JPH0693014B2 - 方向推定装置 - Google Patents
方向推定装置Info
- Publication number
- JPH0693014B2 JPH0693014B2 JP60096071A JP9607185A JPH0693014B2 JP H0693014 B2 JPH0693014 B2 JP H0693014B2 JP 60096071 A JP60096071 A JP 60096071A JP 9607185 A JP9607185 A JP 9607185A JP H0693014 B2 JPH0693014 B2 JP H0693014B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- array
- difference
- phase response
- beam former
- output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01S—RADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
- G01S3/00—Direction-finders for determining the direction from which infrasonic, sonic, ultrasonic or electromagnetic waves, or particle emission, not having a directional significance, are being received
- G01S3/80—Direction-finders for determining the direction from which infrasonic, sonic, ultrasonic or electromagnetic waves, or particle emission, not having a directional significance, are being received using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
- G01S3/82—Direction-finders for determining the direction from which infrasonic, sonic, ultrasonic or electromagnetic waves, or particle emission, not having a directional significance, are being received using ultrasonic, sonic or infrasonic waves with means for adjusting phase or compensating for time-lag errors
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Radar, Positioning & Navigation (AREA)
- Remote Sensing (AREA)
- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はビーム・フォーミングを用いた信号源又は反
射源方向推定装置における方向推定誤差の補正を行う方
向推定装置に関する。
射源方向推定装置における方向推定誤差の補正を行う方
向推定装置に関する。
(従来の技術) ソーナーや音響測位及びレーダーでは、空間的に配列さ
れた複数の受波器素子(以下、アレイ素子という)から
なるアレイと時間遅延補償と加算からなるいわゆる遅延
‐加算(delay-sum)方式のビーム・フォーマと、空間
上の方向領域における該ビーム・フォーマ出力の最大点
を求めるための最大点検出手段とを用いる信号源又は反
射源方向の推定方向がパッシブソーナーや音響測位(信
号源方向の推定)及びアクティブソーナーやレーダ(反
射源方向の推定)に広く利用されている。このような方
向推定装置において、方向はアレイ各素子の出力信号が
もつ時間差情報に基づいて推定される。したがって、該
アレイへの入力信号に対する該アレイ素子の位相応答特
性に差異が存在する場合は、方向の推定に誤差を生ずる
ことになる。また、アレイ各素子には通常、増幅器や帯
域制限フィルタ等の電気回路素子が付加されるので、該
回路素子の応答特性に差異が存在する場合も、アレイ素
子の応答特性の差異が存在する場合と同様、方向推定誤
差を生ずることになる。このため、このような推定誤差
が推定系にとって無視できない場合には、該推定誤差の
補正手段が必要となる。
れた複数の受波器素子(以下、アレイ素子という)から
なるアレイと時間遅延補償と加算からなるいわゆる遅延
‐加算(delay-sum)方式のビーム・フォーマと、空間
上の方向領域における該ビーム・フォーマ出力の最大点
を求めるための最大点検出手段とを用いる信号源又は反
射源方向の推定方向がパッシブソーナーや音響測位(信
号源方向の推定)及びアクティブソーナーやレーダ(反
射源方向の推定)に広く利用されている。このような方
向推定装置において、方向はアレイ各素子の出力信号が
もつ時間差情報に基づいて推定される。したがって、該
アレイへの入力信号に対する該アレイ素子の位相応答特
性に差異が存在する場合は、方向の推定に誤差を生ずる
ことになる。また、アレイ各素子には通常、増幅器や帯
域制限フィルタ等の電気回路素子が付加されるので、該
回路素子の応答特性に差異が存在する場合も、アレイ素
子の応答特性の差異が存在する場合と同様、方向推定誤
差を生ずることになる。このため、このような推定誤差
が推定系にとって無視できない場合には、該推定誤差の
補正手段が必要となる。
従来、このような補正方法には、各アレイ素子の応答特
性の差異を直接取り除く、応答特性差異の補正器を各素
子(チャネル)毎に付加する方式が用いられてきた。
性の差異を直接取り除く、応答特性差異の補正器を各素
子(チャネル)毎に付加する方式が用いられてきた。
以下、上記従来の方式を具備する方向推定装置を図面に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
第7図は、ビーム・フォーマと最大点検出器を用いる信
号源方向推定装置の例である。なお、方向を推定する対
象が信号源の場合と反射源の場合との差は、アレイに入
力される信号波形が未知であるか既知であるかの違いだ
けであり、本発明の内容に関しては基本的な差はないか
ら、以下信号源に対する方向推定装置のみを説明の対象
とする。
号源方向推定装置の例である。なお、方向を推定する対
象が信号源の場合と反射源の場合との差は、アレイに入
力される信号波形が未知であるか既知であるかの違いだ
けであり、本発明の内容に関しては基本的な差はないか
ら、以下信号源に対する方向推定装置のみを説明の対象
とする。
第7図において、11,12,…,1Mは各々アレイ素子、21,
22,…,2Mは各々増幅器、31,32,…,3Mは各々帯域制限フ
ィルタ、4はビーム・フォーマ、5は2乗器、6は平滑
器、7は最大点検出器、8は角度変換器、9は方向推定
値の出力端子、又x1(t),x2(t),…,xM(t)はア
レイ素子11,12,…,1Mの入力信号、y1(t),y2(t),
…,yM(t)は前記帯域制限フィルタ31,32,…,3Mの出力
信号、 はビーム・フォーマ4の出力で、ビーム主軸の方向の のときの出力信号、 は2乗器5の出力で は平滑器6の出力で は最大点検出器7の出力で が最大値をとる は角度変換器8の出力で に対応した方向であり、信号源方向の推定値である。
22,…,2Mは各々増幅器、31,32,…,3Mは各々帯域制限フ
ィルタ、4はビーム・フォーマ、5は2乗器、6は平滑
器、7は最大点検出器、8は角度変換器、9は方向推定
値の出力端子、又x1(t),x2(t),…,xM(t)はア
レイ素子11,12,…,1Mの入力信号、y1(t),y2(t),
…,yM(t)は前記帯域制限フィルタ31,32,…,3Mの出力
信号、 はビーム・フォーマ4の出力で、ビーム主軸の方向の のときの出力信号、 は2乗器5の出力で は平滑器6の出力で は最大点検出器7の出力で が最大値をとる は角度変換器8の出力で に対応した方向であり、信号源方向の推定値である。
第7図において、アレイ素子11,12,…,1Mの入力信号x1
(t),x2(t),…,xM(t)は素子により電気信号へ
変換され、増幅器21,22,…,2Mで適正なレベルまで増
幅、帯域制限フィルタ31,32,…,3Mで適正な周波数帯域
内に帯域制限されて、信号y1(t),y2(t),…,y
M(t)としてビーム・フォーマ4に入力される。ビー
ム・フォーマ4は入力信号y1(t),y2(t),…,y
M(t)に対して時間遅延補償 と重みb1,b2,…,bMを付加することにより を算出し、 として出力する。ここで、 は前記第i番目素子1iの定格位置ベクトル、Cは信号の
伝搬速度を表わし、添字Tはベクトルの転置を表わす。
(t),x2(t),…,xM(t)は素子により電気信号へ
変換され、増幅器21,22,…,2Mで適正なレベルまで増
幅、帯域制限フィルタ31,32,…,3Mで適正な周波数帯域
内に帯域制限されて、信号y1(t),y2(t),…,y
M(t)としてビーム・フォーマ4に入力される。ビー
ム・フォーマ4は入力信号y1(t),y2(t),…,y
M(t)に対して時間遅延補償 と重みb1,b2,…,bMを付加することにより を算出し、 として出力する。ここで、 は前記第i番目素子1iの定格位置ベクトル、Cは信号の
伝搬速度を表わし、添字Tはベクトルの転置を表わす。
ビーム・フォーマ4の は2乗器5で2乗されて が出力され、この は平滑器6で平均化操作を施されて が最大点検出器7に入力される。平滑器6には通常積分
器が用いられる。最大点検出器7は が最大となる を検出し、この を信号源方向の方向余弦推定値として出力する。変換器
8は に変換する変換器であり、 を信号源方向の推定値として出力端子9に出力する。
器が用いられる。最大点検出器7は が最大となる を検出し、この を信号源方向の方向余弦推定値として出力する。変換器
8は に変換する変換器であり、 を信号源方向の推定値として出力端子9に出力する。
第8図は、前記 の説明のための図である。第8図ではアレイが平面アレ
イの場合を示しており、10はアレイ素子11,12,…,1Mが
配列された平面アレイ、X,Y,ZはX,Y軸を平面アレイ10の
面上に置く直角座標θx,θy,θzはビーム・フォーマ4
により形成されるビームの主軸方向を示す角度で各々X,
Y,Z軸に関する方向余弦角、θx0,θy0,θz0は信号弦方
向を示す角度でθx,θy,θzと同様各々X,Y,Z軸に関す
る方向余弦角、又 は第i番目の素子の位置ベクトルである。第8図のよう
な平面アレイの場合、 は各々次の2次元ベクトルで与えられる。
イの場合を示しており、10はアレイ素子11,12,…,1Mが
配列された平面アレイ、X,Y,ZはX,Y軸を平面アレイ10の
面上に置く直角座標θx,θy,θzはビーム・フォーマ4
により形成されるビームの主軸方向を示す角度で各々X,
Y,Z軸に関する方向余弦角、θx0,θy0,θz0は信号弦方
向を示す角度でθx,θy,θzと同様各々X,Y,Z軸に関す
る方向余弦角、又 は第i番目の素子の位置ベクトルである。第8図のよう
な平面アレイの場合、 は各々次の2次元ベクトルで与えられる。
第7図に示すような信号源方向推定装置においては、ビ
ーム・フォーマ4の の期待値をとる平滑器6の から、信号源の方向余弦の を求め、 から角度変換器8により信号源方向の を求めるものである。
ーム・フォーマ4の の期待値をとる平滑器6の から、信号源の方向余弦の を求め、 から角度変換器8により信号源方向の を求めるものである。
第8図では、平面アレイの場合を示したが、X軸上に配
列された直線アレイの場合は とおき、又3次元アレイの場合は とおけば、基本的に平面アレイと同じに扱えるので、以
下では第8図に示す平面アレイの場合のみについて説明
する。また、アレイと信号源間の距離はアレイの幅(開
口)と比較して充分に長く、座標系X,Y,Zの原点におけ
る信号をx0(t)とすると、第i番目の素子の入力信号
xi(t)は すなわち時間遅延 を受けると仮定できるものとする。
列された直線アレイの場合は とおき、又3次元アレイの場合は とおけば、基本的に平面アレイと同じに扱えるので、以
下では第8図に示す平面アレイの場合のみについて説明
する。また、アレイと信号源間の距離はアレイの幅(開
口)と比較して充分に長く、座標系X,Y,Zの原点におけ
る信号をx0(t)とすると、第i番目の素子の入力信号
xi(t)は すなわち時間遅延 を受けると仮定できるものとする。
第9図はビーム・フォーマ4の詳細な説明図である。第
9図において、111,112,…,11Mはビーム・フォーマ4の
入力端子、121,122,…,12Mは時間遅延補償器、131,132,
…,13Mは重み付加器、14は加算器、15はビーム・フォー
マ4の出力端子である。
9図において、111,112,…,11Mはビーム・フォーマ4の
入力端子、121,122,…,12Mは時間遅延補償器、131,132,
…,13Mは重み付加器、14は加算器、15はビーム・フォー
マ4の出力端子である。
入力信号y1(t),y2(t),…,yM(t)は時間遅延補
償器121,122,…,12Mにおいて、ビーム に対応した遅延時間補償 を受けた後、重み付加器131,132,…,13Mで重み係数b1,b
2,…,bMを掛けられ、加算器14で当該信号の総和 が算出され、ビーム・フォーマ4の として出力される。
償器121,122,…,12Mにおいて、ビーム に対応した遅延時間補償 を受けた後、重み付加器131,132,…,13Mで重み係数b1,b
2,…,bMを掛けられ、加算器14で当該信号の総和 が算出され、ビーム・フォーマ4の として出力される。
第10図は、平滑器6の 最大点検出器7で求められる信号源方向の 及び信号源方向の方向余弦の の説明図 に対して、最大点検出器7は が最大となる を求める。すなわち、最大点検出器7の機能は に関する微分値 を求めるいることと等価である。なお、ビーム・フォー
マ4、2乗器5及び平滑器6で求められる は一般にαの連続値に対しては求められず、補間定理の
成り立つ間隔の に対してのみ求められる。しかし、このような場合でも
補間操作により、 ることができるので、以下平滑器6の出力として する。
マ4、2乗器5及び平滑器6で求められる は一般にαの連続値に対しては求められず、補間定理の
成り立つ間隔の に対してのみ求められる。しかし、このような場合でも
補間操作により、 ることができるので、以下平滑器6の出力として する。
さて、信号y1(t),y2(t),…,yM(t)に雑音がな
く、かつ入力信号x1(t),x2(t),…,xM(t)に対
するアレイ素子11,12,…,1M及び付加される電子回路素
子21,22,…,2Mや31,32,…,3M等の応答特性に各チャネル
毎の差異がなければ、 操作を表わす。
く、かつ入力信号x1(t),x2(t),…,xM(t)に対
するアレイ素子11,12,…,1M及び付加される電子回路素
子21,22,…,2Mや31,32,…,3M等の応答特性に各チャネル
毎の差異がなければ、 操作を表わす。
しかし、y1(t),y2(t),…,yM(t)に雑音が含ま
れるか、各チャネル毎に応答特性の差異が存在する場合
には、第10図に示されるように、推定値 本発明において対象とする誤差は後者の応答特性の差異
による誤差であり、y1(t),y2(t),…,yM(t)の
専有周波数帯域内の周波数における前記応答差異の中
の位相応答差異により生ずる誤差である。すなわち、周
波数fにおける各チャネルの位相応答差異をΔφ
1(),Δφ2(),…,ΔφM()とし、該位
相応答差異により生ずる の補正方式に関するものである。
れるか、各チャネル毎に応答特性の差異が存在する場合
には、第10図に示されるように、推定値 本発明において対象とする誤差は後者の応答特性の差異
による誤差であり、y1(t),y2(t),…,yM(t)の
専有周波数帯域内の周波数における前記応答差異の中
の位相応答差異により生ずる誤差である。すなわち、周
波数fにおける各チャネルの位相応答差異をΔφ
1(),Δφ2(),…,ΔφM()とし、該位
相応答差異により生ずる の補正方式に関するものである。
第11図には、このような位相応答差異により生ずる を補正する従来方式を示す。第11図において、161,162,
…,16Mは応答差異補正器である。応答差異補正器161,16
2,…,16Mは前記信号y1(t),y2(t),…,yM(t)の
周波数成分の位相応答差異Δφ1(),Δφ
2(),…,ΔφM()を取り除く補正器であり、
補正後の信号z1(t),z2(t),…,zM(t)をビーム
・フォーマ4に出力する。従って、一般に第i番目の応
答差異補正器16iは伝達関数がexp{−jΔφi()}
となるような補正器である必要がある。
…,16Mは応答差異補正器である。応答差異補正器161,16
2,…,16Mは前記信号y1(t),y2(t),…,yM(t)の
周波数成分の位相応答差異Δφ1(),Δφ
2(),…,ΔφM()を取り除く補正器であり、
補正後の信号z1(t),z2(t),…,zM(t)をビーム
・フォーマ4に出力する。従って、一般に第i番目の応
答差異補正器16iは伝達関数がexp{−jΔφi()}
となるような補正器である必要がある。
なお、第11図では応答差異の補正器の個数をチャネル数
と同じM個としたが、差異のみが問題となるので一般に
はM−1個で充分である。
と同じM個としたが、差異のみが問題となるので一般に
はM−1個で充分である。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、前記位相応答差Δφ1(),Δφ
2(),…,ΔφM()により生ずる信号源方向の
方向推定誤差を取り除く方法に、第11図に示すような前
記応答差異補正器161,162,…,16Mを用いる従来方式は次
のような欠点を有する。
2(),…,ΔφM()により生ずる信号源方向の
方向推定誤差を取り除く方法に、第11図に示すような前
記応答差異補正器161,162,…,16Mを用いる従来方式は次
のような欠点を有する。
アレイの素子数M(実際にはM−1)に等しい数だ
けの応答補正器161,162,…,16Mを必要とするので、装置
が複雑化するとともに、ハードウェア規模も大きくな
る。
けの応答補正器161,162,…,16Mを必要とするので、装置
が複雑化するとともに、ハードウェア規模も大きくな
る。
ビーム・フォーマ5が広帯域ビーム・フォーマ、す
なわち帯域制限フィルタ31,32,…,3Mが広帯域で信号y1
(t),y2(t),…,yM(t)が狭帯域信号とみなせな
い場合には、各アレイ素子の位相応答差異Δφ1,Δφ2,
…,ΔφMは一般に周波数の関数となり、全帯域内の
に対して、Δφ1(),Δφ2(),…,ΔφM
()を正確に補正できるように、前記応答差異補正器
161,162,…,16Mを実現することは困難となる。
なわち帯域制限フィルタ31,32,…,3Mが広帯域で信号y1
(t),y2(t),…,yM(t)が狭帯域信号とみなせな
い場合には、各アレイ素子の位相応答差異Δφ1,Δφ2,
…,ΔφMは一般に周波数の関数となり、全帯域内の
に対して、Δφ1(),Δφ2(),…,ΔφM
()を正確に補正できるように、前記応答差異補正器
161,162,…,16Mを実現することは困難となる。
アレイ素子の経年変化や付属する電気回路素子の経
年変化又は交換等によって、位相応答差異Δφ
1(),Δφ2(),…,ΔφM()に変化を生
じた場合には、そのつど変化した数だけの応答補正器の
補正値を再設定しなければならない。
年変化又は交換等によって、位相応答差異Δφ
1(),Δφ2(),…,ΔφM()に変化を生
じた場合には、そのつど変化した数だけの応答補正器の
補正値を再設定しなければならない。
従って、本発明の目的は、従来の応答差異補正器を用い
る方法では避けることが困難であった以上〜の欠点
を取り除き、信号源方向推定誤差の補正を容易に実現す
るところにあり、かつ信号源が広帯域信号源であっても
適用できる補正を行う方向推定装置を提供するところに
ある。
る方法では避けることが困難であった以上〜の欠点
を取り除き、信号源方向推定誤差の補正を容易に実現す
るところにあり、かつ信号源が広帯域信号源であっても
適用できる補正を行う方向推定装置を提供するところに
ある。
(問題点を解決するための手段) この発明は、空間上に配列されたM個の受波器素子から
なるアレイと、前記アレイの各受波器素子の出力信号を
遅延させて加算する遅延−加算方式のビーム・フォーマ
と、該ビーム・フォーマの出力が最大となる を求める最大点検出手段とを有し、該最大点検出手段で
求めた から信号源又は反射源の方向を推定する方向推定装置に
おいて、 前記アレイのM個の各受波器素子又は該各受波器素子に
付加される電気回路部に存在する周波数における位相
応答の差異Δφi(f)(i=1,2,…,M)によって生じ
る前記信号源又は反射源方向の を、中心周波数k(k=1,2,…,K)における前記位相
応答の差異Δφ1(k),Δφ2(k),・・・,Δφ
M(k)と、各受波器素子の と、ビーム・フォーマの重み係数bi(i=1,2,…,M)
と、前記 の近傍のビーム出力の中心周波数k(k=1,2,…,K)
におけるパワースペクトルの推定値L1,L2,・・・,LKと
から、 で算出され、 ただし、Cは音速、ωkは角周波数でωk=2πfkを示
し、 はbiを質点とみなしたときのアレイの重心位置ベクトル
であり、 により算出され、 は該重心の回りのアレイの2次モーメントであり、 により算出され、 ただし、 の転置ベクトルを示し、 前記ビーム・フォーム及び前記最大点検出手段により、
算出された前記 から差し引くことに特徴がある。
なるアレイと、前記アレイの各受波器素子の出力信号を
遅延させて加算する遅延−加算方式のビーム・フォーマ
と、該ビーム・フォーマの出力が最大となる を求める最大点検出手段とを有し、該最大点検出手段で
求めた から信号源又は反射源の方向を推定する方向推定装置に
おいて、 前記アレイのM個の各受波器素子又は該各受波器素子に
付加される電気回路部に存在する周波数における位相
応答の差異Δφi(f)(i=1,2,…,M)によって生じ
る前記信号源又は反射源方向の を、中心周波数k(k=1,2,…,K)における前記位相
応答の差異Δφ1(k),Δφ2(k),・・・,Δφ
M(k)と、各受波器素子の と、ビーム・フォーマの重み係数bi(i=1,2,…,M)
と、前記 の近傍のビーム出力の中心周波数k(k=1,2,…,K)
におけるパワースペクトルの推定値L1,L2,・・・,LKと
から、 で算出され、 ただし、Cは音速、ωkは角周波数でωk=2πfkを示
し、 はbiを質点とみなしたときのアレイの重心位置ベクトル
であり、 により算出され、 は該重心の回りのアレイの2次モーメントであり、 により算出され、 ただし、 の転置ベクトルを示し、 前記ビーム・フォーム及び前記最大点検出手段により、
算出された前記 から差し引くことに特徴がある。
(作用) アレイの受波器素子又はこの素子に付加される電気回路
部に存在する位相応答の差異によって生じる信号源又は
反射源方向の推定誤差は上記算出式によって得ることが
できる。従って、この発明によれば、この推定誤差をビ
ーム・フォーマと最大点検出手段により推定される推定
値から差し引くことにより、位相応答の差異より生ずる
信号源又は反射源方向の推定誤差を取り除くことができ
る。
部に存在する位相応答の差異によって生じる信号源又は
反射源方向の推定誤差は上記算出式によって得ることが
できる。従って、この発明によれば、この推定誤差をビ
ーム・フォーマと最大点検出手段により推定される推定
値から差し引くことにより、位相応答の差異より生ずる
信号源又は反射源方向の推定誤差を取り除くことができ
る。
(実施例) はじめに、本発明の原理について説明する。
本発明は、アレイ素子及び付加電子回路素子の位相応答
差異によって生ずる信号源方向の推定誤差を解析的に算
出し、従来の応答差異補正器等のハードウェア的な手段
を用いることなく、ソフトウェア的な手段により該推定
誤差を取り除くところにあり、また該信号源が広帯域信
号源であっても適用できるところにある。
差異によって生ずる信号源方向の推定誤差を解析的に算
出し、従来の応答差異補正器等のハードウェア的な手段
を用いることなく、ソフトウェア的な手段により該推定
誤差を取り除くところにあり、また該信号源が広帯域信
号源であっても適用できるところにある。
すなわち、本発明は、前記位相応答差異Δφ1(),
Δφ2(),…,ΔφM()とアレイ素子の位置ベ
クトル ビーム・フォーマの重み係数b1,b2,…,bM及び信号源近
傍方向のビーム出力のパワースペクトルの推定値から、
信号源方向余弦の を算出し、該推定誤差の を応答差異補正器等を用いない第7図に示すような従来
方式で求めた から差し引くことによって真の を求め、位相応答差異Δφ1(),Δφ2(),
…,ΔφM()によって生ずる信号源方向の推定誤差
を取り除くものである。
Δφ2(),…,ΔφM()とアレイ素子の位置ベ
クトル ビーム・フォーマの重み係数b1,b2,…,bM及び信号源近
傍方向のビーム出力のパワースペクトルの推定値から、
信号源方向余弦の を算出し、該推定誤差の を応答差異補正器等を用いない第7図に示すような従来
方式で求めた から差し引くことによって真の を求め、位相応答差異Δφ1(),Δφ2(),
…,ΔφM()によって生ずる信号源方向の推定誤差
を取り除くものである。
本発明は、次の関係に基づいて導かれるものである。
第7図のビーム・フォーマ4への入力信号として中
心周波数kの狭帯域信号が入力されたとし、kにお
ける位相応答差異をΔφ1(k),Δφ2(k),…,
ΔφM(k)とするとき、第7図における平滑器6の に関する微分は、ラジアン単位で表わした前記位相差異
が充分に小さく、|Δφi(k)|≪1(i=1,2,…,
M)のとき、 の近傍において、近似的に次式で与えられる ここで、 がm次元ベクトルのとき、Hはm×m次行列、 はm次元ベクトルであり、各々 で与えられ、アレイ素子の (幾何的形状)とビーム・フォーマの重み係数biのみで
決まる定数である。またLkは の近傍における を表わし、ωk=2πfkである。
心周波数kの狭帯域信号が入力されたとし、kにお
ける位相応答差異をΔφ1(k),Δφ2(k),…,
ΔφM(k)とするとき、第7図における平滑器6の に関する微分は、ラジアン単位で表わした前記位相差異
が充分に小さく、|Δφi(k)|≪1(i=1,2,…,
M)のとき、 の近傍において、近似的に次式で与えられる ここで、 がm次元ベクトルのとき、Hはm×m次行列、 はm次元ベクトルであり、各々 で与えられ、アレイ素子の (幾何的形状)とビーム・フォーマの重み係数biのみで
決まる定数である。またLkは の近傍における を表わし、ωk=2πfkである。
尚、上記式(6)〜(8)は公知であって、例えば次の
文献に記載がある:五十嵐正夫、位相誤差によるSSBL音
響測位の測角誤差、電子通信学会、SAXE82-15、PP1-PP
8、1982。
文献に記載がある:五十嵐正夫、位相誤差によるSSBL音
響測位の測角誤差、電子通信学会、SAXE82-15、PP1-PP
8、1982。
信号y1(t),y2,…,yM(t)を前記周波数1,
2,…,Kを中心周波数とする狭帯域成分に分割し、
該各成分の第7図における平滑器6の出力を各々L
1(k),L2(k),…,LM(k):k=1,2,…,K、とする
と信号y1(t),y2,…,yM(t)の全帯域にわたる は近似的に次式で与えられる。
2,…,Kを中心周波数とする狭帯域成分に分割し、
該各成分の第7図における平滑器6の出力を各々L
1(k),L2(k),…,LM(k):k=1,2,…,K、とする
と信号y1(t),y2,…,yM(t)の全帯域にわたる は近似的に次式で与えられる。
通常、前記周波数1,2,…,Kにおける狭帯域成分
は信号y1(t),y2,…,yM(t)のデイジタルフーリエ
変換によって求められ、該変換に用いる信号y1(t),y
2,…,yM(t)の時間長をτとすると前記周波数の間隔
ΔはΔ1/2τに選ばれる。
は信号y1(t),y2,…,yM(t)のデイジタルフーリエ
変換によって求められ、該変換に用いる信号y1(t),y
2,…,yM(t)の時間長をτとすると前記周波数の間隔
ΔはΔ1/2τに選ばれる。
式(5)から、平滑器6の に関する微分は で与えられる。
第10図に示すように、信号源方向の であるから、 を満す として与えられる。
式(6),(10)から として次式が得られる 式(11),(12)から は次式で与えられる よって、 は次式で与えられる。
すなわち、本発明は、応答差異補正器161,162,…,16Mを
用いない第7図に示すような方向推定方式における方向
余弦推定誤差が式(11)で与えられること、つまり は位相応答差異Δφ1(k),Δφ2(k),…,Δφ
M(k):k=1,2,…,K、が予め与えられておれば、アレ
イの とビーム・フォーマ4の重み係数bi のみから式(7),(8)で決まる)、及びビーム・フ
ォーマ4の のパワースペクトル、すなわち1,2,…,Kにおけ
る前記L1,L2,…,Lkとから解析的に算出できることに基
づくものである。
用いない第7図に示すような方向推定方式における方向
余弦推定誤差が式(11)で与えられること、つまり は位相応答差異Δφ1(k),Δφ2(k),…,Δφ
M(k):k=1,2,…,K、が予め与えられておれば、アレ
イの とビーム・フォーマ4の重み係数bi のみから式(7),(8)で決まる)、及びビーム・フ
ォーマ4の のパワースペクトル、すなわち1,2,…,Kにおけ
る前記L1,L2,…,Lkとから解析的に算出できることに基
づくものである。
特に、第9図に示すビーム・フォーマが均一重みのビー
ム・フォーマでbi=b:i=1,2,…,M、である場合は、式
(14)から、 は次式で与えられることになる。
ム・フォーマでbi=b:i=1,2,…,M、である場合は、式
(14)から、 は次式で与えられることになる。
以上のように、本発明の要点は、位相応答差異Δφ
1(),Δφ2(),…,ΔφM()によって生
ずる信号源方向推定装置の を、第11図に示すような応答差異補正器161,162,…,16M
を用いることなく、アレイの幾可的形状とビーム・フォ
ーマの重み係数及び信号源方向近傍のビーム・フォーマ
出力のパワースペクトルから予め算出し、該 を従来の信号源方向推定装置の から差し引くことによって、位相応答差異による推定誤
差を取り除くところにある。
1(),Δφ2(),…,ΔφM()によって生
ずる信号源方向推定装置の を、第11図に示すような応答差異補正器161,162,…,16M
を用いることなく、アレイの幾可的形状とビーム・フォ
ーマの重み係数及び信号源方向近傍のビーム・フォーマ
出力のパワースペクトルから予め算出し、該 を従来の信号源方向推定装置の から差し引くことによって、位相応答差異による推定誤
差を取り除くところにある。
以下、本発明を実施例に基づき図面を参照して詳細に説
明する。
明する。
第1図は、本発明の第1の実施例である。第1図におい
て、20は加算器、21は方向余弦誤差算出器、22はパワー
スペクトルレジスタ、23は素子座標レジスタ、24は重み
係数レジスタ、25は位相応答差異レジスタ、26はアレイ
定数レジスタである。尚、第6図と同一の参照番号は同
一の構成要素を示す。パワースペクトルレジスタ22は、 の近傍における前記パワースペクトルL1,L2,…,LKを、
前記周波数1,2,…,Kとともに記憶するレジス
タ、素子座標レジスタ23は前記アレイ素子の位置座標
(位置ベクトル) を記憶するレジスタ、重み係数レジスタ24は、ビーム・
フォーマ5の重み係数b1,b2,…,bMを記憶するレジス
タ、位相応答差異レジスタ25は前記周波数1,2,…,
Kにおける前記各素子の位相応答差異Δφk(1),
Δφk(2),…,Δφk(M):k=1,2,…,K、を記憶
するレジスタ、アレイ定数レジスタ26は前記 を記憶するレジスタである。また、方向余弦誤差算出器
21は、レジスタ22,23,24,25及び26から与えられる定数
及びデータから、式(14)に基づいて を求める算出器、加算器20は、前記最大点検出器7の出
力から、方向余弦誤差算出器21の を差し引くための加算器である。
て、20は加算器、21は方向余弦誤差算出器、22はパワー
スペクトルレジスタ、23は素子座標レジスタ、24は重み
係数レジスタ、25は位相応答差異レジスタ、26はアレイ
定数レジスタである。尚、第6図と同一の参照番号は同
一の構成要素を示す。パワースペクトルレジスタ22は、 の近傍における前記パワースペクトルL1,L2,…,LKを、
前記周波数1,2,…,Kとともに記憶するレジス
タ、素子座標レジスタ23は前記アレイ素子の位置座標
(位置ベクトル) を記憶するレジスタ、重み係数レジスタ24は、ビーム・
フォーマ5の重み係数b1,b2,…,bMを記憶するレジス
タ、位相応答差異レジスタ25は前記周波数1,2,…,
Kにおける前記各素子の位相応答差異Δφk(1),
Δφk(2),…,Δφk(M):k=1,2,…,K、を記憶
するレジスタ、アレイ定数レジスタ26は前記 を記憶するレジスタである。また、方向余弦誤差算出器
21は、レジスタ22,23,24,25及び26から与えられる定数
及びデータから、式(14)に基づいて を求める算出器、加算器20は、前記最大点検出器7の出
力から、方向余弦誤差算出器21の を差し引くための加算器である。
なお、前記 は、式(7)と(8)で示されるように、アレイ素子の とビーム・フォーマ5の重み係数b1,b2,…,bMから算出
できるから、アレイ定数算出器を付加すればアレイ定数
レジスタ26は不用である。
できるから、アレイ定数算出器を付加すればアレイ定数
レジスタ26は不用である。
また、前記位相応答差異Δφk(1),Δφk(2),
…,Δφk(M):k=1,2,…,K、が全てのkすなわち全
ての1,2,…,Kにおいて異なった値をとらず、
1,2,…,Kの中のK′個のみにおいて異なる値をと
るだけであれば、前記位相応答差異レジスタ25は、Δφ
k′(1),Δφk′(2),…,Δφk′(M)
(k′=1,2,…,K′)のみを記憶すればよい。
…,Δφk(M):k=1,2,…,K、が全てのkすなわち全
ての1,2,…,Kにおいて異なった値をとらず、
1,2,…,Kの中のK′個のみにおいて異なる値をと
るだけであれば、前記位相応答差異レジスタ25は、Δφ
k′(1),Δφk′(2),…,Δφk′(M)
(k′=1,2,…,K′)のみを記憶すればよい。
本実施例は、 の近傍におけるパワースペクトルL1,L2,…,LKが予め与
えられているような場合、例えばアクティブソーナーや
レーダのように反射源からの反射信号を受信するような
場合に適用できるものであり、位置応答誤差を含んだ最
大点検出器7の から、式(11)で与えられる解析的な方法で算出した を差し引いて、これを信号源方向の とし、 を信号源方向推定器の出力とするので、従来用いられて
きた応答差異補正器161,162,…,16Mを用いることなく、
前記位相応答差異Δφk(1),Δφk(2),…,Δ
φk(M):k=1,2,…,K、により生ずる信号源方向の推
定誤差を取り除くことができる。
えられているような場合、例えばアクティブソーナーや
レーダのように反射源からの反射信号を受信するような
場合に適用できるものであり、位置応答誤差を含んだ最
大点検出器7の から、式(11)で与えられる解析的な方法で算出した を差し引いて、これを信号源方向の とし、 を信号源方向推定器の出力とするので、従来用いられて
きた応答差異補正器161,162,…,16Mを用いることなく、
前記位相応答差異Δφk(1),Δφk(2),…,Δ
φk(M):k=1,2,…,K、により生ずる信号源方向の推
定誤差を取り除くことができる。
この結果、ハードウェアが小型かつ単純化されるととも
に、経年変化や部品交換等による位相応答差異の変化に
対しては、単にレジスタ25の記憶内容を変更すればよい
ので、容易に修正することができる。
に、経年変化や部品交換等による位相応答差異の変化に
対しては、単にレジスタ25の記憶内容を変更すればよい
ので、容易に修正することができる。
第2図は、本発明の第2の実施例であり、第1図に示す
第1の実施例と同様、 の近傍におけるパワースペクトルL1,L2,…,LKが予め与
えられているとともに、前記ビーム・フォーマ4の重み
係数が全て等しく、bi=b:i=1,2,…,M、である場合の
実施例である。
第1の実施例と同様、 の近傍におけるパワースペクトルL1,L2,…,LKが予め与
えられているとともに、前記ビーム・フォーマ4の重み
係数が全て等しく、bi=b:i=1,2,…,M、である場合の
実施例である。
第2の実施例は第1の実施例から重み係数レジスタ24を
取り除き、前記方向余弦誤差算出器21において を式(15)により算出するようにするものである。
取り除き、前記方向余弦誤差算出器21において を式(15)により算出するようにするものである。
第3図は、本発明の第3の実施例であり、30はパワース
ペクトル推定器、31はビーム出力選択器である。ビーム
出力選択器31は、最大点検出器7の に対応するビーム・フォーマ4の を選択してパワースペクトル推定器30に出力し、パワー
スペクトル推定器30は該 の近傍におけるパワースペクトルL1,L2,…,LKを推定
し、方向余弦誤差算出器21に出力する。第4図はパワー
スペクトル推定器30についての第1の実施例であり、40
は前記 が入力される入力端子、41はフリーエ変換器、421,422,
…,42Kはエンベロープ算出器、431,432,…,43Kは平滑
器、441,442,…,44Kは平滑器431,432,…,43Kを出力する
出力端子である。フーリエ変換器41は前記 の時系列から前記周波数1,2,…,Kにおける を算出し、エンベロープ算出器421,422,…,42Kはフーリ
エ変換値の絶対値の2乗値 を算出する。また、平滑器431,432,…,43Kは該絶対値の
2乗値を時間積分等により平均化することによって、 のビーム・フォーマ4の のパワースペクトルL1,L2,…,LKを求め、出力端子441,4
42,…,44Kに出力する。
ペクトル推定器、31はビーム出力選択器である。ビーム
出力選択器31は、最大点検出器7の に対応するビーム・フォーマ4の を選択してパワースペクトル推定器30に出力し、パワー
スペクトル推定器30は該 の近傍におけるパワースペクトルL1,L2,…,LKを推定
し、方向余弦誤差算出器21に出力する。第4図はパワー
スペクトル推定器30についての第1の実施例であり、40
は前記 が入力される入力端子、41はフリーエ変換器、421,422,
…,42Kはエンベロープ算出器、431,432,…,43Kは平滑
器、441,442,…,44Kは平滑器431,432,…,43Kを出力する
出力端子である。フーリエ変換器41は前記 の時系列から前記周波数1,2,…,Kにおける を算出し、エンベロープ算出器421,422,…,42Kはフーリ
エ変換値の絶対値の2乗値 を算出する。また、平滑器431,432,…,43Kは該絶対値の
2乗値を時間積分等により平均化することによって、 のビーム・フォーマ4の のパワースペクトルL1,L2,…,LKを求め、出力端子441,4
42,…,44Kに出力する。
第5図はパワースペクトル推定器30の第2の実施例であ
り、451,452,…,45Kはバンドパスフィルタ、461,462,
…,46Kはエンベロープ検波器である。バンドパスフィル
タはその中心周波数を各々1,2,…,Kとするフィ
ルタであり、前記 を中心周波数1,2,…,Kの狭帯域成分に分割し、
エンベロープ検波器461,462,…,46Kは狭帯域成分のエン
ベロープの2乗値を求め、平滑器431,432,…,43Kに出力
する。なお、パワースペクトル推定器30におけるパワー
推定値L1,L2,…,LKとしては、式(14)の関係から、相
対値のみが問題であるから、第4図と第5図におけるパ
ワースペクトルの推定においては、各1,2,…,K
におけるパワースペクトルの相対値が求まれば充分であ
る。
り、451,452,…,45Kはバンドパスフィルタ、461,462,
…,46Kはエンベロープ検波器である。バンドパスフィル
タはその中心周波数を各々1,2,…,Kとするフィ
ルタであり、前記 を中心周波数1,2,…,Kの狭帯域成分に分割し、
エンベロープ検波器461,462,…,46Kは狭帯域成分のエン
ベロープの2乗値を求め、平滑器431,432,…,43Kに出力
する。なお、パワースペクトル推定器30におけるパワー
推定値L1,L2,…,LKとしては、式(14)の関係から、相
対値のみが問題であるから、第4図と第5図におけるパ
ワースペクトルの推定においては、各1,2,…,K
におけるパワースペクトルの相対値が求まれば充分であ
る。
位相応答差異による方向余弦推定誤差が小さい場合に
は、最大点検出器7の に充分近いので、パワースペクトル推定器に、第4図又
は第5図に示すような方法を用い、信号源方向α0のビ
ーム・フォーマ4の のパワースペクトルの代りに のビーム・フォーマ5の のパワースペクトルを用いても充分である。
は、最大点検出器7の に充分近いので、パワースペクトル推定器に、第4図又
は第5図に示すような方法を用い、信号源方向α0のビ
ーム・フォーマ4の のパワースペクトルの代りに のビーム・フォーマ5の のパワースペクトルを用いても充分である。
このように、 の近傍におけるパワースペクトルL1,L2,…,LKが推定さ
れて前記方向余弦誤差算出器21に入力されれば、以下第
1の実施例と同じ原理に基づく本発明の実施例となる。
れて前記方向余弦誤差算出器21に入力されれば、以下第
1の実施例と同じ原理に基づく本発明の実施例となる。
第6図は本発明の第4の実施例であり、第3図に示す第
3の実施例と同様、 の近傍におけるパワースペクトルL1,L2,…,LKをパワー
スペクトル推定器30で推定するものであるが、ビーム・
フォーマ4の重み係数が全て等しく、bi=b:i=1,2,…,
M、である場合の実施例である。第4の実施例は第3の
実施例から重み係数レジスタ24を取り除き、方向余弦誤
差算出器21において を式(15)により算出するものである。
3の実施例と同様、 の近傍におけるパワースペクトルL1,L2,…,LKをパワー
スペクトル推定器30で推定するものであるが、ビーム・
フォーマ4の重み係数が全て等しく、bi=b:i=1,2,…,
M、である場合の実施例である。第4の実施例は第3の
実施例から重み係数レジスタ24を取り除き、方向余弦誤
差算出器21において を式(15)により算出するものである。
以上、本発明を実施例に基づき説明した。尚、アレイと
しては平面アレイの他、直線アレイや3次元アレイを用
いることができる。
しては平面アレイの他、直線アレイや3次元アレイを用
いることができる。
(発明の効果) この発明は以上説明したように、位相応答差異により生
ずる広帯域信号源又は反射源方向の推定誤差を、予め与
えられる位相応答の差異と、アレイの幾可学的形状すな
わちアレイ素子位置座標と、ビーム・フォーマの重み係
数と、信号源の近傍方向のパワースペクトルとから解析
的な方法で算出することにより取り除くので、ほぼアレ
イ素子数Mに比例した数だけ必要としかつ対象とする帯
域内で充分な精度で位相応答差異を補正できる位相応答
差異補正器を必要としない。また、装置を大幅に小型化
・単純化できるとともに、アレイやその付加電子回路部
の経年変化及び部品交換等に伴う位相応答差異の変化に
容易に対応できる利点があり、遅延‐加算方式のビーム
・フォーマを用いるソーナー、音響測位、レーダ等にお
ける信号源方向の推定装置に利用することができる。
ずる広帯域信号源又は反射源方向の推定誤差を、予め与
えられる位相応答の差異と、アレイの幾可学的形状すな
わちアレイ素子位置座標と、ビーム・フォーマの重み係
数と、信号源の近傍方向のパワースペクトルとから解析
的な方法で算出することにより取り除くので、ほぼアレ
イ素子数Mに比例した数だけ必要としかつ対象とする帯
域内で充分な精度で位相応答差異を補正できる位相応答
差異補正器を必要としない。また、装置を大幅に小型化
・単純化できるとともに、アレイやその付加電子回路部
の経年変化及び部品交換等に伴う位相応答差異の変化に
容易に対応できる利点があり、遅延‐加算方式のビーム
・フォーマを用いるソーナー、音響測位、レーダ等にお
ける信号源方向の推定装置に利用することができる。
第1図は本発明の第1の実施例を示すブロック図、第2
図は本発明の第2の実施例を示すブロック図、第3図は
本発明の第3の実施例を示すブロック図、第4図及び第
5図はパワースペクトル推定器の具体例を示すブロック
図、第6図は本発明の第4の実施例を示すブロック図、
第7図はビーム・フォーマと最大点検出器を用いる信号
源方向推定装置の構成例を示す図、第8図はアレイが平
面アレイのときアレイ素子位置座標と信号源方向及びビ
ーム形成方向の幾可的関係を示す図、第9図は遅延‐加
算方式のビーム・フォーマを示すブロック図、第10図は
ビーム・フォーマ出力の2乗値に対する平滑器出力と信
号源方向の方向余弦値及び方向余弦推定値の関係を示す
図、第11図は応答差異補正器を用いた従来の方向推定誤
差の補正方式の構成を示すブロック図である。 11,12,…,1M……アレイ素子、21,22,…,2M……増幅器、
31,32,…,3M……帯域制限フィルタ、4……ビーム・フ
ォーマ、5……2乗器、6……平滑器、7……最大点検
出器、8……角度変換器、9……方向推定値出力端子、
10……平面アレイ、111,112,…,11M……時間遅延補償
器、121,122,…,12M……重み付加器、14……加算器、16
1,162,…,16M……応答差異補正器、20……加算器、21…
…方向余弦誤差算出器、22……パワースペクトルレジス
タ、23……素子座標レジスタ、24……重み係数レジス
タ、25……位相応答差異レジスタ、26……アレイ定数レ
ジスタ、30……パワースペクトル推定器、31……ビーム
出力選択器、41……フーリエ変換器、421,422,…,42K…
…エンベロープ算出器、431,432,…,43K……平滑器、45
1,452,…,45K……バンドパスフィルタ、461,462,…,46K
……エンベロープ検波器。
図は本発明の第2の実施例を示すブロック図、第3図は
本発明の第3の実施例を示すブロック図、第4図及び第
5図はパワースペクトル推定器の具体例を示すブロック
図、第6図は本発明の第4の実施例を示すブロック図、
第7図はビーム・フォーマと最大点検出器を用いる信号
源方向推定装置の構成例を示す図、第8図はアレイが平
面アレイのときアレイ素子位置座標と信号源方向及びビ
ーム形成方向の幾可的関係を示す図、第9図は遅延‐加
算方式のビーム・フォーマを示すブロック図、第10図は
ビーム・フォーマ出力の2乗値に対する平滑器出力と信
号源方向の方向余弦値及び方向余弦推定値の関係を示す
図、第11図は応答差異補正器を用いた従来の方向推定誤
差の補正方式の構成を示すブロック図である。 11,12,…,1M……アレイ素子、21,22,…,2M……増幅器、
31,32,…,3M……帯域制限フィルタ、4……ビーム・フ
ォーマ、5……2乗器、6……平滑器、7……最大点検
出器、8……角度変換器、9……方向推定値出力端子、
10……平面アレイ、111,112,…,11M……時間遅延補償
器、121,122,…,12M……重み付加器、14……加算器、16
1,162,…,16M……応答差異補正器、20……加算器、21…
…方向余弦誤差算出器、22……パワースペクトルレジス
タ、23……素子座標レジスタ、24……重み係数レジス
タ、25……位相応答差異レジスタ、26……アレイ定数レ
ジスタ、30……パワースペクトル推定器、31……ビーム
出力選択器、41……フーリエ変換器、421,422,…,42K…
…エンベロープ算出器、431,432,…,43K……平滑器、45
1,452,…,45K……バンドパスフィルタ、461,462,…,46K
……エンベロープ検波器。
Claims (2)
- 【請求項1】空間上に配列されたM個の受波器素子から
なるアレイと、前記アレイの各受波器素子の出力信号を
遅延させて加算する遅延−加算方式のビーム・フォーマ
と、該ビーム・フォーマの出力が最大となる を求める最大点検出手段とを有し、該最大点検出手段で
求めた から信号源又は反射源の方向を推定する方向推定装置に
おいて、 前記アレイのM個の各受波器素子又は該各受波器素子に
付加される電気回路部に存在する周波数fにおける位相
応答の差異Δφi(f)(i=1,2,…,M)によって生じ
る前記信号源又は反射源方向の を、中心周波数fk(k=1,2,…,K)における前記位相応
答の差異Δφ1(k),Δφ2(k),・・・,ΔφM
(k)と、各受波器素子の と、ビーム・フォーマの重み係数bi(i=1,2,…,M)
と、前記 の近傍のビーム出力の中心周波数fk(k=1,2,…,K)に
おけるパワースペクトルの推定値L1,L2,・・・,LKとか
ら、 で算出され、 ただし、Cは音速、ωkは角周波数でωk=2πfkを示
し、 はbiを質点とみなしたときのアレイの重心位置ベクトル
であり、 により算出され、 は該重心の回りのアレイの2次モーメントであり、 により算出され、 ただし、 の転置ベクトルを示し、 前記ビーム・フォーム及び前記最大点検出手段により、
算出された前記 から差し引くことによって前記位相応答の差異によって
生じる信号源又は反射源方向の推定誤差を取り除くこと
を特徴とする方向推定装置。 - 【請求項2】前記ビーム・フォーマに重み係数の均一な
ビーム・フォームを用い、前記 を、前記位相応答の差異Δφ1(k),Δφ2(k),
・・・,ΔφM(k)と、前記アレイの受波器素子の と、前記最大点検出手段で求められる の近傍のビーム出力の中心周波数fk(k=1,2,…,K)に
おけるパワースペクトルの推定値L1,L2,・・・,LKとか
ら、 ただし、 により算出されることを特徴とする、特許請求の範囲第
1項に記載の方向推定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60096071A JPH0693014B2 (ja) | 1985-05-08 | 1985-05-08 | 方向推定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60096071A JPH0693014B2 (ja) | 1985-05-08 | 1985-05-08 | 方向推定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61254869A JPS61254869A (ja) | 1986-11-12 |
| JPH0693014B2 true JPH0693014B2 (ja) | 1994-11-16 |
Family
ID=14155178
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60096071A Expired - Lifetime JPH0693014B2 (ja) | 1985-05-08 | 1985-05-08 | 方向推定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0693014B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2687991B2 (ja) * | 1994-09-13 | 1997-12-08 | 防衛庁技術研究本部長 | 信号到来方位推定方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59104577A (ja) * | 1982-12-08 | 1984-06-16 | Oki Electric Ind Co Ltd | 角度推定誤差の補正方式 |
-
1985
- 1985-05-08 JP JP60096071A patent/JPH0693014B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61254869A (ja) | 1986-11-12 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN105409241B (zh) | 麦克风校准 | |
| US5793703A (en) | Digital time-delay acoustic imaging | |
| CN108375763B (zh) | 一种应用于多声源环境的分频定位方法 | |
| US5495256A (en) | Method of efficiently computing maximum likelihood bearing estimator | |
| JP2003506690A (ja) | 複数センサ式レーダのための登録方法 | |
| JP2000121716A (ja) | 電波到来方向推定装置 | |
| CN109061594B (zh) | 一种强杂波环境下基于子阵空时自适应处理的测角方法 | |
| JP2743719B2 (ja) | 伝搬経路長計測装置 | |
| JPH0693014B2 (ja) | 方向推定装置 | |
| KR101815584B1 (ko) | 음원의 위치를 정밀 추정하기 위한 3차원 음향 인텐시티 탐촉장치의 편향오차 보상방법 | |
| JPH06105289B2 (ja) | 方向推定装置 | |
| JP2792338B2 (ja) | 信号処理装置 | |
| KR102782331B1 (ko) | 안테나 패턴 보상을 통한 도래각 추정 방법 및 이를 수행하는 장치 | |
| JPH0457980B2 (ja) | ||
| WO2021166009A1 (ja) | 信号処理装置、レーダ装置および信号処理方法 | |
| JP2690606B2 (ja) | 音源数決定方法 | |
| JPH0457981B2 (ja) | ||
| JPH0138270B2 (ja) | ||
| Swanson et al. | Small-aperture array processing for passive multi-target angle of arrival estimation | |
| JP2790913B2 (ja) | 方位推定方法 | |
| JP2763817B2 (ja) | ふ仰角推定方法 | |
| JP2594908B2 (ja) | 合成開口レーダ画像の空間分解能測定方法 | |
| JPS6225275A (ja) | ソ−ナ−におけるトラッキング方式 | |
| JP3140899B2 (ja) | 信号入射方向推定装置 | |
| CN117784011A (zh) | 一种声源定位方法和相关装置 |