JPH0695257B2 - オ−バ−フロ−タンクの液位検出装置 - Google Patents

オ−バ−フロ−タンクの液位検出装置

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JPH0695257B2
JPH0695257B2 JP15312485A JP15312485A JPH0695257B2 JP H0695257 B2 JPH0695257 B2 JP H0695257B2 JP 15312485 A JP15312485 A JP 15312485A JP 15312485 A JP15312485 A JP 15312485A JP H0695257 B2 JPH0695257 B2 JP H0695257B2
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賢次 小島
望月  学
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Ricoh Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、液体収容々器に溢流管路を介して連通するオ
ーバーフロータンクの液位検出装置に関する。
(従来技術) 黒及び他の有彩色をもって記録媒体上に原稿画像に応じ
た多色の可視像を形成する電子写真方式の複写機には、
例えば特公昭54−43898号公報に見られるように、選択
された1つの現像液を共通の現像器に供給して現像する
形式のものがある。
この種の複写機では、現像液の如何にかかわらず、現像
に供された現像液を感光体面から除去するために、クリ
ーニング器に黒現像タンクから黒現像液を供給し、この
現像液をもって感光体面をクリーニングするように構成
され、また同時に、クリーング器に供給した黒現像液を
除去した現像液とともに黒現像タンク内に回収するよう
に構成されている。このため、黒現像タンクには黒現像
によって消費される。以上の現像液が回収されることと
なり、長期の使用によってはオーバーフローする事態も
生じる。
もとよりこの種の事態を回避するには黒現像タンクの容
器を大きくすればよいが、このことはとりもなおさず装
置の大型化を招くことになるため、別途オーバーフロー
タンクを他の有彩色現像タンクとともにに複写装置本体
外に配設し、ここにオーバーフローした黒現像液を収容
するようにした方が得策となる。
しかしながら、このように構成した場合には、液量を監
視するためのレベルセンサをオーバーフロータンクにも
設けなければならなくなり、このタンクを使い捨て式の
ものとするにはコスト的に問題となるほか、装置内の回
路構成をさらに複雑化させてしまうといった問題が生じ
る。
(目的) 本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、そ
の目的とするところは、上述したカラー複写機用の現像
槽に限らず、一般に液体循環系統の一部を構成し、かつ
それ以外の系統からも液体が流入する液体収容々器にお
いて生じる問題に着目し、この種の容器からオーバーフ
ローする液位を収容するタンクの液位を、液体収容々器
に設けたレベルセンサにより検出可能となし、もってこ
の種のタンクのコスト軽減と回路構成等の大巾な簡素化
を図ることのできる新たな装置を提供することにある。
(構成) すなわち本発明はかかる目的を達成するために、液体循
環系統の一部を構成する液体収容々器であって、しかも
この循環系統以外からも液体が流入する形式の液体収容
々器に、溢流管を介してこの容器と連通する密閉状のオ
ーバーフロータンクを併設するとともに、このオーバー
フロータンクに、液体収容々器内に設けた液位検出器の
検知位置にまで達する上端が開放した管を配設するよう
にしたオーバーフロータンクの液位検出装置にある。
そこで以下に本発明の詳細を図示したモノカラー複写機
の例に基づいて説明する。
第3図は、本発明装置が適用されたモノカラー複写機の
全容を示したものである。
コンタクトガラス板1上に載置され、圧板2で押下され
た原稿は、ランプ10で照明され、原稿からの反射光は第
1ミラー11、第2ミラー12、第3ミラー13、レンズユニ
ット14および第4ミラー15を介して感光体ドラム3の表
面に結像される。感光体ドラム3は図示しない動力伝達
機構を介してメインモータにより図中時計方向に回転駆
動される。ランプ10および第1ミラー11は図示しない第
1キャリッジに搭載されて、図中矢印A方向に一定速度
で駆動され、第2ミラー12および第3ミラー13は図示し
ない第2キャリッジに搭載され、第1キャリッジの速度
の1/2の速度で矢印A方向に駆動される。感光体ドラム
3の表面は、メインチャージャ4で一様に荷電され、荷
電された面は前記結像ユニットにより露光されて、その
表面に静電潜像を生じる。この静電潜像は現像装置5で
現像液により顕像化されて可視像となり、可視像は、さ
らに転写部で転写チャージャ7によりカセット16から給
紙コロ17で繰り出され搬送ローラ18、20およびレジスト
ローラ22でペーパガイド19、21および6を介して送られ
てくる記録紙上に転写される。記録紙は、分離ユニット
8で感光体ドラム3より離された上、ペーパーガイド23
に案内されて定着器24に入り、そこでヒータの熱により
定着作用を受けた後、ペーパーガイド25に案内されて排
紙ローラ26から排紙トレイ27に送り出される。他方、感
光体ドラム3の表面はクリーニングユニット9によりク
リーニングされる。
以上説明したように機構要素の、コピー開始前、コピー
サイクル中およびエンドサイクル中における各種状態で
の付勢制御は、単色(黒)記録の複写機およびある種の
フルカラー複写機で良く知られている。
第4図は現像装置5の内部を示したもので、この現像装
置5は、各種の現像液およびクリーニング液が供給され
る入口28とこれらの出口29を有しており、容器160に
は、第1現像ローラ161、第2現像ローラ162およびスク
イズローラ163が回転自在に支持されている。これらの
各ローラは、導電体であり、感光体ドラム3の表面より
極くわずか離れて配設され、図示しないメインモータに
動力伝達手段を介して結合されていて、ローラ161およ
び162は図中反時計方向に、またローラ163は時計方向に
回転駆動される。これらのローラ161、162および163
は、感光体ドラム3が回転しているときに回転し、感光
体ドラム3が停止したときには停止する。ローラ161、1
62および163には、それぞれスクレーパ164、165および1
66の自由端が接触しており、これらのスクレーパがロー
ラの表面に付着している現像剤を掻き落とすとともに、
スクレーパ164および165は上方から流下する現像液ある
いはクリーニング液をその上に留める作用をし、留めた
液によってローラ161、162の表面を濡らす。ローラ161
および162の表面に付着した液は、感光体ドラム3表面
の電荷に吸引されて感光体ドラム3に移し、他方、ロー
ラ163はドラム3表面の過剰な液を除去する。
第5図はクリーニングユニット9の内部構成を示したも
ので、容器77は図示しない複写機本体のフレームと一体
の支持アーム176に装着されている。ブラケット78は本
体フレームに固着された軸83に枢着された上、その一端
にはブレード80が固着され、他端にはスポンジローラ79
が枢着されており、さらに軸83は図示しないソレノイド
装置のプランジャと係合して、ドラム3の回転中はソレ
ノイド装置への通電によりブレード80およびローラ79を
ドラム3に圧接する方向に回動し、ドラム3の停止時に
は、ソレノイド装置の消勢により図示しない戻りスプリ
ングに付勢されて図中時計方向に回動し、ブレード80お
よびローラ79をドラム3から離し、かつローラ79を絞り
ローラ81の圧縮から解放するように構成されている。
絞りローラ81は本体のフレームに枢着されていて、ロー
ラ79に接触したスクレーバ84によってスポンジローラ79
より掻き落した液をさらに除去するように作用する。ま
た、本体のフレームに枢着された軸82aには受け皿82が
固着されており、この受け皿82は自重でローラ79上に降
下している。容器77の上端には入口40が設けられてい
て、ここには第1槽(黒現像液槽)30の現像液がポンプ
38により供給され、受け皿82上に流下し、その自由端82
bよりドラム3上に流下する。また容器77の下端には出
口41が設けられ、受皿82の自由端82bよりドラム3とロ
ーラ79の間に流下した現像液とともに、感光体ドラム3
から除去した現像液を第1槽30に戻すようになってい
る。
再び第3図に戻って、現像装置5の入口28の各ポートに
は、第1ポンプ37の吐出口、第2ポンプ37rの吐出口、
第3ポンプ37gの吐出口、第4ポンプ37bの吐出口および
クリーニング液ポンプ37iの吐出口が、それぞれのパイ
プを介して結合されている。現像装置5の出口29は、流
路切換弁39の入口に結合され、その出口はノズル44と第
1槽(黒現像液槽)30に切換えられる。切換弁39には、
図示しない2位置切換機構が結合され、この2位置切換
機構はソレノイド装置42により駆動される。そして、切
換弁39が出口29とノズル44に接続された状態のもので、
ソレノイド装置42が1回転通電されると、2位置切換機
構は切換弁39を図中反時計方向に駆動して、出口29と第
1槽30を接続し、出口29と第1槽30とが接続状態にある
ときソレノイド装置42が1回付勢されると、2位置切換
機構は切換弁39を図中時計方向に駆動して、出口29とノ
ズル44を接続させる。切換弁39には位置検出スイッチ43
が装着されており、このスイッチ43は、切換弁39が出口
29とノズル44が接続状態にあるときに閉であり、出口29
と第1槽30が接続状態にあるとき、スイッチ43は開とな
る。
ノズル44はパルスモータ45によって回転するよう支持さ
れ、ノズル44の出口がその下方に配設された回収パイプ
47r上に位置すると、ノズル44より出た液体は第2槽
(赤現像液槽)30rに流れ、パイプ47g上に位置すると、
液体は第3槽(緑現像液槽)30gに、ノズルパイプ47b上
に位置すると、液体は第4槽(青現像液槽)30bに、さ
らにパイプ47i上に位置すると、液体はクリーニング液
槽30iに流れるようになっている。また、ノズル44の位
置は位置検出スイッチ46(46r、46g、46b、46i)により
検出され、ノズル44の出口がパイプ47r上にあるときス
イッチ46rが閉、出口がパイプ47g上にあるときスイッチ
46gが閉、出口がパイプ47b上にあるときスイッチ46bが
閉、さらにノズル44の出口がパイプ47i上にあるときス
イッチ46iが閉となる。そしていずれのスイッチも、ノ
ズル44が該スイッチ位置にないときには開となる。
クリーニングユニット9の入口40にはポンプ38から第1
槽30の黒現像液を供給し、ユニット9の出口から流下す
る黒現像液は、図示しないパイプを通して第1槽30に戻
る。
第1槽(黒現像液槽)30、第2槽(赤現像液槽)30r、
第3槽(緑現像液槽)30gおよび第4槽(青現像液槽)3
0bには、それぞれ黒現像液容器31、赤現像液容器31r、
緑現像液容器31gおよび青現像液容器31b、ならびに、希
釈液容器32、32r、32g、および32bが装着されている。
現像液容器31、31r、31gおよび31bには、リンクを介し
てソレノイド装置33r、33gおよび33bが結合されてお
り、ソレノイド装置30が付勢されると、現像液容器31の
口が開かれてその中の現像液が流下する。希釈液容器3
2、32r、32gおよび32bは、口金のノズルを介して槽30、
30r、30gおよび30bの中の各支持板により一定の高さに
支持され、かつ容器下端に設けた口が槽内に開いていて
槽内の液レベルが低下するとこの口より希釈液が槽内に
流れる一種のチキンフィード機構をなしている。クリー
ニング液槽30iにはクリーニング液容器32iのみが装着さ
れており、この容器32iも口金のノズルを介して槽30iの
中の支持板により一方の高さに支持され、槽30i内のク
リーニング液レベルが低下すると、容器の下端に設けた
口よりクリーニング液が槽39i内に流れ出るようになっ
ている。
第1槽30、第2槽30r、第3槽30g、第4槽30bおよびク
リーニング液槽30iには、それぞれ槽内の液面の上昇、
降下に連動するフロートと、フロートの上下位置を検出
するための、上限位置検出スイッチ34、34r、34g、34b
および34i、ならびに下限位置検出スイッチ35、35r、35
g、35bおよび35iが備わっている。
第1ポンプユニット37の吐出液の一部は第1濃度検出ユ
ニット36を介して第1槽30に戻されるようになってお
り、また第2槽(赤現像液槽)30rに現像液を戻すパイ
プ47rには第2濃度検出ユニット36rが、第3槽(緑現像
液槽)30gに現像液を戻すパイプ47gには第3濃度検出ユ
ニット36gが、またさらに、第4槽(青現像液槽)30bに
現像液を戻すパイプ47bには第4濃度検出ユニット36bが
結合されている。これらの各検出ユニット36、36r、36g
および36bは、現像液を薄膜状に流下させる流路手段
と、薄膜条現像液を間にして対向するランプ(第7図の
36L)および光電変換器(第7図の36S)を主体とするも
のであり、電気回路構成は第7図に示されている。
ところで、黒現像液を収容する上記した第1槽(黒現像
液槽)30には、ここからのオーバーフローした現像液を
収容するオーバーフロータンク90が設けられている。こ
のタンク90は、第2槽30r、第3槽30g、第4槽30b及び
クリーニング液槽30iとともに複写機本体とは別に本体
を支える基台等の内部に着脱可能に配設されている。
第1図はこのオーバーフロータンク90と第1槽30との関
係を示したものであり、第1槽30の側面には、液位の上
限レベルaと下限レベルbとの中間点cからオーバーフ
ロータンク90内に向けて排液ホース91が伸びている。ま
た、オーバーフロータンク90には第1槽30の液位の上限
レベルaを越える高さのエア抜きホース92が設けられ、
その下端はオーバーフロータンク90内のレベルd位置に
くるように排液ホース91とともにオーバーフロータンク
90の口部93を封止する共通の栓94によって支持され、こ
れによって栓94を抜いたとき、第1槽30の上限レベルa
に達した現像液がオーバーフロータンク90に流入しても
溢れることがないようにされている。
なお、このエア抜きホース92に関しては、直接オーバー
フロータンク90から立上がらせる必要はなく、第2図に
示したように第1槽30の側壁から突出したT形エルボ95
の上部接続端に接続するようにしてもよく、また第1槽
30が密閉槽として構成されている場合には、エア抜きホ
ース92の上端を第2図に示したように第1槽30の上部か
ら内部に連通させるようにしてもよい。また、この実施
例では第1槽30内に配設される上記位置検出スイッチ34
として、フロート磁石と磁気センサからなる非接触型の
検出スイッチが用いられている。
感光体ドラム3を回転させている間は、現像器5のロー
ラ161、162および163も回転しており、クリーニングユ
ニット9のブラケット78が第5図に示す位置に置かれ
て、ブレード80およびスポンジローラ79が感光体ドラム
3に圧接している。また、ポンプ38が付勢されている黒
現像液をクリーニングユニット9に供給している。
黒記録設定状態では、切換弁39が出口29と第1槽30を接
続し、ポンプ37が付勢されて黒現像液を現像装置5に供
給する。
また、赤記録設定状態では、切換弁39が出口29とノズル
44を接続し、ノズル44がパイプ47r上に位置決めされ、
ポンプ37rが赤現像液を現像装置5に供給し、同様に緑
記録設定状態では、切換弁39が出口29をノズル44を接続
し、ノズル33がパイプ47g上に位置決めされ、ポンプ37g
が緑現像液を現像装置5に供給し、同様に青記録設定状
態では、切換弁39が出口29をノズル44を接続し、ノズル
44がパイプ47b上に位置決めされ、ポンプ37bが青現像液
を現像装置5に供給し、さらに青記録設定状態では、切
換弁39が出口29とノズル44を接続し、ノズル44がパイプ
47b上に位置決めされ、ポンプ37bが青現像液を現像装置
5に供給する。
黒記録設定状態から赤記録設定状態にするときには、第
1ポンプ37が消勢し、現像液の液切時間T1後に切換弁39
がノズル44側に切換えられ、同時にノズル44がパイプ46
i上に位置決めされてクリーニング時間t2の間ポンプ37i
が付勢される。t2は後にはポンプ37iが消勢され、この
消勢からクリーニング液の液切時間T1後にノズル44がパ
イプ47r上に位置してポンプ37rが付勢される。
黒記録設定状態から、緑記録設定状態又は青記録設定状
態への切換えも同様に行なわれ、また、赤記録設定状
態、緑記録設定状態および青記録設定状態の内の一方か
ら他方への切換えも同様に行なわれるが、この場合には
切換弁39の切換えはない。
赤記録設定状態、緑記録設定状態又は青記録設定状態か
ら黒記録設定状態への切換えの場合には、黒現像液に
赤、緑又は青現像液が混合しても記録色は黒で現われる
ので、使用頻度の高い黒記録設定状態への切換え時間を
短くするために、ポンプ37r、37g又は37bを消勢すると
同時に、切換弁39が第1槽30側に切換えられて第1ポン
プ37が付勢され、現像装置5へのクリーニング液の供給
は行なわれず、これにより、現像液の液切時間T1、クリ
ーニング時間t2およびクリーニング液の液切時間T1が省
略される。ただし、第1ポンプ37の付勢開始から、黒現
像液が現像装置5の全ローラ161、162および163に十分
に行き渡るまでの時間t5の間は、コピーは開始されな
い。
第6図は複写機に備わった操作ボード48の一部分を示し
たものであって、その各要素について説明すると、 図中符号76は発光素子内蔵の待機支持スイッチで、図示
しない電源スイッチをオンにした状態でかつ発光素子が
非点灯状態のもとでスイッチ76をオンにすると、発光素
子は点灯し、複写機は待機状態となり、定着ヒータは低
温度発熱付勢される。また、発光素子が点灯している状
態でスイッチ76をオンにすると、発光素子は消灯し、複
写機はコピー支持待ち状態となって定着ヒータは高温度
に発熱付勢される。
49は赤発光素子と緑発光素子を内蔵するコピースタート
スイッチで、コピー支持待ち状態でかつ複写機がコピー
可能状態のときに緑発光素子は点灯しており、このとき
スイッチ49をオンにするとコピーサイクルは開始され、
これとともに赤発光素子が点灯し、設定枚数のコピーを
終了して赤発光素子が消灯すると、変わって緑発光素子
が点灯し、さらにコピー中ならびにコピー後において、
複写機がコピー不可能状態になると緑発光素子は消灯
し、赤発光素子が点灯する。
“Auto Feed"は発光素子を内蔵するオートフィード指
示スイッチで、このスイッチをオンすると発光素子が点
灯し、複写機は装着しているフィーダにより原稿をコン
タクトガラス1上に自動供給するオートフィードモード
の設定となり、また、発光素子が点灯しているときにこ
のスイッチがオンされると発光素子は消灯し、複写機は
コンタクトガラス1上に手で原稿を載置する通常のモー
ド設定となる。
“Porwer On"は電源表示灯で、図示しない電源スイッ
チがオンのとき点灯し、オフのとき消灯する。
“インタラプト/リジューム”は発光素子を内蔵する割
込み指示スイッチで、発光素子が消灯状態のとき、この
スイッチをオンすると、操作ボード48の設定状態データ
および複写機の複写データ(コピー済枚数等)がメモリ
に退避されて設定枚数1のコピー指示待ち状態となり、
操作ボード48を任意の設定に変更してコピーを指示する
ことができ(割込みコピー設定状態)、また発光素子が
点灯状態のときこのスイッチをオンすると、メモリに退
避していたデータが読み出されて、操作ボード48がこの
読出しデータに基づいて設定され、かつコピー済枚数等
の複写機内部データが再セットされる。
51は3桁キャラクタデイスプレイで、コピー開始前は複
写設定枚数を表示し、コピー開始後はコピー済枚数を表
示するが同時に異常表示にも用いられる。
55は現像液不足表示用の発光素子で、下限検出スイッチ
35、35r、35g又は35bが閉になると点灯する。
56はクリーニング液不足表示用の発光素子で、下限スイ
ッチ35iが閉になると点灯する。
57はチェック指示表示用の発光素子で、上下限スイッチ
のいずれかが閉のとき、もしくはペーパートラブル、機
構トラブル等の異常時に点灯する。
53、53r、53g、53bは色設定表示灯で、電源スイッチを
オンすると黒設定表示灯53が点灯し黒記録モードとな
る。
50は色指示スイッチで、例えば黒設定表示灯53が点灯し
ているとき、このスイッチ50をオンすると、黒設定表示
灯53が消灯して青設定表示灯53bが点灯し、青記録モー
ドが設定され、以下このスイッチ50を押す度毎に緑、
赤、黒の順に各設定表示灯53g、53r、53が点灯して対応
する色の記録モードが設定される。
54は第1槽30のトラブル表示灯で、上、下限位置検出ス
イッチ34又は35が閉のとき、もしくは容器31が空のとき
に点灯する。
54r、54g、54b、54iは第2、3、4及びクリーニング液
槽30r、30g、54bおよび54iのトラブル表示灯で、各上、
下限位置検出スイッチ34r、34g、34b、34i又は35r、35
g、35b、35iが閉のときもしくは、容器31r、31g、31b、
35iが空のときに点灯する。
なお、表示灯54周りの斜線領域はペーパートラブル表示
灯の照明域を示しており、また操作ボード48には、これ
以外にセミオートフィーダが複写機に装着されていると
きに点灯する発光素子SADF、オートフィーダが複写機に
装着されているときに点灯する発光素子ADF、フィーダ
が装着されていないときに点灯する発光素子OFF、複写
枚数およびその他の情報入力用のテンキースイッチ“0
〜9"、テンキー入力および複写設定枚数キャンセル入力
用のスイッチ“クリア”および前にメモリしている操作
ボード設定データの読出し指示スイッチ“リコール”等
のスイッチおよび表示素子が装着されている。
第7図は複写機の各機構要素を付勢する電気システムを
示したもので、複写機各部の入力用スイッチ、状態検出
スイッチ、状態設定用スイッチ等のスイッチ類61は、バ
ッファアンプ59、60を介してマイクロプロセッサ58に接
続され、また、ドライバ68に接続されている。マイクロ
プロセッサ58の割込み入力ポートINTには、ドラム同期
パルス発生器62が接続しており、パルス発生器62は、発
光体ドラム3に結合した図示しない回転板の投光スリッ
トを検出するフォトセンサ62Sを有し、ドラム3が微小
角度回転する毎にセンサ62Sが投光スリットを検出し1
パルスを割込み入力ポートINTに与える。マイクロプロ
セッサ58のA/D変換入力ポートAD1には、定着ユニット24
の定着部温度を検出する温度検出回路63が接続し、サー
ミスタ63Sが定着部温度に対応した電圧を発生すると、
これをAD1に印加する。マイクロプロセッサ58のA/D変換
入力ポートAD2、AD3、AD4、およびAD5には、それぞれ現
像液濃度検出ユニット36、36r、36gおよび36bが接続し
ており光電変換素子36Sが、第1ポンプ37で汲み上げら
れた黒現像液の濃度に対応する電圧を発生したときはAD
2に印加し、ランプ36Lは、現像液薄膜を通して光を光電
変換素子36Sに与える。ユニット36r、36gおよび36bの電
気回路構成もユニット36の電気回路構成と同じであり、
それぞれAD3、AD4およびAD5に、赤現像液濃度、緑現像
液濃度および青現像液濃度に対応する電圧を印加す
る。、またマイクロプロセッサ58には、アドレスバス、
コントロールバス、およびデータバスを介して、ROM6
7、RAM66、ならびに入出力ポート・バッファ素子64およ
び65が接続しており、これらの入出力ポート・バッファ
素子および65には、それぞれドライバ68〜71およびドラ
イバ72〜75が接続している。
ドライバ68はスイッチマトリックス61のY走査ラインの
それぞれにスイッチ状態読取信号を順次に与え、また表
示素子マトリックス76のY走査ラインのそれぞれに表示
素子付勢信号を順次与える。
スイッチマトリックス61のXラインのそれぞれの信号、
すなわち、各スイッチの開、閉を示す信号は、バッッフ
ァ59、60を介してマイクロプロセッサ58に与え、マイク
ロプロセッサ58は、所要の場合、表示素子付勢信号をバ
ッファ69、70を介して表示素子マトリックス76のXライ
ンのそれぞれに印加し、表示素子マトリックス76におい
ては、Yラインの表示付勢信号とXラインの表示付勢信
号が同時に加わった表示素子が点灯する。ドライバ71に
は、図示しない機構駆動要素(メインモータ、クラッチ
等)が接続し、ドライバ72には、像形成系の電気要素
(ランプ10、チャージャ4、7等)が接続し、ドライバ
73には、紙搬送系の図示しない電気要素(クラッチ、モ
ータ等)が接続し、ドライバ74には、現像液供給系の電
気要素、すなわちポンプ38、37、37r、37g、37b、37i、
ソレノイド装置42、33r、33g、33bおよびパルスモータ4
5が接続し、さらにドライバ75には、複写機に装着され
る機器、例えばフィーダ、ソータ等の電気要素を接続す
るコネクタが接続している。
マイクロプロセッサ58は各種スイッチの入力操作に応じ
て、また複写機各部の状態に応じて、ドライバ68〜75に
各種付勢信号を与える。
複写機のおけるマイクロプロセッサCPUの制御動作は良
く知られている。したがって、ここでは本発明の実施に
関連が深い制御動作を主体にマイクロプロセッサ58の制
御動作を説明する。
第8a図乃至第8f図は、マイクロプロセッサ58の、主に現
像液供給制御に関する制御動作を示している。
まず第3図を参照すると、複写機の図示しない電源スイ
ッチが投入されて、マイクロプロセッサ58および複写機
各部に電源が入ると、マイクロプロセッサ58は初期化を
実行する(ステップ1:以下カッコ内では「ステップ」と
いう語を省略する)。この初期化1では、まず複写機の
各要素を不作動状態に設定し、かつマイクロプロセッサ
58の内部カウンタ、タイマ、レジスタ等を初期化し、か
つRAM66に割り当てている状態追跡用レジスタ等を初期
化する。そして、操作ボード48の標準状態に設定し、設
定している状態を示すデータをメモリにセットする。標
準状態は、コピー設定枚数が1、カラーは黒(表示灯53
点灯)であり、表示灯53を点灯して黒フラグをセットし
て、経過時間Tのカウントを開始する(時間Tカウント
スタート)。
この初期化を終了すると、マイクロプロセッサ58は定着
ユニット24のヒータを付勢するヒータドライバに高温度
発熱付勢を指示する(2)。次にスイッチマトリックス
61の状態検出スイッチの開閉状態をチェックし、コピー
可否を判定する(3)。異常であると、異常処理(5)
を行なって正常になるのを待つ(3−4−5−3)。正
常であると、あるいは正常になると、異常フラグ、異常
表示等をクリアし(6)、メインモータをオン(ドラム
3回転)に、またポンプ38をオン(クリーニングユニッ
ト77へ黒現像液供給)にする(7a)。このメインモータ
付勢およびポンプ付勢に連動して、現像装置5において
はローラ161〜163が回転駆動され、メインチャージャ4
が付勢される。なおこのチャージャ付勢は、ローラ161
〜163の表面の現像液中のトナーをドラム3に吸引し、
ユニット9で回収するためである。同様にブラケット78
が駆動されて第5図に示す位置に移動し、これによりブ
レード80およびスポンジローラ79がドラム3に圧接する
(7a)。次にマイクロプロセッサ58は、時間Tが液切時
間T1以上になっているか否かを参照し、それがT1未満で
あると定着ユニット24の定着部温度(63S出力)を参照
する(7b)。ここにおいて、時間TがT1未満でしかも定
着部温度が設定定着温度未満であると待機し、時間Tが
T1以上となるか、定着部温度が設定定着温度以上になる
のを待つ(7b)。時間TがT1以上になると、現像装置5
の液切が十分となり、また、定着部温度が設定定着温度
以上になるとコピー可となるので、現像装置5のクリー
ニングのために、マイクロプロセッサ58はスイッチ43の
状態を参照し(8)、それで閉でない(現像装置5の出
口29が第1槽30に接続している)とt1の間ソレノイド装
置42を付勢する(9)。これにより切換弁39が出口29と
ノズル44を接続して、スイッチ43が閉となる。スイッチ
43が閉であるかまたは閉になると、次にスイッチ46iの
状態を参照する(10)。スイッチ46iが閉でないとノズ
ル44がパイプ47i上にないので、他のスイッチ46r、46g
および46bの状態を参照してパルスモータ45を逆転付勢
し、ノズル44をパイプ47i上に位置決めする(11)。こ
のように位置決めするかあるいはノズル44がパイプ47i
上にあると、t2の間ポンプ37iを付勢して現像装置5をt
2の間クリーニングする(2)。このt2の間は、槽30iの
クリーニング液が現像装置5に供給され、かつ槽30iに
回収される。クリーニングを終了すると、時間Tのカウ
ントを開始し、クリーニング済フラグをセットする(1
3)。すなわち、クリーニング液切時間T1の経過判定の
ための時間カウントを開始する。
以上が電源スイッチが投入された直後の現像液供給制
御、すなわち現像装置初期化制御である。
クリーニング(12)を終了すると、マイクロプロセッサ
58は操作ボード48の状態を読取る(14)。操作ボード48
に入力がないと、ステップ16−17−14とめぐって、操作
ボード48に入力があるのを待ち、また、エンドサイクル
終了時間teが経過するのを待ち、また、キーイン待機時
間t3が経過するのを待つ。時間teは、コピーを開始し終
了コピーを終了してから、後処理のためにドラム3を回
転させておくエンドサイクル実行時間である。最終コピ
ーを終了した時にエンドサイクルが開始され、その時te
時限のタイマte(プログラムタイマ)がセットされ、ス
テップ14に戻る。ステップ16は、このタイマteの時限オ
ーバを参照するステップであり、時限オーバである(エ
ンドサイクル終了)と、エンドサイクルを停止する(1
8)。t3は、複写設定可(12)となってから、操作ボー
ドに入力がない状態が継続するとき、ある時限で自動的
に待機状態に戻すための設定時間である。複写設定可
(ステップ12および設定枚数のコピー終了)になってか
ら時間Tのカウント値がt3になると(17)、定着ヒータ
を予熱付勢(低温度発熱付勢)に切換え、待機スイッチ
76の発光素子を点灯し(19)、メインモータを停止し、
ポンプ38を停止してメインチャージャ4を消勢して(2
0)、待機スイッチ76のオン待ちとなる(21:待機状
態)。待機状態にないときでも、待機スイッチ76がオン
になると、ステップ14でこれが検出され、ステップ25か
らステップ19に進んで待機状態になる。待機状態におい
て待機スイッチ76がオンになると(21)、ステップ7aと
同様に、メインモータが付勢され、メインチャージャが
付勢される。更にポンプ38が付勢されて(22)、ステッ
プ2と同様に定着ヒータが高発熱付勢され(23)、操作
ボード読取り(14)に進む。
操作ボード読取り(14)において、待機スイッチ76、色
指示スイッチ50、スタートキースイッチ49以外のキース
イッチの操作が読取られると(27)、操作されたキーに
対応付けられている読込みが行なわれる(28)。この読
込みの代表的なものは、テンキー入力に応じた複写枚数
の設定である。
色指示スイッチ50が操作されたときには、マイクロプロ
セッサ58は、第8a図のステップ26から第8b図の記録色指
示読込みおよび第1槽30のオーバーフロー処理を実行す
る。これらを説明すると、今、電源スイッチが投入され
た直後に初めてスイッチ50がオンされたとすると、表示
素子53が点灯し、かつステップ1の初期化でマイクロプ
ロセッサ58のレジスタ又はRAM66のレジスタに黒フラグ
がセットされる。したがって、マイクロプロセッサ58
は、ステップ29−31−33−35と進み、ステップ35で黒フ
ラグをクリアして発光素子53を消灯し、青フラグをセッ
トし発光素子53bを点灯し、1回のスイッチ操作を2回
以上に読み取らないようにt4の時間経過を待って(3
6)、ステップ37−41の第1槽(黒現像液槽)30のオー
バーフロー処理をし、第1槽30と排液パイプ91を介して
連通するオーバーフロータンク90(第1図)が満杯で、
エア抜きパイプ92を通して現像液が上限スイッチ34のレ
ベルaにまで達するような異常な場合を除いて第1槽ト
ラブル表示灯54及びオペレータチェック57をそのままと
し、第8a図の操作ボード読取(14)に戻る。青フラグを
セットしている状態で色指示スイッチ50が操作される
と、マイクロプロセッサ58は、ステップ29−31−33−34
と進み、ステップ34で青フラグをクリアし発光素子53b
を消灯し、緑フラグをセットして発光素子53gを点灯
し、t4の時間経過を待って(36)ステップ37〜41の第1
槽30のオーバフロー処理を経て第8a図の操作ボード読取
(14)に戻る。緑フラグをセットしている状態で色指示
スイッチ50が操作されると、マイクロプロセッサ58は、
ステップ29−31−32と進み、ステップ32で緑フラグをク
リアし発光素子53gを消灯し、赤フラグをセットし発光
素子53rを点灯し、t4時間経過を待って(36)ステップ3
7〜41の第1槽30のオーバフロー処理を経て第4a図の操
作ボード読取(14)に戻る。
赤フラグをセットしている状態で色指示スイッチ50が操
作されると、マイクロプロセッサ58は、ステップ29−30
と進み、ステップ30で赤フラグをクリアし発光素子53r
を消灯し、黒フラグをセットし発光素子53を点灯し、t4
の時間経過を待って(36)ステップ37〜41の第1槽30の
オーバーフロー処理を経て第8a図の操作ボード読取(1
4)に戻る。仮に色指示スイッチ50を連続してオンにし
ていると、表示素子53、53b、53gおよび53rがこの順に
略t4の時間間隔で順次点灯する。したがって、色指示ス
イッチ50の連続オンおよび又は間欠的オンにより、黒、
青、緑および赤のいずれかを指定し得る。
記録色指示の読込み(29〜36)を経過して第1槽30のオ
ーバーフロー処理(37〜41)に進むと、マイクロコンピ
ュータ58は、まずスイッチ34の状態を参照する(37)。
すでに説明しているように、ドラム3回転中は、コピー
中も含めて、ポンプ38が黒現像液をクリーニングユニッ
ト24に送り、ユニット24の排出液を第1槽30に回収す
る。黒記録時には、現像装置5およびクリーニングユニ
ット24に第1槽30から黒現像液を供給し、これらを現像
装置5およびユニット24から第1槽30に回収する。した
がって第1槽30の現像液は実質上増加せず、むしろ、コ
ピーにより現像液は減少する。しかし、青、緑又は赤記
録のときには、例えば赤記録を例にとると、第2槽30r
から赤現像液が現像装置5に供給されその排液は第2槽
に回収されるが、ドラム3に付着してクリーニングユニ
ット24で回収された赤現像液は、第1槽30に回収され
る。したがって第1槽30の液量が増加し、これがあるレ
ベルc(第1図)に達すると排液パイプ91を経て現像液
がオーバーフロータンク90に流れ込むが、このタンク90
内液位もレベルdを超えてエア抜きパイプ92内に入り込
んだ現像液とともに第1槽30内の液位が上限aに達して
スイッチ34が閉になり、この状態でさらに、青、緑又は
赤記録を行なうと、第1槽30において現像液がオーバー
フローするおそれがある。第1槽30のオーバーフロー処
理(37〜41はこのようなオーバーフローを事前に回避す
るための制御ステップである。すなわち、スイッチ34が
閉(第1槽30の液量が上限以上)のときには(37)、オ
ーバーフローするおそれがあるとともに、この状態で黒
記録をしても黒現像液容器31から現像液の供給が行なわ
れず記録画像濃度が徐々に薄くなるため、この異常事態
をオペレータに知らせるべく、第1槽トラブル表示灯54
とオペレータチェック表示灯57を点灯し(39)、黒フラ
グの存否を参照する(40)。黒フラグがあるとき(黒記
録指示)にはコピーを開始しても問題がないので、操作
ボード読取り(14:スタートキースイッチ49のオン待
ち)に進むが、黒フラグがないと、他色の記録指示であ
るので、赤、緑および青フラグの全部をクリアし、黒フ
ラグをセットし赤、緑、青の表示灯53b、53g、53rを消
灯して黒の表示灯53を点灯し(41)、操作ボード読取
(14)に進む。
なおこの場合、オペレータチェック57を点灯すると同時
に、3桁キャラクタデイスプレイ51に異常モードの種類
を記号で表示し、オペレータにこの表示に相当するカー
ドを参照させて第1槽30の現像液を少なくする等の処置
をして手動により色記録操作を行なわせるようにするこ
ともできる。
表示灯55および57の点灯に応じてオペレータがオーバー
フロータンク90を交換するかもしくはタンク90内の現像
液を排出してスイッチ34を開とし、スイッチ50を操作す
ると、マイクロプロセッサ58は、ステップ14−15−25−
26−第8b図の記録色指示の読込み−37−38と進んで、表
示灯54、57を消灯する。スイッチ34が閉のままである
と、表示灯54、57が点灯し、かつ記録色は黒に設定され
る(黒フラグがセットされる)。
操作ボード読取(第8a図の14)でスタートスイッチ49の
閉を検出すると、マイクロプロセッサ58は、ステップ15
−25−26−27を経て第8c図のステップ42に進む。ステッ
プ42では、定着ユニット24の定着部温度を参照し、それ
が設定定着温度K以上であるか否かを判定する。K未満
のときは操作ボード読取(14)に戻る。なお、K未満の
ときには、スタートスイッチ49の赤発光素子を点灯して
おり、K以上のときには、複写機の操作ボード読取にあ
ることを条件に緑発光素子を点灯している。
さて、定着ユニット24の定着部温度がK以上であると、
ステップ42から43に進み黒フラグの存否を見る。黒フラ
グがあると、ステップ44〜47の黒現像セットを実行す
る。すなわち、スイッチ43の状態を参照する。スイッチ
43が閉でないと、切換弁39が第1槽30側に現像装置5の
排液を供給する位置にあるので、第8d図の現像液調整に
進む。スイッチ43が閉であると、切換弁39が現像装置5
の排液をノズル44に供給する位置にあるので、第1槽30
に供給するように、t1の間ソレノイド装置42を付勢して
切換弁39を第1槽30側に切換え(45)、ポンプ37を付勢
する(46)。そして、第1槽30からの黒現像液が現像装
置5のローラ161〜163に行き渡るのを待つために時間t5
の経過を待ち(47)、t5が経過すると第8d図の現像液調
整に進む。この黒現像セット(黒記録状態設定)におい
ては、前に現像装置5にあった現像液の流下(液切り)
を待つT1経過待ち、現像装置5にクリーニング液を供給
するt2の時間、および、t2後のクリーニング液の流下
(液切り)を持つT1持ち、が無いことに注目されたい。
黒フラグがなかったときには、青フラグの存否を参照す
る(48)。青フラグがあるとステップ49〜61の青現像セ
ットを実行する。すなわち、スイッチ43の状態を参照し
て(49)、スイッチ43が閉であるとスイッチ46bの状態
を参照する(52)。スイッチ43が閉スイッチ46bも閉で
あると、切換弁49がノズル44側に位置し、かつノズル44
がパイプ47b上に位置しており、現像装置5の排液を第
4槽(青現像液槽)30bに供給する状態にあって、これ
は、この直前のコピー動作が青コピー処理であったこと
を意味し、現像装置5の液切りおよびクリーニングが不
必要であるので、そのまま第8d図の現像液調整に進む。
スイッチ43が閉でなかったときには、この直前のコピー
動作が黒コピー処理であったことを意味するので、現像
装置5よりの黒現像液の流下を判定するT1経過待(50:
詳細は第8f図に示す。説明は後述)、を経て、t1の間ソ
レノイド装置42を付勢して切換弁49をノズル44側に位置
決めし(51)、クリーニング済フラグを参照する(5
4)。クリーニング済フラグの存在は、複写機が現在現
像装置5のクリーニングを終了した状態であることを示
す。したがって、クリーニング済フラグがあると、ノズ
ル44をパイプ47b上に位置決めし(59)、ポンプ37bを付
勢して(60)、青現像液が現像装置5のローラ161〜163
に行き渡るのを待つために時間t5の経過を待ち(61)、
t5が経過すると第8d図の現像液調整に進む。ステップ54
でクリーニング済フラグがなかったときには、前に現像
装置5に入っていた現像液が黒、緑又は赤であって、今
回は青現像液を供給しようとしており、クリーニングが
必要であるので、現像装置5をクリーニングする(5
5)。このクリーニング(55)は、第8a図に示す現像器
のクリーニング(11〜13)と内容が同じである。なお、
現像器のクリーニング(55)で、ステップ13と同じく、
時間Tのカウントをスタートしている点に注目された
い。次にクリーニング済フラグをセットし(56)、時間
Tカウントを開始し(57)、T1の経過を待つ(58)。
「T1の経過待ち」(50、53、58)の内容は第8f図に示
す。
ここで第8f図を参照して、「T1の経過待ち」の内容を説
明すると、まずすでに時間Tのカウントを開始している
ので、この時間TがT1になっているか否かを判定し(10
2)、なっていないと、T1になるのを待つが、待ってい
る間操作ボードの読取り(103)を行ない、操作ボード
より入力があると、第8a図のステップ25に進み、入力に
応じた処理を行なう。したがって、T1の経過を待ってい
る間に、スイッチ50が操作されて記録色指定が変更され
ることがある。この記録色指定が変更されたとき、クリ
ーニング済フラグがあると、それは現像装置5にクリー
ニングを終了したきれいな状態にあることを意味する。
クリーニング済フラグがないと、クリーニング要を意味
する。この「T1経過待ち」(50、53および58)が、ノズ
ル44の位置決め(59)の前に位置し、ノズル44の位置が
カラーフラグに対応した位置に変更されていないことに
注目されたい。「T1経過待ち」(50、53および58:第8f
図)の操作ボード読取でスイッチ50の操作を検出して記
録色(カラーフラグ)を変更しても、複写を実行しなか
った前回の色設定(カラーフラグ)の前の現像液排液位
置にノズル44があるので、ノズル44の位置決め制御にエ
ラーを生じない。記録色(カラーフラグ)を変更したと
き、クリーニング済フラグがあると、前述のようにステ
ップ55〜58のクリーニング処理(55)およびクリーニン
グ液切り時間T1待ち(58)を実行しないので、前回のク
リーニング処理が無駄にはならない。記録色(カラーフ
ラグ)を変更後コピー開始までの時間が短縮される。
黒フラグがなく、青フラグもなかったときには緑フラグ
の存否を参照する(62)。緑フラグがあると緑現像セッ
ト(63)を実行する。この緑現像セット(63)も前述の
青現像セット(49〜61)と同様である。ただし、ステッ
プ52の「46b」は「46g」と、ステップ59の「47b」は「4
7g」と、またステップ60の「37b」は「37g」と読み替え
る。
黒フラグがなく、青フラグがなく、しかも緑フラグもな
かったときには、赤フラグがあることになるので、赤現
像セット(64)を実行する。この赤現像セット(63)も
前述の青現像セット(49〜61)と同様である。ただし、
ステップ52の「46b」は「46r」と、ステップ59の「47
b」は「47r」と、またステップ60「37b」は「37r」と読
み替える。
以上のように現像セットを実行すると、これによりポン
プ37(46)、37b(60)、37g(63)又は37r(64)を付
勢しているので、次に記録色が変更されたとき現像装置
5のクリーニングが必要(ただし青、緑又は赤から黒へ
の変更では不必要)であるので、クリーニング済フラグ
をクリアし(65a)、ステップ65b以下の現像液調整に進
む。
現像液調整ではまず青フラグの存否を参照する(65
b)。それがあると現在、ポンプ37bが付勢されて第4槽
(青現像液槽)30bより青現像液が現像装置5に供給さ
れ、現像装置5の排液が濃度検出ユニット36bを通って
第4槽30bに戻っている。そこでこの場合には青現像液
調整(66〜81)を実行する。すなわち、濃度検出ユニッ
ト36b(第7図)の光電変換素子の電圧をA/D変換し、設
定値と比較する(66)。変換データが示す濃度が設定値
以上であると、現像液濃度は適であるので、現像液供給
回数nを0にセット(クリア)し(73a)、スイッチ35b
の状態を参照する(73b)。スイッチ35bが閉でないと、
第4槽30bにおいて現像液レベルが適であるので、トラ
ブル表示灯54b、55および57を消灯し(74)、コピー枚
数変更フラグをクリアし(75)、ステップ81に進む。ス
イッチ35bが閉であると、現像液不足(少なくとも希釈
液容器32bが空)であるので、表示灯54b、55および57を
点灯し(76)、コピー残枚数を99と比較する(78)。コ
ピー残枚数が99以内であると、そのままとし、コピー残
枚数が99を越えていると、コピー残枚数を99とするよう
に、コピー設定枚数値を更新し(79)、コピー設定枚数
変更フラグをセットする(80)。すなわち、その後のコ
ピー可枚数を99枚以内に設定する。ステップ76で表示灯
を点灯したとき、コピー設定枚数変更フラグがセットさ
れていると、すでにこれまでにこのようなコピー設定枚
数の変更を行なっているので、ここではコピー設定枚数
を変更しない。
濃度検出(66)の結果、濃度が設定値未満であったとき
には、スイッチ34bの状態を参照し(68)、それが閉で
あるときに容器31bより現像液を第4槽30bに供給する
と、第4槽30bで現像液がオーバーフローするおそれが
あるので、ステップ76〜80の、前述のコピー設定枚数の
変更処理を実行する。スイッチ34bが閉でないときに
は、オーバーフローのおそれがないので、現像液供給回
数nの値を参照し(69)、それが5未満であると、時間
t6の間のソレノイド装置33bを付勢する(70)。これに
よりt6の間、容器31bが開き、容器31bの現像液が第4槽
30bに供給される。そして、供給した現像液が第4槽30b
の現像液と混合して現像装置5に行ってそこから濃度検
出ユニット36b至るに十分な時間t7の経過を待って(7
2)、現像液供給回路nの値を1つ大きい数に変更し(7
2)、濃度検出(66)を行なう。この濃度検出(66)に
おいてもまだ濃度が低いと、再度容器31bより第4槽40b
への現像液供給を行なう(69〜72)。濃度が設定値より
も高くなると、ステップ67からステップ73aに進んで、
現像液供給フローを抜けるが、5回の現像液供給でも設
定値以上の濃度にならないと(容器31bに現像液が無い
ことになるので)ステップ76〜80のコピー設定枚数の変
更に進む。
以上の現像液調整を実行し、ステップ81に進むと、そこ
でスイッチ34g、34rおよび34iの状態を参照する(8
1)。ここで34g、34r又は34iが閉であると、ノズル44の
位置決めが異状で、第4槽(青現像液槽)30bで現像装
置5に送り出している現像液が、現像装置5から他の槽
30r、30g又は30iに送られているおそれがあるので、以
上処理82に進む。スイッチ34g、34rおよび34iがすべて
開であると、ノズル44の位置決めは正確と見なし、次に
スイッチ34の状態を参照する(83)。スイッチ34が閉で
あると、青コピーの間に、現像装置5からドラムに移っ
た青現像液の一部がクリーニングユニット9で回収され
第1槽(黒現像液槽)30に行き、第1槽30の現像液量が
増加し、第1槽30がオーバーフローするおそれがある。
そこでスイッチ34が閉であると、第8b図に示すステップ
39−41の、すでに説明した色設定変更に進む。スイッチ
34が閉でなかったときには、第8e図のコピー制御に進
む。
以上においては、青フラグがあったときの青現像液調整
を説明した。以下緑フラグ、赤フラグ、黒フラグがあっ
たときの緑現像液調整(84、85)赤現像液調整(86、8
7)、黒現像液調整(88)も青現像液調整と同様であ
る。ただし、ステップ66の「36b」は「36g」、「36
r」、「36」とステップ68の「34b」は「34g」、「34
r」、「34」と、ステップ74、76の「54b」は「54g」、
「54r」、「54」と、ステップ70の「33b」は「33g」、
「33r」、「33」と、ステップ73bの「35b」は「35g」、
「35r」、「35」と、またステップ81の「34g」は「34
b」、「34r」(黒現像液調整(88)ではステップ81に
「34b」を加える)をそれぞれ読み替える。
また、黒コピーでは、黒現像液を第1槽30から現像装置
5に供給して現像装置5の廃液を第1槽30に戻し、かつ
ユニット41の回収液も第1槽30に戻すので、第1槽30の
現像液量は増加せず、むしろ減少する。したがって、ス
イッチ34が閉であってもコピーを開始又は継続し得る。
そこで黒現像液調整では、シテップ81対応のスイッチ状
態判定で全スイッチが閉でないときには、ステップ83は
経過せず、そのまま第8e図のコピー制御に進む。
第8e図を参照してコピー制御を説明すると、まず操作ボ
ード48のキーイン読取りを設定して(89)、1コピーサ
イクルを開始する(90)。この1コピーサイクルで、通
常の複写機で周知の1回の複写処理が行なわれる。この
複写処理の間に操作ボード2cにキーインがあると、入力
キースイッチを示すデータをメモリする。そしてキーイ
ンが色指示スイッチ50であったときには、そのときのカ
ラーフラグを前カラーフラグとして退避メモリし、第8b
図の処理を実行する。これを実行すると、現在コピー中
の色(前カラーフラグ)と、今設定したカラーフラグが
異ることになる。1コピーサイクル(90)を終了する
と、カラーフラグが変更されているか否かを参照し(9
2)、変更されていないと、コピー済枚数レジスタの内
容を1大きい数に更新し(93)、該レジスタの内容をコ
ピー設定枚数レジスタの内容と比較する(94)。コピー
済枚数が設定数以上でないと、またコピー処理(90)が
必要であるので、複写機各部の状態を読んで(95)、複
写処理を継続し得るか否かを判定し(96)、継続し得な
いと異常処理(97)に進む。継続し得ると、またコピー
制御の先頭(89)に進む。コピー済枚数が設定枚数以上
になっていると、あるいは1コピーサイクル(90)の間
にカラーフラグが変更されていると、後処理用のエンド
サイクルをセットし(98)、エンドサイクル終了判定の
ためにte時限のタイマをセットし(99)、現像液供給用
のポンプ37、37r、37gおよび37bを消勢し(100)、時間
Tのカウントを開始する(101)。そして第8a図の操作
ボード読取り(14)に復帰する。ポンプ37、37r、37gお
よび37bを消勢したことにより、現像装置5への現像液
供給は無くなり、現像装置5の現像液は、現像液槽30、
30r、30g又は30bに自重で流下する。すなわち、現像液
の液切りが開始されたことになる。時間Tのカウント値
はしたがって液切り継続時間を示すことになる。また、
コピー終了からの経過時間を示す。
以上のようにコピーを終了して操作ボード読取り(14)
に復帰すると、ステップ14−15−16−17−14とめぐっ
て、操作ボード48に入力があるのを待ち、エンドサイク
ルが終了する(タイマteがタイムオーバする)のを待
ち、また、時間t3の経過を待つ(なおt3>teである)。
teが経過するまでに操作ボード48に入力があると、前述
のステップ25以下の制御を開始する。操作ボード48に入
力がなくteが経過すると、エンドサイクルを停止する
(18)。エンドサイクルの停止では、ドラム2の回転を
停止し、他の機構部も停止し、ポンプ38を消勢し、メイ
ンチャージャ4を消勢する。その後t3が経過すると、待
機状態を設定し(19、20)その後は待機スイッチ76がオ
ンされるのを待つ(21)。待機スイッチ76がオンになる
と、メインモータを回転させ、ポンプ38を付勢し、メイ
ンチャージャ4を付勢して(22)、定着ヒータを高発熱
付勢し(23)、操作ボード読取り(14)に進む。
以上に説明したマイクロプロセッサ58の制御動作の主要
なものを要約すると次の通りである。
(1)電源オン時の黒記録設定。
電源オン直後の初期化で黒フラグをセットし(2)、ま
ず黒記録をメモリ上に設定する。この種の複写機では、
黒記録コピーの確率が最も高いものと推察される。した
がって、標準コピー条件の内の記録色は黒とする。しか
し、その後の操作ボード入力により他の色の制定が指示
される可能性があり、仮に現像装置5に黒現像液の供給
を開始していると、黒現像液の供給停止、黒現像液の液
切待機T1、クリーニングt2およびクリーニング液の液切
待機T1が必要になり、複写機の運転能率が低下する。し
たがって、メモリ上記録色黒を設定しても、現像装置5
への現像液の供給は行なわない。
(2)電源オン直後の待機。
電源が投入されると、時間Tのカウントを開始し
(2)、時間TがT1になるか、あるいは定着ユニット24
の定着部温度が定着温度になるまで待つ(7b)。
電源が投入されるまでに、前回コピーに使用した現像液
の液切時間T1が経過しているかも知れないし、経過して
いないかも知れない。エンドサイクルを終了してから複
写機電源を切るように、操作マニュアルその他に説明を
しており、正常な電源オフ(エンドサイクル終了後の電
源オフ)では、電源オフまでにT1が経過しているので、
再度電源を投入したときには液切時間T1を置く必要はな
い。しかし、確率は低いがコピー中や、コピー終了直後
に電源が切られ、それからT1経過前に電源が再度投入さ
れることもあり得る。そこで、この実施例では原則とし
て電源オンから一律にT1の液切時間を置くようにしてい
る。定着ユニット24が常温のときに電源が投入される
と、定着部温度が設定定着温度に上昇するまでの時間の
方がT1よりも長い。したがって、T1の液切時間を電源オ
ン直後にとるようにしても、格別に複写機の運転効率を
低下させることはない。しかし、前回のコピー終了後サ
ンドサイクル後に電源が遮断され、そしてその後すぐに
電源が再投入されたとき(この態様の電源オンの確率が
高い)には、定着部温度が高く通常は前回のコピー終了
から液切時間T1を経過しているので、電源オンからT1
経過を持たない。
(3)現像液の液切後のクリーニング。
上記(2)の待機中に現像装置5の現像液は十分に流出
している。また、該待機直後には、操作ボード48のキー
インがすぐにあるとは限らないし、また、記録色も何に
指定されるか分からない。定着ユニット24が常温である
ときに電源オンとなった場合(朝一番の電源投入など)
には、このステージではまだ定着部温は設定温度まで上
昇していない。ウオームアップ待ち状態である。そこ
で、このステージで現像装置5のクリーニングを行なう
(12)。少なくともこのクリーニング間は、メインチャ
ージャ4を付勢して、現像装置5のローラのトナーを感
光体ドラム3に吸引して、ローラより除去する。メイン
チャージャ4の付勢により、現像装置5のローラのトナ
ーが感光体ドラム3に吸引されるので、その分クリーニ
ング液の汚れが少なくなる。
(4)クリーニング後の液切待機。
クリーニングを終了すると、クリーニング液が現像装置
5より十分に流出するに要する時間T1の経過を待つ。こ
の間操作ボードの読取りを行なう(13、14)。
(5)記録色の設定。
操作ボードの読取り(14、103)で、色指示スイッチの
操作を読むと、それに対応して記録色を設定する。(29
〜41)。この記録色の設定において、第1槽(黒現像液
槽)30の現像液レベルが上限以上であると、黒以外の色
の記録色設定はしないで、黒のみを設定する。これは、
第1槽30の現像液のオーバーフローを防止するためであ
る。
(6)操作ボード読取り(14、103)でスタートスイッ
チ49の操作を読取ると、現像系を除く複写機各部が複写
可状態にあることを条件に、現像セット(42〜64:現像
装置5への現像液供給)を行ない、次に現像液調整(65
b〜83)を行なってから、コピー処理(89〜101)に進
む。
(7)上記(6)の現像セットにおいて、実際の現像液
供給設定状態と、今回要する現像液供給とを比較し、 (7−1)両者が合致すると、そのまま現像液調整に進
む。これにより、記録色指定を変えないときには、通常
のモノクロ複写機と同様に、スタートキースイッチの操
作に応じてすみやかにコピー動作が開始される。両者が
合致しないときには、 (7−2A)今回要する現像液供給設定の色が赤、緑又は
青のときには、 (7−2A−1)前回使用現像液の液切時間T1の経過を待
ち(50、53)、次にクリーニングを実行し(55)、次い
でクリーニング液の液切時間T1の経過を待つ(58)。そ
して現像液調整に進む。
(7−2A−2)クリーニング済フラグがあるときには、
現像装置5がクリーニング直後であるので、前回使用現
像液の液切り時間T1の経過を待ち(50、53)およびクリ
ーニングの実行(55)を省略して、クリーニング液の液
切時間T1の経過を待つ(58)。
(7−2A−3)液切時間T1の経過を待っているときに
は、操作ボード読取り(103)を行ない、入力があると
上記(5)に進む。
(7−2B)今回要する現像液供給設定の色が黒である
と、上記(7−2A−1)、(7−2A−2)および(7−
2A−3)を実行しない。したがって、黒指示入力操作か
ら黒コピー開始までの時間は他の色の場合よりも格段に
短い。通常のモノクロ複写機の場合と同様である。
(7−3)現像液供給ポンプ37、37r、37g又は37bを付
勢したときにはクリーニング済フラグをクリアする(65
a)。
(8)上記(6)の現像液調整において、現像液濃度不
足のときには、現像液容器から現像液槽への現像液供給
を行なうが、これを行なっても濃度が低いと、コピー設
定枚数をその後の実コピー枚数が99枚以下となる値に変
更する。また、現像液槽の現像液レベルが低いときも同
様にコピー設定枚数を変更する。これは、現像液の濃度
不足のとき、および現像液量不足のときに、その後のコ
ピー枚数を、許容品質のコピーが可能な99枚に制限する
ために行なう。
(9)上記(6)の現像液調整において、設定した記録
色と異なる色の現像液を貯留している現像液槽およびク
リーニング液槽の液体レベルが上限を越えていると、回
収現像液の供給方向が異常(切換弁39の切換異常又はノ
ズル44の位置決め異常)として、異常処理に進み、コピ
ーは開始しない。
(10)上記(6)の現像液調整において、設定色が赤、
緑又は青であるときに、第1槽(黒現像液槽)30の現像
液レベルが上限以上である(83)と、設定色を黒に変更
し操作ボード読取り(14)に戻る。設定色が黒であると
きには、設定色の変更をせず操作ボード読取りには戻ら
ない。これは、第1槽30のオーバーフローを防止するた
めに行なう。
(11)1コピーサイクルの間にも操作ボードの読取りを
行ない、入力があるとそれをメモリする。1コピーサイ
クルの完了後、メモリを参照して記録色指示が変更され
ていると(92)、エンドサイクルをセットして操作ボー
ド読取り(14)に戻る。
(12)コピーを終了すると、エンドサイクル終了判定の
ためにタイマをセットし(99)、コピー終了後の放置
(不使用)時間のカウントのために、また、現像装置5
における現像液の流出(液切り)の監視のために時間T
計数を開始する(101)。現像装置5への現像液供給系
および現像装置5よりの現像液回収系の再設定(初期
化)はせず、現状で放置する。これは、次に同じ色のコ
ピーが指示される確率が高く、このとき初期化をしてい
ると、また液切待機やクリーニング等をしなければなら
ない確率が高いので、このような無駄を防止するためで
ある。
その後、操作ボード入力(スタートスイッチ49オン)が
なくタイマteが経過するとエンドサイクルが停止(ドラ
ム3の回転停止等)され(18)、その後操作ボード入力
がなく設定待機時間T3が経過すると、複写機は待機状態
(定着ヒータの低発熱付勢等)とされる(19〜21)。待
機状態になったときには、待機スイッチ76が操作されな
ければ操作ボード読取り(14)に進まない(21〜23)。
待機状態になるまでに、あるいは待機状態のときに、ス
イッチ76が操作され操作ボード読取り(14)に進んだと
きに、記録色変更[黒から赤、緑又は青へ、あるいは
赤、緑又は青から他の色(黒を除く)への記録色の変
更]があると、上記のコピー終了時に開始した時間T計
数値を参照して、それがT1以上になることを条件(50、
53)にクリーニングが開始される(54、55)。コピー終
了後の時間Tの計数開始(101)は、したがって、その
後の記録色変更時に、液切待機時間を新たに設定する場
合よりも、待ち時間が短くなる。
(13)クリーニング(12、55)中は、操作ボード読取り
(14、103)は実行せず、クリーニング前又は後の液切
待機(50、53、58)では操作ボード読取り(103)を実
行する。これは、クリーニング時間t2が比較的短い(例
えばt2は略5sec)ため、これの終了を待つのに長時間が
かからず、しかもクリーニング後は任意の記録色を設定
し得るので、一度クリーニングを開始すると、完全に終
了してしまうのが合理的であるからである。また、液切
待機時間T1は比較的に長く(例えばT1は略15sec)、そ
の間にオペレータが記録色変更をしたい場合があり得る
ので操作ボード読取り(103)を実行し、仮に操作ボー
ド入力があってそれに応じた処理を行なっても、その時
時間Tのカウントを継続しておけばよく、液切待機の連
続性が保たれる。
(14)クリーニング(12、55)を実行するとクリーニン
グ済フラグをセットし、現像装置5がクリーニングした
ままであることを示す。また、その後現像液供給ポンプ
37、37r、37gまたは37bを付勢すると、クリーニング済
フラグをクリアする(65a)。そして記録色切換(赤、
緑又は青から黒への切換えを除く異色への切換)におい
て、クリーニング済フラグがあると、前現像液の液切待
機およびクリーニングは省略して、クリーニング液切待
機のみを行なって新規現像液の供給を開始する。これ
は、待機時間短縮に効果がある。特に、クリーニング液
の液切待機(58)における操作ボード読取り(103)で
記録色指定が変更されたときに、変更後の色の現像セッ
ト(48〜65a)において、コピー開始までの待機時間が
短縮される。
なお、上記した装置では、電源スイッチオフ時にメモリ
をバックアップする待機電源を有していないので、電源
オン時に一度液切時間T1をとって後クリーニングをし
て、現像装置を初期設定するようにしている。待機電源
で時間Tカウントを行なうカウンタ、マイクロプロセッ
サ、あるいはマイクロプロセッサとRAMをバックアップ
するものでは、前述のステップ7bから13までのステップ
を省略して、電源オンからコピー開始までの時間が短く
なるようにする。また、このようにする場合でも、電源
スイッチをオフとする放置時間が長い場合には、電源ス
イッチオフから所定長時間後に1度クリーニングをする
自動クリーニング制御を含める。これによれば、現像装
置5内においてローラ等への現像液の固化が防止され
る。さらに上述のように待機電源を備えて、電源スイッ
チがオフの場合にも所要のデータを保持するものでは、
ノズル44の位置検出スイッチ46の3個又は全部を省略し
てもよい。その場合、3個を省略したときには、たとえ
ば1個46iのみを残して、それをホームポジション検出
用に利用する。4個供に省略するときには、装置組立時
にノズル44をパイプ47の特定の1つ(例えば47i)の上
に位置決めし、待機電源でバックアップされるメモリに
ノズル位置データをセットし、その後はパルスモータ45
の正、逆転の1ステップ毎にノズル位置データを更新す
る位置追跡を行なう。同様な制御を切換弁39の位置追跡
に利用することにより、スイッチ43も省略可能である。
図面を参照して説明した複写機は、単色カラー複写機で
あるが、定着器24の出口からレジストローラ22の入口に
紙を選択的に案内する紙搬送機構を備え、また感光体ド
ラム3とミラー15の間に、複数個のフィルタ板でなるフ
ィルタユニットを配置し、重ね合わせたフルカラー複写
機にも適用できる。これにおいては、フルカラーが指定
されたときには、所要の順番で、例えばシアンC、マゼ
ンダMおよびイエローYのコピーを所定の順番で、1枚
の記録紙を定着器24からレジストローラ22に戻しなが
ら、しかもフィルタユニットの露光光路にあるフィルタ
板を切換えながら順次実行する。このように本発明はフ
ルカラー複写機にもそのまま実施できる。
さらには、上述の説明は、湿式現像方式のカラー複写機
に関するものであるが、本発明は乾式現像方式のカラー
複写機にも同様に実施し得る。乾式現像方式のカラー複
写機の場合には、クリーニング剤をトナーを吸着する粉
体とするか、あるいは、トナーを溶かすか分散し得る溶
剤とする。
本発明はまた、インクジェットプリンタおよびその他の
記録媒体を対向面に付与する形式の記録装置にも同様に
実施できる。たとえば従来のカラーインクジェットプリ
ンタは、通常3個のインク噴射ヘッドを備えて、それら
にマゼンダ、シアン、イエロー等のインクを個別に供給
しているが、本発明によれば1個のインク噴射ヘッドに
各色インクを供給する。各色インク槽およびクリーニン
グ液槽よりインク噴射ヘッドに選択的にインク又はクリ
ーニング液を供給し、ガターで捕獲してインク又はクリ
ーニング液を切換弁等を介してインク槽又はクリーニン
グ液槽に戻す。
(効果) 以上述べたように本発明によればカラー複写機の現像槽
のような液体循環系統の一部を構成するとともに他の系
統からも液体が流入する液体収容容器にオーバーフロー
タンクを併設したので、このタンクを任意のスペース内
に配設することにより装置を大型化させることなく液体
収容容器の容量を大巾に増加させることができ、かつオ
ーバーフロータンクを液体収容容器と切離して処理する
ことにより液体循環系統に支障を及ぼすことなく容器の
オーバーフロー状態を解消させることができる。
しかもこのオーバーフロータンクに液体収容容器に設け
た液位検出手段の検出位置に達する管体を設けたので、
単一の液位検出手段を用いて液体収容容器とオーバーフ
ロータンクの液位検出を可能となしてその分装置の簡素
化を可能にすると同時に、オーバーフロータンクを使い
捨て式のものとして安価に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例をなす装置の概要を示した断
面図、第2図は本発明の他の実施例を示す装置の断面
図、第3図は本発明装置を適用したモノカラー複写機の
主に機構部の構成を示す図、第4図は第3図に示した現
像装置の内部を示す断面図、第5図は第3図に示したク
リーニングユニットの内部を示す断面図、第6図は同上
装置のパネル板を示す平面図、第7図はその電気制御系
の構成を示すブロック図である。第8a図乃至第8f図は、
第7図に示したマイクロプロセッサの制御動作を示すフ
ローチャートである。 3……感光体ドラム 4……メインチャージャ 5……現像装置 7……転写チャージャ 8……分離ユニット 9……クリーニングユニット 16……記録紙カセット 24……定着ユニット 28……現像装置の液体入口 29……液体出口 30……第1槽(黒現像液槽) 30r……第2槽(赤現像液槽) 30g……第3槽(緑現像液槽) 30b……第4槽(青現像液槽) 30i……クリーニング液槽 34、34r、34g、34b、34i……上限検出スイッチ 90……オーバーフロータンク 91……排液パイプ 92……エア抜きパイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 望月 学 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 小林 雄一 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体循環系統の一部を構成し、かつ該循環
    系統以外からも液体が流入する液体収容々器に、溢流管
    を介して該容器と連通する密閉状のオーバーフロータン
    クを併設するとともに、該オーバーフロータンクに、開
    口した上端が上記液体収容々器内に配設した液位検出手
    段の検知位置にまで達するような管体を配設したことを
    特徴とするオーバーフロータンクの液位検出装置。
JP15312485A 1985-07-10 1985-07-10 オ−バ−フロ−タンクの液位検出装置 Expired - Lifetime JPH0695257B2 (ja)

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