JPH0697490A - 面型光半導体素子 - Google Patents

面型光半導体素子

Info

Publication number
JPH0697490A
JPH0697490A JP4271207A JP27120792A JPH0697490A JP H0697490 A JPH0697490 A JP H0697490A JP 4271207 A JP4271207 A JP 4271207A JP 27120792 A JP27120792 A JP 27120792A JP H0697490 A JPH0697490 A JP H0697490A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
region
active region
optical semiconductor
type
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4271207A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideto Furuyama
英人 古山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP4271207A priority Critical patent/JPH0697490A/ja
Priority to US08/118,811 priority patent/US5434426A/en
Publication of JPH0697490A publication Critical patent/JPH0697490A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Photo Coupler, Interrupter, Optical-To-Optical Conversion Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】レンズ等の光変換素子と組合せることなく、良
好な周波数特性が得られ、しかも暗電流や表面電流等の
発生が少なく、容易に大規模アレイ化を実現できる面型
光半導体素子を提供する。 【構成】p形半導体層5とn形半導体層2とからなるp
n接合で構成されて受光,発光等に供される能動領域3
0と該領域を囲む非能動領域31とが一体にメサ構造に
形成されるとともに非能動領域31に入射する光を阻止
する遮光マスク33を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光伝送,光情報処理等
の分野で用いられる面型光半導体素子に関する。
【0002】
【従来の技術】光伝送,光情報処理等の分野では、発光
素子,受光素子等の光半導体素子が用いられている。中
でもフォトダイオードや光スイッチ等は、表面を介して
光を入出力させる、いわゆる面型素子構造のものが多
い。面型の光半導体素子は、アレイ化やウェハ状態での
特性テストが容易であり、集積化や量産に適する等の利
点を備えている。
【0003】これらの光半導体素子は、レンズやテーパ
ーガイド等の光変換素子を介して光導波路や光ファイバ
等の光伝達媒体に結合されるのが一般的である。特に、
光ファイバ通信用の送信モジュールや受信モジュールで
は、高い光結合効率が求められるため、ほとんどのもの
がレンズ等の光変換素子を用いている。このため、従来
の光半導体素子は、光伝達媒体との間にレンズ等の光変
換素子を用いることを想定して設計されている。
【0004】しかしながら、上記のようにレンズ等の光
変換素子を用いることを想定して設計された光半導体素
子にあっては、光変換素子を用いない場合において幾つ
かの問題を生じることがあり、特に面型光半導体素子や
そのアレイ素子において問題があった。以下にその理由
を説明する。
【0005】図5には従来の面型受光素子の代表的な例
である、いわゆるプレーナ型受光素子が示されている。
【0006】同図において、1はn形lnP基板、2は
低濃度のGalnAsからなる光吸収層、3はn形ln
P層、4は拡散マスクおよびパッシベーション膜を兼ね
た窒化シリコン(SiNx)膜、5はZn、Cd等によ
るp形拡散領域、6aおよび6bはSiNx等による無
反射コート膜、7および8は金属電極である。
【0007】この素子ではp形拡散領域5を選択形成し
てpn接合面積を小さくし、pn接合容量による電気的
応答速度低下(CRリミット)を防いでいる。また、禁
制帯幅の広いn形lnP層3内にpn接合端を形成して
局所トンネル電流を防止し、さらに表面にパッシベーシ
ョン膜を形成して安定化と表面電流防止を図っている。
【0008】この素子に、いわゆる逆バイアスを加える
と、内部にキャリア空乏領域、すなわち図中破線で囲ま
れた領域内に電界印加領域10が形成される。この領域
10では光吸収キャリアに電界ドリフトが加わるため、
比較的応答の速い光吸収電流が得られる。一方、電界印
加領域10の外側、つまり非空乏領域では電界がほとん
ど印加されておらず、光吸収キャリアが電界ドリフトを
受けずに拡散または再結合消滅等、時間的にゆるやかな
挙動を示す。したがって、非空乏領域に光が入射した場
合には、比較的応答速度の遅い電流(拡散電流)が発生
する。この結果、図5に示される受光素子では、レンズ
等の光変換素子を用いた場合と、用いない場合とで応答
特性に異なりが生じる。
【0009】図6にはこの様子が示されている。すなわ
ち、(a) は光伝達媒体11から出た光をレンズ12で集
光して受光素子の能動受光領域(電界印加領域10)へ
入力した場合を示し、(b) は特に集光せずに入力した場
合を示している。
【0010】(a) の場合には、光のほとんどが能動受光
領域に入射するため、ドリフトによる電流が出力され、
同図(c) 中に13で示すように、キャリア移動度や寄生
容量で決まる遮断周波数まで平坦な応答特性を示す。
【0011】しかし、(b) の場合には、光が非空乏領域
にも入射しているため、同図(c) 中に14で示すよう
に、直流的な出力電流は(a) の場合と大きく変らない
が、交流的出力が比較的低周波で低下し、高周波側出力
電流が能動受光領域へ入射した光相当の電流だけにな
る。
【0012】このような非空乏領域への光入射を避ける
ためには、能動受光領域の面積を入射する光ビームの径
より大きくすればよいが、能動受光領域の面積を大きく
すると、素子のpn接合寄生容量の増加を招くので、寄
生容量による電気的な遮断周波数により素子応答限界が
制限されることになる。このため、図5に示される受光
素子では、小さい面積に効率良く光を入射させるという
理由のほかに、周波数特性の観点からレンズ結合等の方
法を採用せざるを得ない。
【0013】このように、図5に示される従来の受光素
子では、伝達距離が短く、受光効率低下が比較的問題に
ならない場合等においても、光入射領域を限定するため
に光変換素子を必要とする。このため、光変換素子の存
在がシステム価格の低減を妨げており、また大規模なア
レイ化の実現も困難にしている。
【0014】そこで、このような問題を解消するため
に、図7に示されているような、いわゆるメサ構造の受
光素子を使用することが考えられる。この素子において
は、p型拡散領域5を全面に設け、これをたとえばケミ
カルエッチングによって図のようにメサ化処理し、能動
受光領域(電界印加領域10)だけを残す構造を採用し
ている。なお、メサの側面を保護するためにパッシベー
ション膜15が設けてあり、これには一般にポリイミド
等の高分子材料が用いられている。
【0015】この図7に示されている受光素子では、光
吸収層2が全域に渡って空乏化(電界印加)されるた
め、光吸収キャリアの全てが電界ドリフトを受け、いわ
ゆる拡散電流は発生しない。したがって、光入射領域を
限定しなくても平坦な周波数応答特性が得られ易く、受
光効率の低下があまり問題にならない場合には、図6の
(b) に示した光結合方法を採用でき、光結合を簡略化す
ることが可能である。
【0016】しかし、図7に示される従来の受光素子で
は、メサの側面(エッチング表面)に直に電界が印加さ
れるため、エッチング後の表面状態やパッシベーション
膜15の形成状態によって暗電流が大きく変化する問題
がある。このため、素子特性の再現性や安定性が低く、
製造上の歩留りや長期的な信頼性に問題があった。たと
えば、能動受光領域を規定するためのメサ化処理におい
て、メサエッチング終了後にGalnAsで形成された
光吸収層2が水に触れると、その表面が一部酸化され、
これによる表面準位が形成される。また、メサの側面に
塵埃等の付着物があると、その部分に電界が集中して局
所的なブレークダウンを起こし易くなる。したがって、
メサ化処理からパッシベーション膜形成まで非常に清
浄、かつ乾燥した雰囲気に保つ必要があるが、これを製
造工程で安定に保つことは容易ではない。このため、図
5に示されるプレーナ型の素子に比べて、通常、暗電流
レベルが1桁乃至2桁程高い。また、比較的良好なパッ
シベーションが施された素子においても、メサ側面の局
所的パッシベーション破壊やトンネル電流、表面準位へ
の励起等が起こり易く、ブレークダウン電圧がプレーナ
型より低い欠点がある。これらは動作電圧範囲を狭める
だけでなく、メサ型特有の劣化原因となって素子劣化を
加速させる要因となっている。さらに、光入力パワーが
大きい場合、メサ側面の表面準位が励起されて表面電流
が発生し、等価的な暗電流増加とそれによる雑音増加が
起こり易いという問題もあった。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、従来の面
型光半導体素子にあっては、光伝達媒体との光結合を簡
略化しつつ性能と信頼性を確保することが困難であっ
た。このため、高速動作が可能で、かつ低価格化および
大規模アレイ化を達成することが困難であった。
【0018】そこで本発明は、レンズ等の光変換素子と
組合せることなく、良好な周波数特性が得られ、しかも
暗電流や表面電流等の発生が少なく、もってシステムを
構成したときの低価格化に寄与できるばかりか、構成の
複雑化を招くことなく大規模アレイ化の実現に寄与でき
る面型光半導体素子を提供することを目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る面型半導体素子は、受光,発光等に供
される能動領域と該領域を囲む非能動領域とが一体にメ
サ構造に形成されるとともに上記非能動領域に入射する
光を阻止する遮光マスクを備えている。
【0020】さらに詳しく述べると、能動領域を囲む非
能動領域の幅は、動作時の空乏層がメサの側面まで達す
ることがなく、しかも不要な光吸収層の幅を可能な限り
狭くできる値に設定されている。
【0021】
【作用】能動領域の回りに非能動領域が存在しているの
で、メサ構造を採用してもメサの側面に直に電界が印加
されることがない。また、メサ構造を採用しているの
で、不要な光吸収層を少なくでき、しかも遮光マスクの
遮光機能と相俟って拡散電流を抑制できる。すなわち、
本発明に係る面型光半導体素子は、従来のプレーナ型素
子の利点と従来のメサ型素子の利点とを兼ね備えた特性
を発揮し、光変換素子を必要とすることなく、良好な周
波数特性を発揮する。
【0022】また、その製造工程も従来素子の製造工程
に簡単な工程を追加するだけでよく、光変換素子を必要
としないことを含めると、最終的に大幅な工程簡略化が
達成される。さらに、集積化素子とした場合、能動領域
がメサ化されているために隣接素子からの拡散によるキ
ャリアの侵入がなく、散乱による光や伝導による熱も伝
わり難い構造となる。したがって、電気的結合や光学
的、熱的干渉が少なく、素子間の信号クロストークを少
なくできるので、高密度集積化が可能になる。
【0023】
【実施例】以下、図面を参照しながら実施例を説明す
る。
【0024】図1には本発明の一実施例に係る面型光半
導体素子、ここには面型受光素子が示されている。
【0025】同図において、21はn形lnP基板、2
2はGalnAsからなる光吸収層、23はn形lnP
からなる窓層、24は不純物拡散マスクとパッシベーシ
ョンを兼ねた窒化シリコン膜、25はZn、Cd、Mg
等の熱拡散又はイオン注入によるp形lnPからなるP
型拡散領域、26a,26bは窒化シリコン等による無
反射コート膜、27は表面の保護を兼ねた誘電(絶縁)
膜、28および29は金属電極である。
【0026】この面型受光素子では、光吸収層22とP
型拡散領域25とで能動領域30が形成され、この能動
領域30を囲むように非能動領域31が形成されてい
る。そして、能動領域30と非能動領域31とが一体に
メサ構造に形成されている。また、電極28は、非能動
領域31の上面と周面の一部とを覆うよう外側に延び
て、非能動領域31に入射しようとする光を阻止する遮
光マスクを兼ねたものとなっている。
【0027】ここで、非能動領域31の幅について説明
する。非能動領域31の幅が広い場合には、電極28と
n形領域との間の寄生容量が大きくなり、狭い場合には
素子動作時に空乏層がメサの側面まで到達して表面準位
等の影響を受ける。このため、非能動領域31の幅は動
作速度や動作電圧等に応じて設定する必要がある。目安
として、素子動作時に空乏層がメサの側面まで到達しな
いように、空乏層の外側に光吸収層22の厚み程度ある
いはそれ以上の外縁幅を持たせることが必要である。
【0028】なお、lnP基板1と光吸収層2との間に
は、n形のlnPバッファー層が挿入されていてもよ
い。誘電膜27は、たとえばポリイミド等の高分子膜や
窒化シリコン等を適時使い分けて用いることができ、後
述する寄生容量低減のために厚く形成する場合にはポリ
イミド等の高分子膜が適している。電極28にはたとえ
ばAu/Pt/TiやAu/Cr等の非アロイ性の金属
を用いることができ、電極29にはたとえばAuGeを
用いることができる。
【0029】このような構成であると、プレーナ型素子
の利点とメサ型素子の利点とを兼ね備えた特性を発揮さ
せることができ、光変換素子を必要とするすることな
く、良好な周波数特性を発揮させることができる。
【0030】以下に、その効果を実際の製作例および測
定結果例に基いて説明する。
【0031】動作速度が5GHzの素子を例にとる。こ
の速度の場合、キャリア走行時間の関係から光吸収層2
2を3μm以下の厚さにする必要がある。そこで、光吸
収量が極力大きくなるよう3μmに設定した。このと
き、光吸収層22の残留キャリア濃度は、5×1014c
m-3である。この値から空乏層がn形lnP基板21に
達するバイアス電圧は3.5V程度と計算される。実際
の動作電圧は、光吸収キャリアによる内部電界変動の影
響を防ぐためと、電極での電圧降下を補償するためにや
や大きめに設定する必要がある。したがって、動作電圧
を5Vに設定した。この電圧での空乏層の最大幅は約4
μmと求まるので、p形拡散領域25からメサの側面ま
での幅を5μm以上にすれば問題ないことになる。そこ
で、p形拡散領域25からメサの側面(誘電膜27の内
側)までの距離を10μmに設定した。また、電極28
で囲まれた素子受光径を50μmφ、受光径とp形拡散
領域25の径との差を20μm(pn接合径70μm
φ)とし、さらに誘電膜27に1.5μm厚のポリイミ
ドを用いた。
【0032】このように構成された素子の素子寄生容量
は約200fFであった。このとき、pn接合部のみの
容量は約160fFであり、寄生容量の増加は約25%
であった。この結果、負荷抵抗を50Ωにしたときの電
気的な遮断周波数は約16GHzとなり、負荷抵抗を1
00Ω以上にしても5GHz以上の動作が可能となる。
また、素子の受光効率は波長が1.3μmで1A/W程
度であり、光を受光面に選択的に入射する測定では負荷
抵抗100Ωで100mV/mW以上の感度が得られ
た。また、光ファイバの光を受光面に選択的に照射した
場合と、非選択的に照射した場合とでは、信号出力レベ
ルが光入射量に応じて変化するものの低周波からGHz
の高周波領域まで平坦な周波数特性が得られた。この結
果は素子の非空乏領域(非能動領域31)に光が照射さ
れておらず、素子出力電流のほとんどがドリフトによる
電流になっていることを示している。
【0033】一方、参考例として同一のウェハを用いて
図5に示すようにプレーナ型に構成された受光素子(p
n接合径70μmφ)と、図7に示すようにメサ型に構
成された受光素子(メサ径70μmφ)とを製作し、そ
の特性を調べたところ、従来技術の項で述べたように、
プレーナ型は周波数特性の変動、メサ型は暗電流の増大
および素子耐圧の低下が見られた。5Vの逆バイアスに
おける暗電流は、プレーナ型で1nA以下、メサ型で2
nA乃至20nAであり、素子のブレークダウン電圧は
前者で40V以上、後者で15V乃至20Vであった。
メサ型の素子では同一ウェハの中においても素子特性の
変動が大きく、メサ表面の不安定性に起因すると思われ
る影響が顕著であった。
【0034】これに対し、図1に基いて上記条件で製作
された素子では、5Vの逆バイアスにおける暗電流が約
1nA、素子耐圧が約50Vで、ほとんどプレーナ型素
子と同等の特性を示し、その動作安定性もプレーナ型と
同等であった。
【0035】このように、この実施例に係る面型受光素
子ではプレーナ型素子と同等の素子特性が得られ、しか
もレンズ等の光変換素子を用いなくても平坦な周波数特
性を得ることができる。したがって、この実施例に係る
面型受光素子は、簡易光結合型の光受信装置に用いて非
常に低コストの光伝送装置を構築することができ、ま
た、光結合条件が比較的緩やかであるため、大規模の2
次元アレイ素子においても容易に光結合を行うことがで
きる。さらに、各素子の能動領域がメサ化されているた
め素子間の干渉が少なく、2次元アレイの集積密度を高
めることが可能である。
【0036】図2には本発明の他の実施例に係る面型光
半導体素子が示されている。
【0037】この図では図1と同一部分が同一符号で示
されている。したがって、重複する部分の詳しい説明は
省略する。
【0038】この実施例は、本発明を光信号モニタ機能
を有する光ゲート素子に適用した例である。
【0039】同図において、22aがゲート層であり、
このゲート層22aとしては使用する波長より僅かに長
い波長のバンドギャップを備えた結晶が用いられてい
る。また、n形lnP基板21側には光透過窓32が設
けられている。
【0040】この素子は、印加電圧を正負に切り替える
ことで、ゲート層22aに電流注入(通過状態)した
り、空乏化(遮断状態)したりして使用する素子であ
る。そして、ゲート層22aとしては、たとえば使用波
長が1.3μmのときには、バンドギャップ波長が1.
35μmのGalnAsP結晶(たとえば厚さ2μm)
が用いられる。
【0041】光ゲートを遮断状態にするときには素子に
逆バイアスを加えて素子を受光素子モードで動作させ、
通過状態にするときには順バイアスを加え電流注入して
低利得光アンプの状態にする。素子バイアスを加えずに
遮断状態とすると、光信号によって素子内部に光吸収キ
ャリアが蓄積し、光信号強度によっては吸収キャリアの
再結合による利得が吸収損失と同等になって遮断状態を
維持し切れなくなることがある。このため遮断状態では
素子に逆バイアスを加え、吸収によるキャリアを外部に
吸い出してやることが必要であり、逆にこれによって送
られてくる光信号のモニタが可能になる。このとき、こ
の素子は受光素子と等価になり、従来技術の項で説明し
たような問題が生じる。
【0042】そこで、この実施例では図1に示される実
施例と同様に、能動領域30と非能動領域31とを一体
にメサ構造に形成するとともに、電極28の一部を外側
に延長させて非能動領域31の上面と周面の一部とを覆
い、この延長部分で非能動領域31に入射しようとする
光を阻止する遮光マスク機能を発揮させている。
【0043】したがって、受光素子モードで動作させた
ときには図1に示される実施例と同様の効果を発揮させ
ることができる。
【0044】なお、この素子を2次元アレイとし、さら
にその2次元アレイを積層することにとって、2次元の
交換、演算等の機能装置を構成することができる。特
に、この素子の場合、信号モニタ機能を有するので、遮
断状態で信号受信と遮断状態から通過状態への復帰をリ
モート指示することができ、通常の光ゲート素子よりも
システム構成の柔軟性向上に寄与できる。
【0045】図3には本発明のさらに別の実施例に係る
面型光半導体素子、ここには面形受光素子が示されてい
る。この図においても図1と同一部分が同一符号で示さ
れている。したがって、重複する部分の詳しい説明は省
略する。
【0046】先の実施例では金属電極の一部で遮光マス
ク機能を発揮させているが、この実施例では金属電極2
8aとは別体に遮光マスク33を設けている。
【0047】遮光マスク33は、非能動領域31の上面
および側面(メサの側面)を覆うように設けられてい
る。遮光マスク32としては、たとえばAu/Cr等の
金属を用いることもできるがれば、光吸収性のある材料
であれば高分子材料やアモルファス半導体等を用いるこ
ともできる。
【0048】このような構成であると、金属電極28a
と遮光マスク33との重なり部分において寄生容量の増
加はあるが、図1の実施例のように直接電極に接してい
る場合に比べてその増量は遥かに小さい。遮光マスク3
3を絶縁性材料で構成した場合には寄生容量の増加は皆
無に等しい。したがって、この実施例のようにメサ側面
のほとんどを遮光マスク33で覆い尽くすように構成し
ても電気的な遮断周波数の低下は少ない。また、メサ側
面のほとんどを遮光マスク33で覆い尽くす構成である
と、素子をアレイ集積化したときに光の散乱等によるク
ロストークに対してより一層効果を上げることができ
る。
【0049】図4には本発明のさらに異なる実施例に係
る面型光半導体素子、ここには面形受光素子が示されて
いる。この図では図3と同一部分が同一符号で示されて
いる。したがって、重複する部分の詳しい説明は省略す
る。
【0050】この実施例では、非能動領域31の回りに
溝34を設けることによってメサ構造を実現している。
【0051】このような構成であると、前記実施例と同
様な効果が得られることは勿論のこと、溝34の外側に
受光には関係しない吸収層22bを残存させることがで
き、この吸収層22bによってn形lnP基板21の中
で散乱する光をトラップ(吸収)させることができる。
したがって、光のクロストークをさらに低減させること
ができる。また、作製工程上、誘電膜27が平坦化し易
くなるため、作製中のパターン形成工程を容易化できる
利点もある。
【0052】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、光
結合の大幅簡略化や高密度の2次元集積化等が容易とな
り、短距離ながらGbps オーダの高速伝送が可能で、か
つ低価格で大量生産が可能な光伝送装置の実現に寄与で
きる。また、非常に高密度で大量結線の可能な高密度光
伝送装置や超高速または超並列情報処理システム等の高
速信号結線に効果的な光配線システムの実現に寄与でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る面型受光素子の概
略構成図
【図2】本発明の第2の実施例に係る面型ゲート素子の
概略構成図
【図3】本発明の第3の実施例に係る面型受光素子の概
略構成図
【図4】本発明の第4の実施例に係る面型受光素子の概
略構成図
【図5】従来の面型受光素子の概略構成図
【図6】面型受光素子の光結合方法と周波数特性とを示
す図
【図7】従来の別の面型受光素子の概略構成図
【符号の説明】
21…n形lnP基板 22,22b
…光吸収層 22a…光ゲート層 23…窓層 24…窒化シリコン膜 25…p形拡
散領域 26a,26b…無反射コート膜 27…誘電膜 28,28a,29…金属電極 30…能動領
域 31…非能動領域 32…光透過
窓 33…遮光マスク 34…溝

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受光,発光等に供される能動領域と該領域
    を囲む非能動領域とが一体にメサ構造に形成されるとと
    もに上記非能動領域に入射する光を阻止する遮光マスク
    を備えてなることを特徴とする面型光半導体素子。
  2. 【請求項2】受光,発光等に供される能動領域と該領域
    を囲む非能動領域とが一体にメサ構造に形成されるとと
    もに上記非能動領域の上面と側面の少なくとも一部とを
    覆う遮光マスクを備えてなることを特徴とする面型光半
    導体素子。
  3. 【請求項3】受光,発光等に供される能動領域と該領域
    を囲む非能動領域とが一体にメサ構造に形成されるとと
    もに上記能動領域に接続される金属電極が上記非能動領
    域の上面と側面の少なくとも一部とを覆う遮光マスク機
    能を備えてなることを特徴とする面型光半導体素子。
  4. 【請求項4】受光,発光等に供される能動領域と該領域
    を囲む非能動領域とが一体にメサ構造に形成されるとと
    もに上記非能動領域の上面と側面の少なくとも一部とを
    覆う遮光マスクを備えた単位面型光半導体素子が複数2
    次元配列されてなることを特徴とする面型光半導体素
    子。
  5. 【請求項5】光変換素子を介さずに光伝達媒体に光学的
    に結合されるとともに受光,発光等に供される能動領域
    と該領域を囲む非能動領域とが一体にメサ構造に形成さ
    れ、かつ上記非能動領域の上面と側面の少なくとも一部
    とを覆う遮光マスクを備えてなることを特徴とする面型
    光半導体素子。
JP4271207A 1992-09-10 1992-09-14 面型光半導体素子 Pending JPH0697490A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4271207A JPH0697490A (ja) 1992-09-14 1992-09-14 面型光半導体素子
US08/118,811 US5434426A (en) 1992-09-10 1993-09-10 Optical interconnection device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4271207A JPH0697490A (ja) 1992-09-14 1992-09-14 面型光半導体素子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0697490A true JPH0697490A (ja) 1994-04-08

Family

ID=17496845

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4271207A Pending JPH0697490A (ja) 1992-09-10 1992-09-14 面型光半導体素子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0697490A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018129359A (ja) * 2017-02-07 2018-08-16 キヤノン株式会社 撮像装置及び撮像システム
JPWO2021070586A1 (ja) * 2019-10-07 2021-04-15

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018129359A (ja) * 2017-02-07 2018-08-16 キヤノン株式会社 撮像装置及び撮像システム
WO2018147141A1 (ja) * 2017-02-07 2018-08-16 キヤノン株式会社 撮像装置及び撮像システム
US10861897B2 (en) 2017-02-07 2020-12-08 Canon Kabushiki Kaisha Imaging device and imaging system
JPWO2021070586A1 (ja) * 2019-10-07 2021-04-15
US12364031B2 (en) 2019-10-07 2025-07-15 Sony Semiconductor Solutions Corporation Photoelectric converter and imaging device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3141847B2 (ja) アバランシェフォトダイオード
US5365101A (en) Photo-sensing device
US4948960A (en) Dual mode light emitting diode/detector diode for optical fiber transmission lines
CN100557826C (zh) 雪崩光电二极管
JP3016858B2 (ja) シリコン層を備えた半導体デバイス
JP2934294B2 (ja) アバランシェフォトダイオード
JPS5841668B2 (ja) ヘテロセツゴウオ ユウスル アバランシエホトダイオ−ド
US4773074A (en) Dual mode laser/detector diode for optical fiber transmission lines
US6690079B2 (en) Light-receiving device
US5304824A (en) Photo-sensing device
JP3828982B2 (ja) 半導体受光素子
JPH0799778B2 (ja) 広いバンドギヤツプキヤツプ層を有する背面照明形フオトダイオード
US5315148A (en) Photo-sensing device
JPH0482277A (ja) 半導体受光素子
CN113284964B (zh) 一种导模光电探测器
CN101232057A (zh) 雪崩光电二极管
JP3276836B2 (ja) 半導体導波路型受光器
US20230253516A1 (en) Photodetector
JPH0722641A (ja) 受光素子
JP4284781B2 (ja) Msm型フォトダイオード
JP3286034B2 (ja) 半導体受光素子
JPH0529642A (ja) 半導体光検出素子
JP4486603B2 (ja) 半導体受光素子
JPH11274545A (ja) 半導体受光装置
JPS6244827B2 (ja)