JPH0698663B2 - ポリテトラフルオロエチレン樹脂成形方法 - Google Patents
ポリテトラフルオロエチレン樹脂成形方法Info
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- JPH0698663B2 JPH0698663B2 JP1175659A JP17565989A JPH0698663B2 JP H0698663 B2 JPH0698663 B2 JP H0698663B2 JP 1175659 A JP1175659 A JP 1175659A JP 17565989 A JP17565989 A JP 17565989A JP H0698663 B2 JPH0698663 B2 JP H0698663B2
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- Japan
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- molding method
- extrusion
- powder
- polytetrafluoroethylene resin
- ptfe
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- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ポリテトラフルオロエチレン樹脂成形方法に
関するものである。
関するものである。
[従来の技術] ポリテトラフルオロエチレン(以下PTFEと略す)は融点
以上に加熱しても、溶融粘度が極めて高い為、通常の溶
融押出成形ができない。また、繊維化し易いため、成形
条件に対する規約が大きい。この為PTFEのチューブ、細
物棒、シート等を得るには、特公昭61-54578号あるい
は、ICI社フルオンPTFEファインパウダーの成形技術資
料などに記載されている方法によって成形されている。
すなわちテトラフルオロエチレン(以下TFEと略す)
を、乳化重合して得られた、PTFE水性分散体を凝集・乾
燥した重合体、いわゆるファインパウダーにナフサ・白
灯油などの加工助剤を添加し、予備成形しスリーブ状と
した後、シリンダー金型に充填し、ラムにより加圧して
チューブ、ロッド、シートなどの形状に適したノズルを
通す様に押出を行い、PTFEが塑性変形した後、該加工助
剤を揮散させ焼成を行い製品を得るペースト押出成形法
が知られている。
以上に加熱しても、溶融粘度が極めて高い為、通常の溶
融押出成形ができない。また、繊維化し易いため、成形
条件に対する規約が大きい。この為PTFEのチューブ、細
物棒、シート等を得るには、特公昭61-54578号あるい
は、ICI社フルオンPTFEファインパウダーの成形技術資
料などに記載されている方法によって成形されている。
すなわちテトラフルオロエチレン(以下TFEと略す)
を、乳化重合して得られた、PTFE水性分散体を凝集・乾
燥した重合体、いわゆるファインパウダーにナフサ・白
灯油などの加工助剤を添加し、予備成形しスリーブ状と
した後、シリンダー金型に充填し、ラムにより加圧して
チューブ、ロッド、シートなどの形状に適したノズルを
通す様に押出を行い、PTFEが塑性変形した後、該加工助
剤を揮散させ焼成を行い製品を得るペースト押出成形法
が知られている。
[発明が解決しようとする課題] 従来のPTFEペースト押出成形法は前述のごとくPTFEと加
工助剤を混合した後、スリーブ状に予備成形し、これを
間欠的にシリンダー金型に充填し、押出す方法である。
従って一回の押出し量はスリーブ形状に依存し非連続的
である。
工助剤を混合した後、スリーブ状に予備成形し、これを
間欠的にシリンダー金型に充填し、押出す方法である。
従って一回の押出し量はスリーブ形状に依存し非連続的
である。
一方通常の溶融押出成形をPTFEにおいて行った場合、押
出圧力が著しく上昇し成形が極めて困難であり、押出物
が得られたとしても、ひび割れが激しく所望の形状は得
られなかった。従って連続的に成形ができず、従来のペ
ースト押出成形法、溶融押出成形方法では連続した成形
品が得られない、省力化が困難なので高コストである等
の問題点を有していた。
出圧力が著しく上昇し成形が極めて困難であり、押出物
が得られたとしても、ひび割れが激しく所望の形状は得
られなかった。従って連続的に成形ができず、従来のペ
ースト押出成形法、溶融押出成形方法では連続した成形
品が得られない、省力化が困難なので高コストである等
の問題点を有していた。
又、従来のペースト押出方法は、押出方向に、PTFEの繊
維が生じ、押出物は押出方向に強度が高く、押出方向と
直角方向は強度が低くなるなど力学的異方性の強い成形
品で、実用上強度不足を有している問題点があった。
維が生じ、押出物は押出方向に強度が高く、押出方向と
直角方向は強度が低くなるなど力学的異方性の強い成形
品で、実用上強度不足を有している問題点があった。
[課題を解決するための手段] 本発明は、前述の問題点を解決すべくなされたものであ
り、溶融流動し難いポリテトラフルオロエチレン樹脂粉
末の100容量部に対し、加工助剤20〜70容量部の存在下
において、スクリュー押出機を用いて押出成形温度25〜
100℃、押出圧力20〜100kg/cm2で連続的に押出成形する
ことを特徴とするポリテトラフルオロエチレン樹脂成形
方法を提供するものである。
り、溶融流動し難いポリテトラフルオロエチレン樹脂粉
末の100容量部に対し、加工助剤20〜70容量部の存在下
において、スクリュー押出機を用いて押出成形温度25〜
100℃、押出圧力20〜100kg/cm2で連続的に押出成形する
ことを特徴とするポリテトラフルオロエチレン樹脂成形
方法を提供するものである。
本発明におけるポリテトラフルオロエチレンとしては、
テトラフロオロエチレンの単独重合体にとどまらず、溶
融流動性を付与するには到らない程度の少量(例えば、
0.5モル%程度以下)の他の共単量体を共重合せしめて
変性されたものも含まれる。かかる共重合体としては、
ヘキサフルオロプロピレン、クロロトリフルオロエチレ
ン、パーフルオロ(アルキルビニルエーテル)、トリフ
ルオロエチレンあるいは、(パーフルオロアルキル)エ
チレン等が例示される。また、あまりに低分子量のもの
では液状あるいはゲル状となり好ましくなく、好ましく
は、標準比重から計算される分子量が、106以上の固体
を50%以上含むものである。また、かかるPTFEは、乳化
重合により得られるものが、後で述べる繊維化が容易で
あることから好ましいが、乳化重合によって得られるPT
FEに、他の重合法により得られるPTFEの微粉砕物が混合
されていてもよい。
テトラフロオロエチレンの単独重合体にとどまらず、溶
融流動性を付与するには到らない程度の少量(例えば、
0.5モル%程度以下)の他の共単量体を共重合せしめて
変性されたものも含まれる。かかる共重合体としては、
ヘキサフルオロプロピレン、クロロトリフルオロエチレ
ン、パーフルオロ(アルキルビニルエーテル)、トリフ
ルオロエチレンあるいは、(パーフルオロアルキル)エ
チレン等が例示される。また、あまりに低分子量のもの
では液状あるいはゲル状となり好ましくなく、好ましく
は、標準比重から計算される分子量が、106以上の固体
を50%以上含むものである。また、かかるPTFEは、乳化
重合により得られるものが、後で述べる繊維化が容易で
あることから好ましいが、乳化重合によって得られるPT
FEに、他の重合法により得られるPTFEの微粉砕物が混合
されていてもよい。
また、本発明の成形方法において用いられるポリテトラ
フルオロエチレン樹脂としては、ポリテトラフルオロエ
チレンの単独でもよく、充填材を含有するものであって
もよい。ここで充填材としては、炭素質粉末、炭素質繊
維、無機質粉末、無機質繊維、金属粉末、合金粉末、有
機質粉末または有機質繊維などが採用される。具体的に
は、カーボンブラック、カーボン繊維、グラファイトな
どの炭素質粉末または繊維、長石、シリカ、アルミナ、
酸化チタン、酸化鉄などの酸化物粉末、窒化ケイ素、窒
化炭素、窒化アルミ、窒化硼素、炭化ジルコニウム、炭
化ケイ素、炭化タングステン、炭化ニッケル、硫酸ジル
コニウム、硫酸バリウム、カオリン、クレー、硝子ビー
ズ、硝子バルーンなどの無機質粉末、硝子繊維、アルミ
ナ繊維、チタン酸カリ繊維、シリカ繊維などの無機質繊
維、銅合金、亜鉛華、二硫化モリブデン、アルミニウ
ム、アルミニウム合金などの金属または合金粉末、テト
ラフルオロエチレン−パーフルオロ(アルキルビニルエ
ーテル)共重合体樹脂、テトラフルオロエチレン−ヘキ
サフルオロプロピレン共重合体樹脂、ポリクロロトリフ
ルオロエチレン樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリエー
テルスルホン樹脂、ポリイミド樹脂、ポリフェニレンオ
キサイド樹脂、オキシベンゾイルポリエステル樹脂、液
晶ポリマーなどの有機質粉末または繊維などが例示され
る。粉末状特に微粉末状の充填材を採用することが好ま
しい。
フルオロエチレン樹脂としては、ポリテトラフルオロエ
チレンの単独でもよく、充填材を含有するものであって
もよい。ここで充填材としては、炭素質粉末、炭素質繊
維、無機質粉末、無機質繊維、金属粉末、合金粉末、有
機質粉末または有機質繊維などが採用される。具体的に
は、カーボンブラック、カーボン繊維、グラファイトな
どの炭素質粉末または繊維、長石、シリカ、アルミナ、
酸化チタン、酸化鉄などの酸化物粉末、窒化ケイ素、窒
化炭素、窒化アルミ、窒化硼素、炭化ジルコニウム、炭
化ケイ素、炭化タングステン、炭化ニッケル、硫酸ジル
コニウム、硫酸バリウム、カオリン、クレー、硝子ビー
ズ、硝子バルーンなどの無機質粉末、硝子繊維、アルミ
ナ繊維、チタン酸カリ繊維、シリカ繊維などの無機質繊
維、銅合金、亜鉛華、二硫化モリブデン、アルミニウ
ム、アルミニウム合金などの金属または合金粉末、テト
ラフルオロエチレン−パーフルオロ(アルキルビニルエ
ーテル)共重合体樹脂、テトラフルオロエチレン−ヘキ
サフルオロプロピレン共重合体樹脂、ポリクロロトリフ
ルオロエチレン樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリエー
テルスルホン樹脂、ポリイミド樹脂、ポリフェニレンオ
キサイド樹脂、オキシベンゾイルポリエステル樹脂、液
晶ポリマーなどの有機質粉末または繊維などが例示され
る。粉末状特に微粉末状の充填材を採用することが好ま
しい。
又、これらの充填材の添加量としては、95vol%以下が
望ましい。充填材の割合が大きすぎると、押出圧力が著
しく上昇し、押出成形が不可能となる、あるいは得られ
た押出物は、強度不足で、非常にもろい成形品となり、
望ましくない。
望ましい。充填材の割合が大きすぎると、押出圧力が著
しく上昇し、押出成形が不可能となる、あるいは得られ
た押出物は、強度不足で、非常にもろい成形品となり、
望ましくない。
PTFEと充填材の組成物を製造するに当っては、PTFE分散
液に所定量の充填材を添加し共凝折させた後、乾燥させ
る方法、あるいは、PTFE粉末と充填材とを攪拌混合する
方法などいずれも採用可能である。
液に所定量の充填材を添加し共凝折させた後、乾燥させ
る方法、あるいは、PTFE粉末と充填材とを攪拌混合する
方法などいずれも採用可能である。
本発明において、加工助剤としては、PTFEの繊維化およ
び塑性変形を適度に行なわしめるものであり、PTFEに容
易に湿潤し、押出物から容易に除去できる液体であれば
いずれも使用可能である。具体的には、PTFEの押出成形
用加工助剤として従来から使用されているソルベントナ
フサ、ホワイトオイル、石油エーテル、イソプロピルア
ルコール、流動パラフィン、エチレングリコール、グリ
セリン、ポリアルキレングリコールなどの脂肪族あるい
は芳香族の炭化水素アルコール類などが例示できる。ま
た、PTFEの焼成時に変色を起し難い、沸点50〜400℃程
度の加工助剤が好ましく採用される。また、加工助剤と
して、PTFE水性ディスパージョンの如き含フッ素ポリマ
ー水性水性ディスパージョンも使用することが可能であ
る。
び塑性変形を適度に行なわしめるものであり、PTFEに容
易に湿潤し、押出物から容易に除去できる液体であれば
いずれも使用可能である。具体的には、PTFEの押出成形
用加工助剤として従来から使用されているソルベントナ
フサ、ホワイトオイル、石油エーテル、イソプロピルア
ルコール、流動パラフィン、エチレングリコール、グリ
セリン、ポリアルキレングリコールなどの脂肪族あるい
は芳香族の炭化水素アルコール類などが例示できる。ま
た、PTFEの焼成時に変色を起し難い、沸点50〜400℃程
度の加工助剤が好ましく採用される。また、加工助剤と
して、PTFE水性ディスパージョンの如き含フッ素ポリマ
ー水性水性ディスパージョンも使用することが可能であ
る。
また、加工助剤の使用量は、PTFEもしくは、PTFEと充填
材の組成物100容量部に対し、20〜70容量部程度使用す
ることが好ましい。加工助剤の量が少なすぎると、流動
性が不足し、押出成形が難しくなる。多すぎると押出圧
力が上らず、PTFEの繊維化が充分に達成されないばかり
か、押出中に加工助剤の浸み出しが起こり、不経済とな
る。
材の組成物100容量部に対し、20〜70容量部程度使用す
ることが好ましい。加工助剤の量が少なすぎると、流動
性が不足し、押出成形が難しくなる。多すぎると押出圧
力が上らず、PTFEの繊維化が充分に達成されないばかり
か、押出中に加工助剤の浸み出しが起こり、不経済とな
る。
PTFEもしくは、PTFEと充填材の組成物に加工助剤を添加
混合する方法は、PTFEの繊維化が最少限になる様な条件
下に行う事が好ましい。その方法としては、機械的剪断
力が加わり難い混合機(例えばオムニミキサーなど)を
PTFEあるいは、充填材との組成物粉末が乾燥している状
態で使用するなど混合条件をゆるやかにする方法をとる
ことが好ましい。
混合する方法は、PTFEの繊維化が最少限になる様な条件
下に行う事が好ましい。その方法としては、機械的剪断
力が加わり難い混合機(例えばオムニミキサーなど)を
PTFEあるいは、充填材との組成物粉末が乾燥している状
態で使用するなど混合条件をゆるやかにする方法をとる
ことが好ましい。
本発明の成形法はスクリュー押出機を用いる事が重要で
ある。かかるスクリュー押出機としては、押出機のバレ
ル内において回転させるら線状の溝を切ってあるスクリ
ューを有してその回転によってPTFEをバレル内を移動さ
せながら混練する押出機として樹脂用、ゴム用、建材用
スクリュー押出機などが例示される。
ある。かかるスクリュー押出機としては、押出機のバレ
ル内において回転させるら線状の溝を切ってあるスクリ
ューを有してその回転によってPTFEをバレル内を移動さ
せながら混練する押出機として樹脂用、ゴム用、建材用
スクリュー押出機などが例示される。
また、スクリュー押出機としては、単軸、多軸押出機の
いずれも採用可能である。また、スクリュー形状として
も、フルフライトスクリュー、バリアブルピッチスクリ
ュー、ミキシング付スクリューなど種々の形状が採用可
能であるが、押出圧力の調整が容易なフルフライトスク
リューが好ましく採用される。また、スクリュー圧縮比
としては、1.0〜3.0を採用することが好ましく。特に、
1.0〜2.0が好ましい。スクリュー圧縮比があまりに小さ
いと、PTFEの繊維化が不足し、押出し物の強度が低下
し、場合によっては押出物の形状保持が困難になること
がある。またスクリュー圧縮比があまりに大きいと、押
出圧力が高くなり、押出成形が困難になることがある。
ここで、スクリュー圧縮比とは、スクリュー先端のバレ
ル内側とスクリュー谷径との間の断面積を、スクリュー
根元の同様の断面積で割った値である。
いずれも採用可能である。また、スクリュー形状として
も、フルフライトスクリュー、バリアブルピッチスクリ
ュー、ミキシング付スクリューなど種々の形状が採用可
能であるが、押出圧力の調整が容易なフルフライトスク
リューが好ましく採用される。また、スクリュー圧縮比
としては、1.0〜3.0を採用することが好ましく。特に、
1.0〜2.0が好ましい。スクリュー圧縮比があまりに小さ
いと、PTFEの繊維化が不足し、押出し物の強度が低下
し、場合によっては押出物の形状保持が困難になること
がある。またスクリュー圧縮比があまりに大きいと、押
出圧力が高くなり、押出成形が困難になることがある。
ここで、スクリュー圧縮比とは、スクリュー先端のバレ
ル内側とスクリュー谷径との間の断面積を、スクリュー
根元の同様の断面積で割った値である。
また、押出温度および押出圧力は、PTFEの繊維化に大き
く影響する。押出温度が低過ぎる、または押出圧力が低
すぎると、PTFEの繊維化が良好に達成されず、押出し物
の強度が低下し、場合によっては、押出し物が形状保持
できなくなることがある。また、押出温度が高過ぎるま
たは押出圧力が高すぎると、PTFEの繊維化が過剰に進
み、押出し物がひび割れの多いものになったり、押出成
形が困難になったりすることがある。一般的には、押出
温度を5〜300℃の範囲内で設定することが好ましい。
特に、25〜100℃の範囲内にあることが好ましい。ま
た、押出圧力は、5〜300kg/cm2の範囲内で設定するこ
とが好ましい。特に、20〜100kg/cm2の範囲内にするこ
とが好ましい。
く影響する。押出温度が低過ぎる、または押出圧力が低
すぎると、PTFEの繊維化が良好に達成されず、押出し物
の強度が低下し、場合によっては、押出し物が形状保持
できなくなることがある。また、押出温度が高過ぎるま
たは押出圧力が高すぎると、PTFEの繊維化が過剰に進
み、押出し物がひび割れの多いものになったり、押出成
形が困難になったりすることがある。一般的には、押出
温度を5〜300℃の範囲内で設定することが好ましい。
特に、25〜100℃の範囲内にあることが好ましい。ま
た、押出圧力は、5〜300kg/cm2の範囲内で設定するこ
とが好ましい。特に、20〜100kg/cm2の範囲内にするこ
とが好ましい。
本発明の成形方法によれば、筒状、棒状、シート状など
の連続体を成形することができる。特に、本発明の方法
は筒状に押し出すのに適している。また、筒状に押し出
されたものは、切り開くことにより容易にシート化する
ことが可能である。本発明において、筒状物を押し出す
場合、筒状物の外径とシリンダー内径の比率は0.1〜20.
0の範囲内とすることが好ましい。この比率が大きすぎ
ると、押出が困難になったり、押出し物の収縮が起こり
易く、筒状物を切り開いてシート化した場合に厚みの均
一なシートが得られ難い傾向にあるため好ましくない。
また、比率が小さすぎても押出が困難になったり、PTFE
の繊維化の方向が不均一になったりするため、好ましく
ない。
の連続体を成形することができる。特に、本発明の方法
は筒状に押し出すのに適している。また、筒状に押し出
されたものは、切り開くことにより容易にシート化する
ことが可能である。本発明において、筒状物を押し出す
場合、筒状物の外径とシリンダー内径の比率は0.1〜20.
0の範囲内とすることが好ましい。この比率が大きすぎ
ると、押出が困難になったり、押出し物の収縮が起こり
易く、筒状物を切り開いてシート化した場合に厚みの均
一なシートが得られ難い傾向にあるため好ましくない。
また、比率が小さすぎても押出が困難になったり、PTFE
の繊維化の方向が不均一になったりするため、好ましく
ない。
また、本発明の方法により成形された筒状物は、その円
周方向に沿ってPTFEが繊維化されている。したがって、
筒状物の切り開き方法により、種々の方向性を有するシ
ートが得られる。例えば、筒状物を押出方向と平行に切
り開くと、長手方向に対し直角の方向にPTFEが繊維化し
たシートが得られる。また、螺旋状に切り開くと、斜め
にPTFEが繊維化したシートが得られる。さらに、筒状物
を輪切りにした後切り開くことにより、長手方向にPTFE
が繊維化したシートを得ることも可能である。作業の容
易性、生産性および、後に説明する圧延工程との関係等
を考慮すると、押出方向と平行に切り開く方法が最も好
ましい。
周方向に沿ってPTFEが繊維化されている。したがって、
筒状物の切り開き方法により、種々の方向性を有するシ
ートが得られる。例えば、筒状物を押出方向と平行に切
り開くと、長手方向に対し直角の方向にPTFEが繊維化し
たシートが得られる。また、螺旋状に切り開くと、斜め
にPTFEが繊維化したシートが得られる。さらに、筒状物
を輪切りにした後切り開くことにより、長手方向にPTFE
が繊維化したシートを得ることも可能である。作業の容
易性、生産性および、後に説明する圧延工程との関係等
を考慮すると、押出方向と平行に切り開く方法が最も好
ましい。
本発明の成形方法によれば、成形品を連続的に製造する
ことが可能である。したがって、後処理工程を含む場合
にその後処理工程も連続的に行うことが可能となる。例
えば、本発明の方法により得られたシートをさらに圧延
することにより、圧延フィルムを得る場合には、圧延ロ
ール等の圧延装置に、本発明の方法によるシートを連続
的に供給することにより、連続的に圧延フィルムを得る
ことができる。
ことが可能である。したがって、後処理工程を含む場合
にその後処理工程も連続的に行うことが可能となる。例
えば、本発明の方法により得られたシートをさらに圧延
することにより、圧延フィルムを得る場合には、圧延ロ
ール等の圧延装置に、本発明の方法によるシートを連続
的に供給することにより、連続的に圧延フィルムを得る
ことができる。
また、圧延フィルムを得る場合、スクリュー押出により
筒状物を形成し、この筒状物を押出方向に平行に切り開
きシート化し、さらにこのシートを、押出方向と同方向
に圧延ロール装置に供給し。圧延フィルム化することが
最も好ましい。この方法によれば、シートは横方向にPT
FEが繊維化されており、さらに圧延により、フィルムの
縦方向にPTFEの繊維化が起こる。したがって、この方法
により得られる圧延シートは力学的異方性の小さなフィ
ルムとなる。さらに、この方法であれば、連続的に圧延
フィルムを製造することが可能である。
筒状物を形成し、この筒状物を押出方向に平行に切り開
きシート化し、さらにこのシートを、押出方向と同方向
に圧延ロール装置に供給し。圧延フィルム化することが
最も好ましい。この方法によれば、シートは横方向にPT
FEが繊維化されており、さらに圧延により、フィルムの
縦方向にPTFEの繊維化が起こる。したがって、この方法
により得られる圧延シートは力学的異方性の小さなフィ
ルムとなる。さらに、この方法であれば、連続的に圧延
フィルムを製造することが可能である。
また、本発明により製造される成形品は、必要に応じ焼
成されてもよいし、また焼成されなくてもよい。焼成す
る場合の温度等の条件は、通常のPTFEの焼成条件と同様
の条件が採用可能である。例えば、350〜450℃程度の温
度で10秒〜1週間程度の条件が例示される。また、かか
る焼成は、バッチ式の焼成炉を用いてもよいし、また連
続式の焼成炉を用いて行なってもよい。焼成炉の選択
は、成形品形状および所望物性などにより適宜行うこと
ができるが、連続焼成炉を用いると、生産性が向上する
ことが期待できる。
成されてもよいし、また焼成されなくてもよい。焼成す
る場合の温度等の条件は、通常のPTFEの焼成条件と同様
の条件が採用可能である。例えば、350〜450℃程度の温
度で10秒〜1週間程度の条件が例示される。また、かか
る焼成は、バッチ式の焼成炉を用いてもよいし、また連
続式の焼成炉を用いて行なってもよい。焼成炉の選択
は、成形品形状および所望物性などにより適宜行うこと
ができるが、連続焼成炉を用いると、生産性が向上する
ことが期待できる。
[実施例] 実施例1,2 第1表に示した割合のPTFE粉末(乳化重合品)、クレ
ー、シリカおよび加工助剤アイソパーM(エクソン化学
(株)製)をオムニミキサーにより混合した。この混合
物を、シリンダー内径40mmの一軸押出機にて、スクリュ
ー圧縮比1.6のフルフライトスクリューと寸法87mmφ−6
7mmφのノズルを用いて第1表に示す押出条件により、
筒状の押出物を得た。この押出物を、押出方向と平行に
切り開き、次いで、押出方向と同方向に圧延ロールで圧
延して厚さ0.4mmのシートを得た。このシートを350℃で
30分間焼成した。この焼成シートについて、JIS-K6891
に従い、押出方向およびその直角方向の引張強度を測定
した結果を第1表に示した。
ー、シリカおよび加工助剤アイソパーM(エクソン化学
(株)製)をオムニミキサーにより混合した。この混合
物を、シリンダー内径40mmの一軸押出機にて、スクリュ
ー圧縮比1.6のフルフライトスクリューと寸法87mmφ−6
7mmφのノズルを用いて第1表に示す押出条件により、
筒状の押出物を得た。この押出物を、押出方向と平行に
切り開き、次いで、押出方向と同方向に圧延ロールで圧
延して厚さ0.4mmのシートを得た。このシートを350℃で
30分間焼成した。この焼成シートについて、JIS-K6891
に従い、押出方向およびその直角方向の引張強度を測定
した結果を第1表に示した。
比較例1 実施例1と同じ組成のPTFEおよび加工助剤をオムニミキ
サーにより混合した。この組成物をスリーブ状に予備成
形した後、シリンダーとノズルの断面積比が200である
押出機を用いて、ペースト押出して厚さ10mmのシート状
物を得た。このシート状物を押出方向と同方向に圧延ロ
ールで圧延して厚さ0.4mmの圧延シートを得た。この圧
延シートを350℃で30分間焼成した。この焼成シートに
ついてJIS-K6891に従い、押出方向およびその直角方向
の引張強度を測定した結果を第1表に示した。
サーにより混合した。この組成物をスリーブ状に予備成
形した後、シリンダーとノズルの断面積比が200である
押出機を用いて、ペースト押出して厚さ10mmのシート状
物を得た。このシート状物を押出方向と同方向に圧延ロ
ールで圧延して厚さ0.4mmの圧延シートを得た。この圧
延シートを350℃で30分間焼成した。この焼成シートに
ついてJIS-K6891に従い、押出方向およびその直角方向
の引張強度を測定した結果を第1表に示した。
[発明の効果] 本発明は、PTFEの押出成形物を連続的に、かつ低コスト
で成形できる優れた効果を有し、特に押出形状を筒状物
にし押出した後これを切り開いて圧延したシートフィル
ムは、力学的異方性の少ない成形物を得る効果を有す
る。更に、押出機へのPTFEの供給より押出し、筒状物の
切り開き、圧延シート化迄連続的に操作が可能で大巾な
低コスト化ができる優れた効果を有する。
で成形できる優れた効果を有し、特に押出形状を筒状物
にし押出した後これを切り開いて圧延したシートフィル
ムは、力学的異方性の少ない成形物を得る効果を有す
る。更に、押出機へのPTFEの供給より押出し、筒状物の
切り開き、圧延シート化迄連続的に操作が可能で大巾な
低コスト化ができる優れた効果を有する。
又、PTFEに各種の充填材を添加する事で、高弾性、高強
度等優れた物性をもつ成形品の連続押出物が安価に作れ
るという効果も認められる。
度等優れた物性をもつ成形品の連続押出物が安価に作れ
るという効果も認められる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−110271(JP,A) 特開 平1−135855(JP,A) 特開 平1−135854(JP,A) 特開 昭64−40550(JP,A) 特開 昭58−57209(JP,A) 特開 昭52−134657(JP,A) 特開 昭54−110271(JP,A)
Claims (8)
- 【請求項1】溶融流動し難いポリテトラフルオロエチレ
ン樹脂粉末の100容量部に対し、加工助剤20〜70容量部
の存在下において、スクリュー押出機を用いて押出成形
温度25〜100℃、押出圧力20〜100kg/cm2で連続的に押出
成形することを特徴とするポリテトラフルオロエチレン
樹脂成形方法。 - 【請求項2】請求項1において、スクリュー圧縮比1.0
〜3.0で行なう成形方法。 - 【請求項3】請求項1において、乳化重合で得られたポ
リテトラフルオロエチレン樹脂粉末を用いて行なう成形
方法。 - 【請求項4】請求項1において、ポリテトラフルオロエ
チレン樹脂粉末として、充填材を含有するポリテトラフ
ルオロエチレン樹脂粉末を用いて行なう成形方法。 - 【請求項5】請求項4において、充填材として炭素質粉
末、炭素質繊維、無機質粉末、無機質繊維、金属粉末、
合金粉末、有機質粉末および有機質繊維から選ばれる少
なくとも1種を用いて行なう成形方法。 - 【請求項6】請求項4において、充填材の割合が95vol
%以下の充填材入りポリテトラフルオロエチレン樹脂を
用いて行なう成形方法。 - 【請求項7】溶融流動し難いポリテトラフルオロエチレ
ン樹脂粉末の100容量部に対し、加工助剤20〜70容量部
の存在下において、スクリュー押出機を用いて押出成形
温度25〜100℃、押出圧力20〜100kg/cm2で連続的に押出
成形し、得られる押出成形物を押出方向と同方向に圧延
してシート状物を成形することを特徴とする成形方法。 - 【請求項8】請求項7において、押出成形物が筒状物で
あり、この筒状物を押出方向に平行に切り開き、押出方
向と同方向に圧延ロールに供給し、圧延して圧延フィル
ムを得る成形方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1175659A JPH0698663B2 (ja) | 1989-07-10 | 1989-07-10 | ポリテトラフルオロエチレン樹脂成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1175659A JPH0698663B2 (ja) | 1989-07-10 | 1989-07-10 | ポリテトラフルオロエチレン樹脂成形方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0342223A JPH0342223A (ja) | 1991-02-22 |
| JPH0698663B2 true JPH0698663B2 (ja) | 1994-12-07 |
Family
ID=15999970
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1175659A Expired - Lifetime JPH0698663B2 (ja) | 1989-07-10 | 1989-07-10 | ポリテトラフルオロエチレン樹脂成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0698663B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3521643B2 (ja) * | 1996-09-11 | 2004-04-19 | 旭硝子株式会社 | チューブの成形体 |
| JP4817276B2 (ja) * | 2001-06-19 | 2011-11-16 | 日東電工株式会社 | 多孔質膜の製造方法 |
| JP4213167B2 (ja) * | 2006-03-24 | 2009-01-21 | 日本バルカー工業株式会社 | 充填材入りフッ素樹脂シートの製造方法 |
| JP5226938B2 (ja) * | 2006-04-28 | 2013-07-03 | 日本バルカー工業株式会社 | 充填材入りフッ素樹脂シートの製造方法および充填材入りフッ素樹脂シート |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52134657A (en) * | 1976-05-04 | 1977-11-11 | Asahi Glass Co Ltd | Fluorine-coaining elastomer compositions with excellent moldability |
| JPS6021651B2 (ja) * | 1978-02-17 | 1985-05-29 | 旭硝子株式会社 | 艶消しフイルムの製造方法 |
| JPS5857209A (ja) * | 1981-09-30 | 1983-04-05 | 日立電線株式会社 | 含フツ素弾性共重合体絶縁電線 |
| JPS6440550A (en) * | 1987-08-07 | 1989-02-10 | Asahi Chemical Ind | Fluororubber composition |
| JP2613229B2 (ja) * | 1987-11-20 | 1997-05-21 | イー・アイ・デユポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | 加工助剤組成物 |
| JP2537922B2 (ja) * | 1987-11-20 | 1996-09-25 | イー・アイ・デユポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | 押出加工用フッ素ゴム組成物 |
-
1989
- 1989-07-10 JP JP1175659A patent/JPH0698663B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0342223A (ja) | 1991-02-22 |
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