およびこれに必要に応じて添加する架橋剤、ラジカル重
合触媒などを含有させた水溶液に浸漬した後、引上げ、
放射線、電子線、または紫外線を照射するか、加熱して
重合を開始する方法が挙げられる。なおこの場合、水溶
性モノマー、架橋剤、ラジカル重合触媒などの水溶液を
個々に調製し、PVA含水ゲルを順次これらの水溶液に浸
漬しても良い。またPVAおよびイオン性かつ付加重合性
の二重結合を有する水溶性モノマーおよびこれに必要に
応じて添加する架橋剤、ラジカル重合触媒などを含有し
た水溶液を反復して凍結、解凍するか、あるいは凍結状
態のまま減圧下に部分脱水して形成したPVA含水ゲル
に、放射線、電子線、または紫外線を照射するか、ある
いは加熱して重合させる方法でもよい。
ここで、含水ゲル中のPVAと水分との比は5:95〜30:70の
範囲とすること、部分脱水はPVA含水ゲル中の水分の5
〜30%の範囲で水分を取り除くこと、重合温度は70℃以
下に制御することが好ましい。またPVA水溶液を反復し
て凍結、解凍する場合、その反復回数は少なくとも3回
以上とすることが好ましい。
範囲とすること、部分脱水はPVA含水ゲル中の水分の5
〜30%の範囲で水分を取り除くこと、重合温度は70℃以
下に制御することが好ましい。またPVA水溶液を反復し
て凍結、解凍する場合、その反復回数は少なくとも3回
以上とすることが好ましい。
以上のようにして得られた可逆性含水ゲルは80℃以上の
高温にさらしても、含水ゲル状態を維持するとともに、
いったん水分が失なわれても、再び水を吸収して元の含
水ゲルに戻るというすぐれた特性を有する。とくに後者
の性質は本発明の可逆性含水ゲルを強制的に脱水して粉
末、粒状あるいは一定形状に成形すると高吸水性樹脂が
得られるため、実用上有用である。
高温にさらしても、含水ゲル状態を維持するとともに、
いったん水分が失なわれても、再び水を吸収して元の含
水ゲルに戻るというすぐれた特性を有する。とくに後者
の性質は本発明の可逆性含水ゲルを強制的に脱水して粉
末、粒状あるいは一定形状に成形すると高吸水性樹脂が
得られるため、実用上有用である。
以下実施例により本発明を詳しく説明する。
実施例1 1.PVAとしてC−25(信越化学工業社製:商品名けん化
度99.3モル%、重合度2500)の20%水溶液を凍結状態と
し、これを0.08mmHgの減圧下に保持し、全系の20%分だ
け水を除去することによってPVA含水ゲルを調製した。
度99.3モル%、重合度2500)の20%水溶液を凍結状態と
し、これを0.08mmHgの減圧下に保持し、全系の20%分だ
け水を除去することによってPVA含水ゲルを調製した。
2.別に、アクリル酸ナトリウム塩50部、N,N−メチレン
ビスアクリルアミド0.01部、過硫酸アンモン0.5部、亜
硫酸水素ナトリウム0.5部を、49部の水に溶解し5℃に
冷却したものに、上記1で調製したPVA含水ゲルを1cm角
に切断したものを浸漬して1時間放置した後に引き上
げ、これを40℃の雰囲気中で4時間放置し、重合を完了
させた。
ビスアクリルアミド0.01部、過硫酸アンモン0.5部、亜
硫酸水素ナトリウム0.5部を、49部の水に溶解し5℃に
冷却したものに、上記1で調製したPVA含水ゲルを1cm角
に切断したものを浸漬して1時間放置した後に引き上
げ、これを40℃の雰囲気中で4時間放置し、重合を完了
させた。
3.得られた含水ゲルを80℃の乾燥機に入れたところ液状
を経ることなく乾燥され、これを水中に浸漬したところ
再び水を吸収し、1で調製したPVA含水ゲルと同様の高
弾性を示す可逆性含水ゲルとなった。
を経ることなく乾燥され、これを水中に浸漬したところ
再び水を吸収し、1で調製したPVA含水ゲルと同様の高
弾性を示す可逆性含水ゲルとなった。
比較例1 前例で1の処理のみを施したPVA含水ゲルを80℃の乾燥
機にいれたところ、乾燥途中でいったん液状となった後
乾燥され、これを水中に浸漬しても水を吸収しなかっ
た。
機にいれたところ、乾燥途中でいったん液状となった後
乾燥され、これを水中に浸漬しても水を吸収しなかっ
た。
実施例2 PVAとしてC−05(信越化学工業社製 商品名、けん化
度99モル%、重合度500)の30%水溶液を凍結状態と
し、これを0.08mmHgの減圧下の保持し、全系の30%だけ
の水を除去することによってPVA含水ゲルを調製した。
度99モル%、重合度500)の30%水溶液を凍結状態と
し、これを0.08mmHgの減圧下の保持し、全系の30%だけ
の水を除去することによってPVA含水ゲルを調製した。
別にメタアクリル酸ナトリウム塩25部,ビニルスルホン
酸25部、エチレングリコールジメタアクリレート1.0部
を49部の水に溶解したものに、先に調製したPVAゲルの1
cm角に切断したものを浸漬させ、1時間放置したものを
引き上げた後、これに紫外線を3時間照射して重合を完
了させた。得られた含水ゲルの凍結乾燥したものを水中
に浸漬したところ、再び水を吸収し高弾性の可逆性含水
ゲルが得られた。また、この含水ゲルを80℃の高温下に
放置しても再び液状になることはなかった。
酸25部、エチレングリコールジメタアクリレート1.0部
を49部の水に溶解したものに、先に調製したPVAゲルの1
cm角に切断したものを浸漬させ、1時間放置したものを
引き上げた後、これに紫外線を3時間照射して重合を完
了させた。得られた含水ゲルの凍結乾燥したものを水中
に浸漬したところ、再び水を吸収し高弾性の可逆性含水
ゲルが得られた。また、この含水ゲルを80℃の高温下に
放置しても再び液状になることはなかった。
実施例3 PVAとしてC−25(信越化学工業社製、商品名、けん化
度99.3モル% 重合度2500)の20%水溶液を凍結状態と
し、これを0.08mmHgの減圧下に保持し、全系の20%だけ
の水を除去することによって、PVA含水ゲルを調製し
た。
度99.3モル% 重合度2500)の20%水溶液を凍結状態と
し、これを0.08mmHgの減圧下に保持し、全系の20%だけ
の水を除去することによって、PVA含水ゲルを調製し
た。
別にN,N,N−トリメチル−N−アクリロイルキシエチル
アンモニウムクロライド50部、N,N−メチレンビスアク
リルアミド0.1部、2,2′−アゾビス(2−アミノプロパ
ン)塩酸塩0.4部を、49部の水に溶解し5℃に冷却した
ものに、前に調製したPVA含水ゲルの1cm角に切断したも
のを浸漬させ、1時間放置したものを引上げた後、これ
をさらに50℃の雰囲気中で4時間放置し、重合を完了さ
せた。得られた含水ゲルを80℃の乾燥機に入れたとこ
ろ、液状を経ることなく乾燥され、これを水中に浸漬し
たところ再び水を吸収して高弾性の可逆性含水ゲルが得
られた。
アンモニウムクロライド50部、N,N−メチレンビスアク
リルアミド0.1部、2,2′−アゾビス(2−アミノプロパ
ン)塩酸塩0.4部を、49部の水に溶解し5℃に冷却した
ものに、前に調製したPVA含水ゲルの1cm角に切断したも
のを浸漬させ、1時間放置したものを引上げた後、これ
をさらに50℃の雰囲気中で4時間放置し、重合を完了さ
せた。得られた含水ゲルを80℃の乾燥機に入れたとこ
ろ、液状を経ることなく乾燥され、これを水中に浸漬し
たところ再び水を吸収して高弾性の可逆性含水ゲルが得
られた。
実施例4 PVAとしてC−25(信越化学工業社製、商品名、けん化
度99.2モル%、重合度2500)20部、アクリル酸ナトリウ
ム10部、N,N−メチレンビスアクリルアミド0.005部、過
硫酸アンモン0.1部、亜硫酸水素ナトリウム0.1部を70部
の水に溶解した。この水溶液を凍結、解凍する操作を8
回繰り返したところ含水ゲルが得られた。この含水ゲル
を40℃の雰囲気中に4時間放置し、重合を完了させた。
得られた含水ゲルを80℃の乾燥機に入れたところ、液状
を経ることなく乾燥され、これを水中に浸漬したとこ
ろ、再び水を吸収して高弾性の可逆性含水ゲルが得られ
た。
度99.2モル%、重合度2500)20部、アクリル酸ナトリウ
ム10部、N,N−メチレンビスアクリルアミド0.005部、過
硫酸アンモン0.1部、亜硫酸水素ナトリウム0.1部を70部
の水に溶解した。この水溶液を凍結、解凍する操作を8
回繰り返したところ含水ゲルが得られた。この含水ゲル
を40℃の雰囲気中に4時間放置し、重合を完了させた。
得られた含水ゲルを80℃の乾燥機に入れたところ、液状
を経ることなく乾燥され、これを水中に浸漬したとこ
ろ、再び水を吸収して高弾性の可逆性含水ゲルが得られ
た。
応用例 PVAとしてPA−24(信越化学工業社製、商品名、けん化
度88モル%、重合度2400)を使用した以外は実施例1と
同様にして重合し、可逆性含水性ゲルを得た。この可逆
性含水ゲルを凍結乾燥した後粉砕し、白色粉末を得た。
この白色粉末1gを1のイオン交換水に投入し、30分間
放置したものを、80メッシュのふるいでろ過した。得ら
れた粉末状高吸水性樹脂の吸水率(重量)を測定したと
ころ850倍であった。
度88モル%、重合度2400)を使用した以外は実施例1と
同様にして重合し、可逆性含水性ゲルを得た。この可逆
性含水ゲルを凍結乾燥した後粉砕し、白色粉末を得た。
この白色粉末1gを1のイオン交換水に投入し、30分間
放置したものを、80メッシュのふるいでろ過した。得ら
れた粉末状高吸水性樹脂の吸水率(重量)を測定したと
ころ850倍であった。
(発明の効果) 本発明による可逆性含水ゲルは、80℃以上の高温下に放
置しても含水ゲル状態を維持するとともに、いったん水
分が失われても再び吸収して元の含水ゲルに戻るという
すぐれた特性を有し、冷媒もしくは保冷剤、また衝撃吸
収材、緩衝材などの素材として有用なほか、さらにこの
可逆性含水ゲルを脱水して適宜の形状に成形したものは
高吸水性樹脂として医療、衛生、土木建築、農園芸の各
種分野において実用性の高いものである。
置しても含水ゲル状態を維持するとともに、いったん水
分が失われても再び吸収して元の含水ゲルに戻るという
すぐれた特性を有し、冷媒もしくは保冷剤、また衝撃吸
収材、緩衝材などの素材として有用なほか、さらにこの
可逆性含水ゲルを脱水して適宜の形状に成形したものは
高吸水性樹脂として医療、衛生、土木建築、農園芸の各
種分野において実用性の高いものである。
第1図は従来品の網目構造を示す説明図、第2図および
第3図はいずれも本発明品の網目構造を示す説明図であ
る。 (主要な符号の説明) 1……PVA、2……水
第3図はいずれも本発明品の網目構造を示す説明図であ
る。 (主要な符号の説明) 1……PVA、2……水
Claims (4)
- 【請求項1】ポリビニルアルコールの含水ゲルとイオン
性かつ付加重合性の二重結合を有する水溶性モノマーと
を重合して成る可逆性含水ゲル。 - 【請求項2】ポリビニルアルコールの含水ゲル中で、イ
オン性かつ付加重合性の二重結合を有する水溶性モノマ
ーを重合することを特徴とする可逆性含水ゲルの製造方
法。 - 【請求項3】前記重合が、ポリビニルアルコールの水溶
液を凍結状態のまま減圧下に部分脱水して形成したポリ
ビニルアルコールの含水ゲルを、イオン性かつ付加重合
性の二重結合を有する水溶性モノマーおよびさらに必要
に応じてこれに架橋剤および/もしくはラジカル重合触
媒を含有させた水溶液に浸漬後引上げたものについて行
われる、特許請求の範囲第2項に記載の可逆性含水ゲル
の製造方法。 - 【請求項4】前記重合が、ポリビニルアルコールにイオ
ン性かつ付加重合性の二重結合を有する水溶性モノマ
ー、さらに必要に応じてこれに架橋剤および/もしくは
ラジカル重合触媒を含有させた水溶液を、反復して凍
結、解凍するか、あるいは凍結状態のままで減圧下に部
分脱水して得られたものについて行われる、特許請求の
範囲第2項に記載の可逆性含水ゲルの製造方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61237525A JPH0692467B2 (ja) | 1986-10-06 | 1986-10-06 | 可逆性含水ゲルとその製造方法 |
| EP87308746A EP0263647B1 (en) | 1986-10-06 | 1987-10-02 | PVA gel |
| DE87308746T DE3788699T2 (de) | 1986-10-06 | 1987-10-02 | PVA-Gel. |
| US07/105,554 US4788242A (en) | 1986-10-06 | 1987-10-06 | Polyvinyl alcohol-based reversibly hydrated gel, highly water-absorptive resin and method for the preparation thereof |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61237525A JPH0692467B2 (ja) | 1986-10-06 | 1986-10-06 | 可逆性含水ゲルとその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6390524A JPS6390524A (ja) | 1988-04-21 |
| JPH0692467B2 true JPH0692467B2 (ja) | 1994-11-16 |
Family
ID=17016618
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61237525A Expired - Fee Related JPH0692467B2 (ja) | 1986-10-06 | 1986-10-06 | 可逆性含水ゲルとその製造方法 |
Country Status (4)
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|---|---|
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| EP (1) | EP0263647B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0692467B2 (ja) |
| DE (1) | DE3788699T2 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
| US3208964A (en) * | 1962-04-19 | 1965-09-28 | Polaroid Corp | Suspension of polyvinylpyridine in aqueous polyvinyl alcohol solution |
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| FR2115595A5 (en) * | 1970-11-25 | 1972-07-07 | Inst Textile De France | Ion exchange resin - comprising pva graft copolymer insolubilised by acetailisation |
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| JPH0629294B2 (ja) * | 1986-05-19 | 1994-04-20 | 日本合成化学工業株式会社 | 高吸水性樹脂の製造法 |
-
1986
- 1986-10-06 JP JP61237525A patent/JPH0692467B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1987
- 1987-10-02 DE DE87308746T patent/DE3788699T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1987-10-02 EP EP87308746A patent/EP0263647B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1987-10-06 US US07/105,554 patent/US4788242A/en not_active Expired - Lifetime
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE3788699D1 (de) | 1994-02-17 |
| US4788242A (en) | 1988-11-29 |
| EP0263647A3 (en) | 1990-03-28 |
| EP0263647A2 (en) | 1988-04-13 |
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| JPS6390524A (ja) | 1988-04-21 |
| EP0263647B1 (en) | 1994-01-05 |
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|---|---|---|---|
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