JPH0698283B2 - 半透膜及びその製造方法 - Google Patents

半透膜及びその製造方法

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JPH0698283B2
JPH0698283B2 JP4162486A JP4162486A JPH0698283B2 JP H0698283 B2 JPH0698283 B2 JP H0698283B2 JP 4162486 A JP4162486 A JP 4162486A JP 4162486 A JP4162486 A JP 4162486A JP H0698283 B2 JPH0698283 B2 JP H0698283B2
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正一 土井
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ポリスルホン系樹脂による中空糸状半透膜及
びその製造方法に関する。
(従来技術) ポリスルホン系樹脂は、耐熱性、耐薬品性、安全性に優
れており、これを素材とした中空糸状半透膜は従来より
種々提案されている。
これらの膜の多くは、その構造において内表面には走査
型電子顕微鏡によっても孔が見えず、外表面には孔が見
えるような種類と、内外表面共に走査型電子顕微鏡で孔
が見えない種類とに分けることができる。ここで走査型
電子顕微鏡によって孔の見えない面には緻密層があると
定義する。すなわち前者は内表面のみに緻密層を有し、
後者は内外両表面に緻密層を有するのである。
前者の例としては、特開昭49−23183号に内表面に緻密
層を有し、外表面には重合体が10μm以上の大きさにわ
たって欠落し開口されている膜が、また特開昭59−2280
16号、特開昭60−246812号には、内表面には緻密層を有
するが、外表面には0.1μm以上の孔がある膜が開示さ
れている。
一方、後者の例として特開昭54−143777号、特開昭54−
145379号、特開昭58−132111号、特開昭59−62311号に
は内外両表面にきわめて緻密な層をもつ膜が開示されて
いる。
前者の内表面に緻密層があり、外表面に孔がある膜は、
一般に透水量の高いものが多いが膜の機械的強度が弱
い内表面の緻密層のみで溶質の阻止を行なっているの
で、万一紡糸欠陥があったり、何らかの理由で内表面に
傷がついたりすると溶質の阻止が不可能になる。外表
面側が一旦汚染されてしまうと汚染物が孔に入りこみ容
易に洗浄できない、等の欠点を有する。
一方、後者のように内外両表面に緻密層をもつ膜は、
(1)例え一つの面が傷ついたりしても残る一面で溶質
の透過を阻止することができる。
(2)表面が平滑なので両面とも容易に洗浄できる等の
利点はあるが、一般的に実用的な強度で高い透水量を得
ることができない場合が多く、特開昭60−246812号には
『内外にきわめて緻密な層がある場合5[/m2・min・
atm](0.3[m3/m2・hr・atm])以上の透水量を得るこ
とは難しい』と記載されている。
(( )内は出願人による換算値) (発明の解決しようとする問題) 以上のように、片面しか緻密層をもたない膜は分画の信
頼性は低いが透水量は比較的良好なものが多く、0.8[m
3/m2・hr.kg/cm2・25℃]以上のものも見うけられる。
しかし、こうした膜は表面の孔の径を大きくして透水量
を高くしているため、阻止できる溶質の大きさは大きく
なり分画分子量は高い。
一方、両面に緻密層をもつ膜は、分画の信頼性が高い上
に、分画分子量の低いものも見られるが高い透水量は得
られていない。最近、半導体製造分野、医薬品製造分野
において使用する超純水の製造にあたって半透膜を使用
することが必須となっているが、溶存物質の分子量と濃
度をできうる限り小さく管理した超純水を大量に製造す
ることが強く要求されている。ゆえに、分画の信頼性が
高く、分画分子量が低くかつ透水量の高い膜が求められ
ているが、現実にはその要求に十分応えうる膜はなかっ
た。
本発明は以上述べた問題点を解決したもので、分画の信
頼性が高く、しかも実用的な強度と共に優れた透水量と
小さい分画分子量をもつ半透膜及びその製造方法を提供
すうることを目的としている。
(問題点を解決するための手段) 本発明の半透膜は、膜の内表面及び外表面に緻密層を有
し、かつ、透水量が0.8[m3/m2・hr・kg/cm2・25℃]以
上であり、かつ破裂強度が18[kg/cm2]以上であり、か
つ分子量70000のデキストランの阻止率が70%以上であ
ることを特徴とする。
第1図は、実施例1で得た内外両表面に緻密層をもつ本
発明半透膜の走査型電子顕微鏡による断面写真、第2図
は外表面の写真、第3図は内表面の写真である。
第1図には、断面のほぼ中央に中間層を有し、内側緻密
層、内側ボイド層、中間層、外側ボイド層、外側緻密層
より成る5層構造を呈する膜が示されているが、本発明
による半透膜は内外表面に緻密層があればよく断面の構
造を特に規定するものではない。
第2図の外表面写真、第3図の内表面写真は共に10000
倍であるが、いずれの面にも孔は全く確認できないこと
より内外表面の孔の大きさは200Å以下と推定される。
この緻密層は透過溶質の大きさの選択透過機能を果す層
であり、この層が薄い程透水量は良好である。本発明の
半透膜は、この緻密層が内外両表面にあるため、例え一
方に何らかの欠陥が生じても阻止すべき溶質の透過が妨
げるため緻密層が一層しかない場合に比べ分画の信頼性
が高いという利点がある。
さらに本発明の半透膜は前述のような構造を有すると共
に透水量は、0.8[m3/m2・hr・kg/cm2・25℃]以上を示
す。
この透水量は以下のようにして測定する。
中空糸を20cmの長さに切り、片端を封止し、残りの片端
から温度25℃の純水を圧力1kg/cm2で内圧濾過し、濾水
量を計測し、単位時間、単位膜内表面積あたりの透水量
を算出する。
また本発明の半透膜は前述のような構造、透水量を有す
ると共に、破裂強度が18[kg/cm2]以上である。この破
裂強度は、以下のようにして測定する。
中空糸を約20cmの長さに切り、両端を固定して両端より
窒素を中空糸内に送り加圧してゆく。1秒で1[kg/c
m2]の昇圧速度で昇圧し中空糸が破裂した時の圧力が破
裂強度である。
本発明の半透膜は前述のような構造、透水量、破裂強度
を有するに加えてさらに分子量70000のデキストランの
阻止率が70%以上である。この阻止率の測定法は以下の
とおりである。
分子量70000のデキストラン(ファルマシア製デキスト
ランT−70)の5%水溶液を25℃の純水で調製する。中
空糸を長さ20cmに切り、該水溶液を中空糸内にて平均流
速1[m/sec]、平均濾過圧力1[kg/cm2]で流れるよ
うに供給する。濾液のデキストラン濃度を(株)アタゴ
製のデジタル屈折計DBX−50でよみとる。ロ液のデキス
トラン濃度の最高値Cpmaxと原水溶液濃度Coより阻止率
R[%]は と求まる。
本発明の半透膜は透水量が0.8[m3/m2・hr・kg/cm2・25
℃]以上かつ破裂強度18[kg/cm2]以上かつ分子量7000
0のデキストランの阻止率が70%以上であるが、このよ
うに分画分子量が小さく、強度に秀れしかも透水量が高
いのは、先に述べたように内外両面の両緻密層が十分な
分画性と強度を示すほど緻密でかつその厚みが高透水量
を示すほど十分薄いことを示している。
なお、本発明の半透膜で用いるポリスルホン系樹脂はポ
リスルホン又はポリエーテルスルホンで、以下の(I)
(II)式で表される繰返し単位を有する。
(但し、式中X、X′、X″、X、X′、X″は
メチル、エチル基等のアルキル基、クロル、ブロム等の
ハロゲン基など非解離性置換基、l、m、n、o、p、
qは1又は、4以下の整数、又は−COO、−SO3H、−NH2
等の解離性置換基を表わす。) これらのポリスルホン系樹脂は、耐熱性、耐アルカリ
性、耐薬品性、機械的強度の優れた中空糸膜を与え得
る。次に本発明の半透膜の製造方法について述べる。
本発明の半透膜の製造にあたっては、ポリマーを溶解し
た紡糸原液を環状ノズルから吐出し、空中を走行させた
後、凝固浴に入れて凝固させ中空糸を形成する乾湿式紡
糸法を用いる。ここで、ポリスルホン系樹脂、ポリアル
キレングリコール及び両者の共通溶媒から成る紡糸原液
中のポリスルホン系樹脂の濃度が10〜30重量%、ホリア
ルキレングリコールの濃度が5〜40重量%、両者の共通
溶媒の濃度が40〜85重量%であり、かつ、該紡糸原液を
環状ノズルより吐出して空気中を走行させた後、凝固浴
に入れて中空糸を形成する際の原液温度、環状ノズル温
度及び凝固浴温度のいずれもが40℃以上であり、かつ該
原液温度、該環状ノズル温度、該凝固浴温度のいずれも
がお互いに15℃以上異ならず、かつ中空走行距離が10cm
以上であることを特徴とする。紡糸原液のポリマー濃度
は10〜30重量%好ましくは15〜25重量%である。30重量
%をこえると得られる半透膜の透水量は実用に耐えない
ほど小さく、また10重量%未満では得られる半透膜の強
度は実用に耐えないほど弱い。
本発明の方法で用いられるポリアルキレングリコールと
しては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、
トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、
ポリエチレングリコール(分子量200、600、2000、600
0)など、プロピレングリコール、ジプロピレングリコ
ール、トリプロピレングリコール、ポリプロピレングリ
コール(分子量200、600、2000、6000)など、グリセリ
ン、トリメチロールプロパン、ポリテトラエチレングリ
コール及びエチレングリコールモノメチルエーテル、エ
チレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコ
ールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールジメチ
ルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテ
ル等のエチレングリコールメチルエーテル誘導体、プロ
ピレングリコールモノメチルエーテル等のプロピレング
リコール誘導体が挙げられる。中でもテトラエチレング
リコール程度の分子量のものが好ましい。ポリアルキレ
ングリコールの最適添加割合は、ポリマー濃度、用いる
極性溶媒及びポリアルキレングリコールの種類等によっ
ても変るが、5〜40重量%の範囲であり、好ましくは10
〜30重量%である。
ポリスルホン樹脂、ポリアルキレングリコールの共通溶
媒としては、非プロトン極性有機溶媒が用いられる。そ
の非プロトン極性有機溶媒には、ジメチルアセトアミ
ド、ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン等が
あるが特にN−メチルピロリドンが好ましい。
中空糸の形状を保持するために環状ノズルの内部に用い
る内部芯液と凝固浴の種類は特に規定しないが、水が好
ましく用いられる。
本発明の半透膜が内外緻密層をもつためには、紡糸原液
の組成に加えて紡糸温度が非常に重要な因子となる。す
なわち、紡糸原液温度、環状ノズル温度、凝固浴温度が
いずれも40℃以上好ましくは50℃以上でありかつお互い
に15℃以上異ならないことが、内外緻密層をもちながら
良好な透水性、分画性、強度を示す膜の形成にあたって
必要である。内部芯液の温度も40℃以上でかつ、紡糸原
液温度、環状ノズル温度、凝固浴温度の各々と15℃以上
異ならないことが好ましい。
紡糸原液温度、環状ノズル温度、凝固浴温度の1つでも
40℃未満になるか、あるいは15℃以上異なると、高透水
性を示すが外表面に孔が形成されたり、逆に内外緻密層
をもつが透水性の低い膜しか得られない可能性が高くな
る。さらに本発明の半透膜の製造方法は乾湿式紡糸法で
あり、紡糸ノズルから吐出された紡糸原液は凝固液に入
るまでに空気中を走行する。これを空中走行部と呼び、
環状ノズルから凝固浴液面までの高さを空中走行距離と
呼ぶ。空中走行部の湿度、温度は特に規定しないが、相
対湿度が90%未満であることが好ましい。空中走行距離
は10cm以上必要で好ましくは15cm以上である。しかし、
50cm以上になると物性の安定した紡糸を行なうことが困
難となる。一方10cm未満では外表面に孔が形成される可
能性が高くなる。
以上の製造方法によって得られた本発明の半透膜は、内
外両表面に走査型電子顕微鏡では観察できない孔をもつ
緻密層を有することにより分画の信頼性が高く、なおそ
の緻密性が十分な強度と十分な分子量分画性を有しなが
らも薄いため、片面又は両面に走査型電子顕微鏡で観察
できる孔をもつ膜で得られると同程度又はそれ以上の透
水量を得ることができる。以下、実施例により本発明を
具体的に説明する。
(実施例1) ポリスルホン(Udel P−3500 U.C.C.(米国)製)17
重量部、ポリアルキレングリコールとしてテトラエチレ
ングリコール(日本触媒(株)製)25重量部、共通溶媒
としてNメチルピロリドン(三菱化成(株)製)58重量
部を混合し均一な溶液を得た。本紡糸原液を中空糸製造
用の環状ノズルから押しだし、空気中を走行させた後凝
固浴にて凝固させ中空糸状半透膜を得た。このとき内部
芯液、凝固浴共に精製水を用いた。なお、紡糸条件は以
下のとおりであった。
環状ノズル温度 65℃ 紡糸原液温度 65℃ 内部芯液温度 65℃ 凝固浴温度 60℃ 空中走行距離 15cm 空中走行部温度 40℃ 空中走行部湿度 85%(相対湿度) 得られた中空糸の性質は以下の通りである。
中空糸内径 0.60mm 中空糸外径 1.15mm 中空糸膜厚 0.27mm 透水量 0.97m3/m2・hr・kg/cm2・25℃ 破裂強度 21.0kg/cm2 分画性 ファルマシア製デキストランT−70(分
子量70000)の阻止率は80% この膜は、第1図に示すような断面構造を呈し、第2図
に示すように外表面に孔は観察できず緻密層であり、ま
た第3図の内表面も緻密層であった。
(比較例1) 凝固浴温度を25℃とした以外は、実施例1と全く同じ条
件で紡糸を行なった。得られた中空糸膜の内径は0.60m
m、外径は1.14mm、膜厚は0.27mmで透水量が0.59[m3/m2
・hr・kg/cm2・25℃]と低かった。破裂強度は20.9[kg
/cm2]デキストランT−70の阻止率は90%であった。10
000倍の走査型電子顕微鏡では膜の内外表面に孔は観察
されなかった。
(比較例2) 原液温度を30℃とした以外は実施例1と全く同じ条件で
紡糸を行なった。得られた中空糸膜の内径は0.61mm外径
は1.12mm膜厚0.25mm透水量が0.88[m3/m2・hr・kg/cm2
・25℃]、破裂強度19.5[kg/cm2]デキストランT−70
の阻止率は74%であった。しかし、膜の外表面には、直
径0.1μm程度の孔の存在が観察された。第4図にその
写真を示す。
(比較例3) 紡糸ノズル温度を45℃原液温度を45℃とした以外は、実
施例1と全く同じ条件で紡糸した。得られた中空糸膜の
内径は0.60mm、外径は1.13mm、膜厚は0.27mmで透水量が
1.1[m3/m2・hr・kg/cm2・25℃]であった。膜の外表面
には直径0.1μm以上の孔が観察された。
(比較例4〜6)(実施例2〜4) 空中走行距離を0〜21cmまで変えた以外は全て実施例1
と同じ条件で紡糸した。空中走行距離と得られた物性を
表1に示した。
比較例4で得た膜の内外両表面には緻密層があったが、
透水量は低く本発明の半透膜ではなかった。比較例6で
得た膜の外表面写真を第5図に示した。比較例5で得た
膜の外表面にも、このような孔が確認された。しかし、
実施例2〜4で得た膜の外表面には、緻密層が見られ
た。第6図、第7図はそれぞれ表1の破裂強度デキスト
ランT−70阻止率を、空中走行距離に対してプロットし
たものである。実施例2〜4のように外表面にも緻密層
をもつ本発明の膜は、比較例5、6のように外表面に孔
がある膜に比べて高強度でかつ分画分子量が小さいこと
がわかる。
また、第8図は表1の透水量を空中走行距離に対してプ
ロットしたものである。外表面にも緻密層をもつ膜であ
っても、本発明の実施例2〜4の膜は、外表面に孔のあ
る比較例5、6の膜と透水量はほとんど変わらないが、
本発明の半透膜でない比較例4は著しく透水量が低かっ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は中空糸状繊維の形状を示す走査型電子
顕微鏡写真である。 第1図〜第3図は、実施例1によるもので、第1図は断
面(350倍)、第2図は外表面(10000倍)、第3図は内
表面(10000倍)である。第4図は比較例2によるもの
で、外表面(10000倍)である。第5図は比較例6によ
るもので、外表面(10000倍)である。第6図は本発明
の半透膜の破裂強度と空中走行距離の関係、第7図はそ
のデキストランT−70の阻止率と空中走行距離の関係、
第8図はその透水量と空中走行距離の関係を比較例の膜
と共に示すグラフである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリスルホン系樹脂による中空糸状半透膜
    において、膜の内表面及び外表面に緻密層を有し、かつ
    透水量が0.8[m3/m2・hr・kg/cm2・25℃]以上であり、
    かつ破裂強度が18kg/cm2以上であり、かつ分子量70000
    のデキストランの阻止率が70%以上であることを特徴と
    する半透膜。
  2. 【請求項2】ポリスルホン系樹脂が式(I)(II)で表
    わされるポリスルホン又はポリエーテルスルホンである
    特許請求の範囲第1項記載の半透膜。 (但し、式中X、X′、X″、X、X′、X″は
    メチル、エチル基等のアルキル基、クロル、ブロム等の
    ハロゲン基など非解離性置換基、l、m、n、o、p、
    qは1又は、4以下の整数、又は−COO、−SO3H、−NH2
    等の解離性置換基を表わす。)
  3. 【請求項3】ポリスルホン系樹脂による中空糸状半透膜
    の乾湿式紡糸による製造方法において、ポリスルホン系
    樹脂、ポリアルキレングリコール及び両者の共通溶媒か
    ら成る紡糸原液中のポリスルホン系樹脂の濃度が10〜30
    重量%、ポリアルキレングリコールの濃度が5〜40重量
    %、両者の共通溶媒の濃度が40〜85重量%であり、か
    つ、該紡糸原液を環状ノズルより吐出して空気中を走行
    させた後、凝固浴に入れて中空糸を形成する際の原液温
    度、環状ノズル温度及び凝固浴温度のいずれもが40℃以
    上であり、かつ該原液温度、該環状ノズル温度、該凝固
    浴温度のいずれもがお互いに15℃以上異ならず、かつ空
    中走行距離が10cm以上であることを特徴とする半透膜の
    製造方法。
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