JPH0694051A - 電磁クラッチ - Google Patents
電磁クラッチInfo
- Publication number
- JPH0694051A JPH0694051A JP3119205A JP11920591A JPH0694051A JP H0694051 A JPH0694051 A JP H0694051A JP 3119205 A JP3119205 A JP 3119205A JP 11920591 A JP11920591 A JP 11920591A JP H0694051 A JPH0694051 A JP H0694051A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- hub
- driven
- electromagnetic clutch
- armature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000005389 magnetism Effects 0.000 claims description 4
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 2
- 239000004519 grease Substances 0.000 abstract description 8
- 239000000126 substance Substances 0.000 abstract 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 abstract 1
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 239000011800 void material Substances 0.000 description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 2
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 description 1
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 単板型の電磁クラッチの連結部に外部からグ
リス等の異物が侵入しないようにして確実なクラッチ動
作を可能にさせることを目的とする。 【構成】 駆動ギア2の駆動により回転される従動ギア
3とハブ5間の第1のベアリング4と、本体部7と従動
ギア3間の第2のベアリング6をシ−ルタイプのボ−ル
ベアリングとすることによって、本体部7と第2のベア
リング6と従動ギア3と第1のベアリング4とハブ5と
被動軸9とにより密閉構造を形成し、ハブ5と接極子8
と空隙S1から成る連結部に外部からグリス等の異物が
侵入しないように構成する。
リス等の異物が侵入しないようにして確実なクラッチ動
作を可能にさせることを目的とする。 【構成】 駆動ギア2の駆動により回転される従動ギア
3とハブ5間の第1のベアリング4と、本体部7と従動
ギア3間の第2のベアリング6をシ−ルタイプのボ−ル
ベアリングとすることによって、本体部7と第2のベア
リング6と従動ギア3と第1のベアリング4とハブ5と
被動軸9とにより密閉構造を形成し、ハブ5と接極子8
と空隙S1から成る連結部に外部からグリス等の異物が
侵入しないように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、単板型の電磁クラッチ
に係り、詳しくは、外部から連結部に対して異物の侵入
を防止する構造を有する電磁クラッチに関する。
に係り、詳しくは、外部から連結部に対して異物の侵入
を防止する構造を有する電磁クラッチに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、駆動側と被動側を電磁的に結合し
たり、切り離したりするための単板型の電磁クラッチの
例として、実開昭54−112952号公報、及び特開
昭54−69647号公報に開示されたものがある。上
記それぞれの電磁クラッチは、駆動側から被動側に駆動
力を伝達するときはコイルに励磁電流を通電し、ハブと
接極子を磁気的に連結する一方、被動側に対する駆動力
を遮断するためには、コイルを非励磁状態にしてハブと
接極子間に空隙を形成するようになっている。
たり、切り離したりするための単板型の電磁クラッチの
例として、実開昭54−112952号公報、及び特開
昭54−69647号公報に開示されたものがある。上
記それぞれの電磁クラッチは、駆動側から被動側に駆動
力を伝達するときはコイルに励磁電流を通電し、ハブと
接極子を磁気的に連結する一方、被動側に対する駆動力
を遮断するためには、コイルを非励磁状態にしてハブと
接極子間に空隙を形成するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の電磁クラッ
チのうち、実開昭54−112952号公報に開示され
た電磁クラッチは、その公報の第5図に示されているよ
うに外側にカバ−が設けられていないため連結部に直接
的にグリス等の異物が侵入し、クラッチの作動不良が発
生するという問題がある。また、上記実開昭54−11
2952号公報に開示された電磁クラッチ、及び特開昭
54−69647号公報に開示された可逆電磁クラッチ
共、連結部に対して異物の侵入を防止するためには連結
部に異物侵入防止用のカバ−を設ける必要があるが、そ
のカバ−を設けた場合には、両電磁クラッチ共、構造が
極めて複雑になり、コストが上昇するとともに生産性が
低下するという問題がある。そこで本発明では、簡単な
構造で連結部に対する異物の侵入を防止し、クラッチの
作動を正確に行わせるようにすることを解決すべき技術
的課題とするものである。
チのうち、実開昭54−112952号公報に開示され
た電磁クラッチは、その公報の第5図に示されているよ
うに外側にカバ−が設けられていないため連結部に直接
的にグリス等の異物が侵入し、クラッチの作動不良が発
生するという問題がある。また、上記実開昭54−11
2952号公報に開示された電磁クラッチ、及び特開昭
54−69647号公報に開示された可逆電磁クラッチ
共、連結部に対して異物の侵入を防止するためには連結
部に異物侵入防止用のカバ−を設ける必要があるが、そ
のカバ−を設けた場合には、両電磁クラッチ共、構造が
極めて複雑になり、コストが上昇するとともに生産性が
低下するという問題がある。そこで本発明では、簡単な
構造で連結部に対する異物の侵入を防止し、クラッチの
作動を正確に行わせるようにすることを解決すべき技術
的課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題解決のための技
術的手段は、本体部に取り付けられるとともにコイルが
巻装され、そのコイルが励磁されたときの磁気通路を形
成するステ−タと、所定の空隙を介して前記ステ−タと
ともに前記磁気通路を形成するハブと、そのハブに一体
的に取り付けられた被動部と、外部からの駆動力が伝達
される駆動部により回転駆動される従動部と、前記ハブ
と所要の空隙を介して前記従動部に取り付けられ、前記
コイルの励磁による磁気が通過したとき前記ハブに磁気
的に吸着されて前記従動部からの回転駆動力を前記被動
部に伝達する接極子と、前記被動部と前記従動部間に取
り付けられた第1のベアリングと、前記従動部と前記本
体部間に取り付けられた第2のベアリングとを備えた電
磁クラッチにおいて、前記第1のベアリング及び第2の
ベアリングをシ−ルタイプのベアリングとした構成にす
ることである。
術的手段は、本体部に取り付けられるとともにコイルが
巻装され、そのコイルが励磁されたときの磁気通路を形
成するステ−タと、所定の空隙を介して前記ステ−タと
ともに前記磁気通路を形成するハブと、そのハブに一体
的に取り付けられた被動部と、外部からの駆動力が伝達
される駆動部により回転駆動される従動部と、前記ハブ
と所要の空隙を介して前記従動部に取り付けられ、前記
コイルの励磁による磁気が通過したとき前記ハブに磁気
的に吸着されて前記従動部からの回転駆動力を前記被動
部に伝達する接極子と、前記被動部と前記従動部間に取
り付けられた第1のベアリングと、前記従動部と前記本
体部間に取り付けられた第2のベアリングとを備えた電
磁クラッチにおいて、前記第1のベアリング及び第2の
ベアリングをシ−ルタイプのベアリングとした構成にす
ることである。
【0005】
【作用】上記構成の電磁クラッチによれば、駆動部に対
して外部からの駆動力が伝達され、従動部が回転駆動さ
れている状態で、コイルに励磁電流が通電されないとき
には、第1のベアリング及び第2のベアリングのスラス
ト方向の移動によるセンタリング動作により、あるいは
スプリング等による空隙確保機構により、ハブと接極子
間に空隙が確保され、従動部の回転力が被動部に対して
伝達されないことから被動部は回転しない。また、上記
第1のベアリング及び第2のベアリングはシ−ルタイプ
のものが用いられているため、本体部と第2のベアリン
グと従動部と第1のベアリングとハブと被動部により密
閉構造が形成されることから、ハブと接極子間の連結部
に対して電磁クラッチ外部からギアのグリス等の異物が
侵入することが防止される。従ってハブと接極子間に異
物の侵入がないため、コイルが励磁され、接極子がハブ
に吸着されたときに、安定したクラッチ動作が行われ
る。
して外部からの駆動力が伝達され、従動部が回転駆動さ
れている状態で、コイルに励磁電流が通電されないとき
には、第1のベアリング及び第2のベアリングのスラス
ト方向の移動によるセンタリング動作により、あるいは
スプリング等による空隙確保機構により、ハブと接極子
間に空隙が確保され、従動部の回転力が被動部に対して
伝達されないことから被動部は回転しない。また、上記
第1のベアリング及び第2のベアリングはシ−ルタイプ
のものが用いられているため、本体部と第2のベアリン
グと従動部と第1のベアリングとハブと被動部により密
閉構造が形成されることから、ハブと接極子間の連結部
に対して電磁クラッチ外部からギアのグリス等の異物が
侵入することが防止される。従ってハブと接極子間に異
物の侵入がないため、コイルが励磁され、接極子がハブ
に吸着されたときに、安定したクラッチ動作が行われ
る。
【0006】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は本発明に成る電磁クラッチ1を破断し
て示した斜視図である。同図に示すように、外部からの
駆動力により回転される駆動ギア2が設けられ、その駆
動ギア2と噛み合う従動ギア3の内径部が、第1のベア
リング4を介してハブ5の軸部5Aに支承されている。
尚、ハブ5は軸部5Aと円板部5Bから成り、鉄で形成
されている。また、従動ギヤ3は、従動ギア3と一体に
形成されたフランジ部3Aの外径部に嵌合された第2の
ベアリング6を介して本体部7に支持されている。尚、
上記第1のベアリング4及び第2のベアリング6は、図
6、もしくは図7に示すようなシ−ルタイプのボ−ルベ
アリングが用いられるとともに、スラスト方向に微小距
離の移動ができるように構成され、ベアリングが回転し
たり、荷重がラジアル方向に加わったときにボ−ルが安
定する方向に移動しようとするセンタリング機能を有す
る。そして、そのセンタリング動作時には、内輪、もし
くは外輪の移動に伴って、内外輪間に取り付けられたシ
−ル体40も追従移動するように構成されている。
説明する。図1は本発明に成る電磁クラッチ1を破断し
て示した斜視図である。同図に示すように、外部からの
駆動力により回転される駆動ギア2が設けられ、その駆
動ギア2と噛み合う従動ギア3の内径部が、第1のベア
リング4を介してハブ5の軸部5Aに支承されている。
尚、ハブ5は軸部5Aと円板部5Bから成り、鉄で形成
されている。また、従動ギヤ3は、従動ギア3と一体に
形成されたフランジ部3Aの外径部に嵌合された第2の
ベアリング6を介して本体部7に支持されている。尚、
上記第1のベアリング4及び第2のベアリング6は、図
6、もしくは図7に示すようなシ−ルタイプのボ−ルベ
アリングが用いられるとともに、スラスト方向に微小距
離の移動ができるように構成され、ベアリングが回転し
たり、荷重がラジアル方向に加わったときにボ−ルが安
定する方向に移動しようとするセンタリング機能を有す
る。そして、そのセンタリング動作時には、内輪、もし
くは外輪の移動に伴って、内外輪間に取り付けられたシ
−ル体40も追従移動するように構成されている。
【0007】従動ギア3のフランジ部3Aの端面には、
鉄から成る円板状の接極子8が埋め込み状に取り付けら
れており、その接極子8と空隙S1を介して対面する位
置には、ハブ5の前記円板部5Bが配設されている。
尚、上記空隙S1の最大距離は第1のベアリング4及び
第2のベアリング6のスラスト方向最大移動距離より小
さくなるように設定されている。また、ハブ5の軸部5
Aの内径部には、回り止めのため端部が一部カットされ
た被動軸9が挿入されており、その被動軸9の先端部の
ネジにワッシャ−10を介してナット11が螺合され、
被動軸9をハブ5の軸部5Aに固定する。本体部7の内
部にはステ−タ12が設けられ、そのステ−タ12には
コイル13が巻装されている。ステ−タ12は空隙S2
を介してハブ5の軸部5Aの外径面と対面しており、ま
た空隙S3を介してハブ5の円板部5Bの外周端面と対
面している。従ってコイル13に外部から励磁電流が通
電されると、コイル13から磁気が発生し、その磁気は
図1に示すように、ステ−タ12、空隙S2、ハブ5の
軸部5A、ハブ5の円板部5B、空隙S1、接極子8、
空隙S1、ハブ5の円板部5B、空隙S3、ステ−タ1
2の磁気閉ル−プ14を形成する。
鉄から成る円板状の接極子8が埋め込み状に取り付けら
れており、その接極子8と空隙S1を介して対面する位
置には、ハブ5の前記円板部5Bが配設されている。
尚、上記空隙S1の最大距離は第1のベアリング4及び
第2のベアリング6のスラスト方向最大移動距離より小
さくなるように設定されている。また、ハブ5の軸部5
Aの内径部には、回り止めのため端部が一部カットされ
た被動軸9が挿入されており、その被動軸9の先端部の
ネジにワッシャ−10を介してナット11が螺合され、
被動軸9をハブ5の軸部5Aに固定する。本体部7の内
部にはステ−タ12が設けられ、そのステ−タ12には
コイル13が巻装されている。ステ−タ12は空隙S2
を介してハブ5の軸部5Aの外径面と対面しており、ま
た空隙S3を介してハブ5の円板部5Bの外周端面と対
面している。従ってコイル13に外部から励磁電流が通
電されると、コイル13から磁気が発生し、その磁気は
図1に示すように、ステ−タ12、空隙S2、ハブ5の
軸部5A、ハブ5の円板部5B、空隙S1、接極子8、
空隙S1、ハブ5の円板部5B、空隙S3、ステ−タ1
2の磁気閉ル−プ14を形成する。
【0008】上記磁気閉ル−プ14が通過する空隙S
1,S2,S3のうち、空隙S2,S3は距離が一定で
あるが、ハブ5の円板部5Bと接極子8間の空隙S1の
距離は前述したように、第1のベアリング4及び第2の
ベアリング6のスラスト方向最大移動距離より小さく、
第1のベアリング4及び第2のベアリング6のスラスト
方向移動、即ち、センタリング作動に伴って変化する。
そして磁気閉ル−プ14が形成されると、接極子8がハ
ブ5の円板部5B面に磁気的に吸着される。尚、前記第
1のベアリング4とハブ5の軸部5A間にはスペ−サ1
5が間着されている。このスペ−サ15は、ハブ5と接
極子8間の空隙S1の距離を調整するものである。
1,S2,S3のうち、空隙S2,S3は距離が一定で
あるが、ハブ5の円板部5Bと接極子8間の空隙S1の
距離は前述したように、第1のベアリング4及び第2の
ベアリング6のスラスト方向最大移動距離より小さく、
第1のベアリング4及び第2のベアリング6のスラスト
方向移動、即ち、センタリング作動に伴って変化する。
そして磁気閉ル−プ14が形成されると、接極子8がハ
ブ5の円板部5B面に磁気的に吸着される。尚、前記第
1のベアリング4とハブ5の軸部5A間にはスペ−サ1
5が間着されている。このスペ−サ15は、ハブ5と接
極子8間の空隙S1の距離を調整するものである。
【0009】図2は、上記構成の電磁クラッチ1におけ
るコイル13に励磁電流が通電されないときの内部状態
を示した断面図である。同図に示すように、前記第1の
ベアリング4及び第2のベアリング6は共にシ−ルタイ
プのボ−ルベアリングが用いられているため、ハブ5と
接極子8と空隙S1から成る連結部に対して、本体部7
と、第2のベアリング6と、従動ギア3と、第1のベア
リング4と、ハブ5と、被動軸9とにより密閉構造が形
成されることから、電磁クラッチ1の外側から上記連結
部に対するギアのグリス等の異物の侵入が防止される。
るコイル13に励磁電流が通電されないときの内部状態
を示した断面図である。同図に示すように、前記第1の
ベアリング4及び第2のベアリング6は共にシ−ルタイ
プのボ−ルベアリングが用いられているため、ハブ5と
接極子8と空隙S1から成る連結部に対して、本体部7
と、第2のベアリング6と、従動ギア3と、第1のベア
リング4と、ハブ5と、被動軸9とにより密閉構造が形
成されることから、電磁クラッチ1の外側から上記連結
部に対するギアのグリス等の異物の侵入が防止される。
【0010】次に、外部からの駆動力を受けて駆動ギア
2が回転駆動され、従動ギア3が回転された状態でコイ
ル13に励磁電流が通電されると、図3に示すようにス
テ−タ12、空隙S2、ハブ5の軸部5A、ハブ5の円
板部5B、空隙S1、接極子8、空隙S1、ハブ5の円
板部5B、空隙S3、ステ−タ12のル−トで磁気閉ル
−プ14が形成される。その結果、ハブ5と接極子8間
に磁気吸引力が作用し、第1のベアリング4と第2のベ
アリング6のスラスト方向許容移動範囲で従動ギア3が
ハブ5の方向に移動するため、接極子8はハブ5に吸着
される。この際、本体部7、第2のベアリング6、従動
ギア3、第1のベアリング4、ハブ5、及び被動軸9に
より形成される密閉構造のため、ハブ5と接極子8と空
隙S1から成る連結部にはギアのグリス等の異物の侵入
が防止され、ハブ5と接極子8間の磁気的な接触が確実
に行われる。接極子8とハブ5が磁気的に連結される
と、従動ギア3の回転力がハブ5に伝達され、ハブ5が
回転されるため、被動軸9が回転される。尚、第2のベ
アリング6が本体部7との間に取り付けられているた
め、上記のように従動ギア3が回転され、被動軸9が回
転されているときときでも従動ギア3の回転が本体部7
に伝達されることはない。また、ハブ5の円板部5Bの
薄肉部5BS(図1、図3参照)は、磁路面積が小さ
く、当部では磁束が飽和してしまい、残りの大部分の磁
束は、図1、図3に示すようなル−トで磁気閉ル−プ1
4を形成する。
2が回転駆動され、従動ギア3が回転された状態でコイ
ル13に励磁電流が通電されると、図3に示すようにス
テ−タ12、空隙S2、ハブ5の軸部5A、ハブ5の円
板部5B、空隙S1、接極子8、空隙S1、ハブ5の円
板部5B、空隙S3、ステ−タ12のル−トで磁気閉ル
−プ14が形成される。その結果、ハブ5と接極子8間
に磁気吸引力が作用し、第1のベアリング4と第2のベ
アリング6のスラスト方向許容移動範囲で従動ギア3が
ハブ5の方向に移動するため、接極子8はハブ5に吸着
される。この際、本体部7、第2のベアリング6、従動
ギア3、第1のベアリング4、ハブ5、及び被動軸9に
より形成される密閉構造のため、ハブ5と接極子8と空
隙S1から成る連結部にはギアのグリス等の異物の侵入
が防止され、ハブ5と接極子8間の磁気的な接触が確実
に行われる。接極子8とハブ5が磁気的に連結される
と、従動ギア3の回転力がハブ5に伝達され、ハブ5が
回転されるため、被動軸9が回転される。尚、第2のベ
アリング6が本体部7との間に取り付けられているた
め、上記のように従動ギア3が回転され、被動軸9が回
転されているときときでも従動ギア3の回転が本体部7
に伝達されることはない。また、ハブ5の円板部5Bの
薄肉部5BS(図1、図3参照)は、磁路面積が小さ
く、当部では磁束が飽和してしまい、残りの大部分の磁
束は、図1、図3に示すようなル−トで磁気閉ル−プ1
4を形成する。
【0011】次に、上記電磁クラッチ1を組み付けると
きの手順について説明する。最初、本体部7にステ−タ
12とコイル13を圧入し、そのあと、最初から取り付
けられている被動軸9にハブ5を挿入したあと、スペ−
サ15を挿入する。この状態で、本体部7とハブ5の軸
部5A間に、サブアッセンブリとして既に組み付けられ
た部分、即ち、従動ギア3の内径部に第1のベアリング
4が取り付けられ、従動ギア3のフランジ部3Aの端面
に第2のベアリング6が取り付けられ、更に従動ギア3
のフランジ部3Aに接極子8が取り付けられたサブアッ
センブリを挿入する。組み付け後、コイル13を励磁し
て前記連結部のクラッチ動作を確認したあと、連結トル
クを測定し、その測定トルクが規格範囲を外れている場
合は、組み付けるときの手順と反対の手順で分解し、厚
さの異なるスペ−サ15を挿入後、同様の手順を繰り返
す。尚、以上の実施例では、外部からの駆動力伝達機構
としてギア駆動方式を示したが、ベルト駆動方式等の別
の方式でも同様である。
きの手順について説明する。最初、本体部7にステ−タ
12とコイル13を圧入し、そのあと、最初から取り付
けられている被動軸9にハブ5を挿入したあと、スペ−
サ15を挿入する。この状態で、本体部7とハブ5の軸
部5A間に、サブアッセンブリとして既に組み付けられ
た部分、即ち、従動ギア3の内径部に第1のベアリング
4が取り付けられ、従動ギア3のフランジ部3Aの端面
に第2のベアリング6が取り付けられ、更に従動ギア3
のフランジ部3Aに接極子8が取り付けられたサブアッ
センブリを挿入する。組み付け後、コイル13を励磁し
て前記連結部のクラッチ動作を確認したあと、連結トル
クを測定し、その測定トルクが規格範囲を外れている場
合は、組み付けるときの手順と反対の手順で分解し、厚
さの異なるスペ−サ15を挿入後、同様の手順を繰り返
す。尚、以上の実施例では、外部からの駆動力伝達機構
としてギア駆動方式を示したが、ベルト駆動方式等の別
の方式でも同様である。
【0012】次に、他の実施例について説明する。図4
はこの実施例の電磁クラッチ21の非連結状態を示した
断面図であり、図5はその電磁クラッチ21の連結作動
状態を示した断面図である。この電磁クラッチ21は、
先の実施例で説明した電磁クラッチ1と基本構成は同じ
であるが、先の実施例の電磁クラッチ1の場合、ハブ5
と接極子8間の空隙S1を確保するために第1のベアリ
ング4と第2のベアリング6のセンタリング機能を利用
していたのに対して、図4、図5に示した電磁クラッチ
21の場合は、ハブ22と接極子23間の空隙S4を確
保するため、板バネ24を用いたものである。板バネ2
4の基端部は、従動ギア部25の端面にバネ取付片26
を用いて固定されており、板バネ24の外周部は接極子
23の端面にカシメ材27を用いて固定されている。そ
して,コイル28が励磁されない状態では板バネ24は
変形しないため、図4に示すように接極子23とハブ2
2間に空隙S4が確保される。次に、コイル28が励磁
されると、ハブ22の方向に接極子23が吸引されるの
に伴い、図5に示すように板バネ24の外周部が接極子
23の移動に伴って変形されるため、接極子23がハブ
22に吸着される。
はこの実施例の電磁クラッチ21の非連結状態を示した
断面図であり、図5はその電磁クラッチ21の連結作動
状態を示した断面図である。この電磁クラッチ21は、
先の実施例で説明した電磁クラッチ1と基本構成は同じ
であるが、先の実施例の電磁クラッチ1の場合、ハブ5
と接極子8間の空隙S1を確保するために第1のベアリ
ング4と第2のベアリング6のセンタリング機能を利用
していたのに対して、図4、図5に示した電磁クラッチ
21の場合は、ハブ22と接極子23間の空隙S4を確
保するため、板バネ24を用いたものである。板バネ2
4の基端部は、従動ギア部25の端面にバネ取付片26
を用いて固定されており、板バネ24の外周部は接極子
23の端面にカシメ材27を用いて固定されている。そ
して,コイル28が励磁されない状態では板バネ24は
変形しないため、図4に示すように接極子23とハブ2
2間に空隙S4が確保される。次に、コイル28が励磁
されると、ハブ22の方向に接極子23が吸引されるの
に伴い、図5に示すように板バネ24の外周部が接極子
23の移動に伴って変形されるため、接極子23がハブ
22に吸着される。
【0013】以上のように構成された電磁クラッチ21
の第1のベアリング29と第2のベアリング30は共
に、シ−ルタイプのボ−ルベアリングが用いられるた
め、ハブ22と接極子23と空隙S4から成る連結部に
対して、本体部31と、第2のベアリング30と、従動
ギア部25と、第1のベアリング29と、ハブ22と、
被動軸32とにより密閉構造が形成されることから、電
磁クラッチ21の外側から上記連結部に対するギアのグ
リス等の異物の侵入が防止される。尚、先の実施例、及
び後の実施例共、コイル13,28が励磁された場合、
接極子8,23がハブ5,22に吸引されるように構成
されているが、ハブ5,22が接極子8,23に吸引さ
れるものであっても、同様の効果がある。
の第1のベアリング29と第2のベアリング30は共
に、シ−ルタイプのボ−ルベアリングが用いられるた
め、ハブ22と接極子23と空隙S4から成る連結部に
対して、本体部31と、第2のベアリング30と、従動
ギア部25と、第1のベアリング29と、ハブ22と、
被動軸32とにより密閉構造が形成されることから、電
磁クラッチ21の外側から上記連結部に対するギアのグ
リス等の異物の侵入が防止される。尚、先の実施例、及
び後の実施例共、コイル13,28が励磁された場合、
接極子8,23がハブ5,22に吸引されるように構成
されているが、ハブ5,22が接極子8,23に吸引さ
れるものであっても、同様の効果がある。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、駆動部か
らの駆動力が伝達されたときに駆動される従動部と被動
部間に設けられた第1のベアリングと、従動部と本体部
間に設けられた第2のベアリングを共にシ−ルタイプの
ベアリングとしたため、本体部と第2のベアリングと従
動部と第1のベアリングとハブと被動部により密閉構造
が簡単に形成されることから、ハブと接極子間の連結部
に対して電磁クラッチ外部からギアのグリス等の異物が
侵入することが防止され、異物の侵入によるクラッチ動
作不良を防止することができるという効果がある。
らの駆動力が伝達されたときに駆動される従動部と被動
部間に設けられた第1のベアリングと、従動部と本体部
間に設けられた第2のベアリングを共にシ−ルタイプの
ベアリングとしたため、本体部と第2のベアリングと従
動部と第1のベアリングとハブと被動部により密閉構造
が簡単に形成されることから、ハブと接極子間の連結部
に対して電磁クラッチ外部からギアのグリス等の異物が
侵入することが防止され、異物の侵入によるクラッチ動
作不良を防止することができるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例の破断斜視図である。
【図2】電磁クラッチの非作動時の状態を示した断面図
である。
である。
【図3】電磁クラッチの作動時の状態を示した断面図で
ある。
ある。
【図4】他の実施例の電磁クラッチの非作動時の状態を
示した断面図である。
示した断面図である。
【図5】他の実施例の電磁クラッチの作動時の状態を示
した断面図である。
した断面図である。
【図6】シ−ルタイプのボ−ルベアリングの断面構造図
である。
である。
【図7】他のシ−ルタイプのボ−ルベアリングの断面構
造図である。
造図である。
1 電磁クラッチ 2 駆動ギア 3 従動ギア 4 第1のベアリング 5 ハブ 6 第2のベアリング 7 本体部 8 接極子 9 被動軸 12 ステ−タ 13 コイル S1 空隙
Claims (1)
- 【請求項1】 本体部に取り付けられるとともにコイル
が巻装され、そのコイルが励磁されたときの磁気通路を
形成するステ−タと、所定の空隙を介して前記ステ−タ
とともに前記磁気通路を形成するハブと、そのハブに一
体的に取り付けられた被動部と、外部からの駆動力が伝
達される駆動部により回転駆動される従動部と、前記ハ
ブと所要の空隙を介して前記従動部に取り付けられ、前
記コイルの励磁による磁気が通過したとき前記ハブに磁
気的に吸着されて前記従動部からの回転駆動力を前記被
動部に伝達する接極子と、前記被動部と前記従動部間に
取り付けられた第1のベアリングと、前記従動部と前記
本体部間に取り付けられた第2のベアリングとを備えた
電磁クラッチにおいて、 前記第1のベアリング及び第2のベアリングをシ−ルタ
イプのベアリングとしたことを特徴とする電磁クラッ
チ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3119205A JPH0694051A (ja) | 1991-04-23 | 1991-04-23 | 電磁クラッチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3119205A JPH0694051A (ja) | 1991-04-23 | 1991-04-23 | 電磁クラッチ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0694051A true JPH0694051A (ja) | 1994-04-05 |
Family
ID=14755535
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3119205A Pending JPH0694051A (ja) | 1991-04-23 | 1991-04-23 | 電磁クラッチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0694051A (ja) |
-
1991
- 1991-04-23 JP JP3119205A patent/JPH0694051A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0013175B1 (en) | Electromagnetic clutch | |
| EP2732176B1 (en) | Rotational coupling device with flux leakage path insulator | |
| JP3125160B2 (ja) | 電磁継手用アーマチュア・アセンブリ | |
| KR100530579B1 (ko) | 중앙 포올을 갖는 맥 정지 클러치 | |
| US4681197A (en) | Electromagnetic clutches and brakes | |
| US4973870A (en) | Electromagnetic clutch with flux-equalized rotating member | |
| US5059842A (en) | Electromagnetic clutch with grooved friction surface | |
| JPH07293594A (ja) | クラッチ装置 | |
| JP2009180267A (ja) | 電磁クラッチ | |
| JP3294673B2 (ja) | シャフトレス薄型モータ | |
| JPH10336998A (ja) | 磁気継手 | |
| JPH0694051A (ja) | 電磁クラッチ | |
| US4892176A (en) | Electromagnetic clutch having high torque transfer | |
| EP0249489A3 (en) | Electromagnetic clutch | |
| JPH0751973B2 (ja) | 電磁制御ばねクラッチ機構 | |
| JP3057320B1 (ja) | 磁気吸引式連結装置 | |
| JPH1047383A (ja) | 電磁クラッチ | |
| US12203519B1 (en) | Rotational coupling device with bearing shield | |
| JP2007127257A (ja) | 電磁駆動装置及びこれを用いたトルク伝達装置 | |
| JPH0538425U (ja) | 電磁クラツチ | |
| JP2565134Y2 (ja) | 電磁スプリングクラッチ | |
| JP2522125Y2 (ja) | 電磁連結装置 | |
| JPH0625720Y2 (ja) | 電磁クラツチのアーマチユア組立体 | |
| EP0249490A2 (en) | Yoke locking mechanism for electromagnetic clutches | |
| JPS6311394Y2 (ja) |