JPH0710019A - 乗用型農機における車輪操向装置 - Google Patents

乗用型農機における車輪操向装置

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JPH0710019A
JPH0710019A JP6805394A JP6805394A JPH0710019A JP H0710019 A JPH0710019 A JP H0710019A JP 6805394 A JP6805394 A JP 6805394A JP 6805394 A JP6805394 A JP 6805394A JP H0710019 A JPH0710019 A JP H0710019A
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shaft
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steering
transmission
input shaft
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周二 田中
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克 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 油圧により回転力を発生するトルクジェネレ
ータをステアリングシャフト側に設けることにより、操
向輪の操向角度を、制約を受けることなく大きくでき、
且つ乗用型農機で必要とする地上高さを確保できると共
に、ドラッグリンク関係が標準仕様車と兼用でき、トル
クジェネレータの取付、取外等の組立性が容易で、保守
点検も極めて容易な車輪操向装置を提供する。 【構成】 トルクジェネレータ35の入力軸37と出力
軸39とを、上端にステアリングホイールを取付けたス
テアリングシャフト30の下端と、トランスミッション
20に収容された減速機構48の入力軸41上端との間
で、トランスミッション20の外側に露出した位置でそ
れぞれ連結した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラクタ、田植機、播
種機等の乗用型農機に適応できるトルクジェネレータ形
式の車輪操向装置に関し、さらに詳しくは油圧により回
転力を発生するトルクジェネレータをステアリングシャ
フト側に設けるようにした車輪操向装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】最近、乗用型農機の車輪操向装置として
も一般自動車の場合と同様にパワーステアリング装置が
採用されるようになった。この種のパワーステアリング
装置として、例えば実開昭50−88416号公報、特
開昭59−98611号公報、特開昭61−18771
1号公報、実開昭62−4472号公報、特開昭62−
37277号公報等がそれぞれ提案されている。これら
のものは、若干の差異はあるものの図7〜図9に示すよ
うに、ステアリングシャフト1に連結されたピットマン
アーム2と、キングピン4を中心にして回動する片側の
回動ケース5に突設のアーム12との間は、ブースタと
呼ばれる油圧シリンダ7や制御弁8等の油圧作動部9よ
りなる一方方向のリンク機構10により連結され、両ナ
ックルアーム6間がタイロッド11により連結される構
造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のものでは、ピットマンアーム2とナックルアーム6
との間が一方方向のリンク機構10により連結されてい
るので、操向輪3の操向角度に制限を受け易く、操向輪
3の操向角度が少なくなるという問題点があり、またリ
ンク機構10を構成する油圧作動部9が地表に近い位置
に配置される構造となるため、油圧作動部9に泥土の飛
散・付着が多い反面、保守点検が困難となる位置となる
ので、油圧作動部9の耐久性が低下するばかりでなく、
さらにはリンク機構10が複雑となり一定角度の操向角
度を保持するための配置も複雑となる構造上、乗用型農
機が必要とする地上高さを高くすることが困難になると
いう問題点があり、その上、パワーステアリング装置を
構成するドラッグリンク関係が標準仕様車と共通になら
ないという問題点があった。そこで本発明は、上述した
従来の問題点を解消すべく創案されたもので、油圧によ
り回転力を発生するトルクジェネレータをステアリング
シャフト側に設けることにより、上述した問題点を解決
し得ると共に、ドラッグリンク関係が標準仕様車と兼用
できる車輪操向装置を提供することを目的として実施す
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の車輪操向装置は、上端にステアリングホイールを取
付けたステアリングシャフトに、油圧により回転力を発
生するトルクジェネレータを介して、トランスミッショ
ンに収容された減速機構の入力軸を設け、この減速機構
の出力軸にピットマンアームを回動自在に設け、このピ
ットマンアームに左右のドラッグリンクを介して車輪を
操向する左右の回動ケースに突設したナックルアームに
連結し、前記トルクジェネレータはその入力軸を前記ス
テアリングシャフトの下端に連結し、出力軸をトランス
ミッションの外方に突出させた減速機構の入力軸上端に
連結し、前記トルクジェネレータをトランスミッション
の外側に露出して配設したことを特徴とするものであ
る。
【0005】
【作用効果】本発明は上記のように構成され、上端にス
テアリングホイールを取付けたステアリングシャフトと
減速機構の入力軸との間にトルクジェネレータを設けた
ので、ピットマンアームとナックルアームとの間の地表
に近い位置に油圧作動部を配設することなく、トルクジ
ェネレータ及び減速機構によりステアリングシャフトの
トルクを増幅することができる。そのため油圧作動部
(トルクジェネレータ)に泥土が飛散して付着すること
がなく、またピットマンアームとナックルアームとの間
に油圧作動部がないことにより、乗用型農機の地上高さ
を高くすることができる。
【0006】また、ステアリングシャフトと減速機構の
入力軸との間にトルクジェネレータを設けたため、トル
クジェネレータを省略することによって、ピットマンア
ームとナックルアーム、およびドラッグリンクを何ら変
更することなく標準仕様車にすることができ、更にピッ
トマンアームとナックルアームの間を左右のドラッグリ
ンクにより連結するため、操向輪の操向角度を、制約を
受けることなく大きくすることができる。
【0007】その上、トルクジェネレータの出力軸をト
ランスミッションの外方に突出させた減速機構の入力軸
上端に連結し、トルクジェネレータをトランスミッショ
ンの外側に露出した状態で配設したので、標準仕様車か
らパワーステアリングを有する特別車へ、あるいはその
逆に標準仕様車への変更に際してトルクジェネレータの
取付、取外等の組立性が容易で、保守点検も容易に行う
ことができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を一実施例として示す図面につ
いて詳細に説明する。図6において、15は乗用型田植
機の走行機体であって、この走行機体15の後方には植
付部16が昇降自在に連結されている。この走行機体1
5の前方に搭載されたエンジン17の駆動プーリ19
と、その後方に配設されたトランスミッション20の異
径の従動プーリ21との間には、二本の伝動ベルト22
を交互に緊張するダブルテンション機構23が配設さ
れ、このダブルテンション機構23によりトランスミッ
ション20が高・低に駆動されるようになっている。前
記トランスミッション20の後端に接続された伝動筐2
4は、後方に延長されその後端が左右の後輪25を駆動
する後車軸ケース26に接続され、左右の後輪25が駆
動されるよう構成されている。また、後車軸ケース26
とトランスミッション20との間には、後車軸ケース2
6側から駆動される前輪駆動軸27が設けられ、この前
輪駆動軸27により左右の前輪29が駆動されるが、こ
の前輪29を支架する左右の回動ケース34は、それぞ
れキングピン36を中心にして回動自在に設けられてい
る。
【0009】図1および図4にその詳細を示すように、
前記トランスミッション20の外側の前上面にはブラケ
ット38が固定れ、このブラケット38の上方にはトル
クジェネレータ35が露出した状態で固定され、このト
ルクジェネレータ35の上方にはステアリングコラム3
1の下端が固定されている。このステアリングコラム3
1の上方にはコラム31内を貫通するステアリングシャ
フト30の上方に固定のステアリングホイール32が設
けられ、このステアリングホイール32の後下方には機
体に固定の運転席33が設けられている。
【0010】前記ブラケット38は断面が略コの字状に
屈曲形成されており、このブラケット38の上方にはス
テアリングシャフト30の軸芯と同芯方向の入力軸37
と出力軸39を有するトルクジェネレータ35の下方側
がボルトにより固定されている。このトルクジェネレー
タ35は、その上方に突出する入力軸37をユニバーサ
ル接手40を介してステアリングシャフト30の下方に
連結すると共に、下方に突出する出力軸39をユニバー
サル接手40を介してトランスミッション20内に上下
方向に支架された入力軸41の、トランスミッション2
0の外方に突出した上方連結軸41aの上端に連結する
ようになっている。
【0011】また入力軸41は歯車からなる減速機構4
8を介してピットマンアーム50を有する出力軸47に
連結されており、詳細は次のようになっている。つま
り、入力軸41の下方に固定されたピニオン歯車43
は、トランスミッション20内で上下方向に配設された
回動自在な中間軸44に固定の大径歯車45に噛合さ
れ、一方、中間軸44に固定のピニオン歯車46は上下
方向に配設された出力軸47に固定の大径歯車49に噛
合されている(各歯車の配置は図3参照)ので、上部連
結軸41aを介して入力軸41に伝達された動力は、こ
れらの一連の歯車による減速機構48によりトルクが増
幅されて出力軸47に伝達されるようになっている。こ
の出力軸47はトランスミッション20の底壁を貫通し
て下方に突出され、この出力軸47の突出部47aには
ピットマンアーム50の基端が固定されている。
【0012】図4〜図5に示すごとく前記ユニバーサル
接手40は、筒部51と上下の連結ピン52,52およ
びこの連結ピン52を抜止めするCピン53から構成さ
れており、筒部51は位相を90度異にする長孔51a
が上下に設けられ端面側は開放されており、その外周に
はそれぞれの連結ピン52の中心部に位置しCピン53
を位置決めする溝51bが上下に設けられており、ステ
アリングシャフト30の下方とトルクジェネレータ35
の入力軸37の上方とには連結ピン52が嵌入する孔が
それぞれ設けられると共に、トルクジェネレータ35の
出力軸39の下方と入力軸41の上方連結軸41aの上
方とには連結ピン52が嵌入する孔がそれぞれ設けられ
ている。
【0013】図1に示すごとく前記トルクジェネレータ
35は、油路55を介して油圧ポンプ56に連繋すると
共に、油路57を介してタンク20、つまりタンクに兼
用のトランスミッション20に連繋することによって圧
油が給排され作動するが、この油圧により回転力を発生
しトルクが増幅されるので、ステアリングホイール32
の操作トルクがトルクジェネレータ35により増幅され
るパワーステアリング装置とすることができる。つま
り、このトルクジェネレータ35は、一例を示すと手動
入力トルク0.3 Kgf-m が最高トルク8.1 Kgf-m に回転比
1対1で増幅できるようになっている。
【0014】図2〜図3において、出力軸47を中心に
して揺動(回動)するピットマンアーム50は、その左
右が左右一対のドラッグリンク60を介して、左右の回
動ケース34側のナックルアーム61にそれぞれ枢支連
結されており、またピットマンアーム50の左右にはス
トッパー62がそれぞれ固定され、ピットマンアーム5
0はそのストッパー62がトランスミッション20の下
方に固定した規制部材63に接当する最大操向角まで揺動
するようになっている。
【0015】この構造で、パワーステアリング装置とし
てのトルクジェネレータ35を装備しない標準仕様車に
する場合には、ステアリングシャフト30の下方と、入
力軸41の上方連結軸41aとの間に、トルクジェネレ
ータ35の同一軸芯上に配設された入力軸37と出力軸
39に相当する連結軸(図外)を介在させ、この連結軸
の上下をユニバーサル接手40により連結することによ
り、ピットマンアーム50、ナックルアーム61および
ドラッグリンク60関係は変更することなく標準仕様車
にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車輪操向装置の要部を示す一部を破断
した断面側面図である。
【図2】ピットマンアームとドラッグリンクとナックル
アームの関係を示す平面図である。
【図3】図2の要部拡大下面図である。
【図4】一部を破断したトルクジェネレータの連結状態
を示す拡大一部断面側面図である。
【図5】ユニバーサル接手の斜視図である。
【図6】乗用田植機の側面図である。
【図7】従来の車輪操向装置の要部を示す側面図であ
る。
【図8】図7の要部平面図である。
【図9】図7の後面図である。
【符号の説明】
20 トランスミッション 30 ステアリングシャフト 35 トルクジェネレータ 37 トルクジェネレータの入力軸 39 トルクジェネレータの出力軸 41 減速機構の入力軸 47 減速機構の出力軸 48 減速機構 50 ピットマンアーム 60 ドラッグリンク 61 ナックルアーム
【手続補正書】
【提出日】平成6年4月8日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 乗用型農機における車輪操向装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラクタ、田植機、播
種機等の乗用型農機に用いたトルクジェネレータ形式の
車輪操向装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、乗用型農機の車輪操向装置として
も一般自動車の場合と同様にパワーステアリング装置が
採用されるようになった。この種のパワーステアリング
装置として、例えば実開昭50−88416号公報、特
開昭59−98611号公報、特開昭61−18771
1号公報、実開昭62−4472号公報、特開昭62−
37277号公報等に記載のものがそれぞれ提案されて
いる。これらのものは、若干の差異はあるものの図7〜
図9に示すように、ステアリングシャフト1に連結され
たピットマンアーム2と、キングピン4を中心にして回
動する片側の回動ケース5に突設のアーム12との間
は、ブースタと呼ばれる油圧シリンダ7や制御弁8等の
油圧作動部9よりなる一方方向のリンク機構10により
連結され、両ナックルアーム6間がタイロンド11によ
り連結される構造となっている。また、不整地走行車や
土木作業機において、液体圧式モータをステアリングシ
ャフトに連結して車輪操向装置を構成するものが、例え
ば特開昭62−46788号公報、実開昭54−503
45号公報に示されている。これらは、そのモータを機
体のメインフレームに直接連結したり、或いは操向ハン
ドル軸の直下に取付台内において固定した構造となって
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のものでは、ピットマンアーム2とナックルアーム6
との間が一方方向のリンク機構10により連結されてい
るので、操向輪3の操向角度に制限を受け易く、操向輪
3の操向角度が少なくなるという問題点があり、またリ
ンク機構10を構成する油圧作動部9が地表に近い位置
に配置される構造となるため、油圧作動部9に泥土の飛
散・付着が多い反面、保守点検が困難となる位置となる
ので、油圧作動部9の耐久性が低下するばかりでなく、
さらにはリンク機構10が複雑となり一定角度の操向角
度を保持するための配置も複雑となる構造上、乗用型農
機が必要とする地上高さを高くすることが困難になると
いう問題点があり、その上、パワーステアリング装置を
構成するドラッグリンク関係が標準仕様車と共通になら
ないという問題点があった。また、液体圧式モータをス
テアリングシャフトに連結するものも、モータを機体フ
レームの一部として組み込む等、特にその取付けにおい
て保守点検・修理・交換等のメンテナンスを考慮したも
のでなく、農機のように年間を通じてその使用時間が限
られているものにそのまま採用した場合、その点検修理
等のメンテナンス性に問題点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、上述し
た問題点を解消し、ドラッグリンク関係が標準仕様車と
兼用できる車輪操向装置を提供すると共に、油圧により
回転力を発生するトルクジェネレータの取付けを、トラ
ンスミッションを利用して強固なものとし、更にそのメ
ンテナンス性の向上を図ることを目的として創案された
ものであって、乗用走行機体とこれに装着された作業部
からなり、乗用走行機体の前部に、エンジンから乗用走
行機体の前後輪および作業部にそれぞれ動力を伝達する
トランスミッションを配置してなる乗用型農機におい
て、前記乗用走行機体のステアリングシャフトの下端
と、トランスミッションに収容した減速機構の入力軸の
上端との間に、油圧により回転力を発生するトルクジェ
ネレータを設けるに、トルクジェネレータをトランスミ
ッションに固定した取付部材に着脱自在に装着すると共
に、前記トルクジェネレータの出力軸と減速機構の入力
軸の上端とを、トランスミッションの外側で且つトラン
スミッションに固定した取付部材間で連結したことを特
徴とするものである。
【0005】
【作用効果】本発明は上記のように構成され、トルクジ
ェネレータの取付けは乗用型農機のトランスミッション
に固定した取付部材に着脱自在に装着され、このトルク
ジェネレータの出力軸とトランスミッションに収容した
減速機構の入力軸の上端とを、トランスミッションの外
側て且つトランスミッションに固定した取付部材間で連
結するものであるから、従来のもののようにピットマン
アームとナックルアームとの間の地表に近い位置に油圧
作動部を配設することなく、トルクジェネレータ及び減
速機構によりステアリングシャフトのトルクを増幅する
ことができる。そのため油圧作動部(トルクジェネレー
タ)に泥土が飛散して付着することがなく、またピット
マンアームとナックルアームとの間に油圧作動部がない
ことにより、乗用型農機の地上高さを高くすることがで
きる。
【0006】また、ステアリングシャフトと減速機構の
入力軸との間にトルクジェネレータを設けたため、トル
クジェネレータを省略することによって、ピットマンア
ームとナックルアーム、およびドラッグリンクを何ら変
更することなく標準仕様車にすることができ、更にピッ
トマンアームとナックルアームの間を左右のドラッグリ
ンクにより連結するため、操向輪の操向角度を、制約を
受けることなく大きくすることができる。
【0007】その上、トルクジェネレータは機体の強度
メンバーの一つであるトランスミッションに固定した取
付部材に着脱自在に装着されているから、その取付を強
固なものとすることができる。また、トルクジェネレー
タの出力軸と減速機構の入力軸の上端との連結部が、ト
ランスミッションの外側に位置するにもかかわらず、こ
の連結部を取付部材で保護できると共に、標準仕様車か
らパワーステアリングを有する特別車へ、あるいはその
逆に標準仕様車への変更に際してトルクジェネレータの
取付、取外等の組立性が容易で、保守点検・修理も容易
に行うことができそのメンテナンス性も向上する。
【0008】
【実施例】以下、本発明を一実施例として示す図面につ
いて詳細に説明する。図6において、15は乗用型田植
機の走行機体であって、この走行機体15の後方には作
業部である植付部16が昇降自在に装着されている。こ
の走行機体15の前方に搭載されたエンジン17の駆動
プーリ19と、その後方に配設されたトランスミッショ
ン20の異径の従動プーリ21との間には、二本の伝動
ベルト22を交互に緊張するダブルテンション機構23
が配設され、このダブルテンション機構23によりトラ
ンスミッション20が高・低に駆動されるようになって
いる。前記トランスミッション20の後端に接続された
伝動筐24は、後方に延長されその後端が左右の後輪2
5を駆動する後車軸ケース26に接続され、左右の後輪
25が駆動されるよう構成されている。また、後車軸ケ
ース26とトランスミッション20との間には、トラン
スミッション20側から駆動される後輪駆動軸27が設
けられている。また、このトランスミッション20の左
右には、前輪29が回動ケース34を介してキングピン
36を中心にして回動自在に設けられている。
【0009】図1および図4にその詳細を示すように、
前記トランスミッション20の外側の前上面にはトルク
ジェネレータ35の取付部材となるブラケット38がボ
ルト64で固定されており、このブラケット38の上方
にはトルクジェネレータ35が露出した状態でボルト6
4で固定され、このトルクジェネレータ35の上方には
ステアリングコラム31の下端がボルト65で固定され
ている。このステアリングコラム31の上方にはコラム
31内を貫通するステアリングシャフト30の上方に固
定のステアリングホイール32が設けられ、このステア
リングホイール32の後下方には機体に固定の運転席3
3が設けられている。
【0010】前記ブラケット38は断面が略コの字状に
屈曲形成されており、このブラケット38の上方にはス
テアリングシャフト30の軸芯と同芯方向の入力軸37
と出力軸39を有するトルクジェネレータ35の下方側
がボルト64により固定されている。このトルクジェネ
レータ35は、その上方に突出する入力軸37をユニバ
ーサル接手40を介してステアリングシャフト30の下
方に連結すると共に、下方に突出する出力軸39をユニ
バーサル接手40を介してトランスミッション20内に
上下方向に支架された入力軸41の、トランスミッショ
ン20の外方に突出した上方連結軸41aの上端に連結
するようになっている。このように、トルクジェネレー
タの出力軸39と減速機構の入力軸41の上方連結軸4
1aの連結部は、トランスミッション20の外側に位置
し、且つトランスミッション20に固定したブラケット
38間で連結されている。
【0011】また入力軸41は歯車からなる減速機構4
8を介してピットマンアーム50を有する出力軸47に
連結されており、詳細は次のようになっている。つま
り、入力軸41の下方に固定されたピニオン歯車43
は、トランスミッション20内で上下方向に配設された
回動自在な中間軸44に固定の大径歯車45に噛合さ
れ、一方、中間軸44に固定のピニオン歯車46は上下
方向に配設された出力軸47に固定の大径歯車49に噛
合されている(各歯車の配置は図3参照)ので、上部連
結軸41aを介して入力軸41に伝達された動力は、こ
れらの一連の歯車による減速機構48によりトルクが増
幅されて出力軸47に伝達されるようになっている。こ
の出力軸47はトランスミッション20の底壁を貫通し
て下方に突出され、この出力軸47の突出部47aには
ピットマンアーム50の基端が固定されている。
【0012】図4〜図5に示すごとく前記ユニバーサル
接手40は、筒部51と上下の連結ピン52,52およ
びこの連結ピン52を抜止めするCピン53から構成さ
れており、筒部51は位相を90度異にする長孔51a
が上下に設けられ端面側は開放されており、その外周に
はそれぞれの連結ピン52の中心部に位置しCピン53
を位置決めする溝51bが上下に設けられており、ステ
アリングシャフト30の下方とトルクジェネレータ35
の入力軸37の上方とには連結ピン52が嵌入する孔が
それぞれ設けられると共に、トルクジェネレータ35の
出力軸39の下方と入力軸41の上方連結軸41aの上
方とには連結ピン52が嵌入する孔がそれぞれ設けられ
ている。
【0013】図1に示すごとく前記トルクジェネレータ
35は、油路55を介して油圧ポンプ56に連繋すると
共に、油路57を介してタンク20、つまりタンクに兼
用のトランスミッション20に連繋することによって圧
油が給排され作動するが、この油圧により回転力を発生
しトルクが増幅されるので、ステアリングホイール32
の操作トルクがトルクジェネレータ35により増幅され
るパワーステアリング装置とすることができる。つま
り、このトルクジェネレータ35は、一例を示すと手動
入力トルク0.3Kgf−mが最高トルク8.1Kgf
−mに回転比1対1で増幅できるようになっている。
【0014】図2〜図3において、出力軸47を中心に
して揺動(回動)するピットマンアーム50は、その左
右が左右一対のドラッグリンク60を介して、左右の回
動ケース34側のナックルアーム61にそれぞれ枢支連
結されており、またピットマンアーム50の左右にはス
トッパー62がそれぞれ固定され、ピットマンアーム5
0はそのストッパー62がトランスミッション20の下
方に固定した規制部材63に接当する最大操向角まで揺
動するようになっている。
【0015】この構造で、バワーステアリング装置とし
てのトルクジェネレータ35を装備しない標準仕様車に
する場合には、ステアリングシャフト30の下方と、入
力軸41の上方連結軸41aとの間に、トルクジェネレ
ータ35の同一軸芯上に配設された入力軸37と出力軸
39に相当する連結軸(図外)を介在させ、この連結軸
の上下をユニバーサル接手40により連結することによ
り、ピットマンアーム50、ナックルアーム61および
ドラッグリンク60関係は変更することなく標準仕様車
にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車輪操向装置の要部を示す一部を破断
した断面側面図である。
【図2】ピットマンアームとドラッグリンクとナックル
アームの関係を示す平面図である。
【図3】図2の要部拡大下面図である。
【図4】一部を破断したトルクジェネレータの連結状態
を示す拡大一部断面側面図である。
【図5】ユニバーサル接手の斜視図である。
【図6】乗用田植機の側面図である。
【図7】従来の車輪操向装置の要部を示す側面図であ
る。
【図8】図7の要部平面図である。
【図9】図7の後面図である。
【符号の説明】 20 トランスミッション 30 ステアリングシャフト 35 トルクジェネレータ 37 トルクジェネレータの入力軸 38 ブラケット(取付部材) 39 トルクジェネレータの出力軸 41 減速機構の入力軸 47 減速機構の出力軸 48 減速機構
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端にステアリングホイールを取付けた
    ステアリングシャフトに、油圧により回転力を発生する
    トルクジェネレータを介して、トランスミッションに収
    容された減速機構の入力軸を設け、この減速機構の出力
    軸にピットマンアームを回動自在に設け、このピットマ
    ンアームに左右のドラッグリンクを介して車輪を操向す
    る左右の回動ケースに突設したナックルアームを連結
    し、前記トルクジェネレータはその入力軸を前記ステア
    リングシャフトの下端に連結し、出力軸をトランスミッ
    ションの外方に突出させた減速機構の入力軸上端に連結
    し、前記トルクジェネレータをトランスミッションの外
    側に露出して配設した車輪操向装置。
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