JPH069744Y2 - ウイービング溶接装置 - Google Patents
ウイービング溶接装置Info
- Publication number
- JPH069744Y2 JPH069744Y2 JP15288588U JP15288588U JPH069744Y2 JP H069744 Y2 JPH069744 Y2 JP H069744Y2 JP 15288588 U JP15288588 U JP 15288588U JP 15288588 U JP15288588 U JP 15288588U JP H069744 Y2 JPH069744 Y2 JP H069744Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- welding
- weaving
- groove
- current
- welding current
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
- Arc Welding In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はウィービング溶接装置に関する。
アーク溶接において溶接トーチを溶接線に直交する方向
にウィーブさせるウィービング溶接法は、通常よく用い
られる溶接法であり、ウィービングの位置によって溶接
電流を変化させない方法と、第3図説明図に示すよう
に、被溶接材1に開先2を設けて低電流を用い姿勢溶接
を行う場合、開先2の側面に融合不良などの溶接欠陥が
生じやすいため、ウィービングの両端で電流を高めて入
熱を増加し融合不良の欠陥を解消する方法がある。
にウィーブさせるウィービング溶接法は、通常よく用い
られる溶接法であり、ウィービングの位置によって溶接
電流を変化させない方法と、第3図説明図に示すよう
に、被溶接材1に開先2を設けて低電流を用い姿勢溶接
を行う場合、開先2の側面に融合不良などの溶接欠陥が
生じやすいため、ウィービングの両端で電流を高めて入
熱を増加し融合不良の欠陥を解消する方法がある。
しかし、後者の方法において、溶接欠陥は開先端での一
時的な入熱増加のみでなくなるものではなく、溶融池の
形態やその凝固過程及び開先側壁の溶融形態など複雑な
現象を制御することによって可能となる。
時的な入熱増加のみでなくなるものではなく、溶融池の
形態やその凝固過程及び開先側壁の溶融形態など複雑な
現象を制御することによって可能となる。
本考案は、このような事情に鑑みて提案されたもので、
溶接入熱がウィービングに伴う開先各部に均一に分布し
てビード形状が凹形になり、また開先端部で発生しやす
い融合不良の発生を防止することができるウィービング
溶接装置を提供することを目的とする。
溶接入熱がウィービングに伴う開先各部に均一に分布し
てビード形状が凹形になり、また開先端部で発生しやす
い融合不良の発生を防止することができるウィービング
溶接装置を提供することを目的とする。
そのために本考案は、装架した溶接トーチを溶接進行方
向に対してほぼ直角に揺動させるウィービング機構及び
そのウィービング位置の検出器と、上記検出器で検出し
たウィービング位置信号に基づきワイヤ送給速度及び溶
接電圧を調節しウィービングの振巾が大きくなるに従い
溶接電流を大きくする制御装置とを具えたことを特徴と
する。
向に対してほぼ直角に揺動させるウィービング機構及び
そのウィービング位置の検出器と、上記検出器で検出し
たウィービング位置信号に基づきワイヤ送給速度及び溶
接電圧を調節しウィービングの振巾が大きくなるに従い
溶接電流を大きくする制御装置とを具えたことを特徴と
する。
ウィービング溶接ではそのウィービング動作の性質上開
先中央位置近傍が開先端部に比較してアーク熱を受ける
機会が2倍あるため、姿勢溶接では凸ビードが形成され
やすいので、本考案装置においては、ウィービング位置
の中央近傍では溶接電流を低く開先端部になるに従って
溶接電流を大きくすることによって、入熱が均一化し、
ビード形状が電流を変化させない場合に比較し凹形にな
る。また溶接欠陥が発生しやすい開先端部で溶接電流を
最大とし入熱を増加させて欠陥発生を防止する。
先中央位置近傍が開先端部に比較してアーク熱を受ける
機会が2倍あるため、姿勢溶接では凸ビードが形成され
やすいので、本考案装置においては、ウィービング位置
の中央近傍では溶接電流を低く開先端部になるに従って
溶接電流を大きくすることによって、入熱が均一化し、
ビード形状が電流を変化させない場合に比較し凹形にな
る。また溶接欠陥が発生しやすい開先端部で溶接電流を
最大とし入熱を増加させて欠陥発生を防止する。
本考案を消耗電極式のウィービング溶接装置に適用した
一実施例を図面について説明すると、第1図はその模式
図、第2図は同上における溶接電流の変化状態を示す線
図である。
一実施例を図面について説明すると、第1図はその模式
図、第2図は同上における溶接電流の変化状態を示す線
図である。
第1図において、被溶接材1は開先2が設けられ、その
裏側に裏当材3が当てられている。開先2に対向するト
ーチ4の内部には絶縁物5を介して給電チップ6が挿入
固定され、同給電チップ6の軸芯孔には、ワイヤ7がモ
ーター8駆動のローラー9により送り込まれている。ま
た給電チップ6と被溶接材1とに溶接電源10から電力
が供給され、ワイヤ7先端と溶融金属11との間にアー
ク12が発生されるとともに、アーク12の周りにシー
ルドガス13が送給される。更にトーチ4はウィービン
グ用のスライダー14に開先2の巾方向へ移動可能に装
架されており、このスライダー14には駆動電源17接
続のモーター15が連結されるとともに、モーター15
の軸にはトーチ4のスライダー14に対する位置を検出
する回転量検出器16が連結され、同回転量検出器16
の出力端は、その出力信号によってモーター8の速度を
変化させ溶接電流を制御するとともに、その溶接電流に
適した溶接電圧になるように溶接電源10を制御する制
御装置18に接続されている。
裏側に裏当材3が当てられている。開先2に対向するト
ーチ4の内部には絶縁物5を介して給電チップ6が挿入
固定され、同給電チップ6の軸芯孔には、ワイヤ7がモ
ーター8駆動のローラー9により送り込まれている。ま
た給電チップ6と被溶接材1とに溶接電源10から電力
が供給され、ワイヤ7先端と溶融金属11との間にアー
ク12が発生されるとともに、アーク12の周りにシー
ルドガス13が送給される。更にトーチ4はウィービン
グ用のスライダー14に開先2の巾方向へ移動可能に装
架されており、このスライダー14には駆動電源17接
続のモーター15が連結されるとともに、モーター15
の軸にはトーチ4のスライダー14に対する位置を検出
する回転量検出器16が連結され、同回転量検出器16
の出力端は、その出力信号によってモーター8の速度を
変化させ溶接電流を制御するとともに、その溶接電流に
適した溶接電圧になるように溶接電源10を制御する制
御装置18に接続されている。
このような装置において、駆動電源17には、予めスラ
イダー14の移動速度及び移動周期すなわちウィービン
グ速度及びウィービング周期が設定される。このウィー
ビング速度及びウィービング周期は、溶接電流,溶接速
度,開先形状(開先巾や開先角度)などによって適正値
が存在し、通常は、溶接姿勢の変化などによりこれらの
パラメターはプリセットされて溶接時再生される。
イダー14の移動速度及び移動周期すなわちウィービン
グ速度及びウィービング周期が設定される。このウィー
ビング速度及びウィービング周期は、溶接電流,溶接速
度,開先形状(開先巾や開先角度)などによって適正値
が存在し、通常は、溶接姿勢の変化などによりこれらの
パラメターはプリセットされて溶接時再生される。
しかしてこれらのパラメターの中でウィービング条件が
決定されると特に溶接電流はビード形状に大きな影響を
与えるものであり、姿勢溶接においては開先2中央近傍
に溶接金属が堆積しやすくいわゆる凸ビードが形成さ
れ、凸ビードの生成は多層盛溶接において開先角度に融
合不良の溶接欠陥を発生しやすい。
決定されると特に溶接電流はビード形状に大きな影響を
与えるものであり、姿勢溶接においては開先2中央近傍
に溶接金属が堆積しやすくいわゆる凸ビードが形成さ
れ、凸ビードの生成は多層盛溶接において開先角度に融
合不良の溶接欠陥を発生しやすい。
そのため、一層一パスの積層ビード方式を用いる狭開先
溶接では凹型ビードの生成が不可欠である。しかしなが
ら、溶接電流を変化しないでウィービング溶接を行う
と、ウィービングの一サイクルの間でアークは開先2の
両端が1回なのに中央部は2回通過する。この結果、開
先2の中央部は入熱が大きくなり溶融金属は中央に集積
する傾向になりやすく、これが凸ビードの生成原因とな
る。
溶接では凹型ビードの生成が不可欠である。しかしなが
ら、溶接電流を変化しないでウィービング溶接を行う
と、ウィービングの一サイクルの間でアークは開先2の
両端が1回なのに中央部は2回通過する。この結果、開
先2の中央部は入熱が大きくなり溶融金属は中央に集積
する傾向になりやすく、これが凸ビードの生成原因とな
る。
そこで、回転量検出器16で検出したトーチ4のウィー
ビング位置信号に基づいて、第2図に示すように、ウィ
ービングの中心すなわち開先2の中心に対してウィービ
ング巾が大きくなるに従って単調増加するように、制御
装置18によりモーター8を制御して、溶接電流を変化
させると、トーチ4のウィービングに伴う開先2の各部
の入熱が均一になり、生成するビード形状は凹形にな
る。更に開先2端部において溶接電流が最大となってい
るため、そこにおける融合不良も発生しなくなる。なお
このウィービング振巾の変化に応じて溶接電流を変化さ
せるとき、溶接電源10の溶接電圧は溶接電流に対応す
る適切な値に制御装置18によって制御される。
ビング位置信号に基づいて、第2図に示すように、ウィ
ービングの中心すなわち開先2の中心に対してウィービ
ング巾が大きくなるに従って単調増加するように、制御
装置18によりモーター8を制御して、溶接電流を変化
させると、トーチ4のウィービングに伴う開先2の各部
の入熱が均一になり、生成するビード形状は凹形にな
る。更に開先2端部において溶接電流が最大となってい
るため、そこにおける融合不良も発生しなくなる。なお
このウィービング振巾の変化に応じて溶接電流を変化さ
せるとき、溶接電源10の溶接電圧は溶接電流に対応す
る適切な値に制御装置18によって制御される。
このような装置によれば、トーチ4のウィービング位置
を回転量検出器16により検出して、ウィービングの中
心に対してウィービング振巾が大きくなるに従って溶接
電流を単調増加させるので、溶接入熱がウィービングに
伴う開先2の各部に均一に分布しビード形状が凹形にな
り多層溶接に適する。また開先2の両端で最大溶接電流
となるため、この部分で発生しやすい融合不良などの溶
接欠陥が発生しない。
を回転量検出器16により検出して、ウィービングの中
心に対してウィービング振巾が大きくなるに従って溶接
電流を単調増加させるので、溶接入熱がウィービングに
伴う開先2の各部に均一に分布しビード形状が凹形にな
り多層溶接に適する。また開先2の両端で最大溶接電流
となるため、この部分で発生しやすい融合不良などの溶
接欠陥が発生しない。
要するに本考案によれば、装架した溶接トーチを溶接進
行方向に対してほぼ直角に揺動させるウィービング機構
及びそのウィービング位置の検出器と、上記検出器で検
出したウィービング位置信号に基づきワイヤ送給速度及
び溶接電圧を調節しウィービングの振巾が大きくなるに
従い溶接電流を大きくする制御装置とを具えたことによ
り、溶接入熱がウィービングに伴う開先各部に均一に分
布してビード形状が凹形になり、また開先端部で発生し
やすい融合不良の発生を防止することができるウィービ
ング溶接装置を得るから、本考案は産業上極めて有益な
ものである。
行方向に対してほぼ直角に揺動させるウィービング機構
及びそのウィービング位置の検出器と、上記検出器で検
出したウィービング位置信号に基づきワイヤ送給速度及
び溶接電圧を調節しウィービングの振巾が大きくなるに
従い溶接電流を大きくする制御装置とを具えたことによ
り、溶接入熱がウィービングに伴う開先各部に均一に分
布してビード形状が凹形になり、また開先端部で発生し
やすい融合不良の発生を防止することができるウィービ
ング溶接装置を得るから、本考案は産業上極めて有益な
ものである。
第1図は本考案ウィービング溶接装置の一実施例の模式
図、第2図は同上における溶接電流の変化状態を示す線
図である。 第3図は従来のウィービング溶接における溶接電流の説
明図である。 1…被溶接材、2…開先、3…裏当材、4…トーチ、5
…絶縁物、6…給電チップ、7…ワイヤ、8…モータ
ー、9…ローラー、10…溶接電源、11…溶融金属、
12…アーク、13…シールドガス、14…スライダ
ー、15…モーター、16…回転量検出器、17…駆動
電源、18…制御装置。
図、第2図は同上における溶接電流の変化状態を示す線
図である。 第3図は従来のウィービング溶接における溶接電流の説
明図である。 1…被溶接材、2…開先、3…裏当材、4…トーチ、5
…絶縁物、6…給電チップ、7…ワイヤ、8…モータ
ー、9…ローラー、10…溶接電源、11…溶融金属、
12…アーク、13…シールドガス、14…スライダ
ー、15…モーター、16…回転量検出器、17…駆動
電源、18…制御装置。
フロントページの続き (72)考案者 引地 茂敏 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工 業株式会社長崎造船所内 (72)考案者 草野 幸弘 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工 業株式会社長崎造船所内
Claims (1)
- 【請求項1】装架した溶接トーチを溶接進行方向に対し
てほぼ直角に揺動させるウィービング機構及びそのウィ
ービング位置の検出器と、上記検出器で検出したウィー
ビング位置信号に基づきワイヤ送給速度及び溶接電圧を
調節しウィービングの振巾が大きくなるに従い溶接電流
を大きくする制御装置とを具えたことを特徴とするウィ
ービング溶接装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15288588U JPH069744Y2 (ja) | 1988-11-24 | 1988-11-24 | ウイービング溶接装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15288588U JPH069744Y2 (ja) | 1988-11-24 | 1988-11-24 | ウイービング溶接装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0276670U JPH0276670U (ja) | 1990-06-12 |
| JPH069744Y2 true JPH069744Y2 (ja) | 1994-03-16 |
Family
ID=31428220
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15288588U Expired - Lifetime JPH069744Y2 (ja) | 1988-11-24 | 1988-11-24 | ウイービング溶接装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH069744Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5122736B2 (ja) * | 2005-09-30 | 2013-01-16 | 株式会社ダイヘン | 消耗電極アーク溶接方法 |
-
1988
- 1988-11-24 JP JP15288588U patent/JPH069744Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0276670U (ja) | 1990-06-12 |
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