JPH0694269A - 氷スラリー中の氷濃度測定方式 - Google Patents
氷スラリー中の氷濃度測定方式Info
- Publication number
- JPH0694269A JPH0694269A JP24084792A JP24084792A JPH0694269A JP H0694269 A JPH0694269 A JP H0694269A JP 24084792 A JP24084792 A JP 24084792A JP 24084792 A JP24084792 A JP 24084792A JP H0694269 A JPH0694269 A JP H0694269A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ice
- concentration
- slurry
- ice slurry
- density
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials Using Thermal Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目 的】 正確に氷スラリーの氷の濃度を測定し、地
域冷房における冷熱供給の制御を正確に行う方法を提供
する。 【構 成】 氷スラリーを輸送する氷スラリー配管に、
温度計8と蓄熱剤の濃度計9と密度計10とを配設して、
氷スラリーの温度、濃度及び密度に夫々応じた信号を演
算装置11に導入して、この演算装置で氷濃度を演算する
ようにしたことを特徴とする氷スラリー中の氷濃度測定
方式。
域冷房における冷熱供給の制御を正確に行う方法を提供
する。 【構 成】 氷スラリーを輸送する氷スラリー配管に、
温度計8と蓄熱剤の濃度計9と密度計10とを配設して、
氷スラリーの温度、濃度及び密度に夫々応じた信号を演
算装置11に導入して、この演算装置で氷濃度を演算する
ようにしたことを特徴とする氷スラリー中の氷濃度測定
方式。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は氷スラリー中の氷濃度測
定方式、より詳しくは、地域冷暖房において冷熱を氷ス
ラリーとして搬送する場合において好適な氷スラリー中
の氷濃度測定方式に関するものである。
定方式、より詳しくは、地域冷暖房において冷熱を氷ス
ラリーとして搬送する場合において好適な氷スラリー中
の氷濃度測定方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、エネルギーセンターに配置された
冷暖房装置により得られた熱源を熱源センターに搬送
し、ここから多数の需要家に供給する、いわゆる地域冷
暖房が知られている。この地域冷暖房において暖房用の
熱源としては温水又は蒸気が使用され、一方、冷房用熱
源としては通常冷水が使用されている。そしてこの冷房
用の熱源として用いられる冷水は冷暖房装置により得ら
れた約7℃程度の冷水をボンプにより熱交換器に供給
し、その熱交換器により昇温した約13℃程度の水を冷暖
房装置に回収することが行われている。
冷暖房装置により得られた熱源を熱源センターに搬送
し、ここから多数の需要家に供給する、いわゆる地域冷
暖房が知られている。この地域冷暖房において暖房用の
熱源としては温水又は蒸気が使用され、一方、冷房用熱
源としては通常冷水が使用されている。そしてこの冷房
用の熱源として用いられる冷水は冷暖房装置により得ら
れた約7℃程度の冷水をボンプにより熱交換器に供給
し、その熱交換器により昇温した約13℃程度の水を冷暖
房装置に回収することが行われている。
【0003】ところで、このような従来の地域冷暖房に
おける冷熱搬送方法には、冷水と昇温した水との間に温
度差が充分とれないため、その搬送用パイプ径は場合に
よっては1mを超える大口径のものとなってパイプコス
ト及びその基礎工事等の配管コストが高くなるという問
題があった。このようなことから冷熱搬送方法として氷
スラリーを用いることが考えられるが、この場合、氷ス
ラリー中の氷の濃度 (IPF=Ice Packing Fator)が高
くなると粘度が大きくなり、特に、このIPFが30以上
になると搬送効率が著しく悪化し、場合によっては搬送
が不可能になるという問題がある。このようなことから
氷スラリー中の氷の濃度をほぼ所定値に保つため、この
IPFを測定する必要がある。
おける冷熱搬送方法には、冷水と昇温した水との間に温
度差が充分とれないため、その搬送用パイプ径は場合に
よっては1mを超える大口径のものとなってパイプコス
ト及びその基礎工事等の配管コストが高くなるという問
題があった。このようなことから冷熱搬送方法として氷
スラリーを用いることが考えられるが、この場合、氷ス
ラリー中の氷の濃度 (IPF=Ice Packing Fator)が高
くなると粘度が大きくなり、特に、このIPFが30以上
になると搬送効率が著しく悪化し、場合によっては搬送
が不可能になるという問題がある。このようなことから
氷スラリー中の氷の濃度をほぼ所定値に保つため、この
IPFを測定する必要がある。
【0004】従来このようなIPF測定としては伝熱管
に付着する氷の量を基準にする方式や蓄熱材の誘電率を
測定する方式、更には超音波の通過率を用いる方式等種
々の方式が提案されている。
に付着する氷の量を基準にする方式や蓄熱材の誘電率を
測定する方式、更には超音波の通過率を用いる方式等種
々の方式が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで前記したよう
な従来の氷スラリー中の氷濃度測定方式は計測が複雑で
面倒であったり、精度的に問題があるなどのため実用的
なものとなっていない。
な従来の氷スラリー中の氷濃度測定方式は計測が複雑で
面倒であったり、精度的に問題があるなどのため実用的
なものとなっていない。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記従来技術の
問題点を解決するためになされたものであって、氷スラ
リーを輸送する氷スラリー配管に温度計と濃度計と密度
計とを配設して、氷スラリーの温度、濃度及び密度に夫
々応じた信号を演算装置に導入して、密度計から求めら
れた氷スラリーの密度と、濃度計から求められた蓄熱剤
の密度の相違からこの演算装置で氷濃度を演算するよう
にした氷スラリー中の氷濃度測定方式を提供せんとする
ものである。
問題点を解決するためになされたものであって、氷スラ
リーを輸送する氷スラリー配管に温度計と濃度計と密度
計とを配設して、氷スラリーの温度、濃度及び密度に夫
々応じた信号を演算装置に導入して、密度計から求めら
れた氷スラリーの密度と、濃度計から求められた蓄熱剤
の密度の相違からこの演算装置で氷濃度を演算するよう
にした氷スラリー中の氷濃度測定方式を提供せんとする
ものである。
【0007】密度と濃度は、氷スラリー中の蓄熱剤5の
密度の濃度とを意味し、蓄熱剤とは水に溶解し、氷の塊
同志が結合するのを防止する再結防止剤、あるいは氷点
の低下剤等の機能を有するものであり、具体的にはエチ
レングリコール、プロピレングリコール等を意味する。
密度の濃度とを意味し、蓄熱剤とは水に溶解し、氷の塊
同志が結合するのを防止する再結防止剤、あるいは氷点
の低下剤等の機能を有するものであり、具体的にはエチ
レングリコール、プロピレングリコール等を意味する。
【0008】
【作 用】本発明に係る氷スラリー中の氷濃度測定方式
においては氷スラリーの温度t、蓄熱剤の濃度c、及び
氷スラリーの密度ρとが温度計、濃度計及び密度計から
電気信号により演算装置に入力され、この演算装置で氷
濃度が演算される。
においては氷スラリーの温度t、蓄熱剤の濃度c、及び
氷スラリーの密度ρとが温度計、濃度計及び密度計から
電気信号により演算装置に入力され、この演算装置で氷
濃度が演算される。
【0009】
【実 施 例】以下図に基づき本発明による氷スラリー
中の氷濃度測定方式の実施例を説明する。図1は地域冷
暖房装置の系統図であって、1は夜間電力により運転さ
れる製氷機で、この製氷機1により製造された氷スラリ
ーSはラインL2 からIPF調整槽に入り、スラリーポ
ンプで蓄熱槽へ送られる。この時、温度計、濃度計、密
度計からIPFが算出される。
中の氷濃度測定方式の実施例を説明する。図1は地域冷
暖房装置の系統図であって、1は夜間電力により運転さ
れる製氷機で、この製氷機1により製造された氷スラリ
ーSはラインL2 からIPF調整槽に入り、スラリーポ
ンプで蓄熱槽へ送られる。この時、温度計、濃度計、密
度計からIPFが算出される。
【0010】IPFが大きい場合は、蓄熱槽から製氷機
へのブライン供給量をコントロールバルブで増やし、I
PFが小さくなるように調整する。また、IPFが小さ
い場合は、蓄熱槽から製氷機へブライン供給量をコント
ロールバルブで減少させ、IPFが多きくなるように調
整する。即ち、蓄熱剤が氷のないときの密度ρB は、そ
の濃度cと温度tの関数形に近似することができるた
め、ρB =F(t, c)となる。
へのブライン供給量をコントロールバルブで増やし、I
PFが小さくなるように調整する。また、IPFが小さ
い場合は、蓄熱槽から製氷機へブライン供給量をコント
ロールバルブで減少させ、IPFが多きくなるように調
整する。即ち、蓄熱剤が氷のないときの密度ρB は、そ
の濃度cと温度tの関数形に近似することができるた
め、ρB =F(t, c)となる。
【0011】また氷の密度ρ1 も温度tとの関数形に近
似することができるため、 ρ1 =F(t) となる。 かかる関係から氷スラリーの密度ρと蓄熱剤の密度ρB
と氷の密度ρ1 とを用いてIPF (%) を表わすと、 IPF= (ρ−ρB ) ×ρ1 /〔 (ρ1 −ρB ) ×ρ〕
×100 となる。
似することができるため、 ρ1 =F(t) となる。 かかる関係から氷スラリーの密度ρと蓄熱剤の密度ρB
と氷の密度ρ1 とを用いてIPF (%) を表わすと、 IPF= (ρ−ρB ) ×ρ1 /〔 (ρ1 −ρB ) ×ρ〕
×100 となる。
【0012】ここで、ρは氷スラリーの密度、ρ1 は氷
の密度である。次に具体例を下記する。IPF設定値=
30%、製氷機の製氷能力=1800 Kg/hrの場合において
定常状態ではブライン供給量Gは、 G=(製氷能力)/(IPF/100 )=1800/(30/10
0 )=6000 Kg/hr 外気条件などにより製氷能力が低下した場合、例えば製
氷能力=1500 Kg/hrの場合のブライン供給Gは、 G=1500/(30/100)=5000 Kg/hr また、製氷能力が増加した場合、例えば製氷能力=2100
Kg/hrの場合のブライン供給量Gは、 G=2100/(30/100)=7000 Kg/hr となる。このブライン供給量Gをコントロールバルブで
調整する。
の密度である。次に具体例を下記する。IPF設定値=
30%、製氷機の製氷能力=1800 Kg/hrの場合において
定常状態ではブライン供給量Gは、 G=(製氷能力)/(IPF/100 )=1800/(30/10
0 )=6000 Kg/hr 外気条件などにより製氷能力が低下した場合、例えば製
氷能力=1500 Kg/hrの場合のブライン供給Gは、 G=1500/(30/100)=5000 Kg/hr また、製氷能力が増加した場合、例えば製氷能力=2100
Kg/hrの場合のブライン供給量Gは、 G=2100/(30/100)=7000 Kg/hr となる。このブライン供給量Gをコントロールバルブで
調整する。
【0013】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
による氷スラリー中の氷濃度測定方式は、氷スラリーを
輸送する氷スラリー配管に、温度計と濃度計と密度計と
を配設して、氷スラリーの温度、濃度及び密度に夫々応
じた信号を演算装置に導入して、この演算装置で氷濃度
を演算するようにしたことを特徴とするものである。従
って、構造が簡単でしかも精度のよい氷濃度が連続して
測定できるものであり、その結果、冷暖房装置を連続し
て効率の良い運転を行うことができるという効果があ
る。
による氷スラリー中の氷濃度測定方式は、氷スラリーを
輸送する氷スラリー配管に、温度計と濃度計と密度計と
を配設して、氷スラリーの温度、濃度及び密度に夫々応
じた信号を演算装置に導入して、この演算装置で氷濃度
を演算するようにしたことを特徴とするものである。従
って、構造が簡単でしかも精度のよい氷濃度が連続して
測定できるものであり、その結果、冷暖房装置を連続し
て効率の良い運転を行うことができるという効果があ
る。
【図1】本発明による氷スラリー中の氷濃度測定方式を
用いた地域冷暖房装置の全体系統図である。
用いた地域冷暖房装置の全体系統図である。
1 製氷機 2 氷蓄熱槽 3 調合槽 4 スラリーポンプ 5a,5b 熱交換器 6a,6b 空気シス
テム 7 調整槽 8 温度計 9 濃度計 10 密度計 11 演算装置 12 比較器 13 記憶装置 14, 15 バルブ
テム 7 調整槽 8 温度計 9 濃度計 10 密度計 11 演算装置 12 比較器 13 記憶装置 14, 15 バルブ
Claims (1)
- 【請求項1】 氷スラリーを輸送する氷スラリー配管
に、温度計と濃度計と密度計とを配設して、氷スラリー
の温度、蓄熱剤の濃度及び密度に夫々応じた信号を演算
装置に導入して、この演算装置で氷濃度を演算するよう
にしたことを特徴とする氷スラリー中の氷濃度測定方
式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24084792A JPH0694269A (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | 氷スラリー中の氷濃度測定方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24084792A JPH0694269A (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | 氷スラリー中の氷濃度測定方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0694269A true JPH0694269A (ja) | 1994-04-05 |
Family
ID=17065598
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24084792A Pending JPH0694269A (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | 氷スラリー中の氷濃度測定方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0694269A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2854950A1 (fr) * | 2003-05-13 | 2004-11-19 | Michel Jean Bernard Leprieur | Procede de mesure d'energie frigorifique potentielle produite ou utilisee par une installation employant un fluide frigoporteur diphasique |
| GB2560874A (en) * | 2017-01-09 | 2018-10-03 | Anthony Long Robert | Thermal management systems and methods |
| CN110501270A (zh) * | 2019-09-29 | 2019-11-26 | 大连理工大学 | 一种冰浆输送管道防堵塞监测方法、系统及解除装置 |
-
1992
- 1992-09-09 JP JP24084792A patent/JPH0694269A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2854950A1 (fr) * | 2003-05-13 | 2004-11-19 | Michel Jean Bernard Leprieur | Procede de mesure d'energie frigorifique potentielle produite ou utilisee par une installation employant un fluide frigoporteur diphasique |
| GB2560874A (en) * | 2017-01-09 | 2018-10-03 | Anthony Long Robert | Thermal management systems and methods |
| GB2560874B (en) * | 2017-01-09 | 2021-09-08 | Anthony Long Robert | Thermal management system having a thermal store comprising an ice slurry |
| CN110501270A (zh) * | 2019-09-29 | 2019-11-26 | 大连理工大学 | 一种冰浆输送管道防堵塞监测方法、系统及解除装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| Christensen et al. | Heat transfer measurements with ice slurry | |
| CN104368504A (zh) | 一种温度控制装置 | |
| AU2007337482A1 (en) | Process and apparatus for producing clathrate hydrate slurry and method of operating the production apparatus | |
| CN100570267C (zh) | 一种换热器传热量的调节方法 | |
| TW201905597A (zh) | 液體溫控裝置和方法 | |
| CN109676781B (zh) | 一种石膏板成型料浆的控温系统 | |
| JP4986701B2 (ja) | 冷媒流量の計測方法、冷凍装置の冷暖房能力を求める方法および冷媒流量計測装置 | |
| JP2985070B2 (ja) | 氷製造装置 | |
| JPH0694269A (ja) | 氷スラリー中の氷濃度測定方式 | |
| CN109323505A (zh) | 一种宽范围调节型液冷设备 | |
| JP4888521B2 (ja) | 水和物スラリの製造装置 | |
| US5140275A (en) | Method and apparatus for measuring the amount of ice in an aqueous ice slurry | |
| JP3116251B2 (ja) | 氷スラリー中の氷濃度測定方法 | |
| JP3846188B2 (ja) | 熱風炉入側における冷風の湿度制御方法 | |
| JP5081697B2 (ja) | 熱交換器閉塞防止の制御方法 | |
| JP3185181B2 (ja) | 氷スラリー中の氷濃度測定方式 | |
| JP2002197920A (ja) | 温度制御用水供給装置 | |
| JP2879295B2 (ja) | 氷スラリー中の氷濃度測定方法 | |
| JP4904646B2 (ja) | 冷熱利用システム | |
| JP3556772B2 (ja) | 氷充填率調整装置 | |
| JP2002333170A (ja) | 水和物を形成するゲスト化合物の水溶液の濃度調整方法、濃度調整装置および冷熱利用システム | |
| JPH0634167A (ja) | 氷スラリー中の氷濃度測定装置 | |
| JPS5919257B2 (ja) | 冷温水機用ポンプの流量制御方法 | |
| JP3475394B2 (ja) | 水和物スラリの熱密度測定方法および装置 | |
| JPH1019428A (ja) | 製氷器の蒸発圧力制御装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020129 |