JPH069836U - 低熱変位型スピンドルヘッド - Google Patents
低熱変位型スピンドルヘッドInfo
- Publication number
- JPH069836U JPH069836U JP5376392U JP5376392U JPH069836U JP H069836 U JPH069836 U JP H069836U JP 5376392 U JP5376392 U JP 5376392U JP 5376392 U JP5376392 U JP 5376392U JP H069836 U JPH069836 U JP H069836U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spindle
- thermal displacement
- support base
- spherical member
- spindle head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 スピンドルヘッドの熱変位量を縮減する。
【構成】 スピンドル18を枢支するスピンドルケース
本体3のスピンドル回転中心を通る水平線上に球状部材
2を設け、スピンドルケース本体3を該球状部材2を介
して機械の固定側の支持台4上に載置する。 【効果】 熱変位、特にY軸方向の熱変位が減少し、高
精度加工が行われる。
本体3のスピンドル回転中心を通る水平線上に球状部材
2を設け、スピンドルケース本体3を該球状部材2を介
して機械の固定側の支持台4上に載置する。 【効果】 熱変位、特にY軸方向の熱変位が減少し、高
精度加工が行われる。
Description
【0001】
本考案は、スピンドルを枢支するスピンドルヘッドに係り、特に、熱変位の少 ない低熱変位型スピンドルヘッドに関する。
【0002】
図4に従来の一般的なスピンドルヘッド1aの概要構造を示す。スピンドルヘ ッド1aはスピンドル18を枢支する部分と機械の固定型に摺動自在に支持され る部分があり、図4ではスピンドル18を枢支するブラケット19と固定側に支 持される支持台20の分離構造のものから形成される。ブラケット19はスピン ドル18の全周を囲んで保持すると共に、ボルト21により支持台20上に固定 される。支持台20は機械の固定側に配置されるスライドレール17上に摺動自 在に支持されると共に、スライド方向に沿う雌ねじ部16が形成される。雌ねじ 部16に螺合する図略のリードスクリュウの回転により支持台20はスライドレ ール17上を移動する。スピンドル18の回転により発生した熱は、スピンドル 18の全周からブラケット19側に伝えられると共に支持台20側に伝達される 。
【0003】
従来のスピンドルヘッド1aの場合には、前記したように、スピンドル18の 全周を支持しているブラケット19が支持台20にその下面全体を接触した状態 で載置されている。そのため、スピンドル18の回転により発生した熱によりブ ラケット19および支持台20が高温になり、大きく熱変位する。特に図の上下 方向(Y軸方向)に大きく熱変位する。そのため、スピンドル18の中心位置が ずれ、高精度の位置決め加工が出来なくなる問題点が生ずる。その結果、熱変位 補正を常時やりながら加工する必要があった。
【0004】 本考案は、以上の問題点を解決するもので、スピンドルヘッドの熱変位量を低 減し、高精度加工を可能にする低熱変位型スピンドルヘッドを提供することを目 的とする。
【0005】
本考案は、以上の目的を達成するめに、機械の固定側に支持される支持台と、 スピンドルを枢支するスピンドルケース本体から構成されるスピンドルヘッドで あって、前記スピンドルケース本体がその回転中心点を通る水平線上において球 状部材を介して前記支持台上に支持されるようにした低熱変位型スピンドルヘッ ドを構成するものである。
【0006】
スピンドルを枢支するスピンドルケース本体が球状部材を介して支持台上に載 置されるため、スピンドルケース本体の熱は球状部材の接触点からしか支持台側 に伝わらない。そのため、支持台の温度上昇が低減され、熱変位が縮減される。 また、球状部材はスピンドルケース本体の回転中心を通る水平線上に配置される ため球状部材は前記回転中心から最も離れた位置に配置され、スピンドルの熱の 一部は球状部材に到達するまでに放散され、球状部材側への熱伝達量が低減する 効果も上げられる。
【0007】
以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明する。図1は本実施例の全体構造 を示す正面図、図2は図1の上面図、図3は球状部材まわりの詳細構造を示す拡 大部分断面図である。図1に示すように、本実施例のスピンドルヘッド1は、ス ピンドル18を囲んで枢支するスピンドルケース本体3と、それを支持する支持 台4から構成され、支持台4は上方支持台5と下方支持台6とから構成され、上 方支持台5は下方支持台6にボルト7により固定される。スピンドルケース本体 3と上方支持台5間には本実施例の主要要素である球状部材2が介設される。
【0008】 スピンドルケース本体3はスピンドル18を囲む円筒部3aと、円筒部の左右 に張り出したフランジ部3bとからなる。図2に示すように左右のフランジ部3 b,3bの前後(スピンドル18の軸線方向)には球状部材2の当接する球面を 有する球受け具8が嵌着される。なお、図3に示すように球受け具8には油孔9 が前記球面側に開口して貫通形成される。また、フランジ部3bには油孔9に連 通する通り孔10が開口形成される。
【0009】 図1に示すように、上方支持台5は、スピンドルケース本体3の円筒部3aの 下方側が入り込むための凹部5aと、スピンドルケース本体3のフランジ部3b と相対向する位置に形成されるフランジ部5bと、上方支持台5を下方支持台6 に連結するための取付け座5cとを一体構造に形成したものからなる。図3によ く示すように、フランジ部5bには球状部材2と当接する球面を有する球受け具 11がスペーサ12を介して嵌着される。球受け具11には球状部材2側に開口 する油孔13が貫通形成される。以上により、図2に示すようにスピンドルケー ス本体3は4個の球状部材2を介して上方支持台5上に支持される。なお、スピ ンドルケース本体3はボルト14により上方支持台5に固定される。
【0010】 下方支持台6は上方支持台5の取付け座5cの接着する座面を有する台座部6 aと、台座部6aから下方に伸びる突出部6b等とからなる。台座部6aの下面 側にはスライドレール受け具15が固定され、突出部6bには図略のリードスク リュが螺合する雌ねじ部16が形成される。また、スライドレール受け具15は 機械の固定側に配置されるスライドレール17に支持される。以上の構造により 支持台4はスライドレール17の敷設方向(スピンドル18の軸線方向)に沿っ て摺動自在に支持され、スピンドル6を軸線方向に往復動させる。
【0011】 次に、本実施例の作用を説明する。スピンドル18は回転することにより、高 熱になる。その発生熱はスピンドル18の外周を囲むスピンドルケース本体3の 円筒部3aに熱伝達される。円筒部3aは比較的薄肉の円筒体からなるため、前 記発生熱の一部は円筒部3aのまわりから発散する。フランジ部3bはスピンド ル18の中心から一番離れた位置に形成されるため、円筒部3bから発散しなか った残りの熱が伝達される。伝達された熱は球受け具8を介して球状部材2側に 伝達される。しかしながら、球受け具8と球状部材2とは球面接触,極端な場合 には点接触しているため、フランジ部3bの熱は球状部材2側に伝達しにくい。 その結果、球状部材2の高熱化が防止される。球状部材2の熱は球受け具11を 介して上方支持台5に伝わり、更に下方支持台6に伝達される。球状部材2と球 受け具11は球面接触又は点接触しているため、球状部材2から球受け具11側 への熱伝達もしにくい。そのため、支持台4の温度上昇が低減される。その結果 スピンドルヘッド1の熱変位、特にY軸方向の熱変位の大巾に縮減される。
【0012】 スピンドルケース本体3は4個の球状部材2のみで支持台4上に支持されるが 、球状部材2の大きさ,強度を適当に設定することによりスピンドルケース本体 3の自重に十分耐えることが出来る。また、通り孔10から潤滑油を供給するこ とにより油孔9,13を介して球状部材2が潤滑され、かじりつき等を防止する ことが出来る。
【0013】 前記実施例では球状部材2の材料特に限定しなかったが、球状部材2を熱伝導 率の低い、例えばセラミックス等の材料を採用することにより支持台4側への熱 伝導を一層低減させ、熱変位を更に縮減することが出来る。
【0014】 以上の実施例において、球状部材2を4箇所配置したが、勿論それに限定する ものでない。
【0015】
本考案によれば、次のような効果が上げられる。 (1)スピンドルを枢支するスピンドルケース本体を球状部材を介して支持台上 に搭載する構造を採用することにより、スピンドルの熱の支持台側への熱伝達を 大巾に低減することが出来る。それにより、スピンドルヘッドの熱変位が縮減さ れる。 (2)球状部材がスピンドルケース本体のスピンドル中心を通る水平線上に配置 され、スピンドル中心から離隔する位置にあるためスピンドルの熱が球状部材に 到達するまでに熱発散され、その分だけ支持台側への熱伝達が縮減する。 (3)熱変位が縮減されるため、熱変位補正頻度が減少し作業効率が向上する。 (4)熱伝導率の低い球状部材を用いることにより、熱変位を一層低減すること が出来る。
【図1】本考案の一実施例の全体構造を示す正面図であ
る。
る。
【図2】図1の上面図である。
【図3】図1の球状部材まわりの詳細構造を示す拡大一
部断面図である。
部断面図である。
【図4】従来のスピンドルヘッド構造を示す正面図であ
る。
る。
1 スピンドルヘッド 2 球状部材 3 スピンドルケース本体 3a 円筒部 3b フランジ部 4 支持台 5 上方支持台 5a 凹部 5b フランジ部 5c 取付け座 6 下方支持台 6a 台座部 6b 突出部 7 ボルト 8 球受け具 9 油孔 10 通り孔 11 球受け具 12 スペーサ 13 油孔 14 ボルト 15 スライドレール受け具 16 雌ねじ部 17 スライドレール
Claims (2)
- 【請求項1】 機械の固定側に支持される支持台と、ス
ピンドルを枢支するスピンドルケース本体から構成され
るスピンドルヘッドであって、前記スピンドルケース本
体がその回転中心点を通る水平線上において球状部材を
介して前記支持台上に支持されることを特徴とする低熱
変位型スピンドルヘッド。 - 【請求項2】 前記球状部材が低熱伝導率の硬質部材か
らなる請求項1に記載の低熱変位型スピンドルヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5376392U JPH069836U (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | 低熱変位型スピンドルヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5376392U JPH069836U (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | 低熱変位型スピンドルヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH069836U true JPH069836U (ja) | 1994-02-08 |
Family
ID=12951862
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5376392U Pending JPH069836U (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | 低熱変位型スピンドルヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH069836U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109622997A (zh) * | 2019-02-01 | 2019-04-16 | 洛阳迈凯数控设备有限公司 | 一种恒轴心独立主轴箱 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6239934B2 (ja) * | 1982-09-28 | 1987-08-26 | Sumitomo Rubber Ind |
-
1992
- 1992-07-09 JP JP5376392U patent/JPH069836U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6239934B2 (ja) * | 1982-09-28 | 1987-08-26 | Sumitomo Rubber Ind |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109622997A (zh) * | 2019-02-01 | 2019-04-16 | 洛阳迈凯数控设备有限公司 | 一种恒轴心独立主轴箱 |
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