JPH0696311A - 紙葉取出装置 - Google Patents
紙葉取出装置Info
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- JPH0696311A JPH0696311A JP4246781A JP24678192A JPH0696311A JP H0696311 A JPH0696311 A JP H0696311A JP 4246781 A JP4246781 A JP 4246781A JP 24678192 A JP24678192 A JP 24678192A JP H0696311 A JPH0696311 A JP H0696311A
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- Japan
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- roller
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 積層された紙幣の如き紙葉を、重送或は紙づ
まり等が発生することなく高速、正確に分離、搬送する
ことができる紙葉取出装置を得ること。 【構成】 多数枚の紙葉を積層し、その積層された紙葉
2を取出しローラ16によって順次分離、搬送するよう
にするとともに、上記取出しローラ16と紙葉との間に
接触及び荷重を与えるバックアップ部材17を設けた紙
葉取出装置において、上記バックアップ部材17による
荷重が取出しローラ16と紙葉との接触点cにおいて取
出しローラの中心方向に向くようにバックアップ部材1
7の案内部20,21を設けた。
まり等が発生することなく高速、正確に分離、搬送する
ことができる紙葉取出装置を得ること。 【構成】 多数枚の紙葉を積層し、その積層された紙葉
2を取出しローラ16によって順次分離、搬送するよう
にするとともに、上記取出しローラ16と紙葉との間に
接触及び荷重を与えるバックアップ部材17を設けた紙
葉取出装置において、上記バックアップ部材17による
荷重が取出しローラ16と紙葉との接触点cにおいて取
出しローラの中心方向に向くようにバックアップ部材1
7の案内部20,21を設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば金融機関などで
利用される自動取引装置(ATM)や現金支払機(C
D)を構成する機器の一部である紙幣取出装置の如き紙
葉取出装置に関する。
利用される自動取引装置(ATM)や現金支払機(C
D)を構成する機器の一部である紙幣取出装置の如き紙
葉取出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の紙幣取出装置の概略構成を
示す断面図であって、機枠1上には多数枚の紙幣2を上
下に積層した状態で収容する紙葉集積部3が設けられて
いる。上記紙幣集積部3の下端前面部には紙幣取出口4
が設けられており、その紙幣取出口4の下方には外周の
一部又は全部に摩擦部材で形成された層5a例えばゴム
層5を設けたローラ5が配設され、そのローラ5の上方
には、2枚目以降の紙幣を1枚目の紙幣から分離するた
め上記ローラ5と逆回転する、外周全部が摩擦部材6a
例えばゴム部材で形成されたローラ6が対設されてい
る。
示す断面図であって、機枠1上には多数枚の紙幣2を上
下に積層した状態で収容する紙葉集積部3が設けられて
いる。上記紙幣集積部3の下端前面部には紙幣取出口4
が設けられており、その紙幣取出口4の下方には外周の
一部又は全部に摩擦部材で形成された層5a例えばゴム
層5を設けたローラ5が配設され、そのローラ5の上方
には、2枚目以降の紙幣を1枚目の紙幣から分離するた
め上記ローラ5と逆回転する、外周全部が摩擦部材6a
例えばゴム部材で形成されたローラ6が対設されてい
る。
【0003】上記一対のローラ5及び6の前方側(図に
おいて左方側)には、上記ローラ5および6から送り出
された紙幣を所定位置に搬送する搬送ベルト7が配設さ
れている。この搬送ベルト7は図示しない駆動モータに
よって回転されるとともに、この搬送ベルト7が巻回さ
れているプーリ8,9の上方にはそれぞれローラ10,
11が対設されている。
おいて左方側)には、上記ローラ5および6から送り出
された紙幣を所定位置に搬送する搬送ベルト7が配設さ
れている。この搬送ベルト7は図示しない駆動モータに
よって回転されるとともに、この搬送ベルト7が巻回さ
れているプーリ8,9の上方にはそれぞれローラ10,
11が対設されている。
【0004】ところで、前記紙幣集積部3の前面壁は紙
幣2の前端縁部を案内する前面ガイド板12を構成して
おり、この前面ガイド板12は、紙幣2が互いに分離し
取出し易いように上部が前方に位置するように垂直面に
対して前方に傾斜されている。また紙幣集積部3の底壁
を構成する下面ガイド板13も水平面に対して前下がり
に傾斜されている。
幣2の前端縁部を案内する前面ガイド板12を構成して
おり、この前面ガイド板12は、紙幣2が互いに分離し
取出し易いように上部が前方に位置するように垂直面に
対して前方に傾斜されている。また紙幣集積部3の底壁
を構成する下面ガイド板13も水平面に対して前下がり
に傾斜されている。
【0005】上記下面ガイド板13には開口15が穿設
されており、この開口15の下方には取出しローラ16
が配設されており、この取出しローラ16の上部開口1
5を経て紙幣集積部3内に一部突出し、その紙幣集積部
3内に収容された紙幣の底面に接触するようにしてあ
る。なお、この取出しローラ16は、外周全部がゴム等
の摩擦部材16aで覆われている。
されており、この開口15の下方には取出しローラ16
が配設されており、この取出しローラ16の上部開口1
5を経て紙幣集積部3内に一部突出し、その紙幣集積部
3内に収容された紙幣の底面に接触するようにしてあ
る。なお、この取出しローラ16は、外周全部がゴム等
の摩擦部材16aで覆われている。
【0006】一方、紙幣集積部3内に積層した状態で収
容された紙幣上には、紙幣の底面がローラ16に十分接
触させるためのバックアップ部材17が載置してある。
容された紙幣上には、紙幣の底面がローラ16に十分接
触させるためのバックアップ部材17が載置してある。
【0007】しかして、ローラ16,5,6及び搬送ベ
ルト7が回転駆動されると、まずローラ16の回転によ
って一番下の紙幣が上記ローラ16の摩擦力によりロー
ラ5及び6間に取出され、さらに上記ローラ5によって
搬送ベルト7へ送出される。なお、この場合ローラ6は
ローラ5と反対方向に回転し、2枚目以降の紙幣を1枚
目の紙幣(一番下方の紙幣)と分離する。
ルト7が回転駆動されると、まずローラ16の回転によ
って一番下の紙幣が上記ローラ16の摩擦力によりロー
ラ5及び6間に取出され、さらに上記ローラ5によって
搬送ベルト7へ送出される。なお、この場合ローラ6は
ローラ5と反対方向に回転し、2枚目以降の紙幣を1枚
目の紙幣(一番下方の紙幣)と分離する。
【0008】搬送ベルト7まで到達した紙幣は順次ロー
ラ10,11によって搬送ベルト7に押し付けられ、そ
の搬送ベルト7によって次の処理部分へと搬送される。
ラ10,11によって搬送ベルト7に押し付けられ、そ
の搬送ベルト7によって次の処理部分へと搬送される。
【0009】ところで、紙幣集積部3の前面ガイド板1
2には、図8に示すように、例えば上下方向のスリット
18を設け、そのスリット18上にバックアップ部材1
7に突設した腕17aを係合し、そのスリット18によ
ってバックアップ部材17の案内が行なわれるようにし
てある。またスリット18の代りに案内レールを設け、
その案内レールに沿ってバックアップ部材17の上下方
向の移動が行なわれるようにするとともに、その案内レ
ールに引っ張りバネを設けて、その引っ張りバネによっ
てバックアップ部材を紙幣に押し当てることも行なわれ
ている。
2には、図8に示すように、例えば上下方向のスリット
18を設け、そのスリット18上にバックアップ部材1
7に突設した腕17aを係合し、そのスリット18によ
ってバックアップ部材17の案内が行なわれるようにし
てある。またスリット18の代りに案内レールを設け、
その案内レールに沿ってバックアップ部材17の上下方
向の移動が行なわれるようにするとともに、その案内レ
ールに引っ張りバネを設けて、その引っ張りバネによっ
てバックアップ部材を紙幣に押し当てることも行なわれ
ている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】紙幣取出部では紙幣を
如何に高速にかつ正確に1枚ずつ分離、搬送できるかが
ポイントであり、ローラが紙幣に加える力を一定にして
滑り等を生じないことが必要である。それにはバックア
ップ部材17のかけ方にも左右され、バックアップ部材
17で紙幣と取出しローラ16との接触をうまく保つ必
要がある。
如何に高速にかつ正確に1枚ずつ分離、搬送できるかが
ポイントであり、ローラが紙幣に加える力を一定にして
滑り等を生じないことが必要である。それにはバックア
ップ部材17のかけ方にも左右され、バックアップ部材
17で紙幣と取出しローラ16との接触をうまく保つ必
要がある。
【0011】ところが、上述の如き従来の装置において
はバックアップ部材の移動方向が単に上下方向に規定し
てあるだけであるので、紙幣の枚数に応じてバックアッ
プ部材による荷重の加わる力点位置が変化する等の問題
がある。
はバックアップ部材の移動方向が単に上下方向に規定し
てあるだけであるので、紙幣の枚数に応じてバックアッ
プ部材による荷重の加わる力点位置が変化する等の問題
がある。
【0012】すなわち、図7に示すように、紙幣枚数が
多い状態の時のバックアップ部材17の重心を点A1と
すると、紙幣の最下部では点B1に荷重がかかり、紙幣
枚数が少ない状態の時のバックアップ部材17の重心を
点A2 とすると最下部では点B2 に荷重がかかることに
なる。このような場合、バックアップ部材10は下面ガ
イド板14と紙幣との間に力を加えてしまい、前方で摺
動部が発生し取出しローラ16と紙幣との間の摩擦力に
よる搬送がしにくくなり、重送或は紙づまりの原因にな
る等の問題がある。また荷重の加わる方向が一定でない
と集積された紙幣の姿勢が変動してしまうこともある。
多い状態の時のバックアップ部材17の重心を点A1と
すると、紙幣の最下部では点B1に荷重がかかり、紙幣
枚数が少ない状態の時のバックアップ部材17の重心を
点A2 とすると最下部では点B2 に荷重がかかることに
なる。このような場合、バックアップ部材10は下面ガ
イド板14と紙幣との間に力を加えてしまい、前方で摺
動部が発生し取出しローラ16と紙幣との間の摩擦力に
よる搬送がしにくくなり、重送或は紙づまりの原因にな
る等の問題がある。また荷重の加わる方向が一定でない
と集積された紙幣の姿勢が変動してしまうこともある。
【0013】本発明はこのような点に鑑み、積層された
紙幣の如き紙葉を高速・正確に分離・搬送することがで
きる紙葉取出装置を得ることを目的とする。
紙幣の如き紙葉を高速・正確に分離・搬送することがで
きる紙葉取出装置を得ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、多数枚の紙葉
を積層し、その積層された紙葉を取出しローラによって
順次分離・搬送するとともに、上記取出しローラと紙葉
との間に接触及び荷重を与えるバックアップ部材を設け
た紙葉取出装置において、上記バックアップ部材による
荷重が、上記取出しローラと上記紙葉との接触点におい
て取出しローラの中心方向に向くように上記バックアッ
プ部材を案内する案内部を設けたことを特徴とする。
を積層し、その積層された紙葉を取出しローラによって
順次分離・搬送するとともに、上記取出しローラと紙葉
との間に接触及び荷重を与えるバックアップ部材を設け
た紙葉取出装置において、上記バックアップ部材による
荷重が、上記取出しローラと上記紙葉との接触点におい
て取出しローラの中心方向に向くように上記バックアッ
プ部材を案内する案内部を設けたことを特徴とする。
【0015】また、上述のように構成された紙葉取出装
置において、さらに積層された紙葉の重心が常に上記取
出しローラと紙葉の接触点より紙葉の取出口側になるよ
うに上記取出しローラの位置及び上記積層された紙葉を
保持するガイト板の取付角度を設定したことを特徴とす
る。
置において、さらに積層された紙葉の重心が常に上記取
出しローラと紙葉の接触点より紙葉の取出口側になるよ
うに上記取出しローラの位置及び上記積層された紙葉を
保持するガイト板の取付角度を設定したことを特徴とす
る。
【0016】
【作用】取出しローラの回転により積層された紙葉を取
出す場合、バックアップ部材による荷重が所定方向を向
くように規制されるため、取出しローラに加わる力の方
向が一定となり、積層された紙葉の姿勢が変動すること
が少なくなり、取出しローラと紙葉の接触点で効率よく
摩擦力を与えることができる。
出す場合、バックアップ部材による荷重が所定方向を向
くように規制されるため、取出しローラに加わる力の方
向が一定となり、積層された紙葉の姿勢が変動すること
が少なくなり、取出しローラと紙葉の接触点で効率よく
摩擦力を与えることができる。
【0017】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例に
ついて説明する。なお、図中図7と同一部分については
同一符号を付しその詳細な説明は省略する。
ついて説明する。なお、図中図7と同一部分については
同一符号を付しその詳細な説明は省略する。
【0018】図1において、紙幣集積部3内には多数枚
の紙幣を上下方向に積層した状態で収容するようにして
あり、その紙幣の前端縁を案内する前面ガイド板12は
下面ガイド板14とのなす角度が90度以下であり、且
つ積層された紙幣が分離し易く取出し易いように下面ガ
イド板14がやや前下りに傾いており、しかも前面ガイ
ド板12は垂直面に対して少し前のめりに傾斜されてい
る。
の紙幣を上下方向に積層した状態で収容するようにして
あり、その紙幣の前端縁を案内する前面ガイド板12は
下面ガイド板14とのなす角度が90度以下であり、且
つ積層された紙幣が分離し易く取出し易いように下面ガ
イド板14がやや前下りに傾いており、しかも前面ガイ
ド板12は垂直面に対して少し前のめりに傾斜されてい
る。
【0019】一方、紙幣集積部3の左右両側壁部(前面
ガイド板12に直交する側壁部)には、取出しローラ1
6と紙幣との接触点において取出しローラの中心方向を
向く軸線と平行なスリット状のガイド20が形成されて
おり、バックアップ部材17から左右に突設された腕1
7aがそれぞれ対応するガイド20に係合されることに
より、バックアップ部材17の案内部が構成されてい
る。
ガイド板12に直交する側壁部)には、取出しローラ1
6と紙幣との接触点において取出しローラの中心方向を
向く軸線と平行なスリット状のガイド20が形成されて
おり、バックアップ部材17から左右に突設された腕1
7aがそれぞれ対応するガイド20に係合されることに
より、バックアップ部材17の案内部が構成されてい
る。
【0020】また、図2は本発明の他の実施例を示す図
であり、紙幣集積部3の左右両側壁部に、取出しローラ
16と紙幣との接触点において取出しローラの中心方向
を向く軸線と平行に延びるレール21が設けられてお
り、そのレール21に、バックアップ部材17の左右に
設けられたローラ22が係合されることにより、バック
アップ部材17の案内部が構成されている。
であり、紙幣集積部3の左右両側壁部に、取出しローラ
16と紙幣との接触点において取出しローラの中心方向
を向く軸線と平行に延びるレール21が設けられてお
り、そのレール21に、バックアップ部材17の左右に
設けられたローラ22が係合されることにより、バック
アップ部材17の案内部が構成されている。
【0021】しかして、両実施例とも、図3に示すよう
に、バックアップ部材17の重量Fの上記ガイド20或
はレール21に沿う方向の分力fのみが取出しロール1
6に加わり、この力が加わる方向は、バックアップ部材
17が紙幣2の減少に応じて上記ガイド20又はレール
21に沿って降下するので、常に一定となる。したがっ
て、紙幣2の多少にかかわらず取出しロールと紙幣の接
触点で効率よく摩擦力が与えられる。
に、バックアップ部材17の重量Fの上記ガイド20或
はレール21に沿う方向の分力fのみが取出しロール1
6に加わり、この力が加わる方向は、バックアップ部材
17が紙幣2の減少に応じて上記ガイド20又はレール
21に沿って降下するので、常に一定となる。したがっ
て、紙幣2の多少にかかわらず取出しロールと紙幣の接
触点で効率よく摩擦力が与えられる。
【0022】また、バックアップ部材17の腕17a或
はローラ22部にバネなどを連結し、バックアップ部材
17の荷重を制御してもよく、ガイド20又はレール2
1は前面ガイド板12側に形成してもよい。なお、ガイ
ド20又はレール21と腕17a等との間はできるだけ
摩擦が小さい方が良く、例えば材料としては、ガイド2
0又はレール21或は腕17a等をポリテトラフルオロ
エチレン(PTFE)や高剛性プラスチック等で製作す
るとよい。
はローラ22部にバネなどを連結し、バックアップ部材
17の荷重を制御してもよく、ガイド20又はレール2
1は前面ガイド板12側に形成してもよい。なお、ガイ
ド20又はレール21と腕17a等との間はできるだけ
摩擦が小さい方が良く、例えば材料としては、ガイド2
0又はレール21或は腕17a等をポリテトラフルオロ
エチレン(PTFE)や高剛性プラスチック等で製作す
るとよい。
【0023】一方、取出しローラ16の位置は積層され
た紙幣の重心が常に取出しローラ16と紙幣2の接触点
Cよりも前側になるように、取出しローラ16の位置及
び前面ガイド板12或いは下面ガイド板14の取付角度
が設定されている。しかして、特に上下方向に積層され
た紙幣の姿勢が取出し口側に向きその変動がなく、紙幣
の紙づまり等の発生が防止される。
た紙幣の重心が常に取出しローラ16と紙幣2の接触点
Cよりも前側になるように、取出しローラ16の位置及
び前面ガイド板12或いは下面ガイド板14の取付角度
が設定されている。しかして、特に上下方向に積層され
た紙幣の姿勢が取出し口側に向きその変動がなく、紙幣
の紙づまり等の発生が防止される。
【0024】取出しローラ16はゴムローラの摩擦力で
ローラ5及びローラ6のところへ紙幣2を搬送するが、
この取出しローラ16はそのゴムローラの形状、硬度、
材質などにより取出し速度等が大きく左右される。一般
に、ゴムローラの摩擦係数が大きい方が紙幣を高速に取
出すことができる。実験によりローラ16にかかる荷重
が大きくなると摩擦係数が小さくなることが判明した。
ローラ5及びローラ6のところへ紙幣2を搬送するが、
この取出しローラ16はそのゴムローラの形状、硬度、
材質などにより取出し速度等が大きく左右される。一般
に、ゴムローラの摩擦係数が大きい方が紙幣を高速に取
出すことができる。実験によりローラ16にかかる荷重
が大きくなると摩擦係数が小さくなることが判明した。
【0025】また、紙粉がローラに付着して摩擦係数が
低減することが経験的に知られている。したがって、取
出しローラとしては摩擦係数が大きくかつ紙粉対策が施
されているものがよい。図4は従来の取出しローラの外
観を示す図であり、紙粉対策としてローラの形状を櫛歯
形状にしてある。しかし、この櫛歯形状にした場合、歯
部分がゴム層としてある関係上、ローラの剛性が低くな
りローラがつぶれて摩擦係数が小さくなり紙幣を高速に
移送することが困難になる。
低減することが経験的に知られている。したがって、取
出しローラとしては摩擦係数が大きくかつ紙粉対策が施
されているものがよい。図4は従来の取出しローラの外
観を示す図であり、紙粉対策としてローラの形状を櫛歯
形状にしてある。しかし、この櫛歯形状にした場合、歯
部分がゴム層としてある関係上、ローラの剛性が低くな
りローラがつぶれて摩擦係数が小さくなり紙幣を高速に
移送することが困難になる。
【0026】図5は、剛性が高く紙粉対策が施されたロ
ーラ16の一実施例を示す図であり、櫛歯の凸部31が
凹部32より周方向幅が広くしてある。また櫛歯の凹部
が紙幣の真下にくるような場合には、紙幣と接触してい
る部分が少なくなり、紙幣が移動する量を予想しにくい
等の欠点がある。そこでその対策として、例えば図6
(a)に示すように櫛歯ローラを2組以上隣接して配設
し、凹部32と凸部31の周期をずらして、紙幣との接
点において常に取出しローラの凸部31が接するようし
ている。また、同図(b)に示すように、常に取出しロ
ーラの凸部が紙幣と接触しているよう凹部32、凸部3
1を斜めに形成したり、同図(c)、(d)に示すよう
に、ローラに形成する凹凸を高剛性、高摩擦係数を有す
る形状としてもよい。さらに同図(e)はローラに凹
部、凸部を形成する代りに、太鼓形状のローラを2組以
上隣接して設けて紙粉対策を施し、かつ剛性が高いよう
にしたものである。しかして、この場合溝や凹凸を形成
する必要がないので、コストが低く製作できる。さらに
同図(f)は金属に微小な突起を無数形成することによ
り摩擦力を有するようにしたものである。このローラは
実験の結果従来のゴムローラの7〜8割の摩擦係数を有
しているが、荷重により変形しないこと、ゴムローラに
比べて経時変化による摩擦係数の低下が少ないこと、及
びゴムローラより摩擦が少なく寿命が長い等の利点があ
る。
ーラ16の一実施例を示す図であり、櫛歯の凸部31が
凹部32より周方向幅が広くしてある。また櫛歯の凹部
が紙幣の真下にくるような場合には、紙幣と接触してい
る部分が少なくなり、紙幣が移動する量を予想しにくい
等の欠点がある。そこでその対策として、例えば図6
(a)に示すように櫛歯ローラを2組以上隣接して配設
し、凹部32と凸部31の周期をずらして、紙幣との接
点において常に取出しローラの凸部31が接するようし
ている。また、同図(b)に示すように、常に取出しロ
ーラの凸部が紙幣と接触しているよう凹部32、凸部3
1を斜めに形成したり、同図(c)、(d)に示すよう
に、ローラに形成する凹凸を高剛性、高摩擦係数を有す
る形状としてもよい。さらに同図(e)はローラに凹
部、凸部を形成する代りに、太鼓形状のローラを2組以
上隣接して設けて紙粉対策を施し、かつ剛性が高いよう
にしたものである。しかして、この場合溝や凹凸を形成
する必要がないので、コストが低く製作できる。さらに
同図(f)は金属に微小な突起を無数形成することによ
り摩擦力を有するようにしたものである。このローラは
実験の結果従来のゴムローラの7〜8割の摩擦係数を有
しているが、荷重により変形しないこと、ゴムローラに
比べて経時変化による摩擦係数の低下が少ないこと、及
びゴムローラより摩擦が少なく寿命が長い等の利点があ
る。
【0027】なお、上記実施例は、紙幣を上下方向に積
層した状態からその最下部の紙幣を順次取出するように
したものを示したが、紙幣を横方向(水平方向)に積層
した状態からその最前部の紙幣を順次取出すようにした
ものにも適用することができる。
層した状態からその最下部の紙幣を順次取出するように
したものを示したが、紙幣を横方向(水平方向)に積層
した状態からその最前部の紙幣を順次取出すようにした
ものにも適用することができる。
【0028】また、上記実施例では紙幣取出装置として
説明したが、紙幣に限らず普通紙や明細書など積層され
た状態の紙葉から各紙葉を順次分離、搬送する装置にも
適用できる。
説明したが、紙幣に限らず普通紙や明細書など積層され
た状態の紙葉から各紙葉を順次分離、搬送する装置にも
適用できる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、バックアップ部材による荷重が取出しローラと紙葉
との接触点において取出しローラの中心方向に向くよう
にバックアップ部材の案内部を設けたので、取出しロー
ラと紙葉との間に効率よく安定した摩擦力を与えること
ができ、紙葉の姿勢変動や重送や紙づまりの発生を防止
でき、安定して紙葉を高速、正確に取出し搬送すること
ができる。
は、バックアップ部材による荷重が取出しローラと紙葉
との接触点において取出しローラの中心方向に向くよう
にバックアップ部材の案内部を設けたので、取出しロー
ラと紙葉との間に効率よく安定した摩擦力を与えること
ができ、紙葉の姿勢変動や重送や紙づまりの発生を防止
でき、安定して紙葉を高速、正確に取出し搬送すること
ができる。
【図1】本発明の紙葉取出装置の一実施例を示す断面
図。
図。
【図2】本発明の他の実施例を示す断面図。
【図3】本発明の作動説明図。
【図4】従来の取出しローラの外観を示す図。
【図5】本発明に使用する取出しローラの一実施例を示
す斜視図。
す斜視図。
【図6】(a)〜(f)はそれぞれ取出しローラの実施
例を示す図。
例を示す図。
【図7】従来の紙幣取出装置の一実施例を示す断面図。
【図8】従来の紙幣取出装置の集積部の正面図。
2 紙幣 3 紙幣集積部 4 紙幣取出口 5,6,10,11 ローラ 12 前面ガイド板 15 下面ガイド板 16 取出しローラ 17 バックアップ部材 17a 腕 20 ガイド 21 レール
Claims (2)
- 【請求項1】多数枚の紙葉を積層し、その積層された紙
葉を取出しローラによって順次分離・搬送するととも
に、上記取出しローラと紙葉との間に接触及び荷重を与
えるバックアップ部材を設けた紙葉取出装置において、
上記バックアップ部材による荷重が、上記取出しローラ
と上記紙葉との接触点において上記取出しローラの中心
方向に向くように上記バックアップ部材を案内する案内
部を設けたことを特徴とする紙葉取出装置。 - 【請求項2】積層された紙葉の重心が上記取出しローラ
と紙葉の接触点より紙葉の取出口側になるように上記取
出しローラの位置及び上記積層された紙葉を保持するガ
イド板の取付角度を設定したことを特徴とする、請求項
1記載の紙葉取出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4246781A JPH0696311A (ja) | 1992-09-16 | 1992-09-16 | 紙葉取出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4246781A JPH0696311A (ja) | 1992-09-16 | 1992-09-16 | 紙葉取出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0696311A true JPH0696311A (ja) | 1994-04-08 |
Family
ID=17153572
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4246781A Pending JPH0696311A (ja) | 1992-09-16 | 1992-09-16 | 紙葉取出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0696311A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101536322B1 (ko) * | 2014-04-16 | 2015-07-13 | 김선호 | 지폐 투입 장치 |
-
1992
- 1992-09-16 JP JP4246781A patent/JPH0696311A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101536322B1 (ko) * | 2014-04-16 | 2015-07-13 | 김선호 | 지폐 투입 장치 |
| WO2015160123A1 (ko) * | 2014-04-16 | 2015-10-22 | 김선호 | 지폐 투입 장치 |
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