JPH069419A - マツエキスの嗜好性改善方法およびこの方法により得られる経口摂取物 - Google Patents

マツエキスの嗜好性改善方法およびこの方法により得られる経口摂取物

Info

Publication number
JPH069419A
JPH069419A JP5112047A JP11204793A JPH069419A JP H069419 A JPH069419 A JP H069419A JP 5112047 A JP5112047 A JP 5112047A JP 11204793 A JP11204793 A JP 11204793A JP H069419 A JPH069419 A JP H069419A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
extract
pine
pine extract
amount
essence
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5112047A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3203572B2 (ja
Inventor
Yukio Uchida
幸夫 内田
Satoshi Iritani
敏 入谷
Toshio Miyake
俊雄 三宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hayashibara Seibutsu Kagaku Kenkyujo KK
Original Assignee
Hayashibara Biochemical Laboratories Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hayashibara Biochemical Laboratories Co Ltd filed Critical Hayashibara Biochemical Laboratories Co Ltd
Priority to JP11204793A priority Critical patent/JP3203572B2/ja
Publication of JPH069419A publication Critical patent/JPH069419A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3203572B2 publication Critical patent/JP3203572B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 マツエキスのヤニ臭や苦味、渋味を解消し、
嗜好性に優れ、かつ、効能、効果を高めたマツエキス含
有経口摂取物の確立を目的とする。 【構成】 本発明は、マツエキスの嗜好性を改善するに
際し、マツエキスに対して、タケエキスおよびウメエキ
スを、固形物当り、それぞれ0.1乃至20倍量および
1乃至200倍量の範囲で含有せしめることを特微とす
るマツエキスの嗜好性改善方法に関し、また、この方法
により得られるマツエキス含有経口摂取物に関する。こ
の経口摂取物は、健康飲食物、養毛剤、抗感受性疾患剤
などとして利用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マツエキスの嗜好性改
善方法およびこの方法により得られるマツエキス含有経
口摂取物に関する。
【0002】
【従来の技術】マツエキスは、各種のマツ、例えば、ア
カマツ、クロマツ、ゴヨウマツ、シナマツ、チョウセン
マツなどの葉、枝、実、マツカサなどを水、またはアル
コールなどにより抽出して調製され、これには、精油、
フラボノイドなどが含まれてお、古くから民間療法薬と
して経口摂取により利用されてきた。
【0003】その主な薬理作用は、血液の循環をよく
し、心臓、肝臓、腎臓などの機能を向上し、高血圧や心
筋梗塞を予防し、食欲増進、疲労の回復促進、免疫増
強、感染予防などである。
【0004】しかしながら、マツエキスは、激しいマツ
ヤニ臭があり、加えて強い苦味、渋味も有しており、経
口摂取する上で大きな欠点になっている。
【0005】これを緩和する方法として、例えば、特公
昭42−3821号公報、特開昭54−41369号公
報、特開昭61−282059号公報、特開昭61−2
89865号公報、特開平1−300880号公報など
に提案されている発酵方法がある。これら発酵方法につ
いて鋭意検討を続けてきたところ、次の欠点のあること
が判明した。
【0006】(1)マツヤニ臭や苦味、渋味などが一部
緩和されるものの、その効果は、なお不充分である。
【0007】(2)発酵中に、マツエキスの有効成分を
変質、劣化、損失することとなり、マツエキス本来の効
能、効果が低減する。
【0008】(3)発酵終了液を濾過精製する工程で、
マツエキスの有効成分が、菌体などに吸着、除去され、
その収量が低減する。
【0009】このため一般的には、マツエキスは、甘味
料で甘味付けする程度で、マツヤニ臭や苦味、渋昧など
を残したまま、これをがまんして利用しているのが現状
である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前記欠点を解消し、嗜
好性が優れ、しかも効能、効果を高めたマツエキス含有
経口摂取物の確立が強く望まれている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記欠点を解
消するためになされたものである。
【0012】本発明者等は、マツエキスの嗜好性を改善
し、その効果、効能を高めたマツエキス含有経口摂取物
の確立を目ざし、民間療法薬として用いられている各種
植物エキスを配合することに着目して鋭意研究を続けて
きた。
【0013】その結果、意外にも、、マツエキスと、そ
れ自体では激しいワラ臭、強い苦味、渋味を有するタケ
エキスおよび激しいコゲ臭、強い苦味、渋味、酸味を有
するウメエキスとの特定割合での併用が本目的に合致す
ることを見いだし、本発明を完成した。
【0014】すなわち、マツエキスに対して、タケエキ
スおよびウメエキスを固形物当り、それぞれ0.1乃至
20倍量および1乃至200倍量含有せしめたマツエキ
ス含有経口摂取物は、マツエキスの嗜好性を著しく向上
させ、その上、マツエキスの効能、効果を増強しうるこ
とを見いだし、本発明を完成した。
【0015】更に、これらタケエキス、ウメエキスに加
えて、水溶性のα−グリコシル ルチンの併用は、本発
明のマツエキス含有経口摂取物の品質、効能、効果を一
段と高めることを見いだし、本発明を完成した。
【0016】本発明に用いるマツエキスは、マツ科植物
の葉、枝、実、マツカサ、樹皮、組織培養物などから抽
出されるエキスであって、その抽出方法は限定されず、
公知の方法を適宜採用すればよい。
【0017】通常は、例えば、特開昭63−21060
号公報に開示されている水やエタノールなどの親水性有
機溶媒による方法、また、例えば、特開平1−2385
32号公報に開示されているアルカリ水による方法など
が採用される。
【0018】必要ならば、例えば、特開昭62−172
096号公報に開示されている二酸化炭素の超臨界状態
の流体による方法を採用してもよい。
【0019】このようにして得られるエキスは、液状、
ペースト状または粉末状であり、その形状は、目的に応
じて適宜選択できる。必要に応じて、市販の松葉エキス
を用いることも有利に実施できる。
【0020】本発明に用いるマツエキスは、タケ、ササ
類植物の葉、枝、根などから抽出されるエキスであっ
て、その抽出方法は限定されず、マツエキスの場合と同
様に公知の方法が適宜採用できる。必要に応じて、市販
の笹エキス、例えば、隈笹熱水抽出濃縮物などを用いる
ことも有利に実施できる。
【0021】本発明に用いるウメエキスは、ウメの果肉
から調製されるエキスであって、その調製方法は限定さ
れず、公知の方法が適宜採用できる。必要に応じて、市
販の梅肉エキス、例えば、梅エキス食品などを用いるこ
とも有利に実施できる。
【0022】本発明に用いるα−グリコシル ルチン
は、ルチンにD−グルコースが等モル以上α−結合した
もので、水溶性に優れ、経口摂取されると、生体内でル
チンとD−グルコースとに分解され、ルチン本来の生理
効果を発揮する。
【0023】α−グリコシル ルチンの調製方法は、特
開平3−58790号公報、特開平3−115292号
公報などに開示されている糖転移酵素による反応方法を
採用すればよい。必要に応じて、市販のα−グリコシル
ルチンを用いることも有利に実施できる。
【0024】なお、このα−グリコシル ルチンが養毛
剤として使用できることは、特開平4−46112号公
報に開示されている。
【0025】本発明のマツエキス含有経口摂取物は、本
発明の目的が達成できるものであればよく、その形態と
しては、時間に追われているビジネスマンのような人も
手軽に摂取しうる、例えば、ドリンク剤、顆粒、錠剤な
とが好適である。
【0026】本発明のマツエキス含有経口摂取物は、マ
ツエキスはもとより、タケエキス、ウメエキスを、更に
は、必要に応じて、α−グリコル ルチンを所定量含有
せしめたものであればよい。その量としては、マツエキ
スを固形物当り0.01w/w%(以下、特にことわら
ない限り、本明細書ではw/w%を%で示す。)以上、
望ましくは、0.02乃至5%の範囲に含有せしめるの
が好適である。0.01%未満では、通常の経口摂取量
からしてマツエキスの効能、効果が期待できず、また、
5%を越えては、タケエキス、ウメエキスによる嗜好性
の改善が不充分になる。
【0027】また、マツエキスに対するタケエキスおよ
びウメエキスの量は、固形物当り、それぞれ0.1乃至
20倍量、望ましくは、0.5乃至10倍量および1乃
至200倍量、望ましくは5乃至100倍量の範囲が好
適である。この量は、マツエキスの嗜好性を向上する上
で好適であるばかりでなくマツエキスの効能、効果を増
強する点からも好都合である。
【0028】また、マツエキスに対するα−グリコシル
ルチンの量は、固形物当り、0.1乃至10倍量の範
囲が経口摂取物の効能、効果を増強する上で、また保存
安定性を高める上で、更には、養毛効果を高める上で好
適である。
【0029】以上述べた特定割合で含有せしめれば、通
常、pH約2乃至4.5の範囲に入るが、もし、これを
はずれるようであれば、嗜好性の点から、適宜のpH調
整剤により、このpH範囲に整えるのが望ましい。
【0030】ただし、本発明でいうpHは、pHメータ
ーにて測定する値であり、経口摂取物が水溶液の場合は
そのままで測定し、固形物の場合は、濃度10%程度の
水溶液にして測定する。
【0D31】また、今まで述べてきた成分以外に、必要
に応じて適宜の添加物、例えば、着香料、着色料、酸味
料、甘味料、ビタミン、ミネラル、動植物エキス、生理
活性物質、増量剤、臓形剤などの一種または二種以上を
併用して本発明のマツエキス含有経口摂取物の嗜好性を
更に向上させることも、健康の維持、増進、各種疾患の
予防、治療、回復促進を更に増強することも有利に実施
できる。
【0032】本発明のマツエキス含有経口摂取物に含有
せしめる方法としては、製品が完成するまでの工程で、
例えば、混和、混捏、溶解、浸漬、散布、注入など公知
の配合方法が適宜選ばれる。
【0033】このようにして得られる本発明のマツエキ
ス含有経口摂取物は、その嗜好性が向上しているだけで
なく、先に述べたマツエキスの持つ薬理作用に加えて、
タケエキスの持つ殺菌、口臭の除去、消炎、血圧降下、
鎖静、抗腫瘍、免疫賦活などの作用、更には、ウメエキ
スの持つ整腸、食欲増進、疲労回復、血液浄化、体質改
善などの作用が相乗的に加わることとなり、健康飲食物
としては勿論のこと、養毛剤、抗感受性疾患剤としても
有利に用いられる。
【0034】抗感受性疾患剤とは、感受性疾患のための
予防剤、治療剤を意味し、感受性疾患とは、本発明のマ
ツエキス含有経口摂取物によって予防され、若しくは治
療される疾患を意味する。感受性疾患としては、例え
ば、ウイルス、細菌などによる感染性疾患、高血圧、心
筋梗塞など循環器疾患、ストレス症候群など神経疾患、
免疫疾患、悪性腫瘍などがある。
【0035】投与量は、含量、摂取頻度などによって適
宜調節することができる。通常、マツエキス固形物とし
て、成人一日当り約0.001乃至10グラムの範囲の
利用が好適である。
【0036】また、本発明のマツエキス含有経口摂取物
は、塩から味、渋味、旨味などを呈する各種物質ともよ
く調和し、静菌作用、抗酸化作用も強いので、特定分野
の健康飲食物、抗感受性疾患剤に限られることなく、広
く一般の飲食物、嗜好物、例えば、醤油、フリカケ、マ
ヨネーズ、ドレッシング、三杯酢、中華の素、天つゆ、
麺つゆ、ソース、ケチャップ、焼肉のタレ、カレール
ウ、シチューの素、スープの素、ダシの素、複合調味
料、新みりんなどの各種調味料、おこし、カリントウ、
求肥、餅類、まんじゅう、ういろう、あん類、羊かん、
水羊かん、錦玉、ゼリー、カステラ、飴玉などの各種和
菓子、パン、クッキー、パイ、プリン、シュークリー
ム、ワッフル、スポンジケーキ、ドーナツ、チョコレー
ト、チューインガム、キャラメル、キャンデーなどの各
種洋菓子、アイスクリーム、シャーベットなどの氷菓、
果実のシロップ漬、氷蜜などのシロップ類、福神漬、千
枚漬、らっきょう漬などの漬物類、ハム、ソーセージな
どの畜肉製品類、魚肉ハム、魚肉ソーセージ、カマボ
コ、チクワ、ハンペンなどの魚肉製品、ウニ、イカの塩
辛、酢コンブ、さきするめ、ふぐのみりん干しなどの各
種珍味類、果実酒、洋酒などの酒類、コーヒー、ココ
ア、ジュース、炭酸飲料、乳酸飲料、乳酸菌飲料などの
清涼飲料水などに配合して、それらの風味改善、日持向
上、品質安定などの目的で有利に利用できる。
【0037】更に、家畜、家禽、蜜蜂、蚕、魚など飼育
動物のための飼料、餌料などに抗菌剤、整腸剤、ストレ
ス解消剤、嗜好性向上などの目的で配合して利用するこ
とも好都合である。
【0038】その他、タバコ、トローチ、舌下剤、口中
香錠、口中清涼剤、うがい薬、練歯みがき、チューイン
ガムなどの化粧品分野での口中使用物などとしても有利
に利用できる。
【0039】以下、実験で本発明を詳細に説明する。
【0040】
【実験1】 マツエキスの嗜好性に与える各種植物エキスの影響
【0041】マツエキスの臭気と嫌味を改善する目的
で、マツエキスと民間療法薬として広く用いられている
各種植物エキスとを配合し、その嗜好性をパネルテスト
により評価した。
【0042】マツエキスは、常法によりマツ葉から調製
し、その濃度を0.1w/v%とした。他の植物エキス
は、市販品、または常法により調製し、その濃度を1.
0w/v%とした。マツエキスとその他の各種植物エキ
スのそれぞれを同容量ずつ混合した。対照として、マツ
エキスに同容量の水を混合した。また、甘味料として砂
糖を5w/v%になるよう溶解した。
【0043】したがって、パネルテストに供した試料の
基本配合は、マツエキス0.05w/v%、その他の植
物エキス0.5w/v%、砂糖5w/v%である。パネ
ラーは、16名で、男性10名、女性6名の構成であ
り、24℃でパネルテストを行った。
【0044】結果は表1に示す。
【0045】
【表1】
【0046】なお、評価において、0点は、臭気、嫌味
が強すぎて経口摂取するのがつらい。1点は、臭気、嫌
味があるものの経口摂取は充分可能である。2点は、嗜
好性に優れ、経口摂取が容易である、とした。
【0047】表1の結果から明らかなように、マツエキ
スに、各種植物エキスを併用したところ、タケエキスと
ウメエキスそれぞれに著しい嗜好性の改善作用が見いだ
された。
【0048】
【実験2】 マツエキスの嗜好性に与えるタケエキス、ウメエキスの
影響
【0049】マツエキスとともにタケエキスおよびウメ
エキスを含有せしめて、その嗜好性をパネルテストによ
り評価した。パネルテストに供した試料としては、マツ
エキス0.05w/v%、砂糖5w/v%の場合と、マ
ツエキス0.2w/v%、砂糖10w/v%の場合との
2群を設け、それぞれの場合に、タケエキスおよびウメ
エキスを、マツエキスに対して固形物当り、それぞれ
0.1乃至20倍量および1乃至200倍量を含有せし
めたものを調製した。
【0050】対照として、タケエキスおよびウメエキス
を含有させないものを調製した。パネルテストは、実験
1の場合と同様に行った。
【0051】結果は表2に示す。
【0052】
【表2】
【0053】なお、評価基準は、表1の場合と同じにし
た。
【0054】表2の結果から明らかなように、マツエキ
スにタケエキスとウメエキスとを併用したところ、マツ
エキスの嗜好性が著しく改善されることが判明した。そ
の効果は、マツエキス0.05w/v%、0.2w/v
%のいずれの場合においても、タケエキスおよびウメエ
キスを、マツエキスに対して固形物当り、それぞれ約
0.1乃至20倍量および約1乃至200倍量含有せし
めることにより発揮され、とりわけ、0.5乃至10倍
量および5乃至100倍量含有せしめることにより著し
く発揮される。
【0055】また、これらの供試液にα−グリコシル
ルチン(商品名αG ルチン、東洋精糖株式会社製造)
を、マツエキスに対して、固形物当り0.1倍量または
5倍量含有せしめて同様にパネルテストを行ったとこ
ろ、評価結果は、表2と同じ結果で、α−グリコシル
ルチンがマツエキスの嗜好性に悪影響を与えないことが
判明した。
【0056】
【実験3】 ウイルス抑制効果
【0057】ウイルス抑制効果は、予め、マツエキス含
有溶液で処理したウイルス(VSV(水泡性口内炎ウイ
ルス)またはHSV−1(単純ヘルペス1型))をFL
細胞に感染させるプラーク半減法により調べた。
【0058】すなわち、実験2の方法で表2のNo.9
相当品(マツエキス0.2w/v%、砂糖10w/v
%、タケエキス0.5w/v%およびウメエキス5w/
v%を含有する。以降これを「試料A」と呼ぶ。)、お
よび試料Aにα−グリコシルルチンを、マツエキスに対
して固形物当り、等倍量含有せしめたもの(以降これを
「試料B」と呼ぶ。)を調製した。
【0059】マツエキスとして表2のNo.7相当品
(以降これを「試料C」と呼ぶ。)を調製した。
【0060】これらの試料をハンクス(Hanks’)
液(pH7.4)でマツエキスをml当り10または5
0μgになるように希釈してマツエキス含有溶液を調製
した。ウイルス溶液は、濃度をml当り約10乃至1
プラーク形成単位含有溶液とした。
【0061】前記マツエキス含有溶液0.5mlとウイ
ルス溶液0.5mlとを混合し、37℃で1時間処理し
たものを用いてFL細胞に感染させ、形成されるプラー
ク数を測定した。
【0062】対照として、マツエキス無含有のウイルス
溶液を調製し、このウイルス溶液で、同様に感染させ、
形成されるプラーク数を測定した。ウイルス抑制率
(%)は、次式により求めた。
【0063】
【式1】
【0064】試料A、BおよびCのマツエキス濃度(μ
g/ml)とウイルス抑制率(%)との関係を表3にま
とめた。
【0065】
【表3】
【0066】表3の結果から明らかなように、マツエキ
ス自体(試料C)でも、ウイルス抑制効果が見られる
が、その効果は、タケエキスおよびウメエキスの併用
(試料A)により増強される。
【0067】これに、α−グリコシル ルチンの併用
(試料B)によってその効果は、更に増強されることが
判明した。
【0068】
【実験4】 胃潰瘍抑制効果
【0069】
【実験4−1】 ラットへのストレス負荷による胃潰瘍抑制
【0070】ラットへのストレス負荷は、「新薬開発の
ための動物モデル利用集成」(伊藤隆太、高橋良、本田
西男編、第247乃至254頁(1985年)、R&D
プラニング、東京)に於て、松尾等が記載している方法
に準じて、ウイスター系雄ラット、体重280乃至35
0gを金網製ストレスケージに拘束し、水温23℃で1
8時間水浸により、急性胃潰瘍を起こさせた。
【0071】
【実験4−2】 ストレス性胃潰瘍抑制剤の経口投与
【0072】ストレス性胃潰瘍抑制剤として、実験3の
方法で調製した試料A、BおよびCを、それぞれ濃度約
0.3w/v%液に希釈して投与した。対照として、蒸
留水または砂糖を所定濃度に溶解した水溶液を投与し
た。投与方法は、一群8匹とし、一匹当りストレス性胃
潰瘍抑制剤3mlずつをストレス負荷開始10分前に胃
ゾンデを用いて強制的に経口投与した。
【0073】効果の判定は、ストレス負荷後、エーテル
吸入致死せしめて解剖し、胃粘膜上に発生したただれ
(Erosion)の長さ(mm)を測定し、これを合
計してラット一匹当りの潰瘍係数(Ulcer ind
ex)を求めた。
【0074】結果は表4にまとめた。
【0075】
【表4】
【0076】表4の結果から明らかなように、マツエキ
ス(試料C)を投与したV群は、対照のI群(蒸留水投
与群)の潰瘍係数65mmに対して、潰瘍係数が35m
mと約54%に低減しており、また、マツエキスととも
にタケエキスおよびウメエキスを併用したもの(試料
A)を投与したIII群のそれは26mmと約40%に
低減し、更に、α−グリコシル ルチンを併用したもの
(試料B)を投与したIV群のそれは24mmと約37
%に低減している。
【0077】このことからマツエキスはストレス性胃潰
瘍抑制効果を有するとともに、その効果は、タケエキス
およびウメエキスの併用により増強され、更に、α−グ
リコシル ルチンの併用によって増強されることが判明
した。
【0078】
【実験5】 マクロファージ活性化効果
【0079】実験3の方法で調製した試料A、Bおよび
Cを、10%牛胎仔血清および10mM Hepes緩
衝液(pH7.4)含有RPMI 1640培地で、そ
れぞれ100倍に希釈したものをマクロファージ活性化
剤として用いた。
【0080】マクロファージ活性化効果は、常法に従っ
て、BALB/cマウスの腹腔からマクロファージを採
取し、96ウェル・プレートに播種して付着させ、これ
に前記の活性化剤それぞれをウェル当り0.1ml添加
し、37℃、5%炭酸ガス雰囲気下でインキューベー
し、5時間後に、写真撮影し、それぞれ、全マクロファ
ージ数に対する活性化して伸展したマクロファージ数の
割合を求めて、その活性化率(%)とし、その大小で判
定した。対照には、蒸留水を用いた。
【0081】結果は、表5に示す。
【0082】
【表5】
【0083】表5の結果から明らかなように、マツエキ
ス自体(試料C)でも、マクロファージ活性化効果が見
られるが、その効果は、タケエキスおよびウメエキスの
併用(試料A)により増強される。更に、α−グリコシ
ル ルチンの併用(試料B)によって、その効果は更に
増強されることが判明した。
【0084】
【実験6】 急性毒性
【0085】7週齢のdd系マウスを使用して、実験3
の方法で調製した試料Aまたは試料Bの凍結乾燥品を経
口投与して急性毒性をテストしたところ、いずれも0.
5gまで死亡例が見られず、これ以上の投与は困難であ
った。したがって、これら試料の毒性は極めて低い。
【0086】以下、本発明の2〜3の実施例を述べる。
【0087】
【実施例1】 飲料
【0088】水に、下記の配合割合に従い、それぞれの
成分を溶解し、不溶物を除去し、精密濾過し、次いで1
00ml容ボトルに無菌充填、施栓して、マツエキス含
有飲料を製造した。
【0089】 配合物 固形分(%) マツエキス 0.05 タケエキス 0.3 ウメエキス 3.0 異性化糖 10.0 水
【0090】本品は、嗜好性の優れたマツエキス含有飲
料で、健康の維持、増進に、また、各種疾患の予防、治
療、回復促進に有利に利用できる。
【0091】また、本品は、各種飲食物に配合して、そ
の風味改善、日持向上、品質安定などの目的を達成する
ことも有利に実施できる。
【0092】
【実施例2】 飲料
【0093】下記の配合割合により、実施例1の場合と
同様に、マツエキス含有飲料を製造した。
【0094】 配合物 固形分(%) マツエキス 0.1 タケエキス 0.5 ウメエキス 2.0 クエン酸 0.5 L−アスコルビン酸 0.5 水飴 20.0 α−グリコシル ルチン 0.1 水
【0095】本品は、嗜好性の優れたマツエキス含有飲
料で、実施例1の場合と同様に健康の維持、増進に、ま
た、養毛剤、更には、各種疾患の予防、治療、回復促進
に有利に利用できる。
【0096】更に、本品は、各種飲食物に配合して、そ
の風味改善、日持向上、品質安定などの目的を達成する
ことも有利に実施できる。
【0097】
【実施3】 粉末品 ペースト状マツエキス1重量部にペースト状のタケエキ
ス3重量部およびペースト状ウメエキス7重量部を混捏
し、これにシクロデキストリン含有粉飴40重量部およ
び無水結晶マルトース20重量部を加えて混合し、つい
で40℃で1時間通風乾燥し、更に、無水結晶マルトー
ス20重量部を均一に混合し、これをラミネートアルミ
製包装容器に1グラムずつ充填し密封した。
【0098】本品は、水に溶解性良好で、嗜好性にも優
れ、健康食品、抗ウイルス剤、抗ストレス剤などとして
直接に経口摂取されるだけでなく、他の経口摂取物、例
えば、飲料、菓子、調味料、口中使用物、内服薬などの
配合材料として使用され、健康の維持増進、更には、各
種疾患の予防、治療、回復促進に有利に利用できる。
【0099】
【実施例4】 錠剤
【0100】L−アスコルビン酸1重量部に、実施例3
の方法で得たマツエキス含有経口摂取物粉末品10重量
部、コーンスターチ2.5重量部、無水結晶マルトース
粉末7.5重量およびα−グリコシル ルチン0.5重
量部を均一に混合した後、直径12mm、20R杆を用
いて、打錠し錠剤を得た。
【0101】本品は、マツエキス、タケエキス、ウメエ
キス本来の効果のみならず、L−アスコルビン酸、α−
グリコシル ルチンによる複合ビタミンの効果をも発揮
しうる嗜好性の優れた錠剤である。
【0102】本品は、健康の維持、増進、また、養毛
剤、更には、各種疾患の予防、治療、回復促進に有利に
利用できる。
【0103】
【実施例5】 チューインガム
【0104】ガムベース3重量部を柔らかくなる程度に
加熱溶融し、これに実施例3の方法で得たマツエキス含
有経口摂取物粉末品7重量部および薬用人参エキス0.
1重量部を加え、これにステビア甘味料0.1重量部と
適量の着色料、着香料とを混合し、常法に従って、ロー
ルにより練り合わせ、成形、包装して製品を得た。
【0105】本品は、テクスチャー、風味とも良好なチ
ューインガムで、虫歯を起こしにくい。
【0106】また、本品は、健康の維持、増進、更に
は、各種疾患の予防、治療、回復促進に有利に利用でき
る。
【0107】
【実施例6】 グミキャンディー
【0108】還元麦芽糖水飴(株式会社林原商事販売、
登録商標マビット)90重量部に実施例3の方法で得た
マツエキス含有経口摂取物60重量部を加熱混和し、こ
れにゼラチン13重量部を水18重量部に溶解したもの
および適量の着色料、香料を混合し、成形、包装してグ
ミキャンディーを得た。
【0109】本品は、テクスチャー、風味とも良好なグ
ミキャンディーである。
【0110】また、本品は、健康の維持、増進、更には
各種疾患の予防、治療、回復促進などに有利に利用でき
る。
【0111】
【実施例7】 バターケーキ
【0112】無塩バター50重量部、ショートニング5
0重量部、蜂蜜50重量部および砂糖130重量部をよ
く混合し、これに全卵150重量部を加えて撹拌し、次
いで小麦粉135重量部、牛乳75重量部、重曹4重量
部およびバニラ適量を混合し、常法に従って、型に入
れ、焼き上げ、室温に冷却した。この表面に、実施例1
の方法で得た飲料80重量部、梅リキュール20重量部
およびコニャック20重量部を混合して得たシロップを
刷毛で塗り、製品を得た。
【0113】本品は、風味良好なバターケーキである。
また、本品は、健康の維持、増進、更には各種疾患の予
防、治療、回復促進などに有利に利用できる。
【0114】
【実施例8】 アイスクリーム
【0115】牛乳2,000重量部を約60℃に加温し
つつ、これに、卵黄200重量部、全卵50重量部、果
糖420重量部、水飴30重量部、生クリーム200重
量部、無糖練乳20重量部、実施例2の方法で得た飲料
300重量部およびゼラチン粉末1重量部を撹拌混合
し、次いで、75℃に15分間保って殺菌し、更に、冷
却しつつ、梅リキュール20重量部を撹拌混合し、容器
に入れ、凍結して製品を得た。
【0116】本品は、濃厚、佳良な風味を持つアイスク
リームである。また、本品は、健康の維持、増進、更に
は各種疾患の予防、治療、回復促進などに有利に利用で
きる。
【0117】
【発明の効果】本文で述べたごとく、本発明は、従来の
マツエキスの持つ激しいマツヤニ臭、強い苦味、渋味の
欠点が、生薬として有効なタケエキスおよびウメエキス
を特定割合に含有せしめることにより解消され、マツエ
キスの嗜好性を向上できるだけでなく、同時にマツエキ
スの効能、効果を著しく高めることとなったことから、
これを含有せしめた本発明のマツエキスを含有する経口
摂取物は、健康飲食物、養毛剤、抗感受性疾患剤などと
して有利に利用できる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A23L 1/30 B A61K 7/06 8615−4C

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マツエキスの嗜好性を改善するに際し、
    マツエキスに対して、タケエキスおよびウメエキスを固
    形物当り、それぞれ0.1乃至20倍量および1乃至2
    00倍量の範囲で含有せしめることを特徴とするマツエ
    キスの嗜好性改善方法。
  2. 【請求項2】 マツエキスを固形物当り0.01w/w
    %以上含有せしめることを特徴とする請求項1記載の嗜
    好性改善方法。
  3. 【請求項3】 マツエキスを固形物当り0.01w/w
    %以上含有せしめるとともに、マツエキスに対して、タ
    ケエキスおよびウメエキスを、固形物当り、それぞれ
    0.1乃至20倍量および1乃至200倍量の範囲で含
    有せしめたマツエキス含有経口摂取物。
  4. 【請求項4】 マツエキスを固形物当り0.01w/w
    %以上含有せしめるとともに、マツエキスに対して、タ
    ケエキス、ウメエキスおよびα−グリコシルルチンを固
    形物当り、それぞれ0.1乃至20倍量、1乃至200
    倍量および0.1乃至10倍量含有せしめたマツエキス
    含有経口摂取物。
  5. 【請求項5】 経口摂取物が、健康飲食物、口中使用
    物、養毛剤または抗感受性疾患剤であることを特徴とす
    る請求項3または請求項4記載のマツエキス含有経口摂
    取物。
  6. 【請求項6】 抗感受性疾患剤が、抗感染剤または抗神
    経疾患剤であることを特微とする請求項5記戦のマツエ
    キス含有経口摂取物。
JP11204793A 1992-04-02 1993-04-02 マツエキスの嗜好性改善方法およびこの方法により得られる経口摂取物 Expired - Fee Related JP3203572B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11204793A JP3203572B2 (ja) 1992-04-02 1993-04-02 マツエキスの嗜好性改善方法およびこの方法により得られる経口摂取物

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4-126605 1992-04-02
JP12660592 1992-04-02
JP11204793A JP3203572B2 (ja) 1992-04-02 1993-04-02 マツエキスの嗜好性改善方法およびこの方法により得られる経口摂取物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH069419A true JPH069419A (ja) 1994-01-18
JP3203572B2 JP3203572B2 (ja) 2001-08-27

Family

ID=26451296

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11204793A Expired - Fee Related JP3203572B2 (ja) 1992-04-02 1993-04-02 マツエキスの嗜好性改善方法およびこの方法により得られる経口摂取物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3203572B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030087385A (ko) * 2002-05-08 2003-11-14 안순정 탈모방지, 육모, 발모촉진제
JP2005089397A (ja) * 2003-09-19 2005-04-07 Noevir Co Ltd 健康増進用組成物
JP2008161077A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Spangle:Kk 血液流動性改善作用をもたらす機能性食品
JP2010209066A (ja) * 2002-06-13 2010-09-24 Hoodo:Kk 抗菌剤及び抗菌性組成物
JP2011084503A (ja) * 2009-10-14 2011-04-28 Zecfield:Kk 抗ウイルス剤及び抗ウイルス剤の製造方法
WO2024225320A1 (ja) * 2023-04-28 2024-10-31 Med R&D株式会社 活力向上剤、活力向上用組成物、及び活力向上用食品組成物

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030087385A (ko) * 2002-05-08 2003-11-14 안순정 탈모방지, 육모, 발모촉진제
JP2010209066A (ja) * 2002-06-13 2010-09-24 Hoodo:Kk 抗菌剤及び抗菌性組成物
JP2005089397A (ja) * 2003-09-19 2005-04-07 Noevir Co Ltd 健康増進用組成物
JP2008161077A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Spangle:Kk 血液流動性改善作用をもたらす機能性食品
JP2011084503A (ja) * 2009-10-14 2011-04-28 Zecfield:Kk 抗ウイルス剤及び抗ウイルス剤の製造方法
WO2024225320A1 (ja) * 2023-04-28 2024-10-31 Med R&D株式会社 活力向上剤、活力向上用組成物、及び活力向上用食品組成物

Also Published As

Publication number Publication date
JP3203572B2 (ja) 2001-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100268401B1 (ko) 소나무 추출물의 기호성 개선 방법 및 이 방법에 의하여 제조되는 경구 섭취물
JP6292599B2 (ja) スクラロースを含有する組成物及びその応用
KR101095258B1 (ko) 조성물에 있어서의 수분의 변동을 억제하는 방법과 그 용도
KR101007790B1 (ko) 트레할로오스 또는 말티톨과 금속 이온 화합물과의 회합물(會合物)
US20120121734A1 (en) Compositions containing sucralose and application thereof
JPWO2004060077A1 (ja) 不快味及び/又は不快臭の低減方法
JPWO2000024273A1 (ja) スクラロースを含有する組成物及びその応用
JP2003180288A (ja) 呈味が改善された経口材、経口材の呈味の改善方法並びに酵素処理イチョウ葉エキスの使用方法
JP3381010B2 (ja) プロポリスエキスを含有する発酵物とその製造方法並びに用途
JP4981198B2 (ja) グリコシル−l−アスコルビン酸のアシル化誘導体
JP4135816B2 (ja) 水溶性を向上させたプロポリス抽出物
JP2010265215A (ja) メチオニナーゼ阻害剤
JP3203572B2 (ja) マツエキスの嗜好性改善方法およびこの方法により得られる経口摂取物
US12274781B2 (en) Use of enzyme-modified isoquercitrin
JP2008512381A (ja) 口内炎の予防または治療のための組成物および方法
JP2006316053A (ja) 細胞障害抑制剤とその用途
JP2009046420A (ja) 免疫賦活剤及びそれを含有する飲食品
WO1999043219A1 (en) Ginkgo leaf extract compositions and foods containing the same
TW470749B (en) Propolis extract with improved water-solubility
RU2317299C2 (ru) Ассоциат, содержащий трегалозу и хлорид кальция, в форме кристаллического моногидрата или безводного кристалла
JP2024056412A (ja) 睡眠改善剤
WO2023248688A1 (ja) テストステロン分泌促進剤
JP2004149454A (ja) クビレヅタに含まれる抗腫瘍活性成分を用いた製剤、化粧品、食品または食品添加物
JP2005060243A (ja) アルテピリンcを含む神経障害の予防または治療用組成物
JPWO1999043219A1 (ja) イチョウ葉抽出組成物、及び当該組成物含有食品

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070629

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080629

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090629

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090629

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100629

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110629

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120629

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees