JPH0697829B2 - 眼鏡形電機子コイルとその製造方法及び該眼鏡形電機子コイルからなる電機子コイル列 - Google Patents

眼鏡形電機子コイルとその製造方法及び該眼鏡形電機子コイルからなる電機子コイル列

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JPH0697829B2
JPH0697829B2 JP63116945A JP11694588A JPH0697829B2 JP H0697829 B2 JPH0697829 B2 JP H0697829B2 JP 63116945 A JP63116945 A JP 63116945A JP 11694588 A JP11694588 A JP 11694588A JP H0697829 B2 JPH0697829 B2 JP H0697829B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、リニアモータの進行磁界媒体(一般に、電
磁レールと称される)を形成するためのコイルまたはコ
イル列に係り、更に詳細には、眼鏡形電機子コイル及び
その製造方法と、この眼鏡形電機子コイルを構成単位と
する重合電機子コイル・重合電機子コイル列・複重合電
機子コイル列に関するものである。
[従来の技術] 近年は、小はエレクトロニクスの分野から大は鉄道の分
野に至るまで、実に多種多用のリニアモータが実用化さ
れている。このリニアモータは、所定周波数の継続的な
進行磁界を発生させ、この進行磁界と鎖交する磁界(磁
石)間に、所定推力、反力を発生させるものであり、原
理上、フレミングの法則に基いたものである。
その進行磁界の媒体としては、一般に、絶縁導線よりな
る電機子コイルを所定間隔で電気的に接続結線してある
電機子コイル列が、相互に電気的所定位相差を有するよ
うに複数列用いられている。この電機子コイル、もしく
は電機子コイル列としては、単純モデル化すれば従来は
第5図〜第6図に示すものが知られている。
図において、奇数番号の電機子コイルは、絶
縁線を時計方向にコイルピッチ長Cpに巻き廻した矩形状
のコイルである。これら同一巻き方向のコイル
を相互に1コイルピッチ長Cp隔てるように、リード線
1aを介して電気的に結線・接続することにより、電機子
コイル列aが形成される。
また、第5図のもう一つの電機子コイル列bは、絶縁導
線を上記奇数番号のコイルと同方向にコイル
ピッチ長Cpに巻き廻した矩形状の偶数番号の電機子コイ
ルを、リード線1bを介してコイルピッチ長Cp相
互に隔て、電気的に結線・接続したものである。
両電機子コイル列a3bのコイルが存在しない空間に、両
電機子コイル列a,bのコイルを嵌合させると、第6図に
示すように番号順に並べられたコイル…から
なる一列の複合電機子コイル列ABが形成される。同様の
手順により電機子コイル列a,bに相対応する電機子コイ
ル列c,dからなるもう一列の複合電機子コイル列CDが形
成される。なお、電機子コイル列c,d及び複合電機子コ
イル列CDにおいては、リード線2c,2dは各々上記リード
線1a,1bに相対応し、プライム記号「′」を付した各コ
イルは上記コイル…に相対応している。
単純モデル化したこれら二列の複合電機子コイル列AB,C
Dは、各々の同一番号の各コイルが左右いづれか一方へ1
/2Cpコイルピッチ長ずれて相対するように並設される。
(図においては、複合電機子コイル列CDを、複合電機子
コイル列ABに対して右方向にコイルピッチCp/2ずらして
ある。) このように並設された二列の複合電機子コイル列AB,CD
の一方の端末(図においては右端端末)を電気的に結線
・接続することにより、上記進行磁界の媒体構造、所
謂、従来の磁レールが形成される。なお、両複合電機子
コイル列AB,CDの相対する列間、結線間の外側等には、
安全上の観点から電気的絶縁が施れることは言うまでも
ない。
両複合電機子コイル列AB,CDのもう一方の端末(図にお
いては左端端末)を第5図のように電流切替装置SWの転
流回路A,B,C,Dと各々対応で電気的に結線接続すること
により、四列の電機子コイル列a,b,c,dに、各々所定周
波数で進行磁界を継続的に発生させることができる。
なお、電流切替置SWは、結線接続の状態が明らかとなる
ように第5図の四列の電機子コイル列a,b,c,dに接続し
た状態で示した。第6図の複合電機子コイル列AB,CDに
おいては、電流切替置SWの図示は省略する。
この電流切替置SWとしては、第5図では強制転流サイリ
スタ・フリップ・フロップ形回路(A,B),(C,D)を用
いた場合が示されている。
この電流切替置SWにおいて、今、黒く塗りつぶしてある
回路A,Cとこれに接続された二列の複合電機子コイル列A
B,CDのうち、当該電機子コイル列a,cが導通状態にある
ものとする。ここで、磁束(磁界)が1/2Cpコイルピッ
チ長進行した時、スイッチを回路A,Cから回路B,Dに切替
えると、電機子コイル列b,dが導通状態になる。以下所
定の順序、周波数で導通する電機子コイル列を切替える
ことにより、所定周波数の進界磁界が生じ、磁束(磁
石)が同期して継続進行する。
[発明が解決しようとする課題] 先ず上記従来の複合電機子コイル列AB,CDの形成構造上
の問題点を述べる。
コイル列a,b(c,d)の各コイルを、リード線1a,1b(2c,
2d)を介して電気的に接続・結線し、同一平面上に凹凸
なく配設しようとすると、コイル列a,(c)にあって
は、コイルの縦辺とリード線1a(1c)とが交叉する。そ
のため、リード線1a(1c)をコイル右縦辺の厚さだけ段
差状に右上がりに屈曲する必要がある。同様に、コイル
列b(d)にあっては、コイル縦辺とリード線1b(2d)
が交叉するため、リード線1b(2d)をコイル縦辺の厚さ
だけ段差状に屈曲する必要がある。
また、コイル列a,b(c,d)のコイルが存在しない空間
(長さCp)に、各列の長さCpのコイルを嵌合して、同一
平面上に配設できるようにするためには、各コイルの形
成に高い寸法精度が要求される。
従って、複合電機子コイルAB,CDの形成は、上記のよう
にリード線1a,1b,2c,2dの屈曲や各コイルの寸法精度の
維持が要求されるため、極めて繁雑になるという問題点
がある。
次に、電気的な面での問題点を述べる。
二列の複合電機子コイル列AB,CDにおいて、上記したよ
うに四列の各電機子コイル列a,b,c,d毎に所定周波数で
導通電流を切替える際には、切替(転流)電圧が発生す
る。それ故、下記に列挙する箇所には、この切替(転
流)電圧、更には磁束(磁石)の速度起電圧等に耐える
電気的絶縁を要する。
(1)同一の複合電機子コイル列AB(CD)を成すが、電
機子コイル列a,b,(c,d)を異にして隣接するコイル
間、すなわち、隣接する奇数番号と偶数番号のコイル
間。
(2)同一の複合電機子コイルAB(CD)において、電機
子コイル列a,b(c,d)が異なるリード線1a,1b(2c,2d)
とコイルの隣接箇所、すなわち、複合電機子コイル列AB
(CD)の偶数番号の各コイルとリード線1a(1c)、奇数
番号の各コイルとリード線1b(1d)の隣接箇所。また、
上記リード線1a,1b,2c,2dの屈曲部分等。
(3)対応するコイル位置を所定コイルピッチ長ずらし
て設された二列の複合電機子コイル列AB,CDの相対す列
間。
従って、一般的に電気的絶縁物を介しての所定絶縁間隔
を要し、複合電機子コイル列AB,CDの占有空間が大きく
なる。それに伴ない、界磁々極面間隔が大となり、磁束
(磁石)自体の長大化を伴う等の問題点があった。
この発明は、従来技術の有する上記問題点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、形成時の作
業性改善を図るとともに、必要な電気的絶縁物を減少さ
せ、占有空間の縮小を図り得る所定複数n(=2,3,4…
…)列の複合電機子コイル列電磁レールを提供すること
であり、特に、この電機子コイル列を構成するための電
機子コイル及び同重合電機子コイルを提供することにあ
る。
[課題を達成するための手段] 上記目的を達成するために、この発明の電機子コイル
は、一本の絶縁導線を始端部から終端部にかけて同一平
面上で一対の略眼鏡形状に連続して巻き廻してなる所定
コイルピッチ長Cpの眼鏡形電機子コイルであって、 前記絶縁導線のいずれか一方の端部を最内周端部として
コイルピッチ長Cp/2の渦巻状に巻き廻された一方の片眼
鏡に相当する第1のコイルと、 他方の端部を最内周端部としてコイルピッチ長Cp/2の渦
巻状に巻き廻された他方の片眼鏡に相当する第2のコイ
ルとからなり、 これら第1と第2のコイルの巻き方向が、前記絶縁導線
のいずれか一方の端部から見て互いに逆方向としたもの
である。
また、この眼鏡形電機子コイルの製造方法は、一本の絶
縁導線を始端部から終端部にかけて同一平面上で一対の
略眼鏡形状に連続して巻き廻し、所定コイルピッチ長Cp
の一対の眼鏡形電機子コイルを製造するに際し、 前記絶縁導線のいずれか一方の端部を最内周端部として
時計方向または反時計方向のいずれか一方にコイルピッ
チ長Cp/2の渦巻状に巻き廻すことにより、一方の片眼鏡
に相当する第1のコイルを形成し、 引き続き、この第1のコイルの巻き終り部から連続して
前記絶縁導線の他方の端部に向って前記巻き方向と逆方
向に、且つ、前記絶縁導線の他方の端部を最内周端部と
して、コイルピッチ長Cp/2の渦巻状に巻き廻すことによ
り、他方の片眼鏡に相当する第2のコイルを形成するも
のである。
また、本発明の重合電機子コイルは、上記の眼鏡形電機
子コイル二対をその厚さ方向に重さね合せてなるコイル
であって、 その二対の眼鏡形電機子コイルが、互いに鏡対称を成す
ように、第1図に示すように各々のコイルのコイルピッ
チ長Cpを等分割する中心軸回りに裏返して得られる形状
であり、 第2図に示すように、各々の眼鏡形電機子コイルの、互
いに大きさを同じとするコイルピッチ長Cp/2の片眼鏡形
に相当する部位が相互に重なり合うように、且つ、この
片眼鏡形に相当する部位の最内周端部が重なり合うよう
に、二対の眼鏡形電機子コイルが相互にコイルピッチ長
Cp/2ずらして二段一列にね合せられ、 前記重なり合う両最内周端部を電気的に接続してなるも
のである。
更に、本発明の重合電機子コイル列は、所定複数個を、
一列に非重合側で電気的に接続してなる重合電機子コイ
ル列であって、 隣接する重合電機子コイルの非重合側のコイルピッチ長
Cp/2の片眼鏡形に相当する部位がそれらの厚さ方向に相
互に重なり合うように、且つ、この片眼鏡に相当する部
位の最内周端部が重なり合うように、両重合電機子コイ
ルをその厚さ方向に重ね合せ、 前記重なり合う両最内周端部を電気的に接続してなるも
のである。
そして、本発明の複重合電機子コイル列は、単純モデル
で示せば前記重合電機子コイル列を所定複数n列平行に
並設してなる複重合電機子コイル列であって、 そのn列の重合電機子コイル列は、相対するコイルピッ
チ長Cpのコイルが列方向にコイルピッチ長Cp/2nずらし
て並設したものである。
[作用] この眼鏡形電機子コイルは一朋本の絶縁導線より製造さ
れるため、第1と第2の二つのコイルを電気的に結線・
接続するリード線が不要である。
また、この眼鏡形コイルを二段一列に重ね合せた重合電
機子コイル及びこの重合電機子コイルからなる重合電機
子コイル列は、互いに大きさを同じとするコイルピッチ
長Cp/2の片眼鏡に相当する部位、及びその最内周端部を
重ね合せ、この重なり合う両最内周端部を電気的に接続
したものである。それ故、これら重合電機子コイル及び
重合電機子コイル列もリード線が不要である。この場
合、重合電機子コイル列は、前記眼鏡形コイルの端部を
継ぎ合せたものであるから、事実上、一本の絶縁導線に
より構成されるものである。従って、この重合電機子コ
イル列の線間電圧は微小なものとなる。
この重合電機子コイル列所定複数n列を平行に並設して
なる復重合電機子コイル列は、上記眼鏡形コイル・重合
電機子コイル・重合電機子コイル列の構成により、二つ
の重合電機子コイル列の相対する相間に必要な電気的絶
縁物を少なくすることができる。その結果、複重合電機
子コイル列の占有空間を小さくすることが可能となる。
更に、この複重合電機子コイル列を電流切替手段接続す
る際は、各重合電機子コイル列が一本の絶縁導線により
構成されるものである故、各重合電機子コイル列の両端
を、所定の順序、周波数で導通方向を次々と切替可能な
端子に直接に接続することが可能である。
[実施例] 以下、添付図面を参照して本発明の実施例について説明
する。
なお、以下の説明で同一図番の図面が(a)と(b)の
二種類ある場合は、(a)は平面図、(b)は側面図で
ある。
I.眼鏡形電機子コイル 第1図(a),(b)は、本発明の眼鏡形電機子コイル
(以下、眼鏡形コイルと称する)の構造の一例を示す。
図において、コイルピッチ長Cpの眼鏡形コイル101は、
コイルピッチ長Cp/2の片眼鏡形に相当する第1のコイル
101aと第2のコイル101bとからなり、絶縁導線100を上
記製造方法により巻き廻して成形されている。なお、第
1と第2のコイル101a,101bの最内周端部、すなわち絶
縁導線100の両端部は、各々斜線部A1,B1である。
また、この眼鏡形コイル101を中心軸z回りに裏返しに
すると、その下にCp/2ピッチずらして示すもう一つの眼
鏡形コイル102が得られる。これら眼鏡形コイル101と10
2とは互いに鏡対称をなしており、その対応関係は下記
の通りである。
眼鏡形コイル 101 102 第1のコイル 101a 102a 第1のコイルの最内周 端部 A1 A2 第2のコイル 101b 102b 第2のコイルの最内周 端部 B1 B2 なお、上記の説明では、一方の片眼鏡相当のコイル101a
(102a)を第1のコイル、他方の片眼鏡相当のコイル10
1b(102b)を第2のコイルと称したが、これは便宜的な
呼称にすぎない。実際に眼鏡形コイル101(102)を製造
するに際しては、コイル101b(102b)を第1のコイルと
して、このコイル101b(102b)を先に巻き廻してもよ
い。すなわち、絶縁導線100の巻き始めの起点は、端部A
1(A2)と端部B1(B2)のいずれでもよい。
また、二つの眼鏡形コイル101,102は互いに裏返しにす
ることによ得られるから、上記製造方法により一種類の
眼鏡形コイルを作ればよいことになる。
更に、第1と第2のコイル101a,101b,102a,102bの形状
は、一例として四隅が円弧曲線をなす略矩形を図示した
が、この形状に限定されるものではな。例えば、正方
形、円形、楕円形、長円形、或いはこれらの類似形にし
てもよい。
II.重合電機子コイル 上記のようにして得られた二対の眼鏡形コイル101,102
を、各々の第1のコイル101a,102aが相互に重なり合う
ように、且つ、端部A1,A2が重なり合うようにして二段
一列に重ね合せ、端部A1,A2を電気的に接続・結線する
と、第2図(a)(b)に示すようにコイルピッチ長3C
p/2の重合眼鏡形電機子コイル(以下、重合コイルと称
する)201が一対できる。なお、図示した重合コイル201
においては、眼鏡形コイル102を上にして重ね合せてあ
る。この重合電機子コイル201は、上述の通り眼鏡形コ
イル101,102第1のコイル101a,102a及びその端部A1,A2
が重なり合っている。しかし、第2のコイル101b,102b
及びその端部B1,B2は重合していない。
III.重合電機子コイル列 上記の重合電機子コイル201の複数個を、第2図(a)
の矢印202方向に一列に並べて後述の通りに電気的に接
続・結線すると、第3図に示す重合電気子コイル列(以
下、重合コイル列と称する)401A,401Bが一列得られ
る。
なお、第3図及び後述の第4図では図示の都合上、重合
コイル列401A,401Bを各々二段に分割して示してある。
一列に並べた重合コイル201の複数個を電気的に接続・
結線する際は、奇数番目の重合電機子コイル201の第2
の片眼鏡相当のコイル101bと、これに隣接する偶数番目
の他の重合コイル201の第2の片眼鏡相当のコイル102a
が相互に重なり合うように、且つ、その端部B1,B2が重
なり合うようにして二段一列に重ね合せ、端部B1,B2
電気的に接続・結線する。
なお、第3図では両端の重合コイルがCp/2コイルピッチ
長だけ重合していない例を示したが、第4図に示すよう
に、同一巻方向のCp/2コイルピッチ長の巻きを重合結線
してもよい。
IV.複重合コイル列 上記のように形成された二列の重合コイル列401A,401
を、第3図及び第4図に示すように、相対峙するコイル
が左または右にCp/4コイルピッチ長ずれるようにして配
設することにより、本発明の進行磁界媒体となるべき複
重合電機子コイル列(以下、複重合コイル列と称する)
402が形成される。
なお、複重合コイル列402の両外側には、上記従来技術
と同様に、安全上の観点から電気的絶縁物の介在が必要
である。
また、電流切替置403としては、上記従来技術と同様に
強制転流サイリスタ・フリップ・フロップ形回路を用い
た例を示した。この電流切替装置403に対する重合コイ
ル列401A,401Bの接続は下記の通りである。
重合コイル列401Aの一端を電流切替置403の正電源側の
回路403A,403Dと、他端を電流切替置403の正電源側の回
路403B,403Cと電気的に結線・接続する。
一方、重合コイル列401Bの一端を電流切替装置403の負
電源側の回路403E,403Hと、他端を負電源側の回路403F,
403Gと電気的に結線・接続する。
また、電流切替置403の正電源側の回路403C,403Dと負電
源側の回路403E,403Fを図のように電気的に結線・接続
する。
このように接続された電流切替置403において、今、黒
く塗じつぶしてある回路403A,403C,403E,403Gが導通状
態にあるものとすると、重合コイル列401A,401Bの導通
方向は矢印で示した通りである。この重合コイル列401
A,401Bの導通方向を、電流切替装置403によって所定の
時間、順序で切替(転流)することにより、継続的な進
行磁界が得られる。
なお、上記実施例では、複重合コイル列は単純化モデル
として二列の重合コイル列401A,401Bからなるものを示
したが、本発明は二列に限定されるものではなく、所定
複数n列用いることができる。
[発明の効果] 本発明は、以上推説明したように構成されているので、
以下に記載されるような効果を奏する。
眼鏡形コイルは、一本の絶縁導線を第1と第2のコイル
に巻き廻すという簡単な構成により、互いに電流の向き
が逆方向の二つのコイルを同時に提供するものである。
この構成によれば、二つのコイルを電気的に結線・続す
るリード線が不要となり、従来必要とされてきた電気的
絶縁物の介在も不要になる。さらに、二つのコイルを嵌
合させる必要がないため、その成形に際しては、従来の
ような高い寸法精度は要求されない。従って、これらリ
ード線の廃止、要求される寸法精度の低下により製造が
容易となるという効果がある。
また、この眼鏡形コイルを二段一列に重ね合せた重合コ
イルは、事実上、絶縁導線を一本に継ぎ合せたものであ
る。
従って、この重合コイルを継ぎ合せた重合コイル列は、
事実上、一本の絶縁導線よりなるため、重合コイル列の
線間電圧も微小である。それ故、電気的絶縁物が少なく
てすむという効果がある。付言すれば、この場合の電気
的絶縁物はエナメル絶縁で十分である。
この重合コイル列を所定複数n列並設してなる複重合コ
イル列は、上記眼鏡形コイル・重合コイル・重合コイル
列の構成により、構造が簡単であり形成作業が容易とな
るという効果がある。また同様の理由により、二つの重
合コイル列の相対する相間に必要な電気的絶縁物の介在
が少なくてすむ。結局、二つの重合コイル列の相対する
相間には、電流切替置の電流切替え(転流)電圧と、磁
束(磁石)の移動速度による速度起電力に耐える程度の
電気的絶縁物の介在があればよいことになる。この電気
的絶縁物の減少に伴ない、複重合コイル列の占有空間
が、従来の復合電機子コイル列に比して大幅に減少する
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明に係る眼鏡形電機子コイルを示す
平面図、第2図(a)は同じく重合コイルを示す平面
図、第1図(b)及び第2図(b)は、各々第1図
(a)及び第2図(a)に対応する断面図、第3図及び
第4図はそれぞれ本発明に係る重合コイル列及び複重合
コイル列を示す線図、第5図及び第6図はそれぞれ従来
例を示す説明図である。 100……絶縁導線 101,102……眼鏡形電機子コイル 101a,102a……第1の片眼鏡相当コイル 101b,102b……第2の片眼鏡相当コイル 201……重合コイル 401A,401B……重合コイル列 402……複重合コイル列 403……電流切替置 403A〜403H……電流切替置の回路 なお、各図中同一符号は同一または相当部を示す。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一本の絶縁導線を始端部から終端部にかけ
    て同一平面上で一対の略眼鏡形状に連続して巻き廻して
    なる所定コイルピッチ長Cpの眼鏡形電機子コイルであっ
    て、 前記絶縁導線のいずれか一方の端部を最内周端部として
    コイルピッチ長Cp/2の渦巻状に巻き廻された一方の片眼
    鏡に相当する第1のコイルと、 他方の端部を最内周端部としてコイルピッチ長Cp/2の渦
    巻状に巻き廻された他方の片眼鏡に相当する第2のコイ
    ルとからなり、 これら第1と第2のコイルの巻き方向が、前記絶縁導線
    のいずれか一方の端部から見て互いに逆方向であること
    を特徴とする一対の眼鏡形電機子コイル。
  2. 【請求項2】一本の絶縁導線を始端部から終端部にかけ
    て同一平面上で一対の略眼鏡形状に連続して巻き廻し、
    所定コイルピッチ長Cpの一対の眼鏡形電機子コイルを製
    造するに際し、 前記絶縁導線のいずれか一方の端部を最内周端部として
    時計方向または反時計方向のいずれか一方にコイルピッ
    チ長Cp/2の渦巻状に巻き廻すことにより、一方の片眼鏡
    に相当する第1のコイルを形成し、 引き続き、この第1のコイルの巻き終り部から連続して
    前記絶縁導線の他方の端部に向って前記巻き方向と逆方
    向に、且つ、前記絶縁導線の他方の端部を最内周端部と
    して、コイルピッチ長Cp/2の渦巻状に巻き廻すことによ
    り、他方の片眼鏡に相当する第2のコイルを形成するこ
    とを特徴とする一対の眼鏡形電機子コイルの製造方法。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の眼鏡形電機子コイル二対
    をその厚さ方向に重ね合せてなる重合電機子コイルであ
    って、 その二対の眼鏡形電機子コイルが、互いに鏡対称を成す
    ように、各々のコイルのコイルピッチ長Cpを等分割する
    中心軸回りに裏返して得られる形状であり、各々の眼鏡
    形電機子コイルの、互いに大きさを同じとするコイルピ
    ッチ長Cp/2の片眼鏡に相当する部位が相互に重なり合う
    ように、且つ、この片眼鏡に相当する部位の最内周端部
    が重なり合うように、二対の眼鏡形電機子コイルが相互
    にコイルピッチ長Cp/2ずらして二段一列に重ね合せら
    れ、 前記重なり合う両最内周端部が電気的に接続されてなる
    ことを特徴とする重合電機子コイル。
  4. 【請求項4】同一形状の請求項3に記載の重合電機子コ
    イル所定複数個を、一列に非重合側で電気的に接続して
    なる重合電機子コイル列であって、 隣接する重合電機子コイルの非重合側のコイルピッチ長
    Cp/2の片眼鏡に相当する部位がそれらの厚さ方向に相互
    に重なり合うように、且つ、この片眼鏡に相当する部位
    の最内周端部が重なり合うように、両重合電機子コイル
    をその厚さ方向に重ね合せ、 前記重なり合う両最内周端部を電気的に接続してなるこ
    とを特徴とする重合電機子コイル列。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の重合電機子コイル列所定
    複数n列を平行に並設してなる複重合電機子コイル列で
    あって、 そのn列の重合電機子コイル列は、相対するコイルピッ
    チ長Cpのコイルが列方向にコイルピッチ長Cp/2nずらし
    て並設してあることを特徴とする複重合電機子コイル
    列。
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