JPH0694076B2 - アルミニウム合金クラッド材の溶接方法 - Google Patents

アルミニウム合金クラッド材の溶接方法

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JPH0694076B2
JPH0694076B2 JP4667090A JP4667090A JPH0694076B2 JP H0694076 B2 JPH0694076 B2 JP H0694076B2 JP 4667090 A JP4667090 A JP 4667090A JP 4667090 A JP4667090 A JP 4667090A JP H0694076 B2 JPH0694076 B2 JP H0694076B2
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welding
skin material
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welded
skin
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真一 ▲吉▼延
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株式会社日本アルミ
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、アルミニウム合金クラッド材を突き合わせて
溶接する方法に関するものである。
(従来の技術) アルミニウムは酸に対する耐蝕性、特に耐硝酸性に優れ
ているため、硝酸タンクの材料によく用いられている。
しかしアルミニウムは機械的強度が弱いため、強度を必
要とする場合、例えば大型タンクを構成する場合には単
独で用いるのに適さない。そこでそのような場合には、
機械的強度の強いアルミニウムを含む合金、例えばAl−
Mg系合金と、アルミニウムとをクラッドした材料、即ち
「アルミニウム合金クラッド材」が用いられるようにな
ってきた。この材料は、アルミニウムを含む合金からな
る芯材とアルミニウムからなる皮材とが貼り合わされて
なるものである。
ところで上述のアルミニウム合金クラッド材を用いて、
例えばタンクの鏡板を構成するには、一般にアルミニウ
ム合金クラッド材からなる複数枚の板を突き合わせ、そ
の突き合わせ部を溶接して構成する。そしてその溶接法
として従来はMIG溶接法が用いられていた。第4図、第
5図はMIG溶接法による溶接の工程を示す図である。図
において、1はアルミニウムからなる皮材、2はAl−Mg
系合金からなる芯材であり、皮材1の突き合わせ部には
皮材1の厚さの半分以上の深さを有する開先1aが、また
芯材2には芯材2の厚みと同じ深さの開先2aが形成され
ている。そしてこのMIG溶接法では、例えばCuからなる
裏当材3を用いて、第5図に示すように皮材1側からa
部分を溶接し、次いで芯材2側からb、c、…f部分と
順次溶接していた。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら上述のMIG溶接法では、厚さ方向に対して
不均一な幅を有する溶け込み形状となるために溶接変形
が生じ易く、また気孔等の溶接欠陥も生じ易い。しかも
裏当材3を用いる必要があるので、手間がかかり、裏当
材3が水分を含んでいるような場合にはガスが発生し、
これによっても溶接欠陥が生じるという問題があった。
本発明は、アルミニウム合金クラッド材を突き合わせて
溶接する方法であって、溶接変形、溶接欠陥が生じるの
を防止でき、しかも裏当材を不要とできる方法を提供す
ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、アルミニウムを含む合金からなる芯材とアル
ミニウムからなる皮材とが貼り合わされてなるアルミニ
ウム合金クラッド材を突き合わせて溶接する方法におい
て、芯材の突き合わせ部に皮材の芯材側の面が所定の幅
で露出する深さの開先を形成し、まず皮材の突き合わせ
部を皮材側からDCSP−TIG溶接法を手動により行なって
溶接し、次いで芯材の突き合わせ部を芯材側からMIG溶
接法により溶接するようにしたものである。
芯材としては、例えばA5052、A5083等のAl−Mg系合金が
用いられ、皮材としては、例えばA1050、A1070等の純ア
ルミニウムが用いられる。
芯材の開先は60度の角度の外開き形状に形成するのが好
ましく、開先底部に露出させる皮材の芯材側の面の幅
は、皮材の溶け込み部の底部の幅より広い方が好まし
い。
DCSP−TIG溶接法とは、被溶接物(ここでは皮材)と陽
極とし、トーチに保持されたタングステン電極を陰極と
し、ヘリウム、アルゴン等の不活性ガスの雰囲気中で、
タングステン電極と被溶接物との間にアークを発生さ
せ、その熱で溶加材を溶かして被溶接物を溶接する方法
である。ここでは皮材の突き合わせ部に開先を形成せ
ず、又は形成しても浅い深さのものとし、溶加材を用い
ないで、被溶接物を溶かして溶接する。また被溶接物が
溶け過ぎていないかどうかを目測により表面側の溶け込
み部の幅に基づいて判断しながらDCSP−TIG溶接法を手
動で行なう。例えば溶け込み部の幅が広くて溶け過ぎて
いると判断した場合には、タングステン電極を手動によ
り皮材に近づける。
(作用) 芯材の開先底部には皮材の芯材側の面が露出ししている
ので、皮材を溶接する際に芯材が皮材に流れ込んで皮材
と混合することは殆んどない。従って皮材の有する耐蝕
性、特に耐硝酸性が劣化することはない。
またDCSP−TIG溶接法による皮材の溶接を手動で行なう
ので、皮材の溶け具合に対応したタングステン電極と皮
材との間隔の調整は、容易且つ迅速に行ない得ることと
なる。従って皮材の溶け過ぎが生じることはなく、この
ため溶接欠陥が生じることはなく、また裏当材が不要と
なる。なおDCSP−TIG溶接法を自動で行なった場合に
は、手動の場合のような迅速な調整は行ない得ないの
で、裏当材を必要とする。
(実施例) 第1図に示すアルミニウム合金クラッド材の突き合わせ
部を溶接した。第1図において、皮材1はA1050又はA10
70のアルミニウムからなり、芯材2はA5052又はA5083の
Al−Mg系合金からなっており、皮材1は厚さ5mm、芯材
2は厚さ20mmである。皮材1と芯材2は熱圧着により貼
り合わされている。皮材1には開先1bが90度の角度で外
開きに形成されており、その深さは2mmである。芯材2
には開先2bが60度の角度で外開きに形成されており、開
先2bの底部には皮材1の芯材2側の面2cが露出してい
る。その露出部の幅wは3mmである。
まず皮材1の突突き合わせ部(溶接部)の前処理を行な
った。即ち、有機溶剤で開先1bの脱脂処理を行なった
後、カッター等により開先1bの面の表面酸化被膜を除去
し、次いで更に開先1bの脱脂処理を行なった。なお溶接
前に仮付を行なってもよい。
そして皮材1を上にして皮材1の突き合わせ部を第2図
に示すような装置を用いてDCSP−TIG溶接法により溶接
した。第2図において、11はトーチ、12はトーチ11に保
持されたタングステン電極、13はヘリウム、アルゴン等
の不活性ガスである。DCSP−TIG溶接法については前述
した通りであり、手動によりトーチ11を移動させながら
行なった。タングステン電極12と皮材1との間隔は、突
き合わせ部が溶け過ぎていないかどうかを目測により表
面側の溶け込み部の幅に基づいて判断しながら迅速に調
整した。この溶接は、第3図のa部分、次いでb部分と
いうように2回行なった。この時の溶接条件は、概ね次
の範囲とした。
電 流 250〜360A 電 圧 26 〜34V 電極移動速度 250〜550mm/分 ガス流量 15〜20/分 次に芯材2を上にして芯材2の突き合わせ部を通常のMI
G溶接法により溶接した。この溶接は第3図に示すよう
に、c、d……i部分というように7回行なった。
こうして溶接された部分には、溶接変形、溶接欠陥は生
じていなかった。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば; (1)芯材2の開先2b底部に皮材1の芯材2側の面2cを
所定の幅だけ露出させたので、皮材1を溶接する際に、
芯材2が皮材1に流れ込むことによって芯材2と皮材1
とが混合するのを防止できる。従って皮材1の溶接によ
る耐蝕性の劣化を防止できる。
(2)DCSP−TIG溶接法による皮材1の溶接を手動で行
なうようにしたので、皮材1が溶け過ぎている場合には
タングステン電極12を皮材1に容易且つ迅速に近づける
ことができる。従って皮材1の溶け過ぎによる溶接欠陥
の発生を防止でき、また裏当材を不要にして溶接作業を
簡素化できる。またDCSP−TIG溶接法では、厚さ方向に
対して均一な幅を有する溶け込み形状が得られるので、
溶接変形が生じるのも防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法により溶接するアルミニウム合金
クラッド材の突き合わせ部を示す断面図、第2図は第1
図のクラッド材をDCSP−TIG溶接する際の模式部分断面
図、第3図は第1図のクラッド材をDCSP−TIG溶接する
際の工程を示す断面図、第4図はMIG溶接法により溶接
するアルミニウム合金クラッド材の突き合わせ部を示す
断面図、第5図は第4図に示すクラッド材をMIG溶接す
る際の工程を示す断面図である。 1……皮材、1a、1b……開先、2……芯材、2a、2b……
開先、3……裏当材、12……タングステン電極

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アルミニウムを含む合金からなる芯材とア
    ルミニウムからなる皮材とが貼り合わされてなるアルミ
    ニウム合金クラッド材を突き合わせて溶接する方法にお
    いて、芯材の突き合わせ部に皮材の芯材側の面が所定の
    幅で露出する深さの開先を形成し、まず皮材の突き合わ
    せ部を皮材側からDCSP−TIG溶接法を手動により行なっ
    て溶接し、次いで芯材の突き合わせ部を芯材側からMIG
    溶接法により溶接したことを特徴とするアルミニウム合
    金クラッド材の溶接方法。
JP4667090A 1990-02-26 1990-02-26 アルミニウム合金クラッド材の溶接方法 Expired - Lifetime JPH0694076B2 (ja)

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