JPH0695008A - 内視鏡における光学機構の駆動装置 - Google Patents

内視鏡における光学機構の駆動装置

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JPH0695008A
JPH0695008A JP4246644A JP24664492A JPH0695008A JP H0695008 A JPH0695008 A JP H0695008A JP 4246644 A JP4246644 A JP 4246644A JP 24664492 A JP24664492 A JP 24664492A JP H0695008 A JPH0695008 A JP H0695008A
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JP
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liquid crystal
endoscope
actuator
diaphragm
optical
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JP4246644A
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English (en)
Inventor
Mitsugi Nagayoshi
貢 永吉
Isami Hirao
勇実 平尾
Hiroki Moriyama
宏樹 森山
Yorio Matsui
頼夫 松井
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、内視鏡の光学系における絞り機構、
シャッタ機構、焦点調節機構、内視変換機構等の光学機
構を機械的に駆動する装置を簡略化することにより、内
視鏡先端部の小形化を図り、内視鏡の挿入性を向上でき
る内視鏡における光学機構の駆動装置を提供することを
目的とする。 【構成】挿入部2の先端構成部6に組み込まれた光学機
構を機械的に駆動してその光学的状態を変更するように
した内視鏡の光学機構の駆動装置において、一対の電極
35間に配置され、その印加電圧により伸縮する液晶3
4からなる液晶アクチュエータ30と、この液晶アクチ
ュエータ30の伸縮運動を前記光学機構に伝達する操作
用ワイヤ26と、前記電極35間により発生する電圧を
制御する制御装置37とを具備したことを特徴とする内
視鏡における光学機構の駆動装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内視鏡における光学機
構を機械的に駆動する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡の先端部に設けられる対物光学系
において、絞り機構、視野変換機構、焦点調節機構等を
電気モータや電磁石を用いて駆動することは、既に、提
案されている。しかしながら、駆動源として電気モータ
や電磁石を用いた場合、それを内視鏡の先端部に配置す
るが、その先端部内の構成が複雑となり、しいては先端
部が太径化して、内視鏡の挿入性を悪化させるといった
問題点を招く虞があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記問題点に
着目してなされたもので、その目的とするところは、内
視鏡の光学系における絞り機構、シャッタ機構、焦点調
節機構、内視変換機構等の光学機構を機械的に駆動する
装置を簡略化することにより、内視鏡先端部の小形化を
図り、内視鏡の挿入性を向上できる内視鏡における光学
機構の駆動装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用】前記課題を解決
するために本発明は、挿入部の先端部に組み込まれた光
学機構を機械的に駆動してその光学的状態を変更するよ
うにした内視鏡の光学機構の駆動装置において、一対の
電極と、この電極間に配置されその印加電圧により伸縮
する液晶アクチュエータと、液晶アクチュエータの伸縮
運動を前記光学機構に伝達する駆動力伝達部材と、前記
電極により発生する電圧を制御する制御手段とを具備
し、前記電極により発生する電圧を制御して前記液晶ア
クチュエータを伸縮させる運動を行って、挿入部の先端
部に組み込まれた光学機構を機械的に駆動する。
【0005】
【実施例】図1ないし図3は、本発明の第1の実施例に
係る内視鏡を示すものである。この内視鏡1は、図1で
示すように挿入部2、操作部3、及びユニバーサルコー
ド4を備えてなる。操作部2には接眼部5が設けられて
いる。挿入部2の先端部分には先端構成部6が設けられ
ている。
【0006】図2で示すように、先端構成部6における
ハウジング11は、金属または合成樹脂の硬質な材料に
よって形成されており、このハウジング11の外表面
は、ゴムや合成樹脂等からなる外皮12によって被覆さ
れている。そのハウジング11の内部には、側周壁1
3、前壁14、後壁15によって囲まれた空間部16が
設けられている。
【0007】前記ハウジング11の側周壁13の一部に
は側視用観察窓17が設けられ、ハウジング11の前壁
14の中央部分には直視用観察窓18が設けられてい
る。また、ハウジング11の後壁15には、イメージガ
イドとしての光学繊維束19の先端部とその光学繊維束
19の入射端面に像を結ぶための対物レンズ20とを保
持する筒状の枠21が固定的に取り付けられている。前
記枠21の後端には光学繊維束19を覆う保護チューブ
22の先端が嵌合して取着されている。
【0008】前記空間部16内には視野変換機構が設置
されている。つまり、前記対物レンズ20の中心軸上で
の前方に位置して反射ミラー23が設置され、この反射
ミラー23は、その一端を、側視用観察窓17と直視用
観察窓18との間の位置に設けたヒンジピン24に枢着
してあり、このため、回転自在である。そして、この回
動自在な反射ミラー23の他の対物レンズ20、側視用
観察窓17、及び直視用観察窓18とともに視野変換式
の対物光学系25を構成している。
【0009】また、反射ミラー23は、図2の実線で示
す位置においては、側視用観察窓17から入射する視野
光を反射して対物レンズ20に導き入れる側視の状態
と、この位置から反射ミラー23を跳ね上げ、直視用観
察窓18から入射する視野光を通過させて直接に対物レ
ンズ20に導き入れる直視の状態とを選択する視野変換
用光学機構を構成する。
【0010】通常、図2の実線で示す位置において反射
ミラー23を待機するための位置決め用ストッパ(図示
しない。)と、この位置に復帰する向きでの付勢力を反
射ミラー23に与える付勢手段として、例えばヒンジピ
ン24の回りに巻装したねじりばね(図示しない。)と
が付設されている。反射ミラー23の他端たる自由端に
は、操作用ワイヤ26の一端が接続されている。操作用
ワイヤ26の他端側は、ガイドローラ27と前記後壁1
5に形成した通孔28とを通じて後方へ導かれ、後述す
る液晶アクチュエータ30に接続されている。
【0011】液晶アクチュエータ30のもう一端は固定
部材32の後端の内壁に固定されている。固定部材32
は図3の様にコ字状の枠部材からなり、その前端は、通
孔28が設けられた部分の後壁15に固定されている。
この前端部には操作用ワイヤ26と液晶アクチュエータ
30との接続の妨げとならない様に通孔28と同じ位置
に貫通孔29が設けられている。固定部材32の前端内
壁面と、液晶アクチュエータ30における操作用ワイヤ
26の接続端面との間には、バイアスバネ31が接続さ
れている。操作用ワイヤ26は、バイアスバネ31の内
径内に挿通されている。
【0012】図3において、図2の下の方向から見た液
晶アクチュエータ30を示す。液晶アクチュエータ30
は液晶34を有し、この液晶は、例えば高分子液晶又は
液晶エラストマーなどから四角柱状に形成されている。
四角柱状の液晶34の前端面と後端面にはそれぞれ伸縮
性の電極35が密着して取着されている。つまり、2つ
の伸縮性電極35によって、四角柱状の液晶34を前後
から挟み込んでいる。前記液晶34としては、例えば主
鎖にポリシロキサン、ポリブタジエン、ポリエチレン構
造を有し、側鎖に強誘電性のメソゲン基を含む側鎖型高
分子液晶、又はそれらを架橋反応によりエラストマー化
した液晶などを用いることができる。
【0013】液晶34の前端には前口金33が固定さ
れ、また、後端には後口金36が取着されている。前記
操作ワイヤ26とバイアスバネ31の後端は、液晶アク
チュエータ30の前口金33に固定されている。液晶ア
クチュエータ30の後端には後口金36に固定されてい
る。
【0014】後口金36には切欠き部36aが形成され
ている。そして、前記各伸縮性電極35に対して個別的
に接続したリード線40が、その切欠き部36aを通じ
て図1の様に挿入部2からユニバーサルコード4内を通
り、そのユニバーサルコード4が着脱自在に接続されて
いる光源41の内部に設けられた制御装置37を介して
電源38に対して電気的に接続される。また、液晶3
4、口金33,36,及び伸縮性電極35からなる液晶
アクチュエータ30は、チューブ状の伸縮性絶縁カバー
39にて覆われている。この伸縮性絶縁カバー39の両
端はこれに対応する前口金33と後口金36に固定され
ている。
【0015】また、操作部3の上部には切換スイッチ4
2が設けられている。この切換スイッチ42には、信号
線43の一端が電気的に接続されている。信号線43の
他端は、ユニバーサルコード4の内部を通り、光源41
内に設けた制御装置37に対して電気的に接続されてい
る。
【0016】次に、前記構成の内視鏡1の作用を説明す
る。通常時は、切換スイッチ42はオフの状態にあり、
反射ミラー23は、図10及び図2で示す位置にあり、
側視が可能な状態になっている。ここで、切換スイッチ
42をオン操作すると、その信号が信号線43を通じて
制御装置37に送られる。制御装置37は、電源38を
作動させ、リード線40を通じて伸縮性電極35の間に
直流電圧を印加する。
【0017】液晶34にその両端の伸縮性電極35から
直流電圧が印加されると、直流電圧が印加された液晶3
4は側端のメソゲン基が配向をし、収縮することにな
る。すると、伸縮性電極35、伸縮性絶縁カバー39
も、ともに軸方向に収縮する。さらに、操作用ワイヤ2
6も同時に引かれる。この結果、ヒンジピン24を支点
として反射ミラー23が図2の矢印方向に持ち上げら
れ、反射ミラー23は直視用観察窓18に通じる光路か
ら退避される。この状態は直視用観察窓18からのみ、
体腔内が観察される直視の状態である。
【0018】切換スイッチ42をオフ操作すると、制御
装置37への信号が切れ、制御装置37が作動し、電源
38をオフする。すると、伸縮性電極35の電圧印加が
停止し、液晶34への電圧印加も同時に止まる。その結
果、配向していた側鎖のメソゲン基が配向しなくなり、
元の状態に伸長する。
【0019】このとき、反射ミラー23は、再び図2で
示す元の待機位置に戻り、側視が可能となる。また、バ
イアスバネ31により、操作用ワイヤ26には一定の張
力が加えられているため、操作用ワイヤ26がゆるむこ
とがなく円滑に作動する。
【0020】図4〜5は、本発明の第2の実施例を示す
ものである。これは内視鏡の対物光学系における焦点調
節機構に適用した例である。図4で示すように、挿入部
2の先端構成部6には、イメージガイドとしての光学繊
維束19の先端が配置され、この光学繊維束19の先端
面には固定レンズ44が取着されている。この固定レン
ズ44と観察窓45との間には、焦点調節用の移動レン
ズ46が配置され、これらによって直視型の対物光学系
を構成している。移動レンズ46は円筒状のレンズ枠4
7に組み込まれている。このレンズ枠47は前記先端構
成部6のハウジング11の内部に対物光学系の光軸方向
に沿って同軸的に形成したガイド孔48に嵌挿され、そ
の光軸方向に沿って移動自在に組み込まれている。そし
て、レンズ枠47とともに移動レンズ46を光軸方向へ
移動してその位置を選択することにより光学繊維束19
の先端面に結像させる焦点調節を行うようになってい
る。
【0021】レンズ枠47の側壁の一部には、突出片4
9が突設され、この突出片49はハウジング11の壁部
に前記光軸方向に沿って長く形成したガイド溝50を通
じて空洞部51に導出されている。突出片49には、屈
曲しないパイプ等の駆動力伝達部材としての連結媒体5
2を介して前述した第1の実施例の場合と同じ構成の液
晶アクチュエータ30が連結されている。すなわち、こ
の液晶アクチュエータ30の前口金33には前記連結媒
体52の後端が連結固定され、後口金36はハウジング
11または挿入部2における固定部材53に固定的に取
着されている。さらに、液晶アクチュエータ30の伸縮
する軸方向と連結媒体52の長手方向が一直線上で同軸
的に一致し、かつ、前記対物光学系の光軸方向と平行に
配置されている。他の構成は前述した第1の実施例のも
のと同様である。
【0022】しかして、第1の実施例と同様に電圧印加
操作を行うと、液晶アクチュエータ30が、軸方向に伸
縮し、対物光学系の焦点調節を行う。液晶34に電圧を
印加し収縮したときの状態を図5の(a)に示す。この
時の収縮量分が連結媒体52を介してレンズ枠47に伝
達され、移動レンズ46が光軸方向後方へ移動する。ま
た、電圧印加を止めると、液晶アクチュエータ30は元
の長さに戻り、移動レンズ46が前方に移動し、図5の
(b)で示す電圧印加前の形状に液晶アクチュエータ3
0が戻る。
【0023】なお、この実施例での調節操作用スイッチ
は、電圧印加量を調整することが可能である。例えばそ
のスイッチの釦を回転させて制御装置37に信号を送
り、電圧印加量を調整する。つまり、その回転量により
信号が異なり、制御装置37がそれを判断し、印加電圧
を調整する。電圧の印加量により、液晶アクチュエータ
30の収縮量が異なり、任意の位置で移動レンズ46を
止めることができるようになる。
【0024】図6ないし図8は、本発明の第3の実施例
を示す。この実施例は内視鏡1の対物光学系における絞
り機構を駆動して絞り調節を行うものである。図6で示
すように、挿入部2の先端構成部6には、対物光学系5
4に対向して固体撮像素子56が設けられている。対物
光学系54は、観察窓55からの観察視野を固体撮像素
子56の受光面に結像する。固体撮像素子56には撮像
信号を伝送する信号ケーブル57が接続されている。信
号ケーブル57は、挿入部2、操作部3、及びユニバー
サルコード4を通じて外部の画像装置に導かれる。
【0025】対物光学系58には、2つの結像レンズ5
9,59の間に、絞り装置(機構)60を介挿してな
り、これによって固体撮像素子56の受光面に入射する
光量を調節する。すなわち、図7で示すように、絞り装
置60は、比較的大きな定径の第1の絞り孔61を中央
に有した絞り板62と、この絞り板62の前面に枢着し
た絞り羽根63とからなり、絞り羽根63は、ピン64
を回動中心として回動するようになっている。また、絞
り羽根63には前記第1の絞り孔61より小さな定径の
第2の絞り孔65が形成されている。
【0026】そして、絞り羽根63は、図7の(a)で
示すように、第1の絞り孔61から退避する位置と、図
7の(b)で示すように、第1の絞り孔61を覆い、そ
の第1の絞り孔61に第2の絞り孔65を一致させる位
置とを両終端とする回動を行う。また、絞り羽根63
は、絞り板62との間に架設した引張りばね66の引張
り力により、図7の(a)で示す退避位置に向けて回動
するように付勢されている。
【0027】さらに、絞り羽根63の回動端には、連結
ピン67が設けられている。この連結ピン67には、可
撓性の連結ワイヤ68の一端が接続されている。連結ワ
イヤ68の他端側は、絞り板62に形成したガイド孔6
9からハウジング11の壁部に形成した空洞部51を通
じて導出されている。
【0028】そして、連結ワイヤ68の他端は、前述し
た実施例で示した液晶アクチュエータ30に連結されて
いる。すなわち、液晶アクチュエータ30の前口金33
に連結ワイヤ68の他端を取着し、液晶アクチュエータ
30の後口金36はハウジング11または挿入部2にお
ける固定部材53に固定的に取着している。また、連結
ワイヤ68の他端側を導くガイド孔69は、第1の絞り
孔61を中心として前記ピン64と反対側に位置して配
設されている。したがって、連結ワイヤ68を引いて、
絞り羽根63を回動すれば、絞り羽根63は、図7の
(b)で示すように第1の絞り孔61を覆う位置にな
る。他の構成は前述した実施例のものと同様である。
【0029】しかして、第1の実施例と同様に液晶アク
チュエータ30が軸方向に伸縮し、対物光学系58の絞
り装置60を調節することができる。すなわち、第1の
実施例の様に切換スイッチ42をオン操作すると、液晶
アクチュエータ30の液晶に電圧が印加される。する
と、液晶アクチュエータ30は軸方向に収縮し、連結ワ
イヤ68を引き込む。連結ワイヤ68の一端には連結ピ
ン67を介して絞り羽根63が固定されているので、絞
り羽根63は図7の(a)の位置から図7の(b)の位
置まで回動し、第1の絞り孔61を覆うとともに、第1
の絞り孔61に第2の絞り孔65を一致させる位置とな
る。したがって、絞り量は比較的小さな第2の絞り孔6
5の径で決まる。図8の(a)(b)はそれに対応した
各状態を示している。
【0030】次に、切換スイッチ42をオフすると、液
晶アクチュエータ30への電圧印加が停止し、液晶アク
チュエータ30は、元の長さに戻り軸方向に連結ワイヤ
68が軸方向に繰り出され、絞り羽根63は引張りばね
66の引張り力により図7の(b)の位置から図7の
(a)の位置に回動する。このとき、絞り羽根63は第
1の絞り孔61を覆うことがなく、絞り量は比較的大き
な第1の絞り孔61の径で決まる。
【0031】図9は、本発明の第4の実施例の変形例を
示すものである。すなわち、この絞り装置60は、固定
リング71に複数の絞り羽根72の各基端を枢着すると
ともに、回動リング73によって、各絞り羽根72を回
動する、いわゆる虹彩絞り方式としたものである。固定
リング71にはその回動リング73が同心的に回動自在
に取り付けられており、固定リング71と回動リング7
3の各孔74は、対物光学系54の光軸Cに一致してい
る。また、各孔74は視野絞りを構成している。
【0032】また、各絞り羽根72の基端部にはそれぞ
れカム孔75が形成され、この各カム孔75には回動リ
ング73に対応して突設した操作ピン76がそれぞれ嵌
め込まれている。さらに、各絞り羽根72を回動操作す
る回動リング73には連結ピン67が設けられ、この連
結ピン67には、前述したと同様の可撓性の連結ワイヤ
68の一端が接続されている。連結ワイヤ68の他端側
は、固定リング71に形成したガイド孔69からハウジ
ング11の壁部に形成した空洞部51を通じて導出され
ている。そして、この連結ワイヤ68の他端は、前述し
た第1の実施例と同様の液晶アクチュエータ30に連結
されている。
【0033】前記回動リング73の連結ピン67には、
連結ワイヤ68とは逆向きに設けた引張りばね66の一
端が連結され、引張りばね66の他端は固定リング71
に取着されている。そして、引張りばね66は、絞り羽
根63を開く向きに操作する回動方向に付勢している。
【0034】そこで、液晶アクチュエータ30へ電圧が
印加され、これが軸方向へ収縮した場合、回動リング7
3は引張りばね66の付勢力に抗して連結ワイヤ68を
引き、絞り羽根72を閉じる絞り込み回動する。一方、
電圧の印加が止められた場合は、液晶アクチュエータ3
0が軸方向に伸長し、引張りばね66の付勢力によって
絞り羽根72を開く向きに回動する。
【0035】なお、この実施例においても、第2の実施
例の場合と同様に液晶アクチュエータ30への電圧の印
加量を調整すれば、その絞り量を任意に変化させること
ができる。
【0036】なお、前述した液晶アクチュエータ30を
利用して内視鏡の処置具起上装置77における起上台7
8の起上操作を行う駆動装置を構成することができる。
図10はその一例を示し、挿入部2の先端構成部6にお
いて側方へ開口する処置具挿通用のチャンネル79のチ
ャンネル口80にはヒンジ81を介して起上台78を枢
着してなり、起上台78の自由端とチャンネル口80の
側壁との間に、前記液晶アクチュエータ30を架設す
る。液晶アクチュエータ30の前口金には連結ワイヤ6
8を介して起上台78の自由端が連結され、液晶アクチ
ュエータ30の後口金は先端構成部6のチャンネル口8
0の後方の内部に設けられたアクチュエータ室82の後
端壁に固定されている。アクチュエータ室82は箱型を
しており、前方には連結ワイヤ68を通すため孔82
a、アクチュエータ室82の後方にはリード線40を通
すための孔82bが設けられている。これら孔82a,
82bには水密化するシール手段が設けられている。他
の構成は前述した第2の実施例と同様である。そこで、
第2の実施例と同様に液晶アクチュエータ30に直流電
圧を印加することにより、起上台78の倒伏が可能であ
る。また、任意の起上角度に変えることも可能である。
【0037】図11は前述した処置具起上装置77の変
形例を示すものである。これは前記起上台78自体を屈
曲型液晶アクチュエータ83によって構成したものであ
る。この屈曲型液晶アクチュエータ83は、第1の実施
例の液晶アクチュエータ30の一面に弾性板84を固着
したものである。また、この例では図11において紙面
上側の面にその弾性板84を固着している。その他の構
成は前述した第4の実施例と同様である。
【0038】そこで、第2の実施例と同様に屈曲型液晶
アクチュエータ83に電圧を印加すると、屈曲型液晶ア
クチュエータ83の液晶が軸方向に収縮する。このと
き、固着された弾性板84が存在するため、その面の収
縮が規制される。結果的に図面の下側部分が多く収縮す
ることになり、屈曲型液晶アクチュエータ83は図11
の(b)で示すように下方向に曲がる。電圧の印加を休
止すると、図11の(a)で示すように直線的な状態に
戻る。また、印加する伝圧を調節すれば、その湾曲量が
選択できる。この動作を利用して処置具を任意方向に向
けることが可能となる。なお、この構成によれば、起上
台78と屈曲型液晶アクチュエータ83を兼用できるの
で、先の例に比べ、その構成部品が少ないため、構成の
簡略小形化とその製造コストを安くできる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、電圧を印
加することにより収縮する液晶アクチュエータを光学系
の機械的な駆動に用いたことにより、その駆動装置の簡
略化が図れ、内視鏡の先端部の細径化でき、その結果、
内視鏡の挿入性が向上する。また、挿入部が長尺となっ
ても、アクチュエータが先端部に配置されているので、
動作の遅れが生じることがない。一般的に、その構成部
品が減るので、内視鏡の製造コストの低減化が図れる。
また、挿入部の長尺化、あるいは挿入部が曲げられた時
においても、挿入部の先端部にアクチュエータが設けて
あるので、手元側から遠隔的に操作するものに比べてそ
の応答性が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る内視鏡の概略的な
構成を示す説明図。
【図2】同じくその第1の実施例に係る内視鏡の先端部
の断面図。
【図3】同じくその第1の実施例に係る内視鏡における
液晶アクチュエータ30の断面図。
【図4】本発明の第2の実施例に係る内視鏡の先端部の
断面図。
【図5】同じくその第2の実施例に係る内視鏡における
液晶アクチュエータの伸縮動作状態の説明図。
【図6】本発明の第3の実施例に係る内視鏡の先端部の
断面図。
【図7】同じくその第3の実施例に係る内視鏡における
絞り機構を全面から見て示すその開閉動作状態の説明
図。
【図8】同じくその第3の実施例に係る内視鏡における
液晶アクチュエータの伸縮動作状態の説明図。
【図9】(a)は本発明の第4の実施例に係る内視鏡に
おける絞り装置の正面図、(b)は(b)中A−A線に
沿う断面図。
【図10】液晶アクチュエータを利用して内視鏡の処置
具起上装置における起上台の起上操作を行う駆動装置の
説明図。
【図11】前記処置具起上装置の変形例を示す説明図。
【符号の説明】 1…内視鏡、2…挿入部、3…操作部、6…先端構成
部、23…反射ミラー、26…操作用ワイヤ、30…液
晶アクチュエータ、34…液晶、35…電極、37…制
御装置、38…電源。
フロントページの続き (72)発明者 松井 頼夫 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 挿入部の先端部に組み込まれた光学機構
    を機械的に駆動してその光学的状態を変更するようにし
    た内視鏡の光学機構の駆動装置において、 一対の電極間に液晶を配置し前記電極への印加電圧によ
    り前記液晶が伸縮する液晶アクチュエータと、この液晶
    アクチュエータの伸縮運動を前記光学機構に伝達する駆
    動力伝達部材と、前記電極により発生する電圧を制御す
    る制御手段とを具備したことを特徴とする内視鏡におけ
    る光学機構の駆動装置。
JP4246644A 1992-09-16 1992-09-16 内視鏡における光学機構の駆動装置 Withdrawn JPH0695008A (ja)

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