JPH0697337B2 - 自動現像機の補充液補充方法 - Google Patents

自動現像機の補充液補充方法

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JPH0697337B2
JPH0697337B2 JP61237569A JP23756986A JPH0697337B2 JP H0697337 B2 JPH0697337 B2 JP H0697337B2 JP 61237569 A JP61237569 A JP 61237569A JP 23756986 A JP23756986 A JP 23756986A JP H0697337 B2 JPH0697337 B2 JP H0697337B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動現像機の補充液補充方法に係り、特に現像
液の空気による劣化を回復するための低活性補充液を適
度に補充するための自動現像機の補充液補充方法に関す
る。
〔従来の技術〕
感光材料を硬調に現像する場合、例えばリス現像液を使
用することがある。このリス現像液は現像主薬としてハ
イドロキノンを含みその伝染現像性を阻害しないように
保恒剤たる亜硫酸塩をホルムアルデヒドとの付加物の形
にして用い遊離の亜硫酸イオンの濃度を極めて低くして
ある。そのためにリス現像液は極めて空気酸化を受けや
すく3日を越える保存に耐えられないという重大な欠点
を持っている。
空気酸化を受けにくい安定な現像液を用いる方法として
はヒドラジン誘導体を用いる方法がある。この方法によ
れば現像液中に高濃度の亜硫酸塩を加えることが出来る
ので現像液の空気酸化に対する安定性はリス現像液に比
べて飛躍的に向上する。しかし、このヒドラジン誘導体
を用いる方法では現像液のpHが通常のリス現像液のpHよ
りも高めに設定されるためpH値が変動しやすくこのpH値
の変動によって写真特性の結果にばらつきが表われ易い
という問題がある。
一方現像液の補充方法を改良することによっても現像液
を安定させる試みがなされている。しかし補充方法の改
良による場合はいずれもリス現像液の場合に限定されて
おり、それ故、補充方法についての経時疲労(酸化によ
る劣化)、処理疲労(現像による劣化)などが考慮され
ているが、ヒドラジン誘導体を含有するハロゲン化銀写
真材料を自動現像機を用いて長時間安定に処理するため
の補充方法については十分なものはない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
例えばヒドラジンを用いた硬調化系(γ値として10以上
の系)では、現像液の空気酸化によって液活性が上昇し
て、感度の上昇と黒ポツの発生がもたらされる。これを
防ぐため自動現像処理の場合、補充液の液活性を現像開
始液の液活性より低くすることが行われている。しかし
単位時間当りの感光材料の処理量が多くなると、それに
従って低活性補充液の補充量が多くなるため、液活性が
次第に低下してくるという欠点がある。
本発明は上記事実を考慮し、感光材料の処理状態に基づ
く現像液の経時疲労パターンに応じて補充液の活性状態
を変化させて補充液を補充し、かつ実際との差に基づく
補充量差を今回(第n−1回目)の処理状態での補充液
の差を考慮して、誤差を軽減するように補正し、稼動時
間中のいずれの時期においても感光材料を安定に処理す
ることができる自動現像機の補充液補充方法を得ること
が目的である。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係る自動現像機の補充液補充方法は、現像液の
酸化による劣化及び処理に応じた劣化の両方を回復する
ための低活性補充液、並びに処理に応じた劣化のみを回
復するための活性補充液を用い、稼動と停止で1回と
し、複数回繰り返されるときの第n回目(nは整数)に
おいて、処理量に応じて、まず前記低活性補充液を現像
液に補充していき、その補充量が演算によって求められ
た第n回目の目標補充量に達した時点で活性補充液に切
り換えて補充する場合に、標準的な稼動条件に基づいて
定められた一定量の低活性補充液量を仮補充量とし、実
際に補充した低活性補充液量を実補充量とし、本来補充
すべきであった低活性補充液量を稼動時間と停止時間と
から演算によって求めた値を真補充量、とすると、第n
−1回目の真補充量から第n−1回目の実補充量を差し
引いた値を第n−1回目の目標補充量に加算した値を、
第n回目の低活性補充液の目標補充量とするように制御
する自動現像機の補充液補充方法であって、前記演算さ
れた第n回目の低活性補充液の目標補充量が仮補充量を
越えている場合には、その差分を第n回目の感光材料を
処理する前に補充すると共に、第n回目の低活性補充液
の目標補充量を前記仮補充量と同じ値に設定することを
特徴としている。
補充液として低活性のものを使用するのは現像液が酸化
により劣化してpHが上昇するのを修正するためである。
すなわち現像処理によるpHの低下にくらべて、酸化によ
る劣化によって生ずるpHの上昇の方がはるかに大きく、
これを修正するために低活性補充液を使用しているので
ある。
本発明において低活性の補充液とは、ヒドラジン誘導体
を含有するハロゲン化銀写真感光材料を一定条件下で現
像処理した際の写真感度が、現像開始液を用いて現像処
理した際の写真感度より低いことを意味している。ここ
で写真感度は、黒化濃度1.5を与える露光量の逆数で示
される。このとき写真感度が低いとは、感度値として95
%以下であることを意味する。
本発明に用いられる低活性補充液としては、現像開始液
に比べ、低活性のものであればいかなるものでも用いる
ことができる。具体的には、現像開始液に比べpHがより
低い液、現像開始液を水で希釈した液、有機カブリ防止
剤の含有量が現像開始液より多い液、現像主薬の含有量
が現像開始液より少ない液、などを挙げることができ
る。
ここでpHの差としては、好ましくは0.05〜0.2である。
水で希釈する場合、稀釈水/現像開始液の比が0.05〜0.
2であることが好ましい。また、有機カブリ防止剤の含
有量の差は20%〜50%であることが好ましい。
なかでも、低活性補充液として、現像開始液を水で希釈
したものを用いる方法は、現像液の補充方式が簡便とな
るために特に好ましい。
本発明において、一定単位時間当りに補充される低活性
補充液の総量は、その単位時間の長さによってほぼ決定
されるが、用いる現像開始液の活性、補充液の活性、自
動現像機の種類、現像液量、感光材料の種類などによっ
ても多少変化する。しかしこのような現像条件が決まれ
ば、あらかじめその条件に適した補充総量を決定するこ
とができる。すなわち、予め定められた標準稼動条件で
処理されれば、一定単位時間当たりに補充される低活性
補充液の総量を過不足なく補充することができる。
ここで、実際の現像条件、例えば稼動時間、停止時間、
処理する感光材料の量等は一定していない。そのため、
変化した条件に応じて補充量を変更する必要がある。
そこで、補充計算毎(例えば、24時間を区切りとして稼
動、停止がなされる場合には、1日1回となる。)、低
活性補充液の最低必要な量を求め、次の補充量を決定す
る。そうすれば、前記各条件の変化があっても過不足を
なくすことができる(MDR)。
すなわち、稼動前にその日の低活性補充液量の目標値を
目標補充量(以下、目標MDRという)とし、 標準的な稼動条件に基づいて定められた一定量の低活性
補充液量を仮補充量(以下、仮MDRという)とし、 実際に補充した低活性補充液量を実補充量とし、 稼動終了時に、本来補充すべきであった低活性補充液量
を演算によって求めた値を真補充量(真MDRという)と
すると、 まず、第n−1回目の真MDRから第n−1回目の実補充
量を差し引いた値を第n−1回目の目標MDRに加算した
値を、第n回目の低活性補充液の目標MDRとするように
制御する。
これによって、第n−2目以前を含む第n−1日までの
経緯を含んだ低活性補充液の過不足量が分かる。すなわ
ち、この第n−1回目までの経緯は、仮MDRと第n回目
の目標MDRとの比較によって判断することができる。
そこで、[仮MDR>第n回目の目標MDR]の場合には、第
n回目までの低活性補充液の補充量が過剰であることを
示す。過剰は対処することができないので、上記計算で
得られた目標MDRを第n回目の目標MDRとする。
次に、[第n日の目標MDR>仮MDR]の場合には、第n−
1日までの低活性補充液の補充量が不足であることを示
す。不足は補充によって対処することができるため、そ
の不足分(第n日の目標MDR−仮MDR)を補充すれば、第
n−1日までの低活性補充液の補充量は正規な量とな
る。また、補充後は、その分目標を減らすことができ、
前記第n回目の目標MDRは仮MDRと等しくなる。仮MDRと
目標MDRとに差がないということは、前回(第n−1回
目以前)までの低活性補充液の補充量が正規であること
を示す。
このように、第n−2回目以前を含む第n−1日までの
低活性補充液の補充量の経緯を考慮することによって、
単純に第n−1回目のみの真MDRと実補充量との差分を
増減するのに比べ、過剰な補充液の補充を防止でき、か
つ、不足をもたらして品質を低下させるような不具合が
なく、誤差を軽減して、適正な処理を行うことができ
る。
なお、仮MDRは、一定量として計算しているが、自動現
像機の種類、低活性補充液や現像液の種類、処理液槽内
の容量等が変われば、そのハード構成の違い毎に一定量
が異なるのは言うまでもない。従って、この仮MDRを定
義する場合に、「一般的(標準的)現像条件での液感度
の許容される最大の変動値を補正するために必要な量」
と言うことができる。
〔実施例〕
以下図面を参照して、本発明の一実施例を詳細に説明す
る。第1図には本発明の実施例に係る補充液補充方法が
適用可能な自動現像機10が示されている。
本実施例に係る自動現像機10は未処理フイルムを現像す
る機能、定義する機能、水洗する機能、乾燥する機能、
を備えている。
自動現像機10には、筐体12が備えられている。この筐体
12の前部上側には未処理フイルムを挿入する挿入台14が
配置され、後部上側には処理済みフイルムを貯めておく
フイルムストツカ16が配置されている。挿入台14が取付
けられた筐体12の未処理フイルムが挿入される挿入口の
近傍にはフイルムの通過を検出する検出器80が取付けら
れている。
この検出器80はフイルム挿入口近傍に発光素子と受光素
子を対向させて複数個フイルム幅方向に沿うように配置
されている。各受光素子は挿入されたフイルムの幅に応
じてオン、オフ状態となりフイルムの幅に基づいた信号
を出力する。なお検出器80は、フイルムが挿入されると
フイルムによって反射した発光素子の光を受光素子が受
光することによりオン、オフ状態となる種類の検出器で
も良い。
筐体12の内部には現像槽18、定着槽20、水洗槽22、乾燥
部24が順に配置されている。また筐体12の内部には補充
装置28、循環装置30、制御部34が配置されている。
フイルムの処理順に配置された現像槽18と、定着槽20
と、水洗槽22と、乾燥部24には未処理フイルムを移動さ
せる複数個のガイドローラ18A、20A、22A、24Aが配置さ
れている。複数個のガイドローラ18A、20A、22A、24A
は、フイルムが搬送される搬送路を形成し、このローラ
の回転によりフイルムが搬送される。
筐体12の内部に配置された循環装置30は第2図(A)に
詳細に示すように、現像液フイルタ36と、熱交換器38
と、循環ポンプ40とで構成されている。現像槽18と循環
ポンプ40は、管42で連通され、現像液フイルタ36と現像
槽18とは熱交換器38を介して連通されている。
補充装置28は第2図(B)および第3図に示されるよう
に補充液が貯えられた補充タンク44と、補充液を希釈す
る稀釈水が貯えられた希釈水タンク45とベローズ式ポン
プ46、47、モータ48、49とで構成されている。
補充液を供給するベロース式ポンプ46は,伸縮可能なベ
ローズ46Aと、管路64と、補充液吸入部50とで構成され
ている。このベローズ式ポンプは稀釈水と補充液との各
々を現像槽に供給するように各々設けられている。稀釈
水を供給する場合は補充液吸入部50が稀釈水吸入部51と
なる。
ベローズ46Aの一端はクランク機構を構成している連結
棒52と連動されるように接続され他端は管路64を介して
補充タンク44に満たされた補充液中または稀釈水中で補
充液吸入部50または稀釈水吸入部51と接続されている。
連結棒52の一端はモータ48の出力軸48Aに取付けられた
回転板54の中心から偏心した位置に固定されている偏心
軸54Aに回転可能に支持されている。稀釈水を供給する
場合のベローズポンプ47も同様な構成となっている。
第4図に示されるように補充タンク44に満たされた補充
液中に配置されている補充液吸入部50の内部には、ボー
ル状の逆止弁58、60が収納されている。逆止弁58は吸入
口62を開閉するように収納され、逆止弁60は管路64と管
路66を連通する管路68を開閉するように収納されてい
る。稀釈水タンク45についても同様な構成となってい
る。
制御部34は第1図に示されるように、CPU78と、入力ポ
ート70と、出力ポート72とROM74とRAM76とを含んで構成
されている。また制御部34にはカウンタ75、カウンタ73
が接続され、自動現像機10の稼動時間と休止時間が測定
されるようになっている。入力ポート70には検出器80が
接続されている。出力ポート72には補充液補充用のポン
プ46と、稀釈水補充用のポンプ47が接続されている。
次に本実施例の未処理フイルムを処理する作動を説明す
る。
自動現像機10の電源が投入され、未処理フイルムが挿入
台14から挿入されて、未処理フイルムが検出器80の下部
を通過すると、フイルムの通過が検出されて、制御部34
の入力ポートに信号が入力される。
未処理フイルムが検出器80の下部を通過すると現像槽18
内に配置された複数個のガイドローラ18Aが形成するフ
イルム搬送路を通って未処理フイルムは現像槽18の底部
へ案内される。案内されたフイルム底部に配置されたガ
イドローラ18Aによって移動方向が反転され、現像槽の
上部へ搬送される。これにより未処理フイルムが現像液
中を通過する。現像槽18を未処理フイルムが通過するこ
とにより現像される。現像されたフイルムは、さらに定
着槽20に配置されている複数個のガイドローラ20Aが形
成するフイルム搬送路を通って定着槽20へ案内されて、
定着される。定着槽20で定着されたフイルムは、水洗槽
22の中に配置された複数個のガイドローラ22Aが形成す
るフイルム搬送路を通って水洗槽へ案内され、水洗され
る。水洗されたフイルムは複数個のガイドローラ24Aに
案内されて乾燥部24を通過することにより乾燥されて、
フイルムストツカ16に集積される。
また現像槽18に貯えられた現像液は循環ポンプ40によっ
て循環されている。循環中に現像液は処理液フイルタに
よって浄化され、熱交換器によって現像液の温度が調節
されて現像槽18へ循環される。
現像槽18に補充される補充液は稀釈水により希釈されて
補充される。現像による現像液の劣化を補正する場合は
補充液と稀釈水の割合が1:1になるようにして補充液と
稀釈水とを現像槽に補充する。また現像液が空気酸化に
よって劣化を補正する補充の場合は補充液と稀釈水の割
合が4:5になるように現像槽に補充する。その補充の方
法は第1図に示されるように、補充液タンクから吐出さ
れた補充液が、稀釈水タンクから吐出された稀釈水とが
途中で一緒になって現像槽へ供給される構成となってい
る。
第3図及び第4図を用いて補充装置28を構成しているベ
ローズ式ポンプと、モータ48の作動について説明する。
モータ48の出力軸が回転することにより、クランク機構
を構成している連結棒52のベローズ46Aと接続されてい
る端部が上下方向に直線運動してベローズ46Aを伸縮さ
せる。ベローズ46Aが収縮すると、ポンプ46と管路64の
内部に溜っている補充液が逆止弁58に作用して吸入口62
を塞ぎ、管路68に溜っている補充液に作用して、逆止弁
66を鉛直上方に押し上げ、管路66から補充液を吐出され
る。次にベローズ46Aが伸張されると、逆止弁58が鉛直
上方に吸い上げられて移動し、吸入口62から補充液が管
路68に流入する。上記の伸縮の繰返しにより吐出された
補充液は管66を通って現像槽18へ補充される。管66には
稀釈水が同様に稀釈水タンクからベローズポンプによっ
て吐出され、補充液と混合されて現像槽18へ補充され
る。
以上のような補充装置28を制御することにより補充液を
補充する方法について第5図に示すタイムチヤート図及
び第6図に示すフローチヤートに従って説明する。ここ
で、以下に記載する「真MDR]、「目標MDR」、「仮MD
R」は、前述したとおりの定義に沿って適用する。ま
た、第n−1回目を今回、第n回目を次回とする。
なお、第5図及び第6図において、真MDRから実際の補
充量を差し引いた値(実際の補充量が目標MDRに達した
場合には、真MDRから目標MDRを差し引いた値)をl1、仮
MDRから目標MDRを差し引いた値をl2と定義する(以上、
目標MDRが真MDRよりも小さいとき)。一方、目標MDRが
真MDRよりも大きいときには、目標MDRから真MDRを差し
引いた値をlと定義する。
まず、ステツプ100で現像機が稼動しているか否かを判
定し、否定の場合はこれを繰り返す。ステツプ100で肯
定されるとステツプ104へ移行する。
ステツプ104では今回の真MDRを計算した後、ステツプ10
6で今回の実際の補充量と今回の目標補充量とが比較さ
れる。ここで、実際の補充量が目標補充量に達した場合
は今回大量処理であると判断されステツプ108へ移行
し、少ない場合はステツプ110へ移行する。
ステツプ108では目標MDRと真MDRとが比較され、真MDRが
目標MDRよりも多い場合はステツプ114で真MDRと目標MDR
との差l1が、ステツプ116で仮MDRと目標MDRとの差l2
算出される。
次に、ステツプ118でこのl1とl2とが比較され、l1>l2
の場合は、ステツプ120へ移行しその差(l1−l2)分補
充液が補充され、ステツプ122へ移行する。ステツプ122
では目標MDRが仮MDRとされ、次回の目標MDRとされる
(第5図グラフA参照)。
また、ステツプ118でl1≦l2の場合はステツプ126へ移行
し、目標MDRに前記l1が加算され次回の目標MDRとされ
る。この場合、補充液は補充されない(第5図グラフB
参照)。
ここで、ステツプ106で実際の補充量が目標MDRに達して
いないと判断された場合に移行したステツプ110では実
際の補充量と真の補充量とが比較され、これらが等しい
か又は真MDRが多い場合はステツプ128で真MDRと補充量
との差l1が算出された後、ステツプ116へ移行し、以下
前述のステツプ118、120、122へ順次移行するか(第5
図グラフC参照)、ステツプ118、126へと移行する(第
5図グラフD参照)。
また、ステツプ110で実際の補充量が真MDRよりも多い場
合はステツプ130で移行し実際の補充量と真MDRとの差l
が算出され、次いでステツプ132で目標MDRからこのlが
減算され次回の目標MDRとされる。この場合も補充液は
補充されない(第5図グラフE参照)。
ステツプ108で目標MDRが真MDRよりも多い場合はステツ
プ134へ移行し目標MDRと真MDRとの差lが算出された
後、ステツプ132へ移行する(第5図F参照)。
このように、低活性補充液は今回の経時パターンによっ
て、次回に補充するか否かが判定され、また補充量もそ
の経時パターンにより算出されるので、感光材料の処理
開始時と終了時とに現像能力の大きな差が生じることが
ない。
〔発明の効果〕
以上説明した如く本発明に係る自動現像機の補充液補充
方法は、感光材料の処理状態に基づく現像液の経時疲労
パターンに応じて補充液の活性状態を変化させて補充液
を補充し、かつ実際との差に基づく補充量差を今回(第
n−1回目)の処理状態での補充液の差を考慮して、誤
差を軽減するように補正し、稼働時間中のいずれの時期
においても感光材料を安定に処理することができるとい
う優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る自動現像機の補充液補充方法が適
用された自動現像機を示す概略図、第2図(A)は循環
装置の配管を示す配管図、第2図(B)は補充装置の配
管を示す配管図、第3図はベローズポンプの概略を示す
概略図、第4図は現像液吸入部及び稀釈水吸入部を示す
断面図、第5図は補充量と自動現像機の稼動と停止時間
の関係を示す説明図、第6図は本実施例のフローチヤー
ト図である。 28……補充装置、 34……制御部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現像液の酸化による劣化及び処理に応じた
    劣化の両方を回復するための低活性補充液、並びに処理
    に応じた劣化のみを回復するための活性補充液を用い、 稼動と停止で1回とし、複数回繰り返されるときの第n
    回目(nは整数)において、処理量に応じて、まず前記
    低活性補充液を現像液に補充していき、その補充量が演
    算によって求められた第n回目の目標補充量に達した時
    点で活性補充液に切り換えて補充する場合に、 標準的な稼動条件に基づいて定められた一定量の低活性
    補充液量を仮補充量とし、 実際に補充した低活性補充液量を実補充量とし、 本来補充すべきであった低活性補充液量を稼動時間と停
    止時間とから演算によって求めた値を真補充量、とする
    と、 第n−1回目の真補充量から第n−1回目の実補充量を
    差し引いた値を第n−1回目の目標補充量に加算した値
    を、第n回目の低活性補充液の目標補充量とするように
    制御する自動現像機の補充液補充方法であって、 前記演算された第n回目の低活性補充液の目標補充量が
    仮補充量を越えている場合には、その差分を第n回目の
    感光材料を処理する前に補充すると共に、第n回目の低
    活性補充液の目標補充量を前記仮補充量と同じ値に設定
    することを特徴とする自動現像機の補充液補充方法。
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