JPH0695042A - 偏光レンズ及びその製造方法 - Google Patents
偏光レンズ及びその製造方法Info
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- JPH0695042A JPH0695042A JP5124614A JP12461493A JPH0695042A JP H0695042 A JPH0695042 A JP H0695042A JP 5124614 A JP5124614 A JP 5124614A JP 12461493 A JP12461493 A JP 12461493A JP H0695042 A JPH0695042 A JP H0695042A
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- lens
- coating
- lens element
- bigradient
- manufacturing
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-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02C—SPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
- G02C7/00—Optical parts
- G02C7/12—Polarisers
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Ophthalmology & Optometry (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Polarising Elements (AREA)
- Eyeglasses (AREA)
- Surface Treatment Of Optical Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 偏光フィルムとバイグラジエントコーティ
ングとを組み込んだ改善されたレンズ及びその製造方法
を提供すること。 【構成】 第1のレンズ素子(12)の内表面(12
a)上にバイグラジエントコーティング(16)を設け
ておき、第2のレンズ素子(14)の内表面と第1のレ
ンズ素子のバイグラジエントコーティング面との間に偏
光フィルム(18)を挟むようにして、これらを一緒に
積層化したレンズ(10)。
ングとを組み込んだ改善されたレンズ及びその製造方法
を提供すること。 【構成】 第1のレンズ素子(12)の内表面(12
a)上にバイグラジエントコーティング(16)を設け
ておき、第2のレンズ素子(14)の内表面と第1のレ
ンズ素子のバイグラジエントコーティング面との間に偏
光フィルム(18)を挟むようにして、これらを一緒に
積層化したレンズ(10)。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレンズに関し、さらに詳
細に述べると、偏光フィルム、バイグラジエントコーテ
ィング、及び反射防止コーティングを組み込んだレンズ
に関する。
細に述べると、偏光フィルム、バイグラジエントコーテ
ィング、及び反射防止コーティングを組み込んだレンズ
に関する。
【0002】
【従来の技術】太陽光は、非偏光の典型的なものであ
る。反射光のぎらつきを減少させるため、ガラスレン
ズ、特にサングラスレンズは、偏光素子を組込んでい
る。このレンズは、一般に、各サングラスレンズ素子に
偏光フィルムを入れることにより、偏光されており、入
射光が偏光レンズ素子によって2つの直行するビームに
分割される二重屈折を生じる。
る。反射光のぎらつきを減少させるため、ガラスレン
ズ、特にサングラスレンズは、偏光素子を組込んでい
る。このレンズは、一般に、各サングラスレンズ素子に
偏光フィルムを入れることにより、偏光されており、入
射光が偏光レンズ素子によって2つの直行するビームに
分割される二重屈折を生じる。
【0003】サングラスレンズのための鏡面外観を得る
ため、及びぎらつきを減少させるべく可視光の透過を減
少させるために、バイグラジエント及びシングルグラジ
エントコーティングがサングラスレンズ素子に適用され
てきている。例えば、高真空熱蒸着処理によってレンズ
素子の上部及び下部にフィルムとして設けられたレンズ
素子のためのコーティングについて説明している、ハッ
チングスに対する米国特許第2,409,356号及び
バックレイに対する米国特許第2,675,740号を
参照のこと。しかし、バイグラジエントコーティングを
付けるのに必要な熱によって偏光フィルムが破壊される
ので、バイグラジエントコーティングは一般に偏光フィ
ルムと組合わせて利用されてきていない。
ため、及びぎらつきを減少させるべく可視光の透過を減
少させるために、バイグラジエント及びシングルグラジ
エントコーティングがサングラスレンズ素子に適用され
てきている。例えば、高真空熱蒸着処理によってレンズ
素子の上部及び下部にフィルムとして設けられたレンズ
素子のためのコーティングについて説明している、ハッ
チングスに対する米国特許第2,409,356号及び
バックレイに対する米国特許第2,675,740号を
参照のこと。しかし、バイグラジエントコーティングを
付けるのに必要な熱によって偏光フィルムが破壊される
ので、バイグラジエントコーティングは一般に偏光フィ
ルムと組合わせて利用されてきていない。
【0004】偏光フィルム、バイグラジエントコーティ
ング及び反射防止コーティングを組込んだサングラスレ
ンズ素子が、偏光レンズ及びその製造方法と題する、リ
チャード他に対して与えられた米国特許第4,838,
673号において説明されている。リチャード他の特許
のサングラスレンズ素子は、一対のミネラルすりガラス
マウンドを備えており、これは偏光フィルムと共に積層
構造につまれ、単一のレンズ素子を形成している。第1
のガラスマウンドの外表面は、しかる後、バイグラジエ
ントコーティングで被覆され、第2のガラスマウンドの
外表面は反射防止コーティングで被覆されている。
ング及び反射防止コーティングを組込んだサングラスレ
ンズ素子が、偏光レンズ及びその製造方法と題する、リ
チャード他に対して与えられた米国特許第4,838,
673号において説明されている。リチャード他の特許
のサングラスレンズ素子は、一対のミネラルすりガラス
マウンドを備えており、これは偏光フィルムと共に積層
構造につまれ、単一のレンズ素子を形成している。第1
のガラスマウンドの外表面は、しかる後、バイグラジエ
ントコーティングで被覆され、第2のガラスマウンドの
外表面は反射防止コーティングで被覆されている。
【0005】リチャード他の特許は、また、真空蒸着ド
ームのドーム内の積層化レンズ素子を位置決めするステ
ップを含んでいる、サングラスレンズ素子の製造方法を
開示している。レンズ素子、好ましくは少なくとも左右
一対のレンズは、ドーム内の基準線に従ってドーム内で
整列され、バイグラジエント材料が真空蒸着ドーム内で
蒸気化され、レンズ素子の外部すなわち凸部表面にそれ
らが付着される。偏光フィルムが破壊されないようドー
ム内を50度C以下に保つため、冷却手段が必要とされ
る。レンズ素子の上部及び下部表面に分離されたバイグ
ラジエントコーティングを設けるために、レンズ素子の
水平軸に沿って蒸発物質がブロックされる。
ームのドーム内の積層化レンズ素子を位置決めするステ
ップを含んでいる、サングラスレンズ素子の製造方法を
開示している。レンズ素子、好ましくは少なくとも左右
一対のレンズは、ドーム内の基準線に従ってドーム内で
整列され、バイグラジエント材料が真空蒸着ドーム内で
蒸気化され、レンズ素子の外部すなわち凸部表面にそれ
らが付着される。偏光フィルムが破壊されないようドー
ム内を50度C以下に保つため、冷却手段が必要とされ
る。レンズ素子の上部及び下部表面に分離されたバイグ
ラジエントコーティングを設けるために、レンズ素子の
水平軸に沿って蒸発物質がブロックされる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、偏光フ
ィルム、バイグラジエントコーティング、及び反射防止
コーティングを組み込んだサングラスレンズは極めて望
ましいものではあるが、偏光フィルム、バイグラジエン
トコーティング、及び反射防止コーティングを組込んだ
実用になりそうなサングラスレンズを示唆する技術はこ
れまでになかった。
ィルム、バイグラジエントコーティング、及び反射防止
コーティングを組み込んだサングラスレンズは極めて望
ましいものではあるが、偏光フィルム、バイグラジエン
トコーティング、及び反射防止コーティングを組込んだ
実用になりそうなサングラスレンズを示唆する技術はこ
れまでになかった。
【0007】本発明の目的は、したがって、改善された
レンズを提供することにある。本発明の他の目的は、偏
光フィルムとバイグラジエントコーティングとを組み込
んだ改善されたレンズを提供することにある。本発明の
別の目的は、レンズの改善された製造方法を提供するこ
とにある。
レンズを提供することにある。本発明の他の目的は、偏
光フィルムとバイグラジエントコーティングとを組み込
んだ改善されたレンズを提供することにある。本発明の
別の目的は、レンズの改善された製造方法を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】これらの課題は、本発明
に従い、好ましくは研ぎ磨かれているミネラルガラスか
ら成る、一対の個別レンズ素子を含んでいるサングラス
レンズの如きレンズにより達成される。サングラスレン
ズは、また、好ましくは第1のレンズ素子の内表面に二
酸化シリコン又は金属酸化クロムから成る、バイグラジ
エントコーティングを含んでいる。バイグラジエントコ
ーティングがなされている第1のレンズ素子の内表面と
第2のレンズ素子の外表面とは、これら2つのレンズ素
子の間に配置された偏光フィルムと共に積層されてい
る。偏光フィルムは、ヨードとポリビニールアルコール
とから成っているのが好ましい。
に従い、好ましくは研ぎ磨かれているミネラルガラスか
ら成る、一対の個別レンズ素子を含んでいるサングラス
レンズの如きレンズにより達成される。サングラスレン
ズは、また、好ましくは第1のレンズ素子の内表面に二
酸化シリコン又は金属酸化クロムから成る、バイグラジ
エントコーティングを含んでいる。バイグラジエントコ
ーティングがなされている第1のレンズ素子の内表面と
第2のレンズ素子の外表面とは、これら2つのレンズ素
子の間に配置された偏光フィルムと共に積層されてい
る。偏光フィルムは、ヨードとポリビニールアルコール
とから成っているのが好ましい。
【0009】サングラスレンズは、好ましくは六フッ化
マグネシゥム(magnesium hexafluoride)から成り、第
2のレンズの外表面に設けられた反射防止コーティング
を含んでいるのが好ましい。サングラスレンズはまた、
好ましくは二酸化シリコンから成り、第2のレンズ素子
の反射防止コーティングが施された外表面又は第1のレ
ンズ素子の外表面のいずれかに、更に好ましくは、第2
のレンズ素子の反射防止コーティングが施された外表面
及び第1のレンズ素子の外表面の双方に設けられた、ハ
イドロポニック(Hydroponic) コーティングを含んでい
るのが好ましい。一対のレンズは、サングラスレンズの
如き眼鏡を形成するためフレームに組み込まれてもよ
い。
マグネシゥム(magnesium hexafluoride)から成り、第
2のレンズの外表面に設けられた反射防止コーティング
を含んでいるのが好ましい。サングラスレンズはまた、
好ましくは二酸化シリコンから成り、第2のレンズ素子
の反射防止コーティングが施された外表面又は第1のレ
ンズ素子の外表面のいずれかに、更に好ましくは、第2
のレンズ素子の反射防止コーティングが施された外表面
及び第1のレンズ素子の外表面の双方に設けられた、ハ
イドロポニック(Hydroponic) コーティングを含んでい
るのが好ましい。一対のレンズは、サングラスレンズの
如き眼鏡を形成するためフレームに組み込まれてもよ
い。
【0010】内部バイグラジエントコーティングを有す
る本発明のレンズは、外部バイグラジエントコーティン
グを有するレンズの如き高度の鏡面状態を呈しない。内
部バイグラジエントコーティング及び減少された鏡面効
果は、使用者の肌、特に使用者の鼻に反射される入射光
の量を減じるものであり、さもなければ日焼を起こすこ
とになるものである。内部グラジエントコーティング
は、また、外部グラジエントコーティングと異なって、
傷及び摩耗から保護される。内部グラジエントは、ま
た、レンズの中程における水平透明帯を30パーセント
増加させ、これによりよりよい視覚的な明瞭さを与える
ことになる。
る本発明のレンズは、外部バイグラジエントコーティン
グを有するレンズの如き高度の鏡面状態を呈しない。内
部バイグラジエントコーティング及び減少された鏡面効
果は、使用者の肌、特に使用者の鼻に反射される入射光
の量を減じるものであり、さもなければ日焼を起こすこ
とになるものである。内部グラジエントコーティング
は、また、外部グラジエントコーティングと異なって、
傷及び摩耗から保護される。内部グラジエントは、ま
た、レンズの中程における水平透明帯を30パーセント
増加させ、これによりよりよい視覚的な明瞭さを与える
ことになる。
【0011】本発明のレンズは、第1及び第2のレンズ
素子をはじめに研ぎ、そして磨くことにより製造するの
が好ましい。第1及び第2のレンズ素子は、その後、超
音波洗浄処理により洗浄されるのが好ましい。
素子をはじめに研ぎ、そして磨くことにより製造するの
が好ましい。第1及び第2のレンズ素子は、その後、超
音波洗浄処理により洗浄されるのが好ましい。
【0012】洗浄された第1のレンズ素子の内部表面は
そこに推積されたバイグラジエントコーティングを有し
ている。バイグラジエントコーティングは、好ましくは
真空コーティング装置のドーム内で、少なくとも1つの
第1のレンズ素子を整列手段上に置くことによって推積
されるのが好ましい。好ましくは、一対のレンズ素子、
すなわち、左右のレンズ素子が同時に処理され、バイグ
ラジエントコーティングの等しい堆積を確実にするのが
望ましい。蒸着手段に対向している第1のレンズ素子の
内表面が蒸発したバイグラジエントコーティング材料で
被覆されるよう、バイグラジエントコーティング材料
は、その後、整列手段の下で蒸発せしめられる。バイグ
ラジエントコーティングの別個の上部及び下部部分がそ
の間に位置決めされ且つその上に形成されたバイグラジ
エントコーティングを実質的に有しない透明帯とともに
レンズ素子の上に形成されるようにするため、蒸発した
バイグラジエントコーティング材料は第1のレンズ素子
の水平軸に沿ってブロックされる。整列手段及び蒸着手
段は、好ましくは適切な気化及びバイグラジエントコー
ティング材料の堆積を促進するために、6×10-3PA
より低い圧力を有する、真空蒸着ドーム内に入れられる
のが好ましい。
そこに推積されたバイグラジエントコーティングを有し
ている。バイグラジエントコーティングは、好ましくは
真空コーティング装置のドーム内で、少なくとも1つの
第1のレンズ素子を整列手段上に置くことによって推積
されるのが好ましい。好ましくは、一対のレンズ素子、
すなわち、左右のレンズ素子が同時に処理され、バイグ
ラジエントコーティングの等しい堆積を確実にするのが
望ましい。蒸着手段に対向している第1のレンズ素子の
内表面が蒸発したバイグラジエントコーティング材料で
被覆されるよう、バイグラジエントコーティング材料
は、その後、整列手段の下で蒸発せしめられる。バイグ
ラジエントコーティングの別個の上部及び下部部分がそ
の間に位置決めされ且つその上に形成されたバイグラジ
エントコーティングを実質的に有しない透明帯とともに
レンズ素子の上に形成されるようにするため、蒸発した
バイグラジエントコーティング材料は第1のレンズ素子
の水平軸に沿ってブロックされる。整列手段及び蒸着手
段は、好ましくは適切な気化及びバイグラジエントコー
ティング材料の堆積を促進するために、6×10-3PA
より低い圧力を有する、真空蒸着ドーム内に入れられる
のが好ましい。
【0013】本発明によるレンズ製造のための処理は、
偏光フィルムのさし入れの前のバイグラジエントコーテ
ィングの堆積を考慮している。バイグラジエントコーテ
ィングの第1の堆積(析出)によって、そのような熱に
よって損傷するであろう偏光フィルムを護るために堆積
処理に伴う熱を冷却又は発散する必要がない。偏光フィ
ルムを護るために、バイグラジエントコーティング堆積
の期間中レンズ素子の冷却を必要とする処理に比べて、
この製造プロセスは簡単化することができる。
偏光フィルムのさし入れの前のバイグラジエントコーテ
ィングの堆積を考慮している。バイグラジエントコーテ
ィングの第1の堆積(析出)によって、そのような熱に
よって損傷するであろう偏光フィルムを護るために堆積
処理に伴う熱を冷却又は発散する必要がない。偏光フィ
ルムを護るために、バイグラジエントコーティング堆積
の期間中レンズ素子の冷却を必要とする処理に比べて、
この製造プロセスは簡単化することができる。
【0014】第1のレンズ素子のバイグラジエントコー
ティングされている内表面は、つづいて、偏光フィルム
と共に第2のレンズ素子の内表面に積層される。好まし
くは、積層されたレンズ素子は、この後所望の形状にカ
ットされ、反射防止コーティングが第2のレンズ素子の
外表面に付けられる。所望により、カット前のレンズ素
子の外表面の少なくとも一方にハイドロポニックコーテ
ィングが付けられていてもよい。
ティングされている内表面は、つづいて、偏光フィルム
と共に第2のレンズ素子の内表面に積層される。好まし
くは、積層されたレンズ素子は、この後所望の形状にカ
ットされ、反射防止コーティングが第2のレンズ素子の
外表面に付けられる。所望により、カット前のレンズ素
子の外表面の少なくとも一方にハイドロポニックコーテ
ィングが付けられていてもよい。
【0015】
【作用】第1のレンズ素子の内表面にバイグラジエント
コーティングが施された後、第1のレンズ素子のこの内
表面と第2のレンズ素子の内表面とが、偏光フィルムを
挟むようにして積層化され、偏光レンズが得られる。こ
のようにして製造された偏光レンズのバイグラジェント
コーティングは内部バイグラジエントコーティングとな
り、その鏡面効果が減少されると共に、外部グラジエン
トコーティングと異なって、傷及び摩耗から保護され
る。
コーティングが施された後、第1のレンズ素子のこの内
表面と第2のレンズ素子の内表面とが、偏光フィルムを
挟むようにして積層化され、偏光レンズが得られる。こ
のようにして製造された偏光レンズのバイグラジェント
コーティングは内部バイグラジエントコーティングとな
り、その鏡面効果が減少されると共に、外部グラジエン
トコーティングと異なって、傷及び摩耗から保護され
る。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例につ
き詳細に説明する。
き詳細に説明する。
【0017】本発明は、しかしながら、種々の異なった
形態で具体化できるものであり、ここに記載された実施
例に限定されるものと解すべきではない。むしろ、この
実施例は、この開示を完全にし、当業者に本発明の範囲
を充分に伝えるようにするために与えられるものであ
る。図中、レンズ素子及びその上に堆積(蒸着)されて
いるコーティング及びフィルムの厚さは、明確さのため
に誇張して大きく示されている。等しい素子は同一の参
照番号で示されている。さらに、レンズ素子をカットす
る前の種々のコーティングを施す順序は、制限として解
すべきではなく、本発明の範囲は、レンズ素子が所望の
形状にカットされる前及び後のコーティングの全ての組
合せをカバーするものである。
形態で具体化できるものであり、ここに記載された実施
例に限定されるものと解すべきではない。むしろ、この
実施例は、この開示を完全にし、当業者に本発明の範囲
を充分に伝えるようにするために与えられるものであ
る。図中、レンズ素子及びその上に堆積(蒸着)されて
いるコーティング及びフィルムの厚さは、明確さのため
に誇張して大きく示されている。等しい素子は同一の参
照番号で示されている。さらに、レンズ素子をカットす
る前の種々のコーティングを施す順序は、制限として解
すべきではなく、本発明の範囲は、レンズ素子が所望の
形状にカットされる前及び後のコーティングの全ての組
合せをカバーするものである。
【0018】図1及び図2を参照すると、本発明による
サングラスレンズ素子が図示されている。サングラスレ
ンズ素子10は第1のレンズ素子12と第2のレンズ素
子14とを含んでおり、これらの第1及び第2のレンズ
素子は、6つの基本カーブを形成するように両側におい
て磨かれたミネラルガラスから成っているのが好まし
い。バイグラジエントコーティング16が、第1のレン
ズ素子12の内(ここでは凹部)表面12aに施されて
いる。第1のレンズ素子12のバイグラジエントコーテ
ィングされた内表面と第2のレンズ素子14の内(ここ
では凸部)表面とは、その間に配置された偏光フィルム
18と共に積層されている。偏光フィルムは、並行で直
角をなす線に沿って配置されたポリビニールアルコール
とヨード原子の長く細い分子から成っているのが好まし
い。好ましくは、典型的に六フッ化マグネシウムから成
る反射防止コーティング20が第2のレンズ素子14の
外(ここでは凹部)表面14bに真空蒸着されるのが好
ましく、これにより、はね返ったバックライトを吸収
し、眼が紫外線に曝されるのを防止することができる。
なお、ハイドロポニックすなわち、防水コーティング2
2、好ましくは二酸化シリコンから成っている、が第2
のレンズ素子14の反射防止コーティングされた外表面
と第1のレンズ素子12の外(ここでは凸部)表面12
bの両方に施されるのが好ましく、これにより、そのサ
ングラスレンズを水による損傷から保護し、汚れを簡単
に除去することができる。
サングラスレンズ素子が図示されている。サングラスレ
ンズ素子10は第1のレンズ素子12と第2のレンズ素
子14とを含んでおり、これらの第1及び第2のレンズ
素子は、6つの基本カーブを形成するように両側におい
て磨かれたミネラルガラスから成っているのが好まし
い。バイグラジエントコーティング16が、第1のレン
ズ素子12の内(ここでは凹部)表面12aに施されて
いる。第1のレンズ素子12のバイグラジエントコーテ
ィングされた内表面と第2のレンズ素子14の内(ここ
では凸部)表面とは、その間に配置された偏光フィルム
18と共に積層されている。偏光フィルムは、並行で直
角をなす線に沿って配置されたポリビニールアルコール
とヨード原子の長く細い分子から成っているのが好まし
い。好ましくは、典型的に六フッ化マグネシウムから成
る反射防止コーティング20が第2のレンズ素子14の
外(ここでは凹部)表面14bに真空蒸着されるのが好
ましく、これにより、はね返ったバックライトを吸収
し、眼が紫外線に曝されるのを防止することができる。
なお、ハイドロポニックすなわち、防水コーティング2
2、好ましくは二酸化シリコンから成っている、が第2
のレンズ素子14の反射防止コーティングされた外表面
と第1のレンズ素子12の外(ここでは凸部)表面12
bの両方に施されるのが好ましく、これにより、そのサ
ングラスレンズを水による損傷から保護し、汚れを簡単
に除去することができる。
【0019】図2においてより明確に示されているよう
に、本発明に係る一対のレンズ素子を組み込んだ眼鏡2
4は、上部バイグラジエントコーティング領域26と実
質的にバイグラジエントコーティングのされていない透
明帯28と下部バイグラジエントコーティング領域30
とを有している。透明帯の大体の位置を示す領域28は
図解のためのみの目的であり、レンズ素子にはいかなる
可視的な素子及び構成要素も形成されていない。
に、本発明に係る一対のレンズ素子を組み込んだ眼鏡2
4は、上部バイグラジエントコーティング領域26と実
質的にバイグラジエントコーティングのされていない透
明帯28と下部バイグラジエントコーティング領域30
とを有している。透明帯の大体の位置を示す領域28は
図解のためのみの目的であり、レンズ素子にはいかなる
可視的な素子及び構成要素も形成されていない。
【0020】本発明のレンズ素子12、14は任意の適
宜の材料から成っていてよいが、これらのレンズ素子
は、第1及び第2のレンズ素子を形成するため、両側に
おいて初めに研がれそして磨かれたミネラルガラスによ
り作られるのが好ましい。レンズ素子はつづいて、レン
ズ素子から汚れを取り除くため、好ましくは超音波洗浄
器を利用した超音波洗浄処理による洗浄処理に付され
る。
宜の材料から成っていてよいが、これらのレンズ素子
は、第1及び第2のレンズ素子を形成するため、両側に
おいて初めに研がれそして磨かれたミネラルガラスによ
り作られるのが好ましい。レンズ素子はつづいて、レン
ズ素子から汚れを取り除くため、好ましくは超音波洗浄
器を利用した超音波洗浄処理による洗浄処理に付され
る。
【0021】好ましくは、洗浄処理につづいて、レンズ
素子を以下の8つの異なったタブに通す。合成洗浄液、
好ましくはアルコノックス(商品名)が入っており、約
50度Cに保たれているタブ1及び2。約19度Cに保
たれている普通の水道水の入っているタブ3。約19度
Cの蒸留水が入っているタブ4。約15度Cに保たれて
いるイソプロピルアルコールが入っているタブ5。イソ
プロピルアルコールを入れた、約15度Cに保たれてい
るタブ6及び7。そしてフロンを入れたタブ8。
素子を以下の8つの異なったタブに通す。合成洗浄液、
好ましくはアルコノックス(商品名)が入っており、約
50度Cに保たれているタブ1及び2。約19度Cに保
たれている普通の水道水の入っているタブ3。約19度
Cの蒸留水が入っているタブ4。約15度Cに保たれて
いるイソプロピルアルコールが入っているタブ5。イソ
プロピルアルコールを入れた、約15度Cに保たれてい
るタブ6及び7。そしてフロンを入れたタブ8。
【0022】洗浄終了後、第1のレンズ素子12の少な
くとも一方が図3、図4に示されるように、ドーム32
内に配置される。左右の第1のレンズ素子の双方を含む
一対の第1のレンズ素子12が同時に処理されるのが好
ましい。ドーム32は、外部ドーム34、底部36、蒸
発源38、及び内部ドーム40を有する真空コーティン
グ装置であるのが好ましい。
くとも一方が図3、図4に示されるように、ドーム32
内に配置される。左右の第1のレンズ素子の双方を含む
一対の第1のレンズ素子12が同時に処理されるのが好
ましい。ドーム32は、外部ドーム34、底部36、蒸
発源38、及び内部ドーム40を有する真空コーティン
グ装置であるのが好ましい。
【0023】内部ドーム40は、偏光軸を整合させるた
め、図4に示されている3対の左右レンズ素子を整列さ
せるための手段を備えている。図4に示されているこれ
ら3対のものは、A−A’、B−B’、C−C’であ
る。不完全な整合によって生じる歪み及び眼精疲労を避
けるため、この整合はレンズの偏光軸の軸合せを確実に
する。溝42が互いに特定の間隔関係に配列されている
状態で、各第1のレンズ素子12が溝42内に配置され
る。第1のレンズ素子12は適宜の従来手段によってこ
れらの溝内に保持される。第1のレンズ素子12は、そ
れらの内表面12aがドーム32の底部36に対向する
よう位置決めされる。
め、図4に示されている3対の左右レンズ素子を整列さ
せるための手段を備えている。図4に示されているこれ
ら3対のものは、A−A’、B−B’、C−C’であ
る。不完全な整合によって生じる歪み及び眼精疲労を避
けるため、この整合はレンズの偏光軸の軸合せを確実に
する。溝42が互いに特定の間隔関係に配列されている
状態で、各第1のレンズ素子12が溝42内に配置され
る。第1のレンズ素子12は適宜の従来手段によってこ
れらの溝内に保持される。第1のレンズ素子12は、そ
れらの内表面12aがドーム32の底部36に対向する
よう位置決めされる。
【0024】第1のレンズ素子12の各対は、ドーム3
2内において6つの基準線を利用して整列せしめられ
る。図4を参照すると、線44は、溝42内に保持され
ている各レンズ素子の水平軸を示しており、図1に示す
バイグラジエント線28に相応している。線44は基準
の目的のためだけであり、レンズ素子又は内部ドーム2
8の可視的な素子又は構成要素を形成するものではな
い。レンズ素子は平でないので、上又は下から見た場
合、水平軸は直線的に見える。基準線46、48、5
0、52、54、56、58、60は、等間隔にあけら
れており、角度的に言えば45度間隔になっている。線
48、50、52、56、58、60は、各レンズ素子
の水平軸を示す線44に対して直角となるようにされて
いる。このようにして、レンズ素子は適切に整列せしめ
られ、各レンズ素子の水平軸が基準線に対して直角に位
置決めされれば、真空コーティング装置内においてバイ
グラジエントコーティングの配置と偏光軸とが左右レン
ズ素子に対して自動的に等しく与えられる。6つの線は
見えるようにされ、そして各線を交叉させることによっ
てレンズ素子をレンズ素子の水平軸に整列させるのに使
用される。基準線とレンズ素子の水平軸とが直角になっ
たとき、レンズ素子が適切に整列する。
2内において6つの基準線を利用して整列せしめられ
る。図4を参照すると、線44は、溝42内に保持され
ている各レンズ素子の水平軸を示しており、図1に示す
バイグラジエント線28に相応している。線44は基準
の目的のためだけであり、レンズ素子又は内部ドーム2
8の可視的な素子又は構成要素を形成するものではな
い。レンズ素子は平でないので、上又は下から見た場
合、水平軸は直線的に見える。基準線46、48、5
0、52、54、56、58、60は、等間隔にあけら
れており、角度的に言えば45度間隔になっている。線
48、50、52、56、58、60は、各レンズ素子
の水平軸を示す線44に対して直角となるようにされて
いる。このようにして、レンズ素子は適切に整列せしめ
られ、各レンズ素子の水平軸が基準線に対して直角に位
置決めされれば、真空コーティング装置内においてバイ
グラジエントコーティングの配置と偏光軸とが左右レン
ズ素子に対して自動的に等しく与えられる。6つの線は
見えるようにされ、そして各線を交叉させることによっ
てレンズ素子をレンズ素子の水平軸に整列させるのに使
用される。基準線とレンズ素子の水平軸とが直角になっ
たとき、レンズ素子が適切に整列する。
【0025】真空コーティング装置内にレンズ素子を配
置しレンズ素子を整列させた後、第1のレンズ素子12
の内表面12aを被覆するため、バイグラジエントコー
ティング材料が蒸発源38によって気化せしめられる。
バイグラジエントコーティング材料はドーム32内に配
置され、ドーム32の内部は、真空状態、好ましくは6
×10-3PAより低い圧力とされる。バイグラジエント
コーティング材料を気化させるため、つづいて蒸発源が
加熱される。
置しレンズ素子を整列させた後、第1のレンズ素子12
の内表面12aを被覆するため、バイグラジエントコー
ティング材料が蒸発源38によって気化せしめられる。
バイグラジエントコーティング材料はドーム32内に配
置され、ドーム32の内部は、真空状態、好ましくは6
×10-3PAより低い圧力とされる。バイグラジエント
コーティング材料を気化させるため、つづいて蒸発源が
加熱される。
【0026】気化した化学薬品はドーム内部の上方に集
まり、第1のレンズ素子12の内表面12a上に付着す
る。スプリットミラーすなわち二重グラジエント効果を
与えるため、蒸発源38とレンズ素子の水平軸に沿うレ
ンズ素子の第1の表面12aとの間であって、レンズ素
子の前面に保護シールド62が配置されている。バイグ
ラジエントコーティング、及びこの結果として得られる
図1に示す如き透明帯28を作るため、上昇してくる気
化されたバイグラジエント材料を阻止するためのシール
ド62が図3に示されている。コーティング処理の間、
不充分な真空状態を避けるため、ドーム内の圧力が常に
監視されているのが好ましい。
まり、第1のレンズ素子12の内表面12a上に付着す
る。スプリットミラーすなわち二重グラジエント効果を
与えるため、蒸発源38とレンズ素子の水平軸に沿うレ
ンズ素子の第1の表面12aとの間であって、レンズ素
子の前面に保護シールド62が配置されている。バイグ
ラジエントコーティング、及びこの結果として得られる
図1に示す如き透明帯28を作るため、上昇してくる気
化されたバイグラジエント材料を阻止するためのシール
ド62が図3に示されている。コーティング処理の間、
不充分な真空状態を避けるため、ドーム内の圧力が常に
監視されているのが好ましい。
【0027】蒸発源38は、バイグラジエントコーティ
ング材料を加熱するために電源を用いる電気加熱素子で
あるのが好ましい。好ましいバイグラジエントコーティ
ング材料は金属酸化クロム及び二酸化シリコンであり、
これらはコーティング装置内において約30分間蒸気化
される。
ング材料を加熱するために電源を用いる電気加熱素子で
あるのが好ましい。好ましいバイグラジエントコーティ
ング材料は金属酸化クロム及び二酸化シリコンであり、
これらはコーティング装置内において約30分間蒸気化
される。
【0028】バイグラジエントコーティング材料の堆積
につづいて、第1のレンズ素子12が真空コーティング
装置から取り出され、偏光フィルム18と共に対応する
第2のレンズ素子14に積層される。好ましくは、積層
にされたレンズ素子はつづいて所望の形状にカットさ
れ、第2の予めカットされたレンズ素子14の外表面1
4bに対して反射防止コーティング20が真空処理され
るのが好ましい。
につづいて、第1のレンズ素子12が真空コーティング
装置から取り出され、偏光フィルム18と共に対応する
第2のレンズ素子14に積層される。好ましくは、積層
にされたレンズ素子はつづいて所望の形状にカットさ
れ、第2の予めカットされたレンズ素子14の外表面1
4bに対して反射防止コーティング20が真空処理され
るのが好ましい。
【0029】第1及び第2のレンズ素子の積層化及び反
射防止コーティングの施工につづいて、その得られたレ
ンズは、好ましくは二酸化シリコンから成るハイドロポ
ニック液に浸漬され、防水コーティング22が施され
る。防水コーティング22は、第2のレンズ素子14の
外表面14b又は第1のレンズ素子12の外表面12b
のみに施してもよいが、第1のレンズ素子12の外表面
12bと第2のレンズ素子14の外表面14bとの両方
に防水コーティング22を付着させるため、積層化され
たレンズを防水液中に完全に浸漬させるのが好ましい。
射防止コーティングの施工につづいて、その得られたレ
ンズは、好ましくは二酸化シリコンから成るハイドロポ
ニック液に浸漬され、防水コーティング22が施され
る。防水コーティング22は、第2のレンズ素子14の
外表面14b又は第1のレンズ素子12の外表面12b
のみに施してもよいが、第1のレンズ素子12の外表面
12bと第2のレンズ素子14の外表面14bとの両方
に防水コーティング22を付着させるため、積層化され
たレンズを防水液中に完全に浸漬させるのが好ましい。
【0030】レンズ素子の間にバイグラジエントコーテ
ィングを配置することによって、そのレンズのミラー効
果が減少せしめられる。これに相応して、使用者の肌、
特に使用者の鼻に反射される入射光のパーセンテージが
減少する。従来の外部バイグラジエントフィルムとは異
なり、内部バイグラジエントフィルムはひっかき傷の損
傷に強く、視覚的な明瞭さを増大させるためのより広い
透明帯の使用が可能となる。偏光フィルムのさし入れに
先立ってバイグラジエントフィルムが形成されるので、
偏光フィルムを護るために、バイグラジエント堆積に因
る熱を発散させる必要がない。
ィングを配置することによって、そのレンズのミラー効
果が減少せしめられる。これに相応して、使用者の肌、
特に使用者の鼻に反射される入射光のパーセンテージが
減少する。従来の外部バイグラジエントフィルムとは異
なり、内部バイグラジエントフィルムはひっかき傷の損
傷に強く、視覚的な明瞭さを増大させるためのより広い
透明帯の使用が可能となる。偏光フィルムのさし入れに
先立ってバイグラジエントフィルムが形成されるので、
偏光フィルムを護るために、バイグラジエント堆積に因
る熱を発散させる必要がない。
【0031】図面及び明細書において、本発明の典型的
な好ましい実施例を開示し、特定の用語が用いられた
が、それらは、包括的で説明的に用いられただけであ
り、限定の目的ではない。
な好ましい実施例を開示し、特定の用語が用いられた
が、それらは、包括的で説明的に用いられただけであ
り、限定の目的ではない。
【0032】
【発明の効果】本発明による偏光レンズは内部バイグラ
ジエントコーティングを有するレンズのため、外部バイ
グラジエントコーティングを有するレンズの如き高度の
鏡面状態を呈しない。この内部バイグラジエントコーテ
ィングにおける鏡面効果の減少は、使用者の肌、特に使
用者の鼻に反射される、日焼けの原因となる入射光の量
を減じるものである。内部グラジエントコーティング
は、また、外部グラジエントコーティングと異なって、
傷及び摩耗から保護されるので、レンズの中程における
より広い透明帯の使用が可能となり、これにより、より
よい視覚的な明瞭さを与えることができる。
ジエントコーティングを有するレンズのため、外部バイ
グラジエントコーティングを有するレンズの如き高度の
鏡面状態を呈しない。この内部バイグラジエントコーテ
ィングにおける鏡面効果の減少は、使用者の肌、特に使
用者の鼻に反射される、日焼けの原因となる入射光の量
を減じるものである。内部グラジエントコーティング
は、また、外部グラジエントコーティングと異なって、
傷及び摩耗から保護されるので、レンズの中程における
より広い透明帯の使用が可能となり、これにより、より
よい視覚的な明瞭さを与えることができる。
【0033】さらに、本発明によるレンズの製造方法に
よれば、偏光フィルムのさし入れの前に、バイグラジエ
ントコーティングを施すので、バイグラジエントコーテ
ィングの堆積による熱によって損傷するであろう偏光フ
ィルムを護るために、堆積処理に伴う熱を冷却又は発散
する必要がない。偏光フィルムを護るために、バイグラ
ジエントコーティング堆積の期間中レンズ素子の冷却を
必要とする従来の処理に比べて、製造プロセスを簡単化
することができるものである。
よれば、偏光フィルムのさし入れの前に、バイグラジエ
ントコーティングを施すので、バイグラジエントコーテ
ィングの堆積による熱によって損傷するであろう偏光フ
ィルムを護るために、堆積処理に伴う熱を冷却又は発散
する必要がない。偏光フィルムを護るために、バイグラ
ジエントコーティング堆積の期間中レンズ素子の冷却を
必要とする従来の処理に比べて、製造プロセスを簡単化
することができるものである。
【図1】本発明によるサングラスレンズ素子の断面図。
【図2】本発明による2つのレンズ素子を用いたサング
ラスの斜視図。
ラスの斜視図。
【図3】レンズをコーティングするための装置の概略
図。
図。
【図4】レンズ素子の整列状態が図示されている、レン
ズをコーティングするための装置の内部ドームの平面
図。
ズをコーティングするための装置の内部ドームの平面
図。
10 サングラスレンズ素子 12 第1のレンズ素子 12a 内表面 14 第2のレンズ素子 14b 外表面 16 バイグラジエントコーティング 18 偏光フィルム 20 反射防止コーティング 22 防水コーティング 24 眼鏡 26 上部バイグラジエントコーティング領域 28 透明帯 30 下部バイグラジエントコーティング領域 32 ドーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 チャーレイ リチャーズ アメリカ合衆国、フロリダ 32903、イン ディアランティク、ロゼッター サークル 2
Claims (30)
- 【請求項1】 内外表面を有する第1のレンズ素子と、 該第1のレンズ素子の前記内表面上のバイグラジエント
コーティングと、 内外表面を有する第2のレンズ素子と、を備え、 前記第2のレンズ素子の前記内表面と前記第1のレンズ
素子の前記バイグラジエントコーティングが施された内
表面とが前記2つのレンズ素子の間の偏光フィルムと一
緒に積層化されていることを特徴とするレンズ。 - 【請求項2】 前記バイグラジエントコーティングが二
酸化シリコンである請求項1記載のレンズ。 - 【請求項3】 前記バイグラジエントコーティングが金
属酸化クロムである請求項1記載のレンズ。 - 【請求項4】 前記第1及び第2のレンズ素子がミネラ
ルガラスである請求項1記載のレンズ。 - 【請求項5】 前記第2のレンズ素子の前記外表面上に
反射防止コーティングを備えた請求項1記載のレンズ。 - 【請求項6】 前記第2のレンズ素子の前記外表面に、
防水コーティングがさらに設けられている請求項1記載
のレンズ。 - 【請求項7】 前記第1のレンズ素子の前記外表面上に
防水コーティングがさらに設けられている請求項1記載
のレンズ。 - 【請求項8】 前記第1のレンズ素子の前記外表面及び
前記第2のレンズ素子の前記外表面の両方に、防水コー
ティングがさらに設けられている請求項1記載のレン
ズ。 - 【請求項9】 前記防水コーティングが二酸化シリコン
である請求項8記載のレンズ。 - 【請求項10】 前記第2のレンズ素子の前記反射防止
コーティングされた外表面に、防水コーティングがさら
に設けられている請求項5記載のレンズ。 - 【請求項11】 前記第1のレンズ素子の前記外表面
に、防水コーティングがさらに設けられている請求項5
記載のレンズ。 - 【請求項12】 前記第1のレンズ素子の前記外表面及
び前記第2のレンズ素子の前記反射防止コーティングさ
れた外表面の双方に、防水コーティングがさらに設けら
れている請求項5記載のレンズ。 - 【請求項13】 前記防水コーティングが二酸化シリコ
ンである請求項12記載のレンズ。 - 【請求項14】 眼鏡フレームと、該フレーム内に配置
された第1及び第2のレンズとを備えた眼鏡において、 前記レンズの各々が、 内外表面を有する第1のレンズ素子と、 該第1のレンズ素子の前記内表面上のバイグラジエント
コーティングと、 内外表面を有する第2のレンズ素子と、を備え、 前記第2レンズ素子の前記内表面と前記第1のレンズ素
子の前記バイグラジエントコーティングが施された内表
面とが前記2つのレンズ素子の間の偏光フィルムと一緒
に積層化されていることを特徴とする眼鏡。 - 【請求項15】 前記第1のレンズに付けられた前記バ
イグラジエントコーティングが二酸化シリコンである請
求項14記載の眼鏡。 - 【請求項16】 前記第1のレンズに付けられた前記バ
イグラジエントコーティングが金属酸化クロムである請
求項14記載の眼鏡。 - 【請求項17】 前記第1及び第2のレンズ素子がミネ
ラルガラスである請求項14記載の眼鏡。 - 【請求項18】 前記第1及び第2のレンズの各々が、
前記第2のレンズ素子の前記外表面に、反射防止コーテ
ィングをさらに備えている請求項14記載の眼鏡。 - 【請求項19】 前記第1及び第2のレンズの各々が、
前記第1のレンズ素子の前記外表面及び前記第2レンズ
素子の前記反射防止コーティングが施された外表面の両
方に、防水コーティングがさらに設けられている請求項
18記載の眼鏡。 - 【請求項20】 前記防水コーティングが二酸化シリコ
ンである請求項19記載の眼鏡。 - 【請求項21】 レンズの製造方法において、 それぞれが内外表面を有する第1及び第2のレンズ素子
を与えるステップと、 前記第1のレンズ素子の前記内表面をバイグラジエント
コーティングで被覆するステップと、 前記第1のレンズ素子の前記バイグラジエントコーティ
ングが施された内表面を前記第2のレンズ素子の前記内
表面にその間に配置された偏光フィルムと一緒に積層す
るステップとを備えたことを特徴とするレンズの製造方
法。 - 【請求項22】 前記第2のレンズ素子の前記外表面を
反射防止コーティングで被覆するステップをさらに備え
た請求項21記載のレンズの製造方法。 - 【請求項23】 前記第2のレンズ素子の前記反射防止
コーティングが施された外表面を防水コーティングで被
覆するステップをさらに備えた請求項22記載のレンズ
の製造方法。 - 【請求項24】 前記第1のレンズ素子の前記外表面を
防水コーティングで被覆するステップをさらに備えた請
求項21記載のレンズの製造方法。 - 【請求項25】 前記第1のレンズ素子の前記外表面と
前記第2のレンズ素子の前記反射防止コーティングが施
された外表面の双方を防水コーティングで被覆するステ
ップをさらに備えた請求項22記載のレンズ製造方法。 - 【請求項26】 前記反射防止コーティングステップに
先立って、積層された第1及び第2のレンズ素子を所定
の形状にカットするステップが実行される請求項25記
載のレンズ製造方法。 - 【請求項27】 前記バイグラジエントコーティングス
テップに先立って、前記第1及び第2のレンズ素子を洗
浄するステップが実行される請求項21記載のレンズ製
造方法。 - 【請求項28】 前記コーティングステップが、 少なくとも1つの第1レンズ素子の水平軸を整列手段に
よって整列させるステップと、 前記第1のレンズ素子の前記内表面が対向するように前
記整列手段の下に配置された気化手段によってバイグラ
ジエントコーティング材料を気化させるステップと、 気化された材料を前記水平軸に沿ってブロックするステ
ップとを備えている請求項21のレンズ製造方法。 - 【請求項29】 前記整列手段が、基準線を有するドー
ムを備え前記第1のレンズ素子の各々の前記水平軸が基
準線に対して直角に位置決めされる請求項28記載のレ
ンズ製造方法。 - 【請求項30】 前記バイグラジエント材料が、6×1
0-3PAより低い圧力の真空蒸着ドーム内で気化せしめ
られる請求項21記載のレンズ製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US931,843 | 1992-08-18 | ||
| US07/931,843 US5327180A (en) | 1992-08-18 | 1992-08-18 | Polarized lens and method of making same |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0695042A true JPH0695042A (ja) | 1994-04-08 |
Family
ID=25461434
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5124614A Pending JPH0695042A (ja) | 1992-08-18 | 1993-04-30 | 偏光レンズ及びその製造方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5327180A (ja) |
| JP (1) | JPH0695042A (ja) |
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