JPH0694119B2 - 穿孔装置 - Google Patents

穿孔装置

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JPH0694119B2
JPH0694119B2 JP15357592A JP15357592A JPH0694119B2 JP H0694119 B2 JPH0694119 B2 JP H0694119B2 JP 15357592 A JP15357592 A JP 15357592A JP 15357592 A JP15357592 A JP 15357592A JP H0694119 B2 JPH0694119 B2 JP H0694119B2
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circuit board
printed circuit
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holding
punch
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Inventor
隆 土田
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ユーエイチティー株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プリント基板におけ
るミシン目部分を打抜く穿孔装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、IC等のチップを装着したプリン
ト基板を得るには、まず、ベースプリント基板の片面若
しくは両面に電装チップを取付け装着し、その後上記し
たベースプリント基板からプリント基板の外形を打抜い
て製品としている。上記したベースプリント基板には製
品となるプリント基板の外形を描くようにミシン目加工
が施してあり、このミシン目より内側に電装部品が取り
付けられる実装プリント基板を構成し、また、ミシン目
より外側に打抜き加工を行なう際の支持部分となる外枠
を形成してある。そして、上記したミシン目の連結部分
を打抜いて切断することにより、製品となる実装プリン
ト基板を外枠から分離させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、上記したように
ミシン目の連結部分を打抜くにはベースプリント基板の
ミシン目に合わせた打抜き金型を用意し、一回のプレス
にてミシン目の数カ所に設けられた連結部分を打抜いて
切断している。しかし、最近においてはプリント基板の
モデルチェンジが短いサイクルにて行なわれるため、モ
デルチェンジの度に高価で且つ制作に時間のかかる打抜
き金型を新たに用意する必要があり、製品の納期管理や
コストへの対応が非常に大変であった。
【0004】本発明は、上記した従来事情に鑑みなされ
たものであり、ベースプリント基板のミシン目パターン
の変更に容易に対応することのできるミシン目の打抜き
手段を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
為に本発明の穿孔装置は、軸状のパンチをダイに対して
連続的に打動するパンチングマシンと、被加工物となる
プリント基板を上記パンチとダイとの間に設定した基準
面上において保持する保持手段と、該保持手段と上記パ
ンチングマシンとの少なくとも一方を上記した基準面を
基準としてX方向及びこれと直交するY方向へ移動自在
に支持する送り機構と、この送り機構の動作制御を行な
う制御部とを備え、前記制御部は、送り機構によりパン
チングマシンと保持手段の少なくとも一方をX及びY方
向へ向けて設定量ずつ移動させながら、パンチングマシ
ンのパンチと保持手段により保持されるプリント基板と
の相対的位置関係を制御することにより、連続打動する
パンチをプリント基板のミシン目上に沿って移動せしめ
るXY制御手段を備えてなるものである。
【0006】また、請求項2の穿孔装置は、保持手段に
より保持するプリント基板が、ミシン目により囲んだ部
分に実装部品を取り付けてなるベースプリント基板であ
って、そのベースプリント基板内のミシン目により囲ま
れる実装プリント基板部分を下から接離可能に支える支
持体と、この支持体と協動して上記ミシン目より外側に
形成される外枠を両側から接離可能に保持する保持腕と
により保持手段を構成したものである。
【0007】さらに上記した穿孔装置は、ベースプリン
ト基板を搬入手段により打抜き加工位置に搬入し、該ベ
ースプリント基板のミシン目を打抜いて同プリント基板
をミシン目より内側の実装プリント基板とミシン目より
外側の外枠とに分離した後、上記実装プリント基板を搬
出手段により打抜き加工位置から搬出する加工ラインの
打抜き加工位置に設置するとよい。
【0008】
【作用】以上の手段によれば、パンチングマシンは軸状
のパンチを備え、このパンチをダイに対して連続打動す
る。上記したパンチとダイとの間には基準面が構成さ
れ、保持手段により保持されるプリン基板は上記した基
準面上に位置する。また、上記したパンチングマシンと
保持手段との少なくとも一方は送り機構によりXおよび
Y方向へ向けて移動自在に支持されている。そして、上
記送り機構の動作制御を行なう制御部のXY制御手段
は、パンチングマシンと保持手段との少なくとも一方を
X及びY方向へ設定量ずつ移動させながら、基準面上に
おいて保持されるプリント基板とパンチの少なくとも一
方におけるXおよびY方向への移動量を制御し、これに
より両者、即ち連続打動するパンチとプリント基板との
間の相対的位置関係を任意に制御する。これによれば、
パンチの打動位置がプリント基板の所定の線上に沿って
移動され、軸状のパンチにより打抜かれた孔が連続的に
繋がって線状に打抜かれる。
【0009】また、請求項2のものは、保持手段の支持
体によりベースプリント基板内の実装プリント基板部分
を下から接離可能に支えると同時に、同保持手段の保持
腕によって上記ベースプリント基板の外枠部分を両側か
ら接離可能に保持することにより、プリント基板である
ベースプリント基板を基準面上において保持する。ミシ
ン目の打抜きが終了すると、ベースプリント基板が実装
プリント基板と外枠とに分離する。そして、打抜き加工
により分離した実装プリント基板は保持手段の支持体に
より下から支えられ、また外枠は保持腕により両側から
保持されている。従って、製品となる実装プリント基板
は打抜き加工後、即座に上方へ取り上げて次行程に移行
させることが可能であり、また、屑材となる外枠は保持
腕及び支持体を離間させることによりより落下して回収
される。
【0010】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、パンチン
グマシンのパンチと保持手段により保持されるプリント
基板との少なくとも一方を送り機構により移動自在に支
持し、XY制御手段の制御により基準面上においてX及
びY方向へ設定量ずつ移動させながら、パンチとプリン
ト基板との間の相対的な位置関係を制御することによ
り、連続打動するパンチでプリント基板のミシン目上を
線状に打抜くものである。従って、プリント基板のモデ
ルチェンジに伴ってミシン目のパターンが変更されて
も、XY制御手段にて行なう打抜き位置の制御を変更す
るだけで容易に対応することができる。また、従来用い
ていた打抜き金型が不要となるので、金型を制作する時
間やコストを削減することができる。
【0011】請求項2の穿孔装置は、保持手段の支持体
と保持腕とにより実装部品を取り付けたベースプリント
基板の実装プリント基板と外枠とを別々に支持するよう
に構成したものであるから、ミシン目の打抜き加工を行
なった後に、製品となる実装プリント基板の取り上げ
と、屑材となる外枠の回収を能率的に行なうことができ
る。
【0012】また、上記した穿孔装置は、搬入手段によ
りベースプリント基板を打抜き位置に搬入し、該ベース
プリント基板のミシン目を打抜き加工し、外枠から分離
された実装プリント基板を搬出手段により打抜き位置か
ら搬出する加工ラインに設置したものであるから、穿孔
装置に対するベースプリント基板の搬入、搬出を自動化
してミシン目打の抜き加工をより能率的に行なうことが
できるようになる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施を図面に基づいて説明
する。
【0014】図1乃至図8にて示す穿孔装置は、ベース
プリント基板aのミシン目a3をパンチングマシン10
より打抜いて切断することにより、上記ベースプリント
基板aから製品となる実装プリント基板a1を抜き出す
ものである。尚、上記したベースプリント基板aは裏表
両面にIC等の実装部品a4を取り付けて構成してあ
る。実装部品a4は、環状に形成したミシン目a3の内
側に取付けてあり、このミシン目a3より内側の部分が
製品である実装プリント基板a1となり、また、ミシン
目a3より外側が打抜き加工時に支持する外枠a2とな
る。
【0015】図1にて示す様に、穿孔装置はベースプリ
ント基板aのミシン目a3を打抜くパンチングマシン1
0と、上記ベースプリント基板aをパンチングマシン1
0の下で保持する保持手段30、及び、上記したパンチ
ングマシン10と保持手段30を水平面上においてX方
向、Y方向へ向けて各々移動させる送り機構50a,5
0bを備えている。
【0016】図2乃至図4にて示すように、パンチング
マシン10は略コ形の本体アーム13の上側端部に断面
円形の軸状パンチ11を設けると共に、アーム13の下
側端部にパンチ11を受けるダイ12を設けてなり、上
記したパンチ11をダイ12に対して垂直に打降ろすよ
うに構成してある。軸状のパンチ11は円形の孔を打抜
くように断面円形に形成してあり、ガイド筒15に対し
て上下摺動自在に内挿されるチャック14の下端に対し
て着脱可能に挿着してある。本体アーム13の上部に設
けられる駆動モータ16はパンチ11の駆動源であり、
その駆動力によりクランク軸17を回転させることによ
り、上下摺動自在に支持される連結ロッド18を連続的
に上下動させ、この上下駆動で前記したチャック14を
上下動させることによりパンチ11がダイ12に対して
連続打動するように構成してある。
【0017】上記したパンチ11の駆動機構は、ケース
19の内部に収納する形で取付支持してあり、このケー
ス19を摺動ガイド20を介して本体アーム13の上側
端部に対して上下摺動自在に取付支持してある。また、
本体アーム13の上側端部内にはシリンダ室21を形成
すると共に、このシリンダ室21内にピストンロッド2
2を摺動自在に挿着し、該ピストンロッド22の上端を
前記ケース19の一端に連結してある。そして、本体ア
ーム13内を通過する通気路23a,23bを介して上
記シリンダ室21の上端及び下端に圧搾空気を供給する
ことにより、上記ピストンロッド22を進退動させてケ
ース19及びパンチ11を昇降動させるように構成して
ある。
【0018】一方、上記したパンチ12を受けるダイ1
2は軸芯部に沿ってパンチ11と同形の孔を貫通させて
構成した軸状体であり、本体アーム13の下側端部を垂
直に貫通する形で装着されている。本体アーム13の下
側端部内には前記したものと同様なシリンダ室24が形
成してあり、その内部にピストン25が上下摺動自在に
嵌装してある。上記したピストン25はリング状に形成
してあり、その中孔部にダイ12を嵌着して固定してあ
る。従って、上記したダイ12は、通気路26a,26
bから圧搾空気を供給することによりピストン25共に
昇降動する。また、上記したパンチ11とダイ12の昇
降動は後述する制御部からの動作制御によって連係して
行なわれるものであり、図4にて示すように両者11,
12が互いに接近してプリント基板aを挟む形でパンチ
11の連続打動が行なわれ、両者11,12間にて保持
されるベースプリント基板aを打抜く。また、パンチ1
1によって打抜かれた基板aのチップはダイ12の中孔
部を通過してダイ12の下端に接続されるホース12a
内を落下して所定の収納箱(図示せず)に回収される。
【0019】以上のように構成されるパンチングマシン
10は、図1にて示すように穿孔装置の本体1に対して
水平に取り付けられるスライドベット2の上にスライド
自在に設置してある。そして、本体アーム13と一体化
する13a螺合部13aを駆動モータ3によって回転す
る駆動ねじ3aと螺合させることにより、駆動モータ3
の回転駆動に伴ってパンチングマシン10が上記したス
ライドベツト2に沿って水平移動するようになってい
る。上記したスライドベット2、駆動ネジ3a、駆動モ
ータ3はパンチングマシン10をY方向へ向けて移動せ
しめる送り機構50aを構成している。図5乃至図8
は、穿孔装置本体1上において上記したパンチングマシ
ン10と対面する形で設置される保持手段30を示して
いる。
【0020】保持手段30は図5にて示すようにベース
プリント基板aを両側から挟持する一対の保持腕31
a,31bと、ベースプリント基板aの実装プリント基
板a1部分を下から支える一対の支持体32a,32b
とから構成してある。保持腕31a,31bはベースプ
リント基板aを両側から挟持することにより、基板aを
パンチングマシン10のパンチ11とダイ12との間に
設定される水平基準面c上において保持するものであ
り、後述する支持台33a,33bに基端部を支持し
て、先端側がパンチングマシン10側へ向けて2本平行
に突出するように設けてある。上記した保持腕31a,
31bを取付支持する支持台33a,33bは、装置本
体1上においてパンチングマシン10のスライドベット
2と直交するように設けたスライドベット4の上に沿っ
てスライド自在に設置される。そして、各々の支持台3
3a,33bから一体に突出する螺合部36a,36b
に駆動モータ35の駆動により回転する駆動ねじ35a
を貫通させて螺合させてある。これによれば、駆動モー
タ35により駆動ねじ35aを回転駆動させると、駆動
ねじ35aと螺合する螺合部36a,36bが回転する
駆動ネジ35aに沿って移動し、両支持台33a,33
bが一定の間隔を保ちながら同方向に同量ずつ移動す
る。上記したスライドベツト2、駆動ねじ35a駆動モ
ータ35は保持手段30をX方向へ向けて移動自在に支
持する送り機構50bを構成している。
【0021】上記した両支持台33a,33bは図5及
び図6にて示すように中空のボックス形に形成され、そ
の内部に保持腕31a,31bの基端部が入り込んでい
る。保持腕31a,31bの基端部下面には摺動体38
が取り付けてけてあり、この摺動体38を支持台33
a,33b内において前記スライドベット4と同方向へ
向けて2本平行に設けたガイドレール39間に対して摺
動自在に係合させてある。これにより保持腕31a,3
1bは上記したガイドレール39に沿って摺動可能に支
持される。また、上記した保持腕31a,31bの基端
には支持台33a,33bの内部に設けたシリンダ40
の一端が連結してあり、このシリンダ40の伸縮作動に
より両保持腕31a,31bがガイドレール39上を摺
動し、上記シリンダ40のストロークの範囲で相互に接
近及び離間するようになっている。
【0022】図5にて示すように、両保持腕31a,3
1bの先端部内側面には各々挟持体34を2個ずつ間隔
をおいて取り付けてある。また、図8にて示すように上
記した各挟持体34の内側面には断面略く形の挟持溝3
4aが凹設してある。そして、上記したようにシリンダ
40の作動により両保持腕31a,31bを接近させた
際に、挟持溝34a内にベースプリント基板aの両側縁
部を差し込むまれることにより、ベースプリント基板b
を両保持腕31a,31bの間に挟持するように構成し
てある。上記した各挟持体34の挟持溝34aは、パン
チ11とダイ12との間に設定される水平基準面cにレ
ベルを合わせてあり、これにより両保持腕31a,31
bに挟持されるベースプリント基板aが水平基準面c上
において保持される。
【0023】また、両保持腕31a,31bの先端部か
ら突出させた軸41にはベースプリント基板a両側部の
角部に当接する弾性片41aを設けてある。上記した弾
性片41aはベース基板a両側の角部に対して外側から
弾性的に当接するものであって、これにより両挟持溝3
4a間において挟持されるベースプリント基板aを保持
腕31a,31bの基端側に突設した当接面42に対し
て当接せしめ、ベースプリント基板aが両保持腕31
a,31b間における所定の位置にて保持される。
【0024】一方、ベースプリント基板aの実装プリン
ト基板a1部分を下から支える支持体32a,32b
は、基端を前記した支持台33a,33bにて支持され
る回転杆43と、該回転杆43から内側へ向けて2本ず
つ突出する受け杆44とからなる。上記した回転杆43
及び受け杆44には各々長孔43a,44aが開孔して
あり、この両長孔43a,44a間にねじ44bを挿着
して締め付けることにより共締めしている。従って上記
したねじ44緩めることにより受け杆44を長孔43
a,44aに沿ってずらしながら、受け杆44相互の間
隔や内側への突出量を調節できるようになっている。
【0025】図5及び図8にて示すように、上記した両
回転杆43の基端は支持台33a,33b内において軸
支される支軸45に対して接続してある。図5及び図7
にて示すように支軸45には歯車47が取り付けてあ
り、この歯車47をシリンダ48のピストンロッド48
aに沿って形成したラック49に対して歯合させてあ
る。従って、上記したシリンダ48をピストンロッド4
8aを伸動若しくは縮動させることにより、ラック49
と歯車47の歯合を介して軸45および回転杆43が回
動し、ベースプリント基板aを下から支える状態の受け
杆44が略90゜の範囲で下へ向けて回動し、また、元
の状態に復帰する様に構成してある。
【0026】尚、上記した保持手段130は、挟持体3
4、弾性片34及び受け杆44によってベースプリント
基板aの保持と位置決めとを行なっているが、図6にて
示す保持手段130のように構成することもできる。上
記した保持手段130は、ベースプリント基板aの周囲
3方を囲むコ形の枠体131の両側に前記したものと同
様な受け杆144を回動可能に設けると共に、枠体13
1の残る一辺部に昇降且つ進退可能に作動する2本の位
置決め杆132を設けてある。上記した位置決め杆13
2の先端部にはピン133を突出してあり、このピン1
33をベースプリント基板aの外枠部分に穿設した位置
決め孔a5に嵌合させることより、ベースプリント基板
aの位置決め保持とを行なうように構成してある。
【0027】ところで、前記したようにパンチングマシ
ン10をスライドベット2に沿って移動させる送り機構
50aの駆動モータ3と、保持手段30の両保持腕31
a,31bをスライドベット4に沿って移動させる送り
機構50bの駆動モータ35、さらに保持腕31a,3
1bを開閉させるシリンダ40、支持体32a,32b
の回動を行なうシリンダ48、パンチングマシン10の
駆動モータ16等は、マイクロコンピュータにより構成
される制御部(図示せず)と各々電気的に連絡してお
り、上記した各駆動モータの作動タイミングや作動量は
制御部からの電気信号に基づいて制御される。
【0028】マイクロコンピュータからなる制御部は、
XY制御部(図示せず)を内蔵している。XY制御部は
ステッピングモータである駆動モータ35及び駆動モー
タ3の回転値を定量的に制御することにより、保持腕3
1a,31b及びパンチングマシン10を相互に直交す
るスライドベット4,2の上に沿って所定量ずつ水平移
動させるものである。また、上記したようにスライドヘ
ッド4,2上に沿って行なわれる保持腕31a,31b
及びパンチングマシン10水平移動は、前記制御部のX
Y制御部によって水平基準面c上に設定されるX及びY
方向の座標と対応している。また、上記したXY制御部
はベースプリント基板aのミシン目a3のパターンに基
づいて設定する打抜き位置のデータをXY座標に置き換
えて記憶しており、このデータに基づいて駆動モータ3
5及び駆動モータ3の回転値を各々に制御する。これに
よれば、パンチングマシン10のパンチ11と保持腕3
1a,31bにより挟持されるベースプリント基板aと
の間における相対的な位置関係を水平基準面c上に設定
されるXY座標を基準として正確に定め、パンチ11を
ベースプリント基板a上における任意の線上沿って移動
させることが可能となる。その結果、連続打動するパン
チ11をベースプリント基板aに形成されるミシン目a
3上に沿って移動させることができるようになる。
【0029】図9はベースプリント基板aに形成される
ミシン目a3の連結部を示している。そして、前記した
XY制御部からの制御によりパンチ11をミシン目a3
の連結部上に位置させ、連続打動させながらミシン目に
沿って移動させることにより、図9(a)(b)(c)
のようにパンチ11の連続打動により開けられる丸孔同
士を連続させてミシン目a3の連結部分を線状に切断す
ることができる。尚、上記したパンチ11の断面は円形
の他に四角形や多角形であっても、同様に切断すること
ができる。上記したミシン目a3の連結部分は適宜な間
隔をおいて数カ所に設けられているが、ベースプリント
基板a上における各連結部分の位置を前記XY制御部に
対して予め設定しておくことにより、パンチ11がミシ
ン目a3の各連結部分の間を順次移動しながら連続打動
し、ミシン目a3の各連結部分を線状に打抜いて外枠a
2から実装プリント基板a2を打抜く。
【0030】次ぎに、上記したように構成した穿孔装置
を加工ライン中に設置した場合に基づいて各部の動作説
明をする。図10は上記した穿孔装置100をベースプ
リント基板aの搬入装置101と搬出装置102との間
に設置した状態を示している。搬入装置101はベース
プリント基板aを順次搬入するコンベア103と移動可
能なバキュウムパット104から構成され、また、搬出
装置102は移動可能なバキュウムパット106にて構
成してある。
【0031】図11(a)〜(e)はベースプリント基
板aの搬入、打抜き加工、搬出行程を順に示している。
【0032】コンベア103は前行程から載せられた基
板aを終端まで移送する。バキュウムパッド104はコ
ンベア103の終端上のベースプリント基板aを吸引し
て取り上げ、レール105に沿って移動して、穿孔装置
100の保持腕31a,31bに対して基板aを供給す
る(図11−a)。尚、上記した状態において保持腕3
1a,31bはスライドベット4の一端に位置してお
り、これによりパンチングマシン10との間に必要な距
離を置いている。
【0033】保持腕31a,31bの直上まで移動した
バキュウムパッド104は降下してベースプリント基板
aを支持体32a,32bの上に載置する。そして、そ
の直後にシリンダ40を縮動させ、開いた状態にあった
両保持腕31a,31bを内側へ向けて移動させて挟持
体34の間にベースプリント基板aを挟持する(図11
−b)。
【0034】次ぎに駆動モータ35の回転駆動により保
持腕31a,31bをスライドベット4上に沿って移動
させ、該保持腕31a,31bにて保持されるベースプ
リント基板aをパンチングマシン10のパンチ11とダ
イ12との間に差し込む(図11−c)。この状態にお
いて保持腕31a,31bによって保持されるベースプ
リント基板aは水平基準面c上における所定の位置にて
保持される。
【0035】その後、XY制御部は予め設定されたミシ
ン目a3連結部の位置設定データに基づいて駆動モータ
3及び35を所定のタイミング、所定の回転値にて駆動
制御する。これに伴ってパンチングマシン10のパンチ
11とベースプリント基板aとが水平基準面c上におい
てX及びY方向へ各々移動し、パンチ11が最初のミシ
ン目a3の連結部の上まで移動される。次ぎに、パンチ
11及びダイ12を図4のように接近させた後、パンチ
11を連続打動させながら連結部上に沿って移動せし
め、図9にて示したようにミシン目a3の連結部を連続
する丸孔で線状に切断する。以後、パンチ11はミシン
目aの第2、第3の連結部の間を次々と移動し、上記と
同様にこれらを切断して行く。尚、パンチ11が連結部
の間を移動する時は、パンチ11とダイ12を離間させ
た状態で移動させる。これは移動の際にパンチ11とダ
イ12がベースプリント基板aの表裏両面に取り付けた
実装部品a4に当るのを防止するための配慮である。
【0036】そして、最後の連結部を切断すると、保持
腕3131a,31bは搬出装置102のバキュウムパ
ット106の直下まで移動する(図11−d)。上記し
たようにミシン目a3の全ての連結部が切断された状態
では、既にベースプリント基板aが実装プリント基板a
1と外枠a2とに分離されている。そして、外枠a2は
両保持腕31a,31b間に保持され、実装プリント基
板a1は支持体32a,32bの受け杆44により下か
ら支えられている。
【0037】次ぎに、搬出装置102のバキュウムパッ
ト106が降下して製品となる実装プリント基板a1を
吸引して取り上げ、レール107に沿って移動して次ぎ
の行程へ向けて搬送される。また、屑材である外枠a2
は保持腕31a,31bを外側へ向けて開くと同時に、
保持体32a,32bを下へ向けて回動させることによ
り落下し、収容箱内に回収される(図11−e)。以
後、保持腕31a,31bとパンチングマシン10とは
図11−aで示した位置まで戻り、次ぎのベースプリン
ト基板aの加工に移行して上記した動作を繰り返す。
【0038】以上説明したように、穿孔装置はベースプ
リント基板aを水平基準面c上において保持し、XY制
御部の制御によりX及びY方向へ向けて所定量ずつ移動
させながら連続打動するパンチ11によりミシン目a3
の各連結部上を線状に打抜くものである。よって、ベー
スプリント基板aのモデルチェンジに伴ってミシン目a
3のパターンが変更されても、XY制御手段にて設定す
るミシン目a3連結部の位置のデータを変更するだけで
容易に対応することができる。また、保持手段30の支
持体32a,32bと保持腕31a,31bとにより実
装部品a4を取り付けたベースプリント基板aの実装プ
リント基板a1と外枠a2とを別々に支持しているの
で、ミシン目a3連結部の打抜きが全て終った後に、製
品となる実装プリント基板a1を搬出装置102のバキ
ュウムパット106により取り上げると共に、屑材とな
る外枠a2を落下させて回収する行程を能率的に行なう
ことができる。
【0039】さらに、図10および図11にて示すよう
にバキュウムバット104,106とレール105,1
07との組み合せにより構成した搬入装置101及び搬
出装置102の間に穿孔装置100を設置することによ
り、穿孔装置100に対するベースプリント基板aの供
給、実装プリント基板a1の搬出を確実に自動化するこ
とができる。
【0040】尚、上記した穿孔装置はXY制御部により
パンチングマシン10のパンチ11をY方向に延びるス
ライドべット2上に沿わせ移動させると共に、保持手段
30にて保持されるベースプリント基板aをX方向に延
びるスライドベット4上に沿って移動させることにより
パンチ11とベースプリント基板aとの間の相対的な位
置関係を制御している。しかし、本発明の主旨によれ
ば、XY制御部によってパンチングマシン10と保持手
段30の少なくとも一方をX及びY方向に移動させるこ
とでパンチ11とベースプリント基板aとの間の相対的
な位置関係を制御してもよく、これによっても、前記し
た実施例と同様にパンチ11をミシン目a3上に沿って
移動させながら連結部を線状に切断することが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実施した穿孔装置を示す正面図。
【図2】 パンチングマシンを示す一部切欠正面図。
【図3】 図2におけるIII −III 線断面図。
【図4】 同パンチングマシンのパンチ部分を示す拡
大断面図。
【図5】 保持手段を示す平面図。
【図6】 保持手段の実施例を示す斜視図。
【図7】 図5におけるVII −VII 線断面図。
【図8】 図5におけるVIII−VIII線断面図。
【図9】 ミシン目の連結部分を示す拡大図。
【図10】 穿孔装置を搬出装置及び搬入装置と共に
設置した状態を示す正面図。
【図11】 穿孔装置の動作状態を示す正面図。
【符号の説明】
a・・・ベースプリント基板 a1・・・実装プリント基板 a2・・・外枠 a3・・・ミシン目 a4・・・実装部品 10・・・パンングマシン 11・・・パンチ 12・・・ダイ 30・・・保持手段 31a,31b・・・保持腕 32a,32b・・・支持体 50a,50b・・・送り機構

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸状のパンチをダイに対して連続的に
    打動するパンチングマシンと、被加工物となるプリント
    基板を上記パンチとダイとの間に設定した基準面上にお
    いて保持する保持手段と、該保持手段と上記パンチング
    マシンとの少なくとも一方を上記した基準面を基準とし
    てX方向及びこれと直交するY方向へ移動自在に支持す
    る送り機構と、この送り機構の動作制御を行なう制御部
    とを備え、前記制御部は、送り機構によりパンチングマ
    シンと保持手段の少なくとも一方をX及びY方向へ向け
    て設定量ずつ移動させながら、パンチングマシンのパン
    チと保持手段により保持されるプリント基板との相対的
    位置関係を制御することにより、連続打動するパンチを
    プリント基板のミシン目上に沿って移動せしめるXY制
    御手段を備えてなる穿孔装置。
  2. 【請求項2】 保持手段により保持するプリント基板
    が、ミシン目により囲んだ部分に実装部品を取り付けて
    なるベースプリント基板であって、そのベースプリント
    基板内のミシン目により囲まれる実装プリント基板部分
    を下から接離可能に支える支持体と、この支持体と協動
    して上記ミシン目より外側に形成される外枠を両側から
    接離可能に保持する保持腕とにより保持手段を構成した
    請求項1記載の穿孔装置。
  3. 【請求項3】 ベースプリント基板を搬入手段により
    打抜き加工位置に搬入し、該ベースプリント基板のミシ
    ン目を打抜いて同プリント基板をミシン目より内側の実
    装プリント基板とミシン目より外側の外枠とに分離した
    後、上記実装プリント基板を搬出手段により打抜き加工
    位置から搬出する加工ラインの打抜き加工位置に設置し
    たことを特徴とする請求項2記載の穿孔装置。
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