JPH0695694A - 音声認識装置用騒音低減回路 - Google Patents
音声認識装置用騒音低減回路Info
- Publication number
- JPH0695694A JPH0695694A JP4240736A JP24073692A JPH0695694A JP H0695694 A JPH0695694 A JP H0695694A JP 4240736 A JP4240736 A JP 4240736A JP 24073692 A JP24073692 A JP 24073692A JP H0695694 A JPH0695694 A JP H0695694A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voice
- adaptive
- noise
- filter
- recognition device
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は音声を認識し機器を制御する音声認
識装置に関し、認識率を向上するために音声に含まれる
騒音を除去することを目的とする。 【構成】 車室内の話者の音声により機器の制御を行う
ために音声に混入する騒音をキャンセルする音声認識装
置用騒音低減回路に、定常的な騒音をキャンセルするた
めに更新されるフィルタ係数をバックアップ電源により
記憶保持するバックアップ付き適応型フィルタ22と、
定常的な騒音入力に対して適応型フィルタ22のフィル
タ係数を逐次更新する適応アルゴリズム形成手段23
と、非定常的な音声が入力する場合には適応アルゴリズ
ム形成手段23によって形成されるフィルタ係数の更新
の適応速度を小さくし、定常的な騒音のみが入力する場
合には形成されるフィルタ係数の更新の適応速度を大き
くする適応速度制御手段25とを設ける。
識装置に関し、認識率を向上するために音声に含まれる
騒音を除去することを目的とする。 【構成】 車室内の話者の音声により機器の制御を行う
ために音声に混入する騒音をキャンセルする音声認識装
置用騒音低減回路に、定常的な騒音をキャンセルするた
めに更新されるフィルタ係数をバックアップ電源により
記憶保持するバックアップ付き適応型フィルタ22と、
定常的な騒音入力に対して適応型フィルタ22のフィル
タ係数を逐次更新する適応アルゴリズム形成手段23
と、非定常的な音声が入力する場合には適応アルゴリズ
ム形成手段23によって形成されるフィルタ係数の更新
の適応速度を小さくし、定常的な騒音のみが入力する場
合には形成されるフィルタ係数の更新の適応速度を大き
くする適応速度制御手段25とを設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は音声を認識し機器を制御
する音声認識装置に関し、特に本発明では騒音環境下に
おける騒音低減による認識率向上に関する。
する音声認識装置に関し、特に本発明では騒音環境下に
おける騒音低減による認識率向上に関する。
【0002】
【従来の技術】従来このような技術としては、音声認識
を行う際に騒音環境下で認識率が非常に低下するためこ
の低下を防止するために以下に説明するものがあった。
図3は従来の音声認識装置用騒音低減回路を示す図であ
る。本図に示す音声認識装置用騒音低減回路は、除去す
べき騒音が混入される音声を捕捉し電気信号に変換する
音声捕捉用マイクロフォンからの信号を遅延する遅延器
21と、該遅延器21に接続され音声に混入される騒音
を除去するキャンセル信号を形成するためFIR(Fini
te Impulse Response)からなる適応型フィルタ22と、
後述するキャンセル後の音声信号を用い最小二乗法ない
しは学習同定法により該適応型フィルタ22を構成する
フィルタ係数を更新する適応アルゴリズム形成手段23
と、前記音声捕捉マイクロフォンからの信号と前記適応
型フィルタ22からのキャンセル信号とを加算し音声出
力のみを形成する加算器24とを具備する。
を行う際に騒音環境下で認識率が非常に低下するためこ
の低下を防止するために以下に説明するものがあった。
図3は従来の音声認識装置用騒音低減回路を示す図であ
る。本図に示す音声認識装置用騒音低減回路は、除去す
べき騒音が混入される音声を捕捉し電気信号に変換する
音声捕捉用マイクロフォンからの信号を遅延する遅延器
21と、該遅延器21に接続され音声に混入される騒音
を除去するキャンセル信号を形成するためFIR(Fini
te Impulse Response)からなる適応型フィルタ22と、
後述するキャンセル後の音声信号を用い最小二乗法ない
しは学習同定法により該適応型フィルタ22を構成する
フィルタ係数を更新する適応アルゴリズム形成手段23
と、前記音声捕捉マイクロフォンからの信号と前記適応
型フィルタ22からのキャンセル信号とを加算し音声出
力のみを形成する加算器24とを具備する。
【0003】前記適用フィルタ22には元信号と遅延信
号の差が零になるように、つまり、遅延情報から元信号
が予測されるようにしてある。車両等の走行では騒音が
車室内に発生するが、騒音は一定走行の場合に周期的で
定常的である。前記適応アルゴリズム形成手段26には
騒音に対して学習を行い適応型フィルタ22のフィルタ
係数を形成するようにしてある。車両の車室内で機器を
制御するために音声が発生されると、音声は突発的で非
定常的であるからこの音声によりフィルタ係数が更新さ
れず前記適応型フィルタ22により加算器24でキャン
セルされることなく出力される。かくして前記音声認識
装置用騒音低減回路により音声認識が行われる際に騒音
環境下で音声に混入した騒音が除去され認識率が向上す
る。すなわち音声認識装置の手前で騒音低減が行われて
騒音に埋もれた音声だけが抽出され音声認識装置に入力
される。ところで、前記音声認識装置用低減回路では、
前述のように、ディジタル信号処理が常に適応型フィル
タにより行われるが、適応速度が速すぎると音声区間に
おいてもフィルタ係数が更新され適応が行われ騒音信号
だけでなく音声の一部もキャンセルされてしまう場合が
あった。具体的には「あー」のような音声の後半では繰
り返し成分があり、したがって後半の一部はキャンセル
される。この音声の一部キャンセルを防止するために加
算器24の出力を監視し出力に応じて更新速度を可変に
することが必要になった。このため前記加算器24の入
力信号及び出力信号を入力し前記適応アルゴリズム形成
手段23の適応速度を制御する適応速度制御手段25が
設けられた。かくして音声区間が検出されると適応型フ
ィルタ22のフィルタ係数の更新が停止状態になるよう
にし、よってそれまでに学習されたフィルタ係数で騒音
がキャンセルされる。この場合、フィルタ係数の更新が
ほぼ停止状態になるため音声のキャンセルが停止される
のが防止される。
号の差が零になるように、つまり、遅延情報から元信号
が予測されるようにしてある。車両等の走行では騒音が
車室内に発生するが、騒音は一定走行の場合に周期的で
定常的である。前記適応アルゴリズム形成手段26には
騒音に対して学習を行い適応型フィルタ22のフィルタ
係数を形成するようにしてある。車両の車室内で機器を
制御するために音声が発生されると、音声は突発的で非
定常的であるからこの音声によりフィルタ係数が更新さ
れず前記適応型フィルタ22により加算器24でキャン
セルされることなく出力される。かくして前記音声認識
装置用騒音低減回路により音声認識が行われる際に騒音
環境下で音声に混入した騒音が除去され認識率が向上す
る。すなわち音声認識装置の手前で騒音低減が行われて
騒音に埋もれた音声だけが抽出され音声認識装置に入力
される。ところで、前記音声認識装置用低減回路では、
前述のように、ディジタル信号処理が常に適応型フィル
タにより行われるが、適応速度が速すぎると音声区間に
おいてもフィルタ係数が更新され適応が行われ騒音信号
だけでなく音声の一部もキャンセルされてしまう場合が
あった。具体的には「あー」のような音声の後半では繰
り返し成分があり、したがって後半の一部はキャンセル
される。この音声の一部キャンセルを防止するために加
算器24の出力を監視し出力に応じて更新速度を可変に
することが必要になった。このため前記加算器24の入
力信号及び出力信号を入力し前記適応アルゴリズム形成
手段23の適応速度を制御する適応速度制御手段25が
設けられた。かくして音声区間が検出されると適応型フ
ィルタ22のフィルタ係数の更新が停止状態になるよう
にし、よってそれまでに学習されたフィルタ係数で騒音
がキャンセルされる。この場合、フィルタ係数の更新が
ほぼ停止状態になるため音声のキャンセルが停止される
のが防止される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
音声認識装置用騒音低減回路では、電源投入時の初期状
態には騒音がキャンセルされるように適応型フィルタの
フィルタ係数が学習されていないため初期等価の時間が
必要であるが、音声により出力があるのか騒音がキャン
セルされずに出力があるのか判断できず、他方前記適応
速度制御手段により音声の入力があると判断され更新が
ほぼ停止された状態になるので騒音入力にもかかわらず
更新速度が遅くなり満足な性能を得るまでの時間が長く
なるという問題があった。すなわちシステムを立ち上げ
る都度一定時間満足に使えない制約が生じることにな
る。
音声認識装置用騒音低減回路では、電源投入時の初期状
態には騒音がキャンセルされるように適応型フィルタの
フィルタ係数が学習されていないため初期等価の時間が
必要であるが、音声により出力があるのか騒音がキャン
セルされずに出力があるのか判断できず、他方前記適応
速度制御手段により音声の入力があると判断され更新が
ほぼ停止された状態になるので騒音入力にもかかわらず
更新速度が遅くなり満足な性能を得るまでの時間が長く
なるという問題があった。すなわちシステムを立ち上げ
る都度一定時間満足に使えない制約が生じることにな
る。
【0005】したがって本発明は上記問題点に鑑みシス
テム動作開始ごとの初期等価時間を節減できる音声認識
装置用騒音低減回路を提供することを目的とする。
テム動作開始ごとの初期等価時間を節減できる音声認識
装置用騒音低減回路を提供することを目的とする。
【0006】
【発明が解決する手段】本発明は前記問題を解決するた
めに車室内の話者の音声により機器の制御を行うために
音声に混入する騒音をキャンセルする音声認識装置用騒
音低減回路にバックアップ付き適応型フィルタ、適応ア
ルゴリズム形成手段及び適応速度制御手段を設ける。
めに車室内の話者の音声により機器の制御を行うために
音声に混入する騒音をキャンセルする音声認識装置用騒
音低減回路にバックアップ付き適応型フィルタ、適応ア
ルゴリズム形成手段及び適応速度制御手段を設ける。
【0007】前記バックアップ付き適応型フィルタは定
常的な前記騒音をキャンセルするために更新されるフィ
ルタ係数をバックアップ電源により記憶保持する。前記
適応アルゴリズム形成手段は定常的な騒音入力に対して
前記適応型フィルタのフィルタ係数を逐次更新する。前
記適応速度制御手段は非定常的な前記音声が入力する場
合には前記適応アルゴリズム形成手段によって形成され
るフィルタ係数の更新の適応速度を小さくし、定常的な
前記騒音のみが入力する場合には前記形成されるフィル
タ係数の更新の適応速度を大きくする。
常的な前記騒音をキャンセルするために更新されるフィ
ルタ係数をバックアップ電源により記憶保持する。前記
適応アルゴリズム形成手段は定常的な騒音入力に対して
前記適応型フィルタのフィルタ係数を逐次更新する。前
記適応速度制御手段は非定常的な前記音声が入力する場
合には前記適応アルゴリズム形成手段によって形成され
るフィルタ係数の更新の適応速度を小さくし、定常的な
前記騒音のみが入力する場合には前記形成されるフィル
タ係数の更新の適応速度を大きくする。
【0008】
【作用】本発明の音声認識装置用騒音低減回路によれ
ば、前記バックアップ付き適応型フィルタでは定常的な
前記騒音がキャンセルされるように更新されるフィルタ
係数がバックアップ電源により記憶保持される。このた
めシステム電源断時に更新されたフィルタ係数がバック
アップ電源により記憶保持されシステム電源断から投入
になった時には記憶保持されたフィルタ係数を即時に用
いるので、システム電源投入時に学習によるフィルタ係
数を形成する必要がなくなり、適応開始時の性能を向上
できるようになった。前記適応アルゴリズム形成手段で
は定常的な騒音入力に対して前記適応型フィルタのフィ
ルタ係数が逐次更新され、前記適応速度制御手段は非定
常的な前記音声が入力する場合には前記適応アルゴリズ
ム形成手段によって形成されるフィルタ係数の更新の適
応速度が小さくなり音声がキャンセルされるのが防止さ
れ、定常的な前記騒音のみが入力する場合には前記形成
されるフィルタ係数の更新の適応速度が大きくなり騒音
のみがキャンセルされる。
ば、前記バックアップ付き適応型フィルタでは定常的な
前記騒音がキャンセルされるように更新されるフィルタ
係数がバックアップ電源により記憶保持される。このた
めシステム電源断時に更新されたフィルタ係数がバック
アップ電源により記憶保持されシステム電源断から投入
になった時には記憶保持されたフィルタ係数を即時に用
いるので、システム電源投入時に学習によるフィルタ係
数を形成する必要がなくなり、適応開始時の性能を向上
できるようになった。前記適応アルゴリズム形成手段で
は定常的な騒音入力に対して前記適応型フィルタのフィ
ルタ係数が逐次更新され、前記適応速度制御手段は非定
常的な前記音声が入力する場合には前記適応アルゴリズ
ム形成手段によって形成されるフィルタ係数の更新の適
応速度が小さくなり音声がキャンセルされるのが防止さ
れ、定常的な前記騒音のみが入力する場合には前記形成
されるフィルタ係数の更新の適応速度が大きくなり騒音
のみがキャンセルされる。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照して
説明する。図1は本発明の実施例に係る音声認識装置を
用いた制御システムを示す図である。本図に示すよう
に、音声認識装置を用いた制御システムは、車両の車室
内300の話者の音声を捕捉する二つの音声捕捉用マイ
クロフォン200と、該音声捕捉用マイクロフォン20
0からの音声の方向、音源からの距離から話者を識別す
る話者方向距離判定部201と、該話者方向距離判定部
201に接続される自動利得制御(AGC)部202
と、騒音捕捉用マイクロフォン201、振動センサ20
2により自動利得制御(AGC)からの信号に混入する
騒音をキャンセルする音声認識用騒音低減回路203
と、該音声認識用騒音低減回路203に接続され騒音が
キャンセルされた音声を登録されたどの単語に一致する
かを認識する音声認識部204と、該音声認識部204
で認識された単語に基づき制御信号を形成する各種制御
部205と、該各種制御部205を介して認識された単
語を音声に合成する音声合成部206と、該音声合成部
206に接続され合成された音声を再生するスピーカ2
07と、前記各種制御部205により制御されるオーデ
ィオ208と、エアコンデショナー209と、電話21
0と、ナビゲーション211と、オートドライブ212
等を含む。
説明する。図1は本発明の実施例に係る音声認識装置を
用いた制御システムを示す図である。本図に示すよう
に、音声認識装置を用いた制御システムは、車両の車室
内300の話者の音声を捕捉する二つの音声捕捉用マイ
クロフォン200と、該音声捕捉用マイクロフォン20
0からの音声の方向、音源からの距離から話者を識別す
る話者方向距離判定部201と、該話者方向距離判定部
201に接続される自動利得制御(AGC)部202
と、騒音捕捉用マイクロフォン201、振動センサ20
2により自動利得制御(AGC)からの信号に混入する
騒音をキャンセルする音声認識用騒音低減回路203
と、該音声認識用騒音低減回路203に接続され騒音が
キャンセルされた音声を登録されたどの単語に一致する
かを認識する音声認識部204と、該音声認識部204
で認識された単語に基づき制御信号を形成する各種制御
部205と、該各種制御部205を介して認識された単
語を音声に合成する音声合成部206と、該音声合成部
206に接続され合成された音声を再生するスピーカ2
07と、前記各種制御部205により制御されるオーデ
ィオ208と、エアコンデショナー209と、電話21
0と、ナビゲーション211と、オートドライブ212
等を含む。
【0010】図2は本発明の実施例に係る音声認識装置
用雑音低減回路を示す図である。本図に示す音声認識装
置用雑音低減回路は、自動利得制御部202からのアナ
ログ信号をディジタル信号に変換するA/D変換器(Ana
log To Digital Converter)20と、該A/D変換器2
0からのディジタル信号を遅延する遅延器21と、該遅
延器21に接続され音声に混入される騒音を除去するキ
ャンセル信号を形成するためにFIRからなる適応型フ
ィルタ22と、後述するキャンセル後の音声信号の最小
二乗法により該適応型フィルタ22を構成するフィルタ
係数を更新する適応型アルゴリズム形成手段23と、前
記音声捕捉マイクロフォンからの信号と前記適応型フィ
ルタ22からの反転したキャンセル信号とを加算し音声
出力を形成する加算器24と、前記加算器24の入力信
号及び出力信号を入力し前記適応型アルゴリズム形成手
段23の適応速度を制御する適応速度制御25と、前記
適応型フィルタ22を構成するフィルタ係数を記憶保持
する例えばRAM(RandomAccess Memory) がシステム
電源断時にも電源を供給するバックアップ電源26とを
具備する。このバックアップ電源26により記憶保持す
るフィルタ係数は以下の通りである。時間nにおける適
応型フィルタ22のフィルタ係数をベクトルCn 、フィ
ルタのタップをベクトルTn 、更新速度を決定する収束
係数をαとする。ここにαは、図2に示すように、入力
のパワー二乗を|Sn |2 、出力のパワー二乗を|Pn
|2 とすると、以下の式で決定される。 α=α0 /(1+X・|Pn |2 /|Sn |2 );X、
α0 は任意の定数である。このαを用いてベクトルCn
は以下のように学習同定法により更新される。
用雑音低減回路を示す図である。本図に示す音声認識装
置用雑音低減回路は、自動利得制御部202からのアナ
ログ信号をディジタル信号に変換するA/D変換器(Ana
log To Digital Converter)20と、該A/D変換器2
0からのディジタル信号を遅延する遅延器21と、該遅
延器21に接続され音声に混入される騒音を除去するキ
ャンセル信号を形成するためにFIRからなる適応型フ
ィルタ22と、後述するキャンセル後の音声信号の最小
二乗法により該適応型フィルタ22を構成するフィルタ
係数を更新する適応型アルゴリズム形成手段23と、前
記音声捕捉マイクロフォンからの信号と前記適応型フィ
ルタ22からの反転したキャンセル信号とを加算し音声
出力を形成する加算器24と、前記加算器24の入力信
号及び出力信号を入力し前記適応型アルゴリズム形成手
段23の適応速度を制御する適応速度制御25と、前記
適応型フィルタ22を構成するフィルタ係数を記憶保持
する例えばRAM(RandomAccess Memory) がシステム
電源断時にも電源を供給するバックアップ電源26とを
具備する。このバックアップ電源26により記憶保持す
るフィルタ係数は以下の通りである。時間nにおける適
応型フィルタ22のフィルタ係数をベクトルCn 、フィ
ルタのタップをベクトルTn 、更新速度を決定する収束
係数をαとする。ここにαは、図2に示すように、入力
のパワー二乗を|Sn |2 、出力のパワー二乗を|Pn
|2 とすると、以下の式で決定される。 α=α0 /(1+X・|Pn |2 /|Sn |2 );X、
α0 は任意の定数である。このαを用いてベクトルCn
は以下のように学習同定法により更新される。
【0011】ベクトルCn+1 =ベクトルCn +α・Pn
・ベクトルTn /|Tn |2 上記フィルタ係数がバックアップ電源26により適応形
フィルタ22にシステム電源断時に記憶保持されてい
る。システム電源が断から投入になると、上記フィルタ
係数が初期状態として用いられ、騒音のキャンセルが最
初から機能し、このため従来のように騒音入力により初
期状態時で出力パワーと入力パワーの二乗比|Pn |2
/|Sn |2 が大きくなることがない。したがってシス
テム電源投入時からαが大きく小さくなることがない。
すなわち適応速度制御手段により騒音入力を音声入力で
あると判断し収束係数を小さくし適応速度が小さくされ
ることがなくなった。このため従来のようにシステム電
源投入時にフィルタ係数の学習による初期等価が不必要
になりシステム電源投入時から騒音キャンセルが可能に
なる。
・ベクトルTn /|Tn |2 上記フィルタ係数がバックアップ電源26により適応形
フィルタ22にシステム電源断時に記憶保持されてい
る。システム電源が断から投入になると、上記フィルタ
係数が初期状態として用いられ、騒音のキャンセルが最
初から機能し、このため従来のように騒音入力により初
期状態時で出力パワーと入力パワーの二乗比|Pn |2
/|Sn |2 が大きくなることがない。したがってシス
テム電源投入時からαが大きく小さくなることがない。
すなわち適応速度制御手段により騒音入力を音声入力で
あると判断し収束係数を小さくし適応速度が小さくされ
ることがなくなった。このため従来のようにシステム電
源投入時にフィルタ係数の学習による初期等価が不必要
になりシステム電源投入時から騒音キャンセルが可能に
なる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、バ
ックアップ付き適応型フィルタではシステム電源断時に
更新されたフィルタ係数をバックアップ電源により記憶
保持しシステム電源断から投入になった時には記憶保持
されたフィルタ係数を即時に用いるので、システム電源
投入時における学習によるフィルタ係数を形成する必要
がなくなり、適応開始時の性能を向上できるようになっ
た。
ックアップ付き適応型フィルタではシステム電源断時に
更新されたフィルタ係数をバックアップ電源により記憶
保持しシステム電源断から投入になった時には記憶保持
されたフィルタ係数を即時に用いるので、システム電源
投入時における学習によるフィルタ係数を形成する必要
がなくなり、適応開始時の性能を向上できるようになっ
た。
【図1】本発明の実施例に係る音声認識装置用騒音低減
回路を用いた制御システムを示す図である。
回路を用いた制御システムを示す図である。
【図2】本発明の実施例に係る音声認識装置用騒音低減
回路を示す図である。
回路を示す図である。
【図3】従来の音声認識装置用騒音低減回路を示す図で
ある。
ある。
22…適応型フィルタ 23…適応アルゴリズム形成手段 24…加算器 25…適応速度制御 26…バックアップ電源26
Claims (1)
- 【請求項1】 車室内の話者の音声により機器の制御を
行うために音声に混入する騒音をキャンセルする音声認
識装置用騒音低減回路であって、 定常的な前記騒音をキャンセルするために更新されるフ
ィルタ係数をバックアップ電源により記憶保持するバッ
クアップ付き適応型フィルタ(22)と、 定常的な騒音入力に対して前記適応型フィルタ(22)
のフィルタ係数を逐次更新する適応アルゴリズム形成手
段(23)と、 非定常的な前記音声が入力する場合には前記適応アルゴ
リズム形成手段(23)によって形成されるフィルタ係
数の更新の適応速度を小さくし、定常的な前記騒音のみ
が入力する場合には前記形成されるフィルタ係数の更新
の適応速度を大きくする適応速度制御手段(25)とを
備えることを特徴とする音声認識装置用騒音低減回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4240736A JPH0695694A (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | 音声認識装置用騒音低減回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4240736A JPH0695694A (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | 音声認識装置用騒音低減回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0695694A true JPH0695694A (ja) | 1994-04-08 |
Family
ID=17063940
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4240736A Pending JPH0695694A (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | 音声認識装置用騒音低減回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0695694A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1813921A1 (en) * | 2006-01-30 | 2007-08-01 | Omron Corporation | Method of extracting, device for extracting and device for inspecting abnormal sound |
| JP2009269530A (ja) * | 2008-05-09 | 2009-11-19 | Kenwood Corp | 車両用ノイズ低減装置及び車両の走行ノイズ低減方法 |
-
1992
- 1992-09-09 JP JP4240736A patent/JPH0695694A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1813921A1 (en) * | 2006-01-30 | 2007-08-01 | Omron Corporation | Method of extracting, device for extracting and device for inspecting abnormal sound |
| JP2009269530A (ja) * | 2008-05-09 | 2009-11-19 | Kenwood Corp | 車両用ノイズ低減装置及び車両の走行ノイズ低減方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030617 |