JPH0694960B2 - 多室用空気調和機 - Google Patents
多室用空気調和機Info
- Publication number
- JPH0694960B2 JPH0694960B2 JP61287984A JP28798486A JPH0694960B2 JP H0694960 B2 JPH0694960 B2 JP H0694960B2 JP 61287984 A JP61287984 A JP 61287984A JP 28798486 A JP28798486 A JP 28798486A JP H0694960 B2 JPH0694960 B2 JP H0694960B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refrigerant
- liquid level
- temperature
- liquid
- accumulator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、多室用空気調和機、特に、1台の室外機に
複数台の室内機を接続させた多室用空気調和機に関する
ものである。
複数台の室内機を接続させた多室用空気調和機に関する
ものである。
従来例によるこの種の多室用空気調和機として、例えば
実公昭55−28993号公報に記載された多室用空気調和機
の構成を第14図に示す。すなわち、第14図において、符
号1は圧縮機、2は圧縮機1の上流側に接続されて、冷
房,暖房のサイクル切換えを行う切換弁である四方弁、
3は一方を四方切換弁2に接続させ、他方に膨張弁22お
よびレシーバ28を直列に接続させた室外側熱交換器、4
は上記圧縮機1と四方弁2との間に接続させたアキュム
レータ、23は上記膨張弁22に並列に接続させた逆止弁で
あって、これらにより空気調和機の主回路部を構成して
いる。また5a,5bは上記主回路部から並列分岐されて、
その四方弁2とレシーバ28との間に、それぞれガス側電
磁弁6a,6bおよび液側電磁弁24a,24bを介して接続された
複数台の室内熱交換器であって、これらの各熱交換器5
a,5bについてもその各液側電磁弁24a,24bとの間に、膨
張弁26a,26bと逆止弁25a,25bとの並列回路をそれぞれ直
列に接続させてある。そしてこの従来例による多室用空
気調和機の場合、四方弁2の切換え操作により、冷房運
転は第14図の実線矢印、暖房運転は点線矢印のように冷
媒を循環作用させるようにしたものである。
実公昭55−28993号公報に記載された多室用空気調和機
の構成を第14図に示す。すなわち、第14図において、符
号1は圧縮機、2は圧縮機1の上流側に接続されて、冷
房,暖房のサイクル切換えを行う切換弁である四方弁、
3は一方を四方切換弁2に接続させ、他方に膨張弁22お
よびレシーバ28を直列に接続させた室外側熱交換器、4
は上記圧縮機1と四方弁2との間に接続させたアキュム
レータ、23は上記膨張弁22に並列に接続させた逆止弁で
あって、これらにより空気調和機の主回路部を構成して
いる。また5a,5bは上記主回路部から並列分岐されて、
その四方弁2とレシーバ28との間に、それぞれガス側電
磁弁6a,6bおよび液側電磁弁24a,24bを介して接続された
複数台の室内熱交換器であって、これらの各熱交換器5
a,5bについてもその各液側電磁弁24a,24bとの間に、膨
張弁26a,26bと逆止弁25a,25bとの並列回路をそれぞれ直
列に接続させてある。そしてこの従来例による多室用空
気調和機の場合、四方弁2の切換え操作により、冷房運
転は第14図の実線矢印、暖房運転は点線矢印のように冷
媒を循環作用させるようにしたものである。
そして、この従来例の構成の場合、各室内熱交換器5a,5
b、つまり複数の室内機に冷房用の膨張弁26a,26bが設け
られていて、これらは冷房時に複数の室内機の負荷のア
ンバランス、あるいは各室内機の据付けられた位置関係
が相対的に均等でないときにあっても、それぞれの室内
機に適正な冷媒量を供給することをその主目的としてい
るのであるが、しかし、暖房時には複数台の室内機に適
正な冷媒量を分配する手段がなく、多室用空気調和機と
して必ずしも充分な回路構成でない。また1台の室外機
に1台の室内機を対応させた、いわゆる1対1対応の一
般的な空気調和機においては、第15図に第14図と相当す
る部分に同一符号を用いて示すように、室内機に対して
冷媒制御用の膨張弁が設けられておらず、室外機内に設
けられた毛細管27により、冷房,暖房を共に制御させる
という非常に簡単でしかも安価な回路構成とするのが普
通である。
b、つまり複数の室内機に冷房用の膨張弁26a,26bが設け
られていて、これらは冷房時に複数の室内機の負荷のア
ンバランス、あるいは各室内機の据付けられた位置関係
が相対的に均等でないときにあっても、それぞれの室内
機に適正な冷媒量を供給することをその主目的としてい
るのであるが、しかし、暖房時には複数台の室内機に適
正な冷媒量を分配する手段がなく、多室用空気調和機と
して必ずしも充分な回路構成でない。また1台の室外機
に1台の室内機を対応させた、いわゆる1対1対応の一
般的な空気調和機においては、第15図に第14図と相当す
る部分に同一符号を用いて示すように、室内機に対して
冷媒制御用の膨張弁が設けられておらず、室外機内に設
けられた毛細管27により、冷房,暖房を共に制御させる
という非常に簡単でしかも安価な回路構成とするのが普
通である。
ところが、多室用空気調和機の室内機としては、生産台
数が多く、比較的安価に得られる1対1対応の室内機を
そのまま適用させて使用できにくく、また、冷暖房時
に、膨張弁による過熱度制御のため、運転条件の変化に
よる余剰冷媒を溜めるレシーバが必要となり、過度状態
での圧縮機への液戻りを防ぐためのアキュムレータと合
せて2つの冷媒吸収容器を必要とするという問題点があ
った。
数が多く、比較的安価に得られる1対1対応の室内機を
そのまま適用させて使用できにくく、また、冷暖房時
に、膨張弁による過熱度制御のため、運転条件の変化に
よる余剰冷媒を溜めるレシーバが必要となり、過度状態
での圧縮機への液戻りを防ぐためのアキュムレータと合
せて2つの冷媒吸収容器を必要とするという問題点があ
った。
さらに、従来の多室用空気調和機では、暖房運転時の液
側分岐回路の合流点が高圧の液冷媒となっており、室内
機のうち1台でも停止している場合、この停止回路内の
冷媒を、回収するために逆止弁、毛細管を介して圧縮機
の低圧回路へ接続する冷媒回収回路が必要で、このため
冷媒回路が複雑なものとなってしまうという問題点があ
った。
側分岐回路の合流点が高圧の液冷媒となっており、室内
機のうち1台でも停止している場合、この停止回路内の
冷媒を、回収するために逆止弁、毛細管を介して圧縮機
の低圧回路へ接続する冷媒回収回路が必要で、このため
冷媒回路が複雑なものとなってしまうという問題点があ
った。
この発明は、上記のような問題点を解決するためになさ
れたもので、簡単な冷媒回路でありながら、1対1の空
気調和機に使用される標準的な室内機とそのまま接続で
きると共に、複数台の室内機への冷暖房運転時における
冷媒分配を適正に行い、さらに、冷媒回収回路が不要で
アキュムレータだけで冷媒量の調整を可能にした多室用
空気調和機を得ることを目的とする。
れたもので、簡単な冷媒回路でありながら、1対1の空
気調和機に使用される標準的な室内機とそのまま接続で
きると共に、複数台の室内機への冷暖房運転時における
冷媒分配を適正に行い、さらに、冷媒回収回路が不要で
アキュムレータだけで冷媒量の調整を可能にした多室用
空気調和機を得ることを目的とする。
この発明に係る多室用空気調和機は、複数台の室内機に
接続される各々のガス側分岐管に電磁弁を、各々の液側
分岐管に電気信号で駆動する膨張弁をそれぞれ設け、室
外機熱交換器と液側分岐管の合流点の間でアキュムレー
タ内の冷媒と熱交換する熱交換器を設けると共に、高圧
圧力または飽和温度を検出する手段によって得られた圧
力または温度と、アキュムレータの液面高さと上記ガス
側分岐管の温度検知器によって得られた温度あるいは上
記各室内機の能力を設定するスイッチの入力信号とによ
って膨張弁を制御する制御装置を具備させたものであ
る。
接続される各々のガス側分岐管に電磁弁を、各々の液側
分岐管に電気信号で駆動する膨張弁をそれぞれ設け、室
外機熱交換器と液側分岐管の合流点の間でアキュムレー
タ内の冷媒と熱交換する熱交換器を設けると共に、高圧
圧力または飽和温度を検出する手段によって得られた圧
力または温度と、アキュムレータの液面高さと上記ガス
側分岐管の温度検知器によって得られた温度あるいは上
記各室内機の能力を設定するスイッチの入力信号とによ
って膨張弁を制御する制御装置を具備させたものであ
る。
この発明における多室用空気調和機は、冷暖房時とも、
膨張弁で複数台の室内機への冷媒供給のバランスをとり
ながら過冷却度を制御し、複数台の室内機へ適正に冷媒
を分配することができると共に、アキュムレータに溜る
余剰冷媒量によって過冷却度の目標値を変えることがで
き、しかも簡単な冷媒回路で、標準的な室内機をそのま
ま接続できる。
膨張弁で複数台の室内機への冷媒供給のバランスをとり
ながら過冷却度を制御し、複数台の室内機へ適正に冷媒
を分配することができると共に、アキュムレータに溜る
余剰冷媒量によって過冷却度の目標値を変えることがで
き、しかも簡単な冷媒回路で、標準的な室内機をそのま
ま接続できる。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図において、1は圧縮機、2は切換弁である四方弁、3
は室外熱交換器、4はアキュムレータであり、これらに
よって空気調和機の主要な部分を構成している。8はア
キュムレータ内の熱交換器で、液側分岐回路と、室外熱
交換器3の間の配管をアキュムレータ内の冷媒と熱交換
するようにしている。6a〜6cはガス側分岐管14a〜14cに
設けたガス側電磁弁、7a〜7cは液側分岐管15a〜15cに設
けた電子あるいは電気信号により駆動する可逆式の膨張
弁である。また、上記ガス側分岐管14a〜14c、および液
側分岐管15a〜15cの間に連絡配管16a〜16c、17a〜17cを
介して複数台の室内機(不図示)内の室内熱交換器5a,5
b,5cが接続されている。10は圧縮機1の吐出圧力を検出
する圧力検出手段である圧力センサ、12a〜12cはガス側
分岐管の温度を検出する温度検知器である温度センサ、
13a〜13cは液側分岐管の温度を検出する温度検知器であ
る温度センサ、11は室外熱交換器の冷房時出口温度を検
出する温度センサ、80はアキュムレータ4内の冷媒の液
面高さ検出手段、9は上記温度センサの温度信号および
圧力センサの圧力信号と上記高さ検出手段の冷媒液面高
さ信号とを取り込んで上記可逆式膨張弁7a〜7cを制御す
る制御装置である。
図において、1は圧縮機、2は切換弁である四方弁、3
は室外熱交換器、4はアキュムレータであり、これらに
よって空気調和機の主要な部分を構成している。8はア
キュムレータ内の熱交換器で、液側分岐回路と、室外熱
交換器3の間の配管をアキュムレータ内の冷媒と熱交換
するようにしている。6a〜6cはガス側分岐管14a〜14cに
設けたガス側電磁弁、7a〜7cは液側分岐管15a〜15cに設
けた電子あるいは電気信号により駆動する可逆式の膨張
弁である。また、上記ガス側分岐管14a〜14c、および液
側分岐管15a〜15cの間に連絡配管16a〜16c、17a〜17cを
介して複数台の室内機(不図示)内の室内熱交換器5a,5
b,5cが接続されている。10は圧縮機1の吐出圧力を検出
する圧力検出手段である圧力センサ、12a〜12cはガス側
分岐管の温度を検出する温度検知器である温度センサ、
13a〜13cは液側分岐管の温度を検出する温度検知器であ
る温度センサ、11は室外熱交換器の冷房時出口温度を検
出する温度センサ、80はアキュムレータ4内の冷媒の液
面高さ検出手段、9は上記温度センサの温度信号および
圧力センサの圧力信号と上記高さ検出手段の冷媒液面高
さ信号とを取り込んで上記可逆式膨張弁7a〜7cを制御す
る制御装置である。
第2図は上記アキュムレータ4の液面高さ検出手段80の
一例を示す部分的な冷媒回路図である。第2図におい
て、31a,31bはアキュムレータ4の側面の所定高さ位置
から、毛細管32a,32bを介して圧縮機1の吸入配管35に
至る液面検出用バイパス回路、33a,33bは上記バイパス
回路31a,31bの温度を検出する温度センサ、34はアキュ
ムレータ4の入口配管36の圧力を検出する圧力センサで
あり、温度センサ33a,33bおよび圧力センサ34の信号が
制御装置9に入力さされるように構成されている。
一例を示す部分的な冷媒回路図である。第2図におい
て、31a,31bはアキュムレータ4の側面の所定高さ位置
から、毛細管32a,32bを介して圧縮機1の吸入配管35に
至る液面検出用バイパス回路、33a,33bは上記バイパス
回路31a,31bの温度を検出する温度センサ、34はアキュ
ムレータ4の入口配管36の圧力を検出する圧力センサで
あり、温度センサ33a,33bおよび圧力センサ34の信号が
制御装置9に入力さされるように構成されている。
第3図は上記制御装置のブロック図であり、アナログデ
ジタル変換器(A/D変換器)51、入力回路52、中央演算
処理装置(CPU)53、メモリ54、出力回路55、出力バッ
フア56より構成されている。なお、入出力部は一例のみ
表示している。
ジタル変換器(A/D変換器)51、入力回路52、中央演算
処理装置(CPU)53、メモリ54、出力回路55、出力バッ
フア56より構成されている。なお、入出力部は一例のみ
表示している。
次に、この実施例の動作について説明する。第1図にお
いて、冷房時、圧縮機1より吐出された高圧ガス冷媒
は、四方弁2を通り室外熱交換器3により液化され、ア
キュムレータ4内の熱交換器8でさらに冷却され、過冷
却度を大きくとり分岐回路へ導びかれる。さらに、各々
の分岐管に設けた膨張弁7a〜7cにより減圧され、連絡配
管17a〜17cを通って室内熱交換器5a〜5cに入り、ここで
蒸発する。蒸発した冷媒は、ガス側の連絡配管16a〜16c
を通り、室外機へ戻り、ガス側分岐管14a〜114cに設け
た電磁弁6a〜6cを通って合流し、四方弁2、アキュムレ
ータ4を経て圧縮機1に戻るサイクルが構成される。こ
のとき、圧力センサ10と、室外熱交換器3出口の温度セ
ンサ11により、室外熱交換器3出口の過冷却度(以下サ
ブクールという)を目標サブクールにすると同時に、ガ
ス側分岐管14a〜14cに設けた温度センサ12a〜12cにより
各々の分岐回路の温度を揃えるように制御装置9により
膨張弁7a〜7cを制御する。
いて、冷房時、圧縮機1より吐出された高圧ガス冷媒
は、四方弁2を通り室外熱交換器3により液化され、ア
キュムレータ4内の熱交換器8でさらに冷却され、過冷
却度を大きくとり分岐回路へ導びかれる。さらに、各々
の分岐管に設けた膨張弁7a〜7cにより減圧され、連絡配
管17a〜17cを通って室内熱交換器5a〜5cに入り、ここで
蒸発する。蒸発した冷媒は、ガス側の連絡配管16a〜16c
を通り、室外機へ戻り、ガス側分岐管14a〜114cに設け
た電磁弁6a〜6cを通って合流し、四方弁2、アキュムレ
ータ4を経て圧縮機1に戻るサイクルが構成される。こ
のとき、圧力センサ10と、室外熱交換器3出口の温度セ
ンサ11により、室外熱交換器3出口の過冷却度(以下サ
ブクールという)を目標サブクールにすると同時に、ガ
ス側分岐管14a〜14cに設けた温度センサ12a〜12cにより
各々の分岐回路の温度を揃えるように制御装置9により
膨張弁7a〜7cを制御する。
また、目標サブクールは、液面高さ検出手段80によって
得られるアキュムレータ4内の冷媒量によって決定され
る。
得られるアキュムレータ4内の冷媒量によって決定され
る。
次に、液面検出手段80の動作について説明する。アキュ
ムレータ4内の冷媒の一部は、常に液面検出用バイパス
回路31a,31bを通り極少量が圧縮機1の吸入配管35に向
って流れる。なお、毛細管32a,32bは、冷媒の流量を制
限するためのものである。アキュムレータ4内の冷媒
は、液部とガス部に分離され、第4図のモリエル線図上
で、液部は飽和液線上のA点に、ガス部は、飽和気線上
のB点に相当する。ここで、アキュムレータ4内の冷媒
量が少なく、液面検出用バイパス回路31a,31bの入口部
分がガス冷媒となっていれば、液面検出用バイパス回路
にはガス冷媒が流れ、また冷媒が多く溜り込んで、液面
検出用バイパス回路の入口部分が液冷媒であれば、液面
検出用バイパス回路には液冷媒が流れる。アキュムレー
タ4内の冷媒は、周囲温度よりも低くなっているため、
液面検出用バイパス回路では内部を流れる冷媒と周囲の
空気との間で熱交換が行われるが、この時、内部を流れ
る冷媒が液の場合には液面検出用バイパス回路での温度
上昇はほとんどなく、配管温度は飽和温度とほぼ等しく
なる。また内部を流れる冷媒がガスの場合には、多少過
熱度がつき、配管温度は上昇する。すなわち、冷媒と周
囲空気との間で、Δiの熱交換があるとすれば、液面検
出用バイパス回路途中での冷媒の状態は、第4図のモリ
エル線図上では、液冷媒の場合はA′点に相当し、ガス
冷媒の場合はB′点に相当し、それぞれの温度はt1,t2
となり、Δt=t2−t1だけ温度が上昇する。そこで、圧
力センサ34により検出した圧力の飽和温度と、液面検出
用バイパス回路途中の配管温度を温度センサ33a,33bに
より検出して比較することにより、液面検出用バイパス
回路を液冷媒が流れているか、ガス冷媒が流れているか
の判定が可能であり、アキュムレータの液面検出用バイ
パス回路を取り付けた一定の高さまで冷媒が溜り込んで
いるかどうかの判定ができる。
ムレータ4内の冷媒の一部は、常に液面検出用バイパス
回路31a,31bを通り極少量が圧縮機1の吸入配管35に向
って流れる。なお、毛細管32a,32bは、冷媒の流量を制
限するためのものである。アキュムレータ4内の冷媒
は、液部とガス部に分離され、第4図のモリエル線図上
で、液部は飽和液線上のA点に、ガス部は、飽和気線上
のB点に相当する。ここで、アキュムレータ4内の冷媒
量が少なく、液面検出用バイパス回路31a,31bの入口部
分がガス冷媒となっていれば、液面検出用バイパス回路
にはガス冷媒が流れ、また冷媒が多く溜り込んで、液面
検出用バイパス回路の入口部分が液冷媒であれば、液面
検出用バイパス回路には液冷媒が流れる。アキュムレー
タ4内の冷媒は、周囲温度よりも低くなっているため、
液面検出用バイパス回路では内部を流れる冷媒と周囲の
空気との間で熱交換が行われるが、この時、内部を流れ
る冷媒が液の場合には液面検出用バイパス回路での温度
上昇はほとんどなく、配管温度は飽和温度とほぼ等しく
なる。また内部を流れる冷媒がガスの場合には、多少過
熱度がつき、配管温度は上昇する。すなわち、冷媒と周
囲空気との間で、Δiの熱交換があるとすれば、液面検
出用バイパス回路途中での冷媒の状態は、第4図のモリ
エル線図上では、液冷媒の場合はA′点に相当し、ガス
冷媒の場合はB′点に相当し、それぞれの温度はt1,t2
となり、Δt=t2−t1だけ温度が上昇する。そこで、圧
力センサ34により検出した圧力の飽和温度と、液面検出
用バイパス回路途中の配管温度を温度センサ33a,33bに
より検出して比較することにより、液面検出用バイパス
回路を液冷媒が流れているか、ガス冷媒が流れているか
の判定が可能であり、アキュムレータの液面検出用バイ
パス回路を取り付けた一定の高さまで冷媒が溜り込んで
いるかどうかの判定ができる。
第5図および第6図は、冷房時に制御装置9により、膨
張弁7a〜7cを制御する一例を説明するためのフローチャ
ートである。
張弁7a〜7cを制御する一例を説明するためのフローチャ
ートである。
第5図は、目標サブクールを決定するためのフローであ
り、ステップ41で圧力センサ34によって低圧圧力が検出
され、飽和温度tsに換算されて入力され、ステップ42で
は、液面検出用バイパス回路31a,31に設けた温度センサ
33a,33bにより、それぞれ上側配管温度ta,下側配管温度
tbが検出され入力される。ステップ43,44では、低圧飽
和温度tsと上側配管温度taおよび下側配管温度tbの差を
判定し、例えば、配管温度ta,tbが低圧飽和温度tsより
も3deg以上高い場合には、ガブ部と判定し、3deg以下の
場合には、液部と判定する。したがって上側バイパス回
路(上限レベル)まで液が溜っている場合は、ステップ
47へ、液面が下側バイパス回路(下限レベル)以下の場
合はステップ46へ、その他の場合はステップ45へ進。ス
テップ45〜47では、それぞれアキュムレータの液面高さ
に応じて、目標サブクールを設定する。ここで液面が、
下限バイパス回路と上限バイパス回路の中間にある場合
は、標準目標サブクール(例えば6deg)に、液面が上限
バイパス回路より高い場合には、標準目標サブクールよ
りも高く(例えば8deg)、液面が下限バイパス回路より
低い場合には、標準目標サブクールよりも低く(例えば
4deg)、目標サブクールがセットされる。
り、ステップ41で圧力センサ34によって低圧圧力が検出
され、飽和温度tsに換算されて入力され、ステップ42で
は、液面検出用バイパス回路31a,31に設けた温度センサ
33a,33bにより、それぞれ上側配管温度ta,下側配管温度
tbが検出され入力される。ステップ43,44では、低圧飽
和温度tsと上側配管温度taおよび下側配管温度tbの差を
判定し、例えば、配管温度ta,tbが低圧飽和温度tsより
も3deg以上高い場合には、ガブ部と判定し、3deg以下の
場合には、液部と判定する。したがって上側バイパス回
路(上限レベル)まで液が溜っている場合は、ステップ
47へ、液面が下側バイパス回路(下限レベル)以下の場
合はステップ46へ、その他の場合はステップ45へ進。ス
テップ45〜47では、それぞれアキュムレータの液面高さ
に応じて、目標サブクールを設定する。ここで液面が、
下限バイパス回路と上限バイパス回路の中間にある場合
は、標準目標サブクール(例えば6deg)に、液面が上限
バイパス回路より高い場合には、標準目標サブクールよ
りも高く(例えば8deg)、液面が下限バイパス回路より
低い場合には、標準目標サブクールよりも低く(例えば
4deg)、目標サブクールがセットされる。
また、第6図において、フローがスタートすると、ステ
ップ61で高圧飽和温度が圧力センサ10によって検出さ
れ、この飽和温度t1が演算処理され、ステップ62で、室
外熱交換器3の出口側に設けた温度センサ11によって室
外熱交換器3の出口温度t2が検出され、この出口温度t2
が入力され、ステップ63で、これらの温度差としてのSC
が計算される。ステップ64で、サブクールの設定値とし
て演算処理された目標サブクールSCoとのずれ|SC−SCo|
が一定値例えば3deg以下であるかどうかが比較され、ず
れが3degを越えると判断する場合は、ステップ65で各膨
張弁開度の合計 が計算式 を用いて計算される。
ップ61で高圧飽和温度が圧力センサ10によって検出さ
れ、この飽和温度t1が演算処理され、ステップ62で、室
外熱交換器3の出口側に設けた温度センサ11によって室
外熱交換器3の出口温度t2が検出され、この出口温度t2
が入力され、ステップ63で、これらの温度差としてのSC
が計算される。ステップ64で、サブクールの設定値とし
て演算処理された目標サブクールSCoとのずれ|SC−SCo|
が一定値例えば3deg以下であるかどうかが比較され、ず
れが3degを越えると判断する場合は、ステップ65で各膨
張弁開度の合計 が計算式 を用いて計算される。
ここに、Nj:各膨張弁開度 Nj*:変更前の各膨張弁の開度 A:実験により決まる定数 各膨張弁の開度の合計ΣNjが計算されてサブクールが大
き目のときは、膨張弁全体の開度を開方向へ、小さ目の
ときは、閉方向へ調整し、ステップ66へ移る。また、ず
れが3℃以下と判断する場合は、ステップ65でトータル
開度の変更をせずに、ステップ66へ進む。ステップ66で
サーミスタからなる温度センサ12a〜12cによるガス管温
度の検出値T1〜T3が入力され、ステップ67で検出値T1〜
T3の平均値TAVが計算され、ステップ68で、バラツキ|T
j−TAV|が2deg以下であるかどうか判断される。ステ
ップ68以下は、慣用技術に属するので詳細な説明を省
く。なお、各分岐回路の温度は、温度が高めの分岐管に
ついては弁開度を大きくし、温度が低めの分岐管につい
ては弁開度を小さくすることによって温度を調整するよ
うになっており、ステップ70における各膨張弁7a〜7cの
新開度の計算式中のBは実験により決まる正の定数であ
り、またステップ61で圧力センサのときは飽和温度に換
算する。このフローチャートによれば、サブクールの調
整と、分岐回路の温度をそろえるように制御される。
き目のときは、膨張弁全体の開度を開方向へ、小さ目の
ときは、閉方向へ調整し、ステップ66へ移る。また、ず
れが3℃以下と判断する場合は、ステップ65でトータル
開度の変更をせずに、ステップ66へ進む。ステップ66で
サーミスタからなる温度センサ12a〜12cによるガス管温
度の検出値T1〜T3が入力され、ステップ67で検出値T1〜
T3の平均値TAVが計算され、ステップ68で、バラツキ|T
j−TAV|が2deg以下であるかどうか判断される。ステ
ップ68以下は、慣用技術に属するので詳細な説明を省
く。なお、各分岐回路の温度は、温度が高めの分岐管に
ついては弁開度を大きくし、温度が低めの分岐管につい
ては弁開度を小さくすることによって温度を調整するよ
うになっており、ステップ70における各膨張弁7a〜7cの
新開度の計算式中のBは実験により決まる正の定数であ
り、またステップ61で圧力センサのときは飽和温度に換
算する。このフローチャートによれば、サブクールの調
整と、分岐回路の温度をそろえるように制御される。
第7図は、蒸発器出口の冷媒の状態と、平均熱伝達率の
変化を表したもので、同図からわかるように、出口がス
ーパーヒート領域に入ると、急激に性能が劣化するた
め、出口を湿り状態(乾き度x=0.9前後)で使用する
ことが性能を向上する上で重要なことがわかる。上記の
制御は、これを利用したもので、サブクールを積極的に
大きくとり、蒸発器出口を湿り状態にしていると同時
に、出口の乾き度が各々の回路で少々変化があっても、
安定した能力を得るようにしたもので、複数の分岐管14
a〜14c、15a〜15cに冷媒を分配する上で、制御性が非常
によいものとなっていると同時に、室外熱交換器3で、
適正にサブクールをとっていることから、室外熱交換器
3も有効に使用できる。当然のことなが、室内機がすべ
て運転したときにも、蒸発器出口が湿り状態となるよう
に冷媒量を充填しておく。さらに、室内機の運転台数が
減少した場合には、停止した室内機に対応する液側分岐
管の膨張弁7a,7b,7cを全閉にすることにより冷媒供給を
停止すると同時に、余剰冷媒はアキュムレータ4内に溜
めることができるという機能も有する。
変化を表したもので、同図からわかるように、出口がス
ーパーヒート領域に入ると、急激に性能が劣化するた
め、出口を湿り状態(乾き度x=0.9前後)で使用する
ことが性能を向上する上で重要なことがわかる。上記の
制御は、これを利用したもので、サブクールを積極的に
大きくとり、蒸発器出口を湿り状態にしていると同時
に、出口の乾き度が各々の回路で少々変化があっても、
安定した能力を得るようにしたもので、複数の分岐管14
a〜14c、15a〜15cに冷媒を分配する上で、制御性が非常
によいものとなっていると同時に、室外熱交換器3で、
適正にサブクールをとっていることから、室外熱交換器
3も有効に使用できる。当然のことなが、室内機がすべ
て運転したときにも、蒸発器出口が湿り状態となるよう
に冷媒量を充填しておく。さらに、室内機の運転台数が
減少した場合には、停止した室内機に対応する液側分岐
管の膨張弁7a,7b,7cを全閉にすることにより冷媒供給を
停止すると同時に、余剰冷媒はアキュムレータ4内に溜
めることができるという機能も有する。
この時、アキュムレータ4内の液面を高さ検出手段80で
検出しながら、目標サブクールを設定しているため、冷
媒が多い時にはサブクールを大きく設定し、より多くの
液冷媒を凝縮器に溜め、アキュムレータ内の液面を下げ
ることにより、液冷媒がオーバフローするのを防止す
る。また、冷媒が少ない時にはアキュムレータ内の液面
が低くなり、アキュムレータ4内の熱交換器8の機能が
低下するので、サブクールを小さく設定し、凝縮器の液
冷媒をアキュムレータに多少戻し、熱交換器8が適正に
働くように制御装置9で制御する。したがって、冷媒の
変動に対しても常に安定した運転ができる。
検出しながら、目標サブクールを設定しているため、冷
媒が多い時にはサブクールを大きく設定し、より多くの
液冷媒を凝縮器に溜め、アキュムレータ内の液面を下げ
ることにより、液冷媒がオーバフローするのを防止す
る。また、冷媒が少ない時にはアキュムレータ内の液面
が低くなり、アキュムレータ4内の熱交換器8の機能が
低下するので、サブクールを小さく設定し、凝縮器の液
冷媒をアキュムレータに多少戻し、熱交換器8が適正に
働くように制御装置9で制御する。したがって、冷媒の
変動に対しても常に安定した運転ができる。
暖房時には、圧縮機1より吐出された高温高圧のガス冷
媒は、第1図の破線のように通路を切り換えた四方弁2
を通ってガス側分岐管14a〜14cに設けた電磁弁6a〜6cを
通り、連絡配管16a〜16cを介して室内熱交換器5a〜5cへ
と導かれる。ここで液化した冷媒は、室内外連絡管17a
〜17cを通って室外機へ戻り、液側分岐管15a〜15cに設
けた膨張弁7a〜7cにより減圧され、室外熱交換器3で蒸
発し、四方弁2,アキュムレータ4を介して、圧縮機1へ
戻るサイクルを構成する。このとき、圧力センサ10と、
液側分岐管15a〜15cに設けた温度センサ13a〜13cによ
り、室内熱交換器5a〜5c出口のサブクールを目標値にす
ると同時に、各々の分岐管の温度を揃えるように制御装
置9により膨張弁7a〜7cを制御する。さらに、室内機の
運転台数が減少した場合には、停止した室内機に対応す
るガス側分岐回路の電磁弁を閉じることにより、冷媒供
給を停止する。余剰冷媒は冷房時と同時にアキュムレー
タ4内に溜めることができる。
媒は、第1図の破線のように通路を切り換えた四方弁2
を通ってガス側分岐管14a〜14cに設けた電磁弁6a〜6cを
通り、連絡配管16a〜16cを介して室内熱交換器5a〜5cへ
と導かれる。ここで液化した冷媒は、室内外連絡管17a
〜17cを通って室外機へ戻り、液側分岐管15a〜15cに設
けた膨張弁7a〜7cにより減圧され、室外熱交換器3で蒸
発し、四方弁2,アキュムレータ4を介して、圧縮機1へ
戻るサイクルを構成する。このとき、圧力センサ10と、
液側分岐管15a〜15cに設けた温度センサ13a〜13cによ
り、室内熱交換器5a〜5c出口のサブクールを目標値にす
ると同時に、各々の分岐管の温度を揃えるように制御装
置9により膨張弁7a〜7cを制御する。さらに、室内機の
運転台数が減少した場合には、停止した室内機に対応す
るガス側分岐回路の電磁弁を閉じることにより、冷媒供
給を停止する。余剰冷媒は冷房時と同時にアキュムレー
タ4内に溜めることができる。
また、冷,暖房時とも分岐回路の下流側合流点は、いず
れも低圧側となり停止中の室内機がある場合いずれも分
岐回路の入口を閉、出口を開とすることにより冷媒の回
収が可能となる。
れも低圧側となり停止中の室内機がある場合いずれも分
岐回路の入口を閉、出口を開とすることにより冷媒の回
収が可能となる。
この発明の一実施例によれば、電気信号により制御装置
を制御するので、暖房時は圧力センサと液側分岐管に設
けた温度センサにより、室内熱交換器出口のサブクール
を目標値にでき、各分岐管の温度を揃えることができ、
冷房時には、圧力センサと室外熱交換器出口に設けた温
度センサによりサブクールを目標値に調整でき、またガ
ス側分岐管に設けた温度センサにより冷媒を適正に分配
するので、レシーバを備える必要がなく、標準の室内機
との組み合せが容易にでき、分配性能がよく、冷媒量の
変動に対する安定性もよく、しかも冷媒回収回路が不要
であるという効果がある。また、この発明の一実施例の
多室用空気調和機では、膨張弁はマイコンにより制御さ
れるので、圧縮機をインバータにより周波数制御をしよ
うとする場合にも都合がよい。
を制御するので、暖房時は圧力センサと液側分岐管に設
けた温度センサにより、室内熱交換器出口のサブクール
を目標値にでき、各分岐管の温度を揃えることができ、
冷房時には、圧力センサと室外熱交換器出口に設けた温
度センサによりサブクールを目標値に調整でき、またガ
ス側分岐管に設けた温度センサにより冷媒を適正に分配
するので、レシーバを備える必要がなく、標準の室内機
との組み合せが容易にでき、分配性能がよく、冷媒量の
変動に対する安定性もよく、しかも冷媒回収回路が不要
であるという効果がある。また、この発明の一実施例の
多室用空気調和機では、膨張弁はマイコンにより制御さ
れるので、圧縮機をインバータにより周波数制御をしよ
うとする場合にも都合がよい。
第8図は、この実施例の変形例を示す冷媒回路図であ
る。この変形例では、圧力センサ10の代りに飽和温度の
検出回路18を使用したもので、圧力の代りに直接飽和温
度を検出する飽和温度検出手段である温度センサ19によ
り検出している。上記検出回路18は熱交換器21と毛細管
20により構成され、圧縮機1出口の冷媒は熱交換器21に
より冷却されて二相冷媒となり、毛細管20で圧縮機1の
吸入圧力まで減圧され、低温の二相冷媒となり熱交換器
21で熱交換することにより、圧縮機出口の冷媒のエンタ
ルピとほぼ同じエンタルピの低圧冷媒となりサイクルを
完了する。第9図は、この冷媒の挙動をモリエル線図上
で表わしたもので、実線がこの検出回路18内の冷媒の状
態、破線ABCDが通常の冷凍サイクル上の冷媒の状態を表
している。第9図中、Eは毛細管20入口状態を示し、こ
の場所に温度センサ19を取り付けることにより、圧力セ
ンサを使わずに高圧圧力飽和温度を検出することが可能
となる。
る。この変形例では、圧力センサ10の代りに飽和温度の
検出回路18を使用したもので、圧力の代りに直接飽和温
度を検出する飽和温度検出手段である温度センサ19によ
り検出している。上記検出回路18は熱交換器21と毛細管
20により構成され、圧縮機1出口の冷媒は熱交換器21に
より冷却されて二相冷媒となり、毛細管20で圧縮機1の
吸入圧力まで減圧され、低温の二相冷媒となり熱交換器
21で熱交換することにより、圧縮機出口の冷媒のエンタ
ルピとほぼ同じエンタルピの低圧冷媒となりサイクルを
完了する。第9図は、この冷媒の挙動をモリエル線図上
で表わしたもので、実線がこの検出回路18内の冷媒の状
態、破線ABCDが通常の冷凍サイクル上の冷媒の状態を表
している。第9図中、Eは毛細管20入口状態を示し、こ
の場所に温度センサ19を取り付けることにより、圧力セ
ンサを使わずに高圧圧力飽和温度を検出することが可能
となる。
また、図示していないが、室内外の熱交換器の中央付近
の配管の温度を検出すれば、やはり冷暖房時の高圧圧力
飽和温度を検出できることはいうまでもない。
の配管の温度を検出すれば、やはり冷暖房時の高圧圧力
飽和温度を検出できることはいうまでもない。
第10図から第12図はこの発明の他の実施例を示す。第10
図、第11図において、第1図と第3図と同一符号は同一
または相当部分を示し、81a〜81cは室内機の能力を設定
するスイッチである。ここで、室内機の能力とは冷房能
力及び暖房能力であり、室内機の容量、即ち室内熱交換
器の大きさできまるものである。この実施例は、上記ス
イッチ81a〜81cが第1図、第3図のガス側分岐管の温度
を検出する温度検知器である温度センサに代えて設けら
れ、上記スイッチの入力を制御装置9に取り込み、この
制御装置9によって可逆式膨張弁7a〜7cを制御するよう
にした点が、第1図から第7図について詳細した実施例
と異なるだけである。そして、能力設定スイッチ81a〜8
1cは各々3ビットのスイッチで構成され、例えば、接続
された室内機の冷房能力が2000kcal/hの場合はスイッチ
設定は「000」、2500kcal/hの場合は「001」のように、
各々8通りの設定が可能である。
図、第11図において、第1図と第3図と同一符号は同一
または相当部分を示し、81a〜81cは室内機の能力を設定
するスイッチである。ここで、室内機の能力とは冷房能
力及び暖房能力であり、室内機の容量、即ち室内熱交換
器の大きさできまるものである。この実施例は、上記ス
イッチ81a〜81cが第1図、第3図のガス側分岐管の温度
を検出する温度検知器である温度センサに代えて設けら
れ、上記スイッチの入力を制御装置9に取り込み、この
制御装置9によって可逆式膨張弁7a〜7cを制御するよう
にした点が、第1図から第7図について詳細した実施例
と異なるだけである。そして、能力設定スイッチ81a〜8
1cは各々3ビットのスイッチで構成され、例えば、接続
された室内機の冷房能力が2000kcal/hの場合はスイッチ
設定は「000」、2500kcal/hの場合は「001」のように、
各々8通りの設定が可能である。
また、第10図、第11図に示す他の実施例では、能力設定
スイッチ81a〜81cにより、登録された各室内機の大きさ
によって全体の開度を分配するように、制御装置9で膨
張弁7a〜7cを制御する。すなわち、第6図と同一符号は
同一または相当部分を示す第12図のフローチャートにお
いて、ステップ61からステップ65までは第6図の場合と
同様な動作をするが、目標サブクールとのずれが3deg以
下であると判断した場合には、膨張弁のトータル開度の
変更をせず、ステップ67へ進む。ステップ67では、能力
設定スイッチにより設定された運転中の各室内機の能力
と比例関係にある能力コードQj、例えば、冷房能力が20
00kcal/hの時はQj=4、2500kcal/hの時はQj=5、4000
kcal/hの時はQj=8を制御装置から読み込む。そして、
ステップ70でトータル開度を能力コードQjによって分配
し、ステップ71で新開度Njを出力する。この第12図に示
すフローチャートによれば、サブクールの調整と、各室
内機への冷媒の分配を適正に行うことができ、第1図か
ら第7図に示す実施例と同様な効果がある。
スイッチ81a〜81cにより、登録された各室内機の大きさ
によって全体の開度を分配するように、制御装置9で膨
張弁7a〜7cを制御する。すなわち、第6図と同一符号は
同一または相当部分を示す第12図のフローチャートにお
いて、ステップ61からステップ65までは第6図の場合と
同様な動作をするが、目標サブクールとのずれが3deg以
下であると判断した場合には、膨張弁のトータル開度の
変更をせず、ステップ67へ進む。ステップ67では、能力
設定スイッチにより設定された運転中の各室内機の能力
と比例関係にある能力コードQj、例えば、冷房能力が20
00kcal/hの時はQj=4、2500kcal/hの時はQj=5、4000
kcal/hの時はQj=8を制御装置から読み込む。そして、
ステップ70でトータル開度を能力コードQjによって分配
し、ステップ71で新開度Njを出力する。この第12図に示
すフローチャートによれば、サブクールの調整と、各室
内機への冷媒の分配を適正に行うことができ、第1図か
ら第7図に示す実施例と同様な効果がある。
また、第13図は第10図から第12図に示す実施例の変形例
を示す第8図に相当する冷媒回路図であり、圧力センサ
の代りに飽和温度の検出回路を使用して、高圧圧力飽和
温度を検出できるようにしたものである。なお、第13図
中、第8図と同一符号は同一または相当部分を示す。
を示す第8図に相当する冷媒回路図であり、圧力センサ
の代りに飽和温度の検出回路を使用して、高圧圧力飽和
温度を検出できるようにしたものである。なお、第13図
中、第8図と同一符号は同一または相当部分を示す。
以上に説明したように、この発明によれば、電気信号に
より駆動する膨張弁を制御装置により、サブクールを一
定目標値にしながら、複数の分岐回路の合流前の温度を
揃え、またアキュムレータに溜る余剰冷媒によってサブ
クールの目標値を変えるように制御できるので、標準の
室内機との組み合せが可能であり、またレシーバが不要
となり、さらに分配性能がよく、しかも冷媒量の変動に
対する安定性がよく、冷媒回収回路の不要な多室用空気
調和機が得られるという効果がある。
より駆動する膨張弁を制御装置により、サブクールを一
定目標値にしながら、複数の分岐回路の合流前の温度を
揃え、またアキュムレータに溜る余剰冷媒によってサブ
クールの目標値を変えるように制御できるので、標準の
室内機との組み合せが可能であり、またレシーバが不要
となり、さらに分配性能がよく、しかも冷媒量の変動に
対する安定性がよく、冷媒回収回路の不要な多室用空気
調和機が得られるという効果がある。
第1図はこの発明の一実施例による多室用空気調和機の
冷媒回路図、第2図は同アキュムレータの液面高さ検出
手段の一例を示す部分冷媒回路図、第3図は同制御装置
のブロック図、第4図は液面高さ検出手段の動作を説明
するモリエル線図、第5図、第6図は同制御動作を説明
するフローチャート、第7図は蒸発器出口の冷媒状態と
平均熱伝達率の関係を示す図、第8図はこの発明の一実
施例の変形例による多室用空気調和機の冷媒回路図、第
9図は同飽和温度検出回路内の冷媒の状態を表すモリエ
ル線図、第10図はこの発明の他の実施例による多室用空
気調和機の冷媒回路図、第11図は同制御装置のブロック
図、第12図は同制御動作を説明するフローチャート、第
13図は他の実施例の変形例による多室用空気調和機の冷
媒回路図、第14図および第15図は互いに異った従来の空
気調和機の冷媒回路図である。 1……圧縮機、2……四方弁(切換弁)、3……室外熱
交換器、4……アキュムレータ、5a〜5c……室内熱交換
器、6a〜6c……電磁弁、7a〜7c……膨張弁、8……アキ
ュムレータ内の熱交換器、9……制御装置、10……圧力
センサ、11,12a〜12c,13a〜13c……温度センサ、14a〜1
4c……ガス側分岐管、15a〜15c……液側分岐管、16a〜1
6c,17a〜17c……連絡配管、18……飽和温度検出回路、8
0……液面高さ検出手段、81a〜81c……能力設定スイッ
チ。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
冷媒回路図、第2図は同アキュムレータの液面高さ検出
手段の一例を示す部分冷媒回路図、第3図は同制御装置
のブロック図、第4図は液面高さ検出手段の動作を説明
するモリエル線図、第5図、第6図は同制御動作を説明
するフローチャート、第7図は蒸発器出口の冷媒状態と
平均熱伝達率の関係を示す図、第8図はこの発明の一実
施例の変形例による多室用空気調和機の冷媒回路図、第
9図は同飽和温度検出回路内の冷媒の状態を表すモリエ
ル線図、第10図はこの発明の他の実施例による多室用空
気調和機の冷媒回路図、第11図は同制御装置のブロック
図、第12図は同制御動作を説明するフローチャート、第
13図は他の実施例の変形例による多室用空気調和機の冷
媒回路図、第14図および第15図は互いに異った従来の空
気調和機の冷媒回路図である。 1……圧縮機、2……四方弁(切換弁)、3……室外熱
交換器、4……アキュムレータ、5a〜5c……室内熱交換
器、6a〜6c……電磁弁、7a〜7c……膨張弁、8……アキ
ュムレータ内の熱交換器、9……制御装置、10……圧力
センサ、11,12a〜12c,13a〜13c……温度センサ、14a〜1
4c……ガス側分岐管、15a〜15c……液側分岐管、16a〜1
6c,17a〜17c……連絡配管、18……飽和温度検出回路、8
0……液面高さ検出手段、81a〜81c……能力設定スイッ
チ。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (3)
- 【請求項1】圧縮機、切換弁、アキュムレータ、および
室外熱交換器を主要部材として構成した冷暖房の切り換
え可能な室外機を有し、この室外機の液管とガス管とに
それぞれ並列の分岐管を設け、これらの分岐管に連絡配
管を介して複数台の室内機を接続する多室用空気調和機
において、各々のガス側分岐管に電磁弁を設け、各々の
液側分岐管に電気信号で駆動する膨張弁を設け、上記室
外熱交換器と液側分岐管の合流点の間の配管に上記アキ
ュムレータ内の冷媒と熱交換可能な熱交換器を設け、さ
らに、液側分岐管および室外熱交換器の冷房時出口管に
各々温度検知器を設けると共に、高圧圧力または飽和温
度を検出する検出手段と、アキュムレータの液面高さ検
出手段と、ガス側分岐管の冷房時出口管に設けた温度検
知器あるいは接続される室内機の能力を設定するスイッ
チと、上記液側分岐管および室外熱交換器の温度検知器
によって得られた温度と上記検出手段によって得られた
圧力または飽和温度とアキュムレータの液面高さと上記
ガス側分岐管の温度検知器によって得られた温度あるい
は上記スイッチの入力信号とによって上記膨張弁を制御
する制御装置とを具備させたことを特徴とする多室用空
気調和機。 - 【請求項2】制御装置は、過冷却度を一定目標値に制御
すると共に、液面高さ検出手段によって得られた液面高
さによって上記過冷却度の目標値を変更するものである
特許請求の範囲第1項記載の多室用空気調和機。 - 【請求項3】液面高さ検出手段は、2レベル以上の液面
高さを検出し、液面が上限レベルと下限レベルの間にあ
る場合には過冷却度を標準目標値になるように膨張弁を
制御し、液面が下限レベルより低い場合には過冷却度を
標準目標値よりも低い値に、液面が上限レベルより高い
場合には過冷却度を標準目標値よりも高い値に、それぞ
れ上記膨張弁を制御するものである特許請求の範囲第1
項記載または第2項記載の多室用空気調和機。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61287984A JPH0694960B2 (ja) | 1986-12-03 | 1986-12-03 | 多室用空気調和機 |
| AU73801/87A AU581569B2 (en) | 1986-06-06 | 1987-06-03 | Multiroom air conditioner |
| US07/057,033 US4771610A (en) | 1986-06-06 | 1987-06-03 | Multiroom air conditioner |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61287984A JPH0694960B2 (ja) | 1986-12-03 | 1986-12-03 | 多室用空気調和機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63143464A JPS63143464A (ja) | 1988-06-15 |
| JPH0694960B2 true JPH0694960B2 (ja) | 1994-11-24 |
Family
ID=17724289
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61287984A Expired - Lifetime JPH0694960B2 (ja) | 1986-06-06 | 1986-12-03 | 多室用空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0694960B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2642431B2 (ja) * | 1988-08-15 | 1997-08-20 | 三菱電機株式会社 | 多室形冷凍システム |
| JP7316759B2 (ja) * | 2018-03-20 | 2023-07-28 | 三菱電機株式会社 | 空気調和装置及び空気調和システム |
-
1986
- 1986-12-03 JP JP61287984A patent/JPH0694960B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63143464A (ja) | 1988-06-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4771610A (en) | Multiroom air conditioner | |
| EP3483524A1 (en) | Control device of multiple-type air conditioning device, multiple-type air conditioning device, method of controlling multiple-type air conditioning device, and computer program of controlling multiple-type air conditioning device | |
| WO2016010006A1 (ja) | 空気調和装置 | |
| JP6415701B2 (ja) | 冷凍サイクル装置 | |
| KR20050075096A (ko) | 멀티형 공기조화기의 각 실 부하 산출 방법 및전자팽창밸브의 제어 방법 | |
| JP3275669B2 (ja) | 多室形空気調和システム | |
| JP2522065B2 (ja) | 空気調和装置の運転制御装置 | |
| JPH0694960B2 (ja) | 多室用空気調和機 | |
| JPH08189717A (ja) | ヒートポンプ式空気調和機 | |
| JP2666665B2 (ja) | 多室型空気調和装置 | |
| JPH08136078A (ja) | 多室冷暖房装置 | |
| JP2893844B2 (ja) | 空気調和機 | |
| JP2904354B2 (ja) | 空気調和機 | |
| JPS63290354A (ja) | ヒ−トポンプ式空気調和機 | |
| JPH06317360A (ja) | 多室型空気調和機 | |
| JPH0480569A (ja) | 空気調和機 | |
| JPS62288441A (ja) | 多室用空気調和機 | |
| JPH0670515B2 (ja) | 多室用空気調和機 | |
| JP2534926B2 (ja) | 多室式空気調和機 | |
| JPH0694959B2 (ja) | 多室用空気調和機 | |
| KR102470528B1 (ko) | 공기조화 시스템 및 공기조화 시스템의 배관 탐색 방법 | |
| JP2703381B2 (ja) | マルチ空気調和機 | |
| JPH085184A (ja) | 多室型空気調和機 | |
| JPH046371A (ja) | 多室式空気調和機 | |
| JPH01127866A (ja) | 冷暖同時形多室用空気調和機 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |