JPH0696214B2 - 切断加工装置 - Google Patents

切断加工装置

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JPH0696214B2
JPH0696214B2 JP26528888A JP26528888A JPH0696214B2 JP H0696214 B2 JPH0696214 B2 JP H0696214B2 JP 26528888 A JP26528888 A JP 26528888A JP 26528888 A JP26528888 A JP 26528888A JP H0696214 B2 JPH0696214 B2 JP H0696214B2
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cutting
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stopper
gripping
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、鋼管等、棒状の長尺被加工物を定寸に切断す
ると共に、切断された定寸被加工物に対し端縁の面取り
等、必要な加工を施すことの出来る切断加工装置に関す
るものである。
(従来の技術及びその問題点) 従来、前記のような長尺被加工物の定寸切断と加工とを
行う場合、定寸切断装置と加工装置とを並設し、定寸切
断された被加工物を手作業又はマニピュレーター等の受
け渡し装置により加工装置へ移載していた。
このような従来の構成では、設備コストが非常に高くつ
くばかりでなく、設備全体の占有面積も大きくなり、し
かも定寸切断から加工までのサイクルタイムが長くかか
る欠点があった。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記のような従来の問題点を解決するため
に、水平軸心の周りで回転する回転体の周囲に、切断作
用位置、加工作用位置、及び送出作用位置を周方向等間
隔おきに設定し、前記回転体の周囲には、前記各位置に
同時に位置し得る少なくとも3つの把持手段を周方向等
間隔おきに付設すると共に、前記回転体を前記把持手段
間の1ピッチごと間歇的に回転駆動する駆動手段を設
け、前記切断作用位置には、軸心方向に送り込まれて先
端部が当該切断作用位置に位置する把持手段に把持され
た長尺被加工物を、当該把持手段よりも上手側で定寸切
断する切断手段を配設し、前記加工作用位置には、この
加工作用位置に位置する把持手段によって把持される定
寸切断被加工物を加工する加工手段を配設し、更に前記
送出作用位置には、当該送出作用位置に位置する把持手
段によって把持される加工済み定寸切断被加工物を当該
把持手段から送出する送出手段を配設して成る切断加工
装置を提案するものである。
(発明の作用) 前記切断作用位置に於いて、軸心方向に送り込まれてく
る長尺被加工物の先端と前記切断手段の切断位置との間
の距離が切断設定長さとなったとき、切断作用位置で待
機している把持手段により当該長尺被加工物の先端部、
即ち切断して切り離す部分を把持させ、係る状態で前記
切断手段により長尺被加工物を定寸に切断する。次に前
記回転体を所定ピッチだけ回転させて、定寸切断後の被
加工物を把持する把持手段を切断作用位置から加工作用
位置へ移動させ、把持している定寸被加工物を加工手段
に対応させる。係る状態で加工手段により定寸被加工物
に対する所期の加工を行わせる。加工が完了すれば、前
記回転体を再び所定ピッチ回転させて、加工済み定寸被
加工物を把持する把持手段を加工作用位置から送出作用
位置に移し、送出手段により把持手段から加工済み定寸
被加工物を送出させる。この後、再び前記回転体を所定
ピッチ回転させて、空になった把持手段を再び切断作用
位置に移すことにより、切断、加工、送出の一連の作用
が完了する。
以上の如く、回転体の間歇的回転により、長尺被加工物
の定寸切断、定寸切断された被加工物に対する加工、及
び加工済み被加工物の送出を順次行わせることが出来る
のであるが、回転体の周囲に切断作用位置、加工作用位
置、及び送出作用位置を設定して、各作用位置に夫々必
要な手段を配設したので、これら各作用位置が水平面上
で直線的に並列する場合と比較して、装置全体の設置床
面積を小さくすることが出来る。
しかも各作用位置間での被加工物の搬送手段を、長尺被
加工物の定寸切断に際して必要な長尺被加工物の切り離
し部分の把持手段と回転体とから構成したので、専用の
搬送手段を使用しなければならない場合と比較して、装
置全体を小型且つシンプルに構成することが出来る。
又、被加工物は定寸切断前から加工工程を経て送出され
るまで、連続して一つの把持手段に把持されたままにな
るので、各作用位置での被加工物の位置決めを精度良く
行わせ得ると共に、切断、加工、送出の一連のサイクル
タイムを短くすることが出来る。
更に、定寸被加工物の加工作用時に、前工程で加工され
た加工済み被加工物の送出作用と次に加工すべき定寸被
加工物を得るための長尺被加工物の定寸切断作用とを同
時に行わせることが出来るのである。
(実施例) 以下に本発明の一実施例を添付の例示図に基づいて説明
する。
第1図及び第2図に於いて、(1)は水平軸心の周りで
回転可能に支持された回転体、(2)は軸心方向に水平
に送り込まれる鋼管(長尺被加工物)(3)の先端を受
け止めるストッパー、(4)は前記鋼管(3)を切断す
る切断手段、(5a)(5b)は加工手段としての面取り手
段、(6)は加工済み鋼管送出手段、(7)は加工済み
鋼管送出シュート、(8)は端切り用ストッパーであ
る。前記回転体(1)の駆動手段(9)、切断手段
(4)、及び一方の面取り手段(5a)は、前記回転体
(1)の一側方に配設された固定基台(10)上に設置さ
れ、前記加工済み鋼管送出シュート(7)と端切り用ス
トッパー(8)とは、前記回転体(1)の他側方に配設
された固定基台(11)上に配置され、前記ストッパー
(2)と他方の面取り手段(5b)とは、前記固定基台
(10)上に設けられた可動台(12)上に設置されてい
る。
前記回転体(1)は、送り込まれる鋼管(3)の軸心と
平行な水平軸心の周りで回転可能なものであって、第3
図に示すようにその周縁部には、等間隔に3つの把持手
段(13a)〜(13c)が設けられている。然して当該把持
手段(13a)〜(13c)は、回転体(1)の周囲に等間隔
おきに設定された3つの作用位置、即ち、前記切断手段
(4)に対応する切断作用位置A、前記面取り手段(5
a)(5b)に対応する加工作用位置B、及び前記送出手
段(6)に対応し且つ回転体(1)の真上に位置する送
出作用位置Cに、回転体(1)の120度おきの間歇回転
に伴って順次対応することが出来る。
前記可動台(12)は、第3図及び第4図に示すように、
固定基台(11)上に設置されたガイドレール(14)によ
って、前記回転体(1)の回転軸心と平行な方向に移動
可能に支持されており、一端部が固定基台(11)上の軸
受部材(15)に回転のみ可能に支承された螺軸(16)に
螺嵌する雌ねじ体(17)が可動台(12)上に固設され、
前記螺軸(16)をその端部に取り付けられたハンドル
(18)で回転させることにより、前記可動台(12)を前
後に移動させることが出来る。(19)は前記可動台(1
2)を前記固定基台(11)上に敷設されたクランプ用レ
ール(20)を介して固定基台(11)に固定するクランプ
である。
前記回転体(1)の駆動手段(9)は、第5図に示すよ
うに外端に前記回転体(1)が同心状に取り付けられた
回転軸(21)と垂直な駆動軸(22)とを介して、前記回
転体(1)を120度づつ一方向に間歇駆動するためのも
のであって、前記回転軸(21)は、固定基台(10)上に
取り付けられたケーシング(23)内に回転と軸心方向移
動とが可能なように支承され、内端には、前記ケーシン
グ(23)に取り付けられたシリンダーユニット(24)に
よって押し引き駆動される押し引き軸(15)が同心状態
で相対回転のみ可能に結合されると共に、傘歯車(26)
が取り付けられている。又、回転軸(21)の周面には、
ケーシング(23)に取り付けられたストッパーピン(2
7)の先端(27a)が遊嵌する同溝(28)が形成され、こ
の周溝(28)には、前記ストッパーピン(27)の先端
(27a)が嵌合する3つの凹部(28a)が周方向等間隔お
きに連設されている。更に、回転軸(21)の外端部に
は、ケーシング(23)側に固着されたクラウンギヤ状の
固定歯輪(29)と軸心方向に嵌合離脱自在な、クラウン
ギヤ状の可動歯輪(30)が取り付けられている。前記垂
直な駆動軸(22)の上端には、前記傘歯車(26)と咬合
離脱自在な傘歯車(31)が取り付けられ、当該駆動軸
(22)の下端には、図外のシリンダーユニットによって
押し引き駆動されるラックギヤ(32)に咬合するピニオ
ンギヤ(33)が取り付けられている。
従って第5図に示すように、シリンダーユニット(24)
により押し引き軸(25)を引き込み、回転軸(21)を後
退限まで後退させた状態では、回転軸(21)側の可動歯
輪(30)とケーシング(23)側の固定歯輪(29)とが互
いに嵌合すると共に、当該回転軸(21)側の傘歯車(2
6)が駆動軸(22)側の傘歯車(31)から離脱してい
る。又、ストッパーピン(27)の先端(27a)が周溝(2
8)の一つの凹部(28a)に嵌合している。即ち、回転軸
(21)(回転体(1))は回転不能にロックされている
ことになるが、係る状態からシリンダーユニット(24)
により押し引き軸(25)を押し出し、回転軸(21)を前
進限まで前進させると、第6図に示すように回転軸(2
1)側の可動歯輪(30)がケーシング(23)側の固定歯
輪(29)から離脱すると共に、当該回転軸(21)側の傘
歯車(26)が駆動軸(22)側の傘歯車(31)に咬合す
る。又、ストッパーピン(27)の先端(27a)は、周溝
(28)の凹部(28a)内から離脱し、回転軸(21)は回
転可能な状態になる。
従って、第5図に示すラックギヤ(32)とピニオンギヤ
(33)とを介して駆動軸(22)を回転させると、その回
転が傘歯車(31)(26)を介して回転軸(21)に伝達さ
れ、回転体(1)が回転することになる。このとき、回
転軸(21)(回転体(1))が120度だけ回転するよう
にラックギヤ(32)のストロークが制御されており、駆
動停止後、シリンダーユニット(24)によって前記のよ
うに回転軸(21)を後退限まで後退移動させることによ
り、再び第5図に示すように回転軸(21)(回転体
(1))をロックすることが出来る。尚、ラックギヤ
(32)は、前記のように回転軸(21)をロックして傘歯
車(26)(31)が離脱した状態に於いて復帰移動せしめ
られる。
前記回転体(1)の周囲に取り付けられている各把持手
段(13a)〜(13c)は、第7図〜第10図に示すように、
回転体(1)に固定された固定アーム(34)、この固定
アーム(34)に対して支軸(35)の周りで遠近方向に揺
動可能な可動アーム(36)、この可動アーム(36)をプ
ッシュピン(37)を介して閉動方向に付勢するスプリン
グ(皿ばね)(38)、及び前記スプリング(38)の付勢
力に抗して可動アーム(36)を開動させる把持解除手段
(39)から構成されている。
前記把持解除手段(39)は、回転体(1)を貫通して一
定範囲内で移動可能なカム軸(40)、このカム軸(40)
と前記可動アーム(36)の被操作部(36a)との間で前
記回転体(1)に保持され且つ前記カム軸(40)のカム
面(40a)に当接するカム従動ローラー(41a)を内端に
備えたプッシュピン(41)、このプッシュピン(41)と
は反対側で前記カム軸(40)を受けるように回転体
(1)に軸支された支持ローラー(42)、前記カム従動
ローラー(41a)をカム軸(40)のカム面(40a)に当接
させる方向に前記プッシュピン(41)を付勢するように
前記カム従動ローラー(41a)の支軸(41b)と前記支持
ローラー(42)の支軸(42a)との間に介装された一対
のスプリング(43)、前記カム軸(40)の一端に付設さ
れた部材(44)の両端に結合された一対のガイドピン
(45)、前記カム軸(40)を後退限に保持するように前
記部材(44)と回転体(1)との間で前記両ガイドピン
(45)に遊嵌された一対のスプリング(46)、前記カム
軸(40)の他端に取り付けられたストッパー兼用の被操
作部材(47)、及び第11図に示すように回転体駆動手段
(9)のケーシング(23)に取り付けられた2つのカム
軸操作用シリンダーユニット(48)(49)から構成され
ている。
前記被操作部材(47)は、回転体(1)の回転軸心から
遠ざかる方向に突設された被係止部(47a)を備えてお
り、前記シリンダーユニット(48)(49)のピストンロ
ッド(48a)(49a)には、回転体(1)の回転によって
前記被操作部材(47)に於ける被係止部(47a)の内側
に進入可能な引き込み用ローラー(48b)(49b)が取り
付けられている。然して前記2つのシリンダーユニット
(48)(49)は、第11図に示すように3つの把持手段
(13a)〜(13c)の内、切断作用位置Aにある把持手段
に於ける前記被操作部材(47)に引き込み用ローラー
(48b)が係合し得る位置と、送出作用位置Cにある把
持手段に於ける前記被操作部材(47)に引き込み用ロー
ラー(49b)が係合し得る位置とに、各々取り付けられ
ている。
従って、回転体(1)が所定位置で停止しているとき、
前記シリンダーユニット(4)(49)により引き込み用
ローラー(48b)(49b)を第9図に仮想線で示すように
引き込み方向に移動させると、これらローラー(48b)
(49b)が係合している被操作部材(47)の被係止部(4
7a)を介してカム軸(40)がスプリング(46)の付勢力
に抗して引き込まれ、そのカム面(40a)がカム従動ロ
ーラー(41a)を介してプッシュピン(41)をスプリン
グ(43)の付勢力に抗して遠心方向に押圧移動させるの
で、当該プッシュピン(41)が可動アーム(36)の被操
作部(36a)を押圧し、当該可動アーム(36)をスプリ
ング(38)の付勢力に抗して開動させる。即ち、切断作
用位置A及び送出作用位置Cに停止している把持手段
(例えば把持手段(13a)(13c)に於ける可動アーム
(36)が支軸(35)の周りで固定アーム(34)から離れ
る方向に揺動することになる。前記シリンダーユニット
(48)(49)の引き込み用ローラー(48b)(49b)を復
帰させると、カム軸(40)がスプリング(46)の付勢力
で後退復帰するのに伴ってプッシュピン(41)がスプリ
ング(43)の付勢力で後退復帰し、従って可動アーム
(36)がスプリング(38)の付勢力により閉動復帰する
ことになる。
前記把持手段(13a)〜(13c)に於ける固定アーム(3
4)及び可動アーム(36)には、第7図及び第8図に示
すように内側に各々2つの把持片(50a)(50b)及び
(51a)(51b)が交換可能に取り付けられたコの字形取
付部材(52)(53)が互いに相対向するように着脱自在
に取り付けられている。然して鋼管(3)は、前記固定
アーム(34)と可動アーム(36)との間で、周方向4つ
の把持片(50a)〜(51b)により把持される。尚、図示
の把持片(50a)〜(51b)は、把持する鋼管(3)の直
径が最大で且つ切断長さが把持手段(13a)〜(13c)の
長さよりも長い場合に使用されるものであり、第8図に
仮想線で示す把持片(50a)〜(51b)は、把持する鋼管
(3)の直径及び切断長さが最小である場合に作用され
るものである。このように前記把持片(50a)〜(51b)
は、把持する鋼管(3)の直径と切断長さとに対応した
ものと交換することが出来る。
第1図に示したストッパー(2)は、切断手段(4)と
切断作用位置Aで停止している把持手段(例えば把持手
段(13a))とを貫通して軸心方向に送り込まれてくる
鋼管(3)の先端を受け止めるストッパープレート(5
4)を備えている。このストッパープレート(54)は、
第12図〜第14図に示すように支持台(55)に架設された
一対のガイドシャフト(56)によって鋼管(3)の軸心
方向に移動可能に支持された可動体(57)に取り付けら
れ、当該可動体(57)は、前記ガイドシャフト(56)に
よって鋼管(3)の軸心方向に移動可能に支持され且つ
シリンダーユニット(58)によって往復移動せしめられ
る駆動体(59)に連結板(60)を介して一定版範囲遠近
方向移動可能に連結され、両者間に介装されたスプリン
グ(61)により前記駆動体(59)に対し最も離間した位
置に保持されている。(62)は前記駆動体(59)の前進
限用ストッパーであり、(63)は駆動体(59)に対する
可動体(57)の接近限用ストッパーである。
第1図に示した端切り用ストッパー(8)は、第12図に
示すように切断作用位置Aに停止している把持手段(例
えば把持手段(13a))に対し斜めに進入離脱自在なス
トッパープレート(64)を備えている。このストッパー
プレート(64)は、スライドガイド(65)によって支持
され且つシリンダーユニット(66)によって往復移動せ
しめられる可動体(67)に取り付けられ、前記スライド
ガイド(65)及びシリンダーユニット(66)を支持する
支持台(68)は、鋼管(3)の軸心方向に位置調整可能
に構成されている。
第1図に示した切断手段(4)は、第15図〜第17図に示
すように、送り込まれる鋼管(3)と同心状態に支持台
(69a)に回転のみ可能に支承された回転円筒体(7
0)、この回転円筒体(70)の内部に軸心方向移動可能
に内嵌された摺動円筒体(71)、この摺動円筒体(71)
に同心状態に内嵌され且つ内部を鋼管(3)が貫通移動
する固定円筒体(72)、及び前記回転円筒体(70)の前
端部に取り付けられた切断ユニット(73)を備えてい
る。前記固定円筒体(72)は、その後端部が着脱機構
(74)を介して支持台(69b)に、前記摺動円筒体(7
1)に対し抜き差し自在に支持され、前記回転円筒体(7
0)は、その後端部に取り付けられたプーリー(75)と
ベルト(76)を介して、第1図及び第11図に示すモータ
ー(77)と連動連結されている。
前記回転円筒体(70)と摺動円筒体(71)とは、前記回
転円筒体(70)をシリンダーとし且つ前記摺動円筒体
(71)をピストンとするシリンダーユニット(78)を構
成している。即ち、摺動円筒体(71)の外周にはピスト
ン部(78a)が連設され、回転円筒体(70)の内周には
前記ピストン部(78a)が嵌合するシリンダー室(78b)
が形成され、当該シリンダー室(78b)の両端に夫々連
通する流体供給路(79a)(79b)が支持台(69a)に設
けられている。(80)は、前記回転円筒体(70)と支持
台(69a)との間に介装された回転流体継手であって、
前記流体供給路(79a)(79b)を回転円筒体(70)のシ
リンダー室(78b)の両端に設けられた流体出入り口(7
8c)(78d)に連通させるための流体流路(81a)(81
b)を備えている。従って、流体供給路(79a)よりシリ
ンダー室(78b)内に圧力流体を供給することにより、
摺動円筒体(71)が鋼管送り込み方向とは逆方向に後退
移動し、流体供給路(79a)よりシリンダー室(78b)内
に圧力流体を供給することにより、摺動円筒体(71)が
鋼管送り込み方向に前進移動することになる。
前記切断ユニット(73)は、前記回転円筒体(70)の前
端部に取り付けられたケーシング(82)にスライドガイ
ド(83)を介して直径方向移動可能に支持された刃物台
(84)、この刃物台(84)に、その移動方向に固定位置
調整可能に取り付けられた刃物支持部材(85)、当該刃
物支持部材(85)に取り付けられた切断用刃物(86)、
前記刃物台(84)の内側に形成したラックギヤ部(87)
と咬合するように前記ケーシング(82)内に軸支された
ピニオンギヤ(88)、及びこのピニオンギヤ(88)に咬
合するように前記摺動円筒体(71)の前端に取り付けら
れたラックギヤ(89)から構成されている。従って、前
記摺動円筒体(71)が鋼管送り込み方向とは逆方向に後
退移動することにより、ラックギヤ(89)、ピニオンギ
ヤ(88)、及びラックギヤ部(87)を介して刃物台(8
4)が求心方向に移動し、前記摺動円筒体(71)が鋼管
送り込み方向に前進移動することにより、ラックギヤ
(89)、ピニオンギヤ(88)、及びラックギヤ部(87)
を介して刃物台(84)が遠心方向に移動することにな
る。
尚、前記回転円筒体(70)の後端部には、その軸心方向
に位置調整可能に螺嵌し且つロックナット(90)によっ
て固定されるストッパー用円筒体(91)が設けられてい
る。このストッパー用円筒体(91)は、後退移動する前
記摺動円筒体(71)を受け止めるものであって、その周
方向複数箇所には軸心方向移動可能なロッド(92)が設
けられ、これらロッド(92)の後端には、近接スイッチ
(93)によって検出される被検出リング(94)が結合さ
れると共に、各ロッド(92)の前端頭部(92a)と前記
ストッパー用円筒体(91)との間には、これらロッド
(92)を摺動円筒体(71)の方へ付勢するスプリング
(95)が介装されている。又、ストッパー用円筒体(7
1)の前端には、各ロッド(92)の前端頭部(92a)が入
り込む凹部(96)が設けられている。
従って、摺動円筒体(71)と後退移動量、即ち刃物台
(84)(切断用刃物(86))の求心方向の切り込み深
さ、は当該摺動円筒体(71)の後端がストッパー用円筒
体(91)の前端に当接する位置によって制限される。そ
して、摺動円筒体(71)の後端がストッパー用円筒体
(91)の前端に当接するとき、複数本のロッド(92)が
夫々スプリング(95)の付勢力に抗して後退移動せしめ
られ、これに伴って被検出リング(94)も後退移動する
ので、この被検出リング(94)の移動を近接スイッチ
(93)で検出することにより、前記摺動円筒体(71)が
後退制限位置に達したことを検出することが出来る。
尚、前記固定円筒体(72)の前端には、鋼管(3)の直
径に対応した鋼管案内用円筒体(72a)が着脱交換可能
に接続されている。
以上のように構成された本発明の切断加工装置は次のよ
うに使用することが出来る。
先ず、第12図に示すように、ストッパー(2)のストッ
パープレート(54)をシリンダーユニット(58)により
前進限位置(ストッパー(62)に駆動体(59)が当接す
る位置)まで移動させたとき、切断手段(4)による切
断位置Pから前記ストッパープレート(54)までの距離
lが切断設定長さLよりも、前記駆動体(59)に対する
可動体(57)の接近移動距離(ストッパー(63)と駆動
体(59)との間の距離)dだけ短くなるように、当該ス
トッパー(2)及び面取り手段(5b)を支持している第
3図及び第4図の可動台(12)の位置を調整しておく。
切断加工される鋼管(3)は、第18図に示すように切断
手段(4)に於ける回転円筒体(70)の内部(詳細には
第15図の固定円筒体(72)の内部)に送り込まれるが、
当該鋼管(3)の先端不整形部分を切断除去する必要の
ある場合は、第12図及び第18図に夫々仮想線で示すよう
に、端切り用ストッパー(8)のストッパープレート
(64)をシリンダーユニット(66)により前進限位置ま
で進出移動させ、当該ストッパープレート(64)の先端
を、切断作用位置Aにある把持手段、例えば把持手段
(13a)の内部所定位置まで進入させる。このときスト
ッパープレート(64)は、把持手段(13a)に於ける固
定アーム側の把持片(50a)(50b)と可動アーム側の把
持片(51a)(51b)との間の空間を移動する。又、この
とき、切断作用位置Aに対応して設けられている第9図
〜第11図のシリンダーユニット(48)により、当該切断
作用位置Aにある把持手段(13a)が前記のように開か
れている(即ち、第7図及び第8図に示す固定アーム
(34)に対し可動アーム(36)が開動せしめられてい
る)。
前記鋼管(3)の先端が前記端切り用ストッパー(8)
のストッパープレート(64)に当接したならば、前記シ
リンダーユニット(48)による把持手段解放操作を解除
して前記切断作用位置Aにある把持手段(13a)を閉じ
させ(即ち、第7図及び第8図に示す可動アーム(36)
を閉動させ)、鋼管(3)の端切り部分を把持させる。
係る状態で鋼管(3)の送り込みを停止し、切断手段
(4)を作動させて前記鋼管(3)を第15図及び第16図
に示す切断用刃物(86)により切断する。即ち、回転円
筒体(70)により切断ユニット(73)を鋼管(3)の周
囲で回転させると同時に摺動円筒体(71)をシリンダー
ユニット(78)により後退移動させることにより、刃物
台(84)に刃物支持部材(85)を介して取り付けられて
いる切断用刃物(86)は、鋼管(3)の周囲を回転しな
がら求心方向に移動し、把持手段(13a)により固定さ
れている鋼管(3)を切断することになる。
鋼管(3)の端切りが前工程で既に済んでいるとき、又
は端切りが不要なときは、台12図に示すように前記スト
ッパー(2)のストッパープレート(54)をシリンダー
ユニット(58)により前進限位置まで進出移動させてお
く。この場合は、切断手段(4)の内部を貫通して送り
込まれる鋼管(3)の先端が前記ストッパープレート
(54)に当接し、このストッパープレート(54)を可動
体(57)と共にスプリング(61)に付勢力に抗して押圧
移動させることになる。然して、ストッパープレート
(54)及び可動体(57)が所定距離dだけ後退移動し
て、ストッパー(63)が駆動体(59)に当接すれば、切
断手段(4)による切断位置Pからストッパープレート
(54)に当接する鋼管先端までの距離が切断設定長さL
と等しくなるので、係る状態で前記のように把持手段
(13a)を把持作用解除状態から把持作用状態に切り換
えて当該鋼管(3)を把持させると共に、鋼管(3)の
送り込みを停止し、そして前記のように切断手段(4)
により鋼管(3)を切断位置Pで切断する。
鋼管(3)の端切り又は定寸切断が完了し、第15図に示
す摺動円筒体(71)がストッパー用円筒体(91)に当接
したことを前記のように近接スイッチ(93)が検出すれ
ば、前記端切り用ストッパー(8)のストッパープレー
ト(64)、又は前記ストッパー(2)のストッパープレ
ート(54)、を元の待機位置に後退移動させてある状態
で回転体(1)を120度だけ回転させて、把持手段(13
a)が把持する鋼管端切り部分又は定寸切断鋼管(3)
を次の加工作用位置Bに移動させる。この回転体(1)
の回転駆動時には、第6図に示すように回転体(1)が
若干前方に押し出されているので、把持手段(13a)で
把持されている定寸切断鋼管(3)と切断手段(4)の
切断用刃物(86)とは鋼管軸心方向に互いに離間し、回
転体(1)の回転時に両者が摺接することはない。
加工作用位置Bに於いて回転体(1)の両側に配設され
た面取り手段(5a)(5b)は、第2図及び第19図に示す
ように定寸切断鋼管(3)の端縁面取り用回転体(97)
とこれを回転駆動するモーター(98)、及び前記回転体
(97)及びモーター(98)を支持する基台(99)を鋼管
軸心方向に往復移動させるシリンダーユニット(100)
から構成されており、ストッパー(2)と同一側にある
面取り手段(5b)は、前記ストッパー(2)を支持する
可動台(12)、即ち前記のように鋼管(3)の切断設定
長さに応じて位置調整される可動台(12)、上に設置さ
れているので、回転体(1)の回転により前記のように
加工作用位置Bに定寸切断鋼管(3)が送り込まれたと
きには、両面取り手段(5a)(5b)の面取り用回転体
(97)が当該定寸切断鋼管(3)の両端から一定距離だ
け離れた位置に位置することになる。従って、モーター
(98)により前記面取り用回転体(97)を回転させた状
態でシリンダーユニット(100)により基台(99)を一
定距離だけ前進移動させることにより、加工作用位置B
で把持手段(13a)により把持されている定寸切断鋼管
(3)の両端に回転する面取り用回転体(97)を各々嵌
合させ、当該鋼管(3)の両端縁の面取り加工を行うこ
とが出来る。勿論、鋼管端切り部分に対しては面取り加
工は行わない。
上記の定寸切断鋼管(3)に対する面取り加工が完了す
れば、両面取り手段(5a)(5b)の面取り用回転体(9
7)を元の待機位置まで後退させた後に、回転体(1)
を駆動手段(9)により前記の如く120度だけ回転さ
せ、面取り加工済みの定寸切断鋼管(3)を送出作用位
置Cへ移動させる。送出作用位置Cに配設されている送
出手段(6)は、第1図及び第2図に示すように押し出
しプレート(101)とこれを往復移動させるシリンダー
ユニット(102)とを備えており、第20図に示すように
送出作用位置Cに達した把持手段(13a)を、第9図〜
第11図に示すシリンダーユニット(49)により前記の如
く解放させた状態で押し出しプレート(101)を進出移
動させることにより、把持手段(13a)で把持されてい
た面取り加工済みの定寸切断鋼管(3)を、第1図及び
第2図に示す加工済み鋼管送出シュート(7)上に押し
出すことが出来る。このとき前記押し出しプレート(10
1)は、把持手段(13a)に於ける固定アーム側の把持片
(50a)(50b)と可動アーム側の把持片(51a)(51b)
との間の空隙内を移動することになる。
面取り加工を行わずに加工作用位置Bを通過させた鋼管
端切り部分も、面取り加工済みの定寸切断鋼管(3)と
同様に、前記の如く送出作用位置Cに於いて押し出しプ
レート(101)により把持手段(13a)からシュート
(7)上に押し出すことが出来る。この場合、第1図に
示すようにシュート(7)の先端に接続された仕分け用
可動シュート(7a)の向きを切り換えて、面取り加工済
みの定寸切断鋼管(3)とは異なる場所へ前記鋼管端切
り部分を送出することが出来る。
上記の、切断作用位置Aでの鋼管(3)の定寸切断、加
工作用位置Bでの定寸切断鋼管(3)に対する面取り加
工、及び送出作用位置Cでの加工済み定寸切断鋼管
(3)の送出は、回転体(1)の停止状態に於いて夫々
同時に並行して行われる。
尚、第21図に示すように、切断設定長さが最小である場
合には、鋼管軸心方向の長さが非常に短い把持片(51
a)〜(51b)が把持手段(13a)〜(13c)のコの字形取
付部材(52)(53)の内側に取り付けられることになる
が、この場合には、仮想線で示すようにストッパープレ
ート(54)や面取り手段(5b)側の面取り用回転体(9
7)は、把持手段(13a)〜(13c)の内部にまで進入す
ることになる。
上記実施例では、加工手段として、被加工物(鋼管
(3))の両端を各別に面取り加工する一対の面取り手
段(5a)(5b)を使用したが、加工手段としては、面取
り手段以外のあらゆる加工手段を利用することが出来
る。
(発明の効果) 以上のように本発明の切断加工装置は、長尺被加工物の
定寸切断、定寸切断された被加工物に対する加工、及び
加工済み被加工物の送出を順次行わせることが出来るも
のであるが、特に本発明の構成によれば、装置全体を小
型に構成して、その設置床面積を小さくすることが出来
ると共に、各作用位置間での被加工物の搬送手段に、長
尺被加工物の定寸切断に際して必要な長尺被加工物の切
り離し部分の把持手段を利用したので、搬送専用の把持
手段を使用しなければならない場合と比較して、装置全
体をシンプルに構成することが出来る。
又、被加工物は最初から最後まで一つの把持手段で連続
して把持させておくのであるから、各作用位置での被加
工物の位置決めを精度良く行わせ得ると共に、切断、加
工、送出の一連のサイクルタイムを短くすることが出来
る。
更に、長尺被加工物の切断、加工、及び送出を同時に並
行して行わせることが出来るので、各手段を効率良く稼
動させて一連の作業を極めて能率良く行わせ得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は装置全体の平面図、第2図は同背面図、第3図
はストッパー、面取り手段、及びこれらを支持する可動
台を示す側面図、第4図は前記可動台の平面図、第5図
は回転体の駆動手段を示す一部縦断側面図、第6図は前
記駆動手段の駆動作用時の状態を示す縦断側面図、第7
図は把持手段とその把持解除手段とを示す縦断正面図、
第8図は把持手段の横断平面図、第9図は第7図の縦断
側面図、第10図は第9図の横断平面図、第11図は回転体
駆動手段と切断手段及び面取り手段を示す正面図、第12
図は鋼管受け止め用ストッパー及び端切り用ストッパー
を示す平面図、第13図は前記鋼管受け止め用ストッパー
のストッパープレート駆動機構を示す側面図、第14図は
第13図の正面図、第15図は切断手段の縦断側面図、第16
図は同切断手段の切断ユニットを示す正面図、第17図は
同切断ユニットの横断底面図、第18図〜第20図は作用説
明図、第21図は把持手段の変形例を説明する横断平面図
である。 (1)……回転体、(2)……鋼管先端受け止め用スト
ッパー、(3)……鋼管(長尺被加工物)、(4)……
切断手段、(5a)(5b)……面取り手段(加工手段)、
(6)……送出手段、(7)……加工済み鋼管送出シュ
ート、(8)……端切り用ストッパー、(9)……回転
体駆動手段、(10)(11)……固定基台、(12)……可
動台、(13a)〜(13c)……把持手段、(34)……固定
アーム、(36)……可動アーム、(39)……把持解除手
段、(40)……カム軸、(48)(49)……把持解除用シ
リンダーユニット、(50a)〜(51b)……把持片、(5
2)(53)……コの字形取付部材、(54)(64)……ス
トッパープレート、(58)(66)……ストッパープレー
ト駆動用シリンダーユニット、(73)……切断ユニッ
ト、(78)……刃物台駆動用シリンダーユニット、(8
4)……刃物台、(86)……切断用刃物、(97)……面
取り用回転体、(101)……送出用押し出しプレート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平軸心の周りで回転する回転体の周囲
    に、切断作用位置、加工作用位置、及び送出作用位置を
    周方向等間隔おきに設定し、前記回転体の周囲には、前
    記各位置に同時に位置し得る少なくとも3つの把持手段
    を周方向等間隔おきに付設すると共に、前記回転体を前
    記把持手段間の1ピッチごと間歇的に回転駆動する駆動
    手段を設け、前記切断作用位置には、軸心方向に送り込
    まれて先端部が当該切断作用位置に位置する把持手段に
    把持された長尺被加工物を、当該把持手段よりも上手側
    で定寸切断する切断手段を配設し、前記加工作用位置に
    は、この加工作用位置に位置する把持手段によって把持
    される定寸切断被加工物を加工する加工手段を配設し、
    更に前記送出作用位置には、当該送出作用位置に位置す
    る把持手段によって把持される加工済み定寸切断被加工
    物を当該把持手段から送出する送出手段を配設して成る
    切断加工装置。
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