JPH0696029B2 - 歯科用医療装置 - Google Patents

歯科用医療装置

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JPH0696029B2
JPH0696029B2 JP3076980A JP7698091A JPH0696029B2 JP H0696029 B2 JPH0696029 B2 JP H0696029B2 JP 3076980 A JP3076980 A JP 3076980A JP 7698091 A JP7698091 A JP 7698091A JP H0696029 B2 JPH0696029 B2 JP H0696029B2
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dental
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    • A61C1/00—Dental machines for boring or cutting ; General features of dental machines or apparatus, e.g. hand-piece design
    • A61C1/08—Machine parts specially adapted for dentistry
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    • A61C1/08—Machine parts specially adapted for dentistry
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は歯科用ハンドピースおよ
び歯科用ハンドピースホルダーに関するものであり、ま
たこれらのハンドピースおよびホルダーから成る歯科用
医療装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、歯科治療中に術者がハンド
ピースをペンシルホールドの状態で取り出し易いように
装着することができ、しかも装着されたハンドピースが
脱落するおそれがなく、加えてほこり等の汚れの集積が
なくて衛生管理上も好ましいハンドピースホルダーを実
願昭55−51626号(実公昭60−33939号)
により提案した。
【0003】このホルダーはハンドピースを水平状態も
しくは僅かに傾斜させた状態で留止するものであり、そ
れぞれ樋状をなす先端側の受部と後端側の受部とを連結
壁によって連結した構造を有し、先端側の受部が樋の両
側壁に設けた合計3個の当止部によりハンドピースのペ
ンシルホールドされるグリップ部の基部(後部側)を把
持すると共に、後端側に受部が樋の両側壁の後端の係止
部と庇縁とによりハンドピースの後部の径大な柄部を把
持するものである。従って、このホルダーは軸方向に比
較的長く、ハンドピースをそのグリップ部の基部から径
大な柄部まで比較的長い範囲にわたり把持する。
【0004】一方、歯科用ハンドピースにおいては、特
公昭53−1600号に示されているように、歯科医療
に必要なまたハンドピースの駆動に必要な空気圧、水、
電気、光等の供給導管、導線を収納したチューブと接続
した接手部に各種のハンドピースの本体を交換可能に着
脱することができるようにし、治療目的に応じてハンド
ピースの本体のみを取り換えて使用するようにしたいわ
ゆるマルチジョイント式のハンドピースの開発が進めら
れ、既に例えばエアタービンハンドピースについて、照
明装置内蔵のハンドピース本体と照明装置を内蔵しない
ハンドピース本体とをワンタッチの着脱で交換する方式
が実用化されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した実公昭60−
33939号記載の歯科用ハンドピースホルダーは、上
記した通り優れたものであるが、次の点においてはなお
改善すべき点を残している。すなわち、上記した通りこ
のホルダーは軸方向に比較的長く、ハンドピースをグリ
ップ部から柄部に至る長い範囲にわたり把持し、しかも
ハンドピースをホルダーに着脱する際にハンドピースが
ホルダーの受部に沿って軸方向にスライドするので、ハ
ンドピースをホルダーに着脱する際、殊にホルダーに装
着する際にハンドピースをペンシルホールドした術者の
手がホルダーに接触し勝ちになる。このため患者の口中
で汚染された術者の手がホルダーを汚染し、或いは逆に
ホルダーの汚染が術者の手を汚染するという問題が生じ
る。またホルダーの消毒も、該ホルダーが先端側と後端
側の双方に受部を有し軸方向に比較的長いものであるか
ら面倒である。
【0006】従って、本発明は、上記の難点を解消する
ために、軸方向の長さを短縮した歯科用ハンドピースホ
ルダーを提供し、そして歯科用ハンドピースを軸方向長
さが短縮されたホルダーにより確実に把持する歯科用医
療装置を提供することを目的とするものである。
【0007】また、前記したように医療目的に応じてハ
ンドピース本体のみを取り換えて使用するマルチジョイ
ント式のハンドピースにおいては、ハンドピースをホル
ダーに装着留止した状態において、術者がハンドピース
をペンシルホールドしている片手だけでワンタッチでハ
ンドピース本体を着脱して交換できることが望まれるの
で、本発明はかかる要望を満たすことができる歯科用ハ
ンドピースホルダーおよびこれと組み合わせ使用さるべ
きハンドピースを提供することをも目的とするものであ
る。また、本発明の別の目的は、ハンドピースホルダー
を簡単に着脱可能とし、消毒等を行いやすくすることで
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の歯科用医療装置は下記を特徴とする歯科
用ハンドピースと歯科用ハンドピースホルダーとから成
り、歯科用ハンドピースホルダーは、樋状をなす受座
と、該受座の両側縁から延長し先端に向かって狭小とな
るように形成された第一および第二の側壁と、第一およ
び第二の側壁の先端にそれぞれ形成され上記受座と協同
してハンドピースを把持すべく、ハンドピースに当接す
る当接部と、該当接部もしくはその近くを横切って側壁
の内周方向に延びる係合用の溝もしくは突起とを備えて
いることを特徴とする。
【0009】また、本発明による歯科用ハンドピース
は、チューブと接続する接手部の後部外周に、ホルダー
の溝もしくは突起に係合する、係合用のリング状突起も
しくは溝を備え、ハンドピース本体と接手部とが急速継
手により互いに着脱自在に接続されていることを特徴と
する。なお、本明細書において言う歯科用ハンドピース
はエアタービンハンドピース、マイクロモーターハンド
ピース等の狭義のハンドピースに限らず、エアースケー
ラー、超音波スケーラー、バキュームシリンジ、スリー
ウエイシリンジ、照明用ハンドピース、光重合用ハンド
ピース等の種々のハンドピース、シリンジ類を広く包含
するものである。
【0010】
【実施例】本発明の詳細を実施例に基づき、また図面に
基づいて以下に詳細に説明する。各図面において同一の
符号は同一の部分を示す。図1は本発明の歯科用医療装
置の実施例の斜視図で、術者の手が、ハンドピースホル
ダーに装着されている歯科用ハンドピースをペンシルホ
ールドした状態の斜視図を示している。図2は図1に示
されている本発明によるハンドピースホルダーの平面図
であり、該ホルダーが着脱されるサポーターをも併せ示
している。図3および図4は図2のA方向およびB方向
から見た側面図である。
【0011】図において1はポリカーボネート等の耐薬
品性、耐熱性に優れた樹脂或いは金属から成るハンドピ
ースホルダーであり、樋状をなす受座2と、該受座2の
両側縁から延長する第一の側壁3と第二の側壁4とを備
えている。第一および第二の側壁3および4はともにハ
ンドピース12の接手部13を包むように湾曲しかつ、
その先端に向かって狭くなるように形成され、先端に当
接部5および6が形成されている。当接部5および6は
図面に示されているように空間を隔てて相対峠し、受座
2と協同して3支点支持の形でハンドピース12を安定
的に把持する。当接部5および6の相互間隔、受座2に
対する相対的位置関係は上記の把持関係を満足するよう
に選ばれている。
【0012】第一の側壁3および第二の側壁4の内側の
面すなわち抱持するハンドピース12側の面には当接部
5および6を横切って軸方向とほぼ直角な内周方向に延
びる溝7が設けられている。この溝7はハンドピース1
2に設けられている後記の突起15と係合し、上記の受
座2および当接部5、6による把持と相俟って、ホルダ
ー1によるハンドピースの把持を確実にしている。
【0013】ハンドピースホルダー1の溝7とハンドピ
ースの突起15との係合は、また、前記の医療目的に応
じてハンドピース本体だけを取り換えて使用するマルチ
ジョイント式のハンドピースをハンドピースホルダーに
装着留止した状態において、術者がハンドピースをペン
シルホールドしている片手だけでワンタッチでハンドピ
ース本体を着脱交換することを可能にする上において重
要な機能を果たすものであるが、この点については後に
更に説明する。
【0014】ハンドピースホルダーの溝7およびハンド
ピースの突起15は互いに係合することによって上記の
作用、効果を生じるものであるから、図示する実施例と
は逆に、ホルダー1に溝の代わりに突起を設け、ハンド
ピース12に突起15の代わりにリング状の溝を設ける
ようにしても差支えはなく、同じ作用、効果を奏し得る
ことは容易に理解されよう。
【0015】図では溝7が当接部5および6を横切って
側壁の内周方向に延長している場合を示しているが、こ
れは先端に向かって狭くなっている第一および第二の側
壁3および4において内周方向の溝7の充分な長さを確
保するためで、溝7の長さが適当に確保されれば、当接
部5および6の近くを横切るように溝を設けてもよい。
また、溝7は第一の側壁3および第二の側壁4の両方に
設けることが望ましいが、いづれか一方だけに設けても
よい。
【0016】ハンドピースホルダー1を例えば歯科治療
台のライトポールに回転自在に軸支されているサポータ
ー10に装着したとき、受座2並びに側壁3および4の
中で下側に位置することになる部分には開口部8が設け
られている。かかる開口部を設ける主たる狙いはほこり
が堆積する面積を少なくすることにある。またハンドピ
ースホルダー1の受座2の背面側には該ホルダー1をサ
ポーター10に着脱するための差し込みピン9が設けら
れ、サポーター10にはピン9を受け入れる孔11が設
けられている。差し込みピン9の代わりに差し込みプレ
ートを設けてもよいし、またハンドピースホルダー1に
ピンもしくはプレートを設ける代わりにサポーター10
にピンもしくはプレートを設け、ハンドピースホルダー
側にはピンもしくはプレートを受け入れる孔を設けるよ
うにしてもよい。このような差し込みピン、プレートお
よびこれを受け入れる孔によるサポーターへの着脱は、
ワンタッチで行うことができ、構造がシンプルであるか
ら汚れがつき難く、消毒も行い易いという利点がある。
【0017】ハンドピース12の接手部13の外周面
(前記の実公昭60−33939号の歯科用ハンドピー
スホルダーの説明において言う柄部に該当する)の後方
部に、前記した通り、ハンドピースホルダー1の溝7と
係合するリング状の突起15を設けている。ハンドピー
ス本体14は接手部13に着脱自在に、望ましくはワン
タッチで接続自在に接続されている。かかるワンタッチ
の接続を可能にするハンドピース本体と接手部とを接続
する急速継手は例えば実開昭63−84218号に示さ
れており当業者には既によく知られているものである。
接手部13の後方側すなわちハンドピース本体14が接
続されている側と反対側には、空気圧、水、電気、光等
の導管、導線を収容したチューブ16が接続されてい
る。かかるハンドピース12の一例の斜視図を、ハンド
ピース本体14を接手部13から分離した状態で図5に
示している。
【0018】ハンドピース12をハンドピースホルダー
1に装着するには、ハンドピース12の接手部13の外
周面の後方部をハンドピースホルダー1の受座2と当接
部5および6とにより把持するようにハンドピースをハ
ンドピースホルダーに差し込み、同時にハンドピースの
接手部13の後方部外周のリング状突起15をハンドピ
ースホルダー1の第一および第二の側壁に設けた溝7に
係合させる。これによって、ハンドピースは前記した通
り受座2と当接部5および6による安定な3支点把持
と、溝7と突起15との係合とにより確実に把持される
し、また装着も容易である。
【0019】ハンドピースホルダーに装着したハンドピ
ースをホルダーから取り出すには、ペンシルホールドし
たハンドピースを、図6(ハンドピースホルダーの断面
は図3のX−O−Y線断面)の説明図に示すように、斜
めに傾け、斜め上方に引き出せば、ハンドピースホルダ
ーの溝7とハンドピース12の突起15との係合が外
れ、ハンドピースを容易に引き出すことができる。
【0020】これに対して、ハンドピース12を、図7
(ホルダーの断面は図3のX−O−Y線断面図)の説明
図に示すように、ほぼ水平に受座2の軸方向に沿って引
き出せば、ハンドピースホルダーの溝7とハンドピース
の突起15とが係合し、ハンドピースはハンドピースホ
ルダーに留止され、引き出すことができない。
【0021】このハンドピースホルダー1へのハンドピ
ース12の留止と引き出しとをもう少し詳述する。図7
に示す留止状態では、ハンドピース12の軸方向への移
動は接手部13の突起15がハンドピースホルダーの溝
7に係合していることにより規制され、上下方向へはハ
ンドピース12の重心位置が受座の前端201より前方
になっている為に受座の前端201を支点とする前方へ
の回転モーメントが当接部5、6により回転規制されハ
ンドピース12がハンドピースホルダー1上にほぼ水平
に載置されている。ここで、ハンドピースを図5、6に
示すようにハンドピースの前部を持って斜め上方へ傾け
ると、ハンドピースの接手部13の突起15とハンドピ
ースホルダーの溝7との係合が解かれる。当接部5およ
び6間の距離l 2 はハンドピースに接続されたチューブ
16の外径よりも大きく、ハンドピースの接手部突起1
5の外径l 1 より小さくされている。
【0022】従って、ハンドピースがハンドピース本体
14と接手部13とを脱着自在としているとき、殊にハ
ンドピース本体と接手部との接続がワンタッチで行える
急速継手により行われているときには、ハンドピースを
上記のように水平方向に引出しハンドピースの接手部1
3の外周面がハンドピースホルダーにより安定して把持
され、留止された状態において、ハンドピース本体14
を接手部13から取外し、他のハンドピース本体に交換
することができる。しかも、このハンドピース本体の取
外し、装着の操作は、接手部13がホルダーに安定して
把持され留止されているので、術者がハンドピース本体
をペンシルホールドした片手で行うことができる。
【0023】本発明によるハンドピースホルダーの軸方
向長さが短くハンドピースを短い範囲で把持すれば足り
るという特徴、具体的にはハンドピースの接手部の外周
面だけがホルダーに把持されるという特徴も、上記のよ
うなハンドピース本体の取外し、装着を可能としている
ことに留意されるべきである。このことは、前述した従
来の歯科用ハンドピースホルダーにおいては、軸方向長
さが長く、先端側および後端側の受部がハンドピースを
そのグリップ部(ハンドピース本体に属する)から柄部
(接手部に属する)にわたり把持していることを想起す
ることにより容易に理解されよう。
【0024】前記したハンドピースの斜め上方への引出
し或いは水平方向への引出しによるハンドピースの突起
15とハンドピースホルダーの溝7と係合或いは係合離
脱の作用を助長するために、ハンドピースの接手部の後
部外周に設ける突起の縦断面形状は図8に示す次のよう
な形状とするのが望ましい。すなわち、ハンドピースを
ほぼ水平に引出したときには溝7と確実かつ安定して係
合するように突起の前面側においては絶壁面151、少
なくとも頂部近傍が絶壁状をなし、突起の後面側(チュ
ーブ16に近い側)においては、ハンドピースを斜めに
傾けたときに溝7との係合が容易に離脱し、ハンドピー
スを斜め上に引出せるように、頂部から緩やかにわん曲
する緩斜面152をなしている。尚、図示した実施例に
おいては、ハンドピースホルダーに係合溝が設けられ、
ハンドピース接手部外周に係合用リング状突起を設ける
例を示したが、本発明はこれに限らず、同様にハンドピ
ースホルダーに係合用突起を設け、ハンドピース接手部
外周に係合用リング状溝を設けてもよい。
【0025】図9は歯科治療台20をそのヘッドレスト
22側からみた側面図で、ベッド本体21の側方に立設
されているライトポール23に挿通されたスリーブ24
によって旋回自在とされたサポーター10に装着された
本発明のハンドピースホルダー1にハンドピース12が
把持されている状態を示している。25はトレーであ
り、26および27はシリンジおよびバキュームシリン
ジを示している。
【0026】ハンドピース本体14と接手部13との急
速継手による接続の一例を図10乃至図13に示してい
る。図10はハンドピース本体と接手部とを急速継手で
接続したハンドピースの一部縦断側面図であり、図11
は図10のC−C線による断面図、図12および図13
は急速継手の係合機構を説明する断面図である。
【0027】図において31は接手部の外筒であり、そ
の外周面の後方側に既述の突起15が設けられている。
32は外筒31上をスライドし得るスライドリングで、
その前方側の内周面には断面台形状のリング状の突起3
3が設けられている。外筒31の前端とスライドリング
32のスプリング受け34との間にはスプリング35が
介挿され、スライドリング32を前端側に向かって付勢
している。36はスリーブであり、その後端側はチュー
ブ16と接続され、前端側は雄体37にねじ接続されて
いる。雄体37の外周面には円周方向の係合溝38が設
けられている。39はタービン駆動用空気通路であり、
40は注水用通路である。
【0028】ハンドピース本体14の雌体42の後端部
には、120度間隔で3個所にボールホルダー43が形
成され、係止ボール44を保持している。ハンドピース
本体14を接手部13に装着するには、雌体42の後端
部を雄体37とスライドリング32との間に挿入する。
このとき図12に示すように雌体42の係止ボール44
がスライドリング内面の断面台形状の突起33の斜面3
31に当接するが、そのまま雌体42を押し込み続け
て、スプリング35の力に抗してスライドリング32を
後方へ押し戻し、ボール44を雄体37の係合溝38に
嵌入させる。
【0029】図13に示すように係止ボール44が係合
溝37に嵌入すると、スライドリング32はスプリング
35の力によって前方に復帰すると共に、断面台形状の
突起33の頂部330が係止ボール44を係合溝内に押
し留める。従って、ハンドピース本体14と接手部13
とは引き離そうとしても、スプリング35の力以下では
離脱しない。また係止ボール44は係合溝38に沿って
転動できるので、ハンドピース本体14と接手部13と
は相対的に回動できる。
【0030】ハンドピース本体を接手部13から離脱さ
せるときは、ハンドピースホルダーの溝7にハンドピー
スの接手部の突起15を係合させた状態のまま水平にハ
ンドピース本体14を持ちスプリング35の付勢力に抗
して前方へ引くと、図13の状態から図12の状態にな
り係止ボールの嵌入が解かれ、図5に示すようにハンド
ピースホルダーに接手部を係合した状態でハンドピース
本体14のみを接手部13と分離できる。
【0031】
【発明の効果】上記説明した通り、本発明のハンドピー
スホルダーは受座2と当接部5および6による3支点把
持と、溝もしくは突起によるハンドピースとの係合とに
よってハンドピースを把持するので、把持が確実かつ安
定しているだけでなく、ハンドピースホルダーの軸方向
長さが従来に較べて著しく短縮される。従って、該ホル
ダーにハンドピースを装着したときに該ホルダーがハン
ドピースを直接つかむ部分の長さは短く、ハンドピース
の接手部の後方外周に設けられたリング状の突起もしく
は溝を中心とする部分だけをつかめばよい。
【0032】従ってハンドピースをハンドピースホルダ
ーに装着するに当たり、ハンドピース本体のグリップ部
をペンシルホールドした術者の手がハンドピースホルダ
ーに触れるおそれが従来のハンドピースホルダーに較べ
著しく軽減される。従って術者の手によりホルダーが汚
染され、或いは逆にハンドピースホルダーにより術者の
手が汚染されるおそれが著しく軽減される。本発明のハ
ンドピースホルダーが軸方向長さが短く、構造がシンプ
ルで消毒が容易であることと相俟って、本発明は歯科医
療の衛生管理の向上に益する所が大きい。
【0033】本発明においては、前述したように、ハン
ドピースホルダーに装着されたハンドピースを斜めに傾
け、斜め上方に引き出せば、ハンドピースを容易に引き
出すことができるが、ハンドピースを水平方向に引き出
そうとすると、ハンドピースとハンドピースホルダーと
の係合用の突起と溝が強固に係合し、ハンドピースはハ
ンドピースホルダーに留止される。
【0034】従って、ハンドピースがハンドピース本体
と接手部とを急速継手により接続して成る場合には、術
者はハンドピースホルダーに装着されたハンドピースを
ペンシルホールドして水平方向に引張り、ハンドピース
の接手部をハンドピースホルダーに留止した状態におい
て、ペンシルホールドした片手でハンドピース本体を更
に強く引張り、ハンドピース本体を接手部に接続してい
る急速継手を解除離脱させることにより、片手でハンド
ピース本体を接手部から取外し、他のハンドピース本体
と交換することができる。すなわち、本発明によれば、
ハンドピースホルダーをハンドピース本体交換のための
接手部の保持体として利用することができる。
【0035】本発明によれば、上記のように、ハンドピ
ースホルダーをハンドピース本体交換のための接手部保
持体として利用することができる。そしてハンドピース
の接手部やハンドピースに接続されているチューブ等に
術者が手を触れることなくハンドピース本体を交換でき
るので、汚染防止、衛生管理上も有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の歯科用医療装置の実施例の斜視図。
【図2】図1に示されている本発明によるハンドピース
ホルダーの平面図。
【図3】図2のA方向から見た側面図。
【図4】図3のB方向から見た側面図。
【図5】本発明によるハンドピースの斜視図。
【図6および図7】ハンドピースホルダーからハンドピ
ースを引き出す場合の説明図。
【図8】ハンドピースの接手部に設けた係合用突起の形
状を示す側面図。
【図9】歯科治療台の側面図。
【図10】ハンドピース本体と接手部とを急速継手によ
り接続したハンドピースの一部縦断側面図。
【図11】図10のC−C線による断面図。
【図12】急速継手の係合機構を説明する断面図。
【図13】同じく係合機構を説明する断面図。
【符号の説明】
1 ハンドピースホルダー 2 受座 3および4 第一および第二の側壁 5および6 当接部 7 溝 12 ハンドピース 13 接手部 14 ハンドピース本体 15 突起

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歯科用ハンドピースを水平な状態で留止
    するホルダーであって、樋状をなす受座と、該受座の両
    側縁から延長し先端に向かって狭小となるように形成さ
    れた第一および第二の側壁と、第一および第二の側壁の
    先端にそれぞれ形成され、上記受座と協同してハンドピ
    ースを把持すべく、ハンドピースに当接する当接部と、
    該当接部もしくはその近くを横切って側壁の内周方向に
    延びる係合用の溝もしくは突起とを備えていることを特
    徴とする歯科用ハンドピースホルダー。
  2. 【請求項2】 第一および第二の側壁の先端の当接部相
    互間の距離が把持されるハンドピースに接続されたチュ
    ーブの外径よりも大きくかつハンドピースの接手部外径
    より小さくされていることを特徴とする請求項1記載の
    歯科用ハンドピースホルダー。
  3. 【請求項3】 サポーターの嵌合用孔もしくは嵌合用ピ
    ン、プレートと嵌合すべき、サポーターへの着脱用のピ
    ン、プレートもしくは嵌合用孔を備えていることを特徴
    とする請求項1又は2記載の歯科用ハンドピースホルダ
    ー。
  4. 【請求項4】 受座および側壁において、ホルダーをサ
    ポーターに装着したときに下側になる部分に開口部を設
    けたことを特徴とする請求項1、2又は3記載の歯科用
    ハンドピースホルダー。
  5. 【請求項5】 チューブと接続する接手部の後部外周
    に、ホルダーの溝もしくは突起に係合する、係合用のリ
    ング状突起もしくは溝を備えていることを特徴とする歯
    科用ハンドピース。
  6. 【請求項6】 係合用のリング状突起もしくは溝の縦断
    面形状が、前面側において少なくとも頂部近傍が絶壁状
    をなし、後面側において頂部から緩やかにわん曲する緩
    斜面をなすことを特徴とする請求項5記載の歯科用ハン
    ドピース。
  7. 【請求項7】 ハンドピース本体と接手部とが、急速継
    手により互いに着脱自在に接続されていることを特徴と
    する請求項5又は6記載の歯科用ハンドピース。
  8. 【請求項8】 チューブと接続する接手部の後部外周
    に、ホルダーの溝もしくは突起と係合する、係合用のリ
    ング状突起もしくは溝を備え、ハンドピース本体と接手
    部とが急速継手により互いに着脱自在に接続された歯科
    用ハンドピースと、該歯科用ハンドピースを水平な状態
    で留止するホルダーであって、樋状をなす受座と該受座
    の両側縁から延長し先端に向かって狭小となるように形
    成された第一および第二の側壁と、第一および第二の側
    壁の先端にそれぞれ形成され、上記受座と協同してハン
    ドピースを把持すべく、ハンドピースに当接する当接部
    と、該当接部もしくはその近くを横切って側壁の内周方
    向に延びる係合用の溝もしくは突起とを備えた歯科用ハ
    ンドピースホルダーとから成ることを特徴とする歯科用
    医療装置。
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