JPH0696655A - 回路遮断器 - Google Patents

回路遮断器

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JPH0696655A
JPH0696655A JP5102067A JP10206793A JPH0696655A JP H0696655 A JPH0696655 A JP H0696655A JP 5102067 A JP5102067 A JP 5102067A JP 10206793 A JP10206793 A JP 10206793A JP H0696655 A JPH0696655 A JP H0696655A
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Hatsuo Mizuno
初男 水野
Takeshi Inoue
健 井上
Hideo Hisamoto
秀夫 久本
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 配線作業が容易で且つ負荷側の絶縁試験が容
易に行える回路遮断器の提供。 【構成】 電路の電源側線6 に接続される入出力端子8,
9 をハウジング1 の両端に装着し、さらにこの入出力端
子間に介在する電源側接点60及び開閉操作に応動して電
源側接点を開閉させハウジングの上面より操作部82を突
出させた操作ハンドル52を有し電源側線に流れる電流の
異常に応答して電源側接点を強制開極する遮断機構24を
ハウジングに収納した回路遮断器において、前記ハウジ
ングに外部操作可能な前記操作ハンドルとは独立したニ
ュートラルハンドル214 と、ニュートラルハンドルに応
動して開閉されるニュートラル接点218 とを収納し、該
ニュートラル接点が電路の接地側線7 に介挿される構造
とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回路遮断器に関し、特
に電源側線の接続と接地側線の接続とを異なるハンドル
で開閉可能とした回路遮断器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の回路遮断器を収納した分
電盤としては、図48に示すものが存在する。
【0003】すなわち、分電盤225 の中央上部に主幹ブ
レーカ234 を配設し、この主幹ブレーカ234 の負荷側に
接続された主幹バー235 ,236 を垂下するとともに、複
数の分岐ブレーカ237 を主幹バー235 ,236 の両側に配
設し、主幹バー235 ,236 の電源側に分岐バー238 を介
して分岐ブレーカ237 の電源側線6 の入力端子8 に接続
している。また、分電盤225 の下部にニュートラルスイ
ッチ239 を配設し、主幹バー235 ,236 の接地側線7 に
接続している。この分電盤225 から負荷240 に電源供給
する場合には、分岐ブレーカ237 の出力端子241 から電
源側線6 を負荷240 に導出させるとともにニュートラル
スイッチ239 から接地側線7 を負荷240へ導出して行わ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の分電盤
にあっては、負荷へ導出する電源側線は、分岐ブレーカ
の出力端子から、また接地側線は分岐ブレーカから離れ
た位置に設けられたニュートラルスイッチから導出され
るため、負荷側に導出する電源側線及び接地側線の一対
の電線は、それぞれ長さを変え且つ分電盤内を引き回し
て接続する必要があり、配線作業性が悪くなっていた。
また、負荷側の一対の電線間の絶縁試験を行う場合に、
当該一対の電線に接続された分岐ブレーカは勿論、ニュ
ートラルスイッチも開極させる必要があるが、分岐ブレ
ーカとニュートラルスイッチは離れた位置に装備されて
いるために、相互の対応が明確でないため、検査に手間
取ることがあった。
【0005】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、請求項1記載の発明の目的とするところは、配線作
業が容易で且つ負荷側の絶縁試験が容易に行える回路遮
断器を提供することにある。
【0006】請求項2記載の発明の目的とするところ
は、請求項1記載の目的に加えてニュートラルハンドル
を不用意に開閉操作させない回路遮断器を提供すること
にある。
【0007】請求項3記載の発明の目的とするところ
は、請求項1又は請求項2記載の目的に加えて開閉操作
の間違いを少なくした回路遮断器を提供することにあ
る。
【0008】請求項4記載の発明の目的とするところ
は、請求項1乃至請求項3記載の発明の目的に加えて接
地側線と負荷側との配線が容易な回路遮断器を提供する
ことにある。
【0009】請求項5記載の発明の目的とするところ
は、請求項4記載の発明の目的に加えて感電しにくい回
路遮断器を提供することにある。
【0010】請求項6記載の発明の目的とするところ
は、請求項4又は請求項5記載の発明の目的に加えてニ
ュートラルハンドルをコンパクトに収納できる回路遮断
器を提供することにある。
【0011】請求項7記載の発明の目的とするところ
は、請求項6記載の発明の目的に加えてニュートラルハ
ンドルを操作し易い回路遮断器を提供することにある。
【0012】請求項8記載の発明の目的とするところ
は、請求項6又は請求項7記載の発明の目的に加えて更
に感電しにくい回路遮断器を提供することにある。
【0013】請求項9記載の発明の目的とするところ
は、請求項4乃至請求項8記載の発明の目的に加えてニ
ュートラル接点をコンパクトに収納できる回路遮断器を
提供することにある。
【0014】請求項10記載の発明の目的とするところ
は、請求項9記載の発明の目的に加えてニュートラル接
点をスムースに開閉できる回路遮断器を提供することに
ある。
【0015】請求項11記載の発明の目的とするところ
は、請求項10記載の発明の目的に加えてニュートラル
可動板を開極し易い回路遮断器を提供することにある。
【0016】請求項12記載の発明の目的とするところ
は、請求項10又は請求項11記載の発明の目的に加え
て安定した接触信頼性を確保できる回路遮断器を提供す
ることにある。
【0017】請求項13記載の発明の目的とするところ
は、請求項1乃至請求項12記載の発明の目的に加えて
漏洩電流を検出できる回路遮断器を提供することにあ
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の回路遮断
器は、電路の電源側線に接続される入出力端子をハウジ
ングの両端に装着し、さらにこの入出力端子間に介在す
る電源側接点及び開閉操作に応動して電源側接点を開閉
させハウジングの上面より操作部を突出させた操作ハン
ドルを有し電源側線に流れる電流の異常に応答して電源
側接点を強制開極する遮断機構をハウジングに収納した
回路遮断器において、前記ハウジングに外部操作可能な
前記操作ハンドルとは独立したニュートラルハンドル
と、ニュートラルハンドルに応動して開閉されるニュー
トラル接点とを収納し、該ニュートラル接点が電路の接
地側線に介挿される構成としてある。
【0019】請求項2記載の回路遮断器は、請求項1の
ものの分電盤の中蓋に形成された窓孔に挿通されるハン
ドル突部をハウジングの上面に設け、このハンドル突部
から操作ハンドルの操作部を突出させるとともに、ニュ
ートラルハンドルをハンドル突部以外の所定位置に設け
た構成としてある。
【0020】請求項3記載の回路遮断器は、請求項1又
は請求項2のもののハウジングの一端及び他端側に揺動
する操作ハンドルと同方向に揺動して操作ハンドルと同
じ側で開極・閉極するニュートラルハンドルを装備した
構成としてある。
【0021】請求項4記載の回路遮断器は、請求項1乃
至請求項3のものの電源側線の出力端子近傍に接地側線
の出力端子を装備した構成としてある。
【0022】請求項5記載の回路遮断器は、請求項4の
ものの電源側線の出力端子を下段とし、接地側線の出力
端子を上段として配設した構成としてある。
【0023】請求項6記載の回路遮断器は、請求項4又
は請求項5のものの電源側線及び接地側線の出力端子の
両側に外壁を設けてニュートラルハンドルを電源側線及
び接地側線の出力端子と外壁との間に位置させ、前記ニ
ュートラルハンドルと電源側線及び接地側線の出力端子
との間に内壁を設けた構成としてある。
【0024】請求項7記載の回路遮断器は、請求項6の
ものの内壁を外壁より低くし、この内壁の上方端面にニ
ュートラルハンドルの操作部を延出させた構成としてあ
る。
【0025】請求項8記載の回路遮断器は、請求項6又
は請求項7のもののニュートラルハンドルは、その操作
部のオン位置及びオフ位置を分電盤の中蓋に対して略同
一間隔、かつ中蓋近傍に配設された構成としてある。
【0026】請求項9記載の回路遮断器は、請求項4乃
至請求項8のものの接地側線の出力端子に設けられるも
のであって、内壁から外壁に向かって固定側接触部を延
出し、この固定側接触部に対向するニュートラル接点の
ニュートラル可動板を接続導体の挿入方向に電源側線及
び接地側線の出力端子と外壁との間に収納し、固定側接
触部に開離又は接触する方向にばね付勢してニュートラ
ルハンドルにより開閉させた構成としてある。
【0027】請求項10記載の回路遮断器は、請求項9
のもののニュートラル可動板を固定側接触部に対向する
側が開離する方向にばね付勢するとともに、ニュートラ
ル可動板のばね付勢を受けるハウジングの当接部を傾斜
状とした構成としてある。
【0028】請求項11記載の回路遮断器は、請求項1
0のものの付勢ばねのニュートラル可動板に当接する先
端に、固定側接触部に向かって延出した受座を形成した
構成としてある。
【0029】請求項12記載の回路遮断器は、請求項1
0又は請求項11のものの付勢ばねの先端から延びる位
置決め突出片を形成し、この位置決め突出片をニュート
ラル可動板に挿通するとともにハウジングの当接部に挿
入してニュートラル可動板の位置を決定した構成として
ある。
【0030】請求項13記載の回路遮断器は、請求項1
乃至請求項12のものの電源側線及び接地側線の電路を
挿通する零相変流器を収納し、この零相変流器の出力に
応動して電源側接点を遮断及び/又は漏電の表示を行う
構成としてある。
【0031】
【作用】請求項1記載の構成によれば、ハウジングに操
作ハンドルとは独立したニュートラルハンドルと、ニュ
ートラルハンドルに応動して開閉されるニュートラル接
点とを収容し、ニュートラル接点を電路の接地側線に介
挿させたので、接地側線と負荷側との配線が分電盤内を
引き回すことなくできる。
【0032】請求項2記載の構成によれば、請求項1に
おいて、分電盤の中蓋に形成された窓孔に挿通されるハ
ンドル突部をハウジングの上面に設け、このハンドル突
部から操作ハンドルの操作部を突出させるとともに、ニ
ュートラルハンドルをハンドル突部以外の所定位置に設
けたので、請求項1の作用に加え、分電盤の中蓋を閉じ
ると、ニュートラルハンドルは隠蔽される。
【0033】請求項3記載の構成によれば、請求項1又
は請求項2において、操作ハンドルと同方向に揺動して
操作ハンドルと同じ側で開極・閉極するニュートラルハ
ンドルを装備したので、請求項1又は請求項2の作用に
加え、開閉状態を分かり易く表示できる。
【0034】請求項4記載の構成によれば、請求項1乃
至請求項3において、電源側線の出力端子近傍に接地側
線の出力端子を装備したので、請求項1乃至請求項3の
作用に加え、負荷側に導出する電源側線及び接地側線の
電線をほぼ同一の長さで配線することができる。
【0035】請求項5記載の構成によれば、請求項4に
おいて、電源側線の出力端子を下段とし、接地側線の出
力端子を上段として配設したので、請求項4の作用に加
え、電源側の出力端子とは接触しにくい。
【0036】請求項6記載の構成によれば、請求項4又
は請求項5において、電源側線及び接地側線の出力端子
の両側に外壁を設けてニュートラルハンドルを電源側線
及び接地側線の出力端子と外壁との間に位置させ、ニュ
ートラルハンドルと電源側線及び接地側線の出力端子と
の間に内壁を設けたので、請求項4又は請求項5の作用
に加え、電源側線及び接地側線の出力端子近傍でニュー
トラルハンドルを操作できる。
【0037】請求項7記載の構成によれば、請求項6に
おいて、内壁を外壁より低くし、この内壁の上方端面に
ニュートラルハンドルの操作部を延出させたので、請求
項6の作用に加え、ニュートラルハンドルの操作部を広
くとることができる。
【0038】請求項8記載の構成によれば、請求項6又
は請求項7において、ニュートラルハンドルは、その操
作部のオン位置及びオフ位置を分電盤の中蓋に対して略
同一間隔、かつ中蓋近傍に配設されたので、請求項6又
は請求項7の作用に加え、ニュートラルハンドルを開閉
操作するときに、電源側線及び接地側線の出力端子とは
接触しにくい。
【0039】請求項9記載の構成によれば、請求項4乃
至請求項8において、接地側線の出力端子に設けられる
ものであって、内壁から外壁に向かって固定側接触部を
延出し、この固定側接触部に対向するニュートラル接点
のニュートラル可動板を接続導体の挿入方向に電源側線
及び接地側線の出力端子と外壁との間に収納し、固定側
接触部に開離又は接触する方向にばね付勢してニュート
ラルハンドルにより開閉させたので、請求項4乃至請求
項7の作用に加え、狭いスペース内にニュートラル接点
を収納できる。
【0040】請求項10記載の構成によれば、請求項9
において、ニュートラル可動板を固定側接触部に対向す
る側が開離する方向にばね付勢するとともに、ニュート
ラル可動板のばね付勢を受けるハウジングの当接部を傾
斜状としたので、請求項9の作用に加え、ニュートラル
接点間の開極距離をとることができる。
【0041】請求項11記載の構成によれば、請求項1
0において、付勢ばねのニュートラル可動板に当接する
先端に、固定側接触部に向かって延出した受座を形成し
たので、請求項10の作用に加え、ニュートラル可動板
のばね付勢力を一層強くすることができる。
【0042】請求項12記載の構成によれば、請求項1
0又は請求項11において、付勢ばねの先端から延びる
位置決め突出片を形成し、この位置決め突出片をニュー
トラル可動板に挿通するとともにハウジングの当接部に
挿入してニュートラル可動板の位置を決定したので、請
求項10又は請求項11の作用に加え、ニュートラル可
動板が固定側接触部に当接する位置を同位置とすること
ができる。
【0043】請求項13記載の構成によれば、請求項1
乃至請求項12において、電源側線及び接地側線の電路
を挿通する零相変流器を収納し、この零相変流器の出力
に応動して電源側接点を遮断及び/又は漏電の表示を行
うので、請求項1乃至請求項12の作用に加え、漏洩電
流を検出することができる。
【0044】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図1乃至図39
に基づいて説明する。なお、本来ならば図2乃至図4を
図1に、図11乃至図16を図10に、図18乃至図2
4を図17に、図26乃至図28を図25に、図30乃
至図32を図29に、図35乃至図37を図34にそれ
ぞれまとめるべきであるが、紙面の関係上やむを得ず部
分に分けて示すこととした。
【0045】すなわち、この回路遮断器のハウジング1
は、合成樹脂等の絶縁材料で形成され、一端に電路の電
源側線6 の入力端子8 、他端の下段に電路の電源側線6
の出力端子9 、他端の上段に電路の接地側線7 の出力端
子10を装備し、上面外部の中央に後述する分電盤225 の
中蓋228 に形成された窓孔230 に挿通される長方形状の
ハンドル突部11を装備するとともに、上面外部の一方側
に外壁13と後述する内壁40との間に挟まれ後述するニュ
ートラルハンドル214 を操作するための長方形状をなし
たニュートラルハンドル用窓孔12を設けている。ハンド
ル突部11には、図1において、左側に後述する操作ハン
ドル52が装着される長方形状の操作ハンドル用窓孔14
と、中央及び右側に上部を大径にするとともに下部を小
径の貫通孔とした2つの操作孔15,16とが設けられ、こ
のハンドル突部11から操作ハンドル52の操作部82を突出
させている。また、両端には、後述する分電盤225 に取
り付けるための取付凹部17,18を有するとともに、後述
するニュートラル電線216 が挿通される貫通孔19,20を
設けている。なお、ニュートラル電線216 は電源側線6
の入力端子8 側の貫通孔19から突出してもよい。また、
電路の接地側線の出力端子を省いて、直接負荷に接続す
るものでもよい。
【0046】このハウジング1 は、側面に開口を有して
部品を横嵌め式とした器体2 と、アークを隔離するアー
ク隔離体3 と、端子隔離体4 と、器体2 の開口を塞ぐカ
バー5 とから構成され、器体2 と端子隔離体4 とカバー
5 とに形成されたかしめ孔21に4本のかしめ鋲22により
一体的に固定される。
【0047】器体2 の内部は、ほぼ中央を仕切壁23によ
り電路を遮断する遮断機構24とアークを分断・冷却する
消弧装置25とが配設された第1区画23A と、漏洩電流を
検出する漏電検出装置26とテスト釦27とが配設された第
2区画23B とに分割される。第1区画23A には、電源側
線6 の入力端子8 を装着するための凹状の端子溝29と、
この端子溝29の下方に消弧装置25内で発生するガスを排
気するための排気口30とを形成している。また、この端
子溝29の奥側には電源側線6 の入力端子8 と後述するバ
イメタル93とを仕切る絶縁板31が配設される。
【0048】第2区画23B には、電源側線6 の出力端子
9 を装着するための凹状の端子溝32と、端子溝32の上方
奥側に後述するニュートラル装置212 が装着される支持
部33とを備えている。支持部33は、後述するニュートラ
ル可動板213 が後述する端子板202 の固定側接触部208
に接触する場所となる接触面33a と、この接触面33aの
一端に設けられるものであって、後述する付勢ばね215
が装着される装着凹所33b とを設けている。この支持部
33の上方となる器体2 内部には、ニュートラルハンドル
214 を開いたときにニュートラル可動板213 が当接する
傾斜状の当接部34を有するとともに、この当接部34の一
端に設けられるものであって、後述する付勢ばね215 の
位置決め突出片223 が挿入される挿入凹所34a を有して
いる。また、この第2区画23B には、上面内部に後述す
る漏電検出用基板133 が装着される切溝35を、下面内部
に後述する零相変流器129 が装着される凹所36を形成し
ている。さらに、仕切壁23の側面には、後述する引張ば
ね148 を引っ掛けるための引掛軸37が形成されている。
また、この仕切壁23の上部には、漏電状態を表示する漏
電表示装置28が配設される。
【0049】アーク隔離体3 は、ニュートラル電線216
が挿通される挿通凹所38を有するとともに、排気口30と
貫通孔19とを隔離する嵌合突片39を有し、この嵌合突片
39を排気口30の側面から嵌めることによって第1区画23
A の消弧装置25と遮断機構24の一部とを塞ぐように器体
2 に装着される。
【0050】端子隔離体4 は、接地側線7 の出力端子10
をニュートラル装置212 及び漏電検出装置26とから隔離
する内壁40,41を設けるとともに、この内壁40,41で隔
離され接地側線7 の出力端子10を装着するための凹状の
端子溝42を有し、第2区画23B の端子溝32と階段状とな
るように装着される。また、この端子溝42の内壁40側に
は、支持部33の接触面33a に連通する貫通孔43を備えて
いる。
【0051】カバー5 は、器体2 の開口を塞ぐものであ
って、器体2 の開口を塞いだ状態で器体2 に配設される
遮断機構24、消弧装置25、漏電検出装置26、テスト釦2
7、漏電表示装置28等を保持するものである。
【0052】遮断機構24は、電路を手動で開閉する開閉
機構部44と、異常電流が流れたときに電路を開く異常電
流検出装置45とから構成されている。開閉機構部44は、
後述するフレーム53の第1固定軸54により中間部が軸支
された可動接触子46と、可動接触子46を開極方向に付勢
する開極ばね47と、可動接触子46に第1可動軸57を介し
て一端が連結された連結リンク48と、フレーム53の第2
固定軸55に操作ハンドル52とともに軸支され、連結リン
ク48の他端に保持された第2可動軸58を揺動自在に支持
するスリット71を形成したラッチリンク49と、フレーム
53の第3固定軸56に軸支されてラッチリンク49をラッチ
するトリップリンク50と、一端が第2可動軸58を介して
連結リンク48に連結され他端が第3可動軸59を介して操
作ハンドル52に連結されたハンドルリンク51と、フレー
ム53の第2固定軸55にラッチリンク49とともに保持され
た操作ハンドル52と、これらの部材を保持する第1乃至
第3固定軸54,55,56を有したフレーム53と、電源側線
6 の入出力端子8 ,9 間に介在される電源側接点60とか
ら構成されている。
【0053】可動接触子46は、中間部がフレーム53の第
1固定軸54に軸支されるように楕円形状のスリット61a
を設けて互いに平行な一対の脚片61とこの脚片61同士を
連結した連結片62とから略コ字状に形成され、連結片62
の一端に後述する固定接点92と接離する可動接点63を設
けるとともに、連結片62の他端に開極ばね47の一端を掛
止するための突起64を設けている。また、この連結片62
のほぼ中央には、後述する可動鉄心102 が挿通されて可
動接触子46を開極方向に強制開極するためのだるま孔
(図示せず)が形成されている。さらに、脚片61の中間
部から斜め上方向に延びた先端に第1可動軸57を介して
連結リンク48が連結される爪状の保持片65を備えてい
る。この可動接触子46が、銅より線66を介してフレーム
53に連結される。
【0054】開極ばね47は、コイル状に形成され、一端
を可動接触子46の突起63に掛止するとともに他端を後述
する第2ヨーク105 の掛止部117 に掛止し、可動接触子
46を開極方向に付勢している。
【0055】連結リンク48は、両端に軸孔を有する互い
に平行な一対の脚片67と、この脚片67の一端の軸孔近傍
から脚片67同士を連結する連結片68とから構成され、一
端の軸孔に第1可動軸57を介して可動接触子46の保持片
65に連結するとともに、他端の軸孔に第2可動軸58を介
してラッチリンク49とハンドルリンク51とに連結する。
【0056】ラッチリンク49は、第2固定軸55に軸支さ
れる軸孔を有するとともに、第2可動軸58を揺動自在に
支持するスリット71を有し、側面視が大略く字状に形成
され互いに平行な一対の脚片69と、この脚片69のほぼ中
央から脚片69同士を連結する連結片70とから構成されて
いる。つまり、連結リンク48とハンドルリンク51とを第
2可動軸58を介してスリット71に揺動自在に保持するも
のである。
【0057】トリップリンク50は、立片72と立片72の中
間部で一体連設された側片73とからなり、側片73と反対
側に耳片74を形成し、この側片73と耳片74とに形成され
た軸受孔を介して第3固定軸56に軸支される。また、こ
のトリップリンク50の側片73先端には、ラッチリンク49
の連結片70を係止するための係止部75が形成されてい
る。さらに、フレーム53の第3固定軸56に嵌挿支持され
側片73と後述する第1ヨーク98の上片106 とに係止し、
側片73をラッチリンク49の連結片70側に付勢するねじり
コイルばね76を設けている。立片72の上端には、バイメ
タル93の変形を連動するバイメタル連動板77と、このバ
イメタル連動板77と交差する方向に設けられ、後述する
第1の伝達レバー146 の開口部159 が装着される突片78
とが設けられ、立片72の下端には、後述する可動鉄心10
2 の移動が連動される可動鉄心連動板79が設けられてい
る。
【0058】ハンドルリンク51は、両端に軸孔を有する
互いに平行な一対の脚片80と、この脚片80の中央から脚
片80同士を連結する連結片81とから構成され、一端の軸
孔に第2可動軸58を介して連結リンク48に連結され、他
端の軸孔に第3可動軸59を介して操作ハンドル52に連結
される。
【0059】操作ハンドル52は、合成樹脂等の絶縁材料
で形成され、ハウジング1 の上面かのハンドル突部11か
ら突出させた操作部82とハウジング1 の窓孔14を揺動す
るものであって、側面視が扇状をなした揺動部83とラッ
チリンク49とともに第2固定軸55を介して保持される軸
孔85と後述するばね145 の一端154 が挿入されるばね用
軸孔86とを有して回転の中心となる基部84とから構成さ
れている。また、この揺動部83の一端には、第3可動軸
59を介してハンドルリンク51が連結される軸孔を有した
突所87を設けている。
【0060】フレーム53は、第1ヨーク98と一体的に設
けられたフレーム本体88と、このフレーム本体88に第1
乃至第3固定軸54,55,56を介して連結されたフレーム
カバー89とから構成されている。フレーム本体88は、側
面視が内部に開口を有して大略三角形状に形成され、こ
の頂点と2つの底辺にはそれぞれ第1乃至第3固定軸5
4,55,56が挿入される軸孔を有し、2つの底辺に第1
ヨーク98が一体的に設けられている。フレームカバー89
は、フレーム本体88と同様に、側面視が内部に開口を有
して大略三角形状に形成され、この頂点と底辺の両端に
はそれぞれ第1乃至第3固定軸54,55,56が挿入される
軸孔を有している。また底辺の一端からは、下方向に延
びる脚片90とこの脚片90の先端からフレーム本体88方向
に延びる側片91とを連設している。このフレームカバー
89に銅より線66の一方を溶接し、銅より線66の他方を可
動接触子46に溶接することによって、フレームカバー89
と可動接触子46とが連結される。
【0061】電源側接点60は、可動接触子46に設けられ
た可動接点63と、後述する固定接触子122 に設けられた
固定接点92とから構成され、電源側線6 の入出力端子8
,9間に介在している。可動接点63は、前述したように
可動接触子46の連結片62の一端に設けられている。固定
接点92は、後述する固定接触子122 の突片127 の基端近
傍に設けられている。この可動接点63と固定接点92と
は、ともに溶着しにくい材料で形成されている。なお、
本実施例によれば、開閉機構部はリンク形式のものであ
るが、接点を開極か閉極のどちらか一方に急速に反転す
る反転形式のものでもよい。
【0062】異常電流検出装置45は、過電流を検出する
バイメタル93と、短絡電流を検出する検出用電磁石94と
から構成されている。バイメタル93は、熱膨張率の異な
る2枚の薄板を一体に重合してなり、垂直片95と水平片
96とから全体が略L字状に折曲形成され、通電電流に応
じて発熱し変形する。垂直片95の上端部には、ギャップ
調整ねじ97が螺合されるねじ孔95a が設けられている。
このバイメタル93は、フレームカバー89の側片91の下端
に水平片96を溶接することによって電源側線6の入力端
子8近傍に配置される。検出用電磁石94は、フレーム53
と一体的に設けられた第1ヨーク98と、第1ヨーク98に
設けられた固定鉄心99と、固定鉄心99を貫通したトリッ
プリンク駆動棒100 と、可動鉄心102 を可動接触子46側
に付勢する復帰ばね101 と、可動接触子46を強制開極す
る可動鉄心102 と、これらを覆うコイル筒103 と、この
コイル筒103 を巻装するコイル104 と、第1ヨーク98に
連結される第2ヨーク105 とから構成されている。第1
ヨーク98は、対向する上片106 と下片107 とを連結片10
8 を介して略コ字状に形成され、この上片106 がフレー
ム本体88に連設されることによって、フレーム53に一体
的に設けられている。固定鉄心99は、貫通孔110 を有
し、その先端が第1ヨーク98の連結片108 に形成された
嵌合孔109 に内側から嵌合されてかしめ固定される。
【0063】トリップリンク駆動棒100 は、全体が固定
鉄心99より長い円柱状に形成され、固定鉄心99の貫通孔
110 に揺動自在に貫挿される。復帰ばね101 は、コイル
状に形成され、固定鉄心99と可動鉄心102 との間に圧縮
架設され、可動鉄心102 を可動接触子46側に付勢してい
る。可動鉄心102 は、コイル筒103 内にスライド自在に
嵌められ、その一端部から突出した強制開極棒111 がコ
イル筒103 の小径部より外部に突出し、その先端に鍔部
112 が形成され、可動接触子46のだるま孔を貫通する。
コイル筒103 は、貫通孔を有し大径部と小径部とから構
成され、この小径部が後述する第2ヨーク105 の嵌合孔
116 に内側から嵌合される。コイル104は、コイル筒103
に外装し、かつその一端部は軸方向に折り返されて後
述する端子板187 の突片191 に溶接される。また、コイ
ル104 の他端部に銅より線113 の一端を溶接するととも
に、バイメタル93の垂直片95に銅より線113 の他端を溶
接することによってバイメタル93と接続している。第2
ヨーク105 は、下片114 とこの下片114 に連設された側
片115 とから構成され、コイル筒103 の小径部が嵌合さ
れる嵌合孔116 を有している。また、この側片115 の先
端には、開極ばね47を掛止して可動接触子46を開極方向
に付勢するための掛止部117 を設けている。
【0064】消弧装置25は、短絡遮断時に発生するアー
クを可動接点63と固定接点92とからなる電源側接点60か
ら遠間させるアーク走行板118 と、アークを分断・冷却
する消弧グリッド119 と、器体2 及びアーク隔離体3 を
アークから保護するとともにアークガスの環流路を形成
するアークガス環流側板120 とから構成され、器体2の
排気口30から分断・冷却されたガスが排気される。アー
ク走行板118 は、アーク走行板本体121 と、固定接触子
122 とから構成されている。アーク走行板本体118 は、
長方形状の副片123 とこの副片123 に連設された正方形
状の主片124 とから構成されている。このアーク走行板
本体118 の中央線上には、副片123 から主片124 にかけ
て突リブ125 を設け、アークを走行し易くしてこう着を
避けるようにしている。固定接触子122 は、基端部がア
ーク走行板本体121 に連設された支持片126 と、この支
持片126 から連設された突片127 とから形成され、突片
127 の基端近傍に固定接点92が設けられている。消弧グ
リッド119 は、馬蹄形状の板128 を積層して形成され、
アーク走行板本体121 の主片124 を覆うように配設し、
アークを分断・冷却する。アークガス環流側板120 は、
アーク走行板118 の副片123 を挟み、かつ固定接触子12
2 の突片127 基端に係合するように配設される。また、
この突片127 から電源側電線128 を介して後述する電源
側線6 の出力端子9 の端子板194 の脚片199 に接続され
る。
【0065】次に、遮断機構24の動作原理を図1乃至図
4、図25乃至図32に基づいて説明する。
【0066】すなわち、操作ハンドル52を図1乃至図4
に示すオフ状態側から図25乃至図図28に示すオン状
態側に向かって倒すと、ラッチリンク49がトリップリン
ク50にラッチされた状態で第2可動軸58がラッチリンク
49のスリット71を上方から下方に移動し、この第2可動
軸58によって連結リンク48が移動する。そして、この第
2可動軸58と第2固定軸55とを結ぶ直線を越えて第3可
動軸59が移動すると急速に反転することによって、この
連結リンク48に連結された可動接触子46が第1固定軸54
を中心として回転し、図25乃至図28に示すように、
可動接点63が固定接点92に接触する。このとき、第1固
定軸54が可動接触子46の中間部に設けられた楕円形状の
スリット61aの中間に位置し、可動接点63に接圧力を与
えている。また、トリップ状態のうち過電流トリップ
は、図1乃至図4に示すオン状態で電路に過電流が流れ
ると、バイメタル93の自己発熱により漸時にギャップ調
整ねじ97がバイメタル連動板77を付勢することによっ
て、トリップリンク50が押されて、ラッチリンク49の連
結片70が係止部75から外れ、開極ばね47によってラッチ
リンク49が回動するとともに、可動接触子46が第1固定
軸54を中心として固定接点92から離れる方向に回転す
る。そして、図29乃至図32に示すように電源側接点
60を開極するとともに可動軸58がフレームカバー89の開
口の縁89a に引っ掛かり操作ハンドル52が中立位置に保
持される。短絡トリップは、図1乃至図4に示すオン状
態で電路に短絡電流が流れると、検出用電磁石94の可動
鉄心102 が固定鉄心99に吸引される。これによりトリッ
プリンク駆動棒100 が押出されてトリップリンク50の可
動鉄心連動板79を押し、トリップリンク50が回動するた
めラッチリンク49が釈放され、前述したように可動接触
子46が開極動作する。しかし、可動接触子46はこのよう
なリンク連動によって開極する前に、すなわち可動鉄心
102 の動作と全く同時に可動鉄心111 の鍔部112 が可動
接触子46に係止してこれを引き寄せて可動接点63を固定
接点92から離間させる。すなわち、ラッチリンク49がト
リップされる寸前において第1固定軸54を支点に可動接
触子46が開極ばね47を圧縮する方向に回動して開極動作
する。
【0067】漏電検出装置26は、図33乃至図37に示
すように、電路の不平衡電流を検出する零相変流器129
と、この零相変流器129 の出力を増幅する制御回路部13
0 と、後述するテスト釦27の操作部137 をハウジング1
から突出するように保持する可動接触板131 と、この可
動接触板131 と当接することによって後述する試験回路
部141 を介して零相変流器126 に不平衡電流を発生させ
る固定接触軸132 と、これらのものが取り付けられた漏
電検出用基板133 とから構成され、この漏電検出基板13
3 が電源側線6 の出力端子9 近傍に配置されている。な
お、この漏電検出用基板と零相変流器とが別々に設けた
ものでもよい。漏電検出用基板133 には、ニュートラル
電線216 が通過可能なスリット134 を形成している。こ
の漏電検出用基板133 の上端を器体2 の切溝35に、零相
変流器126 を器体2 の凹所36にそれぞれ装着することに
よって、漏電検出装置26をハウジング1 に配設してい
る。また、制御回路部130 は、電路に流れた不平衡電流
が感度電流以上になった際に出力に信号を出す増幅器13
5 と、増幅器135 の出力の信号がでた場合にオンするサ
イリスタで構成されたスイッチング素子136 とから構成
されている。なお、スイッチング素子136 は、トランジ
スタで構成されていてもよい。
【0068】テスト釦27は、ハウジング1 の上面から実
際に操作するものであって、略円柱状をなした操作部13
7 と、この操作部137 の下面から延びた脚部138 とから
構成され、操作部137 をハウジング1 の上面に突出させ
るよう操作孔16に装着される。また、脚部138 の先端に
は、中央に切溝140 を有して弾性を持たせ、操作孔16に
挿入したとき操作孔16の内部に係止するとともに可動接
触板131 に当接する当接部139 を設けている。このテス
ト釦27を押圧することによって可動接触板131が固定接
触軸132 に当接し、試験回路部141 を介して零相変流器
126 に不平衡電流を発生させる。試験回路部141 は、電
流を限流する限流用抵抗142 と、試験用巻線143 とから
構成されている。
【0069】漏電表示装置28は、漏電するとハウジング
1 の上面に突出する漏電表示部材144 と、この漏電表示
部材144 をハウジング1 の操作孔15から突出させるばね
145と、トリップリング50を回転させて開閉機構部44を
トリップさせる第1と第2の伝達レバー146 ,147 と、
第2の伝達レバー147 を器体2 の下面方向に引っ張る引
張ばね148 と、漏電検出装置26の制御回路部130 で増幅
された電流により第2の伝達レバー147 を回転させる電
磁石装置149 とから構成されている。漏電表示部材144
は、円柱状をなし漏電したときにハウジング1 の操作孔
15から突出する表示部150 と、略角柱状をなし操作孔15
に進退自在なものであって、ばね145 の一端が挿入され
る切溝152 と第1の伝達レバー146 に係止される被係止
片153 とを有した脚部151 とから構成される。ばね145
は、コイル状に形成され、第2固定軸55に挿着され一端
154 が操作ハンドル52のばね用軸孔85に、他端155 が漏
電表示部材144 の切溝152 にそれぞれ挿入され、図1に
おいて上方向に付勢するように装着している。また、こ
の他端155 には、操作ハンドル52が中立位置にあって、
操作ハンドル52を開極位置に移行させると操作ハンドル
52の揺動部83の他端に当接する当接部156 を有してい
る。第1の伝達レバー146 は、開口部159 を有した垂直
片157 と、この垂直片157 に連設されるとともに第2の
伝達レバー147の係合部167 に係合する係合部160 を有
した係合片158 から構成される。また、これら垂直片15
7 と係合片158 との連設間には、フレーム53の第3固定
軸56が挿入される挿入凹部161 を設けており、この挿入
凹部161 に第3固定軸56を、開口部159 にトリップリン
ク50の突片78をそれぞれ挿入することによって第1の伝
達レバー146 がフレームカバー89に回転可能となるよう
保持される。第2の伝達レバー147 は、先端に漏電表示
部材144 の被係止部153 を係止する係止部166 を有した
斜片162 と、この斜片162 に連設され第1の伝達レバー
146 の係合部160 に係合する係合部167 を有した係合片
163 と、斜片162 の係止部166 の下側に連設され斜片16
2 と交差する方向に設けられるものであって、引張ばね
148 の引掛部に引っ掛けられる引掛軸164 と、斜片162
の側面に連設されるものであって、後述する電磁石装置
149 の可動鉄心171 を係止する係止片165 とから構成さ
れる。また、これら斜片162 と係合片163 との連設間に
は、フレーム53の第1固定軸54が挿入される挿入凹部16
8 を設けており、この挿入凹部168 に第1固定軸54を装
着することによって第2の伝達レバー147 がフレームカ
バー89に回転可能となるように保持される。なお、本実
施例によれば、漏電検出装置の出力を遮断機構に伝達す
る伝達レバーが2つの部材で構成されているが、いくつ
の部材で構成されても適用できる。
【0070】引張ばね148 は、コイル状に形成され、第
2の伝達レバー147 の引掛軸164 と器体2 の引掛軸37と
に引っ掛けられる。電磁石装置149 は、コイルが巻装さ
れたコイルボビン169 と、固定鉄心170 と、可動鉄心17
1 と、ヨーク172 とから構成されている。コイルボビン
169 は、コイルが巻装された中央部173 とこの中央部17
3 に連設され中央部173 を挟むように形成された鍔部17
4 とから構成され、この一方の鍔部174 から他方の鍔部
174 に至る両端には、貫通孔175 が形成されている。ま
た両端の鍔部174 には、後述するヨーク172 の上片182
と下片183 とが凹凸嵌合される凹所176 が形成されてい
る。このコイルボビン169 の両端のコイル端末177 が漏
電検出装置26の制御回路部130 及び試験回路部141 にリ
ード線(図示せず)を介して接続される。固定鉄心170
は、略円柱状に形成され切溝178を有してコイルボビン1
69 の貫通孔175 に挿入し、後述するヨーク172 の保持
凹所185 によって保持される。可動鉄心171 は、円柱状
をなした可動鉄心本体179と、この可動鉄心本体179 に
連設された連設軸180 と、第2の伝達レバー147 の係止
片165 に係止される被係止部181 とから構成され、コイ
ルボビン169 に形成された貫通孔175 に挿入し、可動鉄
心本体179 がヨーク172 の保持凹所185 によって抜け止
めされるので、この可動鉄心171 はコイルボビン169 か
ら落ちることはない。ヨーク172 は、対向する上片182
と下片183 とを連結片184 を介して略コ字状に形成さ
れ、この上片182 と下片183 とがコイルボビン169 の鍔
部174 の凹所176 に凹凸嵌合されることによって、コイ
ルボビン169 に装着される。また、この上片182 と下片
183 とには、固定鉄心170 の切溝178 と可動鉄心本体17
9とを貫通孔175 から抜けないように保持する保持凹所1
85 を設けている。
【0071】これら漏電検出装置26とテスト釦27及び漏
電表示装置28の動作原理を図33及び図37に基づいて
説明する。図において、8 は電源側線6 を接続する入力
端子、216 は接地側線7 を接続するニュートラル電線、
9 は負荷を接続する電源側線6 の出力端子、10は負荷を
接続する接地側線7 の出力端子である。
【0072】すなわち、電路に不平衡電流が流れると、
零相変流器129 により検出して2次出力を発生し増幅器
135 にて増幅してスイッチング素子136 をオンしコイル
の励磁により電磁石装置149 の可動鉄心171 が固定鉄心
170 側に吸引され可動鉄心171 の被係止部181 が第2の
伝達レバー147 の係止片165 を押し上げることによっ
て、第2の伝達レバー147 が第1固定軸54を中心として
回転し、第2の伝達レバー147 の係合部167 が第1の伝
達レバー146 の係合部160 を押し下げ、第1の伝達レバ
ー146 が第3固定軸56を中心として回転し、この第1の
伝達レバー146 の開口部159 に挿入されたトリップリン
ク50の突片78を介してトリップリンク50が第3固定軸56
を中心として回転する。この後、前述した遮断機構24の
トリップ動作と同様に可動接点63を固定接点92から引外
して電源側接点60を開極する。また、第2の伝達レバー
147 が回転することによって、係止部166 から漏電表示
部材144 の被係止部153 が外れ、操作ハンドル52ととも
に第2固定軸55を介して取り付けられたばね145 によっ
て漏電表示部材144 の表示部150 がハウジング1 の操作
孔15から突出するとともに、操作ハンドル52が中立位置
に保持される。さらに、漏電試験をするときは、テスト
釦27を押圧し可動接触板131 を固定接触軸132に当接さ
せ、試験回路部141 に信号を与えることによって、零相
変流器129 に不平衡電流が発生し電磁石装置149 が働い
て可動鉄心171 が吸引される。従って、前述したよう
に、遮断機構24によって、可動接点63を固定接点92から
引外す。
【0073】また、漏電によって、漏電表示部材144 の
表示部150 がハウジング1 の操作孔15から突出し、操作
ハンドル52が中立位置にある場合、操作ハンドル52を開
極位置に向かって変位させると、操作ハンドル52の揺動
部83の他端がばね145 に形成された当接部156 に当接
し、ばね145 の他端155 が図34において下方向に移動
する。これにより、ばね145 の他端155 が挿入された漏
電表示部材144 をハウジング1 の内部方向に変位し、こ
の変位により漏電表示部材144 の被係止部153 が第2の
伝達レバー147 の係止部166 に係止される。なお、本実
施例によれば、漏電表示部材の表示部がハウジングの操
作孔から突出し、操作ハンドルが中立位置にある場合、
操作ハンドルを開極位置に向かって移動させることによ
って漏電表示部材を第2の伝達レバーに係止している
が、操作ハンドルを閉極位置に向かって移動させること
によって漏電表示部材を第2の伝達レバーに係止するも
のでも適用できる。
【0074】端子は、電源側線6 の入出力端子8 ,9
と、接地側線7 の出力端子10とから構成されている。電
源側線6 の入力端子8 は、ドライバーの操作孔189 を有
した端子ねじ186 と、端子ねじ186 が螺合されるねじ孔
190 を有するとともに検出用電磁石94のコイル104 に接
続される突片191 を設けた端子板187 と、端子ねじ186
が螺合されるねじ孔192 を有したナット188 とから構成
され、この電源側線6 の入力端子8 が第1区画23A の端
子溝29に装着される。電源側線6 の出力端子9 は、ドラ
イバーの操作孔196 を有するとともに山形をなす当金19
7 を有した端子ねじ193 と、端子ねじ193 が螺合される
ねじ孔198 を有するとともに固定接触子122 から電源側
電線128 を介して接続される脚片199 を備えた端子板19
4 と、端子ねじ193 が螺合されるねじ孔200 を有したナ
ット195 とから構成され、第2区画23B の端子溝32に装
着される。この電源側線6 の入力端子8 から電源側接点
60及び電源側電線128 を介して電源側線6 の出力端子9
に電気的に接続される。接地側線7 の出力端子10は、ド
ライバーの操作孔205 を有するとともに山形をなす当金
206 を有した端子ねじ201 と、端子ねじ201 が螺合され
るねじ孔207 を有するとともに端子隔離体4 の内壁40に
形成された貫通孔43に貫通する固定側接触部208 を有し
た端子板202 と、端子ねじ201 が螺合されるねじ孔209
を有したナット203 と、端子板202 のねじ孔207 に重合
する貫通孔210 を有するとともに電源側線6 の出力端子
9 をカバーするカバー部211 を有した絶縁カード204 と
から構成され、この接地側線7 の出力端子10が電源側線
6 の出力端子9 を装着した端子溝32より上段となる端子
隔離体4 の端子溝42に装着される。
【0075】ニュートラル装置212 は、端子板202 の固
定側接触部208 に接触するニュートラル可動板213 と、
このニュートラル可動板213 を固定側接触部208 に押圧
するニュートラルハンドル214 と、ニュートラル可動板
213 を固定側接触部208 から離れる方向に付勢する付勢
ばね215 と、接地側線7 に接続されるニュートラル電線
216 とから構成されている。ニュートラル可動板213
は、導電性材料で長方形状に形成され、一端に後述する
付勢ばね215 の位置決め突出片223 が挿通される挿通孔
217 を有するとともに、ニュートラル電線216 に一端が
溶接等によって固定され、外壁13と内壁40との間に固定
側接触部208 と対向するように器体2 の当接部34に配設
される。このニュートラル可動板213 と固定側接触部20
8 とでニュートラル接点218 が構成される。ニュートラ
ルハンドル214 は、合成樹脂等の絶縁材料で側面視が大
略楕円形状をなし、回転することによってニュートラル
可動板213 に当接する環状部219 と、器体2 の定位置
(図示せず)に凹凸嵌合し回転の中心となる回転支軸22
0 と、内壁40の上方端面に延出させてハウジング1 の外
部から操作される操作部221 と、ニュートラル可動板21
3 を固定側接触部208 に押圧する突起222 とから構成さ
れ、ハウジング1 のニュートラルハンドル用窓孔12に操
作部221 が突出するようにハウジング1 の内部に配設さ
れる。付勢ばね215 は、弾性を有する部材でコイル状に
形成され、支持部33の装着凹所33b に装着することによ
って、ニュートラル可動板213 を固定側接触部208 から
離れる方向に付勢している。また、この付勢ばね215 の
位置決め突出片223 は、ニュートラル可動板213 の挿通
孔217 に挿通し器体2 の挿入凹所34a に挿入することに
よって、ニュートラル可動板213 の位置決めをしてい
る。また、この付勢ばね215 のニュートラル可動盤213
に当接する先端には、ニュートラル可動板213 へ付勢す
る面積を広める受座224 を有している。ニュートラル電
線216 は一端がニュートラル可動板213 の一端に固定さ
れ、零相変流器129 及びアーク隔離体3 の挿通凹所38を
介して漏電検出用基板133 のスリット134 に挿通し、挿
通孔20から回路遮断器外に突出することによって接地側
(図示せず)に接続される。
【0076】次に、このニュートラル装置212 を開閉す
る方法を、図38に基づいて説明する。すなわち、図中
の破線で示すのは、ニュートラルハンドル214 を倒して
ニュートラル可動板213 を開極した状態である。この状
態では、ニュートラル可動板213 は、付勢ばね215 によ
る付勢によって器体2 の当接部34に当接している。この
状態で、ニュートラルハンドル214 の操作部221 を立ち
上がらせるように回転させると、ニュートラルハンドル
214 に形成された突起222 の先端がニュートラル可動板
213 に当接して、ニュートラル可動板213 が固定側接触
部208 に接触するように押圧される。そして、突起222
の先端中央を越えて、ニュートラル可動板213 を押圧す
ると、付勢ばね215 の押圧力により突起222 の先端を図
38において右斜め上方向に押圧し、ニュートラルハン
ドル214 がニュートラル可動板213 を固定側接触部208
に接触した状態で固定される。
【0077】次に、この回路遮断器を分電盤内に組み込
む方法を図39に基づいて説明する。図において、225
は分電盤であり、回路遮断器を取り付ける取付金具229
を有した受枠226 と、受枠226 の開口を開閉する扉227
と、回路遮断器のハンドル突部11が挿入される窓枠230
を有し、ハンドル突部11以外を隠蔽する中蓋228 とから
構成されている。この受枠225 の取付金具229 を回路遮
断器の取付凹部17,18に挿着することによって、回路遮
断器を分電盤225 内に組み込む。
【0078】次に、本発明の第2実施例を図40乃至図
47に基づいて説明する。なお、第1実施例と基本的機
能が同様な部材には同じ符号を付している。
【0079】この回路遮断器のハウジング1 は、合成樹
脂等の絶縁材料で部品を横嵌め式とし、一端に電路の電
源側線6 の入力端子8 及び電路の接地側線7 の入力端子
231、他端に電路の電源側線6 の出力端子9 及び電路の
接地側線7 の出力端子10を装備し、上面外部の中央に分
電盤の中蓋に形成された窓孔に挿通される長方形状のハ
ンドル突部11を形成するとともに、上面外部の一方側に
外壁13と後述する内壁40との間に挟まれ後述するニュー
トラルハンドル214 を操作するための長方形状をなした
ニュートラルハンドル用窓孔12を設けている。ハンドル
突部11には、図40において、やや左側に後述する操作
ハンドル52が装着される長方形状の操作ハンドル用窓孔
14が設けられ、この操作ハンドル用窓孔14から操作ハン
ドル52の操作部82を突出させている。
【0080】この回路遮断器のハウジング1 は、図42
及び図45に示すように、電源側線6 の入出力端子8,9
に介在する電源側接点60と、電源側接点60を開閉させハ
ウジング1 の上面より操作部82を突出させた操作ハンド
ル52を有し電源側線6 に流れる電流の異常に応答して電
源側接点60を強制開極する遮断機構24と、この遮断機構
24を収納した側とは反対側となる外壁13と内壁40との間
に配設されたニュートラル装置212 と、を収納してい
る。電源側接点60は、後述する遮断機構24の接点駆動板
に設けられた可動接点63と、端子板187 に設けられた固
定接点92とから構成され、電源側線6 の入出力端子8,9
間に介在している。
【0081】遮断機構24は、固定接点92に接離自在な可
動接点63を有し略コ字状に形成された接点駆動板232
と、この接点駆動板232 の可動接点63を開極方向にばね
付勢する開極ばね47と、一端を接点駆動板232 に固定す
るとともに他端を自由端とし接点駆動板232 の内方に配
設されたバイメタル93と、ハウジング1 の操作ハンドル
用窓孔14から操作部82を突出させるとともに基部84を連
結リンク48にて接点駆動板232 に連結した操作ハンドル
52と、接点駆動板232 に連結されバイメタル93の他端に
ラッチされるラッチリンク50と、このラッチリンク50と
操作ハンドル52の基部84とを連結するハンドルリンク51
と、を備えている。
【0082】接点駆動板232 は、一方側に可動接点63を
設けるとともに、他方側に固定軸56を介してラッチリン
ク50を回動自在に連結している。また、この中央部に
は、連結リンク48の一方側48a を嵌合させて操作ハンド
ル52と連結している。操作ハンドル52は、基部84に連設
されてハンドルリンク51の一端51a が嵌合する突所87を
有し、ハンドルリンク51の他端51b をラッチリンク50に
嵌合させることによって操作ハンドル52とラッチリンク
50とを連結している。また、操作ハンドル52の基部84の
中心には、連結リンク48の他方側48b(ハウジング1 に固
定されている) を嵌合させることによって接点駆動板23
2 と連結している。
【0083】この遮断機構24は、操作ハンドル52を図4
0に示すオフ状態側から図46に示すオン状態側に向か
って倒すと、操作ハンドル52の基部84の回転に伴ってハ
ンドルリンク51を介してラッチリンク50が図40におい
て時計方向に回動し、その先端がバイメタル93の自由端
を押圧し始める。そして、ハンドルリンク51の一端51a
が連結リンク48の他方側48b と固定軸56とを結ぶ直線を
越えて移動すると、接点駆動板232 がハウジング1 に固
定された連結リンク48の一方側48a を中心に急速に反転
して、可動接点63が固定接点93に接触する(図46参
照)。また、過電流等の異常電流が流れた場合には、バ
イメタル93が図46において下方向に撓んで、ラッチリ
ンク50をラッチした状態からラッチリンク50の先端が固
定軸56を中心に時計方向に回動するとともに、接点駆動
板232 が開極ばね47によって連結リンク48の一方側48a
を中心に回動し可動接点63が固定接点92から離れる(図
47参照)。
【0084】ニュートラル装置212 は、図45に示すよ
うに、固定側接触部208 に接触するニュートラル可動板
213 と、このニュートラル可動板213 を固定側接触部20
8 に押圧するニュートラルハンドル214 と、ニュートラ
ル可動板213 を固定側接触部208 に接触する方向にばね
付勢する付勢ばね215 と、固定側接触部208 に電気的に
接続されたニュートラル導体216 とから構成されてい
る。ニュートラル可動板213 は、導電性材料で形成さ
れ、固定部233 で外壁13と内壁40との間に固定接触部20
8 と対向するよう中央を固定し、この中央を中心に、固
定側接触部208 に接触する一端及びニュートラルハンド
ル214 に当接する他端が回動自在に保持され、端子板20
2(図40参照)に接触している。このニュートラル可動
板213 と固定側接触部208 とでニュートラル接点218 が
構成される。ニュートラルハンドル214 は、合成樹脂等
の絶縁材料で側面視が大略楕円形状をなし、ニュートラ
ル可動板213 に当接する環状部219 と、ハウジング1 に
凹凸嵌合し回転の中心となる回転支軸220 と、内壁40の
上方端面に延出させてハウジング1 の外部から操作され
る操作部221 と、ニュートラル可動板213 を固定側接触
部208 から開離する方向に押圧する突起222 とから構成
され、ハウジング1 のニュートラルハンドル用窓孔12に
操作部221 が突出するようにハウジング1 の内部に配設
される。付勢ばね215 は、弾性を有する部材でコイル状
に形成され、ニュートラル可動板213 を固定側接触部20
8 に接触する方向に付勢している。ニュートラル導体21
6 は一端を固定側接触部208 に電気的に接続し、他端を
接地側線7 の入力端子231 に接続している。
【0085】このニュートラル装置212 を開閉する方法
を、図45に基づいて説明する。なお、図中の破線で示
すのは、ニュートラルハンドル214 を倒してニュートラ
ル可動板213 を開極した状態である。この状態では、ニ
ュートラル可動板213 は、ニュートラルハンドル214 の
突起22によって固定側接触部208 から開離させている。
この状態で、ニュートラルハンドル214 の操作部221 を
立ち上がらせるように回転させると、ニュートラルハン
ドル214 の環状部219 がニュートラル可動板213 に当接
して、付勢ばね215 によって押圧され固定側接触部208
に接触する。このニュートラルハンドル214 の操作部22
1 は、図45に示すように、オン位置(実線)及びオフ
位置(破線)をハウジング1 の外面から略同一量突出さ
せている(分電盤の中蓋に対して略同一間隔、かつ中蓋
近傍に配設されている) 。
【0086】なお、本実施例によれば、ニュートラル可
動板が固定側接触部に接触する方向にばね付勢されてい
るが、ニュートラルハンドルを操作することによって固
定側接触部に接触できるものであれば、第1実施例のよ
うに固定側接触部から開離する方向にばね付勢されたも
のでもよい。
【0087】
【発明の効果】請求項1記載の回路遮断器は、ハウジン
グに操作ハンドルとは独立したニュートラルハンドル
と、ニュートラルハンドルに応動して開閉されるニュー
トラル接点とを収容し、ニュートラル接点を電路の接地
側線に介挿させたので、接地側線と負荷側との配線が分
電盤内を引き回すことなくでき、配線作業が容易で且つ
負荷側の絶縁試験が容易に行えるという効果を奏する。
【0088】請求項2記載の回路遮断器は、請求項1に
おいて、分電盤の中蓋に形成された窓孔に挿通されるハ
ンドル突部をハウジングの上面に設け、このハンドル突
部から操作ハンドルの操作部を突出させるとともに、ニ
ュートラルハンドルをハンドル突部以外の所定位置に設
けたので、請求項1記載の効果に加え、分電盤の中蓋を
閉じるとニュートラルハンドルは隠蔽され、ニュートラ
ルハンドルを不用意に開閉操作させないという効果を奏
する。
【0089】請求項3記載の回路遮断器は、請求項1又
は請求項2において、操作ハンドルと同方向に揺動して
操作ハンドルと同じ側で開極・閉極するニュートラルハ
ンドルを装備したので、請求項1又は請求項2記載の効
果に加え、開閉状態を分かり易く表示でき、開閉操作の
間違いを少なくできる。
【0090】請求項4記載の回路遮断器は、請求項1乃
至請求項3において、電源側線の出力端子近傍に接地側
線の出力端子を装備したので、請求項1乃至請求項3記
載の効果に加え、負荷側に導出する電源側線及び接地側
線の電線をほぼ同一の長さで配線することができ、接地
側線と負荷側との配線が容易なものとなる。
【0091】請求項5記載の回路遮断器は、請求項4に
おいて、電源側線の出力端子を下段とし、接地側線の出
力端子を上段として配設したので、請求項4記載の効果
に加え、電源側線の出力端子とは接触しにくく、感電し
にくいという効果を奏する。
【0092】請求項6記載の回路遮断器は、請求項4又
は請求項5において、電源側線及び接地側線の出力端子
の両側に外壁を設けてニュートラルハンドルを電源側線
及び接地側線の出力端子と外壁との間に位置させ、ニュ
ートラルハンドルと電源側線及び接地側線の出力端子と
の間に内壁を設けたので、請求項4又は請求項5記載の
効果に加え、電源側線及び接地側線の出力端子近傍でニ
ュートラルハンドルを操作でき、ニュートラルハンドル
をコンパクトに収納できる。
【0093】請求項7記載の回路遮断器は、請求項6に
おいて、内壁を外壁より低くし、この内壁の上方端面に
ニュートラルハンドルの操作部を延出させたので、請求
項6記載の効果に加え、ニュートラルハンドルの操作部
を広くとることができ、ニュートラルハンドルを操作し
易い。
【0094】請求項8記載の回路遮断器は、請求項6又
は請求項7において、ニュートラルハンドルは、その操
作部のオン位置及びオフ位置を分電盤の中蓋に対して略
同一間隔、かつ中蓋近傍に配設されたので、ニュートラ
ルハンドルを開閉操作するときに、電源側線及び接地側
線の出力端子とは接触しにくくなり、請求項6又は請求
項7記載の効果に加え、感電しにくいという効果を奏す
る。
【0095】請求項9記載の回路遮断器は、請求項4乃
至請求項8において、接地側線の出力端子に設けられる
ものであって、内壁から外壁に向かって固定側接触部を
延出し、この固定側接触部に対向するニュートラル接点
のニュートラル可動板を接続導体の挿入方向に電源側線
及び接地側線の出力端子と外壁との間に収納し、固定側
接触部に開離又は接触する方向にばね付勢してニュート
ラルハンドルにより開閉させたので、請求項4乃至請求
項8記載の効果に加え、狭いスペース内にニュートラル
接点を収納できる。
【0096】請求項10記載の回路遮断器は、請求項9
において、ニュートラル可動板を固定側接触部に対向す
る側が開離する方向にばね付勢するとともに、ニュート
ラル可動板のばね付勢を受けるハウジングの当接部を傾
斜状としたので、ニュートラル接点間の開極距離をとる
ことができ、請求項9記載の効果に加え、ニュートラル
接点をスムースに開閉できる。
【0097】請求項11記載の回路遮断器は、請求項1
0において、付勢ばねのニュートラル可動板に当接する
先端に、固定側接触部に向かって延出した受座を形成し
たので、ニュートラル可動板のばね付勢力を一層強くす
ることができ、請求項10記載の効果に加え、ニュート
ラル可動板を開極し易いという効果を奏する。
【0098】請求項12記載の回路遮断器は、請求項1
0又は請求項11において、付勢ばねの先端から延びる
位置決め突出片を形成し、この位置決め突出片をニュー
トラル可動板に挿通するとともにハウジングの当接部に
挿入してニュートラル可動板の位置を決定したので、ニ
ュートラル可動板が固定側接触部に当接する位置を同位
置とすることができ、請求項10又は請求項11記載の
効果に加え、安定した接触信頼性を確保できる。
【0099】請求項13記載の回路遮断器は、請求項1
乃至請求項12において、電源側線及び接地側線の電路
を挿通する零相変流器を収納し、この零相変流器の出力
に応動して電源側接点を遮断及び/又は漏電の表示を行
うので、請求項1乃至請求項12記載の効果に加え、漏
洩電流を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す縦断面図である。
【図2】図1のものの部分縦断面図である。
【図3】図1のものの部分縦断面図である。
【図4】図1のものの部分縦断面図である。
【図5】図1にカバーを取り付けた状態を示す斜視図で
ある。
【図6】図5の上面図でる。
【図7】図5の正面図である。
【図8】図5のものを電源側線の入力端子側から見た側
面図である。
【図9】図5のものを電源側線の出力端子側から見た側
面図である。
【図10】図5のものの分解斜視図である。
【図11】図10のものの部分分解斜視図である。
【図12】図10のものの部分分解斜視図である。
【図13】図10のものの部分分解斜視図である。
【図14】図10のものの部分分解斜視図である。
【図15】図10のものの部分分解斜視図である。
【図16】図10のものの部分分解斜視図である。
【図17】図10をさらに分解した分解斜視図である。
【図18】図17のものの部分分解斜視図である。
【図19】図17のものの部分分解斜視図である。
【図20】図17のものの部分分解斜視図である。
【図21】図17のものの部分分解斜視図である。
【図22】図17のものの部分分解斜視図である。
【図23】図17のものの部分分解斜視図である。
【図24】図17のものの部分分解斜視図である。
【図25】図1のものの操作ハンドルをオン側にした状
態を示す縦断面図である。
【図26】図25のものの部分縦断面図である。
【図27】図25のものの部分縦断面図である。
【図28】図25のものの部分縦断面図である。
【図29】図1のもののトリップした状態を示す縦断面
図である。
【図30】図29のものの部分縦断面図である。
【図31】図29のものの部分縦断面図である。
【図32】図29のものの部分縦断面図である。
【図33】図1のものの漏電検出機構の回路図である。
【図34】図1のものの漏電によるトリップ動作を説明
する縦断面図である。
【図35】図34のものの部分縦断面図である。
【図36】図34のものの部分縦断面図である。
【図37】図34のものの部分縦断面図である。
【図38】図1のもののニュートラル装置を示す縦断面
図である。
【図39】図5のものを分電盤に組み込んだ状態を示す
縦断面図である。
【図40】本発明の第2実施例を示す縦断面図である。
【図41】図40のものにカバーを取着した状態を示す
正面図である。
【図42】図41のものの上面図である。
【図43】図42のものを電源側線の入力端子側から見
た側面図である。
【図44】図42のものを電源側線の出力端子側から見
た側面図である。
【図45】図40のものの裏面カバーを取り外した状態
を示す裏面図である。
【図46】図40のものの操作ハンドルをオン側にした
状態を示す縦断面図である。
【図47】図40のもののトリップした状態を示す縦断
面図である。
【図48】従来の回路遮断器を分電盤に組み込んだ状態
を示す正面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 6 電源側線 7 接地側線 8 電源側線の入力端子 9 電源側線の出力端子 24 遮断機構 52 操作ハンドル 60 電源側接点 82 操作ハンドルの操作部 214 ニュートラルハンドル 218 ニュートラル接点

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電路の電源側線に接続される入出力端子
    をハウジングの両端に装着し、さらにこの入出力端子間
    に介在する電源側接点及び開閉操作に応動して電源側接
    点を開閉させハウジングの上面より操作部を突出させた
    操作ハンドルを有し電源側線に流れる電流の異常に応答
    して電源側接点を強制開極する遮断機構をハウジングに
    収納した回路遮断器において、 前記ハウジングに外部操作可能な前記操作ハンドルとは
    独立したニュートラルハンドルと、ニュートラルハンド
    ルに応動して開閉されるニュートラル接点とを収納し、
    該ニュートラル接点が電路の接地側線に介挿されること
    を特徴とした回路遮断器。
  2. 【請求項2】 分電盤の中蓋に形成された窓孔に挿通さ
    れるハンドル突部をハウジングの上面に設け、このハン
    ドル突部から操作ハンドルの操作部を突出させるととも
    に、ニュートラルハンドルをハンドル突部以外の所定位
    置に設けたことを特徴とした請求項1記載の回路遮断
    器。
  3. 【請求項3】 前記ハウジングの一端及び他端側に揺動
    する操作ハンドルと同方向に揺動して操作ハンドルと同
    じ側で開極・閉極するニュートラルハンドルを装備した
    ことを特徴とした請求項1又は請求項2記載の回路遮断
    器。
  4. 【請求項4】 前記電源側線の出力端子近傍に接地側線
    の出力端子を装備したことを特徴とした請求項1乃至請
    求項3記載の回路遮断器。
  5. 【請求項5】 前記電源側線の出力端子を下段とし、接
    地側線の出力端子を上段として配設したことを特徴とし
    た請求項4記載の回路遮断器。
  6. 【請求項6】 前記電源側線及び接地側線の出力端子の
    両側に外壁を設けてニュートラルハンドルを電源側線及
    び接地側線の出力端子と外壁との間に位置させ、前記ニ
    ュートラルハンドルと電源側線及び接地側線の出力端子
    との間に内壁を設けたことを特徴とした請求項4又は請
    求項5記載の回路遮断器。
  7. 【請求項7】 前記内壁を外壁より低くし、この内壁の
    上方端面にニュートラルハンドルの操作部を延出させた
    ことを特徴とする請求項6記載の回路遮断器。
  8. 【請求項8】 前記ニュートラルハンドルは、その操作
    部のオン位置及びオフ位置を分電盤の中蓋に対して略同
    一間隔、かつ中蓋近傍に配設されたことを特徴とする請
    求項6又は請求項7記載の回路遮断器。
  9. 【請求項9】 前記接地側線の出力端子に設けられるも
    のであって、内壁から外壁に向かって固定側接触部を延
    出し、この固定側接触部に対向するニュートラル接点の
    ニュートラル可動板を接続導体の挿入方向に電源側線及
    び接地側線の出力端子と外壁との間に収納し、固定側接
    触部に開離又は接触する方向にばね付勢してニュートラ
    ルハンドルにより開閉させたことを特徴とした請求項4
    乃至請求項8記載の回路遮断器。
  10. 【請求項10】 前記ニュートラル可動板を固定側接触
    部に対向する側が開離する方向にばね付勢するととも
    に、ニュートラル可動板のばね付勢を受けるハウジング
    の当接部を傾斜状としたことを特徴とする請求項9記載
    の回路遮断器。
  11. 【請求項11】 前記付勢ばねのニュートラル可動板に
    当接する先端に、固定側接触部に向かって延出した受座
    を形成したことを特徴とした請求項10記載の回路遮断
    器。
  12. 【請求項12】 前記付勢ばねの先端から延びる位置決
    め突出片を形成し、この位置決め突出片をニュートラル
    可動板に挿通するとともにハウジングの当接部に挿入し
    てニュートラル可動板の位置を決定した請求項10又は
    請求項11記載の回路遮断器。
  13. 【請求項13】 前記電源側線及び接地側線の電路を挿
    通する零相変流器を収納し、この零相変流器の出力に応
    動して電源側接点を遮断及び/又は漏電の表示を行う請
    求項1乃至請求項12記載の回路遮断器。
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